JP2000097487A - 通気口用ガラリ - Google Patents
通気口用ガラリInfo
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- JP2000097487A JP2000097487A JP10271359A JP27135998A JP2000097487A JP 2000097487 A JP2000097487 A JP 2000097487A JP 10271359 A JP10271359 A JP 10271359A JP 27135998 A JP27135998 A JP 27135998A JP 2000097487 A JP2000097487 A JP 2000097487A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガラリ本体のフランジ部とフードとを接合す
るビスにより抜け止め金具を一緒に取付けるようにした
通気口用ガラリに関し、前記ビスを容易に且つ確実に締
め込み得るようにする。 【解決手段】 通気口挿入部1の外周面に沿い前後方向
に所要長さ延び且つその中途部を頂部20として前後方
向に山型を成すよう屈曲された本体部21と、該本体部
21の前方端部でガラリ本体2のフランジ部6後面に当
接し得るようL字型に屈曲された取付部22と、本体部
21の前方斜面21aにおける頂部20に近い両側部分
を切り起こして頂部20から斜め前方に向け後方斜面2
1bの延長方向に突出するように形成され且つ相互間に
ドライバー18を挿通可能な挿通空間23を確保した一
対の爪部24,24とにより抜け止め金具19を構成
し、この金具19の取付部22をビス16により取付け
る。
るビスにより抜け止め金具を一緒に取付けるようにした
通気口用ガラリに関し、前記ビスを容易に且つ確実に締
め込み得るようにする。 【解決手段】 通気口挿入部1の外周面に沿い前後方向
に所要長さ延び且つその中途部を頂部20として前後方
向に山型を成すよう屈曲された本体部21と、該本体部
21の前方端部でガラリ本体2のフランジ部6後面に当
接し得るようL字型に屈曲された取付部22と、本体部
21の前方斜面21aにおける頂部20に近い両側部分
を切り起こして頂部20から斜め前方に向け後方斜面2
1bの延長方向に突出するように形成され且つ相互間に
ドライバー18を挿通可能な挿通空間23を確保した一
対の爪部24,24とにより抜け止め金具19を構成
し、この金具19の取付部22をビス16により取付け
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通気口用ガラリに
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、ビルや住宅等の建物の壁面に
形成される通気口には、該通気口内への雨水や異物(例
えば枯れ葉等)、又は虫の侵入を防ぐことを目的として
通気口用ガラリが取付けられている。
形成される通気口には、該通気口内への雨水や異物(例
えば枯れ葉等)、又は虫の侵入を防ぐことを目的として
通気口用ガラリが取付けられている。
【0003】図4及び図5は従来の通気口用ガラリの一
例を示すもので、この種の通気口用ガラリは、建物の壁
面Aに形成された通気口に挿入可能な筒状の通気口挿入
部1を備えたガラリ本体2と、該ガラリ本体2の入口3
を包囲して雨水の侵入を防止するフード4と、前記ガラ
リ本体2の入口3への異物や虫の侵入を防止する通気可
能なスクリーン5とを、アルミ等の板材からプレスや押
出加工により成形し、前記ガラリ本体2の通気口挿入部
1の一端に形成したフランジ部6と、前記フード4の基
端部に形成したフランジ部7とをスクリーン5を介在さ
せて重ね合わせ、リベット8により一体に組付けて構成
してある。
例を示すもので、この種の通気口用ガラリは、建物の壁
面Aに形成された通気口に挿入可能な筒状の通気口挿入
部1を備えたガラリ本体2と、該ガラリ本体2の入口3
を包囲して雨水の侵入を防止するフード4と、前記ガラ
リ本体2の入口3への異物や虫の侵入を防止する通気可
能なスクリーン5とを、アルミ等の板材からプレスや押
出加工により成形し、前記ガラリ本体2の通気口挿入部
1の一端に形成したフランジ部6と、前記フード4の基
端部に形成したフランジ部7とをスクリーン5を介在さ
せて重ね合わせ、リベット8により一体に組付けて構成
してある。
【0004】又、前記ガラリ本体2の通気口挿入部1の
外周面における周方向数箇所(三〜四箇所)には、通気
口挿入部1を通気口に押し込んで固定する為の抜け止め
金具9がリベット10を介して取付けられている。
外周面における周方向数箇所(三〜四箇所)には、通気
口挿入部1を通気口に押し込んで固定する為の抜け止め
金具9がリベット10を介して取付けられている。
【0005】尚、図中11は前記フード4に形成された
開口を示す。
開口を示す。
【0006】而して、ガラリ本体2の通気口挿入部1を
建物の通気口に押し込み、抜け止め金具9で通気口に固
定させて通気口用ガラリを設置すれば、通気口内への雨
水の侵入をフード4により防止し、且つ通気口内への異
物や虫の侵入をスクリーン5により防止しながら建物の
内外間で良好に通気を行わせることができる。
建物の通気口に押し込み、抜け止め金具9で通気口に固
定させて通気口用ガラリを設置すれば、通気口内への雨
水の侵入をフード4により防止し、且つ通気口内への異
物や虫の侵入をスクリーン5により防止しながら建物の
内外間で良好に通気を行わせることができる。
【0007】ところが、前述した如き従来の通気口用ガ
ラリにおいては、通気口挿入部1を建物の通気口に押し
込んで固定する為の抜け止め金具9を、通気口挿入部1
に個別にリベット10で取付けるようにしていた為、組
立て時にフード4とガラリ本体2のフランジ部6とをス
クリーン5を介しリベット8で一体に組付ける作業と、
抜け止め金具9を通気口挿入部1に取付ける作業とを夫
々行わなければならず、組立てに多大な手間と時間を要
していた。
ラリにおいては、通気口挿入部1を建物の通気口に押し
込んで固定する為の抜け止め金具9を、通気口挿入部1
に個別にリベット10で取付けるようにしていた為、組
立て時にフード4とガラリ本体2のフランジ部6とをス
クリーン5を介しリベット8で一体に組付ける作業と、
抜け止め金具9を通気口挿入部1に取付ける作業とを夫
々行わなければならず、組立てに多大な手間と時間を要
していた。
【0008】その為、近年においては、図6に示すよう
に、通気口挿入部1を通気口に押し込んで固定する為の
抜け止め金具12を、前記通気口挿入部1の外周面に沿
い前後方向に延びる本体部13と、該本体部13の前方
端部でガラリ本体2のフランジ部6後面に当接し得るよ
うL字型に屈曲された取付部14と、前記本体部13の
後方端部で前方へV字型に折り返されたスプリング部1
5とにより構成し、ガラリ本体2のフランジ部6とフー
ド4のフランジ部7とをスクリーン5を介在させて一体
に接合し得るようにしたビス16により前記抜け止め金
具12の取付部14を一緒に取付ける構造が提案されて
いる。
に、通気口挿入部1を通気口に押し込んで固定する為の
抜け止め金具12を、前記通気口挿入部1の外周面に沿
い前後方向に延びる本体部13と、該本体部13の前方
端部でガラリ本体2のフランジ部6後面に当接し得るよ
うL字型に屈曲された取付部14と、前記本体部13の
後方端部で前方へV字型に折り返されたスプリング部1
5とにより構成し、ガラリ本体2のフランジ部6とフー
ド4のフランジ部7とをスクリーン5を介在させて一体
に接合し得るようにしたビス16により前記抜け止め金
具12の取付部14を一緒に取付ける構造が提案されて
いる。
【0009】ここで、前記ビス16は、重ね合わせたガ
ラリ本体2のフランジ部6とスクリーン5とフード4の
フランジ部7とを後方から前方に向け貫通し且つ該フー
ド4のフランジ部7の周方向数箇所(三〜四箇所)に設
けた受け座17に対して締め込まれるようになってい
る。
ラリ本体2のフランジ部6とスクリーン5とフード4の
フランジ部7とを後方から前方に向け貫通し且つ該フー
ド4のフランジ部7の周方向数箇所(三〜四箇所)に設
けた受け座17に対して締め込まれるようになってい
る。
【0010】而して、このような抜け止め金具12によ
れば、ガラリ本体2の通気口挿入部1を通気口に押し込
んだ際に、抜け止め金具12のスプリング部15が通気
口の内周面に押し潰されて倒伏するように弾性変形し、
その弾撥力で前記スプリング部15の先端が通気口の内
周面に押圧されるので、前記通気口挿入部1を通気口か
ら引き抜く方向に向けられた前記スプリング部15の強
い掛止力により前記通気口挿入部1が通気口内に固定さ
れることになり、しかも、組立てに要する手間と時間が
大幅に低減されることになる。
れば、ガラリ本体2の通気口挿入部1を通気口に押し込
んだ際に、抜け止め金具12のスプリング部15が通気
口の内周面に押し潰されて倒伏するように弾性変形し、
その弾撥力で前記スプリング部15の先端が通気口の内
周面に押圧されるので、前記通気口挿入部1を通気口か
ら引き抜く方向に向けられた前記スプリング部15の強
い掛止力により前記通気口挿入部1が通気口内に固定さ
れることになり、しかも、組立てに要する手間と時間が
大幅に低減されることになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た如き抜け止め金具12を採用した通気口用ガラリにお
いては、ビス16をドライバー18により後方から締め
込む際に抜け止め金具12のスプリング部15とドライ
バー18とが干渉してしまい、前記ビス16の締め込み
方向に対しドライバー18を斜めに配置してスプリング
部15を避けて締め込みを行ったり、或いは、スプリン
グ部15を倒伏するように押さえ付けながら締め込みを
行ったりしなければならず、前記ビス16を容易に且つ
確実に締め込むことが難しいという問題があった。
た如き抜け止め金具12を採用した通気口用ガラリにお
いては、ビス16をドライバー18により後方から締め
込む際に抜け止め金具12のスプリング部15とドライ
バー18とが干渉してしまい、前記ビス16の締め込み
方向に対しドライバー18を斜めに配置してスプリング
部15を避けて締め込みを行ったり、或いは、スプリン
グ部15を倒伏するように押さえ付けながら締め込みを
行ったりしなければならず、前記ビス16を容易に且つ
確実に締め込むことが難しいという問題があった。
【0012】本発明は上述の実情に鑑みてなしたもの
で、ガラリ本体のフランジ部とフードとを接合するビス
により抜け止め金具を一緒に取付けるようにした通気口
用ガラリに関し、前記ビスを容易に且つ確実に締め込み
得るようにすることを目的としている。
で、ガラリ本体のフランジ部とフードとを接合するビス
により抜け止め金具を一緒に取付けるようにした通気口
用ガラリに関し、前記ビスを容易に且つ確実に締め込み
得るようにすることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、建物の壁面に
形成された通気口に対し挿入可能な筒状の通気口挿入部
の一端に前記建物の壁面に係止可能なフランジ部を一体
形成して成るガラリ本体と、該ガラリ本体のフランジ部
側に開口する入口を包囲して雨水の侵入を防止するフー
ドとを備えた通気口用ガラリであって、前記ガラリ本体
の通気口挿入部を通気口に押し込んで固定する為の抜け
止め金具を、前記通気口挿入部の外周面に沿い前後方向
に所要長さ延び且つその中途部を頂部として前後方向に
山型を成すよう屈曲された本体部と、該本体部の前方端
部で前記ガラリ本体のフランジ部後面に当接し得るよう
L字型に屈曲された取付部と、前記本体部の前方斜面に
おける頂部に近い両側部分を切り起こして前記頂部から
斜め前方に向け後方斜面の延長方向に突出するように形
成され且つ相互間にドライバーを挿通可能な挿通空間を
確保した一対の爪部とにより構成し、前記ガラリ本体の
フランジ部とフードとを接合するビスにより前記抜け止
め金具の取付部を一緒に取付け得るように構成したこと
を特徴とする通気口用ガラリ、に係るものである。
形成された通気口に対し挿入可能な筒状の通気口挿入部
の一端に前記建物の壁面に係止可能なフランジ部を一体
形成して成るガラリ本体と、該ガラリ本体のフランジ部
側に開口する入口を包囲して雨水の侵入を防止するフー
ドとを備えた通気口用ガラリであって、前記ガラリ本体
の通気口挿入部を通気口に押し込んで固定する為の抜け
止め金具を、前記通気口挿入部の外周面に沿い前後方向
に所要長さ延び且つその中途部を頂部として前後方向に
山型を成すよう屈曲された本体部と、該本体部の前方端
部で前記ガラリ本体のフランジ部後面に当接し得るよう
L字型に屈曲された取付部と、前記本体部の前方斜面に
おける頂部に近い両側部分を切り起こして前記頂部から
斜め前方に向け後方斜面の延長方向に突出するように形
成され且つ相互間にドライバーを挿通可能な挿通空間を
確保した一対の爪部とにより構成し、前記ガラリ本体の
フランジ部とフードとを接合するビスにより前記抜け止
め金具の取付部を一緒に取付け得るように構成したこと
を特徴とする通気口用ガラリ、に係るものである。
【0014】而して、ガラリ本体の通気口挿入部を通気
口に押し込むと、抜け止め金具の山型に屈曲した本体部
が通気口の内周面に押し潰されて偏平状に弾性変形し、
その弾撥力で前記本体部頂部の各爪部が通気口の内周面
に押圧されるので、前記通気口挿入部を通気口から引き
抜く方向に向けられた前記各爪部の強い掛止力により前
記通気口挿入部が従来と同様に通気口内に固定されるこ
とになる。
口に押し込むと、抜け止め金具の山型に屈曲した本体部
が通気口の内周面に押し潰されて偏平状に弾性変形し、
その弾撥力で前記本体部頂部の各爪部が通気口の内周面
に押圧されるので、前記通気口挿入部を通気口から引き
抜く方向に向けられた前記各爪部の強い掛止力により前
記通気口挿入部が従来と同様に通気口内に固定されるこ
とになる。
【0015】そして、このような抜け止め金具を、ガラ
リ本体のフランジ部とフードとを接合するビスにより一
緒に取付けるに際しては、ガラリ本体のフランジ部後面
の適宜位置に抜け止め金具の取付部を当接せしめ、抜け
止め金具の各爪部間に確保された挿通空間を通し後方か
らドライバーを差し入れて前記取付部に対しビスを締め
込み、該ビスにより前記取付部をガラリ本体のフランジ
部及びフードと一緒に取付けるようにすれば良い。
リ本体のフランジ部とフードとを接合するビスにより一
緒に取付けるに際しては、ガラリ本体のフランジ部後面
の適宜位置に抜け止め金具の取付部を当接せしめ、抜け
止め金具の各爪部間に確保された挿通空間を通し後方か
らドライバーを差し入れて前記取付部に対しビスを締め
込み、該ビスにより前記取付部をガラリ本体のフランジ
部及びフードと一緒に取付けるようにすれば良い。
【0016】このとき、ドライバーは、各爪部間の挿通
空間を通されることにより抜け止め金具の本体部に付さ
れた山型の頂部との干渉が回避され、ビスの締め込み方
向と平行に後方から差し入れることが可能となるので、
前記ビスを容易に且つ確実に締め込むことが可能とな
る。
空間を通されることにより抜け止め金具の本体部に付さ
れた山型の頂部との干渉が回避され、ビスの締め込み方
向と平行に後方から差し入れることが可能となるので、
前記ビスを容易に且つ確実に締め込むことが可能とな
る。
【0017】尚、本発明においては、ガラリ本体のフラ
ンジ部とフードとを、前記ガラリ本体の入口への異物や
虫の侵入を防止する通気可能なスクリーンを介在させて
接合するように構成しても良い。
ンジ部とフードとを、前記ガラリ本体の入口への異物や
虫の侵入を防止する通気可能なスクリーンを介在させて
接合するように構成しても良い。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しつつ説明する。
参照しつつ説明する。
【0019】図1〜図3は本発明を実施する形態の一例
を示すもので、前述した図6と略同様に構成した通気口
用ガラリにおいて、ガラリ本体2の通気口挿入部1を通
気口に押し込んで固定する為の抜け止め金具19を、前
記通気口挿入部1の外周面に沿い前後方向に所要長さ延
び且つその中途部を頂部20として前後方向に山型を成
すよう屈曲された本体部21と、該本体部21の前方端
部で前記ガラリ本体2のフランジ部6後面に当接し得る
ようL字型に屈曲された取付部22と、前記本体部21
の前方斜面21aにおける頂部20に近い両側部分を切
り起こして前記頂部20から斜め前方に向け後方斜面2
1bの延長方向に突出するように形成され且つ相互間に
ドライバー18を挿通可能な挿通空間23を確保した一
対の爪部24,24とにより構成し、前記ガラリ本体2
のフランジ部6とフード4とをスクリーン5を介在させ
て接合するビス16により前記抜け止め金具19の取付
部22を一緒に取付け得るように構成してある。
を示すもので、前述した図6と略同様に構成した通気口
用ガラリにおいて、ガラリ本体2の通気口挿入部1を通
気口に押し込んで固定する為の抜け止め金具19を、前
記通気口挿入部1の外周面に沿い前後方向に所要長さ延
び且つその中途部を頂部20として前後方向に山型を成
すよう屈曲された本体部21と、該本体部21の前方端
部で前記ガラリ本体2のフランジ部6後面に当接し得る
ようL字型に屈曲された取付部22と、前記本体部21
の前方斜面21aにおける頂部20に近い両側部分を切
り起こして前記頂部20から斜め前方に向け後方斜面2
1bの延長方向に突出するように形成され且つ相互間に
ドライバー18を挿通可能な挿通空間23を確保した一
対の爪部24,24とにより構成し、前記ガラリ本体2
のフランジ部6とフード4とをスクリーン5を介在させ
て接合するビス16により前記抜け止め金具19の取付
部22を一緒に取付け得るように構成してある。
【0020】而して、ガラリ本体2の通気口挿入部1を
通気口に押し込むと、抜け止め金具19の山型に屈曲し
た本体部21が通気口の内周面に押し潰されて偏平状に
弾性変形し、その弾撥力で前記本体部21頂部20の各
爪部24,24が通気口の内周面に押圧されるので、前
記通気口挿入部1を通気口から引き抜く方向に向けられ
た前記各爪部24,24の強い掛止力により前記通気口
挿入部1が従来と同様に通気口内に固定されることにな
る。
通気口に押し込むと、抜け止め金具19の山型に屈曲し
た本体部21が通気口の内周面に押し潰されて偏平状に
弾性変形し、その弾撥力で前記本体部21頂部20の各
爪部24,24が通気口の内周面に押圧されるので、前
記通気口挿入部1を通気口から引き抜く方向に向けられ
た前記各爪部24,24の強い掛止力により前記通気口
挿入部1が従来と同様に通気口内に固定されることにな
る。
【0021】そして、このような抜け止め金具19を、
ガラリ本体2のフランジ部6とフード4とをスクリーン
5を介在させて接合するビス16により一緒に取付ける
に際しては、ガラリ本体2のフランジ部6後面の適宜位
置に抜け止め金具19の取付部22を当接せしめ、抜け
止め金具19の各爪部24,24間に確保された挿通空
間23を通し後方からドライバー18を差し入れて前記
取付部22に対しビス16を締め込み、該ビス16によ
り前記取付部22をガラリ本体2のフランジ部6及びフ
ード4と一緒に取付けるようにすれば良い。
ガラリ本体2のフランジ部6とフード4とをスクリーン
5を介在させて接合するビス16により一緒に取付ける
に際しては、ガラリ本体2のフランジ部6後面の適宜位
置に抜け止め金具19の取付部22を当接せしめ、抜け
止め金具19の各爪部24,24間に確保された挿通空
間23を通し後方からドライバー18を差し入れて前記
取付部22に対しビス16を締め込み、該ビス16によ
り前記取付部22をガラリ本体2のフランジ部6及びフ
ード4と一緒に取付けるようにすれば良い。
【0022】このとき、ドライバー18は、各爪部2
4,24間の挿通空間23を通されることにより抜け止
め金具19の本体部21に付された山型の頂部20との
干渉が回避され、ビス16の締め込み方向と平行に後方
から差し入れることが可能となるので、前記ビス16を
容易に且つ確実に締め込むことが可能となる。
4,24間の挿通空間23を通されることにより抜け止
め金具19の本体部21に付された山型の頂部20との
干渉が回避され、ビス16の締め込み方向と平行に後方
から差し入れることが可能となるので、前記ビス16を
容易に且つ確実に締め込むことが可能となる。
【0023】従って、上記形態例によれば、ガラリ本体
2のフランジ部6とフード4とをスクリーン5を介し接
合するビス16により抜け止め金具19を一緒に取付け
ることができるので、組立てに要する時間と手間を大幅
に低減することができ、しかも、抜け止め金具19の本
体部21における山型の頂部20とドライバー18との
干渉を回避することができるので、該ドライバー18を
ビス16の締め込み方向と平行に後方から差し入れるこ
とができ、前記ビス16を容易に且つ確実に締め込むこ
とができる。
2のフランジ部6とフード4とをスクリーン5を介し接
合するビス16により抜け止め金具19を一緒に取付け
ることができるので、組立てに要する時間と手間を大幅
に低減することができ、しかも、抜け止め金具19の本
体部21における山型の頂部20とドライバー18との
干渉を回避することができるので、該ドライバー18を
ビス16の締め込み方向と平行に後方から差し入れるこ
とができ、前記ビス16を容易に且つ確実に締め込むこ
とができる。
【0024】尚、本発明の通気口用ガラリは、上述の形
態例にのみ限定されるものではなく、フードの形状には
図示する以外の様々な形状を採用することが可能であ
り、又、フードとスクリーンとをダイカスト製法等によ
り一体成形するようにしても良いこと、その他、本発明
の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得る
ことは勿論である。
態例にのみ限定されるものではなく、フードの形状には
図示する以外の様々な形状を採用することが可能であ
り、又、フードとスクリーンとをダイカスト製法等によ
り一体成形するようにしても良いこと、その他、本発明
の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得る
ことは勿論である。
【0025】
【発明の効果】上記した本発明の通気口用ガラリによれ
ば、ガラリ本体のフランジ部とフードとを接合するビス
により抜け止め金具を一緒に取付けることができるの
で、組立てに要する時間と手間を大幅に低減することが
でき、しかも、抜け止め金具の本体部における山型の頂
部とドライバーとの干渉を回避することができるので、
該ドライバーをビスの締め込み方向と平行に後方から差
し入れることができ、前記ビスを容易に且つ確実に締め
込むことができる等の種々の優れた効果を奏し得る。
ば、ガラリ本体のフランジ部とフードとを接合するビス
により抜け止め金具を一緒に取付けることができるの
で、組立てに要する時間と手間を大幅に低減することが
でき、しかも、抜け止め金具の本体部における山型の頂
部とドライバーとの干渉を回避することができるので、
該ドライバーをビスの締め込み方向と平行に後方から差
し入れることができ、前記ビスを容易に且つ確実に締め
込むことができる等の種々の優れた効果を奏し得る。
【図1】本発明を実施する形態の一例を示す側断面図で
ある。
ある。
【図2】図1の抜け止め金具の斜視図である。
【図3】図1の抜け止め金具を後方から見た図である。
【図4】従来例を示す斜視図である。
【図5】図4の通気口用ガラリの側断面図である。
【図6】別の従来例を示す側断面図である。
1 通気口挿入部 2 ガラリ本体 3 入口 4 フード 5 スクリーン 6 フランジ部 16 ビス 18 ドライバー 19 抜け止め金具 20 頂部 21 本体部 21a 前方斜面 21b 後方斜面 22 取付部 23 挿通空間 24 爪部 A 建物の壁面
Claims (2)
- 【請求項1】 建物の壁面に形成された通気口に対し挿
入可能な筒状の通気口挿入部の一端に前記建物の壁面に
係止可能なフランジ部を一体形成して成るガラリ本体
と、該ガラリ本体のフランジ部側に開口する入口を包囲
して雨水の侵入を防止するフードとを備えた通気口用ガ
ラリであって、前記ガラリ本体の通気口挿入部を通気口
に押し込んで固定する為の抜け止め金具を、前記通気口
挿入部の外周面に沿い前後方向に所要長さ延び且つその
中途部を頂部として前後方向に山型を成すよう屈曲され
た本体部と、該本体部の前方端部で前記ガラリ本体のフ
ランジ部後面に当接し得るようL字型に屈曲された取付
部と、前記本体部の前方斜面における頂部に近い両側部
分を切り起こして前記頂部から斜め前方に向け後方斜面
の延長方向に突出するように形成され且つ相互間にドラ
イバーを挿通可能な挿通空間を確保した一対の爪部とに
より構成し、前記ガラリ本体のフランジ部とフードとを
接合するビスにより前記抜け止め金具の取付部を一緒に
取付け得るように構成したことを特徴とする通気口用ガ
ラリ。 - 【請求項2】 ガラリ本体のフランジ部とフードとを、
前記ガラリ本体の入口への異物や虫の侵入を防止する通
気可能なスクリーンを介在させて接合するように構成し
たことを特徴とする請求項1に記載の通気口用ガラリ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10271359A JP2000097487A (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | 通気口用ガラリ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10271359A JP2000097487A (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | 通気口用ガラリ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000097487A true JP2000097487A (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17498981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10271359A Pending JP2000097487A (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | 通気口用ガラリ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000097487A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009109080A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Masahiro Oshiro | 換気口具 |
KR101541238B1 (ko) * | 2014-03-12 | 2015-07-31 | 대우조선해양 주식회사 | 침입수 차단 및 통풍 성능을 향상시킨 에어 벤트 커버 구조물 |
KR200479006Y1 (ko) * | 2014-03-05 | 2015-12-08 | 대우조선해양 주식회사 | 흡배기관의 공기유동 안정화 및 침입수 차단을 위한 커버 구조물 |
CN106642615A (zh) * | 2016-10-18 | 2017-05-10 | 天津市华诺盛源科技有限公司 | 一种具有l型导风叶的中央空调 |
JP2018031514A (ja) * | 2016-08-24 | 2018-03-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 換気フード |
-
1998
- 1998-09-25 JP JP10271359A patent/JP2000097487A/ja active Pending
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