JP2000099074A - 文書読み上げ装置 - Google Patents

文書読み上げ装置

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JP2000099074A
JP2000099074A JP10267042A JP26704298A JP2000099074A JP 2000099074 A JP2000099074 A JP 2000099074A JP 10267042 A JP10267042 A JP 10267042A JP 26704298 A JP26704298 A JP 26704298A JP 2000099074 A JP2000099074 A JP 2000099074A
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JP10267042A
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Inventor
Yuichi Kojima
裕一 小島
Junichiro Fujimoto
潤一郎 藤本
Hiroo Kitagawa
博雄 北川
Tetsuya Sakayori
哲也 酒寄
Takashi Ariyoshi
敬 有吉
Yoshibumi Sakuramata
義文 櫻又
Junichi Takami
淳一 鷹見
Akira Ro
彬 呂
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引用のある文書を音声合成にて読み上げる際
に、引用部分を、他の部分より早口で、或いは、概要的
に読み上げるようにし、もって、既に内容を知っている
引用部分を再度聞く時間を短縮して、聞き手の心理的な
苦痛を和らげ、かつ、時間の無駄を省く。 【解決手段】 引用を持つ文書を提供する文書データ部
1と、読み上げ指示を受けた場合に、前記引用を持つ行
を検出する文生成部2と、該文生成部2で検出された引
用行を合成音声に変換する音声合成部3と、該合成音声
を音声出力する出力部4とを有する。文生成部で検出さ
れた引用行部分を早口で読み上げ、それ以外の部分は普
通の速さで読み上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書読み上げ装
置、より詳細には、引用を持つ文書の読み上げにおい
て、引用部分を、他の部分より早口で或いは概要的に読
み上げるようにした文書読み上げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】音声合成だけで文章を聞き取る際、特に
引用のある文書について、既に知っている内容である引
用をあらためて再び聞くのは心理的につらく、また時間
の無駄でもある。然るに、従来の音声合成システムで
は、引用部分の判断をし、声質を変えることはあって
も、積極的に時間的負担を減らす工夫はなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のごと
き実情に鑑みてなされたもので、特に、引用のある文書
を音声合成にて読み上げる際に、引用部分を、他の部分
より早口で、或いは、概要的に読み上げるようにし、も
って、既に内容を知っている引用部分を再度聞く時間を
短縮して、聞き手の心理的な苦痛を和らげ、かつ、時間
の無駄を省くことを目的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、引用
を持つ文書を提供する文書データ部と、読み上げ指示を
受けた場合に、前記引用を持つ行を検出する文生成部
と、該文生成部で検出された引用行を合成音声に変換す
る音声合成部と、該合成音声を音声出力する出力部とを
有し、前記引用行部分を早口で読み上げ、それ以外の部
分は普通の速さで読み上げることを特徴としたものであ
る。
【0005】請求項2の発明は、引用を持つ文書を提供
する文書データ部と、読み上げ指示を受けた場合に、前
記引用を持つ行を検出する文生成部と、該文生成部で検
出された引用行を合成音声に変換する音声合成部と、該
合成音声を音声出力する出力部とを有し、前記引用行部
分は概要的に読み、それ以外は普通に読むことを特徴と
したものである。
【0006】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、ユーザから引用部分の指定のあった場合は、指定の
あった引用部分の全部を読み上げることを特徴としたも
のである。
【0007】請求項4の発明は、請求項2の発明におい
て、前記概要的な読み方として、引用行の最初の1行だ
けを読み上げることを特徴としたものである。
【0008】請求項5の発明は、請求項2の発明におい
て、前記概要的な読み方として、対応がつく場合は、引
用元の発信者と日付を読み上げることを特徴としたもの
である。
【0009】
【発明の実施の形態】引用を持った文書として、例えば
電子メールがある。電子メールでは、引用行の先頭に
“>”記号を付けることが多いが、それ以外にも種々の
引用パターンがある。ここでは記述の簡単のため、引用
はすべて“>”記号によってなされているものとする。
【0010】表1は、文書中に引用を持つ場合の一例を
示す。今、表1に示すような文書を読むことを考えた場
合、以下のように読み上げる方法が考えられる。 (1)引用部分を早口で読み、それ以外を普通の速さで
読む。 (2)引用部分は概要的に読み、それ以外は普通に読
む。(2)に関しては、バリエーションとして以下のも
のがある。 (2-1)ユーザから引用部分の指定があった場合、指定
のあった引用部分の全部を読む。 (2-2)概要的な読み方として、最初の1行だけ読む。 (2-3)概要的な読み方として、対応がつく場合、引用
元の発信者と日付を読む。
【0011】
【表1】
【0012】図1は、上述のごとき引用のある文書を読
み上げる場合の音声合成装置の一例を示す要部構成図
で、図中、1は文書データ記憶部、2は文生成部、3は
音声合成部、4はスピーカ等の音声出力部で、文書デー
タ記憶部1には電子メールの1データが格納されてい
る。文生成部2では読み上げ指示があった場合、文書デ
ータのすべての行の先頭に文字列“&S5”を挿入し、
テキストメモリに格納する(音声合成部では、読み上げ
スピード5の設定が、普通の人間が読み上げる速さと同
程度の読み上げ速度であると仮定している。そのため、
何も速度指定をしない状態では、読み上げスピードは
(デフォールトの)5であるとして読み上げが行われ
る)。
【0013】次にテキストメモリを調べ、“&S5>”
の文字列で始まる行については“&S5>”を“&S
9”に置き換え、このテキストを音声合成部に送る。音
声合成部3では、テキストデータから音声波形を出力
し、スピーカ4を通して音声出力する。この時、行頭が
“&Sn”(ただしnは数字)で始まる時は、“&S
n”の部分を読み上げスピードの指示と解釈し、nが大
きいほど以降の文を速く読み上げる。
【0014】例えば、表1に示した引用行を早口で読み
上げるため、引用行の先頭に“&S9”を挿入する。こ
の処理のみを行った場合、表1の文書は、表2のように
なる。
【0015】
【表2】
【0016】ところが、上記のテキストをそのまま読ん
だ場合、一番最後の行、つまり、引用ではない部分に関
しては読み上げ速度の指定がないため、今までの速度指
定の値(読み上げ速度9)を採用している。その結果、
表3のように読み上げることになる。
【0017】
【表3】
【0018】上記の引用以外の部分も早口で読んでしま
うこと、また、引用符も読んでしまうことを避けるため
に、すべての行の先頭に“&S5”をつけ、すなわち、
通常の読み上げ速度指定を行い、引用部分だけ、引用記
号も含めて、早口の読み上げ速度指定に置き換えること
により、初期に意図していた読み上げを実現している。
この処理を行うと、表1は表4のように変換され、表5
のように読み上げられる。
【0019】
【表4】
【0020】
【表5】
【0021】表6−1は電子メール文書の一例を示す
が、このような電子メール文書を対象にした場合、文書
データにはこれまでの電子メールが格納され、Refe
rences:を調べることによってこの文書が、表6
−2に示すような文書データ内の文書に対して返答され
たものであることが判る。
【0022】
【表6】
【0023】図2は、上述のごとき電子メール文書を読
み上げる文書読み上げ装置の一例を説明するための要部
構成図で、図中、11は文書データ記憶部、12は文書
検索部、13は行検索部、14は文生成部、15は音声
合成部、16はスピーカ等の音声出力部で、今、文生成
部14に発信コード番号が与えられると、該文生成部1
4は、文書検索部12に、Message−Id:が発
信コード番号である文書の問い合わせを行う。次に行検
索部13に、 ・無条件でn行目を取り出す検索 ・n行目であって、直前の行の先頭が“>”でないかあ
るいは先頭が“>”でない行を取り出す検索 を行い、それぞれの結果を音声合成部15の特殊テキス
トデータに書き込む。特殊テキストデータは、表7に示
すような構造を持っており、テキストは行ごとに、2つ
の結果を保持できるようになっている。仮にこれを階層
aおよび階層bとする。音声合成部は読み切り替え信号
がない状態では階層aを読み上げ、読み切り替え信号が
ある状態では、階層bを読み上げる。
【0024】
【表7】
【0025】図3は、引用のある文書の概要を読み上げ
る音声合成装置の他の例を示す要部構成図で、図中、1
7は図2に示した文生成部14に代る文生成/加工部
で、その他、図2に示した実施例と同様の作用をする部
分には、図2の場合と同一の参照番号を付してある。図
3において、今、発信コード番号が与えられると、文生
成/加工部17は、文書検索部12に、Message
−Id:が発信コード番号である文書1(対象文書)の
問い合わせを行う。次に、行検索部12に、 ・無条件でn行目を取り出す検索 ・n行目であって、直前の行の先頭が“>”でないかあ
るいは先頭が“>”でない行を取り出す検索 を行い、それぞれの結果を音声合成部15の特殊テキス
トバッファに書き込む。
【0026】さらに文書1のReferences:を
調べ、References:に記載された発信コード
番号をMessage−Id:に持つ文書2(DB内文
書)を文書検索部で検索する。その後、特殊テキストデ
ータ階層aを調べ、先頭が“>”で始まる行を取り出
し、先頭の“>”を取り除いた行について、行検索部で
検索を行う。検索結果が空でなかった場合、行検索部1
3に対して、From:とDate:行の検索を行い、
結果を用いて「○○さんからの×月△日のメールです」
という文を生成し、特殊テキストデータ中から取り出し
た“>”が先頭の行と入れ替わる。
【0027】
【発明の効果】音声合成だけで文書を聞き取る際、特に
引用のある文書について、既に知っている内容である引
用をあらためて再び聞くのは心理的につらく、また時間
の無駄でもあるが、従来の音声合成システムでは、引用
部分の判断をし、声質を変えることはあっても、積極的
に時間的負担を減らす工夫はなかった。本発明による
と、引用のある文書を音声合成にて読み上げる際に、引
用部分を、他の部分より早口で、或いは、概要的に読み
上げるようにしたので、既に内容を知っている引用部分
を再度聞く時間を短縮して、聞き手の心理的な苦痛を和
らげ、かつ、時間の無駄を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 引用のある文書を読み上げる音声合成装置の
一例を説明するための要部構成図である。
【図2】 引用のある文書の概要を読み上げる音声合成
装置の一例を説明するための要部構成図である。
【図3】 引用のある文書の概要を読み上げる音声合成
装置の他の例を説明するための要部構成図である。
【符号の説明】
1…文書データ記憶部、2…文生成部、3…音声合成
部、4…音声出力部、11…文書データ記憶部、12…
文書検索部、13…行検索部、14…文生成部、15…
音声合成部、16…音声出力部、17…文生成/加工
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北川 博雄 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 酒寄 哲也 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 有吉 敬 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 櫻又 義文 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 鷹見 淳一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 呂 彬 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5D045 AA08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引用を持つ文書を提供する文書データ部
    と、読み上げ指示を受けた場合に、前記引用を持つ行を
    検出する文生成部と、該文生成部で検出された引用行を
    合成音声に変換する音声合成部と、該合成音声を音声出
    力する出力部とを有し、前記引用行部分を早口で読み上
    げ、それ以外の部分は普通の速さで読み上げることを特
    徴とする文書読み上げ装置。
  2. 【請求項2】 引用を持つ文書を提供する文書データ部
    と、読み上げ指示を受けた場合に、前記引用を持つ行を
    検出する文生成部と、該文生成部で検出された引用行を
    合成音声に変換する音声合成部と、該合成音声を音声出
    力する出力部とを有し、前記引用行部分は概要的に読
    み、それ以外は普通に読むことを特徴とする文書読み上
    げ装置。
  3. 【請求項3】 ユーザから引用部分の指定のあった場合
    は、指定のあった引用部分の全部を読み上げることを特
    徴とする請求項2に記載の文書読み上げ装置。
  4. 【請求項4】 前記概要的な読み方として、引用行の最
    初の1行だけを読み上げることを特徴とする請求項2に
    記載の文書読み上げ装置。
  5. 【請求項5】 前記概要的な読み方として、対応がつく
    場合は、引用元の発信者と日付を読み上げることを特徴
    とする請求項2に記載の文書読み上げ装置。
JP10267042A 1998-09-21 1998-09-21 文書読み上げ装置 Pending JP2000099074A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013101637A (ja) * 2007-04-28 2013-05-23 Nokia Corp テキスト専用アプリケーションのための娯楽オーディオ

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