JP2006349556A - 表面プラズモンセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 プリズムが測定系の一部として用いられる表面プラズモンセンサにおいて、測定精度の確保のためにプリズムの温度を一定に保つ機能を不要にする技術の開発。
【解決手段】 屈折率が負の温度係数を有するプリズムを採用した表面プラズモンセンサを提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、特定物質の定量的検出を行う表面プラズモンセンサに関し、特に、液体の溶媒に溶けた物質を定量する表面プラズモンセンサに関する。
光学センサの1つとして、表面プラズモンセンサがある(特許文献1−5参照)。
表面プラズモンセンサは、表面プラズモン共鳴(以下、SPRと記載する)を用いて金属薄膜上の物質の誘電率を測定するもので、検体(測定対象の物質が溶け込んでいる水溶液)が微量でも、検体中に溶けた物質の定量が可能であることから、バイオ、医療、ファインケミカルの分野での応用が可能である。
この表面プラズモンセンサ(以下、SPRセンサと記載する)は、金属薄膜上の物質の誘電率(または、屈折率)をモニタすることにより、この誘電率の変化で金属薄膜上の物質の量を測定する。SPRは、金属表面の電子の励振モードである。この励振モードと外部から入力した電磁波を既知の構成を用いて結合させ、その励振モードの波数変化を反射光の強度変化としてとらえる。
SPRセンサは、検体を接触させる表面プラズモン励起用の金属薄膜が一面に設けられたプリズム(これをセンサチップとも言う)を用いる。
このSPRセンサを用いて特定物質の量をセンシングする場合には、例えば、液状の検体(測定対象の物質が溶け込んだ水溶液)を、センサチップ上に流し込むなどして、金属薄膜に接触させる。そして、金属薄膜に対し、プリズム側から、その全反射角以上の角度で特定の波長の光を入射する。光の入射角を変え、入射角による反射率の変化を調べると、ある特定の入射角において金属薄膜での吸収が起こり、全反射を起こさなくなる。この特定の入射角は、金属とそれに接している物質の誘電率によって固有の値となる。SPRセンサは、この原理を用いて金属に接している物質の量を求めることができる。
特開平7−159319号公報 特開平10−267841号公報 特開平11−344437号公報 特開2004−117048号公報 特開2004−219401号公報
ところで、従来、SPRセンサで使用されるプリズムはガラス製のものが一般的である。しかしながら、ガラスプリズムは、検体である水溶液と屈折率の温度依存性が異なるために、±0.1℃以下の厳密な温度管理が必要となる(例えば、河田聡、「表面プラズモンセンサー」、“O plus E”、発行所:株式会社新技術コミュニケーションズ、1989年3月、No.112、p.133−139)。
これに鑑みて、研究レベルでは、差動式の温度補正が提案されている(例えば、特許文献1の段落0003、0023、特許文献2の段落0010、特許文献3の段落0031、特許文献4の請求項5、図5、特許文献5の段落0043、図3等)。しかし、差動式の温度補正を実現するには、装置コストが高く付く。差動式温調装置を使用するとなると、高価な温度センサ(例えばペルチェ素子を利用したもの等)を要するなど、コストが高く付くといった問題がある。
さらに言えば、そもそも、±0.1℃以下の厳密な温度管理は現実的なものではなく、最終的には、研究者の判断による温度補正が必要となることが実情である(例えば、永田和宏、半田宏共編、“生体物質相互作用のリアルタイム実験方法”、発行所:シュプリンガー・フェアラーク東京、2002年10月15日)。
本発明は、前記課題に鑑みて、プリズムの屈折率、及び、屈折率の依存性を適切に選択することにより、安価で、高精度の測定を可能にする、SPRセンサの提供を目的としている。
上記課題を解決するために、本発明では以下の構成を提供する。
請求項1に係る発明では、プリズムが測定系の一部として用いられる表面プラズモンセンサにおいて、前記プリズムの屈折率が負の温度係数を有することを特徴とする表面プラズモンセンサを提供する。
請求項2に係る発明では、前記プリズムの屈折率が、1.45〜1.70であることを特徴とする請求項1記載の表面プラズモンセンサを提供する。
請求項3に係る発明では、前記プリズムの屈折率の温度係数が、−10−3(1/℃)〜−10−4(1/℃)であることを特徴とする請求項1又は2記載の表面プラズモンセンサを提供する。
請求項4に係る発明では、前記プリズムに、表面プラズモン共鳴を利用した測定用の金属薄膜を具備する測定用チップが着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の表面プラズモンセンサを提供する。
請求項5に係る発明では、前記プリズムが、透明プラスチック製であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の表面プラズモンセンサを提供する。
請求項6に係る発明では、前記透明プラスチックが、PMMAであることを特徴とする請求項5記載の表面プラズモンセンサを提供する。
本発明によれば、プリズムの屈折率、及び、屈折率の依存性を適切に選択することにより、ペルチェ素子を用いた高価な温調機能を設けるなどの対策を講じることなく、安価な装置で高精度の測定を実現できる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係るSPRセンサに用いられるプリズムを示す。
図1において、符号1はプリズム、2は金属薄膜、3は検体(被測定物質)である。
本発明に係るSPRセンサは、プリズム1と、このプリズム1にSPR測定用のプローブ光を照射する測定光照射部4と、測定光照射部4からプリズム1に入射されて金属薄膜2から反射した反射光を受光する受光部5とを具備して構成されている。
金属薄膜2は、例えば、プリズム1の一面に、直接、スパッタすること等により形成される。また、金属薄膜2は、プリズム1に着脱可能に取り付けた測定用チップに設けられたものであっても良い。
なお、スパッタ等による直接形成、測定用チップの取り付け等によって金属薄膜2が設けられたプリズム1を、以下、センサチップとも言う。
測定対象の検体3は、金属薄膜2において、プリズム1とは逆側の面に設けられる。
このSPRセンサによる、検体3のSPR測定は、測定光照射部4からの出射光をプリズム1に入射させ、この入射光が金属薄膜2から反射した反射光を受光部5で受光する。そして、受光部5での受光データから、測定光照射部4からプリズム1への測定光が全反射を起こさなくなる入射角度θ(図1参照)を求める。
本発明に係るSPRセンサのプリズム1は、屈折率の温度依存性が負の物質によって形成され、1.45〜1.70の屈折率を持つものを採用する。望ましくは、温度依存性(屈折率の温度係数)が、−10−3(1/℃)〜−10−4(1/℃)の範囲内にあるものが好ましい。
このプリズム1の形成物質としては、例えば、透明プラスチックを採用することが、低コスト化等の点で好ましい。採用できる透明プラスチックとしては、例えば、PMMAなどがある。
本発明に係るSPRセンサでは、屈折率の温度依存性が負の物質によって形成されたプリズム1の採用により、温度変動によるSPRピークのシフトを相殺できる。これにより、温調装置等を利用した温度補正を行うことなく、低コストで高精度の測定が可能となる。
表1は、水の屈折率が1%大きくなったときのSPR吸収ピーク角度(測定光の反射率が極小となる(測定光の全反射が無くなったと見られる)ときの入射角度θ)の変化(感度。(°/%))を、プリズムの屈折率毎に纏めて示したものである。
Figure 2006349556
測定光の波長は656nm、金属薄膜の厚みは50nmとした。温度は30℃とした。
また、プリズムの屈折率の温度依存性は、−10−3/℃、−10−4/℃、−10−5/℃、10−5/℃、10−4/℃、10−3/℃として計算した。プリズムの屈折率は、0℃での屈折率をそれぞれ1.45〜1.70とし、複数設定した各温度での屈折率温度依存性に、その温度を乗じて0℃の屈折率に加えたものとして計算した。
表1の感度(°/%)は、算出した水のSPR吸収ピーク角度と、水の屈折率が1%大きくなったときのSPR吸収ピーク角度のシフト量とから計算したものである。
SPR吸収ピーク角度は、次式(A)で算出した。
なお、この式(A)は、栗原一嘉、鈴木孝治、「表面プラズモン共鳴センサーの光学測定原理」、“ぶんせき”、2002 No.4、p.161−167、等を参考にした。
Figure 2006349556
式中、λは測定光波長、Cは光速、εmは金の誘電率である。
また、εmは9.75、ωは1.4×1016(s−1)、ωτは1.35×1014(s−1)である。これらの算出は、R.A. Lnnes,J.R.Sambles,J.Phys.F,17(1987)277を参考にした。
s0は水の屈折率、nsdivは水の温度依存係数である。このns0、nsdivについては、社団法人日本化学会、化学便覧基礎編II、発行所:丸善株式会社、1975年6月20日発行、p.1256−1257を参考にして求めた。
p0はプリズムの屈折率、npdivはプリズムの温度依存係数である。このnp0、npdivについては、任意に選択した。
ここでは、選択した各np0、npdivについて、反射率Rの角度依存性を計算して、反射率が極小となるSPR吸収ピーク角度を求めた。
表1から、プリズムの屈折率が小さいほど、SPR吸収ピーク角度が大きく動くことが明らかである。このことから、低屈折率のプリズムほど、感度が高いことが判る。
次に、温度が30℃の場合と、40℃の場合とについて、SPR吸収ピーク角度のシフト量を計算した。この温度範囲は、生化学反応に適した温度として設定した。
図2は、プリズムの屈折率が1.45の場合の計算結果を示す。
プリズムの屈折率が1.50、1.55、1.70の場合についても、プリズムの屈折率が1.45の場合と同様に、温度が30℃の場合と40℃の場合とについてのSPR吸収ピークのシフト量を計算した。表2は、この計算結果に基づいて、プリズムの各温度係数でのSPR吸収ピーク角度の差(シフト量)を、プリズムの屈折率毎に纏めて示したものである。
但し、図2を参照して判るように、屈折率の温度依存性が−10−3/℃のとき、40℃の水のSPR吸収ピークは浅くブロードであり、計算上、SPR吸収の極小値を求めることはできるものの、これをセンサで感知することは難しいため、この結果は検討から除外した。
Figure 2006349556
表2から、SPR角度の温度依存性が零になる領域が、−10−3〜−10−4/℃の範囲にあることが判る。
表3は、屈折率が1.48で、屈折率の温度依存性が−1.78×10−4/℃のプリズムを用いた場合(第1例)と、屈折率が1.70で、屈折率の温度依存性が−2.05×10−4/℃のプリズムを用いた場合(第2例)とについて、水のSPR吸収ピーク角度を温度毎に纏めて示したものである。
Figure 2006349556
第1例については、表3から以下のことが判る。
(a)34〜35℃の範囲では、SPR吸収ピーク角度のシフトが見られない。
(b)32〜37℃の範囲では、SPR吸収ピーク角度のシフト量が、1/1000度の範囲内に収まっている。
(c)30〜40℃の範囲では、SPR吸収ピーク角度のシフト量が、5/1000度の範囲内に収まっている。
第2例については、表3から以下のことが判る。
(d)34〜35℃の範囲では、SPR吸収ピーク角度のシフトが見られない。
(e)31〜37℃の範囲では、SPR吸収ピーク角度のシフト量が、1/1000度の範囲内に収まっている。
(f)30〜40℃の範囲では、SPR吸収ピーク角度のシフト量が、2/1000度の範囲内に収まっている。
なお、測定光波長は656nmに限るものではなく、これより長波長であればよい。
SPR吸収ピーク位置(角度)自体も、測定光波長によって異なるが、水溶液(検体)の温度依存性から、プリズムの屈折率に対して最適と思われる屈折率温度依存性を有するプリズムを用いたセンサチップを採用することで、検体の屈折率の温度依存性に起因して生じるSPR吸収ピーク角度のずれを補正することができる。
また、温度範囲が拡がると、SPR吸収ピーク角度のシフト量が大きくなるが、必要とされる測定精度により、使用温度範囲を限定し、適切な屈折率及び屈折率温度依存性を採用することで、SPR吸収ピーク角度のシフト量を抑制できる。
本発明では、プリズムの屈折率、及び、屈折率の依存性を適切に選択することにより、センサチップの温度を一定に保つための温調機能を設けるなどの対策を講じることなく、安価な装置で高精度の測定を実現できる。また、温調機能の省略により、装置の小型化、低コスト化を容易に実現できるといった利点もある。
本発明の1実施形態のSPRセンサに係るセンサチップ(金属薄膜付きプリズム)を示す図である。 プリズムへの測定光の入射角度と反射強度との関係を、温度が30℃の場合と40℃の場合とについて示すグラフであり、屈折率が1.45のプリズムを用いた場合を示す。
符号の説明
1…プリズム、2…金属薄膜、3…検体(被測定物質)、4…測定光照射部、5…受光部。

Claims (6)

  1. プリズムが測定系の一部として用いられる表面プラズモンセンサにおいて、
    前記プリズムの屈折率が負の温度係数を有することを特徴とする表面プラズモンセンサ。
  2. 前記プリズムの屈折率が、1.45〜1.70であることを特徴とする請求項1記載の表面プラズモンセンサ。
  3. 前記プリズムの屈折率の温度係数が、−10−3(1/℃)〜−10−4(1/℃)であることを特徴とする請求項1又は2記載の表面プラズモンセンサ。
  4. 前記プリズムに、表面プラズモン共鳴を利用した測定用の金属薄膜を具備する測定用チップが着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の表面プラズモンセンサ。
  5. 前記プリズムが、透明プラスチック製であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の表面プラズモンセンサ。
  6. 前記透明プラスチックが、PMMAであることを特徴とする請求項5記載の表面プラズモンセンサ。
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