JP2000098707A - 現像装置及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents
現像装置及びそれを用いた画像形成装置Info
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Abstract
広くなるとともに、現像剤担持体と像担持体との間でリ
ークの発生が確実に防止できる現像装置を提供するこ
と。 【解決手段】 現像装置14は、感光体ドラム12に対
してトナーG1を供給する現像ローラ14aを備え、感
光体ドラム12上にトナーG1を供給する際に現像ロー
ラ14aに現像用バイアス電圧を印加する。コントロー
ラ19は、非現像時に現像ローラ14aに印加する電圧
を増減して、現像ローラ14a及び感光体ドラム12間
でリーク画像が生じる電圧をセンサ20を用いて検出
し、その電圧に基づいて、リーク画像が生じない範囲内
で現像用バイアス電圧を調整する。
Description
またはフルカラーの複写機やプリンタ等に用いられる現
像装置及びそれを用いた画像形成装置に関する。さらに
詳細には、現像用バイアス電圧の設定の際の許容範囲を
広くするとともに、現像剤担持体と像担持体との間での
リークの発生を防止するようにした現像装置及びそれを
用いた画像形成装置に関するものである。
は、全面帯電した感光体ドラムに、光書き込みユニット
の露光により静電潜像を形成した後、現像ローラによる
現像剤の担持量を規制ブレードを用いて一定にした状態
で、感光体ドラム上の静電潜像にその現像剤を付着させ
て顕像化し、記録用紙上に画像を形成する。その場合、
感光体ドラム及び現像ローラに現像用バイアス電圧が印
加され、感光体ドラム及び現像ローラ間に形成された所
定の電界の下に、現像剤が感光体ドラム上に付着する。
ば特開平5−88434号公報に示されるように、気圧
を検出するセンサを用いて大気圧を検出し、その検出し
た大気圧に基づいて、感光体ドラム及び現像ローラ間の
電位差をリーク(電流漏れ)が生じないように制御して
いる。これにより、大気圧の変動に関わらず、記録用紙
上に高品位な画像を形成する。また、特開平5−115
82号公報または特開平7−199664号公報に示さ
れる画像形成装置においては、感光体ドラム及び現像ロ
ーラ間にリークが生じないように、現像ローラの体積抵
抗値、現像用バイアス電圧等の現像条件を制限したり、
交番電界のピーク・トゥ・ピーク電圧、暗現像電位、及
び、感光体ドラム及び現像ローラ間の離間距離等を一定
範囲内になるように設定する。
のような従来の画像形成装置によれば、感光体ドラムと
現像ローラとの間の距離が装置毎の個体差により異なる
場合に、リークの発生を防止できない場合がある。また
は、感光体ドラムと現像ローラとの間の距離がその長手
方向に沿って異なっている場合にも、リークの発生を防
止できない場合がある。そのため、感光体ドラム及び現
像ローラ間の距離の差異を考慮した上で、現像用バイア
ス電圧等を設定する必要があった。このため、これら現
像用バイアス電圧等を設定する際の許容範囲は極めて狭
いものとなっていた。
になされたものであり、現像用バイアス電圧の設定の際
の許容範囲を広くするとともに、現像剤担持体及び像担
持体間でリークの発生を確実に防止できる現像装置及び
それを用いた画像形成装置を提供することを課題とす
る。
めに本発明によれば、像担持体に供給するための現像剤
を担持する現像剤担持体を備え、前記現像剤担持体に電
圧(以下、「現像用バイアス電圧」という)を印加して
前記現像剤担持体から前記像担持体に対して現像剤を供
給する現像装置において、前記現像剤担持体及び前記像
担持体間でリークが生じる際の前記電圧を検出する検出
手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて、前記リー
クが生じない現像用バイアス電圧の範囲を設定する設定
手段とが設けられている。
現像時に、現像剤担持体への印加電圧を増減して、現像
剤担持体及び像担持体間でリークが生じる際の電圧を検
出する。そして設定手段は、検出結果に基づいて、リー
クが生じない現像用バイアス電圧の範囲(例えば上限
値)を設定する。このようにリークが発生した電圧を検
出し、検出した電圧以下の範囲内で現像用バイアス電圧
の範囲(好ましくは現像用バイアス電圧のピーク・トゥ
・ピーク電圧の上限値)を設定するので、現像剤担持体
及び前記像担持体間の距離が装置毎にまたは長手方向に
沿って異なっていても、現像用バイアス電圧の設定の際
の許容範囲が広く確保される。また、現像剤担持体と像
担持体との間でのリークの発生が確実に防止される。
より設定された範囲内で現像用バイアス電圧(好ましく
はその直流成分電圧)を調整する制御手段を設けるのが
望ましい。このように制御手段が現像用バイアス電圧を
調整することにより、適正な濃度で画像を形成できる。
たいずれかの現像装置と、前記像担持体上に画像を形成
する作像手段とを有している。この画像形成装置では、
作像手段と現像装置とによって、像担持体上に画像が形
成される。
形態について、図面に基づいて詳細に説明する。本実施
の形態は、電子写真方式の画像形成装置であって、一成
分トナーの現像剤(以下、単にトナーG1と称す)を使
用して画像を形成するものである。図1は、その実施の
形態の画像形成装置の要部を示す概略図である。
1に示されるように、有機光導電材料(OPC)からな
る薄膜層を表面に形成した感光体ドラム12(像担持
体)が、矢印A方向に回転自在に設けられている。その
感光体ドラム12の周囲には、同矢印Aの回転方向に沿
って、帯電器13、現像装置14、転写器15、クリー
ナ16が順次配設され、更に、感光体ドラム12の斜め
上方側には、作像手段としてのレーザー露光装置17が
配置されている。
3、現像装置14、転写器15等に電圧を印加する電源
装置18が設けられている。さらにこれらの他に、その
電源装置18等を制御するコントローラ19(制御手
段)が設けられている。このコントローラ19は、帯電
器13、現像装置14、転写器15、クリーナ16、レ
ーザー露光装置17等の制御をも担当している。また、
感光体ドラム12上のトナー濃度を検出するセンサ20
が感光体ドラム12の近傍に設けられている。このセン
サ20の検出値は、コントローラ19に入力される。コ
ントローラ19は、周知のCPU、ROM、RAM等を
組み合わせてなるマイコンであり、画像形成装置11内
の各種デバイスを統括的に制御するものである。特に電
源装置18を制御して、現像ローラ14a及び感光体ド
ラム12等に対して印加される電圧を変更するととも
に、現像用バイアス電圧を適宜設定することができる。
ながら、感光体ドラム12表面の薄膜層を、全面帯電さ
せるものである。帯電器13は、既述した如く電源装置
18に接続され、通常は−1000V〜−1400V程
度の電圧が印加されることによって、感光体ドラム12
上の表面電位を−600V〜−1000V程度に帯電す
る。この場合、帯電器13としては導電性ブラシを利用
したもの以外に、導電性ローラを利用してもよく、更
に、導電性ワイヤもしくは針電極等を使用しても良い。
に基づいたレーザー光17aを感光体ドラム12表面に
露光して、静電潜像を感光体ドラム12表面に形成する
ものである。このためレーザー露光装置17は、ファク
シミリ装置、画像読み取り装置、コンピュータ(図示せ
ず)から入力した画像情報に基づき、コントローラ19
によって制御される。この場合、レーザー光17aを受
けた後の感光体ドラム12の表面電位は、静電潜像が形
成された画像部と静電潜像が形成されない非画像部とで
大きく異なる。このため、負帯電性のトナーG1は静電
潜像が形成された画像部分のみに付いて、静電潜像に対
応して顕像化される。もっとも、感光体ドラム12表面
を露光する手段としては、LEDヘッドを使用したり、
液晶パネルやPLZT等のシャッタ手段を使用しても良
い。
成された潜像をトナーG1を用いて顕像化するものであ
る。現像装置14において感光体ドラム12に隣接する
位置には、矢印C方向に回転する現像ローラ14a(現
像剤担持体)が配設されている。また、その現像装置1
4は、トナーG1を収納するトナーホッパ14bを有
し、このトナーホッパ14bの上部には、現像ローラ1
4a側に向かって延びる規制ブレード14cが配置され
ている。そして、トナーホッパ14b内の現像ローラ1
4aに近接するように、トナーG1の供給・回収ローラ
(以下、単に供給ローラと称す)14dが配置されてい
る。また、トナーホッパ14b内の奥部側には、トナー
G1を攪拌するとともに供給ローラ14dへ供給する攪
拌羽根14eを備えている。
14aに接触した状態で矢印D方向(矢印C方向と同方
向)に回転しながらトナーG1を現像ローラ14aに対
して供給できる。そこで、バネ性部材からなる規制ブレ
ード14cは、現像ローラ14aの回転方向(矢印C方
向)における下流側で現像ローラ14aに接触してい
る。現像ローラ14a上に担持されるトナーG1の薄層
の厚さを一定にするためである。具体的には、規制ブレ
ード14cは、現像ローラ14aに対して4gf/mm
程度の圧力で押圧されている。これにより、トナーG1
が規制ブレード14cと現像ローラ14aとの間を通過
する時に、現像剤の付着量として0.7mg/cm2、
現像剤の荷電量として−20μC/g程度のトナー層と
なる。ここで、トナーG1は、非磁性一成分トナーであ
る。すなわち、ポリエステル系あるいはスチレンーアク
リル系等の樹脂を主成分とし、その樹脂中に着色材(カ
ーボンや顔料)・帯電制御剤・WAX等を分散させたも
のに、シリカ等の流動化剤によって表面処理を施したも
のである。なお、本実施の形態では、当社製カラープリ
ンタに使用されているポリエステル系樹脂を主成分とし
たマゼンタトナーを使用している。
12にトナーG1を供給する現像領域において感光体ド
ラム12と距離L1(例えば0.2mm程度)だけ離れ
て対向している。そして、矢印C方向に回転しながらト
ナーG1を感光体ドラム12に付与するのである。この
場合、現像ローラ14aは、芯金部材上に105Ω〜1
06Ω程度の体積抵抗値を有する弾性ゴム層と、この弾
性ゴム層の表面に106Ω〜107Ω程度の表面抵抗を有
するコート層とからなり、現像ローラ14aに対して現
像バイアス用電圧が印加される。
れるような矩形波の交番電界に直流成分が重畳された電
圧が使用される。具体的な電圧としては、例えば、電圧
差1.7kV(ピーク・トゥ・ピーク電圧)、直流成分
電圧−500V(ピーク・トゥ・ピーク電圧の中心電
圧)、周波数3kHz、デューティ比40%(交番電界
波形の一周期の時間T1に対して現像電界が実際に印加
されている時間T2の占める割合)を使用する。ただ
し、上記した数値が常に使用される訳ではない。後に詳
述する如く、現像ローラ14a及び感光体ドラム12間
でリークが生じる電圧が検出され、検出された電圧に基
づいて、リークの生じない現像用バイアス電圧の範囲を
コントローラ19が設定するからである。尚、図2に示
される△Vdevは、画像部分の電位差を示し、△Vback
は、非画像部分の電位差を示す。このような現像バイア
ス用電圧が、現像ローラ14aに対して印加されると、
現像ローラ14a上のトナーG1は、現像領域において
現像ローラ14aと感光体ドラム12との間を往復動し
ながら感光体ドラム12に付着する。
用紙Pを収納する給紙カセット21が設置されている。
この給紙カセット21の用紙搬送方向下流側には、記録
用紙Pを搬送する一対の搬送ローラ22が配置されてい
る。また、搬送ローラ22の下流側には、感光体ドラム
12に向かう用紙通路23が形成されている。この用紙
通路23内を搬送される記録用紙Pは、一対の搬送ロー
ラ22によって感光体ドラム12と転写器15との間に
挟まれた転写領域に導びかれる。
12上のトナーG1の像を記録用紙Pに転写させるた
め、転写器15は、感光体ドラム1上のトナーG1の像
の移動に同期して送られた記録用紙Pの裏面側から、ト
ナーG1の帯電極性とは逆の正極性の転写電界を与え
る。具体的には、転写器15は導電性ローラからなり、
電源装置18に接続され、通常は2kV程度の電圧が印
加される。それにより、感光体ドラム12上のトナーG
1の像が記録用紙Pに転写され、記録用紙P上には画像
が形成される。もっとも、転写器15は、導電性ワイヤ
もしくは針電極によるコロナ放電を利用したものであっ
て良い。また、記録用紙Pは、電荷を帯びているので、
感光体ドラム12との分離性を向上させたり、剥離放電
を防止するため、除電針、除電電荷が印加されたチャー
ジャー等の除電手段を設けてもよい。
ラム12から分離された記録用紙Pを定着器24に導く
用紙搬送部材25が設けられている。更にその下流側に
は、定着器24が設けられており、この定着器24は、
転写領域において転写されたトナーG1の像を記録用紙
Pに対し加熱及び加圧して定着させる。また、定着器2
4へ送られた記録用紙Pは、定着後に排紙スタック26
上に排出される。
ラム12上に残るトナーG1を除去するものであり、ト
ナーG1を除去するためのクリーニングブレード16a
を有している。クリーニングブレード16aは、弾性を
有するゴム部材からなり、図中A方向に回転する感光体
ドラム12に接触しながら、感光体ドラム12上のトナ
ーG1を掻き落とす。そこから落ちたトナーG1はクリ
ーナ16内に収容される。もっとも、クリーニングブレ
ードを使用する以外に、例えば、導電性ブラシや磁気ブ
ラシ等を使用してもよい。そして、トナーG1が除去さ
れた感光体ドラム12は、帯電器13によって再び帯電
させられる。
は、必要に応じて、電荷除去手段を設けても良い。そし
て、電荷除去手段としては、イレーサランプ等を使用し
て光除電するものや、ワイヤーや針電極などからなるチ
ャージャーであってもよい。あるいは、感光体ドラム1
2に接触または近接して設けられた導電性フィルムに交
番電界を印加することによって電気的に除電するもので
あっても良い。
1の薄層の状態は、環境や耐久等の影響によって変動す
るが、この変動に対して、画像形成装置11は、感光体
ドラム12の静電潜像に付着されるトナーG1の量を適
量にすることにより、鮮明な画像を記録用紙P上に形成
することができる。具体的には、環境や耐久等によっ
て、現像剤付着量は0.6〜0.8mg/cm2 の範囲で
変動し、また、現像剤荷電量は−15〜−25μC/g
程度の範囲で変動する。このように現像ローラ14a上
のトナー層の状態が変動すると、感光体ドラム12の静
電潜像に付着されるトナーG1の量が変動する。すなわ
ち、現像ローラ14a上のトナーG1の付着量が少なく
なったり、トナーG1の荷電量が大きくなったりした場
合に、感光体ドラム12の静電潜像に付着されるトナー
G1の量は少なくなる。これに対し、現像ローラ14a
上のトナーG1の付着量が多くなったり、トナーG1の
荷電量が小さくなったりした場合には、感光体ドラム1
2の静電潜像に付着されるトナーG1の量は多くなる。
1においては、感光体ドラム12に付着されるトナーG
1の量の多小を、センサ20が検出して、その検出値を
コントローラ19に出力するので、その検出値を入力し
たコントローラ19は、直流成分電圧(ピーク・トゥ・
ピーク電圧の中心電圧)を制御する。すなわち、検出値
が小さい(そのままでは感光体ドラム12に付着される
トナーG1の量が少ない)場合、コントローラ19は直
流成分電圧が大きくなるように制御する。一方、検出値
が大きい(そのままでは感光体ドラム12に付着される
トナーG1の量が多い)場合、直流成分電圧が小さくな
るように制御する。そのため、現像ローラ14a上のト
ナーG1の薄層の状態が、環境や耐久によって変化して
も、コントローラ19が現像バイアス電圧の直流成分電
圧を制御して、感光体ドラム12の静電潜像に付着され
るトナーG1の量を適量とすることにより、記録用紙P
上に鮮明な画像を形成することができる。
14aとの間の距離L1が装置毎に異なったり、また
は、感光体ドラム12と現像ローラ14aとの間の離間
距離L1がその長手方向に沿って異なっていたりするこ
とがある。このため、感光体ドラム12の静電潜像に付
着されるトナーG1の量がこの影響を受ける場合があ
る。しかし、この変動に対しても、画像形成装置11
は、以下の如く対応できる。
間の距離L1が変動した場合における現像特性を図3に
示す。ここで、図3は、感光体ドラム12と現像ローラ
14aとの間の距離L1が0.15〜0.35mm間で変
動した場合の、現像用バイアス電圧と現像量(画像濃度
で代用する)との関係を示すグラフである。グラフの横
軸は現像用バイアス電圧の直流成分電圧を示し、グラフ
の縦軸は画像濃度を示している。これより、直流成分電
圧が大きくなれば、画像濃度が高くなることが分かる。
圧のピーク・トゥ・ピーク電圧を1.7kVに設定した
場合であり、図3(B)は、ピーク・トゥ・ピーク電圧
を2.5kVに設定した場合である。図3(A)及び
(B)のグラフによれば、感光体ドラム12と現像ロー
ラ14aとの間の距離L1が0.20mm以下の場合、
現像特性がほぼ一定であることがわかる。これにに対し
て、距離L1が0.20mm以上の場合には、距離L1
が大きくなるに従って画像濃度が薄くなることが分か
る。更に、直流成分電圧が500V以上の場合、図3
(A)に比べて図3(B)の方が、画像濃度が濃くなる
ことが分かる。
の付着量と画像濃度との関係を示すグラフである。グラ
フの横軸にトナーG1の付着量をとり、グラフの縦軸に
画像濃度をとっている。このグラフにおけるカーブK1
に示されるように、トナーG1の付着量が大きくなるほ
ど画像濃度が大きくなることがわかる。そしてこのグラ
フによれば、記録用紙P上のトナーG1の付着量が、
0.7mg/cm2となる場合の画像濃度は0.9とな
る。
する。図3(A)によれば、距離L1が0.35mm程
度の場合、直流成分電圧が−700V以上であっても、
画像濃度は0.9となり得ない。しかし、図3(B)に
よれば、距離L1が0.35mm程度の場合、直流成分
電圧が−550Vを超えれば、画像濃度は0.9となり
得る。このことから、希望の画像濃度が0.9であっ
て、感光体ドラム12と現像ローラ14aとの間の離間
距離L1が0.35mm程度の場合には、ピーク・トゥ
・ピーク電圧を1.7kVから2.5kVに変更するとと
もに、直流成分電圧を−550Vより大きくすれば良い
ことがわかる。
ゥ・ピーク電圧を高く設定しすぎると、感光体ドラム1
2と現像ローラ14aとの間で局地的なリークが生じる
ことがある。その場合、感光体ドラム12の表面の非画
像形成部分に、トナーG1が斑点状に付着したり、感光
体ドラム12の表面の画像形成部分に付着したトナーG
1が再度現像ローラ14a上に戻って斑点状に濃度が低
下するといった、リーク画像が発生するおそれがある。
ここで、現像用バイアス電圧のピーク・トゥ・ピーク電
圧と、感光体ドラム12と現像ローラ14aとの間で発
生するリーク画像との関係を図5に示す。図5は、感光
体ドラム12の表面電位を−600Vに、現像用バイア
ス電圧の直流成分電圧を−500Vに設定した場合にお
ける、距離L1とピーク・トゥ・ピーク電圧との関係を
示している。グラフの横軸に距離L1をとり、グラフの
縦軸にピーク・トゥ・ピーク電圧をとっている。
2及び現像ローラ14aの間の電界強度によってほぼ一
義的に決定される。図5に示されるカーブK2よりピー
ク・トゥ・ピーク電圧が高い領域ではリーク画像が発生
する。これに対し、カーブK2よりピーク・トゥ・ピー
ク電圧が低い領域ではリーク画像が発生しない。具体的
には、距離L1が0.3mm程度の場合、ピーク・トゥ
・ピーク電圧が3kV以下であれば、リーク画像が発生
しない。例えば、距離L1が0.25mm程度のときに
は、適正な画像濃度が得られるように現像用バイアス電
圧のピーク・トゥ・ピーク電圧を高めに(例えば2.5
kV)設定する必要がある。しかし、ピーク・トゥ・ピ
ーク電圧を例えば2.5kVに固定した場合、製品製造
上の個体差及び使用期間中の変動等により、距離L1が
狭くなってしまうと(例えば0.15mm程度)、リー
ク画像が発生する可能性が高い。それとは反対に、距離
L1が0.15mm程度においてリーク画像が発生しな
いように、現像用バイアス電圧のピーク・トゥ・ピーク
電圧を低めに(例えば1.0kV)設定した際には、距
離L1が広く(例えば0.25mm程度)なった場合、
適正な画像濃度が得られない。
ーラ19は、センサ20を用いて現像ローラ14a及び
感光体ドラム12間でリーク画像が生じる電圧を検出す
る。具体的には、感光体ドラム12の表面電位を−60
0Vに設定し、現像用バイアス電圧の直流成分電圧を−
500Vに設定した場合、ピーク・トゥ・ピーク電圧を
1kV〜3kVの間で500V毎に順次変更しながら印
加する。その際、現像ローラ14aの振れ等により、距
離L1が変化するのを考慮して、各電圧毎に現像ローラ
14aが一回転以上する間、一定のピーク・トゥ・ピー
ク電圧を現像ローラ14aに印加し続け、その間にリー
ク画像が発生するか否かをコントローラ19がセンサ2
0を用いて検出する。
合には、リーク画像が発生した電圧の大きさを、更に詳
細に検出する。すなわち、コントローラ19はリーク画
像の発生したピーク・トゥ・ピーク電圧と、リーク画像
が発生する直前のピーク・トゥ・ピーク電圧との間の電
圧差を、例えば100V毎に細分化し、かかる細分化し
たピーク・トゥ・ピーク電圧を現像ローラ14aに順次
印加し、どの電圧でリーク画像が発生するかを検出す
る。このようにコントローラ19がリーク画像の発生を
検出した場合、この時のピーク・トゥ・ピーク電圧をコ
ントローラ19内のRAM(記憶装置)に記憶する。さ
らに、感光体ドラム12の表面電位及び現像用バイアス
電圧の直流成分電圧からリーク画像が発生する電位差を
算出して、その電位差をRAMに記憶する。
・ピーク電圧より、感光体ドラム12上の表面電位の振
れや、電源装置18の電圧の振れ等を考慮して、その電
圧より200V程度低めの電圧をピーク・トゥ・ピーク
電圧の上限値として設定する。具体的には、リーク画像
の発生時のピーク・トゥ・ピーク電圧が1.7kVの場
合には、1.7kVより200V程度低い1.5kVをピ
ーク・トゥ・ピーク電圧の上限値として設定する。
限値を設定した状態で、図2に示す非画像部分の電位差
△Vback及び画像部分の電位差△Vdev がリーク画像発
生電位差以下である範囲内で、コントローラ19は、現
像用バイアス電圧の直流成分電圧を調整する。そして、
感光体ドラム12上に画像濃度検出用の画像パターンの
現像を行い、その現像量をセンサ20を用いて検出す
る。そして、センサ20によって検出された値により、
適正な画像濃度になるようなトナーG1の現像量を得る
べく、リーク画像が生じない範囲内で、コントローラ1
9は、現像用バイアス電圧の直流成分電圧を調整する。
その後、前述した画像形成動作を記録用紙Pに対して行
う。
で、適正な画像濃度が得られない場合には次のような制
御がなされる。すなわちコントローラ19は、リーク画
像の発生時のピーク・トゥ・ピーク電圧を超えない範囲
内で、ピーク・トゥ・ピーク電圧を更に大きな値(設定
範囲内の上限値)に調整して、現像用バイアス電圧の直
流成分電圧の大きさを調整する。この調整をした状態
で、感光体ドラム12上に画像濃度検出パターンの現像
を行う。そして、適正な画像濃度になる現像量が得られ
る現像用バイアス電圧の直流成分電圧の調整を繰り返
す。そして、リーク画像が発生しない範囲内ではどうし
ても適正な画像濃度が得られない場合には、コントロー
ラ19は、もっとも適正な画像濃度に近い画像濃度が得
られる現像条件を設定し、その条件下で画像形成動作を
行う。その場合、画像濃度としては、所望の濃度と若干
異なった画像となるものの、リーク画像の如き画像ノイ
ズが発生しないので、記録用紙Pに形成される画像の品
質が維持される。
分電圧が低めに設定された時には、非画像部分の電位差
△Vbackが大きくなり、非画像部でのリーク画像が発生
しやすくなる。このため、非画像部分の電位差△Vback
がリーク画像の発生電位差以下となるように、感光体ド
ラム12の表面電位を可変にできる構成とするのが望ま
しい。また、上述した実施の形態においては、コントロ
ーラ19は、ピーク・トゥ・ピーク電圧及び現像用バイ
アス電圧の直流成分電圧の双方を制御したが、必ずしも
その態様を採用する必要はなく、例えば、ピーク・トゥ
・ピーク電圧及び現像用バイアス電圧の直流成分電圧の
いずれか一方を制御してもよい。更に、コントローラ1
9は、必要に応じてピーク・トゥ・ピーク電圧とデュー
ティ比との双方を組み合わせて制御してもよい。
によれば、感光体ドラム12に対してトナーG1を供給
する現像ローラ14aを備え、その感光体ドラム12上
にトナーG1を供給する際に、電源装置18によって現
像用バイアス電圧を現像ローラ14aに印加する現像装
置14において、コントローラ19は、非現像時に現像
ローラ14aに印加する電圧を増減し、現像ローラ14
a及び感光体ドラム12間でリーク画像が生じる電圧を
センサ20を用いて検出し、検出された電圧に基づい
て、リーク画像が生じないところで現像用バイアス電圧
のピーク・トゥ・ピーク電圧の範囲の上限値を設定する
こととしている。これにより、距離L1が装置毎にまた
は長手方向により異なったりしても、現像用バイアス電
圧の調整の際の許容範囲が広くなるとともに、現像ロー
ラ14a及び感光体ドラム12間でのリークの発生が確
実に防止される。
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種
々の改良、変形が可能であることはもちろんである。例
えば、この画像形成装置をフルカラーの複写機やファク
シミリ装置等に適用してもよいことはいうまでもない。
さらには、いかなる作像方式の画像形成装置でもよい。
また、感光体ドラム12上のトナーG1の担持量を検出
するセンサ20の検出結果を用いることにより、現像装
置14内のトナーG1の量が間接的に検出することがで
きるので、センサ20が現像剤検出手段の役割を果たし
ても良い。
て、ピーク・トゥ・ピーク電圧を可変とする以外に、感
光体ドラム12上の帯電電位や、現像バイアス電圧の直
流成分電圧のいずれかを制御してもよいし、更には、感
光体ドラム12上の帯電電位や、現像バイアス電圧の直
流成分電圧の双方を制御してもよい。また、リーク画像
の発生を検出する手段として、上記実施の形態において
は、センサ20が行っていたが、現像用バイアス電圧を
発生させるための電源装置18に現像電流を検出する検
出手段を設け、この検出手段がリーク画像の発生時に流
れるリーク電流を検出して、上述したリーク画像の発生
を検出しても良い。
現像装置によれば、現像剤担持体及び像担持体間の離間
距離が装置毎に異なったりまたは変動等が生じても、現
像用バイアス電圧の設定の際の許容範囲が広く確保され
るとともに、現像剤担持体と像担持体との間でのリーク
の発生が確実に防止される。また、本発明の画像形成装
置によれば、本発明の現像装置を利用することから、リ
ークの発生を防止して、常に良好な画像が形成される。
略図である。
す図である。
動した場合に、現像用バイアス電圧と画像濃度との関係
のグラフを示す図であって、図3(A)はピーク・トゥ
・ピーク電圧を1.7kVに設定し、図3(B)は同電
圧を2.5kVに設定した場合である。
の関係を示すグラフである。
ーク・トゥ・ピーク電圧との関係のグラフを示す図であ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 像担持体に供給するための現像剤を担持
する現像剤担持体を備え、前記現像剤担持体に電圧を印
加して前記現像剤担持体から前記像担持体に対して現像
剤を供給する現像装置において、 前記現像剤担持体及び前記像担持体間でリークが生じる
際の前記電圧を検出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて、前記リークが生じ
ない前記電圧の範囲を設定する設定手段とを設けたこと
を特徴とする現像装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載する現像装置において、 前記設定手段により設定された範囲内で前記電圧を調整
する制御手段を設けたことを特徴とする現像装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載する現像
装置と、 前記像担持体上に画像を形成する作像手段とを有するこ
とを特徴とする画像形成装置。
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- 1998-09-21 JP JP26687398A patent/JP3817930B2/ja not_active Expired - Fee Related
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