JP2000097765A - センサ - Google Patents

センサ

Info

Publication number
JP2000097765A
JP2000097765A JP10270435A JP27043598A JP2000097765A JP 2000097765 A JP2000097765 A JP 2000097765A JP 10270435 A JP10270435 A JP 10270435A JP 27043598 A JP27043598 A JP 27043598A JP 2000097765 A JP2000097765 A JP 2000097765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
substrate
signal processing
thin film
processing unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10270435A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4089033B2 (ja
Inventor
Tsutomu Ichihara
勉 櫟原
Koichi Aizawa
浩一 相澤
Yoshiaki Honda
由明 本多
Yoshifumi Watabe
祥文 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP27043598A priority Critical patent/JP4089033B2/ja
Publication of JP2000097765A publication Critical patent/JP2000097765A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4089033B2 publication Critical patent/JP4089033B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Radiation Pyrometers (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】低コスト化が可能なセンサを提供する。 【解決手段】薄膜サーミスタ2aを備えたセンサ部2
は、支持部材4によって絶縁性基板1から離間して配設
される。支持部材4は、絶縁膜とメタル配線とにより構
成される。薄膜サーミスタ2a上には赤外線吸収膜22
が形成される。絶縁性基板1とセンサ部2との間で絶縁
性基板1上に信号処理部たるスイッチング素子3として
のアモルファスシリコン薄膜トランジスタが形成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センサに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、マイクロ加工技術を利用して
単結晶シリコン基板上に支持部材を介して単結晶シリコ
ン基板の主表面から離間してセンサ部を配設したセンサ
が提案されている。この種のセンサとしては、例えば、
赤外線エネルギを熱エネルギに変換する赤外線検出素子
をセンサ部として備えた赤外線センサなどがある。
【0003】ところで、温度分布を検出することができ
るように多数の赤外線検出素子を2次元配列した赤外線
アレイセンサが提案されており、この種の赤外線アレイ
センサを用いると温度分布を画像情報と同様に扱うこと
が可能になる。この種の用途に用いる赤外線検出素子は
高集積化する必要があるから、各赤外線検出素子を小型
化しなければならない。
【0004】また、この種の赤外線アレイセンサでは、
センサ部を外部回路に接続する信号処理部を構成するス
イッチング素子として消費電力の少ないCMOSを用い
るために、基板として単結晶シリコン基板を用いてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、赤外線検出
素子のサイズ(検出面積)が小さくなると、赤外線検出
素子への入射エネルギ量が低下し検出感度が低下すると
いう問題が生じる。一方、赤外線検出素子のサイズが大
きくなると、一枚のウェハからの収量が少なくなるの
で、コストが高くなるという問題が生じる。特に、上述
の赤外線アレイセンサでは、基板として単結晶シリコン
基板を用いており、コストが高いという問題があった。
例えば、赤外線検出素子よりなるセンサ部のサイズを5
0μm×50μmとし、センサ部をVGA(Video Gra
phics Array)の4分の1の画素数である320×24
0個並べると、センサ部の占有面積が通常の半導体素子
と比較して非常に大きく、コストアップの原因となる。
【0006】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、低コスト化が可能なセンサおよびそ
の製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、基板上に支持部材を介して基板
から離間してセンサ部を配設したセンサであって、セン
サ部を外部回路に接続する信号処理部を備え、基板は、
絶縁材料よりなり、信号処理部は、基板とセンサ部と支
持部材との少なくとも一部に形成される薄膜素子よりな
ることを特徴とするものであり、基板として単結晶シリ
コン基板を用いる場合に比べて、基板のコストを低減で
き、センサの低コスト化を図ることができる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、基板が、ガラス基板よりなるので、基板コストを低
減できるとともに、大面積化が容易になり一枚のガラス
基板からのセンサの収量を多くすることができてコスト
を低減でき、また、液晶ディスプレイ装置の製造装置な
どを用いてセンサの製造が可能となる。
【0009】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、基板が、樹脂基板よりなるので、安価なプラスチッ
ク基板などを用いることにより基板のコストを低減で
き、センサの低コスト化を図ることができる。また、樹
脂基板として樹脂フィルムを用いれば、太陽電池用の製
造装置を用いてセンサの製造が可能となる。
【0010】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、基板が、センサ部、信号処理部、支持部材が配設さ
れる面側に突出する曲面状に形成されているので、視野
角(検出範囲)を拡げることが可能となる。
【0011】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、信号処理部が、アモルファスシリコ
ンを用いた薄膜トランジスタよりなるので、信号処理部
を低温で大面積ガラス基板に形成でき、液晶ディスプレ
イに用いられる薄膜トランジスタと同様のプロセスで信
号処理部を形成することができ、液晶ディスプレイ装置
の製造装置を流用することができる。
【0012】請求項6の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、信号処理部が、結晶シリコンを用い
た薄膜トランジスタよりなるので、アモルファスシリコ
ンを用いた薄膜トランジスタに比べて移動度が高く、信
号処理部の動作速度が速くなるから、画素数の多いアレ
イセンサへ対応することができる。
【0013】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、信号処理部が、MIMダイオードよ
りなるので、信号処理部を2端子構造の素子により構成
できて信号処理部を薄膜トランジスタにより構成する場
合に比べて素子構造が簡単になり、簡単なプロセスで作
製でき、低コスト化が可能になる。
【0014】請求項8の発明は、請求項1ないし請求項
7の発明において、信号処理部が、センサ部に密接して
配設されるので、センサ部と信号処理部とを連続的に形
成することにより製造プロセスを簡略化することがで
き、低コスト化を図ることができる。
【0015】請求項9の発明は、請求項1ないし請求項
7の発明において、信号処理部が、基板上に形成され且
つセンサ部との位置をずらしてあるので、信号処理部と
センサ部とで共通のプロセスを採用することにより、工
程数を削減でき低コスト化を図ることができる。
【0016】請求項10の発明は、請求項1ないし請求
項9の発明において、センサ部が、赤外線を検出する赤
外線検出素子よりなるので、低コストの赤外線センサを
実現することができる。
【0017】請求項11の発明は、請求項10の発明に
おいて、赤外線検出素子が、半導体材料を利用したボロ
メータ形の素子なので、赤外線検出素子を半導体製造プ
ロセスを用いて形成することができ、信号処理部の製造
プロセスとの整合性もよく、低コスト化を図ることがで
きる。
【0018】請求項12の発明は、請求項10の発明に
おいて、赤外線検出素子が、アンテナを結合したボロメ
ータ形の素子なので、赤外線検出素子の指向性を高める
ことが可能となる。
【0019】請求項13の発明は、請求項1ないし請求
項12の発明において、複数のセンサ部が基板から離間
して配設され、各センサ部がそれぞれ赤外線検出素子よ
りなるので、低コストの赤外線アレイセンサを構成でき
て赤外線画像を得ることができ、より高度な情報を得る
ことが可能となる。
【0020】請求項14の発明は、請求項1ないし請求
項13の発明において、支持部材は絶縁膜およびセンサ
部と信号処理部とを電気的に接続する金属膜よりなり、
センサ部は半導体材料を用いた薄膜サーミスタおよび赤
外線吸収膜よりなり、支持部材、センサ部、信号処理部
が450℃以下の低温製造プロセスによって形成されて
いるので、液晶ディスプレイ装置の製造装置を流用する
とともにプロセスを利用することができる。
【0021】請求項15の発明は、請求項6の発明にお
いて、センサ部は、プラズマCVD法により堆積したア
モルファス半導体よりなり、信号処理部は、触媒CVD
法により堆積したアモルファスシリコン薄膜をレーザー
アニールにより結晶化した多結晶シリコンを用いた多結
晶シリコン薄膜トランジスタよりなるので、センサ部の
アモルファス半導体は膜中に水素を含むことにより膜質
が良好であり、信号処理部はプラズマCVD法で堆積し
たアモルファスシリコン薄膜に比べて膜中の水素の量を
少なくできる触媒CVD法で堆積したアモルファスシリ
コン薄膜をレーザーアニールで結晶化していることによ
り、信号処理部の膜質を良好にでき性能を高めることが
できる。
【0022】請求項16の発明は、請求項1ないし請求
項15の発明において、支持部材、センサ部、信号処理
部は、直径が300mmのシリコン基板よりも大きな基
板に対応できる製造プロセスによって形成されているの
で、液晶ディスプレイの製造装置を流用することがで
き、設備投資を少なくすることが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本実施形態のセン
サは、多数の赤外線検出素子を2次元配列した赤外線ア
レイセンサ(赤外線画像センサ)であって、図1に示す
ように、薄膜サーミスタ2aを備えた赤外線検出素子よ
りなるセンサ部2は、ガラス基板よりなる絶縁性基板1
上に形成されたSiNX膜よりなる絶縁膜11上に支持
部材4を介して絶縁膜11から離間して配設されてい
る。また、絶縁性基板1とセンサ部2との間で絶縁性基
板1上には薄膜素子であるアモルファスシリコン薄膜ト
ランジスタ(以下、アモルファスシリコンTFTと称
す)よりなるスイッチング素子3が形成されている。こ
こに、スイッチング素子3が信号処理部を構成してい
る。
【0024】この赤外線アレイセンサは、図2に示すよ
うな回路構成を有する。すなわち、多数の薄膜サーミス
タ2aが2次元配列してマトリクス状に配設され、薄膜
サーミスタ2aは各列ごとに1本のデータ線L2に一端
が接続された各スイッチング素子3に直列接続されてい
る。また、各行ごとにスイッチング素子3の制御電極
(後述のゲート電極31)が一本の制御線L1に接続さ
れている。また、この赤外線アレイセンサは、制御線L
1を介してスイッチング素子3のゲートに接続されスイ
ッチング素子3をオンオフする制御線駆動回路5と、デ
ータ線L2を介してスイッチング素子3に直列に接続さ
れるデータ線駆動回路6とを備えている。
【0025】ところで、本実施形態では、各センサ部
2、各スイッチング素子3、各支持部材4、制御線駆動
回路5、データ線駆動回路6は1枚の絶縁性基板1に対
して配設されている。
【0026】センサ部2は、薄膜サーミスタ2aと、薄
膜サーミスタ2a上に形成された赤外線吸収膜22とで
構成される。ここに、薄膜サーミスタ2aは、プラズマ
CVD法により堆積したアモルファス半導体薄膜よりな
るサーミスタ素子と、サーミスタ素子の両端部にそれぞ
れ形成される電極膜とから構成されているが、サンドイ
ッチ型電極構造であってもよいし、プレーナ型電極構造
であってもよい。また、赤外線吸収膜22はSiON膜
よりなり、10μmの波長の赤外線を吸収するために設
けた膜であり、プラズマCVD法により堆積している。
なお、センサ部2は、スイッチング素子3を形成した絶
縁性基板1上に例えばポリイミド膜よりなる犠牲層を形
成した後に、犠牲層上に支持部材4を形成し、支持部材
4上にセンサ部2を形成した後に犠牲層をエッチング除
去することにより支持部材4によって支持される。ま
た、赤外線検出素子よりなるセンサ部2は、赤外線吸収
膜22により赤外線を吸収して薄膜サーミスタ2aの抵
抗値変化により赤外線を吸収するボロメータ形の素子で
ある。
【0027】なお、センサ部2としては、マイクロマシ
ンニング技術を用いて作製した赤外線の波長に合わせた
アンテナで赤外線を吸収しアンテナに接続された薄膜サ
ーミスタに電流を流してジュール熱を発生させ、薄膜サ
ーミスタの抵抗値変化により赤外線を検出する素子、つ
まり、アンテナを結合したボロメータ形の素子を用いて
もよい。
【0028】支持部材4は、プラズマCVD法により積
層されたSiOX膜、SiNX膜と、電子ビーム蒸着によ
り蒸着したメタル配線とで構成され、図3に示す形状に
形成されている。ここに、メタル配線は、薄膜サーミス
タ2aをスイッチング素子3とアースとの間に挿入する
ために設けられる。
【0029】スイッチング素子3は、いわゆる逆スタガ
型のアモルファスシリコンTFT(a−Si TFT)
であって、絶縁性基板1上に形成されたタンタル(T
a)膜よりなるゲート電極31と、ゲート電極31上に
形成されたSiNXよりなるゲート絶縁膜32と、ゲー
ト絶縁膜32上に形成された水素化アモルファスシリコ
ン(以下、a−Si:Hと称す)よりなる半導体薄膜
(チャネル層)33と、半導体薄膜33上に形成された
SiNX膜よりなるチャネル保護膜34と、半導体薄膜
33上でチャネル保護膜34の両側に形成された一対の
オーミックコンタクト層38,39と、一方のオーミッ
クコンタクト層38上に形成されたドレイン電極35
と、他方のオーミックコンタクト層39上に形成された
ソース電極36と、ドレイン電極35,ソース電極,チ
ャネル保護膜34を覆うように形成されたパッシベーシ
ョン膜37とを備えている。なお、図1中の12はSi
X膜またはSiNX膜よりなる絶縁膜である。
【0030】スイッチング素子3は、ゲート電極31が
制御線L1に接続されるとともに、ドレイン電極35が
データ線L2に接続され、ソース電極36が支持部材4
の一方の支持部4bの一部を構成するメタル配線により
薄膜サーミスタ2aの一方の電極膜に接続され、一方、
薄膜サーミスタ2aの他方の電極膜は支持部材4の他方
の支持部4aの一部を構成するメタル配線により接地さ
れる。
【0031】なお、スイッチング素子3は、絶縁性基板
1上にタンタル膜を蒸着してパターニングすることによ
りゲート電極31を形成し、SiNX膜よりなるゲート
絶縁膜32、a−Si:H膜、SiNXをプラズマCV
D法により連続的に堆積した後にパターニングすること
によってa−Si:H膜よりなる半導体薄膜33および
SiNXよりなるチャネル保護膜34を形成し、n+a−
Si:H膜を堆積した後にパターニングすることにより
+a−Si:H膜よりなるオーミックコンタクト層3
8,39を形成し、アルミニウムを蒸着した後にパター
ニングすることによりドレイン電極35およびソース電
極36を形成し、SiO2またはSiNX膜をプラズマC
VD法により堆積させた後にパターニングすることによ
ってパッシベーション膜37を形成することにより、製
造される。しかして、信号処理部たるスイッチング素子
3は、ガラス基板よりなる絶縁性基板1上に形成され、
膜形成をプラズマCVD法および蒸着法により行ってい
るので、600℃以下の低温プロセスで作製することが
できるのである。
【0032】また、本実施形態では、信号処理部たるス
イッチング素子3をアモルファスシリコンTFTで構成
することで、基板としてガラス基板などの安価で大面積
の絶縁性基板1を用いることができ、しかも1枚の基板
からの収量を直径が300mmのシリコンウェハからの
収量に比べて多くすることが可能なので、低コスト化を
実現することができる。
【0033】なお、プラズマCVD法によるa−Si:
H膜の堆積条件の一例としては、基板温度を270℃、
放電圧力を0.9Torr、放電電力を100W、Si
4ガスの流量を50sccm、CH4ガスの流量を17
0sccm、B26ガスの流量を1sccm、H2ガス
の流量を249sccmとした。
【0034】ところで、制御線駆動回路5、データ線駆
動回路6のような周辺回路を構成するTFTには高い駆
動能力と安定性が必須なので、アモルファスシリコンT
FTに比べて移動度が高く駆動速度の速い多結晶シリコ
ン薄膜トランジスタを用いて構成している。ここに、多
結晶シリコン薄膜トランジスタのチャネル層となる多結
晶シリコン薄膜は、いわゆる触媒CVD法により堆積し
たアモルファスシリコン薄膜をレーザーアニールにより
結晶化することにより形成している。ところで、多結晶
シリコン薄膜を触媒CVD法を利用して形成するのは、
アモルファスシリコン薄膜としては膜中に水素を含む方
が膜質は良好であるが、結晶化する際にこの水素が突沸
を起こすなどの問題があるので、結晶化するためには水
素は少ない方がよく、一般に触媒CVD法で堆積したア
モルファスシリコン薄膜はプラズマCVD法で堆積した
アモルファスシリコン薄膜に比べて膜中の水素の量が少
ないからである。ここに、触媒CVD法とは、試料基板
の近傍に置かれた加熱触媒体と原料ガスとの接触分解反
応を利用することで、プラズマを用いずに基板温度を3
00℃前後の低温として成膜ができる薄膜堆積法であ
る。
【0035】本実施形態では、触媒CVD法によるアモ
ルファスシリコン膜の堆積条件の一例としては、触媒材
料をタングステン、触媒温度を1800℃、基板温度を
300℃、反応圧力を0.005Torr、SiH4
スの流量を1.5sccm、H2ガスの流量を20sc
cmとした。しかして、本実施形態では、赤外線アレイ
センサを600℃よりも更に低温である450℃以下の
低温プロセスで製造することが可能となり、無アルカリ
ガラスや低アルカリガラスといった安価で大面積化可能
な基板を用いることができ、また樹脂基板のような安価
な基板を用いることができる。
【0036】なお、本実施形態では、信号処理部たるス
イッチング素子3をアモルファスシリコンTFTにより
構成しているが、スイッチング素子3を多結晶シリコン
TFTにより構成すれば、制御線駆動回路5およびデー
タ線駆動回路6などの周辺回路を構成する多結晶シリコ
ンTFTと同じ製造プロセスで同時に形成することがで
きるので、さらなる低コスト化が可能となる。
【0037】ところで、図2の回路構成に類似の回路構
成を有する液晶ディスプレイ装置は、マトリクス状に配
列された液晶素子に順次電圧を印加するものであるが、
近年、液晶表示装置におけるスイッチング素子および駆
動回路には薄膜トランジスタが用いられている。ここ
に、液晶ディスプレイ装置における薄膜トランジスタは
大面積の透明基板上に形成されるのが一般的であり、現
在は、例えば55cm×45cm程度のガラス基板が用
いられており、基板面積はさらに大面積化(100cm
×100cm)の傾向にある。つまり、液晶ディスプレ
イ装置では、直径が300mmのシリコン基板よりも大
きなガラス基板(透明基板)に対応できる製造プロセス
によって形成されている。一方、本実施形態のセンサ
は、450℃以下の低温プロセスで大面積基板に対応で
きるプラズマCVD法などにより製造できるので、液晶
ディスプレイ装置の製造装置を利用することができ、設
備投資を少なくすることが可能となり、製造コストを低
減することができる。
【0038】(実施形態2)本実施形態のセンサの基本
構成は、実施形態1とほぼ同じであって、図4に示すよ
うに、信号処理部たるスイッチング素子3がセンサ部2
との位置をずらしてある点に特徴がある。なお、実施形
態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省
略する。
【0039】実施形態1では、絶縁性基板1とセンサ部
2との間で絶縁性基板1上にスイッチング素子3を形成
していたので、赤外線アレイセンサのサイズを小型化す
ることができるが、絶縁性基板1、スイッチング素子
3、センサ部2を順次形成する必要がある。
【0040】これに対し、本実施形態では、スイッチン
グ素子3とセンサ部2との位置をずらしてあるので、ス
イッチング素子3とセンサ部2とで同じ材料よりなる膜
を一括して同時に形成することが可能となり、工程数の
削減化を図ることができ、低コスト化を図ることができ
る。
【0041】(実施形態3)本実施形態の基本構成は、
実施形態1とほぼ同じであって、図5に示すように、信
号処理部たるスイッチング素子3がセンサ部2に密接し
て配設されている点に特徴がある。なお、実施形態1と
同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0042】本実施形態においては、センサ部2、スイ
ッチング素子3を連続的に形成することができるので、
製造プロセスを簡略化することが可能となり、低コスト
化を図ることができる。なお、本実施形態では、支持部
材4の一方の支持部4bに、該支持部4bの一部を構成
するメタル配線として、実施形態1で説明した制御線L
1(図2参照)に接続されるメタル配線と、データ線L2
(図2参照)接続されるメタル配線とを備えている。
【0043】(実施形態4)本実施形態の基本構成は実
施形態1とほぼ同じであり、信号処理部たるスイッチン
グ素子3として、アモルファスシリコンTFTを用いる
替りに、図6および図7に示すように、MIM(Metal
Insulator Metal)ダイオードを用いる点が相違す
る。なお、実施形態1と同様の構成要素には同一の符号
を付して説明を省略する。本実施形態では、MIMダイ
オードよりなるスイッチング素子3は、タンタル(T
a)膜131、酸化タンタル(Ta25)膜132、ク
ロム(Cr)膜133が積層された3層構造であり、ク
ロム膜133が制御線L1に接続され、タンタル膜13
1がデータ線L2に接続される。スイッチング素子3と
してMIMダイオードを用いることにより、アモルファ
スシリコンTFTを用いた場合に比べてスイッチング速
度は遅くなるが、素子の構造が2端子構造であり、TF
Tに比べて構造が簡単になるとともに、製造プロセスが
簡単になり、製造コストを低減することができる。な
お、タンタル膜131,クロム膜133の形成はスパッ
タ蒸着により行い、フォトリソグラフィ技術を利用して
パターニングし、酸化タンタル膜132はタンタル膜1
31の表面を陽極酸化して得られる。なお、上記実施形
態2および実施形態3におけるスイッチング素子3の替
りにMIMダイオードを用いてもよいことは勿論であ
る。
【0044】ところで、上記各実施形態では、絶縁性基
板1またはセンサ部2にいずれかの一部に信号処理部た
るスイッチング素子3を形成しているが、スイッチング
素子3を支持部材4に形成するようにしてもよい。要す
るに、スイッチング素子3は、絶縁性基板1とセンサ部
2と支持部材4との少なくとも一部に形成される薄膜素
子であればよい。
【0045】また、上記各実施形態では、絶縁性基板1
としてガラス基板のような平板状の基板を利用している
が、絶縁性基板1として樹脂フィルムを用い、絶縁性基
板1を図8に示すように円筒状に湾曲させてもよい。こ
の場合には、樹脂フィルムよりなる絶縁性基板1に上述
のセンサ部(図示せず)、信号処理部(図示せず)、支
持部材(図示せず)を配設した後に樹脂フィルムを湾曲
させるようにすればよい。また、絶縁性基板1を図9に
示すようにレンズ状に加工して該レンズ状の絶縁性基板
1に信号処理部たるスイッチング素子3、センサ部(図
示せず)、支持部材(図示せず)を配設するようにして
もよい。
【0046】なお、樹脂フィルムは、耐熱フィルムであ
ればよく、例えば、カプトンフィルム、耐熱プラスチッ
クを用いることにより、基板コストを低減することがで
きる。また、絶縁性基板1として樹脂フィルムを用いる
場合には、樹脂フィルムを基板として太陽電池を製造す
る太陽電池用の製造装置を用いてセンサの製造が可能と
なる。また、絶縁性基板1をレンズ状に加工したもので
は、赤外線アレイセンサ自身がレンズ機能を有するの
で、従来必要であったレンズが不要となる。
【0047】
【発明の効果】請求項1の発明は、基板上に支持部材を
介して基板から離間してセンサ部を配設したセンサであ
って、センサ部を外部回路に接続する信号処理部を備
え、基板は、絶縁材料よりなり、信号処理部は、基板と
センサ部と支持部材との少なくとも一部に形成される薄
膜素子よりなるので、基板として単結晶シリコン基板を
用いる場合に比べて、基板のコストを低減でき、センサ
の低コスト化を図ることができるという効果がある。
【0048】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、基板が、ガラス基板よりなるので、基板コストを低
減できるとともに、大面積化が容易になり一枚のガラス
基板からのセンサの収量を多くすることができてコスト
を低減でき、また、液晶ディスプレイ装置の製造装置な
どを用いてセンサの製造が可能となるという効果があ
る。
【0049】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、基板が、樹脂基板よりなるので、安価なプラスチッ
ク基板などを用いることにより基板のコストを低減で
き、センサの低コスト化を図ることができるという効果
がある。また、樹脂基板として樹脂フィルムを用いれ
ば、太陽電池用の製造装置を用いてセンサの製造が可能
となるという効果がある。
【0050】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、基板が、センサ部、信号処理部、支持部材が配設さ
れる面側に突出する曲面状に形成されているので、視野
角(検出範囲)を拡げることが可能となるという効果が
ある。
【0051】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、信号処理部が、アモルファスシリコ
ンを用いた薄膜トランジスタよりなるので、信号処理部
を低温で大面積ガラス基板に形成でき、液晶ディスプレ
イに用いられる薄膜トランジスタと同様のプロセスで信
号処理部を形成することができ、液晶ディスプレイ装置
の製造装置を流用することができるという効果がある。
【0052】請求項6の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、信号処理部が、結晶シリコンを用い
た薄膜トランジスタよりなるので、アモルファスシリコ
ンを用いた薄膜トランジスタに比べて移動度が高く、信
号処理部の動作速度が速くなるから、画素数の多いアレ
イセンサへ対応することができるという効果がある。
【0053】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、信号処理部が、MIMダイオードよ
りなるので、信号処理部を2端子構造の素子により構成
できて信号処理部を薄膜トランジスタにより構成する場
合に比べて素子構造が簡単になり、簡単なプロセスで作
製でき、低コスト化が可能になるという効果がある。
【0054】請求項8の発明は、請求項1ないし請求項
7の発明において、信号処理部が、センサ部に密接して
配設されるので、センサ部と信号処理部とを連続的に形
成することにより製造プロセスを簡略化することがで
き、低コスト化を図ることができるという効果がある。
【0055】請求項9の発明は、請求項1ないし請求項
7の発明において、信号処理部が、基板上に形成され且
つセンサ部との位置をずらしてあるので、信号処理部と
センサ部とで共通のプロセスを採用することにより、工
程数を削減でき低コスト化を図ることができるという効
果がある。
【0056】請求項10の発明は、請求項1ないし請求
項9の発明において、センサ部が、赤外線を検出する赤
外線検出素子よりなるので、低コストの赤外線センサを
実現することができるという効果がある。
【0057】請求項11の発明は、請求項10の発明に
おいて、赤外線検出素子が、半導体材料を利用したボロ
メータ形の素子なので、赤外線検出素子を半導体製造プ
ロセスを用いて形成することができ、信号処理部の製造
プロセスとの整合性もよく、低コスト化を図ることがで
きるという効果がある。
【0058】請求項12の発明は、請求項10の発明に
おいて、赤外線検出素子が、アンテナを結合したボロメ
ータ形の素子なので、赤外線検出素子の指向性を高める
ことが可能となるという効果がある。
【0059】請求項13の発明は、請求項1ないし請求
項12の発明において、複数のセンサ部が基板から離間
して配設され、各センサ部がそれぞれ赤外線検出素子よ
りなるので、低コストの赤外線アレイセンサを構成でき
て赤外線画像を得ることができ、より高度な情報を得る
ことが可能となるという効果がある。
【0060】請求項14の発明は、請求項1ないし請求
項13の発明において、支持部材は絶縁膜およびセンサ
部と信号処理部とを電気的に接続する金属膜よりなり、
センサ部は半導体材料を用いた薄膜サーミスタおよび赤
外線吸収膜よりなり、支持部材、センサ部、信号処理部
が450℃以下の低温製造プロセスによって形成されて
いるので、液晶ディスプレイ装置の製造装置を流用する
とともにプロセスを利用することができるという効果が
ある。
【0061】請求項15の発明は、請求項6の発明にお
いて、センサ部は、プラズマCVD法により堆積したア
モルファス半導体よりなり、信号処理部は、触媒CVD
法により堆積したアモルファスシリコン薄膜をレーザー
アニールにより結晶化した多結晶シリコンを用いた多結
晶シリコン薄膜トランジスタよりなるので、センサ部の
アモルファス半導体は膜中に水素を含むことにより膜質
が良好であり、信号処理部はプラズマCVD法で堆積し
たアモルファスシリコン薄膜に比べて膜中の水素の量を
少なくできる触媒CVD法で堆積したアモルファスシリ
コン薄膜をレーザーアニールで結晶化していることによ
り、信号処理部の膜質を良好にでき性能を高めることが
できるという効果がある。
【0062】請求項16の発明は、請求項1ないし請求
項15の発明において、支持部材、センサ部、信号処理
部は、直径が300mmのシリコン基板よりも大きな基
板に対応できる製造プロセスによって形成されているの
で、液晶ディスプレイの製造装置を流用することがで
き、設備投資を少なくすることが可能となるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示す要部概略構成図である。
【図2】同上の回路構成図である。
【図3】同上の要部概略斜視図である。
【図4】実施形態2を示す要部概略構成図である。
【図5】実施形態3を示す要部概略構成図である。
【図6】実施形態4を示す要部断面図である。
【図7】同上の要部回路図である。
【図8】本発明の他の構成例の要部説明図である。
【図9】本発明の別の構成例の要部説明図である。
【符号の説明】
1 絶縁性基板 2 センサ部 2a 薄膜サーミスタ 3 スイッチング素子 4 支持部材 4a 支持部 4b 支持部 31 ゲート電極 32 ゲート絶縁膜 33 半導体薄膜 35 ドレイン電極 36 ソース電極
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/14 H01L 27/14 K 31/09 D 31/00 A (72)発明者 本多 由明 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 渡部 祥文 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に支持部材を介して基板から離間
    してセンサ部を配設したセンサであって、センサ部を外
    部回路に接続する信号処理部を備え、基板は、絶縁材料
    よりなり、信号処理部は、基板とセンサ部と支持部材と
    の少なくとも一部に形成される薄膜素子よりなることを
    特徴とするセンサ。
  2. 【請求項2】 基板は、ガラス基板よりなることを特徴
    とする請求項1記載のセンサ。
  3. 【請求項3】 基板は、樹脂基板よりなることを特徴と
    する請求項1記載のセンサ。
  4. 【請求項4】 基板は、センサ部、信号処理部、支持部
    材が配設される面側に突出する曲面状に形成されてなる
    ことを特徴とする請求項1記載のセンサ。
  5. 【請求項5】 信号処理部は、アモルファスシリコンを
    用いた薄膜トランジスタよりなることを特徴とする請求
    項1ないし請求項4のいずれかに記載のセンサ。
  6. 【請求項6】 信号処理部は、結晶シリコンを用いた薄
    膜トランジスタよりなることを特徴とする請求項1ない
    し請求項4のいずれかに記載のセンサ。
  7. 【請求項7】 信号処理部は、MIMダイオードよりな
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか
    に記載のセンサ。
  8. 【請求項8】 信号処理部は、センサ部に密接して配設
    されることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいず
    れかに記載のセンサ。
  9. 【請求項9】 信号処理部は、基板上に形成され且つセ
    ンサ部との位置をずらしてあることを特徴とする請求項
    1ないし請求項7のいずれかに記載のセンサ。
  10. 【請求項10】 センサ部は、赤外線を検出する赤外線
    検出素子よりなることを特徴とする請求項1ないし請求
    項9のいずれかに記載のセンサ。
  11. 【請求項11】 赤外線検出素子は、半導体材料を用い
    たボロメータ形の素子であることを特徴とする請求項1
    0記載のセンサ。
  12. 【請求項12】 赤外線検出素子は、アンテナを結合し
    たボロメータ形の素子であることを特徴とする請求項1
    0記載のセンサ。
  13. 【請求項13】 複数のセンサ部が基板から離間してマ
    トリクス状に配設され、各センサ部はそれぞれ赤外線検
    出素子よりなることを特徴とする請求項1ないし請求項
    12のいずれかに記載のセンサ。
  14. 【請求項14】 支持部材は絶縁膜およびセンサ部と信
    号処理部とを電気的に接続する金属膜よりなり、センサ
    部は半導体材料を用いた薄膜サーミスタおよび赤外線吸
    収膜よりなり、支持部材、センサ部、信号処理部が45
    0℃以下の低温製造プロセスによって形成されているこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項13のいずれかに
    記載のセンサ。
  15. 【請求項15】 センサ部は、プラズマCVD法により
    堆積したアモルファス半導体よりなり、信号処理部は、
    触媒CVD法により堆積したアモルファス薄膜をレーザ
    ーアニールにより結晶化した多結晶シリコンを用いた多
    結晶シリコン薄膜トランジスタよりなることを特徴とす
    る請求項6記載のセンサ。
  16. 【請求項16】 支持部材、センサ部、信号処理部は、
    直径が300mmのシリコン基板よりも大きな基板に対
    応できる製造プロセスによって形成されてなることを特
    徴とする請求項1ないし請求項15のいずれかに記載の
    センサ。
JP27043598A 1998-09-25 1998-09-25 センサ Expired - Lifetime JP4089033B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27043598A JP4089033B2 (ja) 1998-09-25 1998-09-25 センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27043598A JP4089033B2 (ja) 1998-09-25 1998-09-25 センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000097765A true JP2000097765A (ja) 2000-04-07
JP4089033B2 JP4089033B2 (ja) 2008-05-21

Family

ID=17486248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27043598A Expired - Lifetime JP4089033B2 (ja) 1998-09-25 1998-09-25 センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4089033B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6984856B1 (en) 2002-03-22 2006-01-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Infrared ray detecting type imaging device
JP2007515630A (ja) * 2003-12-04 2007-06-14 レイセオン カンパニー 異なる波長のための検出器を用いて一波長において放射線を検出するための方法及び装置
JP2007292561A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Matsushita Electric Works Ltd 赤外線センサ
CN100404408C (zh) * 2005-11-16 2008-07-23 华东师范大学 一种非制冷红外探测器隔热衬底制作方法
WO2010010940A1 (ja) * 2008-07-25 2010-01-28 パナソニック電工株式会社 赤外線イメージセンサの製造方法および赤外線イメージセンサ
WO2011046163A1 (ja) * 2009-10-17 2011-04-21 三菱マテリアル株式会社 赤外線センサ及びこれを備えた回路基板
WO2011145295A1 (ja) * 2010-05-20 2011-11-24 日本電気株式会社 ボロメータ、その製造方法
US8097850B2 (en) 2006-05-25 2012-01-17 Panasonic Electric Works Co., Ltd. Infrared sensor
CN106024720A (zh) * 2016-06-03 2016-10-12 京东方科技集团股份有限公司 硅基薄膜晶体管及制备方法、有源矩阵装置及制备方法
RU2671295C1 (ru) * 2017-08-17 2018-10-30 Общество с ограниченной ответственностью "ГрафИмпресс" Ячейка термопарного приемника ик изображения

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS566128A (en) * 1979-06-26 1981-01-22 Fujitsu Ltd Infrared-ray detector
JPS60167479A (ja) * 1984-02-10 1985-08-30 Canon Inc フオトセンサアレイ
JPS6124364A (ja) * 1984-07-12 1986-02-03 Nec Corp 光センサ駆動用集積回路
JPH04500437A (ja) * 1989-06-21 1992-01-23 ヒューズ・エアクラフト・カンパニー 電磁放射線検出器と2次元電磁放射線感知アレイ
JPH0511301U (ja) * 1991-07-26 1993-02-12 日本板硝子株式会社 X線イメージセンサ
JPH05252342A (ja) * 1992-03-02 1993-09-28 Nec Corp 密着型イメージセンサ
JPH05264343A (ja) * 1992-03-19 1993-10-12 Advance Co Ltd 遠赤外線分光検出素子
JPH0687830U (ja) * 1993-06-03 1994-12-22 株式会社村田製作所 赤外線検出器
JPH07110261A (ja) * 1993-10-08 1995-04-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光ビーム検出装置
JPH07147433A (ja) * 1993-11-24 1995-06-06 Nec Corp 赤外線撮像素子
JPH08304174A (ja) * 1995-04-28 1996-11-22 Fujitsu Ltd サーモパイル赤外線センサおよびセンサアレイ

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS566128A (en) * 1979-06-26 1981-01-22 Fujitsu Ltd Infrared-ray detector
JPS60167479A (ja) * 1984-02-10 1985-08-30 Canon Inc フオトセンサアレイ
JPS6124364A (ja) * 1984-07-12 1986-02-03 Nec Corp 光センサ駆動用集積回路
JPH04500437A (ja) * 1989-06-21 1992-01-23 ヒューズ・エアクラフト・カンパニー 電磁放射線検出器と2次元電磁放射線感知アレイ
JPH0511301U (ja) * 1991-07-26 1993-02-12 日本板硝子株式会社 X線イメージセンサ
JPH05252342A (ja) * 1992-03-02 1993-09-28 Nec Corp 密着型イメージセンサ
JPH05264343A (ja) * 1992-03-19 1993-10-12 Advance Co Ltd 遠赤外線分光検出素子
JPH0687830U (ja) * 1993-06-03 1994-12-22 株式会社村田製作所 赤外線検出器
JPH07110261A (ja) * 1993-10-08 1995-04-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光ビーム検出装置
JPH07147433A (ja) * 1993-11-24 1995-06-06 Nec Corp 赤外線撮像素子
JPH08304174A (ja) * 1995-04-28 1996-11-22 Fujitsu Ltd サーモパイル赤外線センサおよびセンサアレイ

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6984856B1 (en) 2002-03-22 2006-01-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Infrared ray detecting type imaging device
US7015472B2 (en) 2002-03-22 2006-03-21 Kabushiki Kaisha Toshiba Infrared ray detecting type imaging device
US7172920B2 (en) 2002-03-22 2007-02-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Method of manufacturing an image device
JP2007515630A (ja) * 2003-12-04 2007-06-14 レイセオン カンパニー 異なる波長のための検出器を用いて一波長において放射線を検出するための方法及び装置
CN100404408C (zh) * 2005-11-16 2008-07-23 华东师范大学 一种非制冷红外探测器隔热衬底制作方法
JP2007292561A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Matsushita Electric Works Ltd 赤外線センサ
US8097850B2 (en) 2006-05-25 2012-01-17 Panasonic Electric Works Co., Ltd. Infrared sensor
WO2010010940A1 (ja) * 2008-07-25 2010-01-28 パナソニック電工株式会社 赤外線イメージセンサの製造方法および赤外線イメージセンサ
CN102105768B (zh) * 2008-07-25 2012-11-07 松下电器产业株式会社 红外线图像传感器的制造方法及红外线图像传感器
WO2011046163A1 (ja) * 2009-10-17 2011-04-21 三菱マテリアル株式会社 赤外線センサ及びこれを備えた回路基板
CN102483349A (zh) * 2009-10-17 2012-05-30 三菱综合材料株式会社 红外线传感器及具备该红外线传感器的电路基板
US9182286B2 (en) 2009-10-17 2015-11-10 Mitsubishi Materials Corporation Infrared sensor and a circuit board equipped therewith
WO2011145295A1 (ja) * 2010-05-20 2011-11-24 日本電気株式会社 ボロメータ、その製造方法
CN106024720A (zh) * 2016-06-03 2016-10-12 京东方科技集团股份有限公司 硅基薄膜晶体管及制备方法、有源矩阵装置及制备方法
RU2671295C1 (ru) * 2017-08-17 2018-10-30 Общество с ограниченной ответственностью "ГрафИмпресс" Ячейка термопарного приемника ик изображения

Also Published As

Publication number Publication date
JP4089033B2 (ja) 2008-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4580890B2 (ja) 薄膜トランジスタ、平板表示装置用アレイ基板、薄膜トランジスタの製造方法、及び平板表示装置用アレイ基板の製造方法
JP5478566B2 (ja) 半導体装置及びその作製方法
KR100265472B1 (ko) 비냉각 적외선 검출기 및 그 형성방법
EP0419160B1 (en) Amorphous silicon semiconductor devices
KR100659921B1 (ko) 반도체 장치 및 그의 제조 방법
US6111619A (en) Method of forming polycrystalline silicon TFTs with TiN/Cu/TiN interconnections for a liquid crystal display pixel array
JP4602476B2 (ja) 半導体装置及びその作製方法
US6140668A (en) Silicon structures having an absorption layer
JP4597901B2 (ja) 薄膜トランジスタ及びその製造方法
JPH09260670A (ja) 半導体装置、薄膜トランジスタ及びその製造方法、ならびに液晶表示装置及びその製造方法
KR100232677B1 (ko) 박막 트랜지스터의 제조방법 및 그 방법에 의해 제조되는 박막 트랜지스터의 구조
US20080093600A1 (en) Thin film transistor array panel and manufacturing method thereof
JP4089033B2 (ja) センサ
JP2008306167A (ja) 薄膜トランジスタ及びその製造方法
JPH0563196A (ja) 薄膜半導体装置及びその製造方法並び液晶表示装置
US7471350B2 (en) Array substrate for liquid crystal display and fabrication method thereof
JP2000353809A (ja) 半導体装置およびその作製方法
KR100853202B1 (ko) 볼로미터 및 그 제조 방법
WO2007143852A1 (en) Matrix electronic devices using opaque substrates and fabrication method therefor
JPH08264802A (ja) 半導体作製方法、薄膜トランジスタ作製方法および薄膜トランジスタ
JPH1195256A (ja) アクティブマトリクス基板
JP2000315798A (ja) 半導体装置およびその作製方法
US20070231974A1 (en) Thin film transistor having copper line and fabricating method thereof
CN102810558B (zh) 薄膜晶体管、阵列基板及其制作方法和液晶显示器
JP3121005B2 (ja) 薄膜半導体装置とその製造方法及び製造装置並びに画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050406

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060829

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070424

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070625

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070911

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071011

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20071114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080218

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120307

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120307

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130307

Year of fee payment: 5