JP2000098985A - マルチメディア情報処理装置 - Google Patents

マルチメディア情報処理装置

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JP2000098985A
JP2000098985A JP26482898A JP26482898A JP2000098985A JP 2000098985 A JP2000098985 A JP 2000098985A JP 26482898 A JP26482898 A JP 26482898A JP 26482898 A JP26482898 A JP 26482898A JP 2000098985 A JP2000098985 A JP 2000098985A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ストリーミングメディアにマーク情
報を適切に対応付けて、複数のクライアント間で容易且
つ適切に共有することのできるマルチメディア情報処理
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】各クライアントは、プレゼンテーションを
実行するMM情報視聴部MMと、メディア情報に対し
て、メディア情報に関連するマーク情報を対応付ける時
間巾を指定するマーク付け部7と、メディア情報と、マ
ーク情報と、時間巾と、を対応付けるマーク付け情報を
管理するマーク付け情報管理部9と、マーク付け情報を
送信するマーク付け情報伝達部11とを備え、サーバS
は、マーク付け情報を受信するマーク付け情報伝達部2
3と、受信したマーク付け情報を記憶するマーク付け情
報管理部21と、複数のマーク付け情報に基づいて共有
マーク付け情報を生成するマーク付け情報演算部22と
を備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静止画、テキスト
等のドキュメントメディアや、音声、動画、アニメーシ
ョン、グラフィックス等のストリーミングメディアを含
むメディア情報が複合されて構成されるプレゼンテーシ
ョンを視聴するためのクライアントを複数有するマルチ
メディア情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷物ドキュメントに対してメモ
を書き込んだり、マーカーを付けたりするのと同様に、
デジタルドキュメントに対してマーク付けを行ったり、
個人的なメモを書き込んだり、あるいは注釈(アノテー
ション)を付けて著者に対してフィードバックを行った
りするシステムが提案されている。今後、ネットワーク
化がさらに進みマルチメディアドキュメントが普及する
にしたがってこのようなデジタルドキュメントに対する
編集行為の支援技術はネットワーク上での共同作業を行
う場面においては非常に重要になってくる。
【0003】例えば、いわゆるOHPを用いたプレゼン
テーションのようなページ単位で構成されたドキュメン
トに対して注釈を付けることのできるシステムが、特開
平5−189431号公報に記載されている。この公報
に記載されたシステムは、テキスト、図形、イメージと
いったストリーミングメディアを含まないドキュメント
メディアに対して、元の文書の保全性を損なわずに注釈
を付けることができるようになっている。このシステム
では、注釈をドキュメントとは別のレイヤーに書き込む
ことにより、元のドキュメントに対して編集行為を行な
わないようになっている。これはデジタルドキュメント
でこそ可能な技術である。
【0004】また、複数のコンピュータ上で共有してい
るドキュメントに対して添え書きを加える技術が特開平
7−182282号公報に開示されている。この技術
は、ネットワークに接続された複数のコンピュータ上で
共通の画像を表示している際に、ユーザがその画像上に
添え書きを行うことができ、その添え書きデータを画像
データとは異なる場所に格納するというものである。そ
して、添え書きはネットワーク上の他のコンピュータに
も表示されるようになっている。この技術によると、他
のメンバーのインタラクション(メモ、注釈、質問な
ど)が画像のどの部分に対して付加されたのかを会議に
参加している複数のメンバーが一目でわかるという電子
会議システムを提供することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、サーバ上にプ
レゼンテーションが保存されており、特定のグループ内
のメンバーがそのプレゼンテーションを見るようになっ
ている場合を想定する。このような場合において、各メ
ンバーが、他のメンバーがどこを見ているのかというこ
とや、どこに興味をもっているかということや、どこに
興味を持っていないかということや、どこに質問や意見
があるのかということを知ることは、グループ内で情報
を共有するという点で非常に有益である。また、プレゼ
ンテーションの発信者にとっても、上記のような受け手
の反応を知ることはより良いプレゼンテーションを行う
ために重要である。また、プレゼンテーションに基づい
てネットワーク上で会議する場合などにおいては、会議
のメンバーがプレゼンテーションを見たか否かというこ
とや、プレゼンテーションを正しく理解しているか否か
ということ等を会議の議長が把握することは、会議にお
ける議論を活発化するためには重要である。したがっ
て、プレゼンテーションにアノテーション等のインタラ
クション情報(マーク情報)を付加して、メンバー間で
それを共有できるようにすることが要請される。
【0006】しかしながら、プレゼンテーション中のあ
る場所(空間的、時間的な)を特定してマーク情報を付
加する従来の技術は、主としてページ単位で構成される
ドキュメントメディアに関するものであり、時間軸を持
ったストリーミングメディアに関しては、検索を目的と
して時間軸上のある特定の「ポイント」を指し示すとい
った技術が存在するのみで、ストリーミングメディアの
所定の範囲についてマーク情報を適切に付加することが
できないという問題がある。つまり、従来技術では、ス
トリーミングメディアに対して1本の時間軸上の1点を
指すことしかできず、メディアミックスプレゼンテーシ
ョンに対してマーク情報(既読であるかあるいは未読で
あるか等の情報)を対応付けても、「(時間軸上の)ど
こからどこ」「プレゼンテーションのどの部分、あるい
はどのメディアコンテンツ」といった内容が抜け落ちて
しまい、マーク情報を対応付けた部分などが正確に伝え
られないという問題がある。
【0007】本発明の目的は、プレゼンテーションを構
成するストリーミングメディアにマーク情報を適切に対
応付けて管理でき、このマーク情報の対応付けを複数の
端末間で容易且つ適切に共有することのできるマルチメ
ディア情報処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、サーバと、
サーバにネットワークを介して接続された複数のクライ
アントとを有するマルチメディア情報処理装置におい
て、各クライアントは、時間軸を持ったストリームメデ
ィアを含む複数のメディア情報を時間的空間的に組み合
わせて再生してプレゼンテーションを実行するマルチメ
ディア情報視聴手段と、再生されているメディア情報に
対して、メディア情報に関連するマーク情報を対応付け
るプレゼンテーションにおける時間巾を指定するマーク
付け手段と、再生されているメディア情報と、マーク情
報と、時間巾とを対応付けるマーク付け情報を管理する
第1マーク付け情報管理手段と、マーク付け情報をサー
バへ送信する第1マーク付け情報伝達手段とを備え、サ
ーバは、マーク付け情報をクライアントから受信する第
2マーク付け情報伝達手段と、受信したマーク付け情報
を記憶する第2マーク付け情報管理手段と、第2マーク
付け情報管理手段に記憶された複数のマーク付け情報に
基づいて共有マーク付け情報を生成するマーク付け情報
演算手段とを備えることを特徴とするマルチメディア情
報処理装置によって達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態によるマル
チメディア情報処理装置を図1乃至図21を用いて説明
する。まず、本実施の形態によるマルチメディア情報処
理装置の全体構成を図1を用いて説明する。本マルチメ
ディア情報処理装置は、複数(図1中では3つ)のクラ
イアントA、B、Cと、サーバSとを有し、各クライア
ントA、B、Cと、サーバSとは、ネットワークNを介
して接続されている。各クライアントA、B、Cは、M
M(マルチメディア)情報視聴部MMと、マーク付け部
7と、マーク定義部8と、マーク付け情報管理部9と、
既読情報管理部10と、マーク付け情報伝達部11とを
有している。なお、図1では、クライアントBおよびC
の各機能部の表示を省略している。
【0010】MM情報視聴部MMは、主に、複数のメデ
ィア情報を時間的空間的に組み合わせて再生することで
マルチメディア情報のプレゼンテーションを行う機能部
であり、図2に示すようにメディア情報管理部1と、再
生シナリオ管理部2と、視覚情報再生部3と、音声情報
再生部4と、シナリオ解釈部5と、再生シナリオ演算部
6とを有している。図1に戻り、サーバSは、マーク付
け情報伝達部23と、マーク付け情報管理部21と、マ
ーク付け情報演算部22とを有している。なお、上記各
機能部の詳細については後述する。
【0011】次に、各クライアントA、B、Cについ
て、スタンドアローン(単体)での動作およびこの動作
に関わる機能部について説明する。メディア情報管理部
1は、音声100、テキスト101、静止画102、動
画103、アニメーション104等の各メディアコンテ
ンツをそれぞれ独立したメディアとして記憶する。再生
シナリオ管理部2は、プレゼンテーションにおける各メ
ディアを再生する際の時間的な順序、空間的レイアウト
などを記述した再生シナリオファイル200を記憶す
る。再生シナリオファイル200の一例を図3を用いて
説明する。再生シナリオファイル200は、大別すると
ヘッダ部200aとボディー部200bとを有してい
る。
【0012】ヘッダ部200aには、当該再生シナリオ
ファイル200に基づいて実行されるプレゼンテーショ
ンで用いるウィンドウのレイアウトがウィンドウの個数
分(図3では3つ)記述されている。ボディー部200
bには、どのコンテンツ(メディア)をどのタイミング
でどの再生するかが記述されている。具体的には、ボデ
ィー部200bは実行開始時刻200c、ウィンドウ番
号200d、メディア200e、および再生時間長さ2
00fを有している。
【0013】実行開始時刻200cには、メディアの再
生を開始する時刻が設定される。ウインドウ番号200
dには、再生するメディアが映像メディアである場合に
当該メディアを再生させるウインドウの番号が設定さ
れ、また、再生するメディアが音声メディアである場合
に、”audio”が設定される。メディア200eに
は、再生するメディアの識別名が設定される。再生時間
長さ200fにおいては、時間軸を持たない静止画など
のメディアの場合には、当該メディアを表示させる時間
の長さが記述される。また、再生時間長さ200fに
は、動画/アニメーション等の時間軸を持つストリーミ
ングメディアを通常の速度で再生する際には何も記述す
る必要はないが、倍速再生/スロー再生など再生するメ
ディアを通常の速度と異なる再生を行なう際には、再生
トータル時間を記述する必要がある。再生シナリオファ
イル200では、同一の実行開始時刻に対してメディア
200eに2つ以上のメディアを記述することにより、
同時に2以上のメディアの再生を始めるようにすること
ができる。
【0014】ここで、図3に示す再生シナリオファイル
に基づくマルチメディアプレゼンテーションの再生スケ
ジュール(スコア)の概念を図4および図5を用いて説
明する。図4では、横軸に時間を取り、縦軸に再生する
空間(ウインドウ番号あるいはaudio)を取ってお
り、各矩形が各メディアを示している。図5は、時刻t
=tpにおけるマルチメディアプレゼンテーションの様
子を示している。図4および図5によると、時刻t=t
pにおいて、ウィンドウW1でメディアaが再生され、
ウィンドウW2でメディアbが再生され、ウィンドウW
3でメディアcが再生され、オーディオでメディアdが
再生されることがわかる。
【0015】次に、本マルチメディア情報視聴装置の基
本的なマルチメディアの再生動作について図6を用いて
説明する。この動作は図5に示す表示画面上においてプ
レゼンテーションの再生ボタンPLAYがユーザに押下
されることにより開始される。まず、シナリオ解釈部5
が再生シナリオ管理部2から該当するプレゼンテーショ
ンの再生シナリオ200を読み出す(ステップS1)。
次いで、シナリオ解釈部5は、再生シナリオ200のヘ
ッダ部200aを読み込んでウィンドウのレイアウト情
報を取得する(ステップS2)。
【0016】その後、シナリオ解釈部5のボディー部2
00bを頭から順に読み込んで、所定の実行開始時刻に
再生するメディアをメディア情報管理部1から読み出し
(ステップS3)、取り出したメディアが音声メディア
か否かを検出する(ステップS4)。この検出により、
当該メディアが音声メディアでなく視覚メディア、すな
わち、テキスト101、静止画102、動画103、ま
たはアニメ104である場合には、当該メディアを再生
するウィンドウのレイアウト情報とともに、当該メディ
アを視覚情報再生部4に出力する。視覚情報再生部4
は、入力されたウインドウのレイアウト情報に基づい
て、ウインドウを作成し、入力されたメディアを当該ウ
インドウに再生する(ステップS5)。一方、メディア
情報管理部1から読み出したメディアが音声メディア1
00の場合には当該メディアを音声情報再生部4に出力
する。音声情報再生部4は、入力されたメディアに基づ
いてスピーカから音声を再生する(ステップS6)。そ
して、上記処理(ステップS3〜S6)をボディー部2
00bの記述に対して実行する(ステップS7)。
【0017】次に、プレゼンテーションに含まれるメデ
ィアに対応付けるマーク情報について図7を用いて説明
する。図7は、default(デフォルト)で用意さ
れているマーク情報と、ユーザが定義したマーク情報と
を1つのファイル(ユーザ定義ファイル201)で管理
している例を示している。ユーザ定義ファイル201は
マーク定義部8に記憶されている。ユーザ定義ファイル
201に含まれている各マーク情報は、マーク情報を知
覚可能に表わすシンボル(音情報も含む)、マーク情報
の内容を示すコメント、関連する情報のリンク情報(例
えば、URL)、マーク情報に対応する処理方法(処理
スクリプト)、マーク情報を定義した人等を有してい
る。
【0018】図7に示すユーザ定義ファイルにおいて
は、例えば、デフォルトで設定され、視聴済みであるこ
とを表わし、シンボルが既であり、skip処理させる
というマーク情報が定義されている。また、デフォルト
で設定され、重要個所であることを表わし、シンボルが
◎であるマーク情報や、ユーザ自身(me)が設定し、
後にゆっくりと再生すべき部分であることを表わし、シ
ンボルが★であり、slow play処理させるとい
うマーク情報も定義されている。また、ユーザ自身が設
定し、常識である部分であることを表わし、シンボルが
△であり、fast play処理させるというマーク
情報や、ユーザ自身が設定し、熟考すべき部分であるこ
とを表わし、シンボルが※であり、pauseさせると
いうマーク情報等が定義されている。マーク情報は、ユ
ーザがマーク定義部8を用いて定義することができるよ
うになっている。これによって、ユーザはプレゼンテー
ションに対して必要に応じてカスタマイズ、パーソナラ
イズして自分だけのプレゼンテーションを作成して視聴
することができる。
【0019】マーク情報として予め汎用的なものを定義
しておくことは有益である。例えば、重要を表わすマー
ク情報(シンボル◎)を定義しておき、プレゼンテーシ
ョンの著者が必ず見て欲しいと思う重要なメディアに対
してマーク情報(シンボル◎)を付けておくようにする
と、プレゼンテーションのメディアを再生する際にマー
ク情報に対応付けられているメディアについて、後述す
るようにシンボル◎を表示させることができ、受け手側
は注意を払うことができる。また、マーク情報が対応付
けられたメディアの部分のみ拾って再生することで時間
の節約をすることができる。
【0020】次に、プレゼンテーションに含まれるメデ
ィアにマーク情報を対応付ける動作を説明する。プレゼ
ンテーションの実行中にユーザが特定のメディアに対し
てマーク情報を対応付けたいと思った場合には、マーク
付け部7を用いて視覚情報再生部4により再生されてい
るプレゼンテーションの所望のメディアを指示すること
によりマーク付け情報管理部9により後述するよにマー
ク情報を対応付けることができる。音声メディアに対し
ては、プレゼンテーションウィンドウ中のオーディオメ
ディアのアイコン(図5中のアイコンI)に対して指示
することによりマーク情報を対応付けることができる。
対応付けるマーク情報は、マーク定義部8に登録されて
いる複数のマークからマーク付け部7により選択するこ
とができ、同じメディアに異なる複数のマーク情報を同
時に対応付けることもできるようになっている。
【0021】例えば、シンボル★のマーク情報を対応付
ける場合には、画面上においてマーク付け部7を用いて
マーク情報のシンボル★を選択し、当該シンボルを所望
のメディア上に移動させた状態でマーク付け部7のマウ
スをクリックすればよく、これにより、当該メディアの
当該時間についてマーク情報(シンボル★)を対応付け
られるようになっている。所望のメディアの所望の時間
巾に対してマーク情報を対応付ける場合には、マーク付
け部7のマウスを所望の時間クリックダウンするなどに
より実現できる。
【0022】また、同じメディアに対して同時に複数の
意味内容を対応付ける場合には、複数のマーク情報を対
応付けたり、既に対応付けられているマーク情報に別の
意味内容の定義を加えたりすることにより可能である。
複数のマーク情報を対応付ける場合には、プレゼンテー
ションを一旦巻き戻して再生し、再度他のマーク情報を
対応付けるようにすればよく、既に対応付けられている
マーク情報に別の意味内容の定義を加える場合には、マ
ーク定義部8により、当該マーク情報に複数の意味内容
を定義するようにすればよい。また、一旦対応付けたマ
ーク情報に対する定義をユーザがマーク定義部8により
再定義することで、一括してマーク情報の意味を変更す
ることができる。例えば、定義した処理がもはや必要で
なくなった場合などに処理の定義を削除すれば、当該処
理のマーク情報が対応付けられた部分での処理が行われ
なくなる。これによると、マーク情報の対応付けを1ヶ
所ずつ変更する手間がかからない。
【0023】次に、マーク情報をメディアの所定の時間
に対応付けて管理するマーク付け情報ファイルの一例を
図8を用いて説明する。本実施の形態では、プレゼンテ
ーションの再生シナリオとの関連がわかりやすいように
2次元マップのマーク付け情報ファイルを用いている。
マーク付け情報ファイルはマーク情報の数だけのレイヤ
ーを有し、各レイヤーは、各マーク情報に関する対応付
けを記憶するようになっている。各レイヤーは横軸を時
間に取り、縦軸をメディアに取った2次元マップとなっ
ている。横軸の時間のサンプリング間隔は、任意の間隔
(例えば1秒単位)でよい。図8において、各レイヤー
は、メディア毎に1秒単位で1ビットの情報を持つよう
になっている。初期状態では、各レイヤーのすべてのビ
ットは”0”の状態となっている。
【0024】また、マーク付け情報ファイルの各レイヤ
ーには、図9に示すように、当該レイヤーを公開しても
よいというPublic属性、または当該レイヤーを公
開してはいけないというPrivate属性の何れかが
設定されている。なお、ユーザはマーク定義部8を用い
て、各レイヤーに対してPublicまたはPriva
teの属性を定義することができるようになっている。
【0025】次に、マーク情報を対応付ける動作を説明
する。マーク付け情報管理部9は、マーク付け部7によ
る指示に基づいて、対応するメディアおよび時間のビッ
トを”1”にする。例えば、ユーザがマーク付け部7に
よりメディアBの時刻2秒から10秒まで★マークを指
定したとすると、図8に示すように★マークに対応する
マーク情報のレイヤーのメディアBの行の2〜10まで
のビットのすべてを”1”にする。このようにマーク情
報を管理することで、後述するようにマーク情報に定義
された処理を施す際に演算を簡単に行なうことができ
る。
【0026】次に、既に再生したメディアに対して既読
であることを示すマーク情報(未読既読マーク情報)を
対応付ける動作について説明する。未読既読マーク情報
をメディアに対して対応付ける動作は、ユーザが未読既
読マークを付けるオプションをオンにしてプレゼンテー
ションの再生を開始することにより実行される。この動
作においては、上述の図6に示す基本的なマルチメディ
ア再生動作が行われ、再生シナリオ200にしたがって
シナリオ解釈部5は対応するメディアを順次読み出し、
視覚情報再生部4および音声情報再生部4はメディアを
再生する。このような動作と共に、既読情報管理部10
は図10に示すように各メディアのどの部分を再生した
かを検知し、マーク付け情報ファイルの未読既読マーク
情報のレイヤーの検知したメディアおよび時間に対応す
るビットを”1”にする。
【0027】次に、ユーザが図10の時刻tcにおいて
プレゼンテーションの再生を中断させ、その後、続きの
プレゼンテーションを再生させる指示を行った場合のプ
レゼンテーションの再生動作を説明する。ユーザが再生
シナリオ演算部6に対して未読部分のみのシナリオ生成
を指示すると、再生シナリオ演算部6はマーク付け情報
ファイルをマーク付け情報管理部9より読み出し、その
中から未読既読マーク情報のレイヤーを解釈して未読部
分のみが含まれている再生シナリオを作成する。
【0028】具体的には、再生シナリオ演算部6は、該
当するプレゼンテーションのシナリオファイルをスコア
に展開し、当該スコアに基づいて各メディアと、当該メ
ディアの再生時間との2次元マップを求める。次に、マ
ーク付け情報ファイルから未読既読マーク情報のレイヤ
ーを呼び出す。そして、前者と後者とのANDをとり既
読の部分のみを取り出す。次いで、再生シナリオ演算部
6は、マーク定義部8のユーザ定義ファイル201から
未読既読マーク情報に含まれている処理(メディアの再
生を行わないスキップ(Skip)処理)を取り出し、
既読部分に対してスキップ処理を行うようなスコアを求
め、当該スコアをシナリオへ逆変換する。上記の動作に
よると、既読の部分はスキップされ、その他の部分はな
にもされないシナリオ、すなわち、未読部分のみ再生す
るシナリオファイルが生成される。この作成された再生
シナリオファイルを用いて上述の図6に示すようにプレ
ゼンテーション再生を行うと、時刻tcからのプレゼン
テーションが再生される。
【0029】次に、複数のマーク情報の対応付けに基づ
いてプレゼンテーションを再生する場合の動作を図11
を用いて説明する。ここで、マーク付け情報管理部9の
マーク付け情報ファイルには、著者が付けた重要マーク
情報(シンボル◎)、ユーザが付けたスロー再生を行わ
せるスロー再生マーク情報(シンボル★)のレイヤーが
あり、各マーク情報は通常の再生におけるスコアに重ね
て示すと図12に示すように対応付けられているものと
する。さらに、ユーザ定義ファイル201において、重
要マーク情報には処理が定義されておらず、スロー再生
マーク情報に対してはスロー再生処理が定義されている
ものとする。
【0030】ユーザによりプレゼンテーションの再生の
指示がされ、さらにマーク付け情報管理部9でレイヤー
が管理されている各マーク情報をプレゼンテーションの
再生に有効にするか否か(On、Off)が入力される
と(ステップS11)、各マーク情報に対する(On、
Off)が再生シナリオ演算部6に送られる(ステップ
S12)。本例では、スロー再生マーク情報および重要
マーク情報はOnに設定されているものとする。
【0031】次いで、再生シナリオ演算部6は、書き出
す2次元マップの初期化を行い(ステップS13)、O
nが設定されたマーク情報をマーク定義部8のユーザ定
義ファイル201から読み出し(ステップS14)、マ
ーク情報に処理が定義されているか否かを検出する(ス
テップS15)。この結果、処理が定義されていない場
合には、再生シナリオ演算部6は、レイヤーの”1”が
設定されたビットに対応する2次元マップ上の位置にシ
ンボルを表示させる処理を書き加える(ステップS1
6)。これにより、重要マーク情報のレイヤーの”1”
が設定されたビットに対応する2次元マップ上の位置に
シンボルを表示させる処理が書き加えられる。一方、処
理が定義されている場合には、再生シナリオ演算部6
は、定義されている処理を2次元マップに反映させる
(ステップS17)。これにより、スロー再生マーク情
報のレイヤーの”1”が設定されたビットに対応する部
分について時間軸が伸ばされて再生されるように2次元
マップ上に反映される。
【0032】上記処理(ステップS14〜S17)をO
nが設定されたすべてのマーク情報に対して行う(ステ
ップS18)。これにより、図13に示すような複数の
マーク情報の対応付けが加味された2次元マップが作成
される。図13中の◎はシンボルを表示する処理を行う
ことを表わし、★はスロー再生を行うことを表わしてい
る。この後、再生シナリオ演算部6が2次元マップに基
づいてスコアを作成する。すなわち、2次元マップの◎
に対応する部分においてシンボルを表示する処理を行
い、★に対応する部分においてスロー再生を行うスコア
を作成する。これにより、図12に示すスコアに対して
スロー再生マーク情報が対応付けられている時間軸が伸
ばされた図14に示すようなスコアが作成される。次い
で、再生シナリオ演算部6が作成したスコアに基づいて
再生シナリオファイルを生成する(ステップS19)。
ここで、重要マーク情報が対応付けられている部分の再
生において、その部分の再生中にウィンドウにシンボル
◎が表示されるように再生シナリオファイルが記述され
る。
【0033】上記のように生成された再生シナリオファ
イルに基づいて、シナリオ解釈部5がプレゼンテーショ
ンを実行すると、スロー再生マーク情報が対応付けられ
ている部分(時間)においてスロー再生を行い、重要マ
ーク情報が対応付けられている部分においてはプレゼン
テーション中の該当するメディアの表示ウインドウ中に
シンボル◎を表示する。このとき、重要マーク情報に対
応するシンボル◎を表示する時間を重要マーク情報が対
応付けられている時間より長く表示することが好まし
く、特に、対応付けれれている時間より前から表示する
ようにすることが望ましい。これは、プレゼンテーショ
ンの再生中にユーザがマーク付け部7により重要マーク
情報を対応付けるようになっており、再生中に重要な部
分を見つけてから実際に対応付けるまでの間に時間が空
いてしまうことがあるからである。
【0034】なお、上記処理において、スコア上の同じ
部分に異なるマーク情報が付けられていて、マーク情報
の処理を両立できないような場合が有り得るが、これに
対しては、何れのマーク情報を優先するかの優先順位に
基づいて処理を行えばよく、例えば、演算する順序を変
えることでマーク情報の処理に優先順位をつけることは
容易である。
【0035】次に、シナリオファイルの既読した範囲に
おいて、新たにメディアが追加された場合に未読のメデ
ィアを検出する処理について説明する。まず、再生シナ
リオ演算部6は、再生シナリオファイルをスコアに変換
すると共に、マーク付け情報管理部9から未読既読マー
ク情報のレイヤーを取り出して当該レイヤーに基づいて
スコアに相当する2次元マップを生成する。次いで、再
生シナリオ演算部6は、前記未読既読マーク情報による
2次元マップをマスクにして前記再生シナリオのスコア
に重ねあわせ、マスクのかかっていない部分を検出す
る。図15には、前記未読既読マーク情報による2次元
マップをマスクにして前記再生シナリオのスコアを重ね
あわせた状態を示している。図15に示すようにマスク
のかかっていない部分は、新たに加わったコンテンツ若
しくは未読のコンテンツである。このように、新たに追
加されたメディアを容易に検出することができ、追加さ
れたメディアを支障なく再生することができるようにな
る。
【0036】このように、ユーザは複数のメディアから
構成される複雑なプレゼンテーションに対して特定の部
分にアノテーション、メモ書き、メディア処理などのマ
ーク情報を自由に対応付けることができる。また、既読
未読を詳細に管理できたり、プレゼンテーションの重要
部分を容易に把握できたりして、プレゼンテーションを
効率的に視聴することができる。
【0037】次に、クライアントA、B、CとサーバS
との間でのマーク付け情報の伝達動作について図16を
用いて説明する。マーク付け情報伝達部11は、例え
ば、ユーザがプレゼンテーションを視聴し終わったと
き、あるいはユーザがアノテーションを付与したとき等
の特定のイベントが発生した際に、マーク付け情報管理
部9からマーク付け情報を読み出す(ステップS2
1)。次いで、マーク付け情報伝達部11は、当該マー
ク付け情報中の各レイヤーに設定されている属性を解釈
し(ステップS22)、属性がPublicであれば、
当該レイヤーを送信用のファイル(tmp)に書き込む
一方、属性がPrivateであれば何もしない(ステ
ップS23、S24)。そして、上記の処理ステップS
22〜S24をマーク付け情報ファイル中のすべてのレ
イヤーに対して行う(ステップS25)。
【0038】次いで、マーク付け情報伝達部11は、ク
ライアントの識別子やクライアントを操作しているユー
ザID等のクライアントIDを送信用のファイルに書き
込み(ステップS26)、さらに、マーク定義部8に記
憶されているマーク情報を送信用のファイルに書き込む
(ステップS27)。図17は、この時の送信用のファ
イルを示している。この後、マーク付け情報伝達部11
は、サーバSのマーク付け情報伝達部23との間でコネ
クションを張って通信規約上でデータの送受信ができる
ようにし、送信用のファイルをマーク付け情報伝達部2
3に送信する(ステップS28)。マーク付け情報伝達
部23は、ネットワークNを介して接続されている複数
のクライアントA、B、Cのマーク付け情報伝達部11
からの送信用のファイルを受信し、サーバSのマーク情
報管理部21に記憶する。
【0039】なお、本実施の形態では、ユーザが知らな
い間にシステムが自動的にマーク付け情報等を送るよう
にしたが、例えば、マーク付け情報送信ボタンなどを設
け、当該ボタンに対してユーザが明示的に指示したとき
のみ送信するようにすると、ユーザのプライバシーの保
護を考えた場合に有効である。また、本実施の形態で
は、サーバSにクライアントIDを送信するようにした
が、クライアントIDは必ずしも送信する必要はない。
例えば、ユーザのプライバシーを尊重する場合にはマー
ク付け情報とともにクライアントIDを送信しないよう
にしてもよい。ユーザの意図に関係なくマーク付け情報
がサーバSに送信されるような場合にはクライアントI
Dを送信しないようにしたほうがよい。
【0040】次に、サーバSでの複数のクライアント
A、B、Cからのマーク付け情報から共有マーク付け情
報を作成する演算動作について図18を用いて説明す
る。共有マーク付け情報とは、複数のクライアントで共
有プレゼンテーションを視聴した複数のユーザがプレゼ
ンテーションに対してどのようなインタラクションをし
たかという統合情報であり、だれが、プレゼンテーショ
ンのどの部分を視聴したか、どの部分にアノテーション
を付けたか、どこに重要マークをつけたか等の情報を複
数のクライアント(ユーザ)について統合した情報であ
る。ここでは、各クライアントにおいて、既/未読マー
ク情報、重要マーク情報、メモ書きマーク情報について
の対応付けが管理されている場合について説明する。本
実施の形態では、サーバSのマーク付け情報管理部21
がクライアントすべて(クライアントの数をN個とす
る)からマーク付け情報を受信したときに本動作が開始
されるものとする。なお、サーバSの管理者が明示的に
動作を開始させるようにしてもよい。
【0041】クライアントからN個目のマーク付け情報
が到着すると、マーク付け情報管理部21は、マーク付
け情報演算部22にN個目のマーク付け情報が到着した
ことを知らせる。マーク付け情報演算部22は、マーク
付け情報管理部21からN個のマーク付け情報等のセッ
トを読み出す(ステップS31)。次に、マーク付け情
報演算部22は、マーク付け情報にレイヤーが含まれて
いるマーク情報毎に同一のマーク情報のレイヤーをまと
めるためのマップを準備し(ステップS32)、同一の
クライアントIDに対応付けられているマーク付け情報
の各レイヤーを該当するマップに書き込み(ステップS
33、S34)、他のクライアントIDに対応付けられ
ているマーク付け情報についても上記同様な処理(ステ
ップS33、S34)を行う(ステップS35)。これ
によって、図19に示すように、同一のマーク情報に関
連するN枚のレイヤーをまとめたマップが既/未読マー
ク情報(図中の既/未読マーク)、重要マーク情報(図
中の◎マーク)、メモ書きマーク情報(図中の★マー
ク)の各マーク情報ごとに作成される。
【0042】次に、マーク付け情報演算部22は、M個
のマップそれぞれについて、マーク定義情報に基づいて
解析して、マップ内のN枚のレイヤーの情報を統合す
る。時間軸の頭から順にマップのすべてのレイヤーに対
して解析し、図3のような再生シナリオを作成する。具
体的には、マーク付け情報演算部22は、各クライアン
トIDに対応したマーク情報をマーク付け情報管理部2
1から読み込んでおく(ステップS36)。次いで、マ
ップのレイヤーのビットを時刻t=0から順に読み込み
(ステップS37)、マーク情報が対応付けられ(ビッ
トが”1”であり)、さらに当該レイヤーに対応付けら
れているクライアントIDのマーク情報に処理が設定さ
れていれば、当該処理を再生シナリオ形式で書き出し
(ステップS38)、このような処理を当該マップのN
個の各レイヤーに対して行い(ステップS39)、マッ
プの時間軸が終了するまで行う(ステップS40)。次
いで、マーク付け情報演算部22は、M個のマップそれ
ぞれから作成された再生シナリオをバインド(統合)し
て、共有再生シナリオ(共有マーク付け情報)を求め
(ステップS41)、共有マーク付け情報管理部21へ
記憶する。
【0043】上記の処理によると、例えば、重要マーク
情報(◎マーク情報)に関するマップ情報が、
【0044】
【表1】
【0045】であり、メモ書きマーク情報(★マーク)
に関するマップ情報が、
【0046】
【表2】
【0047】であるとすると、図20に示す共有マーク
付け情報が求められる。上記実施の形態では、複数のマ
ーク情報に関するマーク付け情報を統合した共有マーク
付け情報を求めるようにしたが、いずれか一つのマーク
情報に関するマーク付け情報を統合した共有マーク付け
情報を求めるようにしてもよい。
【0048】次に、クライアントA、B、Cにおいて共
有マーク情報に基づいてプレゼンテーションを再生する
際の動作を説明する。サーバSで作成されて共有マーク
情報管理部21に記憶されている共有マーク情報は、サ
ーバSのマーク情報伝達部23により、所定のタイミン
グで各クライアントへ送信される。これにより、各クラ
イアントA、B、Cでは、プレゼンテーションを行う元
の再生シナリオファイルに加えて、サーバSから送信さ
れたの共有マーク情報のシナリオファイルを持つことに
なる。
【0049】各クライアントでは、再生シナリオ演算部
6が両シナリオファイルをバインドし、シナリオ解釈部
5が、バインドした新たな再生シナリオと、コンテンツ
群と、マーク情報とに基づいて、上述の複数のマーク情
報の対応付けに基づいて行うプレゼンテーションの再生
動作と同様な動作によりプレゼンテーションを実行す
る。これによると、図21に示すように、複数のユーザ
によって対応付けられたマーク情報Mが適切なタイミン
グで適切な場所に表示されるプレゼンテーションが実行
される。したがって、ユーザはプレゼンテーションを実
行している最中に、複数のユーザによって対応付けられ
たマーク情報を把握することができる。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明によると、ユーザは
複数のメディアから構成される複雑なプレゼンテーショ
ンに対して任意の部分にアノテーション、メモ書き、メ
ディア処理などのマーク情報を適切に対応付けることが
でき、さらにマーク情報の対応付けをネットワーク上に
おいて共有することができる。これにより、プレゼンテ
ーションに対するマーク情報の対応付けをユーザの作業
負担を増加させることなく容易に共有することができ、
複数のユーザは迅速かつ的確にこれらマーク情報の対応
付けを利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるマルチメディア情
報処理装置の全体構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施の形態によるマルチメディア情
報処理装置のMM情報視聴部の構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施の形態による再生シナリオファ
イルの一例を示す図である。
【図4】本発明の一実施の形態によるプレゼンテーショ
ンのスコアを示す図である。
【図5】本発明の一実施の形態によるマルチメディアプ
レゼンテーションの表示例を示す図である。
【図6】本発明の一実施の形態による基本的なマルチメ
ディアの再生動作のフローチャートである。
【図7】本発明の一実施の形態によるユーザ定義ファイ
ルを示す図である。
【図8】本発明の一実施の形態によるマーク付け情報フ
ァイルを示す図である。
【図9】本発明の一実施の形態による属性が設定された
レイヤーを説明する図である。
【図10】本発明の一実施の形態による未読既読マーク
情報の対応付けに基づくスコアを示す図である。
【図11】本発明の一実施の形態による再生シナリオの
演算動作のフローチャートである。
【図12】本発明の一実施の形態による再生シナリオフ
ァイルのスコアに重要マーク情報およびスロー再生マー
ク情報の対応付けを重ねた図である。
【図13】本発明の一実施の形態による重要マーク情報
およびスロー再生マーク情報の対応付けに基づいて演算
された2次元マップを示す図である。
【図14】本発明の一実施の形態による重要マーク情報
およびスロー再生マーク情報の対応付けに基づく演算に
よりもとめられたスコアを示す図である。
【図15】本発明の一実施の形態による更新されたシナ
リオに基づくスコアと、未読既読マーク情報の対応付け
に基づくスコアとを重ねあわせた状態の図である。
【図16】本発明の一実施の形態によるマーク付け情報
の伝達動作のフローチャートである。
【図17】本発明の一実施の形態によるマーク付け情報
送信用のファイルを示すである。
【図18】本発明の一実施の形態による複数のマーク付
け情報から共有マーク付け情報を作成する演算動作のフ
ローチャートである。
【図19】本発明の一実施の形態による同一のマーク情
報に関連するN枚のレイヤーをまとめたマップを示す図
である。
【図20】本発明の一実施の形態による共有マーク付け
情報の一例を示す図である。
【図21】本発明の一実施の形態による共有マーク付け
情報を用いたプレゼンテーションの表示例を示す図であ
る。
【符号の説明】
A、B、C クライアント N ネットワーク S サーバ MM MM情報視聴部 1 メディア情報管理部 2 再生シナリオ管理部 3 視覚情報再生部 4 音声情報再生部 5 シナリオ解釈部 6 再生シナリオ演算部 7 マーク付け部 8 マーク定義部 9 マーク付け情報管理部 10 既読情報管理部 11 マーク情報伝達部 21 マーク情報伝達部 22 マーク付け情報管理部 23 マーク付け情報演算部 100 音声メディア 101 テキストメディア 102 静止画 103 動画 104 アニメーション 200 再生シナリオファイル 201 ユーザ定義ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 BB21 BB49 CC02 CC31 EE05 EE07 FF03 FF04 FF06 GG04 GG07 5B075 KK03 KK07 KK13 KK33 ND16 ND26 PQ02 PQ04 PQ22 PQ63 PQ64 PQ65 PQ69 PR01 UU40 5C082 BA02 BA12 BA27 BA41 BB01 CA03 CA62 CB06 DA87 MM05 MM09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーバと、前記サーバにネットワークを介
    して接続された複数のクライアントとを有するマルチメ
    ディア情報処理装置において、 前記各クライアントは、 時間軸を持ったストリームメディアを含む複数のメディ
    ア情報を時間的空間的に組み合わせて再生してプレゼン
    テーションを実行するマルチメディア情報視聴手段と、 再生されている前記メディア情報に対して、前記メディ
    ア情報に関連するマーク情報を対応付けるプレゼンテー
    ションにおける時間巾を指定するマーク付け手段と、 前記再生されているメディア情報と、前記マーク情報
    と、前記時間巾とを対応付けるマーク付け情報を管理す
    る第1マーク付け情報管理手段と、 前記マーク付け情報をサーバへ送信する第1マーク付け
    情報伝達手段とを備え、 前記サーバは、 前記マーク付け情報を前記クライアントから受信する第
    2マーク付け情報伝達手段と、 受信した前記マーク付け情報を記憶する第2マーク付け
    情報管理手段と、 前記第2マーク付け情報管理手段に記憶された複数の前
    記マーク付け情報に基づいて共有マーク付け情報を生成
    するマーク付け情報演算手段とを備えることを特徴とす
    るマルチメディア情報処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のマルチメディア情報処理装
    置において、 前記マーク付け情報演算手段は、前記マーク付け情報の
    中の所定のマーク情報に関する前記マーク付け情報に基
    づいて前記共有マーク付け情報を生成することを特徴と
    するマルチメディア情報処理装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のマルチメディア
    情報処理装置において、 前記第1マーク付け情報管理手段に記憶される前記マー
    ク付け情報には、前記サーバに対する公開可否の属性情
    報が設定されており、 前記第1マーク情報伝達手段は前記属性情報に応じて前
    記マーク付け情報の送信を制御することを特徴とするマ
    ルチメディア情報処理装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載のマルチ
    メディア情報処理装置において、 前記マルチメディア情報視聴手段は、前記プレゼンテー
    ションの実行中に前記共有マーク付け情報に基づいて前
    記マーク情報を表示することを特徴とするマルチメディ
    ア情報処理装置。
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