JP2000090907A - リード接合構造及びこの構造を用いた電池パック - Google Patents

リード接合構造及びこの構造を用いた電池パック

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JP2000090907A JP10258378A JP25837898A JP2000090907A JP 2000090907 A JP2000090907 A JP 2000090907A JP 10258378 A JP10258378 A JP 10258378A JP 25837898 A JP25837898 A JP 25837898A JP 2000090907 A JP2000090907 A JP 2000090907A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 材質及び厚さが異なるリード間を安定した接
合状態に接合するリード接合構造を提供し、これを電池
パックに適用する。。 【解決手段】 電池3の正極リード12は箔状のアルミ
ニウムで形成され、これをリン青銅で形成された正極接
続リード30に接合するために、正極接続リード30に
形成された接合辺30aで正極リード12を挟み込み、
この重ね合わせ位置をスポット溶接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異種金属で且つ厚
さが異なるリード間を接合するリード接合構造に関し、
また、この接合構造を用いた電池パックに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機やモバイルコンピュータ等の
携帯情報機器の体積及び重量中に電池が占める比率は少
なくなく、携帯情報機器の小型軽量化及び薄型化の鍵を
電池が握っているといっても過言ではない。例えば、携
帯電話機の小型化は目ざましく、ポケットに入る大きさ
にまで実現されている。しかし、薄型化の要求を満たす
ものとは言えず、薄型化が実現されてこそ携帯性に優れ
たものとなる。この薄型化も電池をいかに薄く構成する
ことができるかにかかっている。従来から用いられてい
るリチウムイオン二次電池では薄型化に限界があること
から、正極板と負極板とをポリマー電解質シートを介し
て積層構造にした発電要素をラミネートシートにより形
成した外装ケースに収容したリチウムポリマー二次電池
を用いて携帯情報機器の電池パックを構成する試みがな
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ラミネ
ートシートにより形成した外装ケースに発電要素を収容
して構成した場合に、正極リード及び負極リードをラミ
ネートシートの溶着シール間から引き出すことになるた
め、溶着シールの密封性を保つために正負各リードは極
めて薄い金属材に形成する必要がある。そのため箔状の
金属材で正極、負極の各リードが形成されることにな
り、これを電池パックの外部出力端子等の構成要素に接
合するとき、スポット溶接等による接合が困難となり、
リードの引回しにより接合部分が剥離する等の問題点が
あった。特に、正極リードはアルミニウムで形成されて
いるので、外部出力端子を構成するリン青銅等と接合す
るとき、アルミニウム箔はその溶融温度及び硬度がリン
青銅より低いため、接合間に溶融による合金の生成がな
されず、充分な接合強度が得られない。
【0004】本発明が目的とするところは、電池から引
き出されたリードを、これに接続する相手側リードと充
分な接合強度で接合できるようにしたリード接合構造及
びこの構造を用いた電池パックを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本願の第1発明は、箔状の金属薄板に形成された箔状
リードを接続する相手側リードが、箔状リードと異なる
金属材質で比較的厚く形成されてなり、この相手側リー
ドと前記箔状リードとを接合するリード接合構造におい
て、前記箔状リードと前記相手側リードとの接続位置で
相手側リードにより箔状リードを挟み込み、箔状リード
と相手側リードとの間を溶融接合することにより、箔状
リードを相手側リードに接合するように構成されてなる
ことを特徴とする。
【0006】この接合構造によれば、箔状リードは相手
側リードに挟み込まれて両面から溶融接合されるので、
箔状リードと相手側リードとの間の接合強度が低い場合
にも挟み込みにより補われ、箔状リードの剥離強度が向
上する。
【0007】上記構成において、箔状リードと相手側リ
ードとの間を溶融接合すると同時に、対面する相手側リ
ード間も溶融接合するようにすることによって、相手側
リードが箔状リードを挟み込んで保持する強度が増し、
両者間の接合強度を向上させることができる。
【0008】また、相手側リードが、箔状リードと同一
材質である第1の金属材を相手側リードと同一材質であ
る第2の金属材に圧延接合したクラッド材で形成されて
なり、この相手側リードの前記第1の金属材を箔状リー
ド側に向けて箔状リードを挟み込むように構成すること
により、挟み込み構造に加えて箔状リードに接する面が
箔状リードと同一材質で形成されていることにより溶融
接合の強度が向上し、両者間の接合強度は確実に向上す
る。
【0009】また、箔状リードを挟み込む一対の相手側
リードの一方側の内面に突起を形成することにより、箔
状リードを挟み込むときに突起が箔状リードを貫通して
両面の相手側リード間が接触し、この状態で溶融接合す
ると対面する相手側リード間が箔状リードと共に接合さ
れるので、箔状リードとの接合強度を向上させることが
できる。
【0010】また、本願の第2発明は、二次電池と、保
護回路を形成した回路基板及びPTC素子を備えて構成
された電池保護装置とをパックケース内に収容し、前記
二次電池から引き出された正極リード及び負極リードを
外部出力端子及び前記電池保護装置に接続してなる電池
パックにおいて、前記二次電池がシート状の正負極板を
積層して形成された発電要素を一対のラミネートシート
の周辺部を溶着シールした外装ケース内に収容し、溶着
シールした一辺側からそれぞれに異なる金属材で箔状に
形成された正極リードと負極リードとが引き出されてな
り、この正極リードと前記外部出力端子に接続された正
極相手側リードとの間及び/又は前記負極リードと前記
電池保護装置に接続された負極相手側リードとの間を、
各相手側リードにより箔状リードを挟み込み、箔状リー
ドと相手側リードとの間を溶融接合するように構成され
てなることを特徴とする。
【0011】この構成によれば、電池から引き出された
箔状のリードが、これを接合する相手側リードより溶融
温度や硬度が低い場合に、両者間の接合が困難になる
が、両者の接合位置において相手側リードにより箔状リ
ードを挟み込んで溶融接合すると接合強度が向上し、リ
ードの引回し等による剥離が防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の一実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
尚、以下に示す実施形態は本発明を具体化した一例であ
って、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0013】本実施形態は、携帯電話機の電池電源とし
て構成した電池パックにおいて、内装した電池から引き
出された正極及び負極の各リードを電池パックの各構成
要素に接続するための接合に、本発明に係るリード接合
構造を適用した電池パックについて示すものである。
【0014】図1は、実施形態に係る電池パックの構成
を分解して示すもので、電池パック1は、上ケース2a
と下ケース2bとからなるパックケース2内にリチウム
ポリマー二次電池として構成された電池3、この電池3
を保護する保護回路を構成したセーフティユニット(以
下、SU)4及び臨界温度抵抗素子であるPTC5を備
えて構成された電池保護装置8を収容し、電池パック1
を携帯電話機に電気接続するための外部出力端子6a、
6b、6cを備えて構成されている。
【0015】この電池パック1は、携帯電話機に着脱自
在に装填できるように構成されており、パックケース2
を構成する上ケース2aは携帯電話機の外装ケースの一
部を構成する。従って、上ケース2aは機器外装として
の強度と美観を呈するように形成される。この上ケース
2a及び下ケース2bは樹脂成形により形成され、電池
3及び電池保護装置8を収容して両ケース間は超音波接
合により一体化される。
【0016】前記電池3は、図2にその概略構造を示す
ように、シート状に形成された正極板と負極板とをポリ
マー電解質シートからなるセパレータを介して複数層に
積層して形成された発電要素10を、ラミネートシート
からなる柔軟な外装ケース11内に収容して構成されて
いる。この外装ケース11は短冊状に切断されたラミネ
ートシートを二つ折りにして、両サイドの斜線部を溶着
シールして袋状に形成し、この中に発電要素10を収容
し、発電要素10を構成する正極板から正極リード1
2、負極板から負極リード13を引き出し、リード引き
出し辺11bを溶着シールし、外装ケース11内を密閉
して形成される。両サイドのシール辺11aは、図1に
示すように上面側に折り返して無駄な平面スペースの増
加を減少させている。このように構成された電池3は、
従来のリチウムイオン二次電池等のように正負極板を巻
回構造にした構造に比して薄型の平板状に構成すること
ができ、電池パック1としても薄く形成できるので、機
器の薄型化に寄与できるものとなる。
【0017】また、前記電池保護装置8は、充放電を制
御して過放電や過充電から電池3を保護する保護回路を
回路基板14上に構成したSU4及び短絡等による過大
な放電電流から電池3を保護するためのPTC素子5を
備えて構成され、図示するように組み立てられた状態で
供給される。この電池保護装置8は、図3に示すよう
に、下ケース2bの所定位置に回路基板14及びPTC
素子5の板面方向を電池3の平板面と平行にして装着さ
れる。この電池保護装置8が下ケース2bに装着された
後、図4に示すように、電池3を下ケース2b内に収容
して、電池3から引き出された正極リード30及び負極
リード33と電池保護装置8とを接続した後、上ケース
2aを下ケース2bに接合して電池パック1が完成され
る。
【0018】上記電池保護装置8、電池3及び外部出力
端子6a〜6cを下ケース2b内に配設する手順は、以
下に説明するように実施される。
【0019】図1に示すように、下ケース2bの側面か
ら裏面側にかけた90度方向に、端子装着部19a、1
9b、19cがそれぞれ凹部として形成されており、こ
の凹部の底面には、図5に示すように、上下2か所にス
リット状の端子挿入孔22が形成されている。この端子
挿入孔22に、図1に示すように、コの字状に形成され
た各外部出力端子6a、6b、6cを、それぞれの両先
端部から圧入する。正極端子となる外部出力端子6a
は、その先端部の一方が長く形成されているので、下ケ
ース2bに装着されたとき、下ケース2bに形成された
接合穴23の上に挿入先端が位置し、接合穴23から挿
入先端が覗くようになる。この接合穴23上の挿入先端
に図1に示す正極接続リード30の端部を重ね合わせ、
スポット溶接により両者を接合する。図6は、外部出力
端子6aの装着状態を示す断面図で、外部出力端子6a
の挿入先端の上に正極接続リード30の端部が載置さ
れ、上下矢印で示すように溶接電極の一方を前記接合穴
23から挿入して外部出力端子6aの挿入先端に当て、
他方を前記正極接続リード30に当ててスポット溶接が
なされ、両者は接合される。
【0020】また、外部出力端子6a〜6cは、上下の
端子挿入孔22、22から圧入されて下ケース2bに嵌
合すると共に、下ケース2b内に配設される各構成要素
に接合されるので確実な取付け構造となる。また、図6
に示すように、端子装着部19a〜19cの底面に密着
した状態に装着されるので、電池パック1を携帯電話機
に装填したときに電気的接続のために圧接される接続プ
ローブ44からの加圧を受けても確実な接続状態が得ら
れ、接触抵抗の少ない電気的接続がなされる。
【0021】次に、図3に示すように、電池保護装置8
に設けられたテスト端子24a、24bを下ケース2b
に形成されたテスト端子窓29a、29bに嵌入するこ
とにより位置決めして、電池保護装置8を下ケース2b
の端部に配設する。図7は、前記テスト端子24bの配
設状態を示す断面図で、テスト端子24bの先端をコの
字状に折り曲げた部分をテスト端子窓29bの一辺に嵌
入して位置決めすると同時に先端を下ケース2bに固定
している。このテスト端子24a、24bの先端は、テ
スト端子窓29a、29bを通して外部から覗く位置に
あるので、電池パック1完成後の製造検査時に検査プロ
ーブ43を当接させて電気的な検査の用に供される。
【0022】電池保護装置8が下ケース2bに位置決め
されると、図8に示すように、SU4を構成した回路基
板14は、下ケース2bに装着された各外部出力端子6
a、6b、6cの下に配置され、回路基板14に形成さ
れたハンダ付けランド31a、31b、31c上にそれ
ぞれ外部出力端子6a、6b、6cが当接した状態にな
る。この各ハンダ付けランド31a、31b、31cに
それぞれ外部出力端子6a、6b、6cをハンダ付けす
ることにより端子接続がなされると同時に、外部出力端
子6a〜6c及び電池保護装置8が下ケース2b上に位
置固定された状態となる。
【0023】図8(b)に示すように、回路基板14及
びPTC素子5の板面は、下ケース2bの底面と平行に
配設されているので、電池保護装置8を収容した部分の
厚さ方向のスペースを減少させることができる。更に、
図4に示すように、電池3のリード引き出し辺11bを
電池保護装置8上に収容する厚さ方向のスペースをつく
ることができ、パックケース2内に無駄なスペースをつ
くることなく電池パック1の小型化を向上させている。
また、リード引き出し辺11bが電池保護装置8の上面
を覆うことにより、電池3から引き出された正極リード
12、負極リード13が電池保護装置8に接触すること
を防止している。この電池保護装置8を配設した状態で
は、電池保護装置8に設けられている負極接続リード3
3及び正極接続リード30は下ケース2bの端部に直立
した状態に配置される。
【0024】次に、図4に示すように、電池3をそのリ
ード引き出し辺11bを電池保護装置8側に向けて下ケ
ース2b内に収容する。電池3は、そのリード引き出し
辺11bが電池保護装置8上を覆うように配置され、下
ケース2bに形成された凹部32と位置決め凸部34と
の間で収容位置が位置決めされる。この電池3のリード
引き出し辺11bから引き出された正極リード(箔状リ
ード)12は正極接続リード(相手側リード)30に、
負極リード(箔状リード)13は負極接続リード(相手
側リード)33にそれぞれ対面するようになる。この正
極リード12と正極接続リード30との間、負極リード
13と負極接続リード33との間は、スポット溶接によ
り接合される。
【0025】図9は、正極リード12と正極接続リード
30との間の接合を示すもので、正極リード12は厚さ
80μmのアルミニウムで箔状に形成され、その硬度か
らも極めて強度の低い状態であり、スポット溶接による
接合が確実になされるようにするため、正極リード12
を正極接続リード30と接合辺30aとで挟み込んだ状
態でスポット溶接している。前記接合辺30aは別部材
で形成することもできるが、ここでは、図10に示すよ
うに、正極接続リード30の先端部分に延長辺を形成し
て、これを接合辺30aとし、図10(b)に示すよう
に、正極リード12の接合時に折り曲げて正極リード1
2を挟み込むように構成している。このように正極リー
ド12を正極接続リード30と接合辺30aとにより挟
み込んでスポット溶接することにより、正極リード12
は溶接点だけでなく接合辺30aが重なる広い面積で正
極接続リード30に挟圧されるので、接合強度が格段に
向上する。
【0026】正極リード12を挟み込んで接合する接合
構造は、図11(a)(b)(c)に示すように構成す
ることもできる。図11(a)に示す構成は、正極リー
ド12を挟み込むと同時に、正極接続リード30と接合
辺30aとが直接当接する面を設け、正極リード12を
挟み込んだ位置と直接当接した位置とをスポット溶接す
る。この構成では正極接続リード30と接合辺30aと
の間が直接接合されるので、溶融による合金が生じ難い
正極リード12の挟み込み位置の接合強度を補うことが
できる。また、図11(b)に示すように、接合辺30
aに突起を形成しておき、重ね合わせ時に突起が正極リ
ード12を貫通して正極接続リード30に接触した状態
にしてスポット溶接すると、突起形成部位で正極リード
12及び正極接続リード30、接合辺30aが融合する
ので、より接合強度の高い接合を行うことができる。ま
た、図11(c)に示すように、正極接続リード30を
アルミニウムとリン青銅とを圧延接合したクラッド板で
形成し、そのアルミニウム面で正極リード12を挟み込
んでスポット溶接すると、正極リード12のアルミニウ
ムとクラッド板のアルミニウム面との同種間で溶接され
るので、接合はより確実になされる。
【0027】次に、図9(a)に示すように、正極リー
ド12と正極接続リード30とが接合された後、図9
(b)に示すように、電池3のリード引き出し辺11b
上に折り曲げられる。負極リード13と負極接続リード
33との接合部位についても同様に折り曲げられる。こ
の折り曲げられた部分と電池保護装置8との間にはリー
ド引き出し辺11bがあるので、正極リード12及び負
極リード13が電池保護装置8に接触して異常を生じさ
せることはない。また、回路基板14のハンダ付け面は
外部出力端子6a〜6cのハンダ付け後に絶縁コートを
施すことによって、絶縁性はより確実に確保される。
【0028】このように電池3は、その一方の同一辺か
ら正極リード12及び負極リード13が引き出され、こ
のリード引き出し辺側に電池保護装置8が配設されるの
で、電池3と電池保護装置8との間の接続のために従来
構成のようなリードの引回しがなく、外部出力端子6a
〜6c及び電池保護装置8は下ケース2bの所定位置に
固定されるので、パックケース2内に収容される各構成
要素間の接続が堅牢且つ確実になされ、電池パック1と
して携帯機器に用いるための薄型化に加えて堅牢性を備
えたものとなる。
【0029】以上説明した工程により下ケース2b内に
各構成要素が収容された後、下ケース2bに上ケース2
aが超音波溶着により接合され、図12に示すように、
薄型形状の電池パック1に組み立てられる。この組み立
て後にテスト端子窓29a、29bに検査用プローブを
挿入してテスト端子24a、24bにコンタクトし、電
池パック1が正常に動作するか否かの検査が実施され
る。検査合格となった電池パック1のテスト端子窓29
a、29b、接合窓23等が設けられた凹部35には目
隠しシートが貼着され、各開口部分は閉じられる。
【0030】図12(a)は電池パック1を下ケース2
b側から見た平面図で、電池3の平板面に対面する面は
薄肉形成されて、電池3が膨張によりその厚さが変化し
た場合に弾性的に変形する弾性変形面15が形成されて
いる。また、この弾性変形面15を取り囲むように突出
形成された外周部16が形成されている。更に、弾性変
形面15は薄肉形成されているので、刃物等による突き
刺しにより電池3が損傷を受けることを防止するため、
弾性変形面15の周辺部分を除いた部分にステンレス薄
板(金属薄板)7が貼着されている。このステンレス薄
板7の角部には、外周部16に当接する突出部7aが形
成され、ステンレス薄板7を弾性変形面15に貼着する
ときの位置決めができるように構成されている。
【0031】尚、このステンレス薄板7は弾性変形面1
5の全面に貼着してもよく、ステンレス薄板7の厚さを
突き刺しに対する強度が得られる最低厚にすれば、変形
量が大きくなる弾性変形面15の周辺部においても弾性
変形面15の変形に追従して変形するので、弾性変形面
15の弾性変形を阻害することはない。
【0032】図13は、図12(a)のA−A線矢視断
面を示し、前記弾性変形面15は本構成においては厚さ
0.22mmに薄肉形成され、この弾性変形面15の周
囲には、所定高さに外周部16が形成されている。この
外周部16の頂部と弾性変形面15に貼着されたステン
レス薄板7の表面との間には段差Hができるように外周
部16の突出高さが形成される。尚、本構成での段差H
は0.4mmに設定されている。
【0033】電池3は、充放電の繰り返しや経年変化に
より電極板が膨張して電池3の厚さが増加する。電池3
の膨張によりその厚さが増加して上ケース2aと下ケー
ス2bとの間の電池収容空間の高さを越えたとき、電池
3の膨張による圧力は薄肉形成されて変形しやすくなっ
ている弾性変形面15を押し出して弾性変形させる。
【0034】極板を積層構造にした電池3の極板の膨張
は電池3全体の厚さ変化として生じるので、弾性変形面
15は電池3と接触する面が平均的に押し上げられ、変
形は図13(b)に示すように、外周部16に接する周
辺部で弾性変形する。本構成におけるリチウムポリマー
二次電池の厚さは3.91mmで、これが充放電を繰り
返した全寿命経過における膨張による厚さは4.31m
mとなり、0.4mmの膨張が生じるデータが取得され
ている。前述したように、弾性変形面15上には外周部
16に囲まれた高さ0.4mmの段差Hによる空間が形
成されているため、電池パック1の全寿命が経過した状
態でも電池パック1の最大厚さに変化は生じない。ま
た、弾性変形面15の表面には、その周囲を残してステ
ンレス薄板7が貼着されていることにより、電池3の平
均的な厚さ変化と相まって周囲の弾性変形により平面状
態を保って均等に外周部16内に膨出する。従って、従
来構成になる電池の膨張で円弧状の膨らみが生じて電池
パックとしての形状に違和感を与えたり、円弧状の膨ら
みにより機器に悪影響を与えることはない。
【0035】上記構成になる電池パック1は、図14に
断面図として示すように、携帯電話機9に装填される。
電池パック1が薄型化されているため携帯電話機9自体
も薄型化され、ポケットに挿入できるまでのスリムな形
態の携帯電話機9が実現される。携帯電話機9内の電池
パック1が装填される反対面(表面側)には、プッシュ
キー17、このプッシュキー17による接点回路が形成
された多層回路基板18、この多層回路基板18を支持
する支持板19が配設され、この支持板19と電池パッ
ク1との間は、外周部16との間に約0.05mmの間
隙、弾性変形面15上に貼着されたステンレス薄板7と
の間に約0.45mmの間隙が設けられている。
【0036】この構成によって、携帯電話機9の表面側
から強い押圧が加わったときには外周部16が支持板1
9の変形を支える作用をなす。また、電池3は充放電あ
るいは経年変化により極板の膨張が生じて電池の厚さが
増加するが、弾性変形面15は電池3の膨張に対応して
弾性変形し、前述したように外周部16で囲まれた中に
形成された空間で膨張による厚さ変化が収まり、膨張の
影響を機器側に及ぼすことがない。
【0037】上記構成において、パックケース2内の電
池3の収容空間の厚さ方向の寸法は、電池3の厚さ寸法
誤差を考慮して電池3の厚さよりやや大きな寸法にする
ことを基本構成とするが、弾性変形面15が弾性変形す
るように構成されているので、パックケース2内の電池
3の収容空間の厚さ方向の寸法を、電池3の厚さ寸法よ
り小さく形成することもできる。このように形成された
パックケース2内に電池3を収容することによって、電
池3は弾性変形面15により常時両面から圧縮方向に加
圧を受けていることになり、電極板の膨張が抑制される
効果が得られる。
【0038】また、電池3が膨張しない状態において
は、弾性変形面15、25から圧縮方向に加圧を受けな
い状態の厚さ寸法に形成しておき、電池3が膨張したと
き弾性変形面15、25を押し出そうとする力により圧
縮方向の加圧を受けるようにしても電極板の膨張を抑制
する効果が得られる。
【0039】また、電池3の膨張により弾性変形面1
5、25a、25bが弾性変形するとき、最も変形量が
大きくなる周辺部の厚さを他の部位の厚さより薄く形成
すると周辺部の弾性変形が容易となり、電池3の膨張に
対する追従性を向上させることができる。逆に、周辺部
の厚さを他の部位の厚さより厚く形成すると変形し難く
なるので、電池3の膨張に抗して電池3に圧縮力を加
え、電池3の極板が膨張するのを抑制する加圧すること
になり、電池3の膨張を抑えることができる。
【0040】以上説明した電池パック1の構成は、携帯
電話機の電池電源として適用した例について述べたが、
モバイルコンピュータや電子手帳、トランシーバ等にお
いても同様の構成を適用することができる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明の通り本発明によれば、箔状
のリードを材質及び厚さの異なる相手側のリードにより
挟み込んでスポット溶接することにより、溶接点だけで
なく相手側のリードで挟み込まれた広い範囲で挟圧され
た状態となるので、安定した接合が可能となる。このリ
ード接合構造を電池パックに適用することにより、電池
から引き出される箔状のリードを電池パックの各構成要
素に接合するにおいて、特にアルミニウムを用いたリー
ドが、その溶融温度や硬度が接合する相手側のリードと
異なることから接合性が低下するのを防止して確実な接
合を行い得るようになり、信頼性の高い電池パックを構
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る電池パックの構成を示す分解斜
視図。
【図2】電池の概略構成を示す平面図。
【図3】下ケースに電池保護装置を配設した状態を示す
斜視図。
【図4】下ケースに電池保護装置及び電池を配設した状
態を示す斜視図。
【図5】端子装着部の構成を示す下ケースの側面図。
【図6】外部出力端子の装着及び正極接続リードとの接
合を説明する断面図。
【図7】テスト端子の装着構造を説明する断面図。
【図8】電池保護装置の配設状態を示す(a)は平面
図、(b)は側面図。
【図9】正極リードと正極接続リードとの接合(a)及
びリードの格納状態(b)を示す断面図。
【図10】(a)は正極接続リードに接合板を設けた構
成を示す斜視図、(b)はその接合時の形態を示す斜視
図。
【図11】正極接続リードと正極リードとの接合構造の
変形例を示す断面図。
【図12】電池パックの完成状態を示す(a)は平面
図、(b)は側面図。
【図13】弾性変形面の変形を説明する(a)は平常
時、(b)は電池膨張時のA−A線矢視断面図。
【図14】電池パックを携帯電話機に装填した状態を示
す断面図。
【符号の説明】
1 電池パック 2 パックケース 2a 上ケース 2b 下ケース 3 電池 4 保護回路(SU) 5 PTC素子 6a、6b、6c 外部出力端子 10 発電要素 11 外装ケース 12 正極リード(箔状リード) 13 負極リード(箔状リード) 30 正極接続リード(相手側リード) 33 負極接続リード(相手側リード)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 滋夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E085 BB17 CC03 EE02 FF08 HH13 JJ06 5H020 AA06 AS06 BB03 CC06 DD02 DD07 5H022 AA09 BB03 BB11 BB12 CC05 CC09 CC12 KK01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箔状の金属薄板に形成された箔状リード
    を接続する相手側リードが、箔状リードと異なる金属材
    質で比較的厚く形成されてなり、この相手側リードと前
    記箔状リードとを接合するリード接合構造において、 前記箔状リードと前記相手側リードとの接続位置で相手
    側リードにより箔状リードを挟み込み、箔状リードと相
    手側リードとの間を溶融接合することにより、箔状リー
    ドを相手側リードに接合するように構成されてなること
    を特徴とするリード接合構造。
  2. 【請求項2】 箔状リードと相手側リードとの間を溶融
    接合すると同時に、対面する相手側リード間も溶融接合
    するようにした請求項1記載のリード接合構造。
  3. 【請求項3】 相手側リードが、箔状リードと同一材質
    である第1の金属材を相手側リードと同一材質である第
    2の金属材に圧延接合したクラッド材で形成されてな
    り、この相手側リードの前記第1の金属材を箔状リード
    側に向けて箔状リードを挟み込むようにした請求項1ま
    たは2記載のリード接合構造。
  4. 【請求項4】 箔状リードを挟み込む一対の相手側リー
    ドの一方側の内面に突起が形成されてなる請求項1〜3
    いずれか一項に記載のリード接合構造。
  5. 【請求項5】 二次電池と、保護回路を形成した回路基
    板及びPTC素子を備えて構成された電池保護装置とを
    パックケース内に収容し、前記二次電池から引き出され
    た正極リード及び負極リードを外部出力端子及び前記電
    池保護装置に接続してなる電池パックにおいて、 前記二次電池がシート状の正負極板を積層して形成され
    た発電要素を一対のラミネートシートの周辺部を溶着シ
    ールした外装ケース内に収容し、溶着シールした一辺側
    からそれぞれに異なる金属材で箔状に形成された正極リ
    ードと負極リードとが引き出されてなり、この正極リー
    ドと前記外部出力端子に接続された正極相手側リードと
    の間及び/又は前記負極リードと前記電池保護装置に接
    続された負極相手側リードとの間を、各相手側リードに
    より箔状リードを挟み込み、箔状リードと相手側リード
    との間を溶融接合するように構成されてなることを特徴
    とする電池パック。
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