JP2000092064A - 通信システム及びこの通信システムに用いられる可変レート符号化装置 - Google Patents

通信システム及びこの通信システムに用いられる可変レート符号化装置

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JP2000092064A
JP2000092064A JP25551898A JP25551898A JP2000092064A JP 2000092064 A JP2000092064 A JP 2000092064A JP 25551898 A JP25551898 A JP 25551898A JP 25551898 A JP25551898 A JP 25551898A JP 2000092064 A JP2000092064 A JP 2000092064A
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congestion
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JP25551898A
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Yuji Omori
雄司 大盛
Hirokazu Takeuchi
広和 竹内
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Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
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Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Inc
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】輻輳制御適用時にも許容送出遅延を保証し、通
信データのリアルタイム性を損なうことなく、通信帯域
を有効に利用する。 【解決手段】送信端末である符号化器101と受信端末
である復号化器102が網に接続された通信システムに
おいて、符号化器101が一定周期で入力されるリアル
タイムデータを最大許容情報量の範囲内で符号化し、所
定の通信レートで伝送する。その際、復号化器102ま
たはATM網にて輻輳状態を検出し、符号化器101に
フィードバックする。符号化器101はバッファに残さ
れている情報量を許容送出遅延時間までに送出できる最
低の通信レートを求め、それに応じて発生情報量を制御
する。これにより、伝送路上で発生した輻輳や回線障害
等により通信帯域が確保できなくなった場合でも、許容
送出遅延を保証することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の端末が接続
された網においてリアルタイム通信を行う際に、網ある
いは受信端末の輻輳状態に応じて送信端末側で輻輳制御
を行う通信システム及びこの通信システムに用いられる
可変レート符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報通信のマルチメディア化に伴って、
これまでの計算機データ中心のコネクションレス通信と
併せて、映像や音声等のリアルタイム性が要求される通
信の需要が高まっている。
【0003】特に、近年は画像符号化の方式としてMP
EG2(Moving Picture Experts Group)がISO(In
ternational Standard Organization)で標準化され、ま
た、マルチメディア通信を実現する方式として、ATM
(Asynchronous Transfer Mode:非同期転送モード)が
注目されていることも重なって、ATM網上でのリアル
タイム通信実現方法が盛んに研究されている。
【0004】MPEG2を始め、これら画像符号化方式
で圧縮された符号化画像は、フレームによって情報量が
異なることが一般的である。この場合、網の制限上、あ
るいは符号化制御の安易さから通信速度が固定であるこ
とが一般的である。したがって、通信速度を固定にする
ために、フレーム毎に画質を調整したり、ダミー情報を
挿入するなどして発生情報量を制御しなければならな
い。しかし、これでは、帯域の有効利用という面で好ま
しくない上、画質もフレーム毎に違いが大きくなる、と
いった欠点がある。
【0005】近年、このような欠点を改善するために可
変レートの符号化方式が検討されており、また、それに
対応した通信方式も検討されつつある。可変レート符号
化のレート制御方式は、通常、以下のように許容遅延を
考慮してフレーム毎に最大許容情報量を計算し、それ以
下に収まるよう発生情報量を制御する。
【0006】すなわち、可変レート符号化のレート制御
は、通常、リーキーバケット(LB)と呼ばれるアルゴ
リズムに基づいて行われる。このリーキーバケット・ア
ルゴリズムとは、一定レートの漏れがあるバケツの深さ
でトラフィックを監視するものである。リーキーバケッ
トでは、セルが到着する度にバケツに溜まり、一定の量
でセルが漏れる。この場合、漏れとは、申告された平均
レート(SCR)のことである。セルが多量に一時的に
到着すると、バケツの深さは深くなり、ある値(LB最
大量)を超えたセルはバケツからあふれる。したがっ
て、セルがバケツからあふれないように、発生符号量を
調整する必要がある。
【0007】実際のハードウェアはバケツとしてカウン
タ(LBカウンタと呼ぶ)を用い、セルが到着するとカ
ウントアップ、一定時間毎にカウントダウンして、リー
キーバケットを実現している。
【0008】ここで、許容送出遅延時間をTd 、平均レ
ートをSCR、ピークレートをPCR、LB最大量をC
max 、i番目のフレーム直前のLBカウンタ値をCi
i番目のフレーム直前の送信バッファをBi とすると、
i番目のフレームに対する最大許容符号量Kmax は、以
下のように求められる。なお、Td 、SCR、PCR、
max はそれぞれ申告値である。
【0009】 (a)Cmax <Td ×(PCR−SCR)+Ci の場合 Kmax =Td +SCR+(Cmax −Ci )−Bi …式(1) (b)それ以外の場合 Kmax =Td ×PCR−Bi …式(2) 上記式(1)はバケツの残量が少なく、平均レートでデ
ータを送出した場合での最大許容符号量、上記式(2)
はバケツの残量が多く、ピークレートでデータを送出し
た場合での最大許容符号量となる。
【0010】このようにして得られる最大許容符号量の
範囲内で発生符号量をできるだけ画質が均一になるよう
制御することで、可変レート符号化が実現できる。しか
しながら、業界標準団体のATMフォーラムにおいて標
準化されているVBR(Variable Bit Rate )サービス
クラスに代表されるように、通信帯域が確保されている
ということが前提であり、従来、通信帯域が確保されて
いない場合、あるいは確保されているはずの帯域が輻輳
や回線障害等によって確保できない状態に陥った場合の
輻輳制御に関する検討は不十分であった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、可変
レート符号化方式では、通信帯域が確保されていること
が前提であり、輻輳や回線障害等により通信帯域が確保
できなくなった場合の対策は考慮されていない。
【0012】なお、リアルタイム性が要求されない通常
の計算機データでは、このような輻輳制御としてインタ
ーネット上で利用されているTCP(Transport Connec
tionProtocol )やATM上で利用されるABR(Avail
able Bit Rate)など、様々な方式が存在する。しか
し、これらの方式をそのまま適用すると、画像等のリア
ルタイムデータの特質を保証するための許容送出遅延が
満たされなくなる問題が生じる。
【0013】すなわち、上記式(1)あるいは式(2)
で見積もった時点での発生符号量は、以後の許容送出遅
延時間までの間は通信レート(平均レートおよびピーク
レート)が変わらない前提であるが、上記のような輻輳
制御によりレートを下げる必要が発生する。このような
場合、発生した情報量が許容送出遅延時間までに送信さ
れなくなる。
【0014】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、輻輳制御適用時にも許容送出遅延を保証し、通信
データのリアルタイム性を損なうことなく、通信帯域を
有効に利用可能とする通信システム及びこの通信システ
ムに用いられる可変レート符号化装置を提供することを
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、送信端末およ
び受信端末が網に接続された通信システムにおいて、上
記送信端末は、一定周期で入力されるリアルタイムデー
タを最大許容情報量の範囲内で符号化する符号化手段
と、この符号化手段によって符号化されたデータを格納
するバッファ手段と、このバッファ手段に格納された符
号化データを所定の通信レートで上記受信端末に送信す
る送信手段と、上記網あるいは上記受信端末の輻輳状態
が記されたレート制御情報がフィードバックされた際
に、上記バッファ手段に残されている情報量を許容送出
遅延時間までに送出できる最低の通信レートを求め、こ
の最低の通信レートに基づいて上記所定の通信レートを
変更するレート制御手段と、このレート制御手段によっ
て変更された通信レートに基づいて上記最大許容情報量
を計算する情報量計算手段とを具備したものである。
【0016】また、上記受信端末は、上記網を介して受
信したデータを展開し復号化する復号化手段と、上記網
より得られる負荷状態あるいは自身の負荷状態を輻輳状
態として上記レート制御情報に記して上記送信端末にフ
ィードバックする輻輳通知手段とを具備したものであ
る。
【0017】このような構成において、送信端末は符号
化器として用いられ、例えば映像等のリアルタイル性が
要求されるデータを最大許容情報量の範囲内で符号化
し、これを所定の通信レートで網を介して受信端末に送
出する。受信端末は復号化器として用いられ、送信端末
から送出されたデータを受信し、これを復号化する。
【0018】ここで、輻輳や回線障害等により通信帯域
が確保できなくなった場合に、網あるいは受信端末にて
その輻輳状態が検出され、送信端末に通知される。送信
端末では、送信バッファに残されている情報量を許容送
出遅延時間までに送出できる最低の通信レートを求め、
それに応じて最大許容情報量を制御する。これにより、
伝送路上で発生した輻輳や回線障害等により通信帯域が
確保できなくなった場合でも、許容送出遅延を保証する
ことができ、通信データのリアルタイム性を損なうこと
なく、通信帯域を有効に利用することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
通信システムの構成を示すブロック図であり、送信端末
である符号化器101から受信端末である復号化器10
2までのデータの流れを示している。
【0020】ここでは、符号化器101および復号化器
102がATM網とのインターフェースを備え、それら
がATMスイッチ103およびリンク104からなるA
TM網に接続されているネットワークを構成している。
なお、ここでは、符号化器101から復号化器102に
対して映像データを送る場合を想定して説明するが、本
システムに用いられる通信データとしては映像データに
限るものではなく、リアルタイム性が要求されるデータ
であれば、音声データ等の他のデータであってもよい。
【0021】通常、符号化器101で符号化され、AT
M網に送出されたデータは、ATMスイッチ103、リ
ンク104を介して復号化器102に送られる。ここ
で、符号化器101は、一定周期で入力される映像デー
タを符号化して圧縮し、ATMセル化した後、コネクシ
ョン設定時に利用者が申告したトラヒックパラメータ
(ピークレート、平均レート、最大バーストサイズ)の
範囲内のトラヒックでATM網に送信する。このATM
網には、ATMスイッチ103−1、103−2が設け
られている。
【0022】ATMスイッチ103−1は、受信したA
TMセル105をそのセルのヘッダ情報に基づいてスイ
ッチングすると共に、自身のバッファの占有率から輻輳
度を判断する。その結果、例えばバッファの占有率が所
定値を越えているなどにより輻輳状態と判断できた場合
には、ATMセル105のヘッダ内のEFCI(Explic
it Forward Congestion Indication)ビットを立て、後
段のATMスイッチ103−2に中継する。
【0023】一方、受信側において、復号化器102
は、ATMスイッチ103−2を介して受信したATM
セル105をパケット化した後、これを復号化して再生
する。また、受信したATMセル105のヘッダ内のE
FCIビットまたは自身の負荷状態をチェックし、現
在、輻輳状態にあることをCI(Congestion Indicatio
n)ビットとしてレート制御情報セル106に書き込
み、適当な間隔で符号化器101にフィードバックす
る。
【0024】なお、本実施形態では、復号化器102が
レート制御情報セル106を符号化器101に送信する
場合を記述しているが、このレート制御情報セル106
は、ATMスイッチ103が輻輳状態を検出した際に、
直接符号化器101にフィードバックする方法でもよ
い。
【0025】符号化器101は、受信したレート制御情
報セル106のCIビットをチェックし、その値に基づ
いて、申告トラヒックパラメータの範囲内で、かつ許容
遅延時間を保証するように通信レートを変更する。ま
た、その通信レートに見合う情報量を計算し、データを
符号化するときの発生情報量を制御する。こうすること
で、ATM網が輻輳状態の場合に、符号化器101が通
信レートを下げることによって、網への負荷を軽減し、
情報廃棄を抑制する。このときの通信レートの変更方法
については後に説明する。
【0026】図2は復号化器102の内部構成を示すブ
ロック図である。復号化器102は、網IF部201、
バッファ202、DECODE回路203、映像出力回
路204、タイマ205、CPU206、信号バス20
7から構成され、ATM網から受信したデータの復号化
と共に、受信したATMセル105から輻輳状態を判定
し、その旨を符号化器101にフィードバックする機能
を持つ。
【0027】網IF部201は、ATM網から受信した
ATMセル105をパケット化し、得られたデータをバ
ッファ202に出力する。また、受信ATMセル105
のヘッダ内のEFCIビットをチェックし、EFCIビ
ットが“1”(ON)であれば、ATMコネクション毎
に管理されたEFCIフラグに保持する。EFCIビッ
トが“0”(OFF)であれば書き込まない。このEF
CIフラグは、CPU206がフレーム周期でチェック
し、チェック後にクリアされる。
【0028】DECODE回路203は、受信データが
蓄えられたバッファ202からデータを取り込み、復号
化を行い、映像出力回路204へ出力する。映像出力回
路204は、入力情報をモニタ等に出力再生する。
【0029】CPU206は、タイマ205から得られ
る定期的な割り込み信号を受けると、図3で示すフロー
チャートに従ってレート制御情報セル106を網IF部
201を介して符号化器101へ送信する。
【0030】図3は復号化器102のレート制御情報セ
ル106の送信処理を示すフローチャートである。タイ
マ205より割り込みを受けると、CPU206は、ま
ず、網IF部のEFCIフラグをチェックし、EFCI
フラグがONになっているか否かをチェックする(ステ
ップ301)。その結果、EFCIフラグがONであれ
ば(ステップ301のYes)、CPU206は、レー
ト情報制御セル106のCIビットを“1”(ON)に
して符号化器101に送信する(ステップ302,30
4)。また、EFCIフラグがONでなければ(ステッ
プ301のNo)、CPU206は、CIビットを
“0”(OFF)にして符号化器101に送信する(ス
テップ303,304)。
【0031】レート情報制御セル106を送信後、CP
U206はEFCIフラグをクリアし(ステップ30
5)、再びタイマ205をセットして(ステップ30
8)、ここでのタイマ割り込み処理を終了する。
【0032】図4は符号化器101の内部構成を示すブ
ロック図である。符号化器101は、映像符号化回路4
01、レート制御回路402、リーキーバケット処理部
404、網IF部403、CPU405、メモリ40
6、信号バス408から構成され、フレーム周期毎にA
TM網から受信するレート制御情報セル106、許容遅
延時間、レート制御回路402内の送信バッファ402
aのデータ蓄積量およびトラヒックパラメータに基づい
て最大許容情報量を計算し、その最大許容情報量の範囲
内で入力データを符号化し、ATM網に送信する機能を
持つ。
【0033】映像符号化回路401は、フレーム周期毎
に映像アナログ信号を取り込むと共に、CPU405に
割り込み信号を発生させ、通知された(レジスタに書き
込む)最大許容情報量の範囲内で符号化してレート制御
回路402に出力する。1フレーム符号化後、CPU4
05がレート制御に利用するために発生符号量をレジス
タに保持する。
【0034】レート制御回路402は、映像符号化回路
401から得られた符号化データを内部に設けられた送
信バッファ402aに取り込み、規定データ単位(例え
ば、映像データがMPEG2のトランスポートストリー
ムであれば、1トランスポートストリームパケット)を
ピークレート(PCR)で送信するのに要する時間(P
CR周期)毎に、リーキーバケット処理部404に信号
線407を介して送信リクエスト信号を送信し、送信許
可信号を受信したら網IF部403にデータを出力す
る。
【0035】送信不許可信号を受信したら、データをそ
のまま送信バッファ402aに蓄積したまま、次のPC
R周期まで待つ。また、このPCR周期の値は、内部の
レジスタとして保持されており、受信レート制御情報セ
ル106に応じてCPU405がフレーム周期で更新す
る。バッファ占有量についても、内部レジスタとして保
持されている。
【0036】リーキーバケット処理部404は、レート
制御部402から送信リクエスト信号を受信すると、内
部に設けられたリーキーバケットカウンタ(以下、LB
カウンタと称す)404aを調べ、所定値(リーキーバ
ケットの深さ、つまりPCR周期でデータを送信できる
周期に対応する)に達していなければ、送信許可信号を
レート制御部402に返し、リーキーバケットカウンタ
404aを1インクリメントする。LBカウンタ404
aが所定値に達していたら、送信不許可信号をレート制
御部402に返す。このLBカウンタ404aは上記規
定のデータ単位を平均レート(SCR)で送信するのに
かかる時間(SCR周期)毎に1ずつディクリメントさ
れる。なお、このSCR周期の値は、内部のレジスタと
して保持させており、受信レート制御情報セル106に
応じてCPU405がフレーム周期で更新する。
【0037】網IF部403は、レート制御部402か
ら入力されたデータをATMセル化し、申告時に定めら
れたトラヒックパラメータ(ピークレート、平均レー
ト、最大バースト長)に従ってATM網に送信する。ま
た、ATM網よりレート制御情報セル106を受信する
と、CPU405に割り込みをかけて通知する。
【0038】CPU405は、網IF部403よりレー
ト制御情報セル106の受信割り込みを受けると、メモ
リ406に設けられた受信レート制御情報セル管理テー
ブル800(図8参照)に受信したレート制御情報セル
106のCIビットを記述し、フレーム周期毎の輻輳判
定に利用する。また、CPU405はフレーム周期毎に
映像符号化回路401より割り込み信号を受け、映像符
号化回路401に最大許容情報量を通知する。フレーム
周期(符号化周期)毎の処理については、後に図6を参
照して説明する。
【0039】メモリ406には、CPU405の処理に
必要なデータが記憶されるものであり、ここではフレー
ム管理テーブル700および受信レート制御情報セル管
理テーブル800が設けられている。これらのテーブル
700、800については、後に図7およひ図8を参照
して説明する。
【0040】図5は符号化器101のバッファ占有量の
遷移の様子を示す図である。この例では、許容遅延時間
は3フレームとしている。各時刻T1〜T3の中で、左
側は符号化前のデータ量、右側は符号化後のデータ量を
示している。なお、本図では、フレーム周期毎に瞬時に
データが符号化されるように示されているが、実際には
ある程度の時間(1フレーム時間以内)がかかる。しか
し、通常、フレーム送信遅延時間より符号化処理時間の
方が短いため、各フレーム毎のバッファ占有量の遷移は
同じである。以下に詳細を説明する。
【0041】今、時刻T1で、それ以前のフレーム周期
のデータのうちの実送信バッファサイズ(RB SIZ
E)分501が残っているものとする。そのデータサイ
ズの内訳は、3フレーム前に符号化されたデータが50
2−0、2フレーム前に符号化されたデータが502−
1、1フレーム(前フレーム周期)に符号化されたデー
タが502−2である。
【0042】この時点での、RB SIZE501から
3フレーム前のデータ502−0は既に送出され、2フ
レーム前のデータ502−1は途中まで(網掛け部分を
除いた領域)送出され、前フレームのデータ502−2
は全てレート制御回路402内の送信バッファ402a
に残っている。
【0043】時刻T1で新たに符号化されたデータは5
03−2であり、503−0と503−1は、それぞれ
送信バッファ402aに残っている2フレーム前のデー
タと前フレームのデータである。したがって、502−
1の網掛け部分のデータ量と503−0は同一であり、
502−2のデータ量と503−1のデータ量は同じで
ある。
【0044】ここで、許容遅延時間は3フレームで、時
刻T1の時点で2フレーム前のデータ503−0が存在
するため、最低でも、このデータ503−0の全てが許
容遅延時間内に送出される通信レートが必要である。こ
のときの通信レート(以下、遅延保証最低レートと呼
ぶ)SCRmb(リーキーバケットのレート)は、i番目
のフレーム直前(ここで言うT1)で次のフレーム周期
までに許容遅延時間に到達するデータ量(ここで言う5
03−0)をBFi 、i番目のフレーム直前のLBカウ
ンタ値をCi 、1フレーム時間をTf 、PCRとSCR
の比をRf (1より大きい実数で、この値は常に固定)
とすると、次式で決定できる。
【0045】 (a)BFi −Rf (Cmax −Ci )/(Rf −1)>0の場合 SCRmb=(BFi −(Cmax −Ci ))/Tf …式(3) (b)それ以外の場合 SCRmb=BFi /(Tf ×Rf ) …式(4) 上記式(3)はバケツの残量が少ない場合での遅延保証
最低レート、上記式(4)はバケツの残量が多い場合で
の遅延保証最低レートとなる。
【0046】許容遅延時間を保証するためには、最低で
も上記遅延保証最低レートSCRmbでデータを送信する
必要がある。時刻T2において、送信バッファ402a
に残っているデータ量504は、全て前フレーム周期に
符号化されたデータ量503−2である。この時点で
は、次フレーム周期まで送出しなければならないデータ
量505−1はないため、遅延保証最低レートは0であ
る。時刻T2で新たに符号化されたデータ量は、506
−2である。
【0047】同様の観点で、時刻T3で送信バッファ4
02aに残っているデータ量507は、前フレームのデ
ータ508−2と2フレーム前のデータ508−1の内
の網掛け部分である。したがって、この網掛け部分のデ
ータ量509−0が次周期までに送出されなければなら
ず、必要な通信レートは、上記式(3)または式(4)
を用いて求められる。
【0048】図7は符号化器101に設けられるフレー
ム管理テーブル700の構成を示す図である。許容遅延
時間を保証するためには、図5で説明したように過去の
フレームのデータ量を管理する必要があり、そのために
フレーム管理テーブル700を利用する。このフレーム
管理テーブル700において、フィールド701のフレ
ームNOは、過去何フレームかを識別するためのもので
あり、許容遅延フレーム数から何フレーム前か(現在の
時刻から)を減算した値である。したがって、許容遅延
をnフレームとすると、n−1は前フレームを示し、0
はnフレーム時間前のフレームを示す。
【0049】対応するフィールド702は、そのときに
発生した情報量を示す。したがって、図5で説明したよ
うに、各フレーム周期の符号化直前の時点で、フレーム
NOが0のデータは送出完了しているはずであり、フレ
ームNOが1のデータが送出完了していなければ、次周
期までに送信完了しなければならない。フレームNOが
n−1のデータは、後に図6で説明するように符号化完
了後の次のフレーム周期でデータサイズが書き込まれる
ことになる。
【0050】図8は符号化器101に設けられる受信レ
ート制御情報セル管理テーブル800の構成を示す図で
ある。この受信レート制御情報セル管理テーブル800
は、符号化器101が輻輳状態を判断する材料として、
過去受信したレート制御情報セル106を管理するため
のテーブルであり、このテーブルに書かれている輻輳指
示情報に基づいて通信レート(PCRとSCR)を変更
する。
【0051】フィールド801は、過去何セル前のレー
ト制御情報セル106かを示す値である。フィールド8
02は、それに対応するレート制御情報セル106の輻
輳指示の値であり、“0”は輻輳指示なし、“1”は輻
輳指示ありを示す。この輻輳ありの指示が所定数続いた
場合に輻輳状態と判断する。
【0052】次に、同実施形態の動作を説明する。本シ
ステムでは、受信端末である復号化器102またはAT
M網にて輻輳状態を検出し、これを送信端末である符号
化器101に通知することで、符号化器101がレート
制御および最大許容情報量の見積りを行う。
【0053】レート制御方法としては、輻輳を回避する
ために予め決められた量だけフレーム周期毎にレートを
上下させる。つまり、輻輳状態でなければレートを上
げ、輻輳状態であればレートを下げる。どれくらいレー
トを上下させるかは、予め規定の輻輳レートとして決め
られている。
【0054】ここで、リアルタイムデータでは、遅延が
非常に重要な問題であり、予め決められた許容送出遅延
時間以内にデータを送出することが求められる。そこ
で、フレーム周期毎に現在の送信バッファに蓄積されて
いるデータが何フレーム前のデータであるかをチェック
し、もし、次のフレーム周期までに許容送出遅延時間に
到達するデータが存在したら、最低どれだけのレートで
送信しなければならないかを計算する。この最低のレー
ト(遅延保証最低レート)が輻輳通知に基づいたレート
(輻輳判定レート)よりも高い場合には、データのリア
ルタイム性(遅延保証)を優先するため、この遅延保証
最低レートを用いて通信する。一方、輻輳判定レートの
方が遅延保証最低レートよりも高い場合、あるいは、次
のフレーム周期までに送出しなければならないデータが
既に送信し終わった後であるならば(許容送出遅延時間
に関する送信レートは0であるので)、輻輳判定レート
を用いて通信する。
【0055】符号量の見積り方法としては、基本的に上
記式(1)あるいは式(2)を用いて計算する。ただ
し、この見積りは、送信レートが変わらない前提のた
め、許容送出遅延を保証できない場合があり、そのため
に前述のレート制御を行う。安全に全てレートが下がる
前提の見積りでは、帯域を有効に利用できない。しか
し、遅延保証最低レート適用時には、網の輻輳通知を無
視することになるため、いつまでたっても輻輳が改善さ
れない可能性がある。
【0056】この問題を解決するために、輻輳時に遅延
保証最低レートを適用する場合には、少なくとも次のフ
レーム周期も輻輳状態であることを前提にレートが下が
るものとして、最大許容情報量を見積る。これにより、
次のフレーム周期以降で輻輳状態を速やかに回復させる
ことができる。
【0057】以下に、符号化器101で実行されるレー
ト制御および符号量計算処理について説明する。図6は
符号化器101のレート制御および符号量計算処理を示
すフローチャートである。
【0058】符号化器101のCPU405はフレーム
周期毎に割り込みを受け、次に述べる処理に従って通信
レートを変更すると共に最大許容情報量を計算する。す
なわち、フレーム周期の割り込みを受信すると、CPU
405はレート制御回路402内の送信バッファ402
aのサイズBi を調べると共に(ステップ601)、リ
ーキーバケット処理部404のLBカウンタ404aを
チェックすることで、リーキーバケット残量(つまり、
max をリーキーバケットサイズ、Ci をカウンタ値と
したときのCmax −Ci )を調べる(ステップ60
2)。
【0059】次に、CPU405は、映像符号化回路4
01のレジスタをチェックすることで、既に符号化が完
了している前フレームの発生情報量を調べ(ステップ6
03)、図7に示すフレーム管理テーブル700を更新
する(ステップ604)。
【0060】このフレーム管理テーブル700と送信バ
ッファサイズBi とから、CPU405は次のフレーム
周期までに許容送出遅延時間に到達するデータが存在す
るか否かを調べる(ステップ605)。なお、次のフレ
ーム周期までに許容送出遅延時間に到達するデータと
は、図5の例で各時刻T1〜T3の右側に示されるデー
タ量の中の“0”の部分のデータのことである。
【0061】ここで、次のフレーム周期までに許容送出
遅延時間に到達するデータがなければ(ステップ605
のNo)、CPU405は図8に示す受信レート制御情
報セル管理テーブル800を調べ、規定の輻輳判定アル
ゴリズムに従って輻輳判定を行い、その判定結果に応じ
て通信レート(平均レートおよびピークレート)を規定
の輻輳判定レートに変更する(ステップ611)。
【0062】なお、上記規定の輻輳判定アルゴリズムに
は、例えば過去mセルのうち、1つでも輻輳指示があっ
たら輻輳状態とすることが記述されている。また、上記
規定の輻輳判定レートには、例えば輻輳状態の場合には
現在のレートの1/xだけ現在のレートを下げ、そうで
なければピークレートを1/yだけ現在のレートを上げ
ることが記述されている(x,yは1より大きい実数と
する)。
【0063】このようにして、現在の通信レートを輻輳
判定レートに変更すると、CPU405はその変更され
たピークレート(PCRi )および平均レート(SCR
i )と、リーキーバケットの残バッファ量(Cmax −C
i )、次のフレーム周期までに送信しなければならない
データ量Bfiから、上記式(1)または式(2)を用い
て最大許容情報量を計算する(ステップ612)。
【0064】一方、次のフレーム周期までに許容送出遅
延時間に到達するデータが存在する場合には(ステップ
605のYes)、CPU405は、まず、そのときの
データ量Bfiとリーキーバケットの残バッファ量(C
max −Ci )、1フレーム時間Tf 、ピークレートPC
Rと平均レートSCRの比Rf から、上記式(3)また
は式(4)を用いて、許容送出遅延を保証するための通
信レートつまり遅延保証最低レートSCRmin i を求め
る(ステップ606)。
【0065】次に、上記同様にして、CPU405は輻
輳判定によるピークレートPCRiと平均レートSCRi
を求めた後(ステップ607)、この輻輳判定レート
と遅延保証最低レートSCRmin i とを比較する(ステ
ップ608)。この場合、ピークレートと平均レートの
比はRf にて固定のため、平均レートSCRi のみを比
較すればよい。
【0066】その結果、輻輳判定レートの方が遅延保証
最低レートSCRmin i より大きければ(ステップ60
8のNo)、CPU405は輻輳判定レートを適用し、
上記同様にピークレートPCRi 、平均レートSCR
i 、リーキーバケットの残バッファ量(Cmax −C
i )、データ量Bfiから上記式(1)または上記式
(2)を用いて最大許容情報量を計算する(ステップ6
10)。
【0067】また、遅延保証最低レートSCRmin i
方が輻輳判定レートより大きければ(ステップ608の
Yes)、CPU405は遅延保証最低レートSCR
min iを適用して最大許容情報量を計算する(ステップ
609)。この場合、遅延保証最低レートSCRmin i
の方を適用すると、ATM網からの輻輳通知を無視する
ことになるため、いつまでも輻輳が回避されない可能性
がある。そこで、少なくとも次のフレーム周期も輻輳状
態であることを前提にレートを下げて最大許容情報量を
見積るようにする。
【0068】このときの最大許容情報量Kmax min i
計算は、次式で与えられる。 (a)Cmax −Ci <Tf ×(Rf −1)×SCRmin i +(n−1) ×Tf ×(Rf −1)×Fdown(SCRmin i )の場合 Kmax min i =Tf ×SCRmin i +(n−1)×Tf ×Fdown(SCRmin i )+(Cmax −Ci )−Bi …式(5) (b)それ以外の場合 Kmax min i =Tf ×PCRmin i +(n−1) ×Tf ×Fdown(PCRmin i )−Bi …式(6) ここで、nは許容遅延時間(フレーム単位)、F
down(x) はxの通信レートで通信していた際に、規定の
輻輳判定によりレートが下がった場合の通信レートであ
る。
【0069】最後に、CPU405は上記のようにして
得られた最大許容情報量を映像符号化回路401に通知
して、ここでのレート制御処理を終了する(ステップ6
13)。
【0070】このように、ネットワークの状態を常に監
視し、必要であれば通信レートを下げると共に、リアル
タイムデータにおいて重要な許容送出遅延を保証するた
めの最低限の通信レートを求め、それに応じて発生情報
量を制御することによって、伝送路上で発生した輻輳や
回線障害等により通信帯域が確保できなくなった場合で
も、許容送出遅延を保証することができる。
【0071】また、輻輳通知を無視して最低の通信レー
トを適用した場合に、少なくとも次の周期も輻輳状態で
あることを前提に最大許容情報量を計算することで、次
周期以降で輻輳状態を回避することができる。
【0072】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、網が輻輳
状態にあるときに、許容送出遅延を保証するための最低
限の通信レートを求め、それに応じて発生情報量を制御
するようにしたため、許容送出遅延を保証し、通信デー
タのリアルタイム性を損なうことなく、通信帯域を有効
に利用することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る通信システムの構成
を示すブロック図。
【図2】上記通信システムに用いられる復号化器の内部
構成を示すブロック図。
【図3】上記復号化器のレート制御情報セルの送信処理
を示すフローチャート。
【図4】上記通信システムに用いられる符号化器の内部
構成を示すブロック図。
【図5】上記符号化器のバッファ占有量の遷移の様子を
示す図。
【図6】上記符号化器のレート制御および符号量計算処
理を示すフローチャート。
【図7】上記符号化器に設けられるフレーム管理テーブ
ルの構成を示す図。
【図8】上記符号化器に設けられる受信レート制御情報
セル管理テーブルの構成を示す図。
【符号の説明】
101…符号化器 102…復号化器 103…ATMスイッチ 104…リンク 105…ATMセル 106…レート制御情報セル 201…網IF部 202…バッファ 203…DECODE回路 204…映像出力回路 205…タイマ 206…CPU 401…映像符号化回路 402…レート制御回路 402a…送信バッファ 403…網IF部 404…リーキーバケット処理部 404a…LBカウンタ 405…CPU 406…メモリ 700…フレーム管理テーブル 800…受信レート制御情報セル管理テーブル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信端末および受信端末が網に接続され
    た通信システムにおいて、 上記送信端末は、 一定周期で入力されるリアルタイムデータを最大許容情
    報量の範囲内で符号化する符号化手段と、 この符号化手段によって符号化されたデータを格納する
    バッファ手段と、 このバッファ手段に格納された符号化データを所定の通
    信レートで上記受信端末に送信する送信手段と、 上記網あるいは上記受信端末の輻輳状態が記されたレー
    ト制御情報がフィードバックされた際に、上記バッファ
    手段に残されている情報量を許容送出遅延時間までに送
    出できる最低の通信レートを求め、この最低の通信レー
    トに基づいて上記所定の通信レートを変更するレート制
    御手段と、 このレート制御手段によって変更された通信レートに基
    づいて上記最大許容情報量を計算する情報量計算手段と
    を具備し、 上記受信端末は、 上記網を介して受信したデータを展開し復号化する復号
    化手段と、 上記網より得られる負荷状態あるいは自身の負荷状態を
    輻輳状態として上記レート制御情報に記して上記送信端
    末にフィードバックする輻輳通知手段とを具備したこと
    を特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 上記レート制御手段は、輻輳状態に対応
    する規定の通信レートと上記最低の通信レートとを比較
    し、高い方の通信レートを用いて上記所定の通信レート
    を変更することを特徴とする請求項1記載の通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 上記情報量制御手段は、上記輻輳状態に
    対応する規定の通信レートと上記最低の通信レートとの
    比較により上記最低の通信レートが適用された場合に、
    少なくとも次の周期も輻輳状態であることを前提に上記
    最大許容情報量を計算することを特徴とする請求項2記
    載の通信システム。
  4. 【請求項4】 一定周期で入力されるリアルタイムデー
    タを最大許容情報量の範囲内で符号化し、所定の通信レ
    ートで伝送する可変レート符号化装置において、 符号化されたデータを格納するバッファ手段と、 送信先が輻輳状態であるか否かを判定する輻輳判定手段
    と、 この輻輳判定手段の結果、送信先が輻輳状態である場合
    に、上記バッファ手段に残されている情報量を許容送出
    遅延時間までに送出できる最低の通信レートを求め、こ
    の最低の通信レートに基づいて上記通信レートを変更す
    るレート制御手段と、 このレート制御手段によって変更された通信レートに基
    づいて上記最大許容情報量を計算する情報量計算手段と
    を具備したことを特徴とする可変レート符号化装置。
  5. 【請求項5】 上記レート制御手段は、輻輳状態に対応
    する規定の通信レートと上記最低の通信レートとを比較
    し、高い方の通信レートを用いて上記通信レートを変更
    することを特徴とする請求項4記載の可変レート符号化
    装置。
  6. 【請求項6】 上記情報量制御手段は、上記輻輳状態に
    対応する規定の通信レートと上記最低の通信レートとの
    比較により上記最低の通信レートが適用された場合に、
    少なくとも次の周期も輻輳状態であることを前提に上記
    最大許容情報量を計算することを特徴とする請求項4記
    載の可変レート符号化装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002023908A1 (fr) * 2000-09-11 2002-03-21 Yotaro Murase Procede de distribution d'images et de sons dynamiques sur un reseau ; appareil et procede de production d'images et de sons dynamiques
US7200672B2 (en) 2001-04-19 2007-04-03 Nec Corporation Flow control system and method
US7430219B2 (en) 2002-06-14 2008-09-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method for transporting media, transmitter and receiver therefor
US7765324B2 (en) 2003-06-10 2010-07-27 Sony Corporation Transmission apparatus and method, recording medium, and program thereof
JP2012141685A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Sony Corp 送信装置、送信方法、及びプログラム

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