JP2000097849A - 液体管理装置及び方法 - Google Patents

液体管理装置及び方法

Info

Publication number
JP2000097849A
JP2000097849A JP26512798A JP26512798A JP2000097849A JP 2000097849 A JP2000097849 A JP 2000097849A JP 26512798 A JP26512798 A JP 26512798A JP 26512798 A JP26512798 A JP 26512798A JP 2000097849 A JP2000097849 A JP 2000097849A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
change
transducer
thin film
resonance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26512798A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Nakamura
洋之 中村
Ryohei Nagata
良平 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP26512798A priority Critical patent/JP2000097849A/ja
Publication of JP2000097849A publication Critical patent/JP2000097849A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エッチング液のような経時変化が光学特性の
変化として現れる液体の変化程度を、容易に数値データ
として把握し、無駄のない運転を可能とする。 【解決手段】 液体収容部材21に、表面プラズモン共
鳴を利用したトランスデューサ40と熱電対50を備
え、演算手段CPUによりトランスデューサからの情報
に基づきエッチング液30の共振角(共鳴角度最小点)
を演算し、かつ、温度補償を行い、それにより、エッチ
ング液30の劣化(経時変化)程度を推定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、使用につ
れてそのエッチング能力が低下していくエッチング液の
ように、経時的に組成や物性などが変化していく液体の
変化程度を観察しかつ管理するための液体管理装置及び
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、金属に微細加工を施す際にエッ
チングが多用される。ブラウン管方式のTV受像機のモ
ニターに必ず実装されているシャドウマスク、あるいは
電気剃刀の外刃などの加工にはエッチングは不可欠であ
る。エッチングは化学反応を伴う加工法であり、化学反
応によりエッチング能力を伴わない物質が生成されるな
どの理由から、エッチング液の化学的性質が経時的に変
化し、何度も繰り返し使用するといわゆるエッチング液
の劣化(品質の低下)が生じる。エッチング液の劣化は
製品の良否に直結するものであり、量産する際には、こ
のエッチング液の品質管理は重要な課題となる。
【0003】理論的には、エッチング液の劣化状態を種
々の観点から測定し判断することは可能であるが、エッ
チング液は腐食性の高い液体であることもあって、現在
では、ボーメ比重計(耐腐食性が大きい)によりエッチ
ング液の比重を観察し、その値を基準として、エッチン
グ液を交換するなどの液体管理を行うのが一般的となっ
ている。このボーメ法では、1連のセットからなるアン
プル様のガラス管の内の一本を取り出し、サンプル液と
して取り出したエッチング液に浸し、沈み具合を目盛り
で確認する。沈み具合が不適切であれば、別のガラス管
を浸すことを繰り返し、適切な沈み具合を呈するガラス
管に記載の数値が計測しようとするエッチング液の比重
値となる。
【0004】また、製塩における濃縮度や不純物の組成
管理、牛乳の乳脂肪の管理、ソーセージの加工工程での
魚肉の鮮度あるいは脂肪の量の管理、などにおいても、
液体の管理は行われており、例えば、製塩においては濃
縮液の電気伝導率の測定などにより、乳業においては懸
濁液の濁度測定などにより、ソーセージ業界において
は、魚肉の硬度測定などにより、所要の液体管理を行っ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】例えば、エッチング液
の管理の場合、ボーメ法によることから、サンプル液を
取り出す作業、多数本のガラス管を選択的に出し入れす
る作業、など多くの作業を必要とし、また、目視による
判断であり、精度にも限界がある。前記した他の液体管
理方法の場合にも、それぞれ、導電性不純物混入、懸濁
液中ミセルの粒度分布、混合肉による硬度のばらつき、
などに起因する誤差が生じるのを避けられない。
【0006】本発明の目的は、上記のように経時的に物
性や化学的特性などが変化する液体に対する従来の管理
方法が有している上記のような不都合を解消した新規な
液体管理装置及び方法を提供することにあり、例えば、
エッチング液のような腐食性の強い液体の場合でも、そ
の時点での液体の状態を簡単な手法でもって高い精度で
知ることのできる液体管理装置及び方法を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本出願人は、エッチング
液の経時的な性質の変化について多くの実験と研究を行
う過程において、劣化(エッチング能力の低下)による
比重の変化と光学特性の一つである入射光に対する反射
光の屈折率の変化とに相関関係があることを知った。表
1は、作業条件(エッチング条件)は同じであるが、累
計使用時間の異なる4種のエッチング液(A,B,C,
D、但し、Aは新品であり、B,C,Dと順次古くなっ
ている)について、その比重と屈折率とを測定したもの
である。表1に示されるように、累計使用時間による比
重の変化と屈折率の変化は高い相関を示しており、経時
変化が光学特性の変化として現れている。従って、液体
屈折率を測定することにより、当該エッチング液の劣化
程度(経時変化)を推定できることが示される。なお、
比重はボーメ法により測定し、屈折率はエッチング液を
数滴採取して、アッベの屈折率計で計測した。
【0008】
【表1】
【0009】また、機械油について、種々の要因により
その劣化が進行した場合に、その光学特性の一つである
光の屈折率を測定したところ、図6に示すように、劣化
度合いと光の屈折率の変化とは高い相関を示した。本発
明は上記の知見に基づくものであり、本発明は、経時変
化が光学特性の変化として現れる液体の管理装置であっ
て、当該液体を収容する収容部材と、該収容部材に金属
薄膜が液体に接する状態で取り付けられた表面プラズモ
ン共鳴を利用したトランスデューサと、該トランスデュ
ーサからの情報に基づき当該液体の共振角を演算する手
段と、該演算値を基準値と比較する手段と、該比較結果
を表示する手段とを少なくとも備えることを特徴とす
る。液体を収容する収容部材に制限はなく、液体を静止
状態で収容する収容容器であってもよく、液体が流動し
ていく管路のようなものであってもよい。
【0010】また、本発明による液体管理方法は、経時
変化が光学特性の変化として現れる液体に光を照射して
その屈折率の変化を表面プラズモン共鳴法による共振角
に基づき算出し、その値を基準値と比較することによ
り、当該液体の経時変化の程度を推定することを特徴と
する。本発明において、被検体である液体の屈折率の変
化を表面プラズモン共鳴法による共振角に基づき算出す
る理由は、市販されている表面プラズモン共鳴を利用し
たトランスデューサを用いることにより容易に実施でき
るとともに、液体中に、固形物などの異物が混入してい
ても、測定結果が影響を受けないことによる。
【0011】表面プラズモン共鳴とは、既に知られてい
るように、図4に示すように、プリズム1とガラス2と
金属膜(例えば、クロムCrと金Auの2層からなる金
薄膜)3を接触させたものを用意して、ガラス2側から
全反射角以上の入射角で光Pを入射させるときに、ガラ
ス側から金側の境界面にはエバネッセント波がにじみ
で、入射角がある条件を満たすとき、表面プラズモンと
エバネッセント波が共鳴する現象をいう。表面プラズモ
ン共鳴が起きると、入射光のエネルギーは表面プラズモ
ン共鳴に移り、反射光の強度が入射光の強度より弱まる
ことになり、反射光Prの強度が入射光の強度に対して
最も弱まるときの入射角を共振角と呼んでいる。そし
て、共振角は金属薄膜表面の屈折率変化によって変化す
ることから、表面プラズモン共鳴法を利用して金属薄膜
表面に接する試料Sの屈折率を測定することができる。
【0012】図5は、累計使用時間の異なる2種の機械
油についての表面プラズモン共鳴曲線を示すグラフであ
る。グラフで横軸は共鳴角度を、縦軸は反射強度を示し
ている。曲線Aは累計使用時間の少ない機械油のもので
あり、曲線Bはより長い時間使用した後でのものであ
る。新しい機械油は劣化が少ないために共鳴曲線は高角
度側を呈するが、古い機械油は劣化が進み、低角度側に
曲線がシフトしている。この共鳴曲線から前記した共振
角(共鳴角度最小点)が求められる。なお、図4に示す
トランスデューサ10では、金属薄膜表面にOリング5
を介して給液・排液ヘッド6が取り付けてあり、図示し
ないポンプにより試料液Sがベッド6内に給液されて共
振角の測定が行われ、その後に排液される構成とされて
いる。
【0013】表面プラズモン共鳴法においては、金属薄
膜表面に接する試料液の膜厚は数μm程度であれば共振
角の測定は可能であり、この方法を用いることにより、
収容部材内にある被検体としての液体がどのようなもの
であっても、容易にかつ確実にその共振角を算出するこ
とができる。本発明の装置において、その算出値は基準
値と比較され、その結果が表示装置に表示される。それ
により、作業者は、当該液体の経時変化の程度を容易に
かつ高い精度で推定することが可能となる。
【0014】実際の測定においては、測定しようとする
液体の温度環境が基準値を測定したときは大きく変化す
る場合が多い。従って、基準となる正常な(新しい)液
体の値(参照値、基準値)と計測値を比較するに際し
て、被検体である液体の温度を同時に測定して、予め求
めておいた当該液体の温度補償係数を用いて、計測値に
対して温度補償を行うことが望まれる。そのために、液
体管理装置での好ましい態様においては、当該液体の温
度を測定する手段と、得られた温度情報に基づき前記演
算値を温度補償する手段をさらに備える。
【0015】さらに、エッチング液のような液体の場
合、作業中に液体の攪拌を伴うことが多く、液体中に気
泡が混入する確率が高い。気泡が測定ヘッドに付着する
と正確な計測ができない。そのために、好ましい態様で
は、トランスデューサの前記金属薄膜が位置する近傍位
置に液体中の気泡を除去する手段をさらに備える。この
ような気泡除去手段を液体収容部材中に配置することに
より、気泡が測定ヘッド(金属薄膜)に付着するのを回
避することができ、気泡による計測誤差を有効に排除す
ることができる。気泡除去の具体的手段としては、金属
薄膜の前方に金網を備える手段、遠心力発生手段を配置
して遠心力により気泡を排除する手段などが有効であ
る。
【0016】さらに好ましい態様では、トランスデュー
サの金属薄膜の表面に、例えば酸化チタンのような光触
媒機能を持つ薄膜が積層される。それにより、金属薄膜
表面の濡れ性が向上し、気泡による計測誤差を有効に排
除することができる。本発明によれば、種々の液体の経
時変化の程度を容易に数値データとして把握することが
でき、かつ、必要時に即時情報として入手できる。その
ために、そのような液体を必須とする諸装置の運転を無
駄なくかつ効率的に行うことが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の好ましい実施の形態を、エッチング液の劣化を測定す
る場合を例として説明する。図1は、本発明の方法によ
り、エッチング液の経時的な劣化の測定を行う装置の一
態様を説明している。図示しないエッチング装置のエッ
チング液収容容器21には、エッチング液30が収容さ
れており、該収容容器21には、図2aに示すような表
面プラズモン共鳴を利用したトランスデューサ40と熱
電対50が取り付けてある。また、トランスデューサ4
0の直前方には目開き0.5mm程度の金網24が設置
されており、金網24をエッチング液が通過することに
より包含された気泡は排除される。
【0018】トランスデューサ40は、図4に基づき説
明したと同様のものであり、プリズム1と透明基板(ガ
ラス)2と金属薄膜3を接触させた測定チップが該金属
薄膜3を外部に露出するようにしてケーシング44内に
収容されている。金属薄膜3の表面には適宜の光触媒機
能を持つ薄膜が形成されている。プリズム1に対向して
発光素子41と受光素子42が取り付けてあり、そこに
接続した入出力用の信号線43は、演算用のCPUに接
続している。なお、45はケーシング44に設けたネジ
であり、収容容器21への固定に用いられる。他の形態
として、図2bに示すように、トランスデューサ40と
熱電対50とを一つのケーシング44aに収容したもの
をオイルパン21にネジ込み固定してもよい。
【0019】この例においては、トランスデューサ40
は、電気化学計器社製の表面プラズモン共鳴バイオセン
サー(SPR−20)をベースとし、そのセンサーヘッ
ド部(測定チップ部分)を下記の測定チップに交換して
用いた。すなわち、測定チップは、透明基板(ガラス)
2として13mm×18mm×0.3mmの青板ガラス
(松浪硝子工業社製)を使用し、この透明基板上に、ス
パッタリングによりクロムからなる層、次いで金からな
る層を形成して金属膜3とした。スパッタリングは、ク
ロムについては100W、30秒間、金については10
0W、150秒間で行った。得られたクロム層の厚さは
32.2Åであり、金層の厚さは474Åであった。金
層の上に、プラズマCVDにより、50Å程度の厚さに
酸化チタン(TiO2)の被膜を形成した。
【0020】熱電対50も市販のものであり、感温部5
1と信号線52と取り付けようのネジ53とを備え、信
号線52は前記した演算用のCPUに接続している。演
算用のCPUは前記トランスデューサ40からの情報に
基づき当該エッチング液30の共振角を演算する手段
と、熱電対50からの温度情報に基づき前記演算値を温
度補償する手段と、温度補償後の演算値を基準値と比較
する手段とを備えており、該比較結果は表示手段DUに
目に見える形で数値によりあるいはグラフなどにより表
示される。
【0021】図3は演算の一例を示している。先ず、デ
ータとして、予め基準となる新しいエッチング液の温度
T0[℃]のときの共鳴曲線から前記共振角(共鳴角度
最小点)P0[゜]を求めて保存しておく(101)。
測定に当たり、測定装置を作動させてトランスデューサ
40及び熱電対50からエッチング液30のその時点で
の温度T[℃]と共振角P[゜]を算出する(10
2)。温度T0と温度Tを比較し(103)、等しい場
合には(104)、(T−T0)×a=1(但し、aは
当該エッチング液の温度補償係数であり、予め求めてお
く)として、次のステップ105へ行く。等しくない場
合には(106)、(T−T0)×a×Pとして次のス
テップ105へ行く。
【0022】ステップ105では温度補償を考慮して、
基準共振角P0[゜]と当該エッチング液のその時点で
の共振角P[゜]の比較が行われ、差ΔPを演算する。
その結果が表示手段DUに送られ、適宜の表示がなされ
る。この例では、ΔPの大きさを三段階に分け、0≦Δ
P<0.3000の場合には「エッチング液良好」、
0.3000≦ΔP<0.6000の場合には「エッチ
ング液注意」、そして、0.6000≦ΔPの場合には
「エッチング液要交換」の表示を出すようにしている。
【0023】表2は、図2aに示すトランスデューサ4
0を用いて、前記表1に示したと同じ累計使用時間の異
なる4種のエッチング液(A、B,C,D)について、
表面プラズモン共鳴曲線を求め、そこから共振角(共鳴
角度最小点)及び屈折率を温度補償も加味して算出した
ものを示している。ボーメ法により測定した比重も再掲
した。
【0024】
【表2】
【0025】新しいエッチング液Aは劣化が少ないため
に共鳴曲線は高角度側を呈するが、B,C,Dの順に劣
化が進み、低角度側に曲線がシフトしていることがわか
る。また、その屈折率の変化は表1に示したアッベの屈
折率計で計測したものとほぼ一致しており、同時に、比
重の変化に高い相関を示している。このことから、本発
明の有効性は裏づけられる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、エッチング液のように
経時変化が光学特性の変化として現れる液体の変化程度
を、容易に数値データとして把握することができ、か
つ、必要時に即時情報として入手できる。そのために、
そのような液体を必須とする諸装置の運転を無駄がなく
かつ効率的に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液体管理方法を用いてエッチング
液の劣化を測定する装置の一態様を説明する図。
【図2】図1の装置で用いる表面プラズモン共鳴を利用
したトランスデューサ及び熱電対を示す図。
【図3】演算の手順の一例を示すフロー図。
【図4】表面プラズモン共鳴の説明に共される図。
【図5】液体の光学特性の変化と表面プラズモン共鳴曲
線との相関を説明するグラフ。
【図6】機械油の光学特性の一つである光の屈折率と使
用時間との相関を示すグラフ。
【符号の説明】
21…液体収容部材、30…被検体としての液体、40
…表面プラズモン共鳴を利用したトランスデューサ、5
0…熱電対、CPU…演算装置、DU…表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G059 AA02 AA05 BB04 DD12 EE01 EE02 EE20 FF04 GG02 JJ12 KK01 MM04 MM05 NN02 NN10 PP04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 経時変化が光学特性の変化として現れる
    液体の管理装置であって、当該液体を収容する収容部材
    と、該収容部材に金属薄膜が液体に接する状態で取り付
    けられた表面プラズモン共鳴を利用したトランスデュー
    サと、該トランスデューサからの情報に基づき当該液体
    の共振角を演算する手段と、該演算値を基準値と比較す
    る手段と、該比較結果を表示する手段とを少なくとも備
    えることを特徴とする液体の管理装置。
  2. 【請求項2】 当該液体の温度を測定する手段と、得ら
    れた温度情報に基づき前記演算値を温度補償する手段を
    さらに備えることを特徴とする請求項1記載の液体管理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記トランスデューサの金属薄膜が位置
    する近傍位置に液体の気泡を除去する手段をさらに備え
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の液体管理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記トランスデューサの金属薄膜の表面
    に光触媒機能を持つ薄膜が積層されていることを特徴と
    する請求項1ないし3いずれか記載の液体管理装置。
  5. 【請求項5】 前記光触媒機能を持つ薄膜が酸化チタン
    の薄膜であることを特徴とする請求項4記載の液体管理
    装置。
  6. 【請求項6】 経時変化が光学特性の変化として現れる
    液体に光を照射してその屈折率の変化を表面プラズモン
    共鳴法による共振角に基づき算出し、その値を基準値と
    比較することにより、当該液体の経時変化の程度を推定
    することを特徴とする液体管理方法。
  7. 【請求項7】 経時変化が光学特性の変化として現れる
    液体がエッチング液である請求項6記載の液体管理方
    法。
JP26512798A 1998-09-18 1998-09-18 液体管理装置及び方法 Pending JP2000097849A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26512798A JP2000097849A (ja) 1998-09-18 1998-09-18 液体管理装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26512798A JP2000097849A (ja) 1998-09-18 1998-09-18 液体管理装置及び方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000097849A true JP2000097849A (ja) 2000-04-07

Family

ID=17413003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26512798A Pending JP2000097849A (ja) 1998-09-18 1998-09-18 液体管理装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000097849A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003090793A (ja) * 2001-09-20 2003-03-28 Fuji Photo Film Co Ltd 全反射減衰を利用したセンサー
JP2010019594A (ja) * 2008-07-08 2010-01-28 Nagaoka Univ Of Technology 生体分子とセラミックスとの生体適合性を判定する判定方法及び判定装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003090793A (ja) * 2001-09-20 2003-03-28 Fuji Photo Film Co Ltd 全反射減衰を利用したセンサー
JP2010019594A (ja) * 2008-07-08 2010-01-28 Nagaoka Univ Of Technology 生体分子とセラミックスとの生体適合性を判定する判定方法及び判定装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3638812B2 (ja) 被覆された物質の厚みを測定するための方法と装置
JP5097782B2 (ja) 油圧作動油内の化学汚染を監視するオンラインセンサ
EP3210008B1 (en) Method and device for detecting substances on surfaces
EP0534951B1 (en) Measuring apparatus
KR20190054104A (ko) 유체 처리 응용물에서의 표면 상의 스케일 두께 측정 장치 및 방법
CN110940714B (zh) 分析传感器的预测寿命
US20230102362A1 (en) Method and measuring arrangement for determining the internal corrosion rate of steel structures
JP2018124130A (ja) 残留塩素測定装置および残留塩素測定方法
JP2000097849A (ja) 液体管理装置及び方法
JP5105377B2 (ja) 表面張力測定装置及び方法
JP5481699B1 (ja) 配管評価方法
US10563285B2 (en) Method for inspecting a liquid metal by ultrasounds
JP2006023200A (ja) 光学プローブ及びそれを用いた分光測定装置
EP4253935A1 (en) Turbidimeter
EP1586680A2 (en) Program and system for measuring internal stress of an electroplated film
Hertl et al. On the replacement of water as coupling medium in scanning acoustic microscopy analysis of sensitive electronics components
JP2000002644A (ja) レーザ回折・散乱式粒度分布測定装置
JP2008191159A (ja) 比重及び成分濃度が変動する系の成分濃度分析方法、成分濃度分析装置及び成分濃度管理装置
Bishop High precision titrimetry: An examination of the attainable precision
JP2000088750A (ja) エンジンオイルの劣化測定方法及び装置
JP2006349556A (ja) 表面プラズモンセンサ
JP5271786B2 (ja) 医療情報管理装置、医療情報管理方法、医療情報管理プログラム
Harris et al. Selected procedures for volumetric calibrations
JP3068133U (ja) ブライン液の濃度計
RU36051U1 (ru) Устройство для измерения скорости потока расплава