JP2000091392A - 異物・外観検査装置およびそれを用いた情報の作成方法 - Google Patents

異物・外観検査装置およびそれを用いた情報の作成方法

Info

Publication number
JP2000091392A
JP2000091392A JP10260037A JP26003798A JP2000091392A JP 2000091392 A JP2000091392 A JP 2000091392A JP 10260037 A JP10260037 A JP 10260037A JP 26003798 A JP26003798 A JP 26003798A JP 2000091392 A JP2000091392 A JP 2000091392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foreign matter
fatal
information
foreign
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10260037A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Ikoda
まさみ 井古田
Aritoshi Sugimoto
有俊 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10260037A priority Critical patent/JP2000091392A/ja
Publication of JP2000091392A publication Critical patent/JP2000091392A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置を製造する際の有効な情報である
致命・非致命の判定・出力ができる異物・外観検査装置
およびそれを用いた情報の作成方法を提供する。 【解決手段】 制御系3にステージコントローラ系2が
介在されて電気的に接続されているステージ1と、ステ
ージ1にセットされているウエハ10に光9を照射でき
るレーザ4と、ステージ1の上に配置されているレンズ
5と、レンズ5の上に配置されている光検出器6と、光
検出器6および制御系3に電気的に接続されている電気
的情報作成系7と、制御系3に電気的に接続されている
設計パターンデータ処理系8とを有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異物・外観検査装
置およびそれを用いた情報の作成方法に関し、特に、半
導体装置を製造する際の有効な情報である致命・非致命
の判定・出力ができる異物・外観検査装置およびそれを
用いた情報の作成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明者は、半導体装置の製造技術に使
用されている異物・外観検査装置について検討した。以
下は、本発明者によって検討された技術であり、その概
要は次のとおりである。
【0003】すなわち、半導体装置の製造工程に使用さ
れている異物・外観検査装置は、半導体装置の製造工程
において発生する異物(本明細書においては、欠陥をも
含まれている用語であり、異物・欠陥という用語も異物
と称している)を検査し、その情報によって、製造工程
の状態を調査するために使用されている場合がある。
【0004】この場合、従来の異物・外観検査装置は、
異物のサイズ情報を獲得することができる機能を有する
ものである。
【0005】なお、異物・外観検査装置について記載さ
れている文献としては、例えば1997年11月20
日、日刊工業新聞社発行の「半導体製造装置用語辞典」
p96〜p97に記載されているものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した異
物・外観検査装置について、以下に記載するような機能
がないことを本発明者が見い出した。
【0007】すなわち、従来の異物・外観検査は、異物
のサイズ情報が出力可能であるが、異物の付置位置の情
報を得ることができない。
【0008】したがって、従来の異物・外観検査では、
異物とパターン(半導体装置の製造工程におけるウエハ
における半導体チップの配線パターンなどのパターン)
の位置関係を検出することができないことにより、その
異物の致命率を判定することができない。
【0009】本発明の目的は、半導体装置を製造する際
の有効な情報である致命・非致命の判定・出力ができる
異物・外観検査装置およびそれを用いた情報の作成方法
を提供することにある。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0012】すなわち、(1).本発明の異物・外観検
査装置は、制御系にステージコントローラ系が介在され
て電気的に接続されているステージと、ステージにセッ
トされているウエハに光を照射できるレーザと、ステー
ジの上に配置されているレンズと、レンズの上に配置さ
れている光検出器と、光検出器および制御系に電気的に
接続されている電気的情報作成系と、制御系に電気的に
接続されている設計パターンデータ処理系とを有するも
のである。
【0013】(2).本発明の異物・外観検査装置は、
制御系にステージコントローラ系が介在されて電気的に
接続されているステージと、ステージにセットされてい
るウエハに光を照射できるレーザと、ステージの上に配
置されているレンズと、レンズの上に配置されている光
検出器と、光検出器および前記制御系に電気的に接続さ
れている電気的情報作成系とを有するものである。
【0014】(3).本発明の異物・外観検査装置を用
いた情報の作成方法は、ウエハの表面に存在する各々の
異物の位置を検査した後、各々の異物が致命としての異
物であるか非致命としての異物であるかを検査するもの
であり、少なくとも致命・非致命の判定・出力方法を有
するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において同一機能を有するものは同一の符
号を付し、重複説明は省略する。
【0016】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1である異物・外観検査装置を示す概略構成図であ
る。
【0017】図1に示すように、本実施の形態の異物・
外観検査装置は、試料としてのウエハ10をセットする
ステージ1が設置されており、ステージ1にはステージ
コントローラ系2が電気的に接続されており、ステージ
コントローラ系2が制御系3に電気的に接続されてい
る。
【0018】また、本実施の形態の異物・外観検査装置
は、ウエハ10に光9を照射できるレーザ4が設置され
ており、レーザ4からウエハ10に照射された光9がウ
エハ10によって反射された光9を調整するレンズ5
が、ステージ1の上に配置されている。また、レンズ1
の上には、光検出器6が設置されている。
【0019】また、本実施の形態の異物・外観検査装置
は、光検出器6に電気的に接続されている電気的情報作
成系7が設置されており、電気的情報作成系7は、制御
系3に電気的に接続されている。この場合、電気的情報
作成系7は、異物(異物・欠陥)検出処理系の機能を有
するものである。
【0020】また、本実施の形態の異物・外観検査装置
は、制御系3に電気的に接続されている設計パターンデ
ータ処理系8が設置されている。
【0021】次に、本実施の形態の異物・外観検査装置
の動作は、次の通りである。すなわち、例えば半導体装
置の配線に対応している設計パターンデータは、設計パ
ターンデータ系8に入力されて、必要な時に、設計パタ
ーンデータ系8から制御系3に送られる。
【0022】次に、ステージ1にセットされているウエ
ハ10に、レーザ4を利用して光9を照射する。そうす
ると、ウエハ10における半導体チップの異物に対応し
ている光9が、レンズ5を通して光検出器6に入力され
る。そして、光検出器6によって、前記光9が電気的信
号に変換されて、その電気信号が電気的情報作成系7に
入力されると、電気的情報作成系7によって、異物座標
データからなる異物検出信号に変換されて、その異物座
標データからなる異物検出信号が制御系3に入力され
る。そして、制御系3によって、異物座標データからな
る異物検出信号と設計パターンデータとの対応が行われ
て、異物がパターン上かパターン外かが検査される。
【0023】その結果、異物がパターン上にあると検査
されると、致命(不良品となる異物・欠陥)と判定され
る。また、異物がパターン外にあると検査されると、非
致命(不良品とならない異物・欠陥)と判定される。
【0024】前述した本実施の形態の異物・外観検査装
置によれば、レーザ4とレンズ5と光検出器6とを備え
ている光学器機系に電気的に接続されている電気的情報
作成系7を備えており、電気的情報作成系7と設計パタ
ーンデータ処理系8とが、制御系3に電気的に接続され
ていることにより、設計パターンデータ処理系8から出
力できる設計パターンデータと電気情報作成系7から出
力できる異物座標データからなる異物検出信号とを比較
することができる。
【0025】その結果、本実施の形態の異物・外観検査
装置によれば、異物がパターン上にあると検査される
と、致命と判定でき、異物がパターン外にあると検査さ
れると、非致命と判定できるので、各々の異物が致命の
ための異物か、非致命のための異物かという情報を得る
(獲得する)ことができるなど、種々の情報を得ること
ができる。
【0026】本実施の形態の異物・外観検査装置を用い
た情報の作成方法は、次の通りである。この場合、本実
施の形態の異物・外観検査装置を用いた致命・非致命の
判定・出力方法が含まれている。
【0027】まず、例えば半導体装置の配線に対応して
いる設計パターンデータを、設計パターンデータ系8に
入力し、必要な時に、設計パターンデータ系8から制御
系3に送る。
【0028】この場合、図2は、ウエハ10における各
々の半導体チップ11の配線に対応している設計パター
ンデータ12を示す概略平面図である。図2において、
12aは配線層が存在する領域のパターン(パターン
部)であり、12bは第1の電極が存在する領域のパタ
ーンであり、12cは第2の電極が存在する領域のパタ
ーンであり、12dは前述した配線層および電極からな
る配線のパターンがない部(無パターン部であり、パタ
ーン外とも称する)である。
【0029】また、X1 は、第1の電極のパターン12
bにおける最低座標の点におけるX方向の座標であり、
Y1 は、第1の電極のパターン12bにおける最低座標
の点におけるY方向の座標であり、X2 は、第1の電極
のパターン12bにおける最高座標の点におけるX方向
の座標であり、Y2 は、第1の電極のパターン12bに
おける最高座標の点におけるY方向の座標である。
【0030】次に、ステージ1にセットされているウエ
ハ10に、レーザ4を利用して光9を照射し、ウエハ1
0における半導体チップ11の異物の位置を示す異物の
座標を検査する。
【0031】この場合、図3は、ウエハ10における半
導体チップ11の異物11aの位置を示す概略平面図で
ある。図3において、Xa は、第1の異物11aにおけ
るX方向の座標であり、Ya は、第1の異物11aにお
けるY方向の座標である。
【0032】次に、制御系3によって、異物座標データ
からなる異物検出信号と設計パターンデータとの対応を
行って、異物11aがパターン12a〜12c上かパタ
ーン外12dかを検査する。
【0033】そして、異物11aがパターン12a〜1
2c上にあると検査されると、致命と判定する。また、
異物11aがパターン外12dにあると検査されると、
非致命と判定する。
【0034】この場合、第1の異物11aの位置が、第
1の電極のパターンの内か外かを検査する場合、第1の
異物11aの異物座標(Xa ,Ya )と第1の電極のパ
ターン12bの座標とを比較することにより、検査操作
が行われている。すなわち、Xa がX1 よりも大きな座
標であり、X2 よりも小さな座標であるか否かの条件
と、Y aがY1 よりも大きな座標であり、Y2 よりも小
さな座標であるか否かの条件を、制御系3によって検査
することにより、第1の異物11aが致命としての異物
であるか非致命としての異物であるかを検査している。
【0035】図4は、図2と図3とを合成した図であ
り、ウエハ10における各々の半導体チップ11の配線
に対応している設計パターンデータ12とウエハ10に
おける半導体チップ11の異物11aの位置とを合成し
た図である。
【0036】図4に示すように、Xa がX1 よりも大き
な座標であり、X2 よりも小さな座標であり、Ya がY
1 よりも大きな座標であり、Y2 よりも小さな座標であ
ることにより、制御系3によって検査することにより、
第1の異物11aが致命としての異物であると検査して
いる。また、図4において、11bは致命に対応する異
物(内部が黒色の円で示されている異物)を示し、11
cは非致命に対応する異物(内部が白色の円で示されて
いる異物)を示している。
【0037】前述した本実施の形態の異物・外観検査装
置を用いた情報の作成方法によれば、設計パターン情報
と異物座標情報から、各々の異物がパターン部に位置し
ているか、位置していないかが区別できることにより、
パターン部に異物が位置している場合には致命と判定で
き、パターン部に異物が位置していない場合には非致命
と判定できる。
【0038】したがって、本実施の形態の異物・外観検
査装置を用いた情報の作成方法によれば、設計パターン
情報と異物座標情報から、各々の異物のパターンに対す
る位置関係を認識できることにより、各々の異物に対応
している致命・非致命の情報を判定および出力すること
ができる。
【0039】その結果、本実施の形態の異物・外観検査
装置を用いた情報の作成方法によれば、各々の異物に対
応している致命・非致命の情報を判定および出力するこ
とができることにより、各々の異物と半導体装置の各々
の製造工程における製造歩留りとの相関関係を調査する
ことができるので、半導体装置の製造歩留りを向上化す
るための情報を獲得することができる。
【0040】(実施の形態2)図5〜図8は、本発明の
実施の形態2である異物・外観検査装置を用いた情報の
作成方法により得られた情報であるウエハにおける異物
の位置を示す概略平面図である。
【0041】本実施の形態の異物・外観検査装置を用い
た情報の作成方法は、前述した実施の形態1の異物・外
観検査装置を用いて、ウエハ10における各々の半導体
チップ11における異物の位置を検出した後、致命・非
致命の判定・出力方法が含まれている情報の作成方法を
行っている。その後、各々の半導体チップにおける致命
に対応する異物と非致命に対応する異物とを集合化した
情報を獲得している。
【0042】本実施の形態の異物・外観検査装置を用い
た情報の作成方法により、図5に示すように、ウエハ1
0における異物11aの位置を示す図(全異物マップ表
示)からなる情報を獲得することができる。
【0043】また、本実施の形態の異物・外観検査装置
を用いた情報の作成方法により、図6に示すように、ウ
エハ10における致命に対応する異物11bと非致命に
対応する異物11cとを示す図(致命・非致命に対応す
る異物の同時マップ表示)からなる情報を獲得すること
ができる。
【0044】さらに、本実施の形態の異物・外観検査装
置を用いた情報の作成方法により、図7に示すように、
ウエハ10における致命に対応する異物11bのみを示
す図(致命に対応する異物のみのマップ表示)からなる
情報を獲得することができる。
【0045】さらにまた、本実施の形態の異物・外観検
査装置を用いた情報の作成方法により、図8に示すよう
に、ウエハ10における非致命に対応する異物11cの
みを示す図(非致命に対応する異物のみのマップ表示)
からなる情報を獲得することができる。
【0046】前述した本実施の形態の異物・外観検査装
置を用いた情報の作成方法によれば、ウエハ10におけ
る異物11aの位置を示す図(全異物マップ表示)、ウ
エハ10における致命に対応する異物11bと非致命に
対応する異物11cとを示す図(致命・非致命に対応す
る異物の同時マップ表示)、ウエハ10における致命に
対応する異物11bのみを示す図(致命に対応する異物
のみのマップ表示)、ウエハ10における非致命に対応
する異物11cのみを示す図(非致命に対応する異物の
みのマップ表示)からなる情報を獲得することができる
ことにより、異物の態様の情報を種々獲得することがで
きるので、各々の異物と半導体装置の各々の製造工程に
おける製造歩留りとの相関関係を調査することができる
ので、半導体装置の製造歩留りを向上化するための情報
を獲得することができる。
【0047】(実施の形態3)図9および図10は、本
発明の実施の形態3である異物・外観検査装置を用いた
情報の作成方法により得られた情報である複数のウエハ
と異物の数との関係を示す図である。
【0048】本実施の形態の異物・外観検査装置を用い
た情報の作成方法は、前述した実施の形態1の異物・外
観検査装置を用いて、複数のウエハの各ウエハにおける
各々の半導体チップにおける異物の位置を検出した後、
致命・非致命の判定・出力方法が含まれている情報の作
成方法を行っている。その後、各々の半導体チップにお
ける致命に対応する異物と非致命に対応する異物とを集
合化した情報を獲得している。
【0049】本実施の形態の異物・外観検査装置を用い
た情報の作成方法により、図9に示すように、複数のウ
エハにおける各ウエハにおける致命に対応する異物11
bと非致命に対応する異物11cとを示す図(ウエハ状
態における致命・非致命判定の時系列推移画面表示)か
らなる情報を獲得することができる。
【0050】また、本実施の形態の異物・外観検査装置
を用いた情報の作成方法により、図10に示すように、
複数のウエハにおける各ウエハにおける致命に対応する
異物11bと非致命に対応する異物11cと、それらの
合計値(致命に対応する異物11bと非致命に対応する
異物11cとの合計値)11dとを示すグラフ的な図
(ウエハ状態における致命・非致命判定の時系列推移画
面表示)からなる情報を獲得することができる。
【0051】前述した本実施の形態の異物・外観検査装
置を用いた情報の作成方法によれば、複数のウエハにお
ける各ウエハにおける致命に対応する異物11bと非致
命に対応する異物11cとを示す図(ウエハ状態におけ
る致命・非致命判定の時系列推移画面表示)および複数
のウエハにおける各ウエハにおける致命に対応する異物
11bと非致命に対応する異物11cと、それらの合計
値(致命に対応する異物11bと非致命に対応する異物
11cとの合計値)11dとを示すグラフ的な図(ウエ
ハ状態における致命・非致命判定の時系列推移画面表
示)からなる情報を獲得することができることにより、
異物の時系列推移態様の情報を獲得することができるの
で、各々の異物と半導体装置の各々の製造工程における
製造歩留りとの相関関係を調査することができるので、
半導体装置の製造歩留りを向上化するための情報を獲得
することができる。
【0052】(実施の形態4)図11〜図13は、本発
明の実施の形態4である異物・外観検査装置を用いた情
報の作成方法により得られた情報である半導体装置の各
製造工程と異物の数との関係を示す図である。
【0053】本実施の形態の異物・外観検査装置を用い
た情報の作成方法は、前述した実施の形態1の異物・外
観検査装置を用いて、ウエハ10における各々の半導体
チップ11における異物の位置を検出した後、致命・非
致命の判定・出力方法が含まれている情報の作成方法を
行っている。その後、各々の半導体チップにおける致命
に対応する異物と非致命に対応する異物とを集合化した
情報を獲得している。
【0054】この場合、本実施の形態の異物・外観検査
装置を用いた情報の作成方法は、半導体装置の製造工程
における各製造工程の後に、行っている態様である。図
11〜図13において、A〜Eは、半導体装置の製造工
程におけるウエハ処理を使用している製造工程であり、
AはMOSFETのゲート電極の製造工程、Bはソース
およびドレインとしての半導体領域の製造工程、Cは1
層目の絶縁膜におけるスルーホールの製造工程、Dは1
層目の配線層の製造工程、Eは2層目の絶縁膜における
スルーホールの製造工程である。
【0055】本実施の形態の異物・外観検査装置を用い
た情報の作成方法により、図11に示すように、半導体
装置の製造工程におけるウエハ処理を使用している製造
工程A〜Eの各々の製造工程における異物の数を示す図
(致命に対応する異物と非致命に対応する異物との合計
値を示す致命・非致命判定の製造工程追跡表示画面表
示)からなる情報を獲得することができる。
【0056】また、本実施の形態の異物・外観検査装置
を用いた情報の作成方法により、図12に示すように、
半導体装置の製造工程におけるウエハ処理を使用してい
る製造工程A〜Eの各々の製造工程における非致命に対
応する異物の数を示す図(非致命に対応する異物の数を
示す非致命判定の製造工程追跡表示画面表示)からなる
情報を獲得することができる。
【0057】さらに、本実施の形態の異物・外観検査装
置を用いた情報の作成方法により、図13に示すよう
に、半導体装置の製造工程におけるウエハ処理を使用し
ている製造工程A〜Eの各々の製造工程における致命に
対応する異物の数を示す図(致命に対応する異物の数を
示す致命判定の製造工程追跡表示画面表示)からなる情
報を獲得することができる。
【0058】前述した本実施の形態の異物・外観検査装
置を用いた情報の作成方法によれば、半導体装置の製造
工程におけるウエハ処理を使用している製造工程A〜E
の各々の製造工程における異物の数を示す図(致命に対
応する異物と非致命に対応する異物との合計値を示す致
命・非致命判定の製造工程追跡表示画面表示)、半導体
装置の製造工程におけるウエハ処理を使用している製造
工程A〜Eの各々の製造工程における非致命に対応する
異物の数を示す図(非致命に対応する異物の数を示す非
致命判定の製造工程追跡表示画面表示)、半導体装置の
製造工程におけるウエハ処理を使用している製造工程A
〜Eの各々の製造工程における致命に対応する異物の数
を示す図(致命に対応する異物の数を示す致命判定の製
造工程追跡表示画面表示)からなる情報を獲得すること
ができることにより、各々の製造工程で発生した異物の
状態および各製造工程の前と後の製造工程に発生した異
物の影響性からなる異物の態様の情報を獲得することが
できるので、各々の異物と半導体装置の各々の製造工程
における製造歩留りとの相関関係を調査することができ
るので、半導体装置の製造歩留りを向上化するための情
報を獲得することができる。
【0059】(実施の形態5)図14は、本発明の実施
の形態5である異物・外観検査装置を示す概略構成図で
ある。
【0060】図14に示すように、本実施の形態の異物
・外観検査装置は、前述した実施の形態1の異物・外観
検査装置における設計パターンデータ処理系を取り除い
た態様の装置であり、それ以外の構成要素は、前述した
実施の形態1の異物・外観検査装置と同様な構成要素で
あることにより、説明を省略する。
【0061】本実施の形態の異物・外観検査装置の動作
は、次の通りである。すなわち、ステージ1にセットさ
れているウエハ10に、レーザ4を利用して光9を照射
する。そうすると、ウエハ10における検査用の半導体
チップの異物およびパターン部に対応している光9が、
レンズ5を通して光検出器6に入力される。そして、光
検出器6によって、前記光9が電気的信号に変換され
て、その電気信号が電気的情報作成系7に入力される
と、電気的情報作成系7によって、異物およびパターン
部からなる信号に変換されて、その信号が制御系3に入
力される。そして、制御系3によって、検査用の半導体
チップに対応している信号と異物がない半導体チップに
対応している信号との比較が行われて、異物の位置と異
物がパターン上かパターン外かが検査される。
【0062】その結果、異物がパターン上にあると検査
されると、致命と判定される。また、異物がパターン外
にあると検査されると、非致命と判定される。
【0063】前述した本実施の形態の異物・外観検査装
置によれば、レーザ4とレンズ5と光検出器6とを備え
ている光学器機系に電気的に接続されている電気的情報
作成系7が、制御系3に電気的に接続されていることに
より、電気情報作成系7から出力できる検査用の半導体
チップに対応している信号と異物がない半導体チップに
対応している信号との比較を行うことができる。その結
果、本実施の形態の異物・外観検査装置によれば、異物
がパターン上にあると検査されると、致命と判定でき、
異物がパターン外にあると検査されると、非致命と判定
できるので、各々の異物が致命のための異物か、非致命
のための異物かという情報を得ることができるなど、種
々の情報を得ることができる。
【0064】本実施の形態の異物・外観検査装置を用い
た情報の作成方法は、次の通りである。この場合、本実
施の形態の異物・外観検査装置を用いた致命・非致命の
判定・出力方法が含まれている。
【0065】まず、ステージ1にセットされているウエ
ハ10に、レーザ4を利用して光9を照射し、ウエハ1
0における検査用の半導体チップ11のパターンおよび
異物の位置に対応する信号を検査する。
【0066】この場合、図15は、ウエハ10における
検査用の半導体チップ11の配線におけるパターン11
e〜11gおよび異物11aを示す概略平面図である。
パターン11eは配線層が存在する領域のパターン(パ
ターン部)であり、パターン11fは第1の電極が存在
する領域のパターンであり、パターン11gは第2の電
極が存在する領域のパターンであり、パターン11hは
前述した配線層および電極からなる配線のパターンがな
い部(無パターン部であり、パターン外とも称する)で
ある。
【0067】また、位置と信号との関係を示す図は、異
物11aが存在する第1の電極のパターンが含まれてい
るX方向の半導体チップ11の位置と信号との関係を示
している図である。この場合、信号における長方形の領
域は、第1の電極のパターンに対応している信号であ
り、その長方形の領域に対応している信号における上方
に延長されている三角形の領域は、第1の電極のパター
ンに存在している異物11aに対応している信号であ
る。
【0068】次に、制御系3に、ウエハ10における半
導体チップ11における異物がない半導体チップ11の
パターンに対応する信号を入力する。なお、ウエハ10
における半導体チップ11における異物がない半導体チ
ップ11のパターンに対応する信号は、図15に示され
ている半導体チップ11の隣接の半導体チップのパター
ンに対応する信号を適用することができる。
【0069】この場合、図16は、ウエハ10における
半導体チップ11における異物がない半導体チップ11
のパターンを示す概略平面図である。
【0070】また、位置と信号との関係を示す図は、第
1の電極のパターンが含まれているX方向の半導体チッ
プ11の位置と信号との関係を示している図である。こ
の場合、信号における長方形の領域は、第1の電極のパ
ターンに対応している信号である。
【0071】次に、制御系3によって、検査用の半導体
チップ11に対応する信号と異物がない半導体チップ1
1に対応する信号とを比較して、異物11aの位置を検
査する。
【0072】この場合、図17は、検査用の半導体チッ
プ11に対応する信号と異物がない半導体チップ11に
対応する信号とを比較して、検査された異物11aの位
置を示す概略平面図である。
【0073】その後、制御系3によって、異物11aお
よびパターン11e〜11gならびにパターン外11h
に対応している信号を利用して、異物11aがパターン
11e〜11f上かパターン外11hかを検査する。
【0074】そして、異物11aがパターン11e〜1
1f上にあると検査されると、致命と判定する。また、
異物11aがパターン外11hにあると検査されると、
非致命と判定する。
【0075】この場合、異物11aがパターン11e〜
11f上にある場合は、異物11aの信号にパターン部
の最低値の信号が付着されていることにより、異物11
aがパターン11e〜11f上にあると検査できて、致
命と判定することができる。また、異物11aがパター
ン外11hにある場合は、異物11aの信号にパターン
部の最低値の信号が付着されていないことにより、異物
11aがパターン外11h(パターン11e〜11f
外)にあると検査できて、非致命と判定することができ
る。
【0076】図18は、検査用の半導体チップ11にお
ける致命に対応する異物(内部が黒色の円で示されてい
る異物)11bおよび非致命に対応する異物(内部が白
色の円で示されている異物)11cを示す概略平面図で
ある。
【0077】前述した本実施の形態の異物・外観検査装
置を用いた情報の作成方法によれば、検査用の半導体チ
ップに対応している信号と異物がない半導体チップに対
応している信号から、検査用の半導体チップにおける各
々の異物がパターン部に位置しているか、位置していな
いかが区別できることにより、パターン部に異物が位置
している場合には致命と判定でき、パターン部に異物が
位置していない場合には非致命と判定できる。
【0078】したがって、本実施の形態の異物・外観検
査装置を用いた情報の作成方法によれば、前述した実施
の形態1の異物・外観検査装置を用いた情報の作成方法
と同様な効果を得ることができる。
【0079】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0080】例えば、本発明の異物・外観検査装置およ
びそれを用いた情報の作成方法に使用されるウエハにお
ける半導体チップとして、種々の半導体集積回路装置チ
ップを適用でき、その半導体チップに形成されている半
導体素子として、MOSFET、CMOSFETまたは
バイポーラトランジスタあるいはそれらを組み合わせた
半導体素子とすることができ、MOS型、CMOS型、
BiMOS型またはBiCMOS型の半導体集積回路装
置に適用できる。
【0081】また、本発明の異物・外観検査装置および
それを用いた情報の作成方法に使用されるウエハにおけ
る半導体チップからなる半導体装置として、MOSFE
T、CMOSFET、BiMOSFET、BiCMOS
FETなどを構成要素とするロジック系あるいはSRA
M(Static Random Access Memory )、DRAM(Dyn
amic Random Access Memory)などのメモリ系などを有
する種々の半導体集積回路装置が適用できる。
【0082】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0083】(1).本発明の異物・外観検査装置によ
れば、レーザとレンズと光検出器とを備えている光学器
機系に電気的に接続されている電気的情報作成系と設計
パターンデータ処理系とが、制御系に電気的に接続され
ていることにより、設計パターンデータ処理系から出力
できる設計パターンデータと電気情報作成系から出力で
きる異物座標データからなる異物検出信号とを比較する
ことができる。その結果、本実施の形態の異物・外観検
査装置によれば、異物がパターン上にあると検査される
と、致命と判定でき、異物がパターン外にあると検査さ
れると、非致命と判定できるので、各々の異物が致命の
ための異物か、非致命のための異物かという情報を得る
ことができるなど、種々の情報を得ることができる。
【0084】(2).本発明の異物・外観検査装置によ
れば、レーザとレンズと光検出器とを備えている光学器
機系に電気的に接続されている電気的情報作成系が、制
御系に電気的に接続されていることにより、電気情報作
成系から出力できる検査用の半導体チップに対応してい
る信号と異物がない半導体チップに対応している信号と
の比較を行うことができる。その結果、本発明の異物・
外観検査装置によれば、異物がパターン上にあると検査
されると、致命と判定でき、異物がパターン外にあると
検査されると、非致命と判定できるので、各々の異物が
致命のための異物か、非致命のための異物かという情報
を得ることができるなど、種々の情報を得ることができ
る。
【0085】(3).本発明の異物・外観検査装置を用
いた情報の作成方法によれば、設計パターン情報と異物
座標情報から、各々の異物がパターン部に位置している
か、位置していないかが区別できることにより、パター
ン部に異物が位置している場合には致命と判定でき、パ
ターン部に異物が位置していない場合には非致命と判定
できる。
【0086】したがって、本発明の異物・外観検査装置
を用いた情報の作成方法によれば、設計パターン情報と
異物座標情報から、各々の異物のパターンに対する位置
関係を認識できることにより、各々の異物に対応してい
る致命・非致命の情報を判定および出力することができ
る。
【0087】その結果、本発明の異物・外観検査装置を
用いた情報の作成方法によれば、各々の異物に対応して
いる致命・非致命の情報を判定および出力することがで
きることにより、各々の異物と半導体装置の各々の製造
工程における製造歩留りとの相関関係を調査することが
できるので、半導体装置の製造歩留りを向上化するため
の情報を獲得することができる。
【0088】(4).本発明の異物・外観検査装置を用
いた情報の作成方法によれば、検査用の半導体チップに
対応している信号と異物がない半導体チップに対応して
いる信号から、検査用の半導体チップにおける各々の異
物がパターン部に位置しているか、位置していないかが
区別できることにより、パターン部に異物が位置してい
る場合には致命と判定でき、パターン部に異物が位置し
ていない場合には非致命と判定できる。
【0089】(5).本発明の異物・外観検査装置を用
いた情報の作成方法によれば、ウエハにおける異物の位
置を示す図(全異物マップ表示)、ウエハにおける致命
に対応する異物と非致命に対応する異物とを示す図(致
命・非致命に対応する異物の同時マップ表示)、ウエハ
における致命に対応する異物のみを示す図(致命に対応
する異物のみのマップ表示)、ウエハにおける非致命に
対応する異物のみを示す図(非致命に対応する異物のみ
のマップ表示)からなる情報を獲得することができるこ
とにより、異物の態様の情報を種々獲得することができ
るので、各々の異物と半導体装置の各々の製造工程にお
ける製造歩留りとの相関関係を調査することができるの
で、半導体装置の製造歩留りを向上化するための情報を
獲得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1である異物・外観検査装
置を示す概略構成図である。
【図2】ウエハにおける各々の半導体チップの配線に対
応している設計パターンデータを示す概略平面図であ
る。
【図3】ウエハにおける半導体チップの異物の位置を示
す概略平面図である。
【図4】図2と図3とを合成した図である。
【図5】本発明の実施の形態2である異物・外観検査装
置を用いた情報の作成方法により得られた情報であるウ
エハにおける異物の位置を示す概略平面図である。
【図6】本発明の実施の形態2である異物・外観検査装
置を用いた情報の作成方法により得られた情報であるウ
エハにおける異物の位置を示す概略平面図である。
【図7】本発明の実施の形態2である異物・外観検査装
置を用いた情報の作成方法により得られた情報であるウ
エハにおける異物の位置を示す概略平面図である。
【図8】本発明の実施の形態2である異物・外観検査装
置を用いた情報の作成方法により得られた情報であるウ
エハにおける異物の位置を示す概略平面図である。
【図9】本発明の実施の形態3である異物・外観検査装
置を用いた情報の作成方法により得られた情報である複
数のウエハと異物の数との関係を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態3である異物・外観検査
装置を用いた情報の作成方法により得られた情報である
複数のウエハと異物の数との関係を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態4である異物・外観検査
装置を用いた情報の作成方法により得られた情報である
半導体装置の各製造工程と異物の数との関係を示す図で
ある。
【図12】本発明の実施の形態4である異物・外観検査
装置を用いた情報の作成方法により得られた情報である
半導体装置の各製造工程と異物の数との関係を示す図で
ある。
【図13】本発明の実施の形態4である異物・外観検査
装置を用いた情報の作成方法により得られた情報である
半導体装置の各製造工程と異物の数との関係を示す図で
ある。
【図14】本発明の実施の形態5である異物・外観検査
装置を示す概略構成図である。
【図15】ウエハにおける検査用の半導体チップの配線
におけるパターンおよび異物を示す概略平面図である。
【図16】ウエハにおける半導体チップにおける異物が
ない半導体チップのパターンを示す概略平面図である。
【図17】検査用の半導体チップに対応する信号と異物
がない半導体チップに対応する信号とを比較して、検査
された異物の位置を示す概略平面図である。
【図18】検査用の半導体チップにおける致命に対応す
る異物および非致命に対応する異物を示す概略平面図で
ある。
【符号の説明】
1 ステージ 2 ステージコントローラ系 3 制御系 4 レーザ 5 レンズ 6 光検出器 7 電気的情報作成系 8 設計パターンデータ処理系 9 光 10 ウエハ 11 半導体チップ 11a 異物 11b 致命に対応する異物 11c 非致命に対応する異物 11d 致命に対応する異物と非致命に対応する異物と
の合計値 11e 配線層が存在する領域のパターン 11f 第1の電極が存在する領域のパターン 11g 第2の電極が存在する領域のパターン 11h 配線のパターンがない部(パターン外) 12 設計パターンデータ 12a 配線層が存在する領域のパターン 12b 第1の電極が存在する領域のパターン 12c 第2の電極が存在する領域のパターン 12d 配線のパターンがない部(パターン外) X1 第1の電極のパターンにおける最低座標の点にお
けるX方向の座標 Y1 第1の電極のパターンにおける最低座標の点にお
けるY方向の座標 X2 第1の電極のパターンにおける最高座標の点にお
けるX方向の座標 Y2 第1の電極のパターンにおける最高座標の点にお
けるY方向の座標 Xa 第1の異物におけるX方向の座標 Ya 第1の異物におけるY方向の座標
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G051 AA51 AB01 AB02 BA10 CA01 CB05 DA07 EA11 EA12 EB09 EC02 FA01 4M106 AA01 AA02 AA20 AB01 AB06 AB07 BA05 CA42 CA50 CA70 DA15 DB02 DB08 DB11 DJ27 DJ28 DJ38

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御系にステージコントローラ系が介在
    されて電気的に接続されているステージと、前記ステー
    ジにセットされているウエハに光を照射できるレーザ
    と、前記ステージの上に配置されているレンズと、前記
    レンズの上に配置されている光検出器と、前記光検出器
    および前記制御系に電気的に接続されている電気的情報
    作成系と、前記制御系に電気的に接続されている設計パ
    ターンデータ処理系とを有することを特徴とする異物・
    外観検査装置。
  2. 【請求項2】 制御系にステージコントローラ系が介在
    されて電気的に接続されているステージと、前記ステー
    ジにセットされているウエハに光を照射できるレーザ
    と、前記ステージの上に配置されているレンズと、前記
    レンズの上に配置されている光検出器と、前記光検出器
    および前記制御系に電気的に接続されている電気的情報
    作成系とを有することを特徴とする異物・外観検査装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の異物・外観検査
    装置を用いた情報の作成方法であって、ウエハの表面に
    存在する各々の異物の位置を検査した後、各々の異物が
    致命としての異物であるか非致命としての異物であるか
    を検査することを特徴とする情報の作成方法。
  4. 【請求項4】 請求項3の情報の作成方法であって、致
    命および非致命の判定方法と出力方法を有することを特
    徴とする情報の作成方法。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の情報の作成方法
    であって、設計パターンデータを、設計パターンデータ
    系に入力し、必要な時に、設計パターンデータ系から制
    御系に送る工程と、 ステージにセットされているウエハに、レーザを利用し
    て光を照射し、前記ウエハにおける半導体チップの異物
    の位置を示す異物の座標を検査する工程と、 制御系によって、異物座標データからなる異物検出信号
    と設計パターンデータとの対応を行って、前記異物がパ
    ターン上かパターン外かを検査し、前記異物が前記パタ
    ーン上にあると検査されると、致命と判定し、前記異物
    が前記パターン外にあると検査されると、非致命と判定
    する工程とを有することを特徴とする情報の作成方法。
  6. 【請求項6】 請求項3または4記載の情報の作成方法
    であって、ステージにセットされているウエハに、レー
    ザを利用して光を照射し、前記ウエハにおける検査用の
    半導体チップのパターンおよび異物の位置に対応する信
    号を検査する工程と、 制御系に、前記ウエハにおける半導体チップにおける異
    物がない半導体チップのパターンに対応する信号を入力
    する工程と、 制御系によって、検査用の半導体チップに対応する信号
    と異物がない半導体チップに対応する信号とを比較し
    て、異物の位置を検査する工程と、 制御系によって、前記異物および前記パターンに対応し
    ている信号を利用して、前記異物がパターン上かパター
    ン外かを検査し、前記異物がパターン上にあると検査さ
    れると、致命と判定し、前記異物がパターン外にあると
    検査されると、非致命と判定する工程とを有することを
    特徴とする情報の作成方法。
  7. 【請求項7】 請求項1または2記載の異物・外観検査
    装置を用いた情報の作成方法であって、ウエハにおける
    異物の位置を示す図である全異物マップ表示、致命・非
    致命に対応する異物の同時マップ表示、致命に対応する
    異物のみのマップ表示、非致命に対応する異物のみのマ
    ップ表示からなる情報を獲得することを特徴とする情報
    の作成方法。
  8. 【請求項8】 請求項1または2記載の異物・外観検査
    装置を用いた情報の作成方法であって、複数のウエハに
    おける各ウエハにおける致命に対応する異物と非致命に
    対応する異物とを示す図からなるウエハ状態における致
    命・非致命判定の時系列推移画面表示および複数のウエ
    ハにおける各ウエハにおける致命に対応する異物と非致
    命に対応する異物とそれらの合計値とを示すグラフ的な
    図であるウエハ状態における致命・非致命判定の時系列
    推移画面表示からなる情報を獲得することを特徴とする
    情報の作成方法。
  9. 【請求項9】 請求項1または2記載の異物・外観検査
    装置を用いた情報の作成方法であって、半導体装置の製
    造工程におけるウエハ処理を使用している製造工程の各
    々の製造工程における異物の数を示す図からなる致命に
    対応する異物と非致命に対応する異物との合計値を示す
    致命・非致命判定の製造工程追跡表示画面表示、非致命
    に対応する異物の数を示す非致命判定の製造工程追跡表
    示画面表示、致命に対応する異物の数を示す致命判定の
    製造工程追跡表示画面表示からなる情報を獲得すること
    を特徴とする情報の作成方法。
JP10260037A 1998-09-14 1998-09-14 異物・外観検査装置およびそれを用いた情報の作成方法 Withdrawn JP2000091392A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10260037A JP2000091392A (ja) 1998-09-14 1998-09-14 異物・外観検査装置およびそれを用いた情報の作成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10260037A JP2000091392A (ja) 1998-09-14 1998-09-14 異物・外観検査装置およびそれを用いた情報の作成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000091392A true JP2000091392A (ja) 2000-03-31

Family

ID=17342432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10260037A Withdrawn JP2000091392A (ja) 1998-09-14 1998-09-14 異物・外観検査装置およびそれを用いた情報の作成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000091392A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2020240708A1 (ja) * 2019-05-28 2020-12-03
WO2020240707A1 (ja) * 2019-05-28 2020-12-03 日本電信電話株式会社 光電子デバイス製造支援装置
JP2023044159A (ja) * 2021-09-17 2023-03-30 Ckd株式会社 基板検査装置及び基板検査方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2020240708A1 (ja) * 2019-05-28 2020-12-03
WO2020240707A1 (ja) * 2019-05-28 2020-12-03 日本電信電話株式会社 光電子デバイス製造支援装置
JPWO2020240707A1 (ja) * 2019-05-28 2020-12-03
WO2020240708A1 (ja) * 2019-05-28 2020-12-03 日本電信電話株式会社 光電子デバイスの製造方法、及び光電子デバイス製造支援システム
JP7197816B2 (ja) 2019-05-28 2022-12-28 日本電信電話株式会社 光電子デバイス製造支援装置
JP7197817B2 (ja) 2019-05-28 2022-12-28 日本電信電話株式会社 光電子デバイスの製造方法、及び光電子デバイス製造支援システム
JP2023044159A (ja) * 2021-09-17 2023-03-30 Ckd株式会社 基板検査装置及び基板検査方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4761607A (en) Apparatus and method for inspecting semiconductor devices
US8976348B2 (en) Wafer inspection system
US6861666B1 (en) Apparatus and methods for determining and localization of failures in test structures using voltage contrast
US7711177B2 (en) Methods and systems for detecting defects on a specimen using a combination of bright field channel data and dark field channel data
US5561293A (en) Method of failure analysis with CAD layout navigation and FIB/SEM inspection
WO2005008548A1 (en) Method of transmitting cad data to a wafer inspection system
US10304178B2 (en) Method and system for diagnosing a semiconductor wafer
KR960026522A (ko) 칩 수율을 추정하기 위한 장치 및 방법
WO2003019456A1 (en) Predicting chip yields through critical area matching
JP2010032295A (ja) 半導体集積回路の故障解析方法及び故障解析装置
JPH0645418A (ja) 半導体テストシステム、半導体テスト方法、半導体集積回路の配線パターン作成方法および半導体集積回路
US11276161B2 (en) Reference image generation for semiconductor applications
JP2001015566A (ja) 半導体装置の製造方法
JP4359601B2 (ja) パターン検査装置、及びパターン検査方法
JPH01174948A (ja) 表面検査装置
JP2000091392A (ja) 異物・外観検査装置およびそれを用いた情報の作成方法
JP3793668B2 (ja) 異物欠陥検査方法及びその装置
JPH06252230A (ja) 欠陥検査方法および装置
US6653849B1 (en) IC analysis involving logic state mapping in a SOI die
JPH04279041A (ja) パターン欠陥検出方法
JPH07159333A (ja) 外観検査装置及び外観検査方法
JP2003057193A (ja) 異物検査装置
JPH09145627A (ja) 半導体検査方法および装置
JP2000294466A (ja) チップマップ生成方法およびその装置
JPS6366446A (ja) 異物検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050308

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061016

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061031

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20061117