JP2000091029A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2000091029A
JP2000091029A JP10255868A JP25586898A JP2000091029A JP 2000091029 A JP2000091029 A JP 2000091029A JP 10255868 A JP10255868 A JP 10255868A JP 25586898 A JP25586898 A JP 25586898A JP 2000091029 A JP2000091029 A JP 2000091029A
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connector
terminal
male terminal
female terminal
housing
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JP10255868A
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Toshiyuki Hashimoto
利行 橋本
Jutaro Mukai
重太郎 向井
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】インパネモジュールを車体側に組み付ける際、
位置ずれして取り付けられ、オス端子用コネクタ部とメ
ス端子用コネクタ部が正確に対峙していなくても、オス
端子用コネクタ部とメス端子用コネクタ部とを接続する
ことができ、かつ、両コネクタを接続後、モジュール間
に位置ずれや振動が発生しても、変形したり破損したり
することを防止できるコネクタを提供する。 【解決手段】メス端子用コネクタ部20は、オス端子用
コネクタ部10のオス端子ハウジング11内に嵌め入れ
られるメス端子ブロック21と、インパネモジュール3
に取り付けられるベース22と、メス端子ブロック21
とベース22とに回動可能に取り付けられ、メス端子ブ
ロック21とベース22とを連結する軸継手23とを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のハーネスを
接続するために使用されるオス端子用コネクタ部とメス
端子用コネクタ部とからなるコネクタに関し、特に、オ
ス端子用コネクタ部とメス端子用コネクタ部が取付部材
に位置ずれして取り付けられ、正確に対峙していなくて
も、オス端子用コネクタ部とメス端子用コネクタ部とを
接続することができるようにしたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車などにおいて、電力や信
号を供給する複数のハーネスを接続するために、オス端
子用コネクタ部とメス端子用コネクタ部とから構成され
るコネクタが使用されている。この種の従来のコネクタ
を、図12及び図13を参照しながら説明する。
【0003】オス端子用コネクタ部50は図12に示す
ように、有底筒状のオス端子ハウジング51内にハーネ
ス1を取り付けた針状のオス端子52を複数本、平行に
配置したものである。オス端子52は、その基端部52
aがオス端子ハウジング51の底部51aに固定され、
先端部52bがオス端子ハウジング51の底部51aか
らオス端子ハウジング51の開口した先端側51bへ突
出している。
【0004】一方、メス端子用コネクタ部60は図12
に示すように、オス端子用コネクタ部50のオス端子ハ
ウジング51内に嵌め入れられるメス端子ブロック61
内に、前記オス端子52が挿し込まれる位置関係で複数
の小孔が形成され、その小孔内にハーネス1を取り付け
たメス端子62を挿入したものである。そして図13に
示すように、メス端子ブロック61がオス端子ハウジン
グ51内に嵌め入れられると、メス端子62とオス端子
52とが接続される。
【0005】また、ハーネス1の本数が増加すると、図
14に示すようなコネクタが使用される。このコネクタ
のオス端子用コネクタ部70は、1個のオス端子用ハウ
ジング71内を複数の室に分割し、それぞれの室内にハ
ーネス1を取り付けた複数組のオス端子72を配置した
ものである。一方、メス端子用コネクタ部60は、オス
端子ハウジングの分割された各室内に嵌め入れられるメ
ス端子ブロック61内に、ハーネス1を取り付けたメス
端子62が配置される。このメス端子ブロック61がオ
ス端子ハウジング71の各室内に嵌め入れられると、そ
の複数組のオス端子72と複数組のメス端子62とが接
続される。
【0006】なお、自動車用ワイヤーハーネスなどの電
線の接続に好適であり、メンテナンス時の着脱を容易に
した多極コネクタの接続構造が特開平6−176817
号公報に開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年の自動車の組立ラ
インにおいては、組立工数や部品点数を低減することに
より、組立作業性を向上させ、組立てコストを低減する
ことが行われている。例えば、自動車の各構成部品に予
めハーネスなどが取り込まれ、部品単位で完結された大
規模なモジュール化が進められている。インストルメン
トパネルをモジュール化したインストルメントモジュー
ル(以下、「インパネモジュール」と略す。)と車体側
には、それぞれ、オス端子用コネクタ部とメス端子用コ
ネクタ部とが設けられる。
【0008】オス端子用コネクタ部とメス端子用コネク
タ部とは、それぞれ対峙するように設けられ、インパネ
モジュールを車体側に組み付けると、両コネクタ部は接
続される。
【0009】しかし、オス端子用コネクタ部とメス端子
用コネクタ部とが、位置ずれしてインパネモジュールを
車体側に取り付けられると、両コネクタが正確に対峙し
ていないため、両コネクタを接続するのに時間を要した
り、接続できなかったりするという課題がある。
【0010】また、両コネクタを接続後、モジュール間
に位置ずれや振動が発生すると、コネクタが変形したり
破損したりするという課題がある。
【0011】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、インパネモジュールを車体側に
組み付ける際、位置ずれして取り付けられ、オス端子用
コネクタ部とメス端子用コネクタ部が正確に対峙してい
なくても、オス端子用コネクタ部とメス端子用コネクタ
部とを接続することができ、かつ、両コネクタを接続
後、モジュール間に位置ずれや振動が発生しても、変形
したり破損したりすることを防止できるコネクタを提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のコネクタは、第
1の部材に取り付けられるハウジングと、そのハウジン
グ内に設けられた第1の端子とを有する第1の端子用コ
ネクタ部と、第2の部材に取り付けられるベースと、前
記第1の端子用コネクタ部のハウジング内に挿入される
ブロックと、そのブロックに設けられ、前記第1の端子
と接続される第2の端子と、前記ブロックとベースとに
回動可能に取り付けられた軸継手とを有する第2の端子
用コネクタ部と、からなることを特徴とするものであ
る。
【0013】本発明の他のコネクタは、第1の部材に取
り付けられるブロックと、そのブロックに設けられた第
1の端子とを有する第1の端子用コネクタ部と、第2の
部材に取り付けられるベースと、前記第1の端子用コネ
クタ部のブロックが挿入されるハウジングと、そのハウ
ジング内に設けられ、前記第1の端子と接続される第2
の端子と、前記ハウジングとベースとに回動可能に取り
付けられた軸継手とを有する第2の端子用コネクタ部
と、からなることを特徴とするものである。
【0014】上記第1の端子及び第2の端子の少なくと
も一方の端子は、端子接続方向と反対方向に付勢するば
ね部材を備えていてもよい。
【0015】上記ハウジング及びブロックの少なくとも
一方は、端子接続方向と反対方向に付勢する衝撃吸収部
材を備えていてもよい。
【0016】本発明によれば、第1の端子用コネクタ部
と第2の端子用コネクタ部のいずれか一方に軸継手が設
けられているので、一方の端子用コネクタ部を、第1及
び第2の端子同士が対峙する位置に移動させることがで
きる。また、第1の端子用コネクタ部と第2の端子用コ
ネクタ部とを接続後、取付部材間に位置ずれや振動が発
生しても、軸継手によって位置ずれ分、振動分を吸収で
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の第1のコネクタを図1か
ら図4を参照しながら説明する。本発明の第1のコネク
タは、車体側に取り付けられる取付部材2の所定位置に
取り付けられて車体側に設けられているオス端子用コネ
クタ部10と、取付部材であるインパネモジュール3の
所定位置に取り付けられるメス端子用コネクタ部20と
から構成される。取付部材2は、車体側に配索されたワ
イヤーハーネスのコネクタ部を車体側に取り付けやすく
するものである。
【0018】オス端子用コネクタ部10は図1及び図2
に示すように、有底筒状のオス端子ハウジング11内の
肉抜きされた底部11bに、中心軸Lと平行な図示しな
いランスを備えた多数の小孔11cを形成し、この小孔
11c内に針状のオス端子12の基端部12aを収納し
たものである。なお、基端部12aには穴が設けられ、
この穴に前述したランスの係止部が係止されている。こ
の点はメス端子用コネクタ部20も同様である。オス端
子12の基端部12aには、ハーネス1が取り付けら
れ、ハーネス1は小孔11cから取付部材2側へ導出さ
れる。オス端子12の先端部12bは、オス端子ハウジ
ング11内で底部11bから突出している。
【0019】オス端子ハウジング11の底部11bの周
辺部には、オス端子用コネクタ部10を取付部材2に取
り付けるためのネジ穴11dを形成したフランジ11e
が設けられている。メス端子用コネクタ部20と対向す
る側のオス端子ハウジング11の先端部11fは、メス
端子ブロック21が挿入しやすいようにするため、拡げ
て開口している。
【0020】一方、メス端子用コネクタ部20は、オス
端子用コネクタ部10のオス端子ハウジング11内に嵌
め入れられるメス端子ブロック21と、そのメス端子ブ
ロック21の基端側21aから間隔を隔てて配置され、
インパネモジュール3に取り付けられるベース22と、
メス端子ブロック21とベース22に回動可能に取り付
けられ、メス端子ブロック21とベース22とを連結す
る軸継手23とを備えたものである。メス端子ブロック
21内には、オス端子用コネクタ部10に対向する先端
側21bの内部には、ハーネス1を取り付けたメス端子
24が配置される。メス端子24は、オス端子用コネク
タ部10のオス端子12が挿し込まれる位置関係となる
ように、中心軸Lと平行に配置される。
【0021】軸継手23は、メス端子ブロック21に形
成されたクランパ23aと、ベース22に形成されたク
ランパ23bと、両クランパ23a,23bを連結する
連結ピン23cとから構成される。メス端子ブロック2
1に形成されたクランパ23aは、メス端子ブロック2
1の中心軸部分21cで、先端側21bの端面から基端
側21aへ突出したものであり、ベース22側に開口し
た凹球面部23a’が形成される。ベース22に形成さ
れたクランパ23bは、ベース22の中心部からメス端
子ブロック21内の肉抜きされた中心軸部分21cへ突
出したものであり、メス端子ブロック21の先端側21
bに開口した凹球面部23b’が形成されている。
【0022】連結ピン23cの両端には、前記両クラン
パ23a,23bの凹球面部23a’、23b’内に嵌
め入れられる球状部23eがそれぞれ形成される。この
ような軸継手23によって、メス端子ブロック21はベ
ース22に対して任意の位置関係に連結される。ベース
22のクランパ23bの先端部分には、連結ピン23c
を保持する矯正ゴム23dが嵌められる。
【0023】また、ベース22の周辺部にはメス端子用
コネクタ部20をインパネモジュール3に取り付けるた
めのネジ穴22aを形成したフランジ22bが設けら
れ、そのフランジ22bとクランパ23bを形成した中
心部との間は肉抜きされる。この肉抜きされた部分から
メス端子24を取り付けたハーネス1が導出される。
【0024】本発明の第1のコネクタは以上のように構
成され、次に使用方法について説明する。まず、オス端
子用コネクタ部10を、フランジ11eに形成されたネ
ジ穴11dに通されるネジ4によって、取付部材2の所
定の位置に取り付ける。一方、メス端子用コネクタ部2
0を、ベース22のフランジ22bに形成したネジ穴2
2aに通されるネジ4によって、インパネモジュール3
の所定の位置に取り付ける。
【0025】次いで、インパネモジュール3を取付部材
2に組み付けると、図3及び図4に示すようにオス端子
用コネクタ部10のオス端子ハウジング11内にメス端
子用コネクタ部20のメス端子ブロック21が嵌め入れ
られる。
【0026】このとき、オス端子用コネクタ部10とメ
ス端子用コネクタ部20が取付部材2とインパネモジュ
ール3とに位置ずれして取り付けられ、両コネクタ1
0,20が正確に対峙していなくても、メス端子ブロッ
ク21はオス端子ハウジング11の先端部11fが拡げ
て開口しており、また軸継手23によってメス端子ブロ
ック21がベース22に対して任意の位置関係になるよ
うに移動するため、メス端子24がオス端子12と対峙
するようにメス端子ブロック21が移動し、図3に示す
ようにオス端子ハウジング11内にメス端子ブロック2
1が挿し込まれる。このように、オス端子用コネクタ部
10とメス端子用コネクタ部20が取付部材2とインパ
ネモジュール3とに位置ずれして取り付けられていて
も、軸継手23によって位置ずれ分(図3参照)を補正
できるので、メス端子用コネクタ部20とオス端子用コ
ネクタ部10とを接続することができる。
【0027】また、オス端子用コネクタ部10とメス端
子用コネクタ部20とを接続後、取付部材2とモジュー
ル3間に位置ずれや振動が発生しても、軸継手23によ
って位置ずれ分、振動分を吸収できるので、コネクタが
変形したり破損したりすることを防止できる。
【0028】次に、本発明の第2のコネクタを図5から
図11を参照しながら説明する。本発明の第2のコネク
タも、第1のコネクタと同様、取付部材2の所定位置に
取り付けられるオス端子用コネクタ部30と、取付部材
であるインパネモジュール3の所定位置に取り付けられ
るメス端子用コネクタ部20とから構成される。第2の
コネクタは図5及び図6に示すように、オス端子用コネ
クタ部30の先端側が取付部材2の表面から突出して取
り付けられる。
【0029】このようなオス端子用コネクタ部30は、
図7に示すような円筒状のオス端子ハウジング31を中
心に構成される。オス端子ハウジング31の先端側寄り
の中間部31aには、内径を狭窄した厚肉部31bが形
成され、その厚肉部31bには中心軸Lと平行に貫通孔
31cが形成されている。オス端子ハウジング31の中
間部31aであって、厚肉部31bの基端側端面に接し
た位置には、図8に示すような櫛歯状の仕切板32が穴
31iを介して径方向に挿入される。
【0030】厚肉部31bの貫通孔31c内には圧縮コ
イルバネ33bを備えたオス端子33が挿入される。こ
の圧縮コイルバネ33bは、端子接続時の衝撃を緩衝す
るため、接続方向の反対方向(図面の右側方向)に付勢
している。オス端子33は、基端面33aが仕切板32
に当接し、先端部33cが厚肉部31bの先端側端面か
ら突出している。オス端子33の基端面33aに取り付
けられているハーネス1は、櫛歯状の仕切板32のスリ
ットの部分32a(図8参照)からオス端子ハウジング
31の基端部31dの方へ引き出される。
【0031】また、オス端子ハウジング31の先端部3
1eは拡げて開口されている。オス端子ハウジング31
の厚肉部31bを形成した中間部31aの外周と、基端
部31dの外周とには鍔部31f,31gが形成されて
いる。さらにオス端子ハウジング31の基端部31dに
は、基端部31dが撓んで縮径できるようにするため、
図8に示すように切込み31hが形成されている。
【0032】そして、この両鍔部31f,31gの間に
は図8に示すように、オス端子ハウジング31の外周を
取り巻く円筒圧縮コイルバネのような衝撃吸収部材34
とコネクタリング35とが嵌められる。オス端子ハウジ
ング31の基端部31dに鍔部31gが形成されていて
も、切込み31hによって基端部31dは撓んで縮径で
きるため、衝撃吸収部材34とコネクタリング35とを
オス端子ハウジング31の外側に嵌めることができる。
また、衝撃吸収部材34がオス端子ハウジング31の外
側に嵌められることにより、仕切板32が抜け出ること
を防止できる。
【0033】コネクタリング35の中間部には、溝35
aが形成された断面略L字形状の鍔35bが形成され、
その溝35a内には取付部材2と接合する防水パッキン
36が嵌め入れられる。この防水パッキン36の外径
は、開口したオス端子ハウジング31の先端部31eの
外径よりも大きく、取付部材2の窓穴部2aを裏面側へ
折り曲げた折曲部2bを埋め込むことができるようにさ
れる。
【0034】一方、メス端子用コネクタ部20は図9に
示すように、第1のコネクタのメス端子用コネクタ部2
0と基本的に同じであるため、第1のコネクタのメス端
子用コネクタ部20に付した符号と同じ符号を付すこと
により、その説明は省略する。
【0035】次に、第2のコネクタの使用方法について
説明する。第2のコネクタは図6に示すように、オス端
子用コネクタ部30が取付部材2に形成した窓穴部2a
に貫通して取り付けられるものである。取付部材2の窓
穴部2aを裏側へ折曲した折曲部2bは、オス端子用コ
ネクタ部30の防水パッキン36内に埋め込まれた状態
となり、図11に示すようにオス端子用コネクタ部30
を、ネジ4によって取付部材2に取り付ける。他方、メ
ス端子用コネクタ部20を、ベース22がインパネモジ
ュール3の所定位置になるように取り付ける。
【0036】そして、インパネモジュール3を取付部材
2に組み付けると、図10及び図11に示すようにオス
端子用コネクタ部30のオス端子ハウジング31内にメ
ス端子用コネクタ部20のメス端子ブロック21を嵌め
入れると、オス端子33と軸状のメス端子24とが接続
される。このとき、第1のコネクタにおいて説明したよ
うに、オス端子用コネクタ部30とメス端子用コネクタ
部20が取付部材2とインパネモジュール3とに位置ず
れして取り付けられ、両コネクタ30,20が正確に対
峙していなくても、軸継手23によって位置ずれ分を補
正できるので、メス端子ブロック21が所定の位置に移
動して、オス端子用コネクタ部30とメス端子用コネク
タ部20とを接続することができる。
【0037】また、オス端子用コネクタ部30とメス端
子用コネクタ部20とを接続後、取付部材2とモジュー
ル3間に位置ずれや振動が発生しても、軸継手23によ
って位置ずれ分、振動分を吸収できるので、コネクタが
変形したり破損したりすることを防止できる。
【0038】第2のコネクタは、インパネモジュール3
を取付部材2に組み付ける際に、オス端子用コネクタ部
30とメス端子用コネクタ部20とが衝撃を受けないで
接続されることに特徴がある。すなわち、オス端子ハウ
ジング31内にメス端子ブロック21が勢いよく嵌め入
れられても、円筒圧縮コイルバネのような衝撃吸収部材
34が圧縮され、また圧縮コイルバネ33bを備えたオ
ス端子33も圧縮されることにより、オス端子ハウジン
グ31が取付部材2の裏面側へ移動し、端子接続時にお
ける衝撃が吸収されるので、コネクタが変形したり破損
したりすることを防止できる。
【0039】取付部材2とインパネモジュール3との間
隔が所定の間隔よりも狭いときは、衝撃吸収部材34及
びオス端子33が圧縮された状態で、メス端子用コネク
タ部20とオス端子用コネクタ部30とが接続される。
また、取付部材2とインパネモジュール3とが所定の間
隔であるときは、衝撃吸収部材34及びオス端子33は
一旦、圧縮された後、伸長し、メス端子用コネクタ部2
0とオス端子用コネクタ部30とが接続される。
【0040】本発明は、上記の2つの実施の形態に限定
されることはなく、特許請求の範囲に記載された技術的
事項の範囲内において、種々の変更が可能である。例え
ば、軸継手23をハウジングに設けてもよい。また、ハ
ウジング内にメス端子を取り付け、ブロックにオス端子
を取り付けてもよい。
【0041】なお、オス端子とメス端子に取り付けられ
るハーネスは自動車用に限定するものではない。また、
軸継手は弾性係数が大きくかつ任意の方向を向くことの
できる軸状のバネであっても実施することができる。ま
た、第1のコネクタは角筒状のものを図示したが、円筒
状のものであっても同様に実施することができる。ま
た、取付部材としてドアモジュール等にも適用できる。
さらに、一方のコネクタ部は取付部材を用いずに直接車
体側に設けてもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、第1の端子用コネクタ
部と第2の端子用コネクタ部のいずれか一方に軸継手が
設けられているので、一方の端子用コネクタ部を、第1
及び第2の端子同士が対峙する位置に移動させることが
できる。従って、第1の端子用コネクタ部又は第2の端
子用コネクタ部が取付部材に位置ずれして取り付けられ
ていても、軸継手によって位置ずれ分を補正できるの
で、第1の端子用コネクタ部と第2の端子用コネクタ部
とを接続することができる。その結果、自動車などの組
立作業性を向上させることができる。
【0043】また、第1の端子用コネクタ部と第2の端
子用コネクタ部とを接続後、取付部材間に位置ずれや振
動が発生しても、軸継手によって位置ずれ分、振動分を
吸収できるので、コネクタが変形したり破損したりする
ことを防止できる。その結果、本発明のコネクタを使用
することにより、製品の歩留まりを向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1のコネクタが接続される前の状態
を示す側面断面図である。
【図2】本発明の第1のコネクタが接続される前の状態
を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の第1のコネクタが接続されたときの状
態を示す側面断面図である。
【図4】本発明の第1のコネクタが接続されたときの状
態を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2のコネクタを使用する状況を説明
するための概略斜視図である。
【図6】本発明の第2のコネクタが接続される前の状態
を示す概略斜視図である。
【図7】本発明の第2のコネクタが接続される前の状態
を示す側面断面図である。
【図8】本発明の第2のコネクタを構成するオス端子用
コネクタ部の分解斜視図である。
【図9】本発明の第2のコネクタを構成するメス端子用
コネクタ部の分解斜視図である。
【図10】本発明の第2のコネクタが接続されたときの
状態を示す側面断面図である。
【図11】本発明の第2のコネクタが接続されたときの
状態を示す概略斜視図である。
【図12】従来のコネクタが接続される前の状態を示す
側面断面図である。
【図13】従来のコネクタが接続されたときの状態を示
す側面図である。
【図14】従来の図12及び図13と異なるコネクタが
接続される前の状態を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1:ハーネス 2:取付部材 3:インパネモジュール 10:オス端子用コネクタ部 11:オス端子ハウジング 12:オス端子 20:メス端子用コネクタ部 21:メス端子ブロック 22:ベース 23:軸継手 24:メス端子 30:オス端子用コネクタ部 31:オス端子ハウジング 32:仕切板 33:オス端子 34:衝撃吸収部材 35:コネクタリング 36:防水パッキン
フロントページの続き Fターム(参考) 5E021 FA05 FA08 FA09 FB09 FB20 FC07 FC08 FC31 FC40 HA01 HA05 HB20 5E023 AA04 AA12 AA13 BB02 BB03 CC02 DD18 EE02 EE14 GG15 HH01 HH17 HH18 HH21 HH25

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の部材に取り付けられるハウジング
    と、そのハウジング内に設けられた第1の端子とを有す
    る第1の端子用コネクタ部と、 第2の部材に取り付けられるベースと、前記第1の端子
    用コネクタ部のハウジング内に挿入されるブロックと、
    そのブロックに設けられ、前記第1の端子と接続される
    第2の端子と、前記ブロックとベースとに回動可能に取
    り付けられた軸継手とを有する第2の端子用コネクタ部
    と、 からなることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】第1の部材に取り付けられるブロックと、
    そのブロックに設けられた第1の端子とを有する第1の
    端子用コネクタ部と、 第2の部材に取り付けられるベースと、前記第1の端子
    用コネクタ部のブロックが挿入されるハウジングと、そ
    のハウジング内に設けられ、前記第1の端子と接続され
    る第2の端子と、前記ハウジングとベースとに回動可能
    に取り付けられた軸継手とを有する第2の端子用コネク
    タ部と、 からなることを特徴とするコネクタ。
  3. 【請求項3】前記第1の端子及び第2の端子の少なくと
    も一方の端子は、端子接続方向と反対方向に付勢するば
    ね部材を備えていることを特徴とする請求項1又は2に
    記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】前記ハウジング及びブロックの少なくとも
    一方は、端子接続方向と反対方向に付勢する衝撃吸収部
    材を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れか1つの項に記載のコネクタ。
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