JP2000097188A - サンプポンプ及びこのポンプを設置したサンプ - Google Patents

サンプポンプ及びこのポンプを設置したサンプ

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JP2000097188A
JP2000097188A JP10265872A JP26587298A JP2000097188A JP 2000097188 A JP2000097188 A JP 2000097188A JP 10265872 A JP10265872 A JP 10265872A JP 26587298 A JP26587298 A JP 26587298A JP 2000097188 A JP2000097188 A JP 2000097188A
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stirring
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Kengo Suenaga
憲吾 末永
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Toshiba Corp
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サンプ内に堆積する異物を自動回収し、サンプ
及びサンプに設置するサンプポンプの保守性の向上や、
不具合等の解消を図る。 【解決手段】立型ポンプケーシング10内にポンプシャフ
ト12が挿入され、ポンプシャフト12にインペラ13と攪拌
翼18を取付ける。ポンプケーシング10の下部には貯水吸
込口14と複数の攪拌流出口15を有する攪拌室16が形成さ
れている。攪拌室16内にはサクションフィルタ17が取付
けられる。攪拌流出口15を覆いかぶせるようにして例え
ば金網製外環ストレーナ22を設ける。外環ストレーナ22
を設けることにより、サンプポンプ,配管系等の狭小部
や隙間部への異物の目詰りを減少させ、サンプ,サンプ
ポンプの保守性向上を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば原子力発電所
内の各建屋から発生するドレンを屋外へ移送するための
サンプポンプ及びこのサンプポンプを設置したサンプに
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば原子力発電所内の各建屋で発生す
るドレンは、図7に示したようにドレン配管1からサン
プ2に流入して貯留され、ドレン貯水3の量が一定量と
なるとサンプ2に設置したサンプポンプ4が起動し、サ
ンプポンプ4に接続した吐出配管5から電磁弁6,逆止
弁7を通して屋外に設置された放水ピット8に移送され
る。
【0003】サンプポンプ4は図7と図8にサンプポン
プ4の揚水口部9を拡大して示したように、立型ポンプ
ケーシング10内にモータ11で回転駆動されるポンプシャ
フト12が挿入され、このポンプシャフト12にインペラ13
が取付けられている。
【0004】ポンプケーシング10の下部には下端面にサ
ンプ2内のドレン貯水3を吸い込むための貯水吸込口14
と、この貯水吸込口14に対して直角方向に形成した複数
の攪拌流出口15を有する攪拌室16が形成されている。こ
の攪拌室16内にはほぼV字状のサクションフィルタ17
と、このサクションフィルタ17より下方に前記ポンプシ
ャフト12の下端部に取付けた攪拌翼18が配置されてい
る。
【0005】なお、図8中、符号19は流路ガイドで、こ
の流路ガイド19はポンプケーシング10と一体的に形成さ
れ、中央部を貫通してポンプシャフト12が挿通するシャ
フト貫通孔20を有している。符号21はポンプケーシング
10の内面と流路ガイド19との間に形成される揚水流出流
路で、サンプ2内の貯水3が貯水吸込口14から攪拌室
16へ流入しサクションフィルタ17でろ過されたろ過水、
つまり揚水が排出される流路である。
【0006】サクションフィルタ17はサンプポンプ4の
インペラ13及びその他の機器や系統の狭小部,隙間部に
異物等の詰りを防止するためのもので、攪拌室16の上面
に取付け固定されている。
【0007】ところで、サンプポンプ4が起動すると、
ポンプシャフト12によりインペラ13及び攪拌翼18が回転
する。インペラ13はサンプ2内に貯留されたドレン貯水
3を屋外へ移送する。
【0008】攪拌翼18は、揚水口部9付近の異物堆積に
よるサンプポンプ4の吸込性能を防止するために、貯水
吸込口14から吸込んだ貯水を攪拌して、その攪拌流を攪
拌流出口15から排出してサンプ2内の攪拌を行う。ま
た、サクションフィルタ17への異物の詰り防止を行うた
めに、攪拌流をサクションフィルタ17へ当てて攪拌流と
ともにサンプ2内へ異物を排出する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにサンプ
ポンプ4が起動すると、サンプ2内のドレン貯水3は屋
外の放水ピット8へ移送される。しかしながら、このド
レン貯水3内には異物が混入し、また、サンプ2,サン
プポンプ4等に異物の回収,除去を行う装置が設置され
ていないことから、時間の経過に伴い異物量が増加す
る。したがって、サンプポンプ4内やその他配管系等の
狭小部,隙間部に目詰りが発生し、サンプポンプ4の動
作不良等の発生原因となる課題がある。
【0010】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、サンプポンプ内やその他配管系等の狭小部や
隙間部に詰りの発生を防止して、サンプ内の浄化を行う
ことができ、サンプポンプ及びその他配管系内の狭小部
や隙間部の異物の詰り等の不具合を解消することができ
るサンプポンプ及びこのサンプポンプを設置したサンプ
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、立型
ポンプケーシング内にモータで回転駆動されるポンプシ
ャフトが挿入され、このポンプシャフトにインペラが取
付けられ、前記ポンプケーシングの下部に貯水吸込口
と、この貯水吸込口に対してほぼ直角方向に形成した複
数の攪拌流出口とを有する攪拌室が設けられ、この攪拌
室内にサクションフィルタと前記ポンプシャフトの下端
部に取付けられた攪拌翼を有し、前記ポンプケーシング
内に前記サクションフィルタでろ過された揚水を流出す
る揚水流出流路が形成されたサンプポンプにおいて、前
記複数の攪拌流出口を覆うようにしてストレーナを設け
てなることを特徴とする。
【0012】請求項1の発明によれば、外環ストレーナ
により攪拌翼によって発生した攪拌流でサンプポンプか
ら排出された異物を自動回収でき、再度サンプ内に戻す
ことがない。よって、サンプ内の浄化が可能となり、サ
ンプポンプ及びその他配管系の狭小部や隙間部の詰りに
よる不具合を解消し、サンプポンプ及びサンプの保守性
の向上を図ることができる。
【0013】請求項2の発明は、前記サクションフィル
タを前記ポンプシャフトに取付けて回転自在となるよう
に構成したことを特徴とする。請求項2の発明によれ
ば、サクションフィルタの回転力により、サクションフ
ィルタに目詰りした異物を分離して目詰りの発生を少な
くし、また目詰りを起こし難くできる。
【0014】請求項3の発明は、前記回転自在に取付け
たサクションフィルタの外側を覆うようにしてサクショ
ンフィルタブレードガイドを前記攪拌室の上面に取付け
て固定してなることを特徴とする。
【0015】請求項3の発明によれば、サクションフィ
ルタに目詰りを起こした異物をサクションフィルタの回
転力により分離して目詰りを起こし難くできるととも
に、サクションフィルタブレードガイドによりサクショ
ンフィルタからの異物の分離効果を高めることができ
る。
【0016】請求項4の発明は、前記サクションフィル
タを前記攪拌室の上面に固定するとともにこの固定され
たサクションフィルタの外側を覆いかぶせるように前記
ポンプシャフトに回転自在にサクションフィルタブレー
ドガイドを取付けてなることを特徴とする。
【0017】請求項4の発明によれば、サクションフィ
ルタに目詰りを起こした異物をサクションフィルタブレ
ードガイドの回転力によりサクションフィルタからの異
物の分離効果を高め、さらに分離した異物を攪拌翼によ
って発生した攪拌流でサンプポンプから排出した異物を
外環ストレーナに自動回収でき、再度サンプ内に戻すこ
とはない。
【0018】請求項5の発明は、サンプ本体内にサンプ
底部ストレーナを設置するとともに、このサンプ底部ス
トレーナを抱持するようにサンプ底面ガイドを設け、前
記サンプ底部ストレーナの上方に立型軸流ポンプからな
るサンプポンプを設置し、このサンプポンプの吐出側配
管に前記サンプ底面ガイド近傍に達する旋回流ノズルを
止め弁を介して分岐接続してなることを特徴とする。
【0019】請求項5の発明によれば、旋回ノズルを設
けることによりサンプ内のドレン貯水が旋回し、サンプ
内に堆積した異物はサンプ底面ガイドで導かれ、サンプ
底部ストレーナに集まる。このようにしてサンプ底面ガ
イドによってサンプ内に堆積した異物がサンプ中央に集
まる効果を高めるとともに、一度集まった異物はサンプ
内全体に拡散することはない。
【0020】さらに、サンプ内に堆積した異物は立型軸
流ポンプからなるサンプポンプに吸い込まれることはな
く、サンプ底部ストレーナで自動回収できる。よって、
サンプ内を浄化することができるとともに、サンプポン
プ及びその他配管系の狭小部や隙間部の異物の詰りによ
る不具合を低減し、サンプ及びサンプポンプの保守性の
向上を図ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1により本発明に係るサンプポ
ンプの第1の実施の形態を説明する。図1は図8に示し
たサンプポンプ4に対応している。本実施の形態に係る
サンプポンプ4aは立型軸流ポンプで、例えば図7に示
したサンプ2内に設置されるものである。すなわち、図
1に示したように立型ポンプケーシング10内にモータで
回転駆動されるポンプシャフト10が挿入され、このポン
プシャフト12にインペラ13が取付けられている。
【0022】ポンプケーシング10の下部にはサンプ内の
ドレン貯水を吸い込む貯水吸込口14と、この貯水吸込口
14とほぼ直角方向に形成した複数の攪拌流出口15とを有
する攪拌室16が設けられている。この攪拌室16内には攪
拌室16の上面に固定したほぼV字状のサクションフィル
タ17と前記ポンプシャフト12の下端部に取付けた攪拌翼
18が配置されている。攪拌室16内には図示していない
が、攪拌流が旋回しながら排出されるように複数のベー
ンが設けられている。
【0023】なお、図1中、符号19は流路ガイドで、こ
の流路ガイド19はポンプケーシング10と一体的に形成さ
れ、中央部を貫通してポンプシャフト12が挿通するシャ
フト貫通孔20を有している。符号21はポンプケーシング
10の内面と流路ガイド19との間に形成される揚水流出流
路で、攪拌室16内に流入し攪拌された攪拌流のうちの一
部の貯水がサクションフィルタ17でろ過されたろ過水、
つまり揚水が排出される流路である。
【0024】サクションフィルタ17はサンプポンプ4a
のインペラ及びその他機器や系統の狭小部,隙間部に異
物等の詰りを防止するためのもので、攪拌室16の上面に
取付け固定されている。
【0025】複数の攪拌流出口15の周囲を覆うようにし
て水密に外環ストレーナ22が設置されている。この外環
ストレーナ22は例えば金網により攪拌流出口15を囲むよ
うにドーナツ状に形成されており、攪拌流出口15に接す
る部分以外は金属メッシュで、サンプ内に外部から流入
してくる異物をポンプ力で吸い込み、攪拌水とともにポ
ンプから排出される異物を回収するものである。
【0026】サンプに流入してくる異物は主に海水に含
まれるものであり、主な物としては砂,砂利,貝,貝殻
類,ビニール,プラスチック等のごみである。ポンプが
吸い込む異物量はその時の海の状況,季節,プラントの
設置位置等によって異なる。また、その時の異物の種類
(海水に対しての比重)により、どれ位の量を除去(回
収)できるかは異なる。
【0027】ただし、異物の吸い込みによるポンプの不
具合は多く、またサクションフィルタ17の孔径は3〜4
mmであることから、それ以下の異物を吸い込む可能性は
大きい。そのため、外環ストレーナ22の孔径をそれ以下
に維持することで、ポンプから排出された異物を再度サ
ンプ内に堆積させることがなく、従来例の不具合を低減
することができる。
【0028】本実施の形態によれば、外環ストレーナ22
を設置することにより、攪拌翼18によって発生した攪拌
流でサンプポンプ4aから排出された異物を自動回収で
き、再度サンプ内へ戻すことはない。したがって、サン
プ内の浄化が可能となり、サンプポンプ4a及びその他
配管系の狭小部,隙間部の異物の詰りによる不具合を低
減し、サンプ及びサンプポンプ4aの保守性向上を図る
ことができる。
【0029】つぎに、図2により本発明に係るサンプポ
ンプの第2の実施の形態を説明する。なお、図2中、図
1と同一部分には同一符号を付して重複する部分の説明
は省略する。
【0030】本実施の形態に係るサンプポンプ4bが第
1の実施の形態に係るサンプポンプ4aと異なる点は図
2に示したようにサクションフィルタ17をポンプシャフ
ト12に取付けて回転自在となるように構成したことにあ
る。その他の部分は第1の実施の形態と同様である。
【0031】本実施の形態によれば、サクションフィル
タ17をポンプシャフト12の回転力を利用して回転させ
る。これにより、サクションフィルタ17に目詰りを起こ
した異物が、サクションフィルタ17の回転力により目詰
りを起こし難くなる。また、分離した異物を攪拌翼18に
よって発生した攪拌流でサンプポンプ4bから排出した
異物を外環ストレーナ22に自動回収できる。その他の作
用効果は第1の実施の形態と同様なので、その説明は省
略する。
【0032】つぎに、図3により本発明に係るサンプポ
ンプの第3の実施の形態を説明する。なお、図3中、図
1と同一部分には同一符号を付して重複する部分の説明
は省略する。
【0033】本実施の形態に係るサンプポンプ4cが第
1の実施の形態に係るサンプポンプ4aと異なる点は、
図3に示したようにサクションフィルタ17をポンプシャ
フト12に取付けて回転自在とするとともに、この回転自
在のサクションフィルタ17の外側を覆いかぶせるように
してサクションフィルタブレードガイド23を攪拌室16の
上面に取付部材24を介して設けたことにある。
【0034】本実施の形態によれば、サクションフィル
タ17に目詰りを起こした異物をサクションフィルタ17の
回転力により分離して目詰りを起こし難くするととも
に、サクションフィルタブレードガイド23によりサクシ
ョンフィルタ17からの異物の分離効果を高めることがで
きる。
【0035】また、分離した異物を攪拌翼18によって発
生した攪拌流でサンプポンプ4cから排出した異物を外
環ストレーナ22に自動回収でき、再度サンプ内に戻すこ
とがなくなる。よって、サンプ内の浄化が可能となり、
サンプポンプ4c及びその他配管系の狭小部の異物の詰
りによる不具合を低減し、サンプ及びサンプポンプ4c
の保守性向上を図ることができる。
【0036】つぎに図4により本発明に係るサンプポン
プの第4の実施の形態を説明する。なお、図4中、図1
と同一部分には同一符号を付して重複する部分の説明は
省略する。
【0037】本実施の形態に係るサンプポンプ4dが第
1の実施の形態に係るサンプポンプ4aと異なる点は、
図4に示したように攪拌室16内に固定されたサクション
フィルタ17の外側を覆いかぶせるようにしてサクション
フィルタブレードガイド23をポンプシャフト12に取付
け、ポンプシャフト12の回転力によりサクションフィル
タブレードガイド23を回転させるように構成したことに
ある。
【0038】本実施の形態によれば、サクションフィル
タ17に目詰りを起こした異物をサクションフィルタブレ
ードガイド23の回転力によりサクションフィルタ17から
の異物の分離効果を高めることができる。また、分離し
た異物を攪拌翼18によって発生した攪拌流によってサン
プポンプ4dから排出した異物を外環ストレーナ22に自
動回収でき、再度サンプ内に戻すことがない。
【0039】したがって、サンプ内の浄化が可能とな
り、サンプポンプ4d及びその他配管系の狭小部の異物
の詰りによる不具合を低減し、サンプ及びサンプポンプ
4dの保守性向上を図ることができる。
【0040】つぎに図5及び図6により本発明に係るサ
ンプポンプを設置したサンプの実施の形態を説明する。
図5は本実施の形態を説明するための一部系統図で概略
的に示す断面図であり、図6は図5におけるサンプ本体
内の底面を上方から見た上面図である。
【0041】すなわち、本実施の形態は図5及び図6に
おいて、サンプ本体25内の底面中央部にサンプ底部スト
レーナ26と、このサンプ底部ストレーナ26の外側を図6
に示したように両側から抱きかかえるようにして配置し
たサンプ底面ガイド27とが設けている。
【0042】サンプ底部ストレーナ26の上方にはサンプ
ポンプ4が設けられ、このサンプポンプ4に接続した吐
出配管5に分岐して止め弁28を有する旋回ノズル29が接
続されている。旋回ノズル29の先端部はサンプ本体25の
コーナ近傍に位置している。サンプ本体25にはドレン配
管1が接続している。
【0043】しかして、本実施の形態では、サンプ本体
25の中央にガイド部のみ開放されたサンプ底部ストレー
ナ26を設置し、サンプ本体25の中央に集まった異物をサ
ンプポンプ4が吸い込まないようにする。
【0044】本実施の形態によれば、サンプ本体25内の
貯水3が旋回し、サンプ本体25内に堆積した異物はサン
プ本体25の中央に集まり、さらにサンプ本体25内底面に
設置したサンプ底面ガイド27によってサンプ本体25内に
堆積した異物がサンプ本体25の中央に集まる効果を高め
るとともに、一度集まった異物がサンプ本体25内全体に
拡散しないようにできる。
【0045】また、サンプ本体25内に堆積した異物がサ
ンプポンプ4に吸い込まれることなくサンプ底面ガイド
27の中心部に設置されたサンプ底部ストレーナ26に自動
回収できるため、サンプ本体25内の浄化が可能となり、
サンプポンプ4及びその他配管系の狭小部の異物の詰り
による不具合を低減し、サンプ本体25及びサンプポンプ
4の保守性向上を図ることができる。
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、外環ストレー
ナを設置することによりサンプポンプから排出された異
物を自動的に回収することができる。したがって、異物
を再度サンプ内に戻すことがないため、サンプ内を浄化
し、サンプポンプ及びその他配管系の狭小部,隙間部の
異物の詰りによる不具合を低減し、サンプ及びサンプポ
ンプの保守性向上を図ることができる。
【0047】請求項2の発明では、上記効果の他にサク
ションフィルタに目詰りを起こした異物がサクションフ
ィルタの回転力によって分離して目詰りを起こし難くで
きる。請求項3の発明では、上記効果の他にサクション
フィルタブレードガイドによりサクションフィルタから
の異物の分離効果を高めることができる。請求項4の発
明では、上記効果の他にサクションフィルタに目詰りを
起こしたサクションフィルタブレードガイドの回転力に
よりサクションフィルタからの異物の分離効果をより高
めることができる。
【0048】請求項5の発明によれば、サンプ内の貯水
を旋回させ、サンプ内に堆積した異物を中央部に集める
効果を高め、底部ストレーナに自動回収できるととも
に、一度集めた異物をサンプ全体に拡散しないようにで
きる。これによりサンプ内を浄化でき、サンプポンプ及
びその他配管系の狭小部,隙間部の異物の詰りによる不
具合を低減し、サンプ及びサンプポンプの保守性向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサンプポンプの第1の実施の形態
の要部を一部側面で示す縦断面図。
【図2】本発明に係るサンプポンプの第2の実施の形態
の要部を一部側面で示す縦断面図。
【図3】本発明に係るサンプポンプの第3の実施の形態
の要部を一部側面で示す縦断面図。
【図4】本発明に係るサンプポンプの第4の実施の形態
の要部を一部側面で示す縦断面図。
【図5】本発明に係るサンプポンプを設置したサンプの
第1の実施の形態を一部系統図で概略的に示す断面図。
【図6】図5におけるサンプ内底面を上方から見た上面
図。
【図7】従来のサンプポンプ及びサンプを説明するため
の系統図。
【図8】従来のサンプポンプの要部を一部側面で示す縦
断面図。
【符号の説明】
1…ドレン配管、2…サンプ、3…ドレン貯水、4,4
a〜4d…サンプポンプ、5…吐出配管、6…電磁弁、
7…逆止弁、8…放水ピット、9…揚水口部、10…ポン
プケーシング、11…モータ、12…ポンプシャフト、13…
インペラ、14…貯水吸込口、15…攪拌流出口、16…攪拌
室、17…サクションフィルタ、18…攪拌翼、19…流路ガ
イド、20…シャフト貫通孔、21…揚水流出流路、22…外
環ストレーナ、23…サクションフィルタブレードガイ
ド、24…取付部材、25…サンプ本体、26…サンプ底部ス
トレーナ、27…サンプ底面ガイド、28…止め弁、29…旋
回ノズル。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立型ポンプケーシング内にモータで回転
    駆動されるポンプシャフトが挿入され、このポンプシャ
    フトにインペラが取付けられ、前記ポンプケーシングの
    下部に貯水吸込口と、この貯水吸込口に対してほぼ直角
    方向に形成した複数の攪拌流出口とを有する攪拌室が設
    けられ、この攪拌室内にサクションフィルタと前記ポン
    プシャフトの下端部に取付けられた攪拌翼を有し、前記
    ポンプケーシング内に前記サクションフィルタでろ過さ
    れた揚水を流出する揚水流出流路が形成されたサンプポ
    ンプにおいて、前記複数の攪拌流出口を覆うようにして
    ストレーナを設けてなることを特徴とするサンプポン
    プ。
  2. 【請求項2】 前記サクションフィルタを前記ポンプシ
    ャフトに取付けて回転自在となるように構成したことを
    特徴とする請求項1記載のサンプポンプ。
  3. 【請求項3】 前記回転自在に取付けたサクションフィ
    ルタの外側を覆うようにしてサクションフィルタブレー
    ドガイドを前記攪拌室の上面に取付けて固定してなるこ
    とを特徴とする請求項2記載のサンプポンプ。
  4. 【請求項4】 前記サクションフィルタを前記攪拌室の
    上面に固定するとともにこの固定されたサクションフィ
    ルタの外側を覆うように前記ポンプシャフトに回転自在
    にサクションフィルタブレードガイドを取付けてなるこ
    とを特徴とする請求項1記載のサンプポンプ。
  5. 【請求項5】 サンプ本体内にサンプ底部ストレーナを
    設置するとともに、このサンプ底部ストレーナを抱持す
    るようにサンプ底面ガイドを設け、前記サンプ底部スト
    レーナの上方に立型軸流ポンプからなるサンプポンプを
    設置し、このサンプポンプの吐出側配管に前記サンプ底
    面ガイド近傍に達する旋回流ノズルを止め弁を介して分
    岐接続してなることを特徴とするサンプポンプを設置し
    たサンプ。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007009934A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Nsk Ltd トロイダル型無段変速機
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