JP2000093658A - 遊戯設備 - Google Patents

遊戯設備

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JP2000093658A
JP2000093658A JP10271372A JP27137298A JP2000093658A JP 2000093658 A JP2000093658 A JP 2000093658A JP 10271372 A JP10271372 A JP 10271372A JP 27137298 A JP27137298 A JP 27137298A JP 2000093658 A JP2000093658 A JP 2000093658A
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JP10271372A
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Ryuichi Matsuzaki
龍一 松崎
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Nishio Rent All Co Ltd
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Nishio Rent All Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊戯設備の施工期間の短縮化と工事費の低廉
化とを図るとともに、遊戯設備の配置替え作業や移動作
業或いは撤去作業も、構成部品を再利用できる状態で能
率良く容易に行うことができ、しかも、損傷部分の取替
えといったメンテナンス作業も経費の節減を図りながら
簡便に行う事ができるようにする。 【解決手段】 複数の方形状の弾性マット1Aと、弾性
マット1Aの厚みよりも大なる高さH及び幅Wを備えた
角柱体状で、かつ、敷設された弾性マット1Aの外周縁
に沿って配置される複数の弾性ブロック2Aとが備えら
れ、各弾性ブロック2Aの長さL1が、弾性マット1A
の一辺の長さLと同一に構成され、更に、弾性マット1
Aと弾性ブロック2Aとの接当面相当箇所及び弾性ブロ
ック2A同士の接当面相当箇所の各々には、脱着自在な
接合手段7が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、スーパ
ーマーケットや百貨店等の店舗内の特定箇所に構成され
る幼児を対象としたちびっこ広場や休憩場等の遊戯設備
で、詳しくは、遊戯エリアの床面に敷設された弾性マッ
ト上で幼児が安全に遊べるように構成してある遊戯設備
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来では、店舗内の特定箇所にちびっこ
広場等の遊戯設備を製作する場合、その遊戯設備を受注
した内装業者が椅子等の製作に熟知した専門職人に発注
し、その専門職人が、施工現場において、遊戯エリアの
床面形状に応じた各種形状の複数の弾性マットを製作し
て、その各種形状の弾性マットを敷設しながら接着剤や
釘等で床面に固定するとともに、敷設された弾性マット
の周囲の主要箇所を、床面に据付け固定された木製の壁
体で区画形成する。この壁体の壁面を弾性材と可撓性の
シートとで被覆処理するとともに、前記弾性マットの周
囲の腰掛け構成箇所には、その構成箇所の大きさ、形状
に基づいて木材で製作されたブロック状の腰掛け枠を据
付け固定したのち、該腰掛け枠の周囲を弾性材と可撓性
のシートとで被覆処理していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来では、遊戯設備を
構成する箇所のスペース(遊戯エリア)の形状に応じ
て、その都度受注した現地の業者に全ての構成部品を製
作させるため、遊戯設備の施工期間が長くなるばかりで
なく、工事費も高騰化し、しかも、使用に伴って構成部
品の一部が破損した場合には、その構成部品の取替えに
多くの手間を要するばかりでなく、該構成部品と同一の
ものを新たに製作しなければならないため、メンテナン
ス作業の煩雑化と取替え費用の高騰化を招来し易い。更
に、この種の遊戯設備では、一般に、売場面積に含まれ
ない場所等が一時的に利用されるケースが多いため、定
期的又は不定期適に遊戯設備を次の指定箇所に移動させ
る必要が生じるが、従来では、前述の如く全ての構成部
品が接着剤や釘等で据付け固定されているため、その撤
去作業に多くの手間と労力を要するとともに、撤去時に
構成部品の損傷を招来し易く、遊戯設備の移動にも多大
の経費と労力を要する問題があった。
【0004】本発明は、上述の実状に鑑みて為されたも
のであって、その主たる課題は、遊戯設備の施工期間の
短縮化と工事費の低廉化とを図ることができるととも
に、遊戯設備の模様替えに伴う配置替え作業や遊戯エリ
アの変更に伴う移動作業、或いは、遊戯設備の撤去作業
も、構成部品を再利用できる状態で能率良く容易に行う
ことができ、しかも、使用に伴う損傷部分の取替えとい
ったメンテナンス作業も経費の節減を図りながら簡便に
行うことができる遊戯設備を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による
遊戯設備の特徴構成は、床面に敷設される複数の方形状
の弾性マットと、該弾性マットの厚みよりも大なる高さ
及び幅を備えた角柱体状で、かつ、敷設された弾性マッ
トの外周縁に沿って床面上に配置される複数の弾性ブロ
ックとが備えられているとともに、前記各弾性ブロック
の長さが、前記弾性マットの一辺の長さと同一又はほぼ
同一に構成され、更に、前記弾性マットと弾性ブロック
との接当面相当箇所及び弾性ブロック同士の接当面相当
箇所の各々には、脱着自在な接合手段が設けられている
点にある。上記特徴構成によれば、例えば、スーパーマ
ーケットや百貨店などの店舗内の特定箇所にちびっこ広
場等の遊戯設備を製作する場合、床面に複数の方形状の
弾性マットを敷設したのち、その敷設された弾性マット
の外周縁に沿って複数の弾性ブロックを配置することに
より、弾性マットの厚みよりも大なる高さ及び幅を備え
た角柱体状の弾性ブロックをもって、遊戯エリアを明確
に区画形成することができる。しかも、前記弾性マット
の外周縁に沿って配置される弾性ブロックの隣接するも
の同士を、それらの接当面相当箇所に設けた接合手段を
介して簡易に接合することができるばかりでなく、この
弾性ブロックを弾性マットに対してもそれの接当面相当
箇所に設けた接合手段を介して簡易に接合することがで
きるから、幼児の遊びに伴って各種の衝撃力が作用して
も、弾性マット及び弾性ブロックを所定位置に確実に保
持することができるのみならず、前記各接合手段の持つ
脱着機能を利用して、弾性マット及び弾性ブロックの配
置替えや移動或いは撤去作業を容易に行うことができる
とともに、弾性マット又は弾性ブロックの一部が使用に
伴って損傷しても、その損傷した弾性マット又は弾性ブ
ロックのみを簡易に取替えることができる。更に、前記
各弾性ブロックの長さを、弾性マットの一辺の長さと同
一又はほぼ同一に統一構成することによって、構成部品
の種類を減少することができるばかりでなく、この規格
化された弾性マット及び弾性ブロックを持って遊戯エリ
アの主要部を構成することができるから、遊戯エリアの
特殊形状箇所に対応した少数の弾性マット及び弾性ブロ
ック等を新たに製作するだけで済む。従って、規格化さ
れた弾性マット及び弾性ブロックの量産化によって製造
コストの低廉化を図ることができることと、複数の弾性
マット及び弾性ブロックを脱着自在な接合手段を介して
簡易に接合又は分離することができることとの相乗によ
り、遊戯設備の施工期間の短縮化と工事費の低廉化とを
図ることができ、しかも、遊戯設備の模様替えに伴う配
置替え作業や遊戯エリアの変更に伴う移動作業、或い
は、遊戯設備の撤去作業も、構成部品を再利用できる状
態で能率良く容易に行うことができるとともに、使用に
伴う損傷部分の取替えといったメンテナンス作業も経費
の節減を図りながら簡便に行うことができる。
【0006】本発明の請求項2による遊戯設備の特徴構
成は、前記弾性ブロックの長さ及び幅と同一又はほぼ同
一の長さ及び幅に構成された発泡樹脂製の物品収納具
が、前記弾性ブロックの隣接間に選択的に配置可能に構
成されている点にある。上記特徴構成によれば、靴や本
等の物品を収納する物品収納具の長さ及び幅を、弾性ブ
ロックの長さ及び幅と同一又はほぼ同一に統一すること
により、遊戯上必要となる物品収納具を、弾性ブロック
との調和を崩すことなく遊戯エリアを区画形成するため
の構成部材として有効利用することができる。しかも、
敷設された弾性マットの外周縁に沿って床面上に配置さ
れる物品収納具が発泡樹脂製であるから、遊戯設備の模
様替えに伴う配置替え作業時や遊戯エリアの変更に伴う
移動作業時等において、物品収納具を少ない労力で容易
に取り扱うことができるとともに、幼児が当った際の衝
撃も効果的に吸収緩和することができる。
【0007】本発明の請求項3による遊戯設備の特徴構
成は、前記弾性ブロックが、木製の芯材の所要箇所を柔
軟な弾性材及びそれの外面を覆うシートで被覆処理して
ある第1弾性ブロックと、発泡樹脂製の芯材の所要箇所
を柔軟な弾性材及びそれの外面を覆うシートで被覆処理
してある第2弾性ブロックとから構成されている点にあ
る。上記特徴構成によれば、敷設された弾性マットの外
周縁に沿って弾性ブロックを配置する際、遊戯に伴って
大きな外力が加えられ易く、かつ、その加えられた外力
を単独で受け止める必要のある箇所には、木製の芯材を
備えた重量のある第1弾性ブロックを配置することによ
り、該第1弾性ブロックを外力に抗して所定位置に保持
するための止め構造の簡素化を図ることができる。ま
た、遊戯中に大きな外力を加えられる可能性が低い、又
は、大きな外力が加えられても壁や柱等の固定部で分散
して受け止めることのできる箇所には、発泡樹脂製の芯
材を備えた軽量な第2弾性ブロックを配置することによ
り、総合での弾性ブロックの取り扱い負担を極力軽減す
ることができる。
【0008】本発明の請求項4による遊戯設備の特徴構
成は、前記弾性ブロックの底面に、高摩擦係数の滑り止
め手段が付設されている点にある。上記特徴構成によれ
ば、床面に配置された弾性ブロックのずれ動きを抑制す
ることができるから、弾性ブロックの隣接するもの同士
を脱着自在に接合する接合手段、及び、弾性ブロックと
弾性マットとを脱着自在に接合する接合手段の簡素化を
図ることができる。
【0009】本発明の請求項5による遊戯設備の特徴構
成は、前記弾性ブロックの高さが330〜390mmに
構成されている点にある。上記特徴構成によれば、弾性
ブロックの高さが、幼児の平均年齢での平均脚長に相当
する又はそれに近い数値である330〜390mmに構
成されているから、幼児が弾性ブロックに腰掛けたと
き、足が接地する安定姿勢で着座させることができる。
【0010】本発明の請求項6による遊戯設備の特徴構
成は、前記物品収納具が、少なくとも前方及び上方に開
口する複数の収納室を左右方向に区画形成してあり、か
つ、上下方向に多段積み可能な収納本体と、収納本体の
上面に載置される蓋体とを備え、更に、前記収納本体の
上面には嵌合凸部又は嵌合凹部を形成するとともに、前
記収納本体の底面及び蓋体の下面の各々には、前記収納
本体の嵌合凸部又は嵌合凹部に対して上下方向から脱着
自在に嵌合する嵌合凹部又は嵌合凸部が形成されている
点にある。上記特徴構成によれば、前記収納本体の積み
重ね数を変更するだけで、最大遊戯人数に対応した数の
収納室を簡単に得ることができるばかりでなく、積み重
ねられた収納本体同士、及び、最上部に位置する収納本
体と蓋体とはそれぞれ凹凸部を介して嵌合連結されてい
るから、組付けられた物品収納具が幼児との接当によっ
て分解飛散することを抑制することができる。
【0011】本発明の請求項7による遊戯設備の特徴構
成は、前記物品収納具が、上方に開口する収納室を備え
た収納本体と、該収納本体の収納室を複数に区画形成す
る脱着自在な仕切り壁体とから構成されている点にあ
る。上記特徴構成によれば、仕切り壁体を脱着操作する
だけで、収納本体の収納室を遊戯具等の収納物品の種類
に応じて自由にへ変更することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1〜図3は、
スーパーマーケットや百貨店等の店舗内の特定箇所に構
成される幼児を対象としたちびっこ広場や休憩場等の遊
戯設備を示し、床面に敷設される複数の長方形状(方形
状の一例)の第1弾性マット1Aと、該第1弾性マット
1Aの短辺と同じ寸法で等辺に構成され、かつ、第1弾
性マット1Aと同じ厚みtに構成された複数の正方形状
(方形状の一例)の第2弾性マット1Bと、前記弾性マ
ット1A,1Bの厚みtよりも大なる高さH及び幅Wを
有する四角柱体状(角柱体状の一例)で、かつ、敷設さ
れた弾性マット1A,1Bの外周縁に沿って床面上に配
置される複数の主弾性ブロック2Aと、該主弾性ブロッ
ク2Aの高さH及び幅Wと同一寸法の高さ及び幅に構成
され、かつ、主弾性ブロック2Aの長さL1の1/2の
長さL2に構成された直方体状の複数の副弾性ブロック
2Bと、物品の一例である靴を収納する発泡スチロール
製(発泡樹脂製の一例)の第1物品収納具3と、物品の
一例であるボールや本等の遊戯具を収納する発泡スチ
ロール製(発泡樹脂製の一例)の第2物品収納具4と、
壁面に沿って配設される複数の壁マット5と、主弾性ブ
ロック2Aの高さH及び幅Wと同一寸法の座面高さ及び
座面奥行き幅(前後方向幅)に構成された椅子6とが備
えられている。
【0013】そして、前記各主弾性ブロック2Aの長さ
L1が、前記第1弾性マット1Aの短辺(又は第2弾性
マット1Bの一辺)の長さLと同一又はほぼ同一に構成
されているとともに、前記第1弾性マット1Aの長辺が
短辺の二倍の長さに構成され、更に、前記各弾性マット
1A,1Bと各弾性ブロック2A,2Bとの接当面相当
箇所と、各弾性ブロック2A,2B同士の接当面相当箇
所、及び、各弾性マット1A,1B同士の接当面相当箇
所の各々には、脱着自在な接合手段の一例である面ファ
スナー7を構成する雌雄の接合テープが縫着されてい
る。一方の接合テープには、多数の繊維状のループ体が
形成され、他方の接合テープには、前記ループ体に対し
て係合自在な多数の係止体が形成されているとともに、
前記係止体の形状としては鈎状又はマッシュルーム状の
ものが存在する。また、前記第1物品収納具3及び第2
物品収納具4の各々が、前記各弾性ブロック2A,2B
の隣接間に選択的に配置可能で、かつ、主弾性ブロック
2Aの長さL1及び幅Wと同一又はほぼ同一の長さ及び
幅に構成されている。
【0014】前記第1弾性マット1Aは、図4に示すよ
うに、厚さ5mmの木製(例えば、ベニヤ)の底板1a
の上面に、チップウレタンを厚さ50mmの偏平直方体
状に成形した柔軟な弾性材1bを接着したのち、底板1
a及び弾性材1bの所要箇所を覆う、つまり、弾性材1
bの外側面全体と底板1aの裏面の周縁とを覆う合成樹
脂製又は布製のマットシート(例えば、厚さ0.45m
mの防汚加工が施されたターポリンシート)1cを粘着
テープや釘等の適宜止着手段で取付けて構成されてい
る。この第1弾性マット1Aの短辺は900mmで、長
辺は1800mmに構成されている。また、前記第2弾
性マット1Bは、第1弾性マット1Aの短辺と同じ寸法
(900mm )で等辺に構成されている以外、構造は
上述した第1弾性マット1Aと同一に構成されている。
【0015】前記主弾性ブロック2A及び副弾性ブロッ
ク2Bの各々は、図5、図6に示すように、木製の芯材
2aを備えた第1弾性ブロックと、発泡スチロール製
(発泡樹脂製の一例)の芯材2dを備えた第2弾性ブロ
ックとから構成されている。前記第1弾性ブロックは、
図5に示すように、厚さ9mmの木製の板材(例えば、
ベニヤ)を用いて中空凸状に組み立てられた芯材2aの
所要箇所、つまり、底面を除く五つの面に、チップウレ
タンを厚さ30mmの偏平直方体状に成形した柔軟な弾
性材2bを接着剤等で貼り付けたのち、それらの外面の
所要箇所、つまり、弾性材2bの外側面全体と芯材2a
の底面の周縁とを覆う合成樹脂製又は布製のシート2c
(例えば、厚さ0.45mmの防汚加工が施されたター
ポリンシート)で被覆処理して構成されている。前記第
2弾性ブロックは、図6に示すように、厚さ9mmの木
製(例えば、ベニヤ)の底板2eの上面に、中実の六面
体状に成形された発泡スチロール製(発泡樹脂製の一
例)の芯材2dを接着剤等で固着し、この芯材2dの所
要箇所、つまり、底面を除く五つの面に、チップウレタ
ンを厚さ30mmの偏平直方体状に成形した柔軟な弾性
材2bを接着剤等で貼り付けたのち、それらの外面の所
要箇所、つまり、弾性材2bの外側面全体と底板2eの
底面の周縁とを覆う合成樹脂製又は布製のシート(例え
ば、厚さ0.45mmの防汚加工が施されたターポリン
シート)2cで被覆処理して構成されている。
【0016】また、前記主弾性ブロック2Aの長さは9
00mm、高さは330〜390mm、好ましくは36
0mm、幅Wは450mmにそれぞれ構成されており、
更に、前記副弾性ブロック2Bも主弾性ブロック2Aと
同様に、その長さは900mm、高さは330〜390
mm、好ましくは360mm、幅Wは450mmにそれ
ぞれ構成されている。つまり、前記副弾性ブロック2B
は、主弾性ブロック2Aの長さL1の半分に構成されて
いる以外、構造は主弾性ブロック2Aと同一に構成され
ている。更に、図7に示すように、前記主弾性ブロック
2Aの底面及び副弾性ブロック2Bの底面の各々には、
高摩擦係数の滑り止め手段の一例で、多数の球状体が格
子に連続する状態で成形された柔軟な合成ゴム製の滑り
止めネット8が付設されている。
【0017】前記椅子6は、図8に示すように、厚さ9
mmの木製(例えば、ベニヤ)の底板6aの上面に、厚
さ9mmの木製の板材(例えば、ベニヤ)を用いて組み
立てられた背持たれ板6b付の台枠6cを固定し、この
台枠6cの所要箇所、つまり、底面及び背面を除く五つ
の面に、チップウレタンを厚さ30mmの偏平直方体状
に成形した柔軟な弾性材6dを接着剤等で貼り付けたの
ち、それらの外面の所要箇所、つまり、弾性材6dの外
側面全体と底板6aの底面の周縁とを覆う合成樹脂製又
は布製のシート6e(例えば、厚さ0.45mmの防汚
加工が施されたターポリンシート)で被覆処理して構成
されている。また、前記椅子6と弾性マット1A,1B
との接当面相当箇所、及び、椅子6と各弾性ブロック2
A,2Bとの接当面相当箇所の各々には、脱着自在な接
合手段の一例である面ファスナー7を構成する雌雄の接
合テープが縫着されている。前記椅子6の長さは900
mm、座面高さは330〜390mm、好ましくは36
0mm、座面奥行き幅Wは450mm、背もたれ部の最
大高さは900mmにそれぞれ構成されている。
【0018】前記第1物品収納具3は、図9に示すよう
に、前方及び上方に開口する複数の収納室3aを左右方
向に区画形成してあり、かつ、上下方向に多段積み可能
な複数の発泡スチロール製の収納本体3Aと、該収納本
体3Aの上面に各収納室3aを覆う状態で載置される発
泡スチロール製の蓋体3Bとを備え、更に、前記各収納
本体3Aのうち、収納室3aを区画形成する左右の側板
3b及び仕切板3cの各上面には、それの長手方向に沿
って上方に突出する嵌合凸部3dを形成するとともに、
前記収納本体3Aの底面及び蓋体3Bの下面の各々に
は、前記収納本体3Aの嵌合凸部3dに対して上下方向
から脱着自在に嵌合する嵌合凹部3eが形成されてい
る。
【0019】前記第2物品収納具4は、図10に示すよ
うに、上方に開口する二つの収納室4aを左右方向で区
画形成してあり、かつ、上面が前下がりの傾斜面に形成
された発泡スチロール製の収納本体4Aと、該収納本体
4Aの各収納室4aを左右方向で二つに区画形成するた
めの発泡スチロール製の第1仕切り壁体4Bと、前記各
収納室4aを前後方向で二つに区画形成するための発泡
スチロール製の第2仕切り壁体4C、及び、前記第2仕
切り壁体4Cで区画形成された収納室4aを更に左右方
向で二つに区画形成するための発泡スチロール製の第3
仕切り壁体4Dとから構成されている。また、前記収納
本体4Aの各収納室4aの内面のうち、前後方向で相対
向する内面の左右中央位置の各々には、前記第1仕切り
壁体4B及び第3仕切り壁体4Dを上下方向から脱着自
在に嵌合保持する第1取付け溝4bが形成されていると
ともに、前記各収納室4aの左右方向で相対向する内面
の前後中央位置の各々には、前記第2仕切り壁体4Cを
上下方向から脱着自在に嵌合保持する第2取付け溝4d
が形成されている。更に、前記第2仕切り壁体4Cと第
3仕切り壁体4Dには、互いに上下方向から嵌合するス
リット4eが形成されている。
【0020】前記壁マット5は、中実の偏平六面体状に
成形された発泡スチロール製(発泡樹脂製の一例)の芯
材の所要箇所、つまり、背面を除く五つの面に、チップ
ウレタンを厚さ30mmの偏平直方体状に成形した柔軟
な弾性材を接着剤等で貼り付けたのち、それらの外面の
所要箇所、つまり、弾性材の外側面全体と芯材の底面の
周縁とを覆う合成樹脂製又は布製のシート(例えば、厚
さ0.45mmの防汚加工が施されたターポリンシー
ト)2cで被覆処理して構成されている。この壁マット
5の短辺は600mmで、長辺は900mmに構成され
ている。
【0021】〔第2実施形態〕図11に示すように、前
記主弾性ブロック2Aの長さL1及び高さHと同一寸法
の三角柱状体に形成された補助弾性ブロック10と、前
記主弾性ブロック2Aの側面に脱着自在な接合手段の一
例である面ファスナー7を介して接合されるタイヤ状弾
性クッション11と、、前記主弾性ブロック2Aの上面
に脱着自在な接合手段の一例である面ファスナー(図示
せず)を介して接合されるハンドル状弾性クッション1
2と、前記補助弾性ブロック10の傾斜面に脱着自在な
接合手段の一例である面ファスナー(図示せず)を介し
て接合されるライト状弾性クッション13とを準備し
て、遊戯エリア内に、ボール等の遊戯具を収納する自動
車形のプールを構成して実施してもよい。尚、その他の
構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるか
ら、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を
付記してそれの説明は省略する。
【0022】〔その他の実施形態〕 (1) 上述の実施形態では、第1物品収納具3の収納
本体3Aの上面に嵌合凸部3dを形成し、収納本体3A
の底面及び蓋体3Bの下面の各々に、他の収納本体3A
の嵌合凸部3dに対して上下方向から脱着自在に嵌合す
る嵌合凹部3eを形成したが、これとは逆に、前記第1
物品収納具3の収納本体3Aの上面に嵌合凹部3eを形
成し、収納本体3Aの底面及び蓋体3Bの下面の各々
に、他の収納本体3Aの嵌合凹部3eに対して上下方向
から脱着自在に嵌合する嵌合凸部3dを形成して実施し
てもよい。また、前記嵌合凸部3d及び嵌合凹部3eの
形状、大きさ、数等は使用条件に応じて適宜変更可能で
ある。 (2) 上述の実施形態では、前記主弾性ブロック2A
を四角柱体状に構成したが、六角柱体や台形柱体等の他
の角柱体状に構成して実施してもよい。 (3) また、前記各弾性マット1A,1B及び各弾性
ブロック2A,2Bの断面形状、材質、大きさ等は使用
条件に応じて適宜変更可能であり、更に、前記両物品収
納具3,4、壁マット5、椅子6の各々の断面形状、材
質、大きさ等も使用条件に応じて適宜変更可能である。 (4) 上述の実施形態では、前記脱着自在な接合手段
7として面ファスナーを用いたが、ホックや粘着テープ
等を用いて実施しても良い。 (5) 上述の実施形態では、床面に敷設される方形状
の弾性マットとして、900mm×1800mmの長方
形状に形成された第1弾性マット1Aと、900mm×
900mmの正方形状に形成された第2弾性マット1B
とから構成したが、いずれか一方の弾性マット1A又は
1Bだけで実施してもよく、更に、この方形状に形成さ
れる弾性マットの一辺の長さを、上述の実施形態で説明
した寸法以外の寸法に構成して実施してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遊戯設備の第1実施形態を示す分解斜
視図
【図2】施工後の遊戯設備の斜視図
【図3】要部の分解斜視図
【図4】第1弾性マットの一部切り欠き斜視図
【図5】第1弾性ブロックの破断斜視図
【図6】第2弾性ブロックの破断斜視図
【図7】主弾性ブロックの底面側の斜視図
【図8】椅子の破断斜視図
【図9】(イ)は、第1物品収納具の分解斜視図 (ロ)は、第1物品収納具の組付け後の斜視図
【図10】第2物品収納具の組付け後の斜視図
【図11】本発明の遊戯設備の第2実施形態を示す斜視
【符号の説明】
1A 弾性マット(第1弾性マット) 1B 弾性マット(第2弾性マット) 2A 弾性ブロック(主弾性ブロック) 3 物品収納具(第1物品収納具) 3A 収納本体 3B 蓋体 3a 収納室 3d 嵌合凸部 3e 嵌合凹部 4 物品収納具(第2物品収納具) 4A 収納本体 4B 仕切り壁体(第1仕切り壁体) 4C 仕切り壁体(第2仕切り壁体) 4D 仕切り壁体(第3仕切り壁体) 4a 収納室 7 接合手段(面ファスナー) 8 滑り止め手段(滑り止めネット)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に敷設される複数の方形状の弾性マ
    ットと、該弾性マットの厚みよりも大なる高さ及び幅を
    備えた角柱体状で、かつ、敷設された弾性マットの外周
    縁に沿って床面上に配置される複数の弾性ブロックとが
    備えられているとともに、前記各弾性ブロックの長さ
    が、前記弾性マットの一辺の長さと同一又はほぼ同一に
    構成され、更に、前記弾性マットと弾性ブロックとの接
    当面相当箇所及び弾性ブロック同士の接当面相当箇所の
    各々には、脱着自在な接合手段が設けられている遊戯設
    備。
  2. 【請求項2】 前記弾性ブロックの長さ及び幅と同一又
    はほぼ同一の長さ及び幅に構成された発泡樹脂製の物品
    収納具が、前記弾性ブロックの隣接間に選択的に配置可
    能に構成されている請求項1記載の遊戯設備。
  3. 【請求項3】 前記弾性ブロックが、木製の芯材の所要
    箇所を柔軟な弾性材及びそれの外面を覆うシートで被覆
    処理してある第1弾性ブロックと、発泡樹脂製の芯材の
    所要箇所を柔軟な弾性材及びそれの外面を覆うシートで
    被覆処理してある第2弾性ブロックとから構成されてい
    る請求項1又は2記載の遊戯設備。
  4. 【請求項4】 前記弾性ブロックの底面には、高摩擦係
    数の滑り止め手段が付設されている請求項1〜3のいず
    れか1項に記載の遊戯設備。
  5. 【請求項5】 前記弾性ブロックの高さが330〜39
    0mmに構成されている請求項1〜4のいずれか1項に
    記載の遊戯設備。
  6. 【請求項6】 前記物品収納具が、少なくとも前方及び
    上方に開口する複数の収納室を左右方向に区画形成して
    あり、かつ、上下方向に多段積み可能な収納本体と、収
    納本体の上面に載置される蓋体とを備え、更に、前記収
    納本体の上面には嵌合凸部又は嵌合凹部を形成するとと
    もに、前記収納本体の底面及び蓋体の下面の各々には、
    前記収納本体の嵌合凸部又は嵌合凹部に対して上下方向
    から脱着自在に嵌合する嵌合凹部又は嵌合凸部が形成さ
    れている請求項2記載の遊戯設備。
  7. 【請求項7】 前記物品収納具が、上方に開口する収納
    室を備えた収納本体と、該収納本体の収納室を複数に区
    画形成する脱着自在な仕切り壁体とから構成されている
    請求項2記載の遊戯設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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