JP2000099725A - 電子認印作成方法および電子認印押印システム並びに電子文書の改竄チェックシステム - Google Patents

電子認印作成方法および電子認印押印システム並びに電子文書の改竄チェックシステム

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JP2000099725A
JP2000099725A JP10265203A JP26520398A JP2000099725A JP 2000099725 A JP2000099725 A JP 2000099725A JP 10265203 A JP10265203 A JP 10265203A JP 26520398 A JP26520398 A JP 26520398A JP 2000099725 A JP2000099725 A JP 2000099725A
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Misako Fujiwara
美佐子 藤原
Kazumi Mazaki
和美 真崎
Toshiharu Ueda
敏晴 上田
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子文書等に押印する電子検認印をイメージ
情報で扱うと、登録・変更・修正が容易でなく、保存す
る情報量も多く、押印する際に手間もかかる。 【解決手段】 検認印に表示する氏名・所属等は文字情
報と、外枠や仕切線の枠情報(外枠の円の大きさ、スタ
イル等)とを検認印情報としてテキストで作成し、検認
印データベース105に保存しておく。押印する際は、
個人ID・パスワードを入力して、検認印データベース
105から所望の検認印情報を取り出し、印影イメージ
合成部206で枠情報に基づいて所定の外枠円や仕切の
直線を描き、その中に文字情報を挿入して印影イメージ
を合成し、そのイメージで文書に押印する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電子文書等に押印
する電子認印を作成する電子認印作成方法と、その作成
した電子認印で押印する電子認印押印システムと、電子
文書の改竄チェックを実行する改竄チェックシステムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子認印を用いて電子認証を行う場合、
認証者が正しく認証を与えたかどうかの判別は認証され
た文書・帳票等のドキュメントからおこなうことが難し
い。従来技術の例として特開平4−80423号公報が
あり、図23はその機能構成を示す図である。
【0003】この公報は、ワードプロセッサで作成した
電子文書における認印押印制御方式であり、認印の押印
された電子文書の改竄を防止すると共に、電子文書の中
の認印イメージデータの悪用を防止できる電子文書にお
ける認印押印制御方式を提供することを目的としてい
て、電子文書に押印した認印のイメージデータを暗号化
して電子文書と共に保存し、電子文書を印刷または表示
するときには暗号化した認印のイメージデータを複合化
して印刷または表示するものである。また、認印のイメ
ージデータを暗号化したイメージファイルと、文書ファ
イルと、認印イメージファイルとがそれぞれ別々のファ
イルとして保存されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】(1)上記のような従
来の電子認印方式では、認印情報をイメージ情報で保存
しているので、テキスト情報に較べて大きな容量の情報
が必要であり、それ故、押印処理に時間を要し、操作性
も悪くなる。また、認印をイメージファイルにて作成す
る場合は、印影イメージをイメージスキャナにて取り込
む必要があり手軽に作成することができない。
【0005】(2)また、認印を押印した文書ファイル
を表示する場合や認証されているか否かを確認する場合
は、その文書中に認印を表示するためにイメージファイ
ルから認印の印影を生成して表示する必要がある。しか
し認印を押印した文書ファイルとイメージファイルとが
別々のファイルで保存されているため、もし、一方のフ
ァイルが別の場所にある場合は、文書の再現ができなく
なる。従って、印影のイメージファイルと文書ファイル
が常に一緒に保存されている環境でなければならない。
【0006】(3)また、文書作成時に文書内の押印位
置を設定しなければならないので、押印する場合に、文
書中の任意の位置に押印することができない。
【0007】(4)また、文書自体に改竄があったか否
かの改竄チェックはしていない。などの問題点があっ
た。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、電子認印の作成は、イメージ情
報を用いず、テキストで行う電子認印作成方法とし、ま
た、その作成した電子認印で電子文書等の任意の位置に
押印できるようにすると共に、押印した電子文書はその
まま一つのファイルで保存して再表示できるようにし
て、別ファイルを必要としない電子認印押印システムと
し、また、電子文書が改竄されたか否かの改竄チェック
を実行する改竄チェックシステムとして提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】(1)この発明に係る電
子認印作成方法は、電子文書等に押印する電子認印を作
成する電子認印作成方法において、氏名・所属等の文字
情報と、外枠・仕切線等の枠情報とを認印情報としてテ
キスト形式で作成しておき、認印を用いる際は、上記認
印情報に基づいて認印の印影を合成するようにしたもの
である。
【0010】(2)また、電子文書等に押印する電子認
印を作成する電子認印作成方法において、氏名・所属等
の文字情報と、外枠・仕切線等の枠情報とを認印情報と
してテキスト形式で作成しておき、認印を用いる際は、
上記認印情報と時計から得られる日付情報とに基づいて
日付つきの認印の印影を合成するようにしたものであ
る。
【0011】(3)また、上記(2)の電子認印作成方
法において、日付を変更自在としたものである。
【0012】(4)また、上記(1)〜(3)のいずれ
か1項の電子認印作成方法において、認印が代印である
場合は、代印である旨を認印の印影と共に合成して代印
表示するようにしたものである。
【0013】(5)また、上記(1)〜(4)のいずれ
か1項の電子認印作成方法において、認印の表示色、大
きさ、文字の字体、文字の大きさ等の少なくともいずれ
か一つを変更自在としたものである。
【0014】(6)この発明の電子認印押印システム
は、上記(1)〜(5)のいずれか1項の電子認印作成
方法で作成した認印情報と、パスワード等のキー情報と
を登録しておく認印登録手段と、押印する際に、上記キ
ー情報を入力として対応する上記認印情報を取得し、こ
の取得した認印情報から上記(1)〜(5)の内選択さ
れた項目の電子認印作成方法を用いて印影を合成する認
印合成手段と、上記合成された印影を用いて所定の文書
に押印する押印手段とを備えたものである。
【0015】(7)また、上記(6)の電子認印押印シ
ステムにおいて、キー情報にパスワードが含まれている
場合、パスワードを暗号化して登録しておき、押印する
際は、上記暗号化パスワードと入力されたパスワードと
の比較に応じて対応する認印情報を取得するものであ
る。
【0016】(8)また、上記(6)または(7)の電
子認印押印システムにおいて、押印する際は、認印の印
影の表示画面と、押印対象の文書の表示画面とを表示し
ておき、上記認印の指定と、上記文書の任意の位置に押
印位置の指定とを行うことにより上記文書の指定押印位
置に押印するようにしたものである。
【0017】(9)この発明の電子文書の改竄チェック
システムは、電子文書のファイル名、認印者氏名等の書
誌的事項と、上記電子文書のファイルを暗号化した暗号
とを改竄チェックデータとして保存しておき、改竄チェ
ックを行う際は、上記暗号と対応する上記電子文書との
比較に応じて改竄の有無または改竄箇所をチェックする
ようにした電子文書の改竄チェックシステム。
【0018】(10)また、電子文書のファイル名、認
印者氏名等の書誌的事項と、上記電子文書のファイルを
暗号化した暗号とを改竄チェックデータとし、この改竄
チェックデータと上記電子文書とを一つのファイルに保
存しておき、改竄チェックを行う際は、上記暗号と対応
する上記電子文書との比較に応じて改竄の有無または改
竄箇所をチェックするものである。
【0019】(11)また、上記(9)または(10)
の電子文書の改竄チェックシステムにおいて、暗号と電
子文書とを比較する際に、上記暗号と上記電子文書を暗
号化した暗号とを比較するようにしたものである。
【0020】(12)また、上記(9)〜(11)のい
ずれか1項の電子文書の改竄チェックシステムにおい
て、改竄チェックする電子文書は上記(6)〜(8)の
いずれか1項の電子認印押印システムにより押印した文
書としたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下この発明の実
施の形態1を図について説明する。図1は検認印の一例
を示す図である。図2は電子認印押印システムの機能構
成を示すブロック図である。図3は検認印データベース
のデータ構造を示す図である。図4は検認印編集のログ
イン画面を示す図である。図5は検認印登録画面を示す
図である。図6は検認印変更画面を示す図である。図7
は検認印削除画面を示す図である。図8は検認印登録の
フローチャートである。図9は検認印変更のフローチャ
ートである。図10は検認印削除のフローチャートであ
る。
【0022】図1において、10は検認印全体を表し、
所属11、日付12、氏名13などの文字情報および枠
情報14で構成されている。枠情報14は印影のスタイ
ルを決めるもので、この図では外枠の円と仕切線2本か
ら構成されている。図2の本発明のシステムにおいて、
1は検認データベース管理部、2は検認部、4はワープ
ロ制御部である。
【0023】検認データベース管理部1は、登録画面部
101の検認印情報入力画面102により入力された検
認印情報の中のパスワードをパスワード暗号化部103
により暗号化したものをテキスト情報で検認印情報処理
部104により検認印データベース105に登録し保存
する。
【0024】検認部2は、検認画面部201の個人I
D, パスワード入力画面202より入力されたパスワー
ドを入力パスワード暗号化部203にて暗号化する。そ
してパスワード比較部204で、個人ID, パスワード
入力画面202より入力された個人IDをキーに検認印
データベース105を検索し、個人の印影データの中に
含まれている既に暗号化済みのパスワード情報を取出し
て比較し、パスワードが合わなければ(NG)とし、検
認画面部201の個人ID、パスワード入力画面202
に戻る。
【0025】パスワードが合えば(OK)、印影データ
取出部205で、個人ID, パスワード入力画面202
より入力された個人IDをキーに検認印データベース1
05を検索し個人の印影データを取り出し、印影イメー
ジ合成部206に渡して印影イメージデータを合成す
る。印影イメージデータは、印影選択画面表示部207
により検認画面部201の印影選択画面208の画面中
に表示される。
【0026】検認画面部201の印影選択画面208に
てマウスで印影イメージをクリックして選択すると、印
影選択部209により選択された印影イメージがワープ
ロ文書に押印準備される。また、印影押印画面210に
て押印を実行するとワープロ文書への印影貼付部211
によりワープロ制御部4が起動され任意の位置設定40
1にてワープロ文書中の任意の押印位置をマウスで指定
することが可能となり確定すると印影表示402により
印影イメージがワープロ文書中に表示される。
【0027】次に本装置の動作を説明する。まず、検認
印情報の登録・変更(修正)・削除の動作について説明
する。この動作は検認印データベース管理部1で行われ
る。 検認印情報登録.図8のフローにより説明する。 (1)装置を起動する(ステップS1)。 (2)メニューより検認印情報の編集を選択し、図4に
示す検認印編集ログイン画面101aを起動する(ステ
ップS2)。なお、図4の検認印編集ログイン画面10
1aは、図2には図示しないが登録画面部101の内の
1画面である。
【0028】(3)個人IDをキーボードより入力し
(ステップS3)、 (4)新規ボタンを押す(ステップS4)。なお、この
新規登録の場合は、パスワードはこの画面で入力せず後
から入力する。 (5)個人IDをキーにして検認印データベース105
に既に登録がされていないか確認を行う(ステップS
5)。登録されていればエラーメッセージ“既に登録さ
れています”を画面に表示した後、処理を終了する。未
登録であれば、図5に示す検認印登録画面102aを表
示する(ステップS6)。なお、図5の検認印登録画面
102aは、図2には図示しないが検認印情報入力画面
102の内の1画面である。
【0029】(6)検認印登録画面102aで必要な検
認印情報を入力する(ステップS7)。 ここで入力さ
れる検認印情報はすべてテキストで行う。即ち、従来の
ようにイメージ情報を用いない。この入力は「パスワー
ド」、及び図1に示したような検認印の印影データを含
んでいて、印影データとしては、検認印表示用の氏名、
所属/役職等を文字列で入力し、また、印影スタイルを
入力して、印影の大きさスタイルを指示する。
【0030】また、図5の検認印登録画面102aでは
3個の検認印が登録できるようになっているが、例え
ば、兼務などで2個以上の別々の職場用の検認印を使い
分ける場合に対応するものである。また、兼務でなくて
も通常の認め印(名前を円や楕円で囲った印)や、実印
のようなスタイル(氏名を四角形で囲った印)などを使
用する場合は、これらの認印を一緒に登録するようにし
てもよい。
【0031】(7)更新登録ボタンを押す(ステップS
8)。 (8)検認印データベース105に入力データがテキス
トで登録される。なお、パスワードは暗号化されてテキ
ストで登録される。
【0032】図3(a)に検認印データベース105に
格納される検認印情報のデータ構造の例を示し、図3
(b)に格納するデータ項目の例を示す。なお、これら
の検認印情報の各項目(書誌的事項)は任意に設定でき
る。
【0033】検認印情報変更の説明.図9のフローに
より説明する。 (1)装置を起動する(ステップT1)。 (2)メニューより検認印情報の編集を選択し、図4に
示す検認印編集ログイン画面101aを起動する(ステ
ップT2)。
【0034】(3)個人IDとパスワードとをキーボー
ドより入力し(ステップT3)、 (4)変更ボタンを押す(ステップT4)。 (5)個人IDをキーにして検認印データベース105
に既に登録がされていることを確認する(ステップT
5)。登録されていなければエラーメッセージ“登録さ
れていません”を画面に表示した後、処理を終了する。
【0035】(6)登録されていれば、入力されたパス
ワードを暗号化し、検認印データベース105に既に登
録されている暗号化されたパスワードとの一致を確認す
る(ステップT6)。一致していないと処理を終了す
る。 (7)パスワードが一致すると、図6に示す検認印変更
画面102bを表示する(ステップT7)。なお、図6
に示す検認印変更画面102bは、図2には図示しない
が検認印情報入力画面102の内の1画面である。
【0036】(8)検認印変更画面102bで変更が必
要な項目について修正するためのデータを入力する(ス
テップT8)。 (9)更新登録ボタンを押す(ステップT9)。 (10)検認印データベース105を個人IDをキーと
して検索し、検索した該当のデータに対して入力された
変更データをテキストで登録する(ステップT10)。
【0037】検認印情報削除.図10のフローにより
説明する。 (1)装置を起動する(ステップU1)。 (2)メニューより検認印情報の編集を選択し、図4に
示す検認印編集ログイン画面101aを起動する(ステ
ップU2)。
【0038】(3)個人IDとパスワードとをキーボー
ドより入力し(ステップU3)、 (4)削除ボタンを押す(ステップU4)。 (5)個人IDをキーにして検認印データベース105
に既に登録がされていることを確認する(ステップU
5)。登録されていなければエラーメッセージ“登録さ
れていません”を画面に表示した後、処理を終了する。
【0039】(6)登録されていれば、入力されたパス
ワードを暗号化し、検認印データベース105に既に登
録されている暗号化されたパスワードとの一致を確認す
る(ステップU6)。一致していないと処理を終了す
る。 (7)パスワードが一致すると、図7に示す検認印削除
画面102cを表示する(ステップU7)。なお、図7
に示す検認印削除画面102cは、図2には図示しない
が検認印情報入力画面102の内の1画面である。
【0040】(8)表示された内容を確認し(ステップ
U8)、(9)削除ボタンを押す(ステップU9)。 (10)検認印データベース105に個人IDをキーに
してデータを検索し、該当するデータを削除する。
【0041】上記のように、検認印データベース105
で例示したように図3に示した項目でデータベースを構
築し、登録した情報はテキストでもっているため保存の
際の容量が少なくて済む。また、登録・修正がイメージ
情報を用いないので非常に簡単にできる。
【0042】次に、電子文書に検認印を押印する動作に
ついて説明する。この動作は検認部2とワープロ制御部
4で行われる。図11は検認する場合のイメージを説明
した図である。図12は検認のフローを説明する図であ
る。 (1)装置を起動し、図11(a)に示す個人ID、パ
スワード入力画面202を表示し、個人ID、パスワー
ドを入力する(ステップV1)。 (2)入力したパスワードを暗号化する(ステップV
2)。
【0043】(3)検認印データベース105に暗号化
して保存されているパスワードを取出す(ステップV
3)。 (4)入力パスワード暗号化文字列と検認印データベー
ス105の暗号化パスワードを文字列比較する(ステッ
プV4)。 (5)比較結果により、もし、文字列が1バイトでも違
っていればパスワードは一致しないので、パスワードエ
ラーとして処理を終了する(ステップV5,V7)。
【0044】(6)文字列が同じであればパスワードが
一致したことになる(ステップV6)。 (7)個人IDをキーにして検認印情報を検認印データ
ベース105から取出す(ステップV8)。 (8)このシステムのマシンクロックから日付を取り出
す(ステップV9)。
【0045】(9)取得した検認印情報と日付から検認
印の印影イメージを合成する(ステップV10)。具体
的な印影イメージの合成は、図形ファイルに検認印デー
タベース105に設定された直径で円を描き、その中に
文字列、横線(仕切線)などを描いて行く。その中に印
影に表示する文字列を書き込む。書き込む文字列等の表
示位置は項目ごとに予め決めておく。
【0046】(10)合成した印影イメージを図11
(b)に示す印影選択画面208に表示する(ステップ
V11)。なお、図11(b)では印影の数が2個の場
合を表示している。 (11)印影選択画面208から所望の印影イメージを
選択する(ステップV12)。表示された印影イメージ
が1個の場合は、その印影イメージを選択し、複数個あ
る場合は、所望の印影イメージを選択する。
【0047】(12)図11(c)に示すように、選択
した印影イメージで押印する(ステップV13)。検認
印の選択と押印動作は連続して行われ、印影選択画面2
08で所望の印影イメージをマウスでクリックした状態
で文書中の押印位置で手を放すことで行われる。(ドラ
ッグアンドドロップ) この動作により押印位置に印影イメージが貼り付けられ
る。
【0048】なお、上記はドラッグアンドドロップで押
印するようにしたが、押印対象の検認印をクリックして
指定し、次に押印位置をクリックして指定することで押
印するようにしてもよい。また、先に押印位置を指定し
てから検認印を指定して押印してもよい。
【0049】以上のようにこの実施の形態1では、検認
印の印影イメージを作成する場合、テキストにて登録・
保存するようにしたので、簡単に登録・変更・修正・保
存ができる。したがって、職制変更による所属の変更や
所属長(氏名)の変更、また、代表者の変更などは人事
異動の際、必ず必要であるがこれらの変更が極めて容易
に行える。
【0050】また、押印時に印影イメージを合成するよ
うにしたので、従来のようにイメージ情報による検認印
の登録を必要とせず、また、印影イメージをイメージス
キャナにて取り込む必要もなくなる。
【0051】また、印影の選択は従来のようにイメージ
ファイルを選択して行うのではなく、印影イメージを画
面に表示してその中からマウス等を用いて選択するの
で、選択が容易で確実にできる。また、押印位置は押印
時に文書中の任意の位置に可能となる。
【0052】また、図3(b)のように電子メールのア
ドレスを入れて、電子メールのソフトと連動させるよう
にすると、検認依頼及び検認後の検印ドキュメントの送
受信が汎用電子メールにて実施できるため汎用性が高
い。また、操作性も汎用電子メールと統一化できる。
【0053】また、対象ドキュメントはどのような形式
でも適用できるが、マイクロソフトのワード、ジャスト
システムの一太郎のような汎用ワープロ上での押印、表
計算ソフト上での押印も容易であるので、汎用性が高
い。
【0054】実施の形態2.この実施の形態2は電子文
書の改竄チェックを行うようにしたものである。図13
は改竄チェック部を含めた検認印押印システムの機能ブ
ロック図である。図14は改竄チェックデータと改竄チ
ェック付文書ファイルの構成を示す図である。図15は
改竄チェックするための検認部2での図12に継続する
動作のフローチャートである。図16は改竄チェックの
判断結果を表示した画面である。図17は改竄チェック
するための改竄チェック部3のフローチャートである。
【0055】図13において、検認印データベース管理
部1は図2と同一のものであるが、内部構成を省略して
いる。図13について各構成する機能と動作を説明す
る。検認部2は、図2の図面に検認部2に改竄チェック
データ生成部212、改竄チェック付文書ファイル生成
部213、改竄チェック付文書ファイル214を追加し
ている。
【0056】改竄チェックデータ生成部212が起動さ
れ、改竄チェックデータ212aを生成する。改竄チェ
ックデータの内容は、図14(a)で示すように、1レ
コード目にワープロシステム名(ワード、一太郎な
ど)、検認対象ファイル名、検認者氏名、所属、電子メ
ールアドレス、検認日時等の書誌的事項を記録し、2レ
コード目にワープロ文書の文字コードを暗号化した文書
文字コード暗号を記録する。
【0057】次に改竄チェック付文書ファイル生成部2
13が起動され、図14(b)に示すように、改竄チェ
ックデータと文書文字コードを結合した改竄チェック付
文書ファイル214を生成し保存する。
【0058】改竄チェック部3は、改竄チェック画面部
301の改竄チェック付文書ファイル実行画面302か
ら改竄チェック付文書ファイル起動部303が起動さ
れ、図14(b)の改竄チェック付文書ファイル214
を取り込み、文書文字コード取出し部304にて文書文
字コードを取出し、ワープロ起動部306にて文書文字
コードを作成したワープロを起動し、文書表示部307
にてワープロ文書表示画面308に文書文字コードを表
示し、内容を確認し、必要であれば再押印を含む編集が
可能となる。
【0059】また、改竄チェック付文書ファイル起動部
303が起動されると、改竄チェック部309にて文書
文字コードを暗号化したものと改竄チェックデータ取出
部の文書文字コード暗号とを比較し、両者が一致してい
れば改竄がないと判断する。不一致であれば文書が改竄
されていると判断する。その判断結果は、改竄チェック
結果表示部310にて改竄チェック画面部301の改竄
チェック結果表示画面311に表示される。
【0060】次に図15のフロー図で検認部2での改竄
チェックに関係する分の説明をする。 (1)図12のフローのステップV13で文書に検認印
が押印されると、 (2)押印された文書の文字コードを暗号化する(ステ
ップV14)。 (3)文書文字コードの暗号と、検認印データベース1
05から取出した検認者情報と押印日時等の書誌的事項
とを併せて、図14(a)に示す改竄チェックデータ2
12aを作成する(ステップV15)。
【0061】(4)検認印が押印された文書文字コード
215と改竄チェックデータ212aとを結合して改竄
チェック付文書ファイル214を生成する(ステップV
16)。 (5)なお、押印後に押印位置を変更する場合は、押印
した検認印をマウスでクリックした状態で文書中の押印
位置で手を放すこと(ドラッグアンドドロップ)により
微調整することができる。
【0062】改竄チェック部3の動作について図17の
フロー図で説明する。 (1)改竄チェック付文書ファイル214を起動し、所
望の改竄チェック付文書ファイルを指定し、改竄チェッ
クデータ212aを取得する(ステップW1)。具体的
には、改竄チェック付文書ファイル214の1レコード
目に入っているワープロシステム名、検認者情報、押印
日付、押印時の元のワープロファイル名などの書誌的事
項と、2レコード目に入っている文書文字コードの暗号
とを取得すると共に、3レコード目以降に入っている文
書文字コード215を取得する。
【0063】(2)指定された改竄チェック付文書ファ
イル214の文書文字コード215を暗号化する(ステ
ップW2)。 (3)改竄チェック付文書ファイル214が持っていた
文書文字コードの暗号と、上記ステップW2で暗号化さ
れた文書文字コード暗号とを比較する(ステップW
3)。
【0064】(4)比較結果が不一致であれば、改竄さ
れているので画面に“改竄されている“とメッセージを
出して処理を終了する(ステップW4,W7,W8)。 (5)一致すれば、改竄されていないので画面に“改竄
されていません”と表示すると同時にワープロを起動し
文書を表示する(ステップW4,W5,W6)。
【0065】以上のように、この実施の形態2では、改
竄チェックをおこなうことで改竄がされた文書を検知す
ることが可能となり、押印時の文書のセキュリティが保
証される。また、検印情報と文書データは一つのファイ
ルに合成していて、従来のように別々のファイルで保存
されていないので、一方のファイルが失われたり手元に
無かったりすることがなく、文書の内容確認および改竄
チェックを確実に行える。なお、改竄チェックは改竄の
有無のチェックのみでなく、文書中のどこが改竄された
か改竄箇所を指摘するようにしてもよい。
【0066】実施の形態3.検認印に日付がある場合
に、この日付を任意に変更するものである。図18は日
付変更等のオプションを行う画面を示す図である。図1
8において、印影選択画面208からオプションメニュ
ー208aおよび日付変更画面208bを表示してい
る。図19(a)はブロック図を示し、図19(b)日
付変更のフローチャートを示す。
【0067】実施の形態1の検認時の動作として説明し
たように、押印当日の日付をマシンクロックより取得し
て押印している。(なお、図2ではマシンクロックや日
付取出部が含まれているが図示していない。)この実施
の形態3では日付の取得と日付の変更について説明す
る。
【0068】(1)押印当日の日付をマシンクロックよ
り取り出し、この日付データをバッファーに格納する
(ステップX1)。日付を変更しない場合は、取り出し
た日付データを用いて図18の印影選択画面208から
押印することができる。
【0069】(2)日付変更する場合は、印影選択画面
208のオプションキーによりオプションメニュー20
8aを表示して、「日付変更」を指定して日付変更画面
を表示し、任意の日付の文字列をキーボードより入力す
る(ステップX2)。 (3)この入力により印影に変更した日付文字列が入力
され、その印影イメージを印影選択画面208に表示す
る(ステップX3)。
【0070】このように、任意の日付に変更可能とする
ことで、文書の処理上の種々の都合にあわせることが可
能である。なお、マシンクロック以外の外部からの時計
を用いて日付データを得るようにしてもよい。
【0071】実施の形態4.この実施の形態4は実施の
形態1において、検認時に利用者が他の人の代わりに代
印を押印する必要が生じた場合、印影に“代“という文
字を表示するようにしたものである。図20は代印を生
成するブロック図と動作のフローである。
【0072】次に動作について説明する。 (1)図18のオプションメニュー208aで「代印表
示」を選択する(ステップY1)。 (2)印影選択画面208に表示されている印影に
“代”の文字が合成される(ステップY2)。このよう
にすると、一目で他の人の代行で押印したと示すことが
可能である。
【0073】実施の形態5.この実施の形態5は、実施
の形態1の検認時に検認印の印影色を任意に変更するも
のである。図21は印影色を変更するブロック図と動作
のフローである。次に動作について説明する。 (1)図18のオプションメニュー208aで「印影
色」を選択すると、図示しないが予め登録された「赤」
「黄」「緑」「黒」などの印影色の選択メニューとな
り、所望の印影色を選択する(ステップZ1)。なお、
印影色のデフォルトは「赤」に設定することが多い。 (2)印影選択画面208に表示されている文字、線の
色が変更されて再合成され表示される(ステップZ
2)。
【0074】以上のように、印影の色が固定であると画
面での表示の際や印刷の際に、みにくくなることがある
ので、印影色を任意に設定可能とし、印影色を変更する
ことによって文書中で検認印を目立たせることができ明
瞭に読み取ることができる。また、印刷の際に単色プリ
ンターを利用する場合、印影色が赤の場合など印影が網
掛け状態になることがあるが、この場合は印影色を黒に
変更することによって印影をはっきりと印字することも
可能となる。
【0075】実施の形態6.この実施の形態6は印影の
文字フォント、文字サイズを任意に変更するものであ
る。印影の中に表示する文字の大きさが固定であると、
印影の中に表示可能な文字数に制限が生じてしまい、印
影によっては電子化できないものがある。また、字体に
ついても固定になると適用する印影によっては向かない
ものがある。そこで、印影の中に表示する文字の大きさ
や字体を任意に設定可能にする。上記の変更は、パソコ
ン等で実行されているように、設定フォントおよび設定
サイズを任意に選択して変更する。図22は文字フォン
トおよび文字サイズを変更するブロック図と動作のフロ
ーである。
【0076】次に動作について説明する。 (1)図18でオプションメニュー208aの「文字フ
ォント・サイズ変更」を選択すると、あらかじめ用意さ
れた文字フォント、大きさの中でいずれかを選択する
(ステップA1)。 (2)印影選択画面208に表示されている文字フォン
ト・サイズが変更されて再合成され表示される(ステッ
プA2)。
【0077】以上のように、利用者が好みの字体で印影
を作成することが可能となり、また、文字列が長くて印
影のなかに収まりきらない場合に利用者がイメージを確
認した上で印影枠のなかに収める様調整することが可能
である。なお、印影自体の大きさは実施の形態1の図6
に示した検認印変更画面で変更できるが、この文字フォ
ント・サイズの変更画面で同時に変更するようにしても
よい。
【0078】実施の形態7.上記実施の形態では電子文
書に押印する例について説明したが、電子文書は各種文
書や帳票以外にCAD等で作成した図面でもよい。ま
た、押印する対象は電子文書としたが、電子文書以外の
紙等の文書に直接、電子認印を押印するようにしてもよ
い。
【0079】また、検認印を例にして説明したが、検認
印以外の認印でもよい。また、検認印に検認日付を入れ
る場合のマシンクロックから得られる日付情報は、必要
に応じて「年・月・日」以外の日時、時間などでもよ
い。また、上記実施の形態では、個人IDをキーにして
データやファイルを検索して、更にパスワードとの一致
を条件としているので、キー情報として個人IDとパス
ワードを用いたことになるが、パスワードのみをキー情
報としてもよい。また、キー情報はパスワード以外でも
よく、厳重な機密を要しない場合は、個人IDや法人I
Dのみでもよい。
【0080】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、以下の
ような効果を奏する。 (1)この発明の請求項1の電子認印作成方法によれ
ば、認印の印影イメージをテキストにて作成し登録・保
存するようにしたので、簡単に登録・変更・保存がで
き、また、押印時に印影イメージを合成するようにした
ので、従来のようにイメージ情報による検認印の登録を
必要としない。
【0081】(2)この発明の請求項2の電子認印作成
方法によれば、時計からの日付データを用いて、認印の
印影を合成するようにしたので、簡単に日付付きの認印
が得られる。
【0082】(3)この発明の請求項3の電子認印作成
方法によれば、日付を容易に変更することができる。
【0083】(4)この発明の請求項4の電子認印作成
方法によれば、代印を容易に作成することができる。
【0084】(5)この発明の請求項5の電子認印作成
方法によれば、認印の表示色、大きさ、文字の字体、文
字の大きさを任意に変更できる。
【0085】(6)この発明の請求項6の電子認印押印
システムによれば、パスワード等のキー情報と共に認印
情報を登録し、キー情報に基づいて所望の認印情報を取
得するので、セキュリティの高いシステムを構築するこ
とができる。
【0086】(7)この発明の請求項7の電子認印押印
システムによれば、パスワードを暗号化して登録してい
るので、より高いセキュリティを得ることができる。
【0087】(8)この発明の請求項8の電子認印押印
システムによれば、文書の任意の位置に押印することが
できる。
【0088】(9)この発明の請求項9の電子文書の改
竄チェックシステムによれば、改竄チェックをおこなう
ことで改竄がされた文書を検知することが可能となり、
文書のセキュリティが保証される。
【0089】(10)この発明の請求項10の電子文書
の改竄チェックシステムによれば、改竄チェックデータ
と文書とは一つのファイルにして保存するようにしたの
で、従来のように別々のファイルで保存されていないの
で、一方のファイルが失われたり手元に無かったりする
ことがなく、文書の内容確認および改竄チェックを確実
に行える。
【0090】(11)この発明の請求項11の電子文書
の改竄チェックシステムによれば、文書とその文書の暗
号とを比較する場合、文書を暗号化して暗号同士で比較
するようにしたので、比較が簡単にでき、また迅速に行
える。
【0091】(12)この発明の請求項12の電子文書
の改竄チェックシステムによれば、改竄チェック対象の
電子文書は電子検認で押印した文書としたので、認印を
押印するシステムとしてのセキュリティと押印した文書
のセキュリティとの両者のセキュリティが保証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による検認印の印影
を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による検認印押印シ
ステムの機能構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による検認印データ
ベースのデータ構造を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による検認印編集ロ
グイン画面を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態1による検認印登録画
面を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態1による検認印変更画
面を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態1による検認印削除画
面を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態1による検認印登録の
フローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態1による検認印変更の
フローチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態1による検認印削除
のフローチャートである。
【図11】 この発明の実施の形態1による検認印の押
印実行の画面を示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態1による検認印押印
のフローチャートである。
【図13】 この発明の実施の形態2による検認印押印
システムの機能構成図である。
【図14】 この発明の実施の形態2による改竄チェッ
ク付文書ファイルのデータ構造を示す図である。
【図15】 この発明の実施の形態2による改竄チェッ
ク付文書ファイル生成のフローチャートである。
【図16】 この発明の実施の形態2による改竄チェッ
ク結果の画面を示す図である。
【図17】 この発明の実施の形態2による改竄チェッ
ク処理のフローチャートである。
【図18】 この発明の実施の形態3による検認印のオ
プションメニューを表示した画面の図である。
【図19】 この発明の実施の形態3による検認日付変
更を示す機能構成と処理のフローチャートである。
【図20】 この発明の実施の形態4による代印を押印
する場合の機能構成と処理のフローチャートである。
【図21】 この発明の実施の形態5による検認印の印
影色を変更する機能構成と処理のフローチャートであ
る。
【図22】 この発明の実施の形態6による検認印の文
字サイズ・フォントを変更する機能構成と処理のフロー
チャートである。
【図23】 従来の電子文書における認印押印制御方式
の機能構成図である。
【符号の説明】
1 検認印データベース管理部 2 検認部 3 改竄チェック部 4 ワープロ制御
部 10 検認印 101 登録画面
部 101a 検認印編集ログイン画面 102 検認印情
報入力画面 102a 検認印登録画面 102c 検認印
削除画面 103 パスワード暗号化部 104 検認印情
報処理部 105検認印データベース 201検認画面部 202 個人I
D, パスワード入力画面 203 入力パスワード暗号化部 204 パスワー
ド比較部 205 印影データ取出部 206 印影イメ
ージデータ合成部 207 印影選択画面表示部 208印影選択画
面 208a オプションメニュー日付変更画面 209
印影選択部 210 印影押印画面 211 ワープロ
文書への印影貼付部 212 改竄チェックデータ生成部 212a 改竄チ
ェックデータ 213 改竄チェック付文書ファイル生成部 214 改竄チェック付文書ファイル 301 改竄
チェック画面部 302 改竄チェック付文書ファイル実行画面 303 改竄チェック付文書ファイル起動部 304 文書文字コード取出し部 306 ワー
プロ起動部 307 文書表示部 308 ワー
プロ文書表示画面 309 改竄チェック部 310 改竄
チェック結果表示部 311 改竄チェック結果表示画面 401 任意の位置設定 402 印影
表示
フロントページの続き (72)発明者 上田 敏晴 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5B043 AA07 BA09

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子文書等に押印する電子認印を作成す
    る電子認印作成方法において、氏名・所属等の文字情報
    と、外枠・仕切線等の枠情報とを認印情報としてテキス
    ト形式で作成しておき、認印を用いる際は、上記認印情
    報に基づいて認印の印影を合成する電子認印作成方法。
  2. 【請求項2】 電子文書等に押印する電子認印を作成す
    る電子認印作成方法において、氏名・所属等の文字情報
    と、外枠・仕切線等の枠情報とを認印情報としてテキス
    ト形式で作成しておき、認印を用いる際は、上記認印情
    報と時計から得られる日付情報とに基づいて日付つきの
    認印の印影を合成する電子認印作成方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電子認印作成方法におい
    て、日付を変更自在としたことを特徴とする電子認印作
    成方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電
    子認印作成方法において、認印が代印である場合は、代
    印である旨を認印の印影と共に合成して代印表示するよ
    うにしたことを特徴とする電子認印作成方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項の電子認印
    作成方法において、認印の表示色、大きさ、文字の字
    体、文字の大きさ等の少なくともいずれか一つを変更自
    在としたことを特徴とする電子認印作成方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項の電子認印
    作成方法で作成した認印情報と、パスワード等のキー情
    報とを登録しておく認印登録手段と、押印する際に、上
    記キー情報を入力として対応する上記認印情報を取得
    し、この取得した認印情報から請求項1〜5の内選択さ
    れた請求項の電子認印作成方法を用いて印影を合成する
    認印合成手段と、上記合成された印影を用いて所定の文
    書に押印する押印手段とを備えた電子認印押印システ
    ム。
  7. 【請求項7】 請求項6の電子認印押印システムにおい
    て、キー情報にパスワードが含まれている場合、パスワ
    ードを暗号化して登録しておき、押印する際は、上記暗
    号化パスワードと入力されたパスワードとの比較に応じ
    て対応する認印情報を取得することを特徴とする電子認
    印押印システム。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7記載の電子認印
    押印システムにおいて、押印する際は、認印の印影の表
    示画面と、押印対象の文書の表示画面とを表示してお
    き、上記認印の指定と、上記文書の任意の位置に押印位
    置の指定とを行うことにより上記文書の指定押印位置に
    押印するようにしたことを特徴とする電子認印押印シス
    テム。
  9. 【請求項9】 電子文書のファイル名、認印者氏名等の
    書誌的事項と、上記電子文書のファイルを暗号化した暗
    号とを改竄チェックデータとして保存しておき、改竄チ
    ェックを行う際は、上記暗号と対応する上記電子文書と
    の比較に応じて改竄の有無または改竄箇所をチェックす
    るようにした電子文書の改竄チェックシステム。
  10. 【請求項10】 電子文書のファイル名、認印者氏名等
    の書誌的事項と、上記電子文書のファイルを暗号化した
    暗号とを改竄チェックデータとし、この改竄チェックデ
    ータと上記電子文書とを一つのファイルに保存してお
    き、改竄チェックを行う際は、上記暗号と対応する上記
    電子文書との比較に応じて改竄の有無または改竄箇所を
    チェックするようにした電子文書の改竄チェックシステ
    ム。
  11. 【請求項11】 請求項9または請求項10記載の電子
    文書の改竄チェックシステムにおいて、暗号と電子文書
    とを比較する際に、上記暗号と上記電子文書を暗号化し
    た暗号とを比較するようにしたことを特徴とする電子文
    書の改竄チェックシステム。
  12. 【請求項12】 請求項9〜11のいずれか1項に記載
    の電子文書の改竄チェックシステムにおいて、改竄チェ
    ックする電子文書は請求項6〜8のいずれか1項記載の
    電子認印押印システムにより押印した文書としたことを
    特徴とする電子文書の改竄チェックシステム。
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