JP2000094429A - グリ―ンシ―トの製造方法およびその装置 - Google Patents

グリ―ンシ―トの製造方法およびその装置

Info

Publication number
JP2000094429A
JP2000094429A JP11269859A JP26985999A JP2000094429A JP 2000094429 A JP2000094429 A JP 2000094429A JP 11269859 A JP11269859 A JP 11269859A JP 26985999 A JP26985999 A JP 26985999A JP 2000094429 A JP2000094429 A JP 2000094429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
green sheet
defect
detecting
manufacturing
detected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11269859A
Other languages
English (en)
Inventor
Mineo Nomoto
峰生 野本
Takanori Ninomiya
隆典 二宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP11269859A priority Critical patent/JP2000094429A/ja
Publication of JP2000094429A publication Critical patent/JP2000094429A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】同一形状のパターンを、検出画素サイズ以下の
精度で位置合せが行えるようにして、画像検出時の検出
誤差の影響を低減した状態でパターンの欠陥を検出す
る。 【解決手段】第1のパターンを撮像して得た第1の画像
信号を記憶手段に記憶し、第2のパターンを撮像して第
2の画像を得、この第2の画像を記憶手段に記憶させる
と共に記憶手段に記憶させた第1の画像信号を取り出
し、この取り出した第1のパターンの画像と第2のパタ
ーンの画像とを画素単位以下の精度で位置合わせし、こ
の画素単位以下の制度で位置合わせした二つのパターン
の画像のずれ量に基づいてパターンの欠陥を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセラミック基板用グ
リーンシートの製造方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のセラミック基板やハイブリッドI
C等の製造方法として、サーキットテクノロジ,Vol
4,No3,PP151〜155(1989)に論じら
れている。また、セラミック基板やハイブリッドIC等
の表面に生じる微小凹凸欠陥を検出する方法として、特
開昭61−283857,特開平1−250810公報
で開示されている方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、グ
リーンシート表面の微小凹凸欠陥「しわ」,「すじ」,
「ふくれ」,「へこみ」,「ひび割れ」,「ブローホー
ル」などは、目視で検査して、不良品を排除している。
人間の目視による作業では、5μm程度の微小欠陥を検
出するのは困難であり、検査員の疲労等から欠陥を見逃
したり、作業者によって検査基準が異なったりして、不
良品を後工程に回し、印刷時のにじみ不良によるパター
ンショートや、積層はがれが生じるという課題を有して
いた。
【0004】本発明の目的は、上記課題を解決すべくキ
ャスティング工程後のグリーンシートの不良部分あるい
は不良シートを確実に排除し、良品グリーンシートのみ
に回路パターンを印刷して、印刷にじみによる、パター
ンショート欠陥や、積層不良を生じさせない、グリーン
シートの製造方法及びその装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、キャスティング工程後に、グリーンシートを光学的
に検出する手段を設け、その結果から良品グリーンシー
トを選択して、パターン印刷するようにした。
【0006】第1の手段は、スラリーをシート状のグリ
ーンシートに乾燥した直後の表面状態を光学的に検査し
て、良品部を選択後、切断してパターン印刷する。
【0007】第2の手段は、キャスティング工程後のグ
リーンシートを適当な大きさに切断後、シート毎に光学
的に検査して、良品シートを選択してパターン印刷す
る。
【0008】また上記光学的検査を達成するために、低
角度で斜方照明する手段と、透過照明する手段によりグ
リーンシートの画像を検出し、検出した画像を平滑化す
る手段と、平滑化後に2次微分する手段と、2次微分画
像を2値化することにより、グリーンシートの欠陥を検
出するようにした。
【0009】上記低角度で斜方照明する手段は、グリー
ンシートのキャスティング工程の進行方向に対して、3
0°〜90°の斜め方向から照射し、且つ、グリーンシ
ートの表面から15°以内の低い角度で照明するように
した。
【0010】セラミック基板は、アルミナやムライトを
主成分とした粉末と溶剤が混合している液状のスラリー
をキャスティング工程で乾燥して、生シートのグリーン
シートを作成し、スルーホール形成、導体充填、導体印
刷、積層・焼結して完成する。
【0011】上記キャスティング工程では、液状のスラ
リーを乾燥炉内で連続送りしながら長時間乾燥させて、
厚さ0.2mm程度のやわらかいグリーンシートにする。
この乾燥状態の不具合、例えば、乾燥温度,湿度,乾燥
炉内の風量,風速等の変動により、図11に示すように
グリーンシート表面に高さあるいは深さが5〜20μ
m、幅あるいは直径が0.1mm〜2mm程度のなだらかな
傾斜を有している微小な凹凸欠陥、「しわ」(図11
(a)に示す。),「すじ」(図11(b)に示
す。),「ふくれ」(図11(c)に示す。),「へこ
み」(図11(d)に示す。)などの欠陥が生じたり、
「ひび割れ」,「ブローホール」(図11(d)に示
す。)などの欠陥が生じたりする。これらの欠陥が生じ
ているグリーンシートに、導体をスクリーン印刷する
と、図9(b)に示すように、印刷にじみが生じ、パタ
ーンがショートする要因となる。
【0012】また、「ひび割れ」や、「ブローホール」
などがあると、積層・焼結時にグリーンシート同志の接
着力が低下し、積層はがれが生じる。
【0013】本発明では、キャスティング工程直後のグ
リーンシートの表面状態を光学的に検査するため、表面
の「しわ」,「すじ」,「ふくれ」,「へこみ」や内部
に生じている「ひび割れ」,「ブローホール」などの欠
陥が生じている部分を除いて、シート状の良品部あるい
は切断後の良品シートのみをパターン印刷や積層するこ
とができるためグリーンシート製造工程で、パターン印
刷時のにじみ不良によるパターンショートや、積層はが
れを生じることはない。つぎに、光学的検査の個々の作
用を説明する。
【0014】グリーンシートの表面に生じる「しわ」,
「すじ」状の欠陥は図8で示すようにキャスティング工
程のグリーンシートが進む方向に沿って生じる。このた
めキャスティング工程のグリーンシートが進む方向に対
して、30°〜90°の方向から低角度の斜方照明をす
ると、なだらかな傾斜をしている「しわ」,「すじ」の
斜面を明るく照明できる。また「へこみ」,「ふくれ」
などの局部的な凹凸の斜面も明るく照明できるため、グ
リーンシート表面の凹凸欠陥の斜面を明るく検出するこ
とができる。
【0015】図5,6はグリーンシート等の表面がほぼ
完全な拡散面をしている表面の、傾斜部の検出原理を示
した図である。
【0016】斜方θよりグリーンシートを照明し、上方
より画像を検出した場合、シート上の1点Aの単位面積
当りの検出光量Iは次式で表わされる。
【0017】点Aでの単位面積当りの照明光強度はI0
×sin(θ+α)となり、検出光量Iは I=I0×sin(θ+α)×sin(90°−α) ──(1) となる。ここで照明光の絶対強度I0,拡散表面の反射
効率,検出系の損失等の定数を含めてCとして表わし、
(1)式を正規化すると I=C(sin(2α+θ)+sinθ) ──(2) となる。ここに、αは1点Aにおけるシート表面の傾
き、Cは定数、また、グリーンシート表面は完全拡散面
であると仮定している。
【0018】図6は、グリーンシート表面に傾斜角αお
よび−αの斜面があったとき、これによって生じるコン
トラストの計算値を照明角度θを横軸にとって示したも
のである。傾斜角αが0.3°,(高さ5μm,幅95
0μm)のなだらかな傾斜の欠陥では、照明角θが15
°以下でコントラストが急激に増加し、照明角θが10
°のとき0.03以上になっている。そこでコントラス
トが急激に増加する角度15°以内で照明すると、拡散
反射するグリーンシート表面の「しわ」,「すじ」,
「へこみ」,「ふくれ」などの、なだらかな傾斜部を明
るく検出でき光学的に顕在化することができる。
【0019】また、ひび割れ、ブローホール欠陥は、欠
陥部が他の良品部より、断面形状が薄くなっている。
(図8(b))このため透過照明すると、欠陥部分の透
過光量が良品部より多くなり明るく検出され、図8
(a)のような画像信号となり、光学的に顕在化でき
る。
【0020】次に顕在化した光学像の画像処理作用につ
いて説明する。(図7参照)グリーンシートは数μm以
下の粒径のアルミナやムライトが主成分の軟かいシート
であり、表面は微小な凹凸をしており、この凹凸が検出
画像のノイズ成分となる。このため平滑化処理により検
出した画像の近傍領域におけるノイズ出力の平均化を行
ないノイズ成分を除去する。
【0021】平滑化後の画像信号コントラストは上述し
たように0.03程度と微弱である。そこで2次微分画
像処理により、微小な明るさ変化を強調することによ
り、コントラストを向上させ、この2次微分画像を2値
化処理して、ある閾値以上の出力が表われた場合、欠陥
ありとして検出することができる。
【0022】また、キャスティング工程後のグリーンシ
ートを検査することにより、キャスティング装置に及ぼ
す作用について説明する。
【0023】グリーンシートの重要な性能の一つとし
て、シートが伸び縮みなどの変化を起こさないことが上
げられる。そこでムライトやアルミナ等の原材料と溶剤
とを長時間かけて多量にボールミル等で混合して特定物
質の偏析を無くして、スラリーとする。この均一に混合
された多量のスラリーをシート状にする、キャスティン
グ装置は数時間以上の長時間連続運転してグリーンシー
トを製作する。
【0024】このキャスティング条件に不具合がある
と、ひび割れや、すじ,しわ等の欠陥が生じ不良グリー
ンシート長時間作製することになる。そこで、キャステ
ィング直後のグリーンシートを、光学的に検査すること
で、キャスティングの状態を監視することができる。こ
の検査結果をキャスティング装置にフィードバックし
て、キャスティング条件に不良があったとしても乾燥温
度,風量,湿度等をコントロールして短時間で最適条件
を整えてグリーンシートを製造することができる。この
ため、長時間かけて不良シートを作成することもなくな
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。図1は本発明の1実施例を示す図で、グリーン
シート製造工程から多層セラミック基板が出来上がる工
程を示したものである。
【0026】グリーンシート1aはベルト状のマイラー
テープ2上に原料のスラリー(液状)3を流し込み、所
望の厚さになるようドクターブレード4の高さを調節す
る。
【0027】マイラーテープ2上のスラリー3は一定の
厚さとなって乾燥炉5中を矢印A方向に運ばれ、スラリ
ー3の溶剤がここで蒸発し、グリーンシート1aとな
る。乾燥炉5から進んできたグリーンシート1aを光学
検査装置6で検査し、カッタ7で所望の大きさに切断す
る。所望の大きさに切断されたグリーンシート1bは、
ここで不良品を排除し、良品グリーンシート1bのみ
に、スルホールを形成し、導体充填する。(この工程の
図示は略す)次にスクリーン8aに導体ペースト9をの
せ、スキージー8bを矢印B方向に移動させてパターン
印刷する。パターン印刷したグリーンシート10を積層
・焼結11して、多層セラミック基板12をつくる。
【0028】本実施例では、乾燥炉5から進んできた直
後のグリーンシートを検査することができるため、パタ
ーン印刷前に、微小凹凸や、ひび割等の欠陥を光学的に
検査して、不良シートを排除できる製造方法であるた
め、パターン印刷時ににじみを生じて、ショートが生じ
たり、積層はがれが生じることが大幅に低減される。
【0029】また、グリーンシートを光学的に検査する
ことにより、欠陥の発生状況から乾燥炉の乾燥条件やス
ラリーの状態をモニタすることもできるため、検査結果
をキャスティング装置にフィードバックすることにより
キャスティングの状態を最適に保てる効果もある。
【0030】図2は本発明の他の実施例を示したもので
ある。図1の発明と異なる点は、グリーンシート1aを
切断後のグリーンシート1bを光学的に検査する点であ
り、他の構成と動作は図1と同じである。本実施例にお
いても、第1の実施例と同様な効果が得られることは明
らかである。
【0031】次に本発明に係る光学検査装置13の1実
施例について、図3を用いて説明する。
【0032】図3は図2のグリーンシートを切断後の光
学検査装置の一実施例である。グリーンシート1bは透
明ホルダ21に保持されている。グリーンシート1bの
上方には、斜方照明ユニット22が配され、照明角θ1
5°以内でグリーンシート1bを照明している。グリー
ンシート1bの下方には、透過照明ユニット23が配さ
れ、グリーンシート1bを透過照明する。グリーンシー
ト1bの上方には、レンズ24、検査器25が配され、
グリーンシート1bが照明されている箇所を検出する。
グリーンシート1bを載置している透明ホルダはモータ
26と送りネジ27により矢印X方向に往復移動する。
レンズ24によって投影されたグリーンシート表面の明
暗増は検出器25で画像信号に変換されA/D変換器2
8でディジタル信号となる。
【0033】次にシェーディング補正回路29で照明系
の明るさむらや、検出器の感度ムラの補正を行ない、平
滑化回路30でグリーンシート表面の微小凹凸により生
じる画像信号のノイズ成分を平均化してなめらかにし、
2次微分回路31で2次微分処理を行なう。次にこの画
像信号を2値化回路32で2値化処理して欠陥を抽出す
る。
【0034】グリーンシートの表面の「すじ」,「し
わ」等の欠陥は、図10に示すようにキャスティング工
程の進行方向に平行に生じやすいため、キャスティング
方向に対し、90°に近い方向から照明すると、しわ,
すじ欠陥の検出能力が向上する。又斜方照明ユニット2
2、透過照明ユニット23は、光ファイバーや、LED
を配列してライン状の細長い照明にすることによってグ
リーンシート1の幅全体を一様に照明できる。光ファイ
バーを用いる場合は、光源にハロゲンランプや、水銀
灯、キセノン灯、キセノン水銀灯など(図示せず)を用
い、ライトガイド31,41で導けば、ライン状の均一
照明ができる。LEDを用いる場合は、指向性の強いタ
イプのLEDを直線状に配列して、明るくて均一な照明
にすると、より効果がある。
【0035】次に動作を説明する。
【0036】グリーンシート1bはモータ26と送りネ
ジ27により矢印X方向に移動し、検出器25により順
次画像を検出する。このとき矢印X1方向に移動すると
き斜方照明ユニット22で照明した画像を検出し(この
とき透過照明ユニットはOFFにしておく)矢印X2方
向に移動するとき透過照明ユニット23で照明した画像
を検出する。(このとき斜方照明ユニット22はOFF
にしておく)このように斜方照明と透過照明を切り替え
ることにより表面に生じる欠陥(すじ,しわ,ふくれ,
へこみ等)と、表面から内部に生じる欠陥(ひび割れ,
ブローホール欠陥)を図7(a),図8に示すように光
学的に顕在化することができる。
【0037】画像検出後の画像処理も表面検出の場合と
内部検出の場合で独立に行なう。検出した画像40(図
7(a)に示す。)はA/D変換器28でディジタル信
号に変換し、照明光照度の不均一性や検出器の感度の不
均一性を補正するためシェーディング補正回路29で感
度補正を行なう。この補正回路29には、特開昭58−
153328で開示されている方式を用いればよい。
【0038】感度補正された画像信号は、平滑化回路3
0で2次元領域での画像の平均化処理を行ない、図7
(b)に示す平滑化された画像信号41となる。この画
像信号を2次微分回路31で2次微分することにより図
7(c)に示すように、エッジ部が強調された画像信号
42となる。この信号42を2値化回路32で一定の2
値化閾値で2値化処理すると、微小欠陥の検出が可能と
なる。
【0039】本方式による欠陥検出性能は、発明者の実
験では、検出対象がグリーンシートの場合、図6に示す
コントラストが3%(0.03)以上であれば検出でき
ることを確認した。すなわち、傾斜角αが0.3°の
(高さ5μmで、長さ1mm程度の傾斜)微小凹凸欠陥の
場合、照明角θを10°、又傾斜角αが0.5°(高さ
5μmで、長さ0.6mm程度の傾斜)の場合、照明角θ
を15°にすることにより、なだらかな微小傾斜部を顕
在化することができ、グリーンシート表面の凹凸欠陥の
すじ,しわ,ふくれ,へこみなどを検出することができ
た。
【0040】一方、ひび割れ欠陥や、ブローホール欠陥
は、欠陥部の肉厚が良品部より薄いため、グリーンシー
ト内部に入いった光の透過率が良品部にくらべて増加す
る。
【0041】このため図8(a)で示したような画像信
号43が得られ、上述した平滑化、2次微分、2値化の
画像処理方法により、凹凸欠陥と同様に欠陥を顕在化す
ることができる。
【0042】尚、本実施例のレンズ24と検出器25は
例えばファクシミリ用のレンズとCCDリニアセンサの
低倍光学系を構成することで実現できる。
【0043】本実施例では、グリーンシート1を往復移
動させて、反射照明と透過照明の画像を検出するように
している。この場合の装置構成上の利点は、照明系のみ
2式必要であるが、検出系、画像処理系が一式であり、
装置のコストが低減される効果がある。又被検出面がA
面(オモテ面)とB面(ウラ面)の両面を検査する必要
がある場合は、グリーンシート1を反転して検査すれば
よい。
【0044】図4は本発明のグリーンシート切断前の光
学検査装置6の実施例を示す図である。図2及び図3と
の相違点は、グリーンシート1aが切断される前に検査
を行なう点であり、キャスティング直後のグリーンシー
トは図1で示したようにマイラーテープ102上で乾燥
されて運ばれてくる。この状態で本実施例では、透過照
明ユニット103と、斜方照明ユニット104を、グリ
ーンシート101が運ばれる方向に順番に配し、ひび割
れ,ブローホール欠陥を検出後、表面の凹凸欠陥、し
わ,すじ,ふくれ,へこみを検出する。
【0045】透過照明ユニット103の上方にはレンズ
105a、検出器106a、又反射照明ユニット104
の上方にはレンズ105b、検出器106bが配されて
いる。それぞれの検出器106a,106bの出力は、
図3の実施例と同様にA/D変換器107a,107
b、シェーディング補正回路108a,108b、平滑
化回路109a,109b、2次微分回路110a,1
10b、2値化回路111a,111bにより、図3の
実施例と同様の画像処理を行ない、欠陥を検出する。本
実施例の場合、キャスティング方向Z(グリーンシート
が運ばれる方向)に対し、30°〜90°の角βで照明
して図10に示す如く、キャスティング方向に沿って生
じる、しわ,すじ欠陥を検出できるようにする。
【0046】本実施例の斜方照明ユニットでは、ファイ
バ照明を用いているため、ファイバの出射端をキャステ
ィング方向に対して斜め方向に配列することで実現でき
る。又グリーンシート1aの表面と斜方照明のなす角θ
は、15°以下にすることにより図3の実施例と同様な
効果が得られる。
【0047】本実施例では、ひび割れやブローホール欠
陥を検出後、表面凹凸欠陥を検出するが、検出はどちら
を先に行なってもよい。
【0048】又本実施例の場合、グリーンシートをキャ
スティングした直後に、検査を行なうため、検査後良品
シート領域のみを切断して次工程のパターン印刷を行な
うことが可能となり、パターンショート等の不良が低減
できグリーンシートやセラミック基板の製品歩留りと生
産性が大幅に向上する。
【0049】本検査装置の検査結果をキャスティング装
置3,4,5にフィードバックして、乾燥温度や湿度,
風量,風速等をコントロールして、グリーンシートを常
時最適条件でキャスティングすることも可能となるた
め、高精能なキャスティングができる効果もある。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、グリーンシートの製造
工程において、キャスティング後のグリーンシートを光
学的に検査するため、良品グリーンシートのみをパター
ン印刷や積層することができ、パターン印刷時のにじみ
不良によるパターンショートや、ひび割れ欠陥等による
積層はがれを低減でき、グリーンシートやセラミック基
板の信頼性と生産性が大幅に向上する効果がある。
【0051】又本発明によれば、低角度斜方照明により
グリーンシート表面の微小凹凸欠陥を光学検出し、透過
照明により内部欠陥を光学検出して、平滑化、2次微
分、2値化処理により、グリーンシートに生じる欠陥を
確実に顕在化できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のグリーンシートの製造方法の第1実施
例を示す図である。
【図2】本発明のグリーンシートの製造方法の第2実施
例を示す図である。
【図3】本発明の欠陥検出方法の第1実施例を示す図で
ある。
【図4】本発明の欠陥検出方法の第2実施例を示す図で
ある。
【図5】微小傾斜部における照明角度を拡散反射の関係
を示す図である。
【図6】微小傾斜部の拡散反射コントラストを示す図で
ある。
【図7】本発明に係る画像処理説明図である。
【図8】透過照明による欠陥検出説明図である。
【図9】印刷工程におけるパターンショート説明図であ
る。
【図10】しわ,すじ欠陥が生じる方向を示す図であ
る。
【図11】欠陥を示す図である。
【符号の説明】
1…グリーンシート、5…乾燥炉、6…光学検査装置、
7…カッタ、13…光学検査装置、10…パターン印刷
したグリーンシート、11…積層・焼結、22…斜方照
明ユニット、23…透過照明ユニット、24…レンズ、
25…検出器、31…2次微分回路。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月20日(1999.10.
20)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、セラミック基板用のグリーンシートの
製造方法において、キャステイング工程を経たグリーン
シートにこのグリーンシートの表面の法線方向に対して
斜方から第1の照明光を照射し、この第1の照明光の照
射によるグリーンシート表面からの反射光を検出し、グ
リーンシートの裏面から第2の照明光を照明し、この第
2の照明光の照射によるグリーンシート裏面からの透過
光を検出し、検出した反射光と透過光とに基いてグリー
ンシートの表面及び内部の欠陥を検出し、この検出した
欠陥の情報に基づいてキャステイング装置のキャステイ
ング条件を変更するようにした。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】又、上記目的を達成するために、本発明で
は、セラミック基板用のグリーンシートの製造方法にお
いて、キャステイング工程を経たグリーンシートの欠陥
を検出し、この検出した欠陥の情報に基づいてキャステ
イング装置の乾燥温度、湿度、風量、風速、ドクターブ
レードの高さのうち少なくとも一つの項目を調整するよ
うにした。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】更に、上記目的を達成するために、本発明で
は、セラミック基板用のグリーンシートの製造装置を、
キャステイング工程を経たグリーンシートを載置して少
なくとも1軸方向に移動可能な載置テーブル手段と、こ
の載置テーブル手段に載置されたグリーンシートの表面
にグリーンシートの表面の法線方向に対して斜方から照
明光を照射する第1の照明手段と、この第1の照明手段
により照射されてグリーンシートの表面で反射した反射
光を検出する第1の検出手段と、グリーンシートの裏面
に照明光を照射する第2の照明手段と、この第2の照明
手段により照射されてグリーンシートを透過した透過光
を検出する第2の検出手段と、第1の検出手段で反射光
を検出した信号と第2の検出手段により検出した前記透
過光を検出した信号とに基いてグリーンシートの表面及
び内部の欠陥を検出する欠陥検出手段と、この欠陥検出
手段で検出した欠陥の情報に基づいてキャステイング装
置のグリーンシートの製造条件を制御する制御手段とを
備えて構成した。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】また、上記目的を達成するために、本発明
では、セラミック基板用のグリーンシートの製造装置
を、グリーンシートをキャステイングするキャステイン
グ手段と、このキャステイング手段でキャステイングさ
れたグリーンシートの表面及び内部の欠陥を検出する欠
陥検出手段と、Kの欠陥検出手段で検出した欠陥の情報
に基づいてキャステイング装置の乾燥温度、湿度、風
量、風速、ドクターブレードの高さのうち少なくとも一
つの項目を調整する調整手段とを備えて構成した。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】削除

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミック基板用のグリーンシートの製造
    方法であって、キャステイング工程を経たグリーンシー
    トに該グリーンシートの表面の法線方向に対して斜方か
    ら第1の照明光を照射し、該第1の照明光の照射による
    前記グリーンシート表面からの反射光を検出し、前記グ
    リーンシートの裏面から第2の照明光を照明し、該第2
    の照明光の照射による前記グリーンシート裏面からの透
    過光を検出し、前記検出した反射光と透過光とに基いて
    前記グリーンシートの表面及び内部の欠陥を検出し、該
    検出した欠陥の情報に基づいてキャステイング装置のキ
    ャステイング条件を変更することを特徴とするグリーン
    シートの製造方法。
  2. 【請求項2】前記第1の照明光を、前記キャステイング
    工程における前記グリーンシートの進行方向に対して3
    0°〜90°の方向から照射することを特徴とする請求
    項1記載のグリーンシートの製造方法。
  3. 【請求項3】前記第1の照明光を、前記グリーンシート
    の表面の法線方向に対して75度以上の角度の方向から
    照射することを特徴とする請求項1記載のグリーンシー
    トの製造方法。
  4. 【請求項4】前記検出した欠陥の情報が、欠陥の発生頻
    度、種類、分布の少なくとも一つを含むことを特徴とす
    る請求項1記載のグリーンシートの製造方法。
  5. 【請求項5】前記検出した欠陥の情報に基づいて変更す
    る前記キャステイング装置のキャステイング条件が、前
    記キャステイング工程における乾燥温度、湿度、風量、
    風速、ドクターブレードの高さ調整のうち少なくとも一
    つの項目を含むことを特徴とする請求項1記載のグリー
    ンシートの製造方法。
  6. 【請求項6】セラミック基板用のグリーンシートの製造
    方法であって、キャステイング工程を経たグリーンシー
    トの欠陥を検出し、該検出した欠陥の情報に基づいてキ
    ャステイング装置の乾燥温度、湿度、風量、風速、ドク
    ターブレードの高さのうち少なくとも一つの項目を調整
    することを特徴とするグリーンシートの製造方法。
  7. 【請求項7】前記検出する欠陥が、ひび割れや、すじ、
    しわ、ふくれ、へこみ、ブローホール等のグリーンシー
    トの表面及び内部の欠陥であり、該表面及び内部の欠陥
    を、光学的に検出することを特徴とする請求項6記載の
    グリーンシートの製造方法。
  8. 【請求項8】前記グリーンシートの表面及び内部の欠陥
    を光学的に検出することを、前記グリーンシートの表面
    に照射した第1の照明光による前記グリーンシートの表
    面からの反射光と前記グリーンシートの裏面に照射した
    第2の照明光により前記グリーンシートを透過した透過
    光とをそれぞれ検出することにより行うことを特徴とす
    る請求項6記載のグリーンシートの製造方法。
  9. 【請求項9】前記検出するグリーンシートの表面または
    内部の欠陥が、幅あるいは直径が0.1〜2mm程度の
    微小な凹凸欠陥であることを特徴とする請求項6記載の
    グリーンシートの製造方法。
  10. 【請求項10】セラミック基板用のグリーンシートの製
    造装置であって、キャステイング工程を経たグリーンシ
    ートを載置して少なくとも1軸方向に移動可能な載置テ
    ーブル手段と、該載置テーブル手段に載置された前記グ
    リーンシートの表面に該グリーンシートの表面の法線方
    向に対して斜方から照明光を照射する第1の照明手段
    と、該第1の照明手段により照射されて前記グリーンシ
    ートの表面で反射した反射光を検出する第1の検出手段
    と、前記グリーンシートの裏面に照明光を照射する第2
    の照明手段と、該第2の照明手段により照射されて前記
    グリーンシートを透過した透過光を検出する第2の検出
    手段と、前記第1の検出手段で前記反射光を検出した信
    号と前記第2の検出手段とにより検出した前記透過光を
    検出した信号とに基いて前記グリーンシートの表面及び
    内部の欠陥を検出する欠陥検出手段と、該欠陥検出手段
    で検出した欠陥の情報に基づいてキャステイング装置の
    グリーンシートの製造条件を制御する制御手段とを備え
    たことを特徴とするグリーンシートの製造装置。
  11. 【請求項11】前記第1の照明手段が、前記キャステイ
    ング工程における前記グリーンシートの進行方向に対し
    て30°〜90°の方向から前記グリーンシートを照明
    することを特徴とする請求項10記載のグリーンシート
    の製造装置。
  12. 【請求項12】前記制御手段は、前記欠陥検出手段で検
    出した欠陥の情報に基づいて、前記キャステイング装置
    のグリーンシートの製造条件のうち、乾燥温度、湿度、
    風量、風速、ドクターブレードの高さ調整うち少なくと
    も1つを制御することを特徴とする請求項10記載のグ
    リーンシートの製造装置。
  13. 【請求項13】セラミック基板用のグリーンシートの製
    造装置であって、グリーンシートをキャステイングする
    キャステイング手段と、該キャステイング手段でキャス
    テイングされたグリーンシートの表面及び内部の欠陥を
    検出する欠陥検出手段と、該欠陥検出手段で検出した欠
    陥の情報に基づいて前記キャステイング装置の乾燥温
    度、湿度、風量、風速、ドクターブレードの高さのうち
    少なくとも一つの項目を調整する調整手段とを備えたこ
    とを特徴とするグリーンシートの製造装置。
  14. 【請求項14】前記欠陥検出手段は、前記グリーンシー
    トの表面を照明する第1の照明部と、該第1の照明部に
    より照明されて前記グリーンシートの表面で反射した光
    を検出する第1の検出部と、前記グリーンシートの裏面
    を照明する第2の照明部と、該第2の照明部により照明
    された前記グリーンシートを透過した透過光を検出する
    第2の検出部と、前記第1の検出部と前記第2の検出部
    との出力に基づいて前記グリーンシートの表面または内
    部の欠陥を検出する欠陥件判定部とを備えたことを特徴
    とする請求項13記載のグリーンシートの製造装置。
  15. 【請求項15】前記欠陥検出手段は、グリーンシートの
    表面及び内部の、幅あるいは直径が0.1〜2mm程度
    の微小な凹凸欠陥を検出することを特徴とする請求項1
    3記載のグリーンシートの製造装置。
JP11269859A 1999-09-24 1999-09-24 グリ―ンシ―トの製造方法およびその装置 Pending JP2000094429A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11269859A JP2000094429A (ja) 1999-09-24 1999-09-24 グリ―ンシ―トの製造方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11269859A JP2000094429A (ja) 1999-09-24 1999-09-24 グリ―ンシ―トの製造方法およびその装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP40305590A Division JP3006090B2 (ja) 1990-12-18 1990-12-18 グリーンシートの製造方法並びにグリーンシートの検査方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000094429A true JP2000094429A (ja) 2000-04-04

Family

ID=17478206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11269859A Pending JP2000094429A (ja) 1999-09-24 1999-09-24 グリ―ンシ―トの製造方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000094429A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009294189A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Jfe Steel Corp プレス部品の欠陥検出方法
JP2011053190A (ja) * 2009-09-04 2011-03-17 Nippon Shokubai Co Ltd 固体酸化物形燃料電池の固体電解質膜用セラミックシートの検査方法および当該セラミックシートの製造方法
JP2012002648A (ja) * 2010-06-16 2012-01-05 Naoetsu Electronics Co Ltd ウエハ欠陥検査装置
CN113263605A (zh) * 2015-06-29 2021-08-17 康宁股份有限公司 生产线、方法、以及烧结制品
US11577427B2 (en) 2015-06-29 2023-02-14 Corning Incorporated Manufacturing system, process, article, and furnace

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009294189A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Jfe Steel Corp プレス部品の欠陥検出方法
JP2011053190A (ja) * 2009-09-04 2011-03-17 Nippon Shokubai Co Ltd 固体酸化物形燃料電池の固体電解質膜用セラミックシートの検査方法および当該セラミックシートの製造方法
JP2012002648A (ja) * 2010-06-16 2012-01-05 Naoetsu Electronics Co Ltd ウエハ欠陥検査装置
CN113263605A (zh) * 2015-06-29 2021-08-17 康宁股份有限公司 生产线、方法、以及烧结制品
CN113263605B (zh) * 2015-06-29 2023-02-03 康宁股份有限公司 生产线、方法、以及烧结制品
US11577427B2 (en) 2015-06-29 2023-02-14 Corning Incorporated Manufacturing system, process, article, and furnace
US11629915B2 (en) 2015-06-29 2023-04-18 Corning Incorporated Method of manufacturing ceramic tape
US11745385B2 (en) 2015-06-29 2023-09-05 Corning Incorporated Manufacturing system, process, article, and furnace
US11768032B2 (en) 2015-06-29 2023-09-26 Corning Incorporated Method of manufacturing ceramic tape
US11919196B2 (en) 2015-06-29 2024-03-05 Corning Incorporated Manufacturing system, process, article, and furnace
US11953264B2 (en) 2015-06-29 2024-04-09 Corning Incorporated Manufacturing line, process, and sintered article

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101444474B1 (ko) 검사 장치
JP4713279B2 (ja) 照明装置及びこれを備えた外観検査装置
JP2010266284A (ja) 非点灯検査装置
JP2007303853A (ja) 端部検査装置
TWI773032B (zh) 一種拱形照明裝置、具有其之成像系統及成像方法
KR20200014532A (ko) 이미지 센서를 이용한 표면결함 검사장치 및 검사방법
JP5245212B2 (ja) 端部検査装置
JP5540849B2 (ja) 金属の欠陥検出方法及び欠陥検出装置
JP3006090B2 (ja) グリーンシートの製造方法並びにグリーンシートの検査方法及びその装置
JP2000094429A (ja) グリ―ンシ―トの製造方法およびその装置
JP2004309287A (ja) 欠陥検出装置、および欠陥検出方法
JP5234038B2 (ja) 金属の欠陥検出方法
JP2003263627A (ja) 画像取り込み装置
WO2022224636A1 (ja) 検査装置
JP3349069B2 (ja) 表面検査装置
JP2001215197A (ja) 透明シートの検査方法および装置
JP2001041720A (ja) 欠陥検出方法および装置
JP2004125396A (ja) 駆動伝達ベルトの検査方法
JPH08304295A (ja) 表面欠陥検出方法および装置
JPH0695077B2 (ja) ガラス壜の底面検査装置
JPH10111252A (ja) ガラス板の欠点検出装置
JPH08233749A (ja) 印刷面検査装置
JPH08304300A (ja) プリント基板のパターン検査方法及び装置及びプリント基板の製造方法
KR100591440B1 (ko) 코팅막의 얼룩 검사방법 및 장치
JPH0715111A (ja) グリーンシートの製造方法及びその装置並びにグリーンシートの欠陥検出方法及びその装置