JP2000098377A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2000098377A
JP2000098377A JP10264613A JP26461398A JP2000098377A JP 2000098377 A JP2000098377 A JP 2000098377A JP 10264613 A JP10264613 A JP 10264613A JP 26461398 A JP26461398 A JP 26461398A JP 2000098377 A JP2000098377 A JP 2000098377A
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light
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Akimasa Yuki
昭正 結城
Kyoichiro Oda
恭一郎 小田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 断面楔形の導光板の主表面を液晶表示パネル
に平行に保持した上で、導光板の撓みによる表示特性の
劣化防止あるいは導光部材を支持する支持部材表面の凹
凸や歪に起因するパドリングの発生防止を図る。 【解決手段】 光透過型液晶表示パネル21と導光板1
1と光源13とを含む構成部品を筐体7,8内に収納し
た液晶表示装置5であって、上記導光板11は、光入射
面11fから離間するに連れて板厚が連続的に変化する
ように設定され、液晶表示パネル21に対向配置される
主表面11fが液晶表示パネル21と平行となるように
設定された状態で、導光板11の光入射面11gと平行
で反光入射面側の導光板端末部の裏面側を筐体に対して
支持する先端支持部材31と、導光板11の光入射方向
に沿って配置されて導光板11の両側部の裏面側を筐体
7,8に対して支持するサイド支持部材32とを備えた
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液晶表示装置、
特に、いわゆるバックライト光学系を有する光透過型の
液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、いわゆる光透過型の液晶
表示装置では、液晶表示パネルの裏面側にバックライト
光学系が備えられている。このバックライト光学系は、
液晶表示パネルに照明光を導光する導光板と、この導光
板の少なくとも一側面の近傍に該側面と平行に配置され
た光源(例えば冷陰極線管等の光源)とを基本的な要素
として構成され、上記導光板の裏面側(反液晶パネル
側)には反射シートが付設されている。このバックライ
ト光学系の役割は、光源から出射された光を、導光板の
上記一側面(光源からの光が入射する側面であり、以
下、光入射面という。)から導光板に導いた後に、該導
光板の裏面に設けられた反射シートで導光板の主表面
(液晶表示パネルと対向する面)方向に均等に反射さ
せ、これにより、液晶表示パネルへ所定光量の光を均一
に照射することにある。
【0003】かかるバックライト光学系の導光板として
は、その主表面が上記光入射面に対して直交する一方、
裏面が上記光入射面に対して僅かに鋭角をなして傾斜す
るように構成されたものが知られている。このタイプの
導光板では、光源から離れるほど導光板の厚さが薄くな
るので、導光板の光入射方向に沿った縦断面形状は楔形
に似た形状になる。導光板の断面形状をこのような楔形
とすることにより、光源から離れるほど導光板が薄肉と
なり反射シートによる反射率が高くなる(反射光量が多
くなる)ので、導光板の主表面上において、光源からか
なり離れた部位でも光量の減少が反射率の向上で補われ
ることにより充分な光照射を確保できる、というメリッ
トが得られる。
【0004】しかしながら、上記楔形の導光板を採用し
た場合、バックライト光学系を液晶表示装置の筐体に取
り付ける際に、導光板の主表面が液晶表示パネルに対し
て平行を維持するようにセットすると、導光板の断面形
状が楔形であることに起因して、導光板の裏面側と筐体
との間に導光板の肉厚が薄くなるに連れて大きくなる空
隙が不可避的に生じるので、導光板の支持が不安定なも
のになるという問題がある。
【0005】このような問題に関連して、例えば特開平
8−234201号公報(以下、これを従来公報とい
う。)には、その先行技術の一つとして、図10に示す
ように、筐体107と導光板111との間にスペーサ部
材131を配置することにより、導光板111の筐体1
07に対する支持状態の安定化を図るようにした構成
(以下、これを従来技術1という。)が開示されてい
る。また、上記従来公報では、図11および図12に示
すように、筐体206の導光板支持部207に特殊な成
形加工を施すようにした支持構造(以下、これを従来技
術2という。)が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来公報
で開示あるいは提案された支持構造(従来技術1あるい
は従来技術2)には、以下に述べるような難点があっ
た。まず、従来技術1(図10参照)にあっては、導光
板111の先端側(反光源113側)を断面が矩形状の
スペーサ部材131のみで支えており、導光板111が
その支持部材(スペーサ131)によって支持される支
持面積は、導光板全体の面積に比して非常に小さいもの
となっている。
【0007】ところで、特に近年、液晶表示パネルの大
画面化および薄型化の要請が高まり、これに伴なって導
光板についてもより大型化および薄型化することが強く
求められている。しかしながら、この従来技術1の支持
構造では、導光板111は周囲四辺のうちの二辺のみで
支えられており、しかも、スペーサ部材131による導
光板111の支持面積が非常に小さい関係上、依然とし
て支持が十分には安定せず、また、特に、導光板111
には自量による大きな撓みが発生し、液晶表示パネル1
21の表示特性に悪影響を及ぼすという問題があった。
すなわち、導光板111に一定以上の撓みが生じると、
光放出の均一性がそれだけ低下し、その結果、液晶表示
パネル121の表示に輝度ムラが生じるなど、表示特性
が損なわれるのである。
【0008】一方、従来技術2(図11及び図12参
照)の場合には、導光板211は長方形の平板207
A,207Bによって表示画面領域を含めて大きな面で
支持されている。しかしながら、このような支持構造で
は、導光板211の自重による撓みの問題は解消し得る
ものの、以下に述べるような新たな問題点が発生するこ
とになる。すなわち、平面207A,207Bの表面が
十分に平滑でなく一定以上の凹凸ムラがある場合、上記
平板207A,207Bと重畳する液晶表示パネル22
1の裏面では、導光板211を介して平板207A,2
07Bの表面の凹凸ムラによる不均一な接触圧分布が生
じる。これによって、液晶表示パネル221の裏面に局
所的に大きな圧力を受ける箇所が発生し、この箇所に対
応する液晶表示パネル221の画面位置には、押し付け
圧の付加点を中心とした輝度ばらつき模様等の表示ムラ
が現れてしまう(以下、このような表示ムラを、「パド
リング」という。)。
【0009】また、近年、チクソモールド法という射出
成形方法によって薄肉の成形が行えるマグネシウム(M
g)合金の採用が進んでいる。但し、この成形方法で得
られたMg成形品の場合、成形時に凸状の歪が発生し易
く、この歪の凸部頂点が導光板7に一定以上の圧力で接
触すれば、これもパドリング発生の要因のひとつにな
る。尚、チクソモールド法とは、流動性に優れたチクソ
トロピック現象を利用して複雑形状の製品を成形する射
出成形法のひとつである。
【0010】この発明は、上記諸問題に鑑みてなされた
もので、断面形状が楔形の導光部材を備えた液晶表示装
置において、上記導光部材の主表面を液晶表示パネルに
平行に保持した上で、導光部材の撓みによる表示特性の
劣化防止あるいは導光部材を支持する支持部材表面の凹
凸もしくは歪に起因するパドリングの発生防止を図るこ
とを基本的な目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、本願の請求項
1の発明に係る液晶表示装置は、光透過型の液晶表示パ
ネルと、該液晶表示パネルに照明光を導光する導光板
と、該導光板の一側面の近傍に該側面と平行に配置され
た光源とを備え、これらを含む構成部品を筐体内に収納
するようにした液晶表示装置であって、上記導光板は、
上記液晶表示パネルに対向配置される主表面を有すると
ともに、上記一側面から離間するに連れて板厚が連続的
に変化するように設定されており、上記主表面が液晶表
示パネルと平行となるように設定された状態で、導光板
の上記一側面と平行に配置されて該側面と反対側の導光
板端末部もしくはその近傍の裏面側を上記筐体に対して
支持する第1の支持部材と、導光板の光入射方向に沿っ
て配置されて上記導光板の両側部もしくはその近傍の裏
面側を上記筐体に対して支持する第2の支持部材とを備
えたものである。
【0012】また、本願の請求項2の発明に係る液晶表
示装置は、上記請求項1の発明において、上記第1の支
持部材は導光板の光入射方向に沿った縦断面形状が四角
形状であり、上記第2の支持部材は導光板の光入射方向
に沿った縦断面形状が略楔状であることを特徴としたも
のである。
【0013】更に、本願の請求項3の発明に係る液晶表
示装置は、上記請求項1または請求項2の発明におい
て、上記導光板の厚さと第2の支持部材の厚さの和が、
導光板の光入射方向に沿って一定となるように設定され
ていることを特徴としたものである。
【0014】また更に、本願の請求項4の発明に係る液
晶表示装置は、上記請求項3の発明において、上記導光
板の厚さは上記一側面から離間するに連れて減少する一
方、上記第2の支持部材の厚さは導光板の上記一側面か
ら離間するに連れて増加することを特徴としたものであ
る。
【0015】また更に、本願の請求項5の発明に係る液
晶表示装置は、上記請求項1〜請求項4のいずれか一の
発明において、上記第1および第2の各支持部材は、上
記液晶表示パネルの表示領域外に対応する領域に配置さ
れていることを特徴としたものである。
【0016】また、本願の請求項6の発明に係る液晶表
示装置は、光透過型の液晶表示パネルと、該液晶表示パ
ネルに照明光を導光する導光板と、該導光板の一側面の
近傍に該側面と平行に配置された光源とを備え、これら
を含む構成部品をベース部材とカバー部材とでなる筐体
内に収納するようにした液晶表示装置であって、上記導
光板が、上記液晶表示パネルに対向配置される主表面を
有するとともに、上記一側面から離間するに連れて板厚
が連続的に変化するように設定され、上記主表面が液晶
表示パネルと平行となるように設定された状態で、導光
板の上記一側面と平行に配置されて該側面と反対側の導
光板端末部もしくはその近傍の裏面側を上記筐体のベー
ス部材に対して支持する第1の支持部材と、導光板の光
入射方向に沿って配置されて導光板の両側部もしくはそ
の近傍の裏面側を上記筐体のベース部材に対して支持す
る第2の支持部材とが設けられるとともに、該第2の支
持部材の厚さと上記導光板の厚さの和が導光板の光入射
方向に沿って一定となるように設定されており、上記ベ
ース部材の上側に上記第1および第2の支持部材と導光
板と液晶表示パネルとを順次重ねて配置した上で、該液
晶表示パネルの上側から上記カバー部材を組み合わせ、
該カバー部材と上記ベース部材とを所定の結合力で結合
することにより、上記第1および第2の支持部材と導光
板と液晶表示パネルとが上記筐体に対して固定されてい
ることを特徴としたものである。
【0017】更に、本願の請求項7の発明に係る液晶表
示装置は、上記請求項6の発明において、上記第1の支
持部材は導光板の光入射方向に沿った縦断面形状が四角
形状であり、上記第2の支持部材は導光板の光入射方向
に沿った縦断面形状が略楔状であることを特徴としたも
のである。
【0018】また更に、本願の請求項8の発明に係る液
晶表示装置は、上記請求項6または請求項7の発明にお
いて、上記導光板の厚さは上記一側面から離間するに連
れて減少する一方、上記第2の支持部材の厚さは導光板
の上記一側面から離間するに連れて増加することを特徴
としたものである。
【0019】また更に、本願の請求項9の発明に係る液
晶表示装置は、上記請求項6〜請求項8のいずれか一の
発明において、上記第1および第2の各支持部材は、上
記液晶表示パネルの表示領域外に対応する領域に配置さ
れていることを特徴としたものである。
【0020】また更に、本願の請求項10の発明に係る
液晶表示装置は、上記請求項6〜請求項9のいずれか一
の発明において、上記ベース部材と上記カバー部材とが
ネジ部材によって結合されていることを特徴としたもの
である。
【0021】また更に、本願の請求項11の発明に係る
液晶表示装置は、上記請求項10の発明において、上記
ベース部材は、カバー部材との結合前の状態で、その平
面視における中央に近づくほど結合方向に膨出するよう
に変形しており、カバー部材と結合される際の結合力
は、ベース部材の平面視において第1および/または第
2の支持部材よりも周辺側に作用することを特徴とした
ものである。
【0022】また更に、本願の請求項12の発明に係る
液晶表示装置は、上記請求項1〜請求項11のいずれか
一の発明において、上記液晶表示パネルに折り曲げ可能
な可撓性を有する基材の一端が接合され、該基材が折り
曲げられて上記第1および/または第2の支持部材の導
光板との間を貫通し、その他端側が導光板の裏面側に位
置しており、上記支持部材と導光板との間の上記基材が
貫通する部分には緩衝材が配設されていることを特徴と
したものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本実施の
形態に係る液晶表示装置が組み込まれた情報機器として
のコンピュータの一例を示す斜視図である。この図に示
すように、上記コンピュータ1は、例えば携帯用ノート
型のもので、キー入力装置3が組み込まれた本体部2に
対して蓋部4が開閉可能に設けられ、この蓋部4に液晶
パネルを備えた表示装置5が組み込まれている。
【0024】図2は、上記液晶表示装置5の基本構造を
概略的に示す分解斜視図である。この図から良く分かる
ように、本実施の形態に係る液晶表示装置5では、その
外枠を形成する筐体(つまり上記蓋部4のケース体)が
ベース部材7とカバー部材8とで構成されており、上記
ベース部材7の内側(図2における上側)に、後で詳し
く説明する各支持部材31,32をそれぞれ配置した上
で、バックライトユニット10と液晶パネルユニット2
0とを順次積み重ね、更に、その外側(図2における上
側)から上記カバー部材8を組み合わせることにより、
各構成部品が筐体(ベース部材7とカバー部材8)内に
収納されている。このベース部材7とカバー部材8と
は、例えば、複数のネジ部材9を用いて所定の結合力で
相互に結合される。
【0025】上記ベース部材7及びカバー部材8は、よ
り好ましくは、薄肉の成形が可能で軽量かつ熱伝導性の
良い金属材料としてマグネシウム(Mg)若しくはその
合金を用いて製作されている。かかる金属材料を採用す
ることにより、所要の強度および剛性を確保した上で、
軽量かつ熱放散性の優れた筐体を得ることができる。上
記ベース部材7は、平面視で矩形状もしくは正方形状
で、全体としては平板状に形成されているが、その平板
状部分の周縁部は略直角に立ち上がる縦壁状に形成され
ている。一方、上記カバー部材8は、その外形が平面視
で矩形もしくは正方形のフレーム状で、その所定幅のフ
レームの外側周縁部が略直角に立ち下がる縦壁状に形成
されている。そして、このフレームの内側開口部8hが
液晶表示パネルの表示領域に対応する窓部を構成してい
る。
【0026】上記バックライトユニット10は、液晶パ
ネルユニット20に照明光を導光する導光板11と、該
導光板11の一側面11g(光源からの光が入射する側
面:光入射面)の近傍に該側面と平行に配置された柱状
の光源13(ランプ)とを備え、上記導光板11の裏面側
(図2における下面側)には、例えば銀(Ag)をコー
ティングした樹脂膜でなる反射シート12(図2におい
ては図示せず;図4〜図6参照)が配設されている。ま
た、上記光源ランプ13は、略円筒状で導光板側のみが
開放されたリフレクタ14でその外周が囲まれた上で、
高周波電源としての例えばインバータ(不図示)に接続
されている。尚、上記リフレクタ14は、その内面が例
えば銀メッキされた薄肉の真鍮板で形成されている。
【0027】上記導光板11は、例えばアクリル樹脂等
の光を導き得る材料を用いて、平面視で略矩形もしくは
正方形の板状に形成されている。この導光板11の上側
に、拡散シート16を介してレンズシート17(図2に
おいては共に図示せず;図4〜図6参照)が配置されて
いる。好ましくは、上記導光板11をベースにして、拡
散シート16及びレンズシート17を、例えば粘着テー
プで順に貼り付けてバックライトユニット10が組み立
てられている。なお、上記導光板11の具体的な構成お
よびベース部材7に対する支持構造の詳細については後
述する。
【0028】一方、上記液晶パネルユニット20は、基
本的には、光透過型の液晶表示パネルとしての例えばカ
ラーTFT(薄膜トランジスタ)タイプの液晶表示パネ
ル21と、該液晶表示パネル21に電気的および機械的
に接続されたソース基板22およびバス基板23(図2
においては図示せず;図7参照)とを備えており、上記
液晶表示パネル21は、少なくとも導光板11の光入射
方向に沿って一定厚さに形成されるが、より好ましく
は、パネル全面について厚さが一定で表面と裏面とが平
行になるように形成されている。尚、この液晶パネルユ
ニット20と上記バックライトユニット10との間に
は、更にカラーフィルタ(不図示)が配置される。
【0029】また、図7で模式的に示すように、上記ソ
ース基板22およびバス基板23は、折り曲げ可能な可
撓性を有するプリント配線板22b,23b(例えば、
フレキシブル・プリント配線板)をそれぞれ介して、上
記液晶表示パネル21に対し電気的および機械的に接続
されている。上記ソース基板22及びそのプリント配線
板22b並びにバス基板23及びそのプリント配線板2
3bが、本願請求項に記載した「折り曲げ可能な可撓性
を有する基材」に相当している。
【0030】以上の構成において、光源13から放出さ
れた光は、導光板11の上記一側面(光入射面11g)
から導光板11の内部に導かれ、この導光板11の裏面
に設けられた反射シート12で反射されて、液晶パネル
ユニット20に対向する主表面11fの全域から液晶表
示パネル21に向かって均等に照射されるようになって
いる。
【0031】次に、上記導光板11の具体的な構成およ
びベース部材7に対する支持構造について、主として図
3〜図5を参照しながら説明する。本実施の形態では、
導光板11は、上記液晶表示パネル21に対向配置され
る主表面11fを有するとともに、近傍に光源ランプ1
3が配設される上記一側面11g(光入射面)から離間
するに連れて板厚が連続的に変化するように設定されて
いる。具体的には、導光板11の裏面が上記光入射面1
1gに対して僅かに鋭角をなして所定角度だけ傾斜する
ように構成されている。
【0032】従って、この導光板11では、光源13か
ら離れるほど導光板11の厚さが薄くなるので、導光板
11の光入射方向に沿った縦断面形状は楔状、つまり、
一端側(光入射面11g側)が厚肉で他端側に至るに連
れて薄肉となった断面形状になっている(図4および図
2参照)。導光板11の断面形状をこのような楔形とす
ることにより、光源13から離れるほど導光板11が薄
肉となり裏面側の反射シート12による反射率が高くな
る(反射光量が多くなる)ので、導光板11の主表面1
1f上において、光源13からかなり離れた部位でも光
量の減少が反射率の向上で補われることにより充分な光
照射を確保できるのである。
【0033】上記液晶表示装置5では、導光板11の主
表面11fが液晶表示パネル21と平行となるようにセ
ットされた状態で、導光板11の光入射面11gと平行
に配置され、該光入射面11gと反対側の導光板端末部
もしくはその近傍の裏面側を筐体のベース部材7に対し
て支持する先端支持部材31(本願請求光における第1
の支持部材に相当)が配置されている。また、上記先端
支持部材31と共に平面視で略U字形を形成するよう
に、導光板11の光入射方向に沿って配置され、導光板
11の両側部もしくはその近傍の裏面側を上記ベース部
材7に対して支持する一対のサイド支持部材32(本願
請求項における第2の支持部材に相当)が設けられてい
る。尚、これら支持部材31,32は、より好ましくは
金属製で、例えばマグネシウム(Mg)若しくはその合
金を材料に用いて製作されている。
【0034】このように、光源13が配置される側の一
側面(光入射面11g)から離間するに連れて板厚が連続
的に変化するように設定された(つまり、光入射方向に
沿った縦断面形状が楔形の)導光板11について、その
主表面11fが液晶表示パネル21と平行となるように
設定された状態で、先端支持部材31に加えてサイド支
持部材32,32が備えられているので、導光板11
は、光入射面11fと反対側の導光板端末部もしくはそ
の近傍のみならず両側部もしくはその近傍について(つ
まり、導光板11の少なくとも3辺について)、その裏
面側が筐体のベース部材7に対して支持されることにな
る。
【0035】従って、従来(従来技術1:図10参
照)、光入射面と反対側の導光板端末部の裏面側のみに
支持部材が設けられて、導光板の裏面側を光入射面側と
その反対側の2辺だけで支持していた場合のように、導
光板11に自重による大きな撓みが発生することはなく
なり、かかる撓みによって液晶表示パネル21の表示特
性が悪影響を受けることも有効に防止できるのである。
特に、液晶表示パネル21の大型化および/または薄肉
化に伴なって、導光板11の自重による撓みの影響がよ
り深刻な問題となる場合には、本発明の3辺支持による
導光板支持構造はより一層効果的である。
【0036】尚、導光板11の光入射面11fの近傍の
裏面側に上記先端支持部材31に対向する支持部材を更
に配置し、導光板11の4辺全てをかかる支持部材で支
持するようにしても良い。また、導光板11が上記第1
および第2の各支持部材31,32によってその3辺を
支持された上で、その光入射面11fの下端側がベース
部材7に接触もしくは当接するように、各部品の形状・
寸法関係等を設定することにより、支持部材が3本でも
導光板11が実質的に4辺で支持されるようにすること
も可能である。
【0037】上記先端支持部材31は導光板11の光入
射方向に沿った縦断面形状が四角形状に形成され、一
方、上記各サイド支持部材32は導光板11の光入射方
向に沿った縦断面形状が略楔状に形成されている。具体
的に例示すれば、上記先端支持部材31は、上記縦断面
形状が約3mm×約1mmの矩形状で、その長さが約2
50mmの棒状に設定されている。また、上記各サイド
支持部材32は、幅が約3mmで長さが約15mmの棒
状で、高さの最大値が約2mm、最小値が約1mmに設
定されている。
【0038】このように、上記先端支持部材31は導光
板11の光入射方向に沿った縦断面形状が四角形状であ
り、上記サイド支持部材32は導光板11の光入射方向
に沿った縦断面形状が略楔状であるので、光源13が配
置される側の一側面(光入射面11g)から離間するに連
れて板厚が連続的に変化するように設定された(つま
り、光入射方向に沿った縦断面形状が楔形の)導光板1
1について、その主表面11fが液晶表示パネル21と
平行となるように設定された状態で、光入射面11gと
反対側の導光板端末部もしくはその近傍と導光板11の
両側部もしくはその近傍との3辺の裏面側を、筐体のベ
ース部材7に対して安定かつ確実に支持することができ
る。
【0039】しかも、上記導光板11の厚さは、上述の
ように、光入射面11gから離間するに連れて減少する
ように設定されているが、上記各サイド支持部材32の
厚さは、導光板11の光入射面11gから離間するに連
れて増加するように設定されている。そして、上記導光
板11の厚さとサイド支持部材32の厚さの和が、導光
板11の光入射方向に沿って一定となるように設定され
ている。
【0040】すなわち、上記導光板11をその厚さが光
入射面11gから離間するに連れて減少する楔状とする
ことによる上述のメリットを享受した上で、上記サイド
支持部材32の表裏を導光板11の裏面およびベース部
材7の上面(サイド支持部材32を支持する面)にそれ
ぞれ密着させた状態で、断面形状が略楔形の導光板11
の主表面11fがベース部材7の上面と平行に維持され
ることとなり、装置の組立てにより液晶表示パネル21
がベース部材7の上面と平行になるように設定すること
により、導光板11の主表面11fを液晶表示パネル2
1に対して容易かつ確実に平行に保つことができるので
ある。
【0041】また、図3から良く分かるように、導光板
11の外形寸法は窓部8hの内側寸法よりも大きく設定
されており、上記各支持部材31,32は、平面視でこ
の窓部8hの領域外(つまり、液晶表示パネル21の表
示領域外)に対応する領域に配置されている。
【0042】従って、仮に上記各支持部材31,32の
導光板裏面に対する支持面(上面)が十分に平滑でなく
凹凸ムラがあったとしても、従来技術2(図11および
図12参照)における場合のように、液晶表示パネル裏
面の表示領域に対応する部分に不均一な局所的圧力が作
用することはない。すなわち、導光板11に対する支持
面の凹凸ムラに起因するパドリングの問題を確実に回避
することができるのである。また、ベース部材7の上面
に凹凸ムラが存在しても、液晶表示パネル21の表示領
域に対応する導光板部分がベース部材7に接触しないの
で、このベース部材7の表面凹凸ムラに起因するパドリ
ングという問題も生じることはない。
【0043】前述のように、上記液晶表示パネル21に
は、ソース基板22及びそのプリント配線板22b並び
にバス基板23及びそのプリント配線板23bでそれぞ
れ構成された基材の一端が、電気的及び機械的に接続さ
れている。すなわち、液晶表示パネル21には、折り曲
げ可能な可撓性を有するプリント配線板22b,23b
(例えば、フレキシブル・プリント配線板)をそれぞれ
介して、上記ソース基板22及びバス基板23が接続さ
れている。
【0044】これらソース基板22及びバス基板23
は、導光板11の裏面とベース部材7の上面との間の空
間部に収納される。以下、これら基板22,23及びそ
のプリント配線板22b,23bの収納構造について説
明する。導光板11の反光入射面側(つまり、ソース基
板22及びそのプリント配線板22bを収納する側)を
例にとって説明すれば、このソース基板22のプリント
配線板22bは、図6に示すように、導光板11の反光
入射面の直外方で下向きに折り曲げられた後、先端支持
部材31の上部と導光板11の裏面との間を貫通して該
導光板11の裏面側(下面側)に向かって折り返されて
いる。
【0045】先端支持部材31の上記ソース側基材(ソ
ース基板22及びそのプリント配線板22b)が貫通す
る部分では、より好ましくは、その上部が所定深さだけ
切り欠かれて凹部が形成されており、この凹部内に緩衝
材35が配設されている。この緩衝材35としては、例
えばシリコンゴムを用いた。尚、この替わりに、例えば
ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹
脂など、一定の緩衝(クッション)作用を果たし得る他
の種々の弾性を有する材料を用いることができる。
【0046】以上のように、一端が液晶表示パネル21
に接続されたソース側基材22,22bが上記先端支持
部材31と導光板11との間を貫通し、その他端側が導
光板11の裏面側に位置しているので、上記ソース側基
材22,22bを装置内でコンパクトに収納することが
できる。この場合において、上記支持部材31と導光板
11との間で上記ソース側基材22,22bが貫通する
部分には緩衝材35が配設されているので、ソース側基
材22,22bはこの緩衝材35によって保護され、そ
の損傷発生を有効に防止することができるのである。
【0047】尚、以上の説明は、導光板11の反光入射
面側についてのものであったが、導光板11の側部にお
いて、バス基板23のプリント配線板23bを折り曲げ
て導光板11の裏面とサイド支持部材32との間に貫通
させ、バス側基材23,23bの他端側を導光板11の
裏面側に収納する場合についても、基本的には同様の構
成である。
【0048】上記液晶表示装置5を組立てる際には、ベ
ース部材7の内側(図2における上側)に各支持部材3
1,32をそれぞれ配置した上で、バックライトユニッ
ト10と液晶パネルユニット20とを順次積み重ね、更
に、その外側(図2における上側)からカバー部材8を
組み合わせる。このように各構成部品を筐体(ベース部
材7とカバー部材8)内に収納した上で、上記ベース部
材7とカバー部材8とは、好ましくはネジ部材9を用い
て所定の結合力で相互に結合されるようになっている。
これにより、先端支持部材31およびサイド支持部材3
2と導光板11と液晶表示パネル21とが上記筐体7,
8に対して固定されている。
【0049】この場合において、上記サイド支持部材3
2の厚さと導光板11の厚さの和が導光板11の光入射
方向に沿って一定となるように設定されているので、サ
イド支持部材32の表裏を導光板11の裏面およびベー
ス部材7の上面にそれぞれ密着させた状態で、断面形状
が略楔形の導光板11の主表面11fが上記ベース部材
7と平行に維持されることとなる。そして、カバー部材
8を液晶表示パネル21の上側から組み付けて、該カバ
ー部材8とベース部材7とがネジ部材9を用いて相互に
結合されるが、この際、カバー部材8とベース部材7と
が平行を保つように、ネジ部材9をネジ孔7hに締め込
む締結作業が適正に行われる。
【0050】これにより、カバー部材8側に固定される
厚さが一定で表面と裏面とが平行な液晶表示パネル21
がベース部材7と平行に維持されることになる。従っ
て、ベース部材7と平行な導光板11の主表面11f
が、液晶表示パネル21に対して、容易かつ確実に平行
に保たれるのである。この場合、特に、上記ベース部材
7とカバー部材8とがネジ部材9によって結合されてい
るので、両部材7,8を確実に結合することができ、し
かも、ネジ部材9の締付トルクを管理することにより結
合力の調節も比較的容易に行うことができる。
【0051】次に、本発明の実施の形態の一変形例につ
いて説明する。尚、この変形例の説明において、上述の
実施の形態(図1〜図7参照)における場合と、同様の
構成を備え同様の作用を有するものについては同一の符
号を付し、それ以上の説明は省略する。図8は、上記変
形例に係る液晶表示装置の縦断面説明図である。この図
に示すように、上記液晶表示装置では、ベース部材47
が、カバー部材8との結合前の状態で、その平面視にお
ける中央に近づくほど結合方向に膨出するように歪んで
変形している。
【0052】上記ベース部材は、例えば、Mg金属をチ
クソモールド法で射出成形して製造したもので、この成
形方法では、上記ベース部材47のような薄肉の成形品
の場合には、上述のような凸状の成形歪による変形が生
じ易い。このベース部材の凸状の成形ひずみ量の大きさ
が所定以上になれば、ベース部材47の一部(中央部ま
たはその近傍)が導光板11の裏面に圧力を伴って接触
し(図8における2点鎖線曲線参照)、これがパドリン
グ発生の要因になる。本変形例は、ベース部材47とカ
バー部材8とを組立てて相互に結合することによって、
上記のようなパドリング発生の不具合が解消され得るこ
とを示すものである。
【0053】上記ベース部材47は、平面視で矩形状も
しくは正方形状で、全体としては平板状に形成されてい
るが、図9にも詳しく示すように、その平板状部分の周
縁部は略直角に立ち上がる縦壁状に形成されている。一
方、上記カバー部材8は、その外形が平面視で矩形もし
くは正方形のフレーム状で、その所定幅のフレームの外
側周縁部が略直角に立ち下がる縦壁状に形成されてい
る。上記ベース部材47とカバー部材8との間には、液
晶表示パネル21,拡散シート16,レンズシート1
7,導光板11および支持部材(図8及び図9の場合に
はサイド部支持部材32)が、上から順に配設されてい
る。そして、これら構成部品の厚さの合計が、ベース部
材47の縦壁47wの高さLdとカバー部材8の縦壁8
wの高さLuの合計よりも僅かに大きくなるように設定
されている。尚、この構成は、前述の実施の形態におけ
る場合も同様である。
【0054】以上のような構成において、ベース部材4
7とカバー部材8との間に上述の各構成部品を収納し、
ネジ部材9をネジ孔に締め込んでベース部材47とカバ
ー部材8とを相互に結合する。このとき、その結合力F
は各ネジ部材9の締付トルクを管理することによって調
節可能である。上記各ネジ部材9の締付位置は、ベース
部材47の平面視において先端支持部材31およびサイ
ド支持部材32よりも周辺側に設定されている。すなわ
ち、ベース部材47がカバー部材8と結合される際の結
合力Fは、ベース部材47の平面視において各支持部材
31,32よりも周辺側に作用するようになっている。
【0055】従って、ベース部材47とカバー部材8と
を結合することにより、ベース部材47には、その結合
力Fによって、上記支持部材31,32を支点としてそ
れよりも周辺側を結合方向に持ち上げる曲げモーメント
が作用し、上記支持部材31,32よりも中央側には、
その反作用として、上記支持部材31,32を支点とし
てそれよりも内側(ベース部材47の中央側)を反結合
方向に押さえる曲げモーメントが作用することになる。
これにより、平面視における中央に近づくほど結合方向
に膨出するベース部材47の成形歪による変形が矯正さ
れる。その結果、ベース部材47の変形(歪)に起因し
て、その平面視における中央部分が導光板11に接触し
て液晶表示にパドリングが発生するという不具合を有効
に防止することができるのである。
【0056】尚、以上の実施の形態は、携帯型のコンピ
ュータに組み込まれる液晶表示装置を例にとって説明し
たものであったが、本発明は、かかる場合に限定される
ものではなく、他の種々の情報機器,端末機器あるいは
ワードプロセッサなど、他の種類の機器に組み込まれる
液晶表示装置についても、有効に適用することができる
ものである。
【0057】また、上記各実施の形態では、導光板の裏
面は光入射面から離間するに連れて厚さが減少するよう
に傾斜面とされていたが、この替わりに、導光板裏面を
曲率半径が大きな曲面で形成して上記特性を得るように
しても良い。この場合、支持部材の導光板支持面も上記
曲面に尾対応した曲面状に形成すれば良い。更に、上記
実施の形態では、先端支持部材およびサイド支持部材は
筐体(カバー部材)と別体に設けられていたが、この替
わりに、上記各支持部材を、例えばチクソモールド法な
どによってカバー部材と一体に設けても良い。このよう
に、本発明は、上記実施態様に限定されること無く、そ
の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更或いは設
計上の改良などを行い得るものであることは、言うまで
も無い。
【0058】
【発明の効果】本願の請求項1の発明に係る液晶表示装
置によれば、光源が配置される側の一側面(光入射面)か
ら離間するに連れて板厚が連続的に変化するように設定
された(つまり、光入射方向に沿った縦断面形状が楔形
の)導光板について、その主表面が液晶表示パネルと平
行となるように設定された状態で、第1の支持部材に加
えて第2の支持部材が備えられているので、導光板は、
光入射面と反対側の導光板端末部もしくはその近傍のみ
ならず両側部もしくはその近傍について(つまり、導光
板の少なくとも3辺について)、その裏面側が筐体に対
して支持されることになる。従って、従来(従来技術
1:図参照)、光入射面と反対側の導光板端末部の裏面
側のみに支持部材が設けられて、導光板の裏面側を光入
射面側とその反対側の2辺だけで支持していた場合のよ
うに、導光板に自重による大きな撓みが発生することは
なくなり、液晶パネルの表示特性が悪影響を受けること
も有効に防止できる。
【0059】また、本願の請求項2の発明に係る液晶表
示装置によれば、基本的には、上記請求項1の発明と同
様の効果を奏することができる。特に、上記第1の支持
部材は導光板の光入射方向に沿った縦断面形状が四角形
状であり、上記第2の支持部材は導光板の光入射方向に
沿った縦断面形状が略楔状であるので、光源が配置され
る側の一側面(光入射面)から離間するに連れて板厚が連
続的に変化するように設定された(つまり、光入射方向
に沿った縦断面形状が楔形の)導光板について、その主
表面が液晶表示パネルと平行となるように設定された状
態で、光入射面と反対側の導光板端末部もしくはその近
傍と導光板の両側部もしくはその近傍との3辺の裏面側
を、筐体に対して安定かつ確実に支持することができ
る。
【0060】更に、本願の請求項3の発明に係る液晶表
示装置によれば、基本的には、上記請求項2の発明と同
様の効果を奏することができる。特に、上記導光板の厚
さと第2の支持部材の厚さの和が、導光板の光入射方向
に沿って一定となるように設定されているので、上記第
2の支持部材の表裏を導光板の裏面および筐体のベース
面(第2の支持部材を支持する面)にそれぞれ密着させ
た状態で、断面形状が略楔形の導光板の主表面が筐体の
ベース面と平行に維持されることとなり、装置の組立て
により液晶表示パネルが上記筐体のベース面と平行にな
るように設定することにより、上記主表面を液晶表示パ
ネルに対して容易かつ確実に平行に保つことができるよ
うになる。
【0061】また更に、本願の請求項4の発明に係る液
晶表示装置によれば、基本的には、上記請求項3の発明
と同様の効果を奏することができる。特に、上記導光板
の厚さは上記一側面(光入射面)から離間するに連れて
減少するので、光入射面から(つまり光源から)離れる
ほど導光板が薄肉となり、導光板裏面による反射率が高
くなる(反射光量が多くなる)。この結果、導光板の主
表面上において、光源からかなり離れた部位でも光量の
減少が反射率の向上で補われることにより充分な光照射
を確保できる。そして、上記第2の支持部材の厚さは導
光板の上記光入射面から離間するに連れて増加するの
で、導光板を上記のような楔形とすることによるメリッ
トを享受した上で、請求項3の効果を維持することがで
きる。
【0062】また更に、本願の請求項5の発明に係る液
晶表示装置によれば、基本的には、上記請求項1から請
求項4の発明のいずれか一と同様の効果を奏することが
できる。特に、上記第1および第2の各支持部材は、上
記液晶表示パネルの表示領域外に対応する領域に配置さ
れているので、仮に上記各支持部材の導光板裏面に対す
る支持面が十分に平滑でなく凹凸ムラがあったとして
も、従来技術2(図および図参照)における場合のよう
に、液晶表示パネル裏面の表示領域に対応する部分に不
均一な局所的圧力が作用することはない。すなわち、導
光板に対する支持面の凹凸ムラに起因するパドリングの
問題を確実に回避することができる。また、筐体のベー
ス面に凹凸ムラが存在しても、液晶表示パネルの表示領
域に対応する導光板部分が上記ベース面に接触しないの
で、このベース面の表面凹凸ムラに起因するパドリング
という問題も生じることはない。
【0063】また更に、本願の請求項6の発明に係る液
晶表示装置によれば、光源が配置される側の一側面(光
入射面)から離間するに連れて板厚が連続的に変化する
ように設定された(つまり、光入射方向に沿った縦断面
形状が楔形の)導光板について、その主表面が液晶表示
パネルと平行となるように設定された状態で、第1の支
持部材に加えて第2の支持部材が備えられているので、
導光板は、光入射面と反対側の導光板端末部もしくはそ
の近傍のみならず両側部もしくはその近傍について(つ
まり、導光板の3辺について)、その裏面側が筐体に対
して支持されることになる。従って、従来(従来技術
1:図参照)、導光板の裏面側を1辺のみで支持してい
た場合のように、導光板に自重による大きな撓みが発生
することはなくなり、液晶パネルの表示特性が悪影響を
受けることも有効に防止できる。そして、各構成部品を
収納する筐体がベース部材とカバー部材と形成されてお
り、上記ベース部材の上側に上記第1および第2の支持
部材と導光板と液晶表示パネルとを順次重ねて配置した
上で、該液晶表示パネルの上側から上記カバー部材を組
み合わせ、該カバー部材と上記ベース部材とを所定の結
合力で結合することにより、上記第1および第2の支持
部材と導光板と液晶表示パネルとが上記筐体に対して固
定されている。この場合において、上記第2の支持部材
の厚さと上記導光板の厚さの和が導光板の光入射方向に
沿って一定となるように設定されているので、上記第2
の支持部材の表裏を導光板の裏面および筐体のベース部
材にそれぞれ密着させた状態で、断面形状が略楔形の導
光板の主表面が上記ベース部材と平行に維持されること
となり、液晶表示パネルがベース部材と平行になるよう
に設定することにより、上記主表面を液晶表示パネルに
対して容易かつ確実に平行に保つことができる。
【0064】また更に、本願の請求項7の発明に係る液
晶表示装置によれば、基本的には、上記請求項6の発明
と同様の効果を奏することができる。特に、上記第1の
支持部材は導光板の光入射方向に沿った縦断面形状が四
角形状であり、上記第2の支持部材は導光板の光入射方
向に沿った縦断面形状が略楔状であるので、光源が配置
される側の一側面(光入射面)から離間するに連れて板厚
が連続的に変化するように設定された(つまり、光入射
方向に沿った縦断面形状が楔形の)導光板について、そ
の主表面が液晶表示パネルと平行となるように設定され
た状態で、光入射面と反対側の導光板端末部もしくはそ
の近傍と導光板の両側部もしくはその近傍との3辺の裏
面側を、筐体に対して安定かつ確実に支持することがで
きる。
【0065】また更に、本願の請求項8の発明に係る液
晶表示装置によれば、基本的には、上記請求項7の発明
と同様の効果を奏することができる。特に、上記導光板
の厚さは上記一側面(光入射面)から離間するに連れて
減少するので、光入射面から(つまり光源から)離れる
ほど導光板が薄肉となり、導光板裏面による反射率が高
くなる(反射光量が多くなる)。この結果、導光板の主
表面上において、光源からかなり離れた部位でも光量の
減少が反射率の向上で補われることにより充分な光照射
を確保できる。そして、上記第2の支持部材の厚さは導
光板の上記光入射面から離間するに連れて増加するの
で、導光板を上記のような楔形とすることによるメリッ
トを享受した上で、上記第2の支持部材の表裏を導光板
の裏面および筐体のベース部材にそれぞれ密着させた状
態において、断面形状が略楔形の導光板の主表面を筐体
のベース部材と平行に維持することができ、液晶表示パ
ネルを上記筐体のベース部材と平行に設定することによ
り、上記主表面を液晶表示パネルに対して容易かつ確実
に平行に保つことができるようになる。
【0066】また更に、本願の請求項9の発明に係る液
晶表示装置によれば、基本的には、上記請求項6から請
求項8の発明のいずれか一と同様の効果を奏することが
できる。特に、上記第1および第2の各支持部材は、上
記液晶表示パネルの表示領域外に対応する領域に配置さ
れているので、仮に上記各支持部材の導光板裏面に対す
る支持面が十分に平滑でなく凹凸ムラがあったとして
も、従来技術2(図および図参照)における場合のよう
に、液晶表示パネル裏面の表示領域に対応する部分に不
均一な局所的圧力が作用することはない。すなわち、導
光板に対する支持面の凹凸ムラに起因するパドリングの
問題を確実に回避することができる。また、筐体のベー
ス部材の上面に凹凸ムラが存在しても、液晶表示パネル
の表示領域に対応する導光板部分が上記ベース部材に接
触しないので、このベース部材の表面凹凸ムラに起因す
るパドリングという問題も生じることはない。
【0067】また更に、本願の請求項10の発明に係る
液晶表示装置によれば、基本的には、上記請求項6から
請求項9の発明のいずれか一と同様の効果を奏すること
ができる。特に、上記ベース部材とカバー部材とがネジ
部材によって結合されているので、両部材を確実に結合
することができ、しかも、ネジ部材の締付トルクを管理
することにより結合力の調節も比較的容易に行うことが
できる。
【0068】また更に、本願の請求項11の発明に係る
液晶表示装置によれば、基本的には、上記請求項10の
発明と同様の効果を奏することができる。特に、上記ベ
ース部材は、カバー部材との結合前の状態で、その平面
視における中央に近づくほど結合方向に膨出するように
変形しており、カバー部材と結合される際の結合力は、
ベース部材の平面視において第1および/または第2の
支持部材よりも周辺側に作用するようになっているの
で、ベース部材とカバー部材とを結合することにより、
ベース部材には、その結合力によって、上記支持部材を
支点としてそれよりも周辺側を結合方向に持ち上げる曲
げモーメントが作用し、上記支持部材よりも中央側に
は、その反作用として、上記支持部材を支点としてそれ
よりも内側(ベース部材の中央側)を反結合方向に押さ
える曲げモーメントが作用することになる。これによ
り、平面視における中央に近づくほど結合方向に膨出す
るベース部材の変形が矯正される。その結果、ベース部
材の変形(歪)に起因して、その平面視における中央部
分が導光板に接触して液晶表示にパドリングが発生する
という不具合を有効に防止することができる。
【0069】また更に、本願の請求項12の発明に係る
液晶表示装置によれば、基本的には、上記請求項1から
請求項11の発明のいずれか一と同様の効果を奏するこ
とができる。特に、上記液晶表示パネルに折り曲げ可能
な可撓性を有する基材の一端が接合され、該基材が折り
曲げられて上記第1および/または第2の支持部材と導
光板との間を貫通し、その他端側が導光板の裏面側に位
置しているので、上記基材を装置内でコンパクトに収納
することができる。この場合において、上記支持部材と
導光板との間で上記基材が貫通する部分には緩衝材が配
設されているので、基材はこの緩衝材によって保護さ
れ、その損傷発生を有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る液晶表示装置を組
み込んだコンピュータの全体斜視図である。
【図2】 上記液晶表示装置の分解斜視図である。
【図3】 上記液晶表示装置の平面説明図である。
【図4】 図3におけるY4−Y4線に沿った液晶表示
装置の縦断面説明図である。
【図5】 図3におけるY5‐Y5線に沿った液晶表示
装置の縦断面説明図である。
【図6】 図3におけるY6‐Y6線に沿った液晶表示
装置の縦断面説明図である。
【図7】 液晶パネルユニットの全体構造を模式的に示
す斜視図である。
【図8】 上記実施の形態の変形例を示す液晶表示装置
の縦断面説明図である。
【図9】 上記変形例に係る液晶表示装置の筐体縦壁部
分を拡大して示す縦断面説明図である。
【図10】 従来技術に係る液晶表示装置の縦断面説明
図である。
【図11】 他の従来技術に係る液晶表示装置の導光板
支持部材の斜視図である。
【図12】 上記他の従来技術に係る液晶表示装置の縦
断面説明図である。
【符号の説明】
5 液晶表示装置、 7,47 ベース部材、 8 カ
バー部材、 9 ネジ部材、 11 導光板、 11f
導光板の主表面、 11g 導光版の光入射面、 1
3 光源、 21 液晶表示パネル、 22 ソース基
板、 23 ゲート基板、 22b,23b プリント
配線板、 31 先端支持部材、 32サイド支持部
材、 35 緩衝材、 F 結合力。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光透過型の液晶表示パネルと、該液晶表
    示パネルに照明光を導光する導光板と、該導光板の一側
    面の近傍に該側面と平行に配置された光源とを備え、こ
    れらを含む構成部品を筐体内に収納するようにした液晶
    表示装置であって、 上記導光板は、上記液晶表示パネルに対向配置される主
    表面を有するとともに、上記一側面から離間するに連れ
    て板厚が連続的に変化するように設定されており、上記
    主表面が液晶表示パネルと平行となるように設定された
    状態で、導光板の上記一側面と平行に配置されて該側面
    と反対側の導光板端末部もしくはその近傍の裏面側を上
    記筐体に対して支持する第1の支持部材と、導光板の光
    入射方向に沿って配置されて上記導光板の両側部もしく
    はその近傍の裏面側を上記筐体に対して支持する第2の
    支持部材とを備えたことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の支持部材は導光板の光入射方
    向に沿った縦断面形状が四角形状であり、上記第2の支
    持部材は導光板の光入射方向に沿った縦断面形状が略楔
    状であることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装
    置。
  3. 【請求項3】 上記導光板の厚さと第2の支持部材の厚
    さの和が、導光板の光入射方向に沿って一定となるよう
    に設定されていることを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 上記導光板の厚さは上記一側面から離間
    するに連れて減少する一方、上記第2の支持部材の厚さ
    は導光板の上記一側面から離間するに連れて増加するこ
    とを特徴とする請求項3記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 上記第1および第2の各支持部材は、上
    記液晶表示パネルの表示領域外に対応する領域に配置さ
    れていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれ
    か一に記載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 光透過型の液晶表示パネルと、該液晶表
    示パネルに照明光を導光する導光板と、該導光板の一側
    面の近傍に該側面と平行に配置された光源とを備え、こ
    れらを含む構成部品をベース部材とカバー部材とでなる
    筐体内に収納するようにした液晶表示装置であって、 上記導光板が、上記液晶表示パネルに対向配置される主
    表面を有するとともに、上記一側面から離間するに連れ
    て板厚が連続的に変化するように設定され、上記主表面
    が液晶表示パネルと平行となるように設定された状態
    で、導光板の上記一側面と平行に配置されて該側面と反
    対側の導光板端末部もしくはその近傍の裏面側を上記筐
    体のベース部材に対して支持する第1の支持部材と、導
    光板の光入射方向に沿って配置されて導光板の両側部も
    しくはその近傍の裏面側を上記筐体のベース部材に対し
    て支持する第2の支持部材とが設けられるとともに、該
    第2の支持部材の厚さと上記導光板の厚さの和が導光板
    の光入射方向に沿って一定となるように設定されてお
    り、 上記ベース部材の上側に上記第1および第2の支持部材
    と導光板と液晶表示パネルとを順次重ねて配置した上
    で、該液晶表示パネルの上側から上記カバー部材を組み
    合わせ、該カバー部材と上記ベース部材とを所定の結合
    力で結合することにより、上記第1および第2の支持部
    材と導光板と液晶表示パネルとが上記筐体に対して固定
    されていることを特徴とする液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 上記第1の支持部材は導光板の光入射方
    向に沿った縦断面形状が四角形状であり、上記第2の支
    持部材は導光板の光入射方向に沿った縦断面形状が略楔
    状であることを特徴とする請求項6記載の液晶表示装
    置。
  8. 【請求項8】 上記導光板の厚さは上記一側面から離間
    するに連れて減少する一方、上記第2の支持部材の厚さ
    は導光板の上記一側面から離間するに連れて増加するこ
    とを特徴とする請求項6または請求項7記載の液晶表示
    装置。
  9. 【請求項9】 上記第1および第2の各支持部材は、上
    記液晶表示パネルの表示領域外に対応する領域に配置さ
    れていることを特徴とする請求項6〜請求項8のいずれ
    か一に記載の液晶表示装置。
  10. 【請求項10】 上記ベース部材と上記カバー部材とが
    ネジ部材によって結合されていることを特徴とする請求
    項6〜請求項9のいずれか一に記載の液晶表示装置。
  11. 【請求項11】 上記ベース部材は、カバー部材との結
    合前の状態で、その平面視における中央に近づくほど結
    合方向に膨出するように変形しており、カバー部材と結
    合される際の結合力は、ベース部材の平面視において第
    1および/または第2の支持部材よりも周辺側に作用す
    ることを特徴とする請求項10記載の液晶表示装置。
  12. 【請求項12】 上記液晶表示パネルに折り曲げ可能な
    可撓性を有する基材の一端が接合され、該基材が折り曲
    げられて上記第1および/または第2の支持部材の導光
    板との間を貫通し、その他端側が導光板の裏面側に位置
    しており、上記支持部材と導光板との間の上記基材が貫
    通する部分には緩衝材が配設されていることを特徴とす
    る請求項1〜請求項11のいずれか一に記載の液晶表示
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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