JP2000092083A - 車両搭載用電子制御装置 - Google Patents

車両搭載用電子制御装置

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JP2000092083A
JP2000092083A JP26334998A JP26334998A JP2000092083A JP 2000092083 A JP2000092083 A JP 2000092083A JP 26334998 A JP26334998 A JP 26334998A JP 26334998 A JP26334998 A JP 26334998A JP 2000092083 A JP2000092083 A JP 2000092083A
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Japan
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electronic control
module
function
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sensor
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JP26334998A
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Osamu Matsuno
修 松野
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子制御用コンピュータへの接続端子を増
加させることなしに複数のセンサの接続を可能とし、
市場に出てからも、終端のモジュールに新たなモジュー
ルを足すことによって後からのセンサの追加を容易にす
る。 【解決手段】 電子制御用コンピュータ(2)とセンサ
(1A、1B)とを、A/D変換機能(4A、4B)とシリアル
通信機能(5A、5B)とシリアル通信信号の中継機能(6
A、6B)とを備えたモジュール(3A、3B)を介して接続
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車両に搭載される
電子制御装置、特に電子制御用コンピュータとセンサ、
アクチュエータの接続に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジン制御用コンピュータE
CMは、CPU(中央演算処理装置)、ROM、RA
M、入出力インターフェース、A/D変換器、タイマな
どで構成され、センサからの信号はA/D変換器、入力
インターフェースを介して、CPUに取り込まれ、また
CPUから出力インターフェース、ドライバを介してア
クチュエータに指令が与えられる(特開平6−6245
7号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンジン制
御用コンピュータなど電子制御用コンピュータの制御対
象が急拡大している。たとえば、走る、曲がる、止まる
の基本性能や自動変速機とエアコンを代表とする快適性
のための装備に加えて、ABSやエアバッグなどの安全
装備、ナビゲーションシステムなどの情報化装備が加わ
ってきた。
【0004】この場合に、1つの電子制御用コンピュー
タで複数の制御対象を受け持たせようとすると、制御対
象の数だけコンピュータへの接続端子が必要であるた
め、1つの電子制御用コンピュータに受け持たせる制御
対象が増えるほど、コンピュータへの接続端子数が増え
てしまう。
【0005】また、既に販売済みの車両に対して、後か
ら新たなセンサやアクチュエータを追加しようとする
と、センサやアクチュエータの追加、コンピュータのプ
ログラム変更だけでなく、コンピュータのハードウェア
の変更が必要となる。ハードウェアの変更のためには、
高価なコンピュータを交換しなければならず、コストア
ップとなる。
【0006】一方、別の従来技術として、センサでA/
D変換を行い、シリアル通信によってコンピュータと接
続する、いわゆるインテリジェントセンサと呼ばれるも
のがある。この場合、個個のセンサ毎に通信機能を内蔵
したものを作らなければならないので、量産効果が期待
できない(コストが高くなる)。
【0007】そこで本発明は、電子制御用コンピュータ
とセンサやアクチュエータとの間を所定の機能を備える
モジュールを介して接続することにより、 電子制御用コンピュータへの接続端子を増加させるこ
となしに複数のセンサや複数のアクチュエータの接続を
可能とし、 市場に出てからも、終端のモジュールに新たなモジュ
ールを足すことによって後からのセンサやアクチュエー
タの追加を容易にする ことなどを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、電子制御
用コンピュータとセンサとを、A/D変換機能とシリア
ル通信機能とシリアル通信信号の中継機能とを備えたモ
ジュールを介して接続する。
【0009】第2の発明では、第1の発明において電源
およびグランドを供給する機能を前記電子制御用コンピ
ュータに、また電源およびグランドを供給する機能なら
びに電源およびグランドを中継する機能を前記モジュー
ルに持たせる。
【0010】第3の発明では、第1または第2の発明に
おいて前記モジュール内にセンサの断線を検出する機能
を備えさせ、この検出結果をシリアル通信信号によって
前記電子制御用コンピュータに返信させる。
【0011】第4の発明では、第1から第3までのいず
れか一つの発明において1つの電子制御コンピュータに
対して複数のモジュールを接続する場合に、センサの出
力範囲を統一する。
【0012】第5の発明は、電子制御用コンピュータと
アクチュエータとを、ドライバとシリアル通信機能とシ
リアル通信信号の中継機能とを備えたモジュールを介し
て接続し、かつ電源およびグランドを供給する機能を前
記電子制御用コンピュータに、また電源およびグランド
を供給する機能ならびに電源およびグランドを中継する
機能を前記モジュールに持たせる。
【0013】第6の発明では、第5の発明において前記
モジュール内にアクチュエータの断線を検出する機能を
備えさせ、この検出結果をシリアル通信信号によって前
記電子制御コンピュータに返信させる。
【0014】第7の発明では、第5または第6の発明に
おいて1つの電子制御コンピュータに対して複数のモジ
ュールを連鎖状に接続する場合に、アクチュエータの出
力範囲を統一する。
【0015】第8の発明は、電子制御用コンピュータと
センサとを、A/D変換機能とシリアル通信機能とシリ
アル通信信号の中継機能とを備えた第1モジュールを介
して接続する一方で、前記電子制御用コンピュータとア
クチュエータとを、ドライバとシリアル通信機能とシリ
アル通信信号の中継機能とを備えた第2モジュールを介
して接続し、かつ電源およびグランドを供給する機能を
前記電子制御用コンピュータに、また電源およびグラン
ドを供給する機能ならびに電源およびグランドを中継す
る機能を前記モジュールに持たせる。
【0016】
【発明の効果】第1、第2、第5の各発明では、モジュ
ールを連鎖状に接続する、いわゆるディジーチェーン接
続が可能となり、これによって、第1、第2の各発明で
はセンサがいくつになろうと、電子制御用コンピュータ
への接続端子は、シリアル通信用の一本の伝送路用の端
子だけで済むことになった。また第5の発明によれば、
アクチュエータがいくつになろうと、電子制御用コンピ
ュータへの接続端子は、シリアル通信用の一本の伝送路
用の端子と、電源供給用の端子(電源端子とグランド端
子)だけで済むことになった。
【0017】また、第1、第2の各発明ではたとえば1
つのセンサのみが備えられている状態で車両が市場に出
た後に、新たにセンサを追加したい場合には、この新た
なセンサをこの新たなセンサ用のモジュールに、また、
このモジュールを終端のモジュールに接続するととも
に、電子制御用コンピュータに与えるプログラムを変更
するだけでよく、これによって、高価な電子制御用コン
ピュータを交換することなく、市場でのセンサの追加を
容易に行うことができる。
【0018】同様にして、第5の発明では1つのアクチ
ュエータのみが備えられている状態で車両が市場に出た
後に、新たにアクチュエータを追加したい場合には、こ
のアクチュエータをこのアクチュエータ用のモジュール
に、また、このモジュールを終端のモジュールに接続す
るとともに、電子制御用コンピュータに与えるプログラ
ムを変更するだけでよく、これによって、高価な電子制
御用コンピュータを交換することなく、市場でのアクチ
ュエータの追加を容易に行うことができる。
【0019】また、インテリジェントセンサに比べる
と、第1、第2の各発明は、インテリジェントセンサの
うち、センサ部以外の部分をモジュールとして分離した
ものに相当し、このようにすることによってモジュール
に汎用性を持たせることができる。
【0020】第3、第6の各発明によれば、断線の検出
結果も知ることができる。
【0021】第4、第7の各発明によれば、センサやア
クチュエータに接続するモジュールを共通化できるの
で、量産効果が期待できる。
【0022】第8の発明によれば、センサ用のモジュー
ルとアクチュエータ用のモジュールとを別系統でディジ
ーチェーン接続することで、無駄をなくすことができ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】図1において、1A、1Bはエンジン
制御に用いられるセンサ、2はエンジン制御用のECM
(電子制御コンピュータ)である。なお、図には2つの
センサで代表させている。
【0024】センサ1A、1Bは電源を持っているタイプ
(たとえばO2センサ)であればよく、種類は異なって
も、異なっていなくてもよい。また、各センサ1A、1Bの
出力範囲はほぼ統一している。
【0025】各センサ1A、1Bは、一つ一つが独立にEC
M2と直接接続されるのではなく、図示のように、セン
サ1A、1BはそれぞれA/D変換モジュール3A、3Bと接続
され、これらA/D変換モジュール3A、3BがECM2と
ディージーチェーン接続(連鎖状に接続)される。
【0026】ここで、各A/D変換モジュール3A、3Bの
機能は同様なので、一方のA/D変換モジュール3Aで代
表して述べると、A/D変換モジュール3AはA/D変換
器4A(A/D変換機能)、シリアル通信インターフェー
ス5A(シリアル通信機能)、シリアル通信信号の中継機
能(以下シリアル通信中継機能という)6Aを備える。
【0027】A/D変換器4Aによりセンサ1Aからのアナ
ログ信号がデジタル信号に変換され、このデジタル信号
は、シリアル通信インターフェース5A、シリアル通信中
継機能6A、ECM2に内蔵されるシリアル通信インター
フェース(図示しない)を介してECM2に送られる。
【0028】ECM2には、シリアル通信用の一本の伝
送路7を介して複数のセンサ1A、1Bからの信号が入力さ
れるので、各モジュール3A、3B(つまり各センサ1A、1
B)を区別するため、A/D変換モジュール3A、3Bに別
々のアドレス(A/D変換モジュール3Aにアドレス0、
A/D変換モジュール3Bにアドレス1)を与えている。
【0029】このように、第1実施形態では、ECM2
とセンサとを、A/D変換器とシリアル通信インターフ
ェースとシリアル通信中継機能とを備えたA/D変換モ
ジュールを介して接続するようにしたので、ディジーチ
ェーン接続が可能となり、これによって、センサがいく
つになろうと、ECM2への接続端子は、シリアル通信
用の一本の伝送路7用の接続端子だけで済むことになっ
た。
【0030】また、たとえば1つのセンサ1Aのみが備え
られている状態で車両が市場に出た後に、新たに別のセ
ンサ1Bを追加したい場合には、この新たなセンサ1Bをこ
のセンサ用のA/D変換モジュール3Bに、また、A/D
変換モジュール3BをA/D変換モジュール3A(終端のモ
ジュール)に接続し、かつECM2に与えるプログラム
を変更するだけでよく、これによって、高価なECM2
を交換することなく、市場でのセンサの追加を容易に行
うことができる。
【0031】また、インテリジェントセンサに比べる
と、本発明の第1実施形態は、インテリジェントセンサ
のうち、センサ部以外の部分をモジュールとして分離し
たものに相当し、このようにすることによってモジュー
ルに汎用性を持たせることができる。特に複数のモジュ
ールをディジーチェーン接続する場合に、センサの出力
範囲をたとえば0〜5Vに統一することにより、センサ
に接続するA/D変換モジュールを共通化できるので、
量産効果が期待できる(コスト低減できる)。
【0032】図2は第2実施形態で、図1に対応する。
センサが電源を持っているタイプであった第1実施形態
に対して、この実施形態は電源を持たないタイプのセン
サ(たとえば圧力センサ)に対して適用したものであ
る。第2実施形態でも、第1実施形態と同様の作用効果
が得られる。
【0033】この実施形態でも、各センサ11A、11B、
…、11Cの機能、各A/D変換モジュール13A、13B、
…、13Cの機能は同様であるので、センサ11AとA/D変
換モジュール13Aで代表して述べる。
【0034】この実施形態では、センサ11Aに電源供給
を行う必要があるので、これに合わせて、電源およびグ
ランドを供給する機能をECM12に、電源およびグラン
ドを供給する機能ならびに電源およびグランドを中継す
る機能をモジュール13Aに持たせる。
【0035】具体的には、ECM12に電源端子12aとグ
ランド(図ではGNDで略記)端子12bが、また、A/
D変換モジュール13A内に、電源中継機能14A、グランド
中継機能15Aおよび図示しない接続端子(ECM12との
接続端子、センサ11Aとの接続端子)が追加されてい
る。19は終端抵抗である。これより、ECM12内の電源
よりモジュール13Aを介してセンサ11Aに電流が供給され
る。
【0036】第2実施形態では、センサが電源を持たな
いタイプであっても、第1実施形態と同様の作用効果が
得られる。
【0037】ここで、上記2つの実施形態における通信
方法としては、たとえば公知のSCSI接続の通信方式
を踏襲すればよい。この通信方法そのものに本発明の要
部はないので、図3を用いて簡単に説明すると、コマン
ドは、GET、SELECT、CMD、READ、CO
MPLETEからなり、各コマンドは以下の内容を持っ
ている。
【0038】GET:通信の初期化を指令する。この指
令によってECMがバスの使用権を取得する。なお、E
CM以外に使用権を与える必要がない場合はこの指令は
不要である。
【0039】SELECT:ECMが通信の相手のどの
ターゲット(どのA/D変換モジュール)と交信するか
アドレスを指定して選択する。
【0040】CMD:ECMがターゲットに命令を送信
する(たとえば“A/D変換結果を送りなさい”)。
【0041】READ:ターゲットがECMの命令を受
けてデータ(たとえばA/D結果)を返信する。なお、
センサが断線している場合はエラーコードを返信する。
【0042】COMPLETE:通信終了の処理を行わ
せる。バスがフリー状態に戻る。
【0043】図4は第3実施形態で、第2実施形態の図
2に対応する。図2と同一部分には同一の符号を付けて
いる。
【0044】ECM12の接続対象がセンサであった第
1、第2の2つ実施形態に対して、この実施形態はアク
チュエータをECM12の接続対象とするものである。
【0045】この実施形態でも、アクチュエータ駆動用
の各ソレノイド21A、21B、…、21Cの機能、各アクチュ
エータモジュール22A、22B、…、22Cの機能は同様であ
るので、ソレノイド21Aとアクチュエータモジュール22A
で代表して述べる。
【0046】接続対象の違いからアクチュエータモジュ
ール22Aでは、A/D変換器に代えてドライバ23Aを備え
る。
【0047】ここで、スロットルバルブをバイパスする
通路にデューティ制御可能な補助空気弁が設けられ、図
示のソレノイド21Aがこの補助空気弁駆動ソレノイドで
ある場合で具体的に述べると、ECM12ではアイドル回
転数が目標と一致するように補助空気弁駆動ソレノイド
に与えるデューティ値が演算され、この演算されたデュ
ーティ値がシリアル通信によりドライバ16Aに送信さ
れ、ドライバ16Aでは、そのデューティ値に応じたO
N、OFF信号を補助空気弁駆動ソレノイドに出力する
ことになる。
【0048】第3実施形態でも第1、第2の各実施形態
と同様の作用効果が得られる。すなわち、ECM12とア
クチュエータ(駆動用のソレノイド21A)とを、ドライ
バ23Aとシリアル通信インターフェース5Aとシリアル通
信中継機能6Aとを備えたモジュール22Aを介して接続す
るようにしたので、ディジーチェーン接続が可能とな
り、これによって、アクチュエータ(駆動用のソレノイ
ド)がいくつになろうと、ECM12への接続端子は、シ
リアル通信用の一本の伝送路7用の端子と、電源供給用
の端子(電源端子12aとグランド端子12b)だけで済むこ
とになった。
【0049】また、1つのアクチュエータ(駆動用のソ
レノイド21A)のみが備えられている状態で車両が市場
に出た後に、新たにアクチュエータ(駆動用ソレノイド
21B)を追加したい場合には、このアクチュエータ(駆
動用ソレノイド21B)をアクチュエータモジュール22B
に、また、このモジュール22Bをモジュール22A(終端の
モジュール)に接続し、かつECM12に与えるプログラ
ムを変更するだけでよく、これによって、高価なECM
12を交換することなく、市場でのアクチュエータの追加
を容易に行うことができる。
【0050】また、複数のモジュールを接続する場合
に、アクチュエータ(駆動用のソレノイド)に与える電
力を統一することができれば、アクチュエータ(駆動用
のソレノイド)を接続するモジュールを共通化できるの
で、量産効果が期待できる。
【0051】図5は第4実施形態で、第3実施形態の図
4に対応する。なお、図5には1つのアクチュエータモ
ジュール31Aだけを示している。
【0052】図4のようにアクチュエータモジュールを
構成したとき、ECM12に直接、断線検出用の信号をつ
なげることができないので、アクチュエータ駆動用のソ
レノイドの断線を検出することができなくなる。そこで
この実施形態は、アクチュエータモジュール31A内に断
線検出機能32Aを追加したものである。つまり、ECM1
2からの要求があると、この断線検出機能32Aによる検出
結果が、シリアル通信信号によってECM12に返信され
る。
【0053】さて、図4、図5に示したアクチュエータ
モジュールに、図2に示したA/D変換モジュールをも
加えてディジーチェーン接続することが基本的には可能
である。
【0054】しかしながら、センサの場合はその出力が
0〜5V程度であることが多いのに対して、アクチュエ
ータの場合は、一般に電源電圧が14V程度と高く、グラ
ンドに流れる電流量も多い。
【0055】また、アクチュエータモジュールの場合、
ECM12からの指令はたとえば“デューティ駆動ソレノ
イドをxx%でON、OFFせよ”という指令が一般的
で、このとき、コマンドCMDの後は、WRITE(E
CM12からアクチュエータモジュール(のレジスタ)へ
の書込み)となる。その一方で、“自己診断結果を送り
なさい”というコマンドCMDの場合は、ECM12が受
信側となるため、コマンドCMDのあとREAD(読込
み)になる。したがって、アクチュエータモジュールの
場合の通信フローは図6のようになり、A/D変換モジ
ュールの場合と異なる。
【0056】このように、A/D変換モジュールとアク
チュエータモジュールとでは異なる点が多いため、A/
D変換モジュールを用いてのディジーチェーン接続とア
クチュエータモジュールを用いてのディジーチェーン接
続とを別系統とすることが望ましい。すなわち、ECM
への接続端子として、A/D変換モジュール用の専用の
端子(シリアル通信用の伝送路用の端子、電源端子、グ
ランド端子の3つ)とアクチュエータモジュール用の専
用の端子(同じくシリアル通信用の伝送路用の端子、電
源端子、グランド端子の3つ)を別々に設け、A/D変
換モジュール用の専用端子に対してはA/D変換モジュ
ールだけで、またアクチュエータモジュール用の専用端
子に対してはアクチュエータモジュールだけでそれぞれ
ディジーチェーン接続させるのである。
【0057】第1、第2の各実施形態では各センサの出
力範囲を統一している場合で説明したが、統一していな
くてもかまわない。このときには、センサ出力に対応し
て、モジュール内のA/D変換器の能力を選定する必要
があるので、センサ毎に専用のA/D変換モジュールを
用意する必要がある。
【0058】図5ではアクチュエータモジュール内に断
線検出機能を追加した場合で説明したが、A/D変換モ
ジュール内にセンサの断線検出機能を追加してもかまわ
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のECMとセンサの接続図。
【図2】第2実施形態のECMとセンサの接続図。
【図3】通信のフローチャート。
【図4】第3実施形態のECMとアクチュエータの接続
図。
【図5】第4実施形態のECMとアクチュエータの接続
図。
【図6】通信のフローチャート。
【符号の説明】
1A、1B センサ 2 ECM 3A、3B A/D変換モジュール 4A、4B シリアル通信インターフェース 5A、5B シリアル通信中継機能 11A、11B、11C センサ 12 ECM 12a 電源端子 12b グランド端子 13A、13B、13C A/D変換モジュール 14A、14B、14C 電源中継機能 15A、15B、15C グランド中継機能 21A、21B、21C ソレノイド 22A、22B、22C アクチュエータモジュール 23A、23B、23C ドライバ 31A アクチュエータモジュール 32A 断線検出機能
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G05B 23/02 302 H04Q 9/00 321D H04Q 9/00 321 G05B 15/02 A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子制御用コンピュータとセンサとを、A
    /D変換機能とシリアル通信機能とシリアル通信信号の
    中継機能とを備えたモジュールを介して接続することを
    特徴とする車両搭載用電子制御装置。
  2. 【請求項2】電源およびグランドを供給する機能を前記
    電子制御用コンピュータに、また電源およびグランドを
    供給する機能ならびに電源およびグランドを中継する機
    能を前記モジュールに持たせることを特徴とする請求項
    1に記載の車両搭載用電子制御装置。
  3. 【請求項3】前記モジュール内にセンサの断線を検出す
    る機能を備えさせ、この検出結果をシリアル通信信号に
    よって前記電子制御用コンピュータに返信させることを
    特徴とする請求項1または2に記載の車両搭載用電子制
    御装置。
  4. 【請求項4】1つの電子制御コンピュータに対して複数
    のモジュールを接続する場合に、センサの出力範囲を統
    一することを特徴とする請求項1から3までのいずれか
    一つに記載の車両搭載用電子制御装置。
  5. 【請求項5】電子制御用コンピュータとアクチュエータ
    とを、ドライバとシリアル通信機能とシリアル通信信号
    の中継機能とを備えたモジュールを介して接続し、かつ
    電源およびグランドを供給する機能を前記電子制御用コ
    ンピュータに、また電源およびグランドを供給する機能
    ならびに電源およびグランドを中継する機能を前記モジ
    ュールに持たせることを特徴とする車両搭載用電子制御
    装置。
  6. 【請求項6】前記モジュール内にアクチュエータの断線
    を検出する機能を備えさせ、この検出結果をシリアル通
    信信号によって前記電子制御コンピュータに返信させる
    ことを特徴とする請求項5に記載の車両搭載用電子制御
    装置。
  7. 【請求項7】1つの電子制御コンピュータに対して複数
    のモジュールを連鎖状に接続する場合に、アクチュエー
    タの出力範囲を統一することを特徴とする請求項5また
    は6に記載の車両搭載用電子制御装置。
  8. 【請求項8】電子制御用コンピュータとセンサとを、A
    /D変換機能とシリアル通信機能とシリアル通信信号の
    中継機能とを備えた第1モジュールを介して接続する一
    方で、前記電子制御用コンピュータとアクチュエータと
    を、ドライバとシリアル通信機能とシリアル通信信号の
    中継機能とを備えた第2モジュールを介して接続し、か
    つ電源およびグランドを供給する機能を前記電子制御用
    コンピュータに、また電源およびグランドを供給する機
    能ならびに電源およびグランドを中継する機能を前記モ
    ジュールに持たせることを特徴とする車両搭載用電子制
    御装置。
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Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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