JP2000097859A - 蛍光観察方法及び装置 - Google Patents

蛍光観察方法及び装置

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JP2000097859A
JP2000097859A JP10270035A JP27003598A JP2000097859A JP 2000097859 A JP2000097859 A JP 2000097859A JP 10270035 A JP10270035 A JP 10270035A JP 27003598 A JP27003598 A JP 27003598A JP 2000097859 A JP2000097859 A JP 2000097859A
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JP
Japan
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light
fluorescence
filter
excitation
wavelength
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JP10270035A
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Toyoji Hanzawa
豊治 榛澤
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 観察対象物の蛍光像と通常像とを重ねて明瞭
に区別して観察することができる、構成の簡単な蛍光観
察方法及び装置を提供する。 【解決手段】 照明用光源11と、照明用光学系12,
13,14,15,18と、像形成光学系1,2,4
と、励起フィルター13と、バリアフィルター19とを
備え、励起フィルター13とバリアフィルター19とを
重ねたときに、蛍光物質の励起波長より短波長側と、蛍
光最強波長より長波長側の片方または両方に透過する光
があるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実体顕微鏡、手術
用顕微鏡、コルポスコープ、スリットランプ等の立体観
察装置や内視鏡等、観察している部位に処置や作業を施
すのに適した蛍光観察方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、腫瘍は、他の細胞と異なるた
め、蛍光観察すると自家蛍光を発し、他の正常な細胞部
分と区別できるものがあることが知られている。また、
腫瘍に蛍光を発する特定の薬剤(例えば、PDDやAL
A等)を吸収させて、腫瘍部分から蛍光を発生させる方
法が知られている。従来、この種の観察対象物に、励起
フィルターを介して光源から励起光を照射し、観察対象
物の特定部位から蛍光を発生させて、これをバリアフィ
ルターを介して肉眼観察またはTV観察することが行わ
れており、この観察像をもとに腫瘍の除去や細胞の採取
等を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、蛍光像は暗
い背景の中で観察されるため、他の部位との位置関係が
分からない。そこで、位置関係を知るためバリアフィル
ターを外して観察すると、今度は明るい励起光のため蛍
光が目立たなくなり、特定部位の判定が難しくなる。ま
た、蛍光を明るくするために濃度の濃い薬剤を使うと、
観察対象物が人体の場合、患者に苦痛を強いる結果とな
る。このため、特願平6−277185号公報の図11
に示されているように、励起フィルターの長波長側の光
をバリアフィルターで透過して背景を照明し、蛍光の発
している部分を確認するという方法が提案されている
が、一般に吸収光と蛍光の波長は近いため、蛍光部分の
区別がしにくいと云う問題があった。また、視野の背景
の照明光が単色光のため、観察対象物の色情報がなくな
り、正確な位置を把握できないと云う問題もある。ま
た、特開平9−24052号公報に示されているよう
に、一般照明と蛍光用照明を高速で切り替えて撮像し、
2つの画像を重ねて観察することにより位置を確認する
と云う方法も提案されているが、これは装置が大型化し
て作業がしづらく、而もコストアップになると云う問題
がある。
【0004】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、その第1の目的は、
励起光と蛍光の波長が近い蛍光薬剤で、通常像と蛍光像
を重ねて観察することができると共に、蛍光像と通常像
を区別することができる、構成の簡単な蛍光観察方法及
び装置を提供することにある。また、第2の目的は、視
野背景の色が分かり、蛍光が目立つ、構成の簡単な蛍光
観察方法及び装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、本発明による蛍光観察方法は、励起フィルター
を介して光源からの光を観察対象物に照射することによ
り観察対象物の病変部から自家蛍光を発生させるかまた
は該病変部に投与された蛍光物質から蛍光を発生させ
て、該蛍光をバリアフィルターを介して観察すると同時
に、前記蛍光と同程度以下の明るさをもって、前記蛍光
の励起波長よりも短波長の光と、蛍光最強波長よりも長
い波長の光の片方または両方で背景照明した像を、肉眼
または撮像素子で観察するようにしたものである。
【0006】また、上記第1の目的を達成するため、本
発明による蛍光観察装置は、照明用光源と、照明用光源
からの光を観察対象物に照射するための照明光学系と、
照明光学系を介して照明した観察対象物の像を得るため
の像形成光学系とを備え、照明光学系に蛍光物質の励起
波長を含む励起光に波長を限定する励起フィルターを配
置し、像形成光学系に前記励起光の大部分をカットして
蛍光物質の蛍光最強波長を透過するバリアフィルターを
配置した蛍光観察装置において、前記励起フィルターと
バリアフィルターとを重ねたときに、前記蛍光物質の励
起波長より短波長側と、前記蛍光最強波長より長波長側
の片方または両方に透過する光があるようにした事を特
徴とするものである。
【0007】また、上記第2の目的を達成するため、本
発明による蛍光観察装置は、照明用光源と、照明用光源
からの光を観察対象物に照射するための照明光学系と、
照明光学系を介して照明した観察対象物の像を得るため
の像形成光学系とを備え、照明光学系に蛍光物質の励起
波長を含む励起光に波長を限定する励起フィルターを配
置し、像形成光学系に前記励起光の大部分をカットして
蛍光物質の蛍光最強波長を透過するバリアフィルターを
配置した蛍光観察装置において、前記励起フィルターと
バリアフィルターとを重ねたときの透過率が、3色分解
のRGBの波長帯に夫々透過率を有し、且つ前記蛍光最
強波長での透過率が0.05%以上であることを特徴と
している。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図示した実施例に基づき、
本発明の実施の形態を説明する。実施例1 図1は本発明を実体顕微鏡に適用した本実施例の概略構
成図、図2は本実施例に用いられる励起フィルターとバ
リアフィルターの第1の組合せによる透過率特性線図、
図3は従来方法による励起フィルターとバリアフィルタ
ーの組合せによる透過率特性線図、図4乃至図8は夫々
本実施例に用いられる励起フィルターとバリアフィルタ
ーの第2乃至第5の組合せによる透過率特性線図であ
る。
【0009】図1において、1は対物レンズ、2は左右
一対のアフォーカル変倍系、3はアフォーカル光束を受
けて2方向に光束を分割するビームスプリッタ、4は一
対の結像レンズ、5は像を正立させるための正立プリズ
ム、6は一対の眼幅調整プリズム、7は一対の視野絞
り、8は一対の接眼レンズで、対物レンズ1,変倍系
2,ビームスプリッタ3及び結像レンズ4は像形成光学
系を構成している。9はビームスプリッタ3により分割
された観察対象物Oからの光束を受ける撮影レンズ、1
0は撮影レンズ9により形成された像を受像するCCD
等の撮像素子である。11は照明用光源、12は集光レ
ンズ、13は赤外線カットフィルター、14は光源11
を顕微鏡から離し顕微鏡を自由な位置に移動することを
可能にするライトガイドファイバー束、15はリレーレ
ンズ、16は照野絞り、17は光路内に挿脱可能な励起
フィルター、18は照明光を観察対象物Oへ導びくレン
ズプリズム系で、これらは照明光学系を構成している。
19は変倍系2とビームスプリッタ3の間の光路内に挿
脱可能なバリアフィルターである。
【0010】一般に、蛍光物質は光を吸収し、その光よ
りも長い波長の蛍光を発するが、その蛍光物質が最も良
く吸収する光の波長を励起波長と呼び、またその蛍光物
質が発する蛍光の最大波長を蛍光最強波長と呼んでい
る。上記構成の実体顕微鏡を用いて、観察対象物Oを蛍
光観察するには、照明光学系に励起波長を50%以上透
過する励起フィルター17を入れ、観察系に励起光を殆
どカットして蛍光最強波長を50%以上透過するバリア
フィルター19を入れる。これにより、観察対象物の蛍
光発光部位のみを観察することができる。然し、観察対
象物に何らかの作業を施す場合には、蛍光も目立つが背
景となる他の部位も明るく見えなければならない。この
要求に応ずるためには、上記条件に加えて以下に説明す
るようなフィルターの組合せが必要である。
【0011】先ず、第1のフィルター組合せによる特性
曲線が図2に示されている。即ち、実線(17)は励起
フィルター17の透過率特性を、破線(19)はバリア
フィルター19の透過率特性を夫々示しており、矢印で
示された波長範囲に強い蛍光が発生している。斜線部分
は、背景となる部位を照明する光の波長域である。この
バリアフィルター19は励起光の長波長側を透過させ
ず、短波長側を透過させる。即ち、このバリアフィルタ
ーと励起フィルターの組合せでは、励起光の短波長側を
僅かに透過させ、蛍光が緑色、背景が紫色となって両者
の区別がつき易くなる。これに対し、図3に示すように
従来方法による場合は、蛍光が緑色、背景が青緑色とな
り、蛍光と背景光が似た色であるため区別がつかない。
【0012】また、蛍光の強度は励起光よりも可成り弱
いので、背景光も或る程度弱くしなければならない。ま
た、観察対象物において作業を行うためには、観察対象
物Oを或る程度の明るさで照明しなければならない。ま
た、背景に蛍光色と同じ波長の光を多く含んでいると蛍
光が目立たなくなる。そのため、励起フィルター17と
バリアフィルター19を重ねたときの透過率が最大にな
る波長λmでの透過率をTm、蛍光最強波長λfでの透
過率をTfとしたとき、次の条件を満たすことが必要で
ある。 1%≦Tm≦10% 、 Tf≦0.05% (1) 即ち、上記透過率がTmの上限を越えて大きくなると背
景光の強度が強く蛍光が目立たなくなり、Tmの下限を
越えて小さくなると背景が暗く作業可能の明るさが得ら
れない。また、上記透過率がTfの上限を越えて大きく
なると、蛍光と背景光が混じって背景と蛍光の区別がつ
きにくくなる。
【0013】次に、第2のフィルター組合せによる特性
曲線が図4に示されている。この場合、バリアフィルタ
ー19は、励起光をカットする一般的なフィルターであ
るが、励起フィルター17は、励起光とは別に蛍光波長
より長波長側に照明光を透過する特性をもっている。従
って、蛍光は緑色、背景は赤色となり、区別がつき易く
なる。また、励起フィルター17とバリアフィルター1
9を重ねたときの透過率特性は、前記第1の組合せの場
合と同様に上記(1)式を満たす。
【0014】上記第1及び第2の組合せは、蛍光物質の
励起波長をλe、蛍光最強波長をλfとしたとき、λe
より短波長またはλfよりも長波長の光を用いて背景を
照明するものである。また、上記第1及び第2の組合せ
の両方の特性をもつたフィルター組合せを作って背景を
観察すると、背景の色の差が多少わかる。
【0015】第3のフィルター組合せによる特性曲線が
図5に示されている。上記第1及び第2のフィルター組
合せは、何れも略単色光で背景を照明しているため、背
景の色情報がなくなる。例えば、第1のフィルター組合
せでは、白と紫がどちらも紫に見える。これに対して、
この第3のフィルター組合せは、これらの区別がつくも
のである。即ち、第3のフィルター組合せでは、蛍光物
質の励起波長と蛍光の波長が離れている場合である。励
起フィルター17は、第2のフィルター組合せのように
励起光のほかに蛍光最強波長より長波長側の光を透過さ
せ、バリアフィルター19は、励起フィルター17を透
過した光の短波長側と長波長側の光を透過させる。これ
により、3波長の光で背景を照明することになる。更
に、この3波長は3色分解のRGBに1波長帯づつ入っ
ているよう選定されている。RGBの夫々の波長帯をλ
B、λG、λRとすると、600nm<λR<700n
m、500nm<λG<600nm、400nm<λB
<500nmと考えて良い。これにより、色の情報の偏
りが少なくなり、色の区別がつき易くなる。この励起フ
ィルター17とバリアフィルター19を重ねた場合の透
過率が図6に示されている。図中、斜線を施した部分
は、蛍光の発光特性を示している。
【0016】また、背景光の強度と蛍光の強度との差を
小さくするためには、励起フィルターとバリアフィルタ
ーを重ねた場合のRGBの各波長帯λmR、λmG、λ
mBでの最大透過率を夫々TmR、TmG、TmBとし
たとき、次の条件を満たすことが必要である。 1%≦TmR≦10%、1%≦TmG≦10%、1%≦TmB≦10% (2) TmR、TmG、TmBが夫々の上限を越えて大きくな
ると背景光の強度が強くて蛍光が目立たなくなり、ま
た、夫々の下限を越えて小さくなると背景にその色の情
報がなくなる。TmR、TmG、TmBの総てがその下
限値を下回ると、背景が暗くなり、作業できる明るさが
得られなくなる。また、背景照明光の色を白に近づける
ためには、各波長帯での最大透過率をTmax、最小透
過率をTminとしたとき、次の条件を満たすことが必
要である。 Tmin/Tmax≧0.5 (3)
【0017】第4のフィルター組合せによる特性曲線が
図7に示されている。この場合、励起フィルター17
は、励起光波長よりも長波長側に2つの透過波長帯をも
っており、バリアフィルター19は、第1のフィルター
組合せにおけるバリアフィルターと同様に励起光波長よ
りも短波長側の光を透過するように作られている。この
3つの波長帯の光は上記条件式(2)及び(3)を満足
している。
【0018】第5のフィルター組合せによる特性曲線が
図8に示されている。この組合せは、比較的長い波長で
励起される蛍光物質の場合に適するようにされたもの
で、励起フィルター17としては、3色分解のB波長帯
の方が励起波長よりも波長が短く、B波長帯の光と蛍光
波長より長波長側の光を透過する特性をもつものが必要
になる。また、バリアフィルター19としては、B波長
帯と励起光の短波長側の光を透過する特性のものが必要
になる。一般に、蛍光は短波長ほど励起され易く、B波
長帯で励起された蛍光が本来の蛍光に近いものとなる可
能性があるが、これを避けるため、B波長帯はできるだ
け狭く且つ光量は最小にされて、励起フィルターの透過
率は、B波長帯以外の励起波長帯より短波長側で0.0
1%以下にされる。
【0019】ここで用いられる励起フィルター17やバ
リアフィルター19は、干渉フィルターであることが多
い。干渉フィルターは入射角度が大きいと透過特性が変
わるが、フィルター面の法線と入射光線のなす角度が3
0゜以内であれば問題ない。入射角度の差が無いように
するためには、これらのフィルターをアフォーカル光束
中で用いるのが良い。そのため、バリアフィルター19
を、観察光路に出し入れできるフィルターユニット20
を光束分割ユニット21の観察対象物側に入れると、肉
眼観察系と撮影系に同時にバリアフィルター19を入れ
ることができ、撮影系へのバリアフィルターの入れ忘れ
による失敗を回避することができる。
【0020】また、肉眼観察とTV撮影で、目と撮像素
子10の分光感度の違いにより色が違う場合があるが、
その場合には、肉眼観察とTV観察時の色が一致するよ
うに、RGBの各波長帯の最大透過率TmR、TmG、
TmBを調整したフィルターを鏡筒22と撮影ユニット
23に入れるようにする。特に、これらのフィルター
は、フィルターユニット20に入れられた各特性のバリ
アフィルター19と連動して光路中に出し入れできるよ
うにすると良い。
【0021】また、励起フィルター17を光路中に出し
入れする場所は、照明系の光束径が余り変わらない部分
が良い。これは、観察対象物Oを照明する光束がアフォ
ーカルになっていても、照野の外側を照明する光束の角
度が大きいことがあるからである。励起フィルター17
の光路中への出し入れも、観察系のバリアフィルター1
9と連動していると操作上好都合である。また、背景光
がない通常の励起フィルターとバリアフィルターも切り
替えにより入れ換えられるようにすると、微弱な蛍光の
確認ができて有効である。
【0022】実施例2 図9は本発明を複数人で自由な方向から観察できる手術
用顕微鏡に適用した本実施例の概略構成図、図10は観
察系の構成を示す斜視図である。図中、24は鏡体、2
5は図示しない光源から鏡体24内へ照明光を導入する
ライトガイドファイバー束、26は集光レンズ、27は
照野絞り、28は照明光路内に出し入れ可能に配置され
た励起フィルター、29は照明レンズ系、30は反射部
材、31はハーフミラー、32はハーフミラー31で反
射した照明光を吸収する光トラップ、33は鏡体24に
取付けられていて観察対象物に照明光を導びく保護ガラ
スで、これらは照明系を構成している。34は作動距離
(WD)が変えられ観察対象物からの光束をアフォーカ
ル光束にする対物レンズ、35は1軸光学系開口絞り、
36は観察光路内に出し入れ可能に配置されたバリアフ
ィルター、37は反射部材、38(図10)は第1光束
分割プリズム、39(図10)は反射部材、40はズー
ム光学系、41は第2光束分割プリズム、42は反射部
材、43は結像前レンズ、44は反射部材、45(図1
0)は反射部材、46は反射部材、47は結像後レン
ズ、48(図9)は観察用分割部、49(図9)は鏡筒
で、これらは観察系を構成している。
【0023】観察対象物からの光束は、保護ガラス33
を透過した後ハーフミラー31で反射され、対物レンズ
34,開口絞り35,バリアフィルター36,反射部材
37,第1光束分割プリズム38,反射部材39,ズー
ム光学系40,第2光束分割プリズム41,反射部材4
2,結像前レンズ43,反射部材44,45及び46,
結像後レンズ47を経て観察用分割部48に入射し、複
数に分割された後鏡筒49に入射する。鏡筒49は、第
1実施例と同様に左右1対構成されている。鏡筒49ま
では、左右共通の光束になっているので、鏡筒は鏡体射
出の光軸の周りに自由に回転することができる。また、
左右の光束に分けた後の開口絞りと1軸光学系開口絞り
35は、ズーム光学系40の最高倍率においてほぼ一致
する。なお、撮影光学系は、第2光束分割プリズム41
の透過側に設けられ、鏡体24を支えるアーム内に設置
される。第1光束分割プリズム38で分割された光束は
オートフォーカスなどの検出系に利用することができ、
第1光束分割プリズム38を使用しない場合はダミーガ
ラスが入れられる。
【0024】照明系は、光源からの光束をライトガイド
ファイバー束25を通して鏡体24内へ導き、集光レン
ズ26,照野絞り27,照明レンズ系29,反射部材3
0,ハーフミラー31及び保護ガラス33を介して観察
対象物に導くようになっている。この場合、照明系の光
軸と、観察系の左右共通の1軸光学系の光軸とは一致し
ていて、同軸照明となっている。また、ハーフミラー3
1により反射した照明光を吸収する光トラップ32を設
けて、照明光による散乱光を観察系で見えないようにし
ている。
【0025】本実施例において蛍光観察する場合は、光
学材料の自家蛍光によるコントラストの低下を押さえる
必要がある。特に、光トラップ32としては、表面反射
が少なく自家蛍光の少ない吸収型のNDフィルターを使
用するのが良い。励起光が青色など比較的波長の短い場
合には、屈折率の高い硝材を使用すると自家蛍光が発生
し易い。屈折率の高い硝材は、光学性能向上のためズー
ム光学系40に、また、空気換算長を短くするため反射
部材37や39に夫々使用される。従って、かかる光学
部材に励起光が届かないように、バリアフィルター36
はこれらの光学部材より前に配置するのが良い。また、
光束もアフォーカルの方が特性が良いので、バリアフィ
ルター36は対物レンズ34と反射部材37の間に配置
するのが良い。但し、nd>1.7でνd>50の硝材
の中には比較的自家蛍光の小さいものがあるので、反射
部材37としてかかる硝材を採用した場合には、バリア
フィルター36を反射部材37と39の間に配置しても
良い。この第2実施例においても、励起フィルター28
とバリアフィルター36として、第1実施例において説
明した5通りの組合せが使用される。
【0026】実施例3 図11は本発明を内視鏡観察装置に適用した本実施例の
概略構成図である。図中、50はハロゲンランプ,キセ
ノンランプ,メタルハライドランプ等の光源ランプ、5
1は光源ランプ50からの光を略アフォーカル光束にす
るための凹面鏡、52a,52bは凹面鏡51により形
成される光束中に切り替え可能に挿入される2種類の励
起フィルター、53は励起フィルター52aまたは52
bを透過した光束をライトガイドファイバー束54の入
射端面に集光させる集光レンズで、これらは照明用光源
を構成している。なお、光源ランプ50とライトガイド
ファイバー束54との間には、観察対象物Oの温度上昇
による蛍光発光の低下を押さえるための赤外線カットフ
ィルターや3色分解フィルターや色補正フィルター等通
常の良好な観察を可能にするための種々のフィルター類
が配置されている。55は、ライトガイドファイバー束
54の出射端から出射した光束を受光して観察対象物O
へ向けて照明光を射出するライトガイドファイバー束5
6と、照明された観察対象物Oの像を観察するための観
察光学系57とを含む内視鏡本体である。
【0027】ライトガイドファイバー束56の先端に
は、必要に応じて照明光の広がり角度を変化させるため
の照明レンズが配置され、また、内視鏡がファイバース
コープである場合には、観察光学系57は、対物レンズ
と対物レンズにより形成された観察対象物Oの像を伝送
するためのイメージガイドファイバー束とこのイメージ
ガイドファイバー束の射出端面に現われた像を観察する
ための接眼レンズを少なくとも備えている。また、内視
鏡が硬性鏡の場合には、観察光学系57は、イメージガ
イドファイバー束の代わりにリレーレンズ系が用いられ
ている。なお、ライトガイドファイバー束54の射出端
とライトガイドファイバー束56の入射端の間には、必
要に応じてレンズから成る連結光学系が設けられてい
る。
【0028】更に、58a,58bは観察光学系57の
接眼部外側において観察光学系から射出される略アフォ
ーカルな光束中に切り替え可能に挿入される2種類のバ
リアフィルター、59はバリアフィルター58a,58
bの後側に配置されていて観察光学系57からの光束を
結像させるための結像レンズとその像を受像するCCD
などの撮像素子から成るTVカメラヘッド、60はTV
カメラヘッド59からのTV信号を処理するカメラコン
トロールユニット、61はTVモニターである。なお、
バリアフィルター58a,58bは、観察光学系57や
TVカメラヘッド59内の略アフォーカルな光束中に切
り替え可能に挿入されても良い。TVカメラヘッド59
は内視鏡本体55に着脱可能に取り付けられ、また、カ
メラコントロールユニット60中にはTV信号処理だけ
でなく複雑な画像処理を行うための各種のコントロール
回路も組み込まれている。
【0029】ここで、励起フィルター52aとバリアフ
ィルター58aは、第1実施例において説明した5通り
の組合せで用いられるが、以下これを蛍光背景観察組合
せと云うことにする。また、励起フィルター52bとバ
リアフィルター58bは、背景が照明されずに蛍光のみ
が観察される通常の蛍光観察用フィルターの組合せで、
以下これを蛍光観察組合せと云うことにする。蛍光観察
組合せは、蛍光像のみを鮮明に観察することができ、蛍
光を発する患部の広がりの確認や患部の除去後の取り残
しが無いかどうかの確認を行う場合に有効であるが、こ
の蛍光観察組合せで患部の除去を行うと、背景が見えな
いため患部以外の部分に損傷を与える危険性がある。従
って、その場合には、蛍光背景観察組合せを使用し、こ
のフィルターの組合せの切り替えにより患部の除去を安
全且つ確実に行うことが可能となる。
【0030】次に、本実施例による膀胱内での腫瘍の蛍
光物質ALAに適する蛍光観察用フィルターの1例につ
いて説明する。特に、背景の色の判別ができる例につい
て説明する。蛍光物質ALAは、励起波長λeが409
nmで、蛍光最強波長λfが630nmであるが、この
場合励起波長が可視域の可成り短波長側にあるので、波
長帯λmBを励起光の短波長側にすると、目で観察する
ことはできない。そこで、この波長帯を励起光の長波長
側即ちλmB=450nmに設定する。また、蛍光最強
波長は630nmであるので、3色分解のR波長帯に入
る。この波長帯で色の差を見るため、波長を離してλm
R=670nmにする。また、波長帯λmGは、3色分
解のG波長帯の中央に設定して、λmG=550nmに
する。背景の照明の強度を考慮して前記条件式(2)を
満足するように、励起フィルターとバリアフィルターの
透過率を設定すると、下記のようになる。ここで、Tは
指定範囲のフィルターの透過率を示す。
【0031】<励起フィルターの透過率> 350nm<λ<420nmのとき T≧60% λ=450nm のとき 10%≦T≦20% 460nm<λ<530nmのとき T<0.5% λ=550±10nm のとき透過率最大Tm2とする
と、2%≦Tm2≦4% 570nm<λ≦610nmのとき T<0.5% 610nm<λ<650nmのとき T<0.1% λ=670±10nm のとき透過率最大Tm3とする
と、2%≦Tm3≦4% 690nm<λ<750nmのとき T<0.5%
【0032】<バリアフィルターの透過率> 350nm<λ<430nmのとき T<0.1% λ=450nm のとき 10%≦T≦20% 480nm<λ<750nmのとき T>80%
【0033】<励起フィルターとバリアフィルターを重
ねた時の透過率> 350nm<λ<430nmのとき T<0.1% λ=450±10nm のとき透過率最大Tm1とする
と、1%≦Tm1≦4% 460nm<λ<530nmのとき T<0.5% λ=550±10nm のとき透過率最大Tm2とする
と、2%≦Tm2≦4% 570nm<λ≦610nmのとき T<0.5% 610nm<λ<650nmのとき T<0.1% λ=670±10nm のとき透過率最大Tm3とする
と、2%≦Tm3≦4% 690nm<λ<750nmのとき T<0.5%
【0034】なお、この条件式で作成した場合前記条件
式(3)を総て満足させることはできないので、作成さ
れた組合せの中から条件式(3)を満たすものを選別す
る。これにより、3波長の光で背景を照明することがで
き、明るい蛍光を観察することができる。
【0035】以上説明したように、本発明による蛍光観
察方法及び装置は、特許請求の範囲に記載した特徴のほ
かに、下記の特徴を有している。 (1)励起フィルターとバリアフィルターを重ねたとき
の最大透過率をTm、蛍光最強波長での透過率をTfと
したとき、1%≦Tm≦10%且つTf≦0.05%で
あることを特徴とする請求項1に記載の蛍光観察装置。
【0036】(2)励起フィルターとバリアフィルター
を重ねたときのRGBの各波長帯の最大透過率をTm
R,TmG,TmBとしたとき、1%≦TmR≦10
%,1%≦TmG≦10%,1%≦TmB≦10%であ
ることを特徴とする請求項2に記載の蛍光観察装置。
【0037】(3)RGBの各波長帯での最大透過率を
Tmax、最小透過率をTminとしたとき、Tmin
/Tmax≧0.5であることを特徴とする請求項2に
記載の蛍光観察装置。
【0038】(4)照明光源と、照明光源からの光を観
察対象物に照射するための照明光学系と、照明光学系を
介して照射した観察対象物の像を得るための像形成光学
系とを備え、照明光学系に励起フィルターを配置し、像
形成光学系にバリアフィルターを配置した蛍光観察装置
において、励起フィルターとバリアフィルターは夫々請
求項1または2または上記(1)乃至(3)の何れかに
記載された透過特性を有しており、バリアフィルターは
アフォーカル光束中に配置されており、励起フィルター
とバリアフィルターは同時に挿脱可能であるかまたは他
のフィルター組合せに変更可能であることを特徴とする
蛍光観察装置。
【0039】(5)励起フィルターを介して光源からの
光を観察対象物に照射することにより観察対象物の病変
部から自家蛍光を発生させるかまたは該病変部に投与さ
れた蛍光物質から蛍光を発生させて、該蛍光をバリアフ
ィルターを介して観察すると同時に、該蛍光の色以外の
3色で該蛍光の明るさ以下の明るさの光で照明された背
景の像を、肉眼または撮像素子で観察するようにした蛍
光観察方法。
【0040】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、観察対象物
の中での蛍光発生位置及び範囲を容易に確認することが
でき、また、背景の色との差が分かり而も既存の観察装
置にフィルターを入れるという簡単な操作で済む蛍光観
察方法及び装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実体顕微鏡に適用した第1実施例の概
略構成図である。
【図2】本発明による蛍光用励起フィルターとバリアフ
ィルターの第1組合せの透過率特性を示す図である。
【図3】従来の蛍光用励起フィルターとバリアフィルタ
ーの組合せの透過率特性を示す図である。
【図4】本発明による蛍光用励起フィルターとバリアフ
ィルターの第2組合せの透過率特性を示す図である。
【図5】本発明による蛍光用励起フィルターとバリアフ
ィルターの第3組合せの透過率特性を示す図である。
【図6】蛍光用励起フィルターとバリアフィルターの第
3組合せのフィルター2枚を重ねた場合の透過率特性を
示す図である。
【図7】本発明による蛍光用励起フィルターとバリアフ
ィルターの第4組合せの透過率特性を示す図である。
【図8】本発明による蛍光用励起フィルターとバリアフ
ィルターの第5組合せの透過率特性を示す図である。
【図9】本発明を複数の人が自由な方向から観察できる
手術用顕微鏡に適用した第2実施例の概略構成を示す正
面図である。
【図10】第2実施例の手術用顕微鏡の鏡体内の観察系
のみを示す斜視図である。
【図11】本発明を内視鏡装置に適用した第3実施例の
概略構成図である。
【符号の説明】
1,34 対物レンズ 2 変倍系 3 ビームスプリッタ 4 結像レンズ 5 像正立プリズム 6 眼幅調整プリズム 7 視野絞り 8 接眼レンズ 9 撮影レンズ 10 撮像素子 11,50 照明用光源 12,26,53 集光レンズ 13 赤外線カットフィルター 14,25,54,56 ライトガイドファイバー束 15 リレーレンズ 16,27 照野絞り 17,28,52a,52b 励起フィルター (17) 励起フィルターの透過率特性曲線 18 レンズプリズム系 19,36,58a,58b バリアフィルター (19) バリアフィルターの透過率特性曲線 20 フィルターユニット 21 光束分割ユニット 22,49 鏡筒 23 撮影ユニット 24 鏡体 29 照明レンズ系 30,37,39,42,44,45,46 反射部
材 31 ハーフミラー 32 光トラップ 33 保護ガラス 35 開口絞り 38 第1光束分割プリズム 40 ズーム光学系 41 第2光束分割プリズム 43 結像前レンズ 47 結像後レンズ 48 観察用分割部 50 光源ランプ 51 凹面鏡 55 内視鏡本体 57 観察光学系 59 TVカメラヘッド 60 カメラコントロールユニット 61 TVモニター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G043 AA03 BA16 CA05 DA02 EA01 FA02 GA02 GA04 GB17 GB18 GB19 HA01 HA02 HA05 HA09 JA03 JA05 KA05 LA03 MA01 NA05 2H052 AA09 AA13 AB01 AB05 AB14 AB19 AB21 AB24 AB27 AB30 AC04 AC09 AC26 AC27 AD34 AF14 4C061 AA00 BB01 BB08 CC07 DD00 NN01 QQ02 QQ04 RR03 RR17 SS21 WW17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明用光源と、照明用光源からの光を観
    察対象物に照射するための照明光学系と、照明光学系を
    介して照明した観察対象物の像を得るための像形成光学
    系とを備え、照明光学系に蛍光物質の励起波長を含む励
    起光に波長を限定する励起フィルターを配置し、像形成
    光学系に前記励起光の大部分をカットして蛍光物質の蛍
    光最強波長を透過するバリアフィルターを配置した蛍光
    観察装置において、前記励起フィルターとバリアフィル
    ターとを重ねたときに、前記蛍光物質の励起波長より短
    波長側と、前記蛍光最強波長より長波長側の片方または
    両方に透過する光があるようにした事を特徴とする蛍光
    観察装置。
  2. 【請求項2】 照明用光源と、照明用光源からの光を観
    察対象物に照射するための照明光学系と、照明光学系を
    介して照明した観察対象物の像を得るための像形成光学
    系とを備え、照明光学系に蛍光物質の励起波長を含む励
    起光に波長を限定する励起フィルターを配置し、像形成
    光学系に前記励起光の大部分をカットして蛍光物質の蛍
    光最強波長を透過するバリアフィルターを配置した蛍光
    観察装置において、前記励起フィルターとバリアフィル
    ターとを重ねたときの透過率が、3色分解のRGBの波
    長帯に夫々透過率を有し、且つ前記蛍光最強波長での透
    過率が0.05%以上であることを特徴とする蛍光観察
    装置。
  3. 【請求項3】 励起フィルターを介して光源からの光を
    観察対象物に照射することにより観察対象物の病変部か
    ら自家蛍光を発生させるかまたは該病変部に投与された
    蛍光物質から蛍光を発生させて、該蛍光をバリアフィル
    ターを介して観察すると同時に、前記蛍光と同程度以下
    の明るさをもって、前記蛍光の励起波長よりも短波長の
    光と、蛍光最強波長よりも長い波長の光の片方または両
    方で背景照明した像を、肉眼または撮像素子で観察する
    ようにした蛍光観察方法。
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