JP2000090057A - グループオブジェクト及び制御システム - Google Patents

グループオブジェクト及び制御システム

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JP2000090057A
JP2000090057A JP10257707A JP25770798A JP2000090057A JP 2000090057 A JP2000090057 A JP 2000090057A JP 10257707 A JP10257707 A JP 10257707A JP 25770798 A JP25770798 A JP 25770798A JP 2000090057 A JP2000090057 A JP 2000090057A
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Takeshi Naganuma
武史 長沼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保守・管理が容易でネットワークの変更が簡
単にできる協調動作する制御システムを提供すること 【解決手段】 ネットワークに接続された複数のデバイ
ス10を協調制御する協調制御システムであり、同一の
協調制御する複数のデバイスをグループ化するととも
に、そのグループを構成する各デバイスを管理するグル
ープオブジェクト20を設ける。複数のデバイスは、グ
ループオブジェクトとの間で送受信を行い、前記グルー
プオブジェクトからの命令にしたがって動作することに
より協調制御する。従って、各デバイスはグループを構
成する他のデバイスの情報を知らなくても協調動作でき
るので、他のデバイスのが追加されたり削除されてもそ
れに基づいて残りのデバイスのシステムを変更する必要
はないため、保守管理が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グループオブジェ
クト及び制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ネットワークにPLC等の複数のデバイ
ス(制御デバイス)を接続し、それぞれが連携をとりな
がら協調動作をし、所望の処理を実行していくことが多
々ある。
【0003】一例を示すと、図1(a)に示すように、
複数のデバイス1a,1b,1c,1dが、分散オブジ
ェクト指向技術を用いて構築されたネットワークにより
相互に接続されている。それら第1〜第4デバイス1a
〜1dには、プログラム間のインターフェース仕様であ
るオブジェクトリクエストブローカ(ORB)2と、他
のデバイスとメッセージの送受信を行ったり、実装され
たデバイスが所定の動作をするための動作命令(制御命
令)を発したりする制御オブジェクト3が組み込まれて
いる。
【0004】そして、複数のデバイス1a〜1dにて、
同期制御・排他制御・シーケンシャル制御などの協調動
作を行う場合には、協調制御の対象のデバイスの実アド
レスを指定し、双方に協調制御用の通信プログラムをイ
ンストールする。つまり、例えば4つのデバイス1a〜
1dが協調動作をする場合に、第1デバイス1aを基準
に見ると、第1デバイス1aの制御オブジェクト3は、
第2,第3,第4デバイス1b,1c,1dの制御オブ
ジェクト3との間でそれぞれ双方向通信するようにセッ
トすることになる。
【0005】これにより、第1デバイス1aの制御オブ
ジェクト3は、第2〜第4デバイス1b〜1dの制御オ
ブジェクト3と直接通信しあうことにより、相手の状態
を把握することができ、各種の協調動作をすることがで
きるようになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各種の
要因により、一旦ネットワークを組んだ後、ネットワー
クの構成を変更することが多々ある。すなわち、デバイ
スを削除したり、新たに追加したりすることなどがあ
る。この場合に、以下に示す問題が生じる。
【0007】一例として、同図(b)に示すように、第
4デバイス1dをネットワークから外し、第1〜第3デ
バイス1a〜1cによって協調動作をするように変更す
ることを考える。まず、第1デバイス1aは、第4デバ
イス1dとの間で双方通信可能な協調制御用の通信プロ
グラムをインストールし、その第1デバイス1aの制御
オブジェクト3は、第4デバイス1d側から情報を受
け、それに基づいて各種の制御をするようになってい
る。
【0008】従って、第4デバイス1dの消去にともな
い、第1デバイス1aの制御オブジェクト3では、第4
デバイスに関連する通信プログラムその他の制御プログ
ラムを変更しなければならない。そして、この処理を関
連するすべてのデバイス(図示の場合には第2,第3デ
バイス)についても同様に行わなければならない。ま
た、新たにデバイスを追加する場合も同様である。この
ように、協調動作に関連するデバイス(制御オブジェク
ト)に対してプログラムの変更をしなければならないの
で、保守/管理に多大なコストを要するという問題を有
している。
【0009】そして、図示の例では4つのデバイスが互
いに協調動作をする例を示しているが、実際にはさらに
数多くのデバイスが協調動作をすることもあるので、数
が増えるにつれて上記問題は顕著となる。
【0010】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、保守・管理が容易で、ネットワークの変更が簡単に
でき、また、ネットワークが大型化してもリアルタイム
な協調制御ができるグループオブジェクト及び制御シス
テムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明に係る制御システムでは、ネットワークに
接続された複数のデバイスを協調制御する協調制御シス
テムであって、同一の協調制御させ複数のデバイスをグ
ループ化するとともに、そのグループを構成する各デバ
イスを管理するグループオブジェクトを設け、前記複数
のデバイスは、前記グループオブジェクトとの間で送受
信を行い、前記グループオブジェクトからの命令にした
がって動作するように構成した(請求項4)。
【0012】同一の協調制御を実行するデバイスをグル
ープオブジェクト(一種の管理装置として機能する)に
接続する。つまり、グループオブジェクトは、たとえネ
ットワークに多数のデバイスが接続されている場合であ
っても、同一の協調制御をするデバイスのみ管理すれば
よいので、負荷がさほど大きくならず、リアルタイムで
迅速な処理が可能となる。
【0013】また、デバイスにとっても管理装置として
のグループオブジェクトに対し所定の要求等を発行し、
そのグループオブジェクトからの命令にしたがって動作
するので、同一のグループに属する他のデバイスの状態
は直接知らなくても協調制御ができる。これにより、ネ
ットワーク構築後に新たに協調制御するグループを構成
するデバイスの変更がある場合でも、既存のデバイスに
組み込んだ通信プログラム等は変更不要である。よっ
て、システム変更に迅速かつ簡単に対応できる。
【0014】また、上記協調制御を行うためのグループ
オブジェクト(管理装置)の具体的な構成としては、例
えば、ネットワークに接続された複数のデバイスを制御
するグループオブジェクトであって、前記複数のデバイ
スの中で同期制御するデバイスに対して送受信を行う機
能と、前記デバイスから送られてくるイベント要求(実
施の形態では、「イベント待ち要求」)を記憶するイベ
ントリスト記憶部と、前記イベントリスト記憶部に格納
された前記イベント要求の中で、処理させようとするイ
ベントと同一のイベントを要求しているデバイス(実施
の形態では、イベントフラグに登録されたイベントパタ
ーンと一致するイベントパターンをイベント待ち要求し
たデバイス)に対してイベント許可のメッセージを発行
する手段を備えて構成することができる(請求項1)。
【0015】グループオブジェクトは、現在動作させよ
うとするイベント情報をイベントフラグとして保持す
る。従って、デバイスがあるイベント動作をしたいとい
う場合には、イベント要求がグループオブジェクトに対
して送られてくるので、それをイベントリスト記憶部に
格納しておく。そして、例えば新たなイベントフラグの
登録/更新がされると、イベントリストの中からそのイ
ベントフラグと一致するイベント要求を送ってきたデバ
イスを検出し、そのデバイスに対してイベント許可のメ
ッセージを発行する。これを受けた各デバイスはそのイ
ベントを実行するので、同一のイベントが一斉に処理さ
れることになり同期制御が行われる。
【0016】また、ネットワークに接続された複数のデ
バイスを制御するグループオブジェクトであって、前記
複数のデバイスの中で排他制御するデバイスに対して送
受信を行う機能と、現在の動作可能なデバイス数を記憶
する記憶部(実施の形態では、「セマフォカウン
タ」)、前記デバイスから送られてくる動作許可要求
(実施の形態では、「セマフォ取得要求」)を受け付け
た際に、前記記憶部に記憶されたデバイス数から許可す
るか否かの応答メッセージを発行する手段と、前記記憶
部の記憶内容を更新する更新手段とを備えて構成しても
よい(請求項2)。
【0017】記憶部にはその時の動作可能なデバイス数
が記憶されている。従って、デバイスはある動作をした
いという場合には、動作許可要求がグループオブジェク
トに対して送られてくるので、グループオブジェクト
は、その記憶部に格納されたデバイス数からその要求の
あったデバイスが現在動作可能か否かを判断し、可能な
場合は許可の応答メッセージを発行する。また、設定さ
れた最大の動作可能数だけすでにデバイスが稼動してい
る場合には、記憶部をみることによりグループオブジェ
クトはそれ以上動作するデバイスを増やすことができな
いので、動作不許可の応答メッセージを発行する。これ
により、排他制御が行える。なお、請求項2における
「動作許可要求を受け付けた際」とは、受け付けた時点
に判断する場合はもちろんのこと、実施の形態で示した
ように、受け付けた後一定時間(セマフォ待ち時間)の
間に判断する場合も含む。つまり、動作許可要求を受け
付けた行為に基づいて許可/不許可を決定するすべてを
含む。
【0018】さらには、ネットワークに接続された複数
のデバイスを制御するグループオブジェクトであって、
前記複数のデバイスの中でシーケンシャル制御するデバ
イスに対して送受信を行う機能と、シーケンシャル処理
する順番を記憶したシーケンシャルリスト記憶部と、シ
ーケンシャル制御の起動要求を受け付けた際に前記シー
ケンシャルリスト記憶部に記憶されたリストに基づいて
前記各デバイスに対して処理実行要求を発行する手段を
備えて構成してもよい(請求項3)。
【0019】グループオブジェクトは、シーケンシャル
リストに基づいてどの順番でデバイスを動作していけば
よいかがわかるので、起動要求を受け付けると、そのリ
ストに基づいて一番先に動作しなければならないデバイ
スに対して処理実行要求を発行する。そして、そのデバ
イスの処理実行終了後に次のデバイスに対して処理実行
要求を発行する。このようにしてリストに記載された順
番で、各デバイスに対して処理実行要求を出力するの
で、シーケンシャル制御ができる。なお、次の処理実行
要求を発行するタイミングは、実施の形態では、デバイ
スが発行する処理実行終了要求の受け付けを待って行う
ようにしたが、本発明はこれに限ることはなく、例えば
あらかじめ各デバイスの動作時間がわかっている場合、
処理実行要求を発行してから次の処理実行要求を発行す
るまでの待ち時間に関する情報も保有しておき、その保
有時間経過後に次の処理実行要求を発行するほか各種の
制御が可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】図2は、本発明が適用される複数
のデバイスによりネットワークが構築されている例を示
している。同図に示すように、複数のデバイス10a,
10b,…が有線/無線の通信回線11を介して接続さ
れネットワークを構築している。図示の例では12個の
デバイスを接続しているが、この数は限定されない。そ
して、図では3つの通信回線11を平行に記載している
が、この例では3本の通信回線11は図外で接続され、
1つのネットワークを構築している。
【0021】そして、各デバイス10(特に個々のデバ
イスを区別する必要がなく、各デバイスで共通の説明を
する場合には、その符号を「10」で代表する)には、
オブジェクトリクエストブローカ(ORB)12及び制
御プロジェクト13を内蔵している。そして、制御オブ
ジェクト13により通信回線11に接続され、情報の送
受を行うようになっている。
【0022】また、各デバイス10のうち、第1〜第4
デバイス10a〜10dは、その4つのデバイスでもっ
て協調動作(制御)のうち同期制御を実行し、第5〜第
8デバイス10e〜10hは、その4つのデバイスでも
って協調動作(制御)のうち排他制御を実行し、第9〜
第12デバイス10i〜10lは、その4つのデバイス
でもって協調動作(制御)のうちシーケンシャル制御を
実行するようになっているものとする。もちろん、実際
のネットワークにおいては、このように3つの制御がす
べて混在するとは限らず、その中の1または2の制御が
存在する場合もあれば、同一種類の制御が複数組存在す
る場合もある。
【0023】上記構成において、本発明では、協調制御
の種類に応じてグループ化する。このグループは、他の
グループと独立して制御オブジェクト13間の協調動作
が実現されるので、グループ単位で各種の管理を行うよ
うにした。すなわち、図3に示すように、協調制御を実
現するための基本機能を備えたグループオブジェクト2
0を設け、各デバイス10内の制御オブジェクト13
は、グループオブジェクト20との間でデータの送受を
行い、そのグループオブジェクト20からの指示にした
がって動作するようにしている。
【0024】これにより、協調制御を行う各デバイス1
0は、グループオブジェクト20との間でのみ協調制御
用の通信プログラムをインストールすれば足りる。よっ
て、一旦ネットワークを構築後に、新たなデバイスが通
過されたり、削除されたりしても、制御オブジェクトに
は影響が与えられないので、システム変更に対する対応
が容易に行える。
【0025】さらに、上記したグループオブジェクト2
0は、実際のシステムではネットワーク内のいずれかの
デバイス上に組み込まれるので、例えばクライアントサ
ーバーのように、複数のクライアントを一括管理するた
めのサーバーマシンのように管理用の装置として別途独
立した装置は不要となる。
【0026】そして、デバイス10の具体的な内部構造
としては、図4に示すようになる。この例では、グルー
プオブジェクト20が組み込まれたデバイス10の例を
示しているが、グループオブジェクト20が存在しない
通常のデバイス10は、図示の状態からグループオブジ
ェクト20を取り除いたものとなる。
【0027】同図に示すように、デバイス本来の機能と
しては、制御オブジェクト13が、オブジェクトリクエ
ストブローカ12から受信したメッセージにしたがっ
て、デバイスドライバ14に対してメッセージ(制御命
令)を送る。そして、デバイスドライバ14は、制御オ
ブジェクト13に対するインターフェースを持ってお
り、制御オブジェクト13から送られたメッセージ(制
御命令)を受信し、その受信したメッセージに応じて実
デバイス15を制御する(動作させる)。そして、この
実デバイス15が実際の稼動部である。
【0028】また、オブジェクトリクエストブローカ1
2は、指定されたオブジェクトID(oid)を持つオ
ブジェクトをシステム内から探し出し、そのオブジェク
トに対してメッセージを送信したり、受信したメッセー
ジを、自システム内の対応するoidを持つオブジェク
トへ伝達する機能も持つ。そして、上記した各処理部1
2〜15の基本的な動作・機能については、従来と同様
であるのでその詳細な説明を省略する。
【0029】次に、本発明の要部となる制御オブジェク
ト13とグループオブジェクト20の機能及び両オブジ
ェクト13,20間でのデータの送受について詳述す
る。以下の説明では、各協調制御の種類に分けて説明す
る。
【0030】*同期制御 同期制御は、各デバイスが同時に(同期して)動作する
という協調動作をさせるもので、図5に示すようなシス
テム構成となる。すなわち、まず、第1〜第4デバイス
10a〜10dとグループオブジェクト21との間で通
信回線11を介してメッセージの送受が行われる。
【0031】グループオブジェクト21は、現在実行中
のイベントフラグを格納するイベントフラグ格納部21
aと、グループを構成する各デバイス10a〜10dよ
り送られてきたイベント待ち要求(イベントパターンと
自己のオブジェクトID)を登録するイベントリスト記
憶部21bを有している。
【0032】概略の処理機能を説明すると、各制御オブ
ジェクト13は、イベント待ち要求を発行してグループ
オブジェクト21に登録(イベントリストに格納)して
おき、グループオブジェクト21は、イベントフラグ記
憶部21aに格納された現在のイベントフラグと、イベ
ントリスト中のイベントパターンとが一致したものを探
し、その一致したoidを持つ制御オブジェクトに対し
てイベント発生メッセージを発行する。そして、そのイ
ベント発生メッセージを受けた制御オブジェクト13
が、デバイスの動作を開始させる。
【0033】これにより、同期制御する各デバイス10
a〜10dの制御オブジェクト13から発せられるイベ
ント待ち要求におけるイベントパターンを同一にしてお
けば、イベントフラグが登録したイベントパターンと同
一になると、いっせいに各デバイス(制御オブジェクト
13)10a〜10dに対してイベント発生メッセージ
が発せられるので、それを受けた各デバイスが同期して
一斉に動作を開始する。これにより、同期制御が可能と
なる。
【0034】そして、上記の概略の処理機能を実現する
とともに、さらに安定して動作させるための各オブジェ
クトの機能は以下のようになる。すなわち、同期制御を
行うグループオブジェクト21と各デバイス10a〜1
0d内の制御オブジェクト13との間では、図5中丸数
字で示す順番でメッセージの送受を行い処理を実行す
る。そして、この同期制御を実行するための制御オブジ
ェクト13の機能は、図6に示すようなフローチャート
を実施するようになっており、また、グループオブジェ
クト21の機能は、図7〜図9に示すフローチャートを
実施するようになっている。
【0035】制御オブジェクト13の機能は、図6に示
すように、まず、グループオブジェクト21に対してイ
ベント待ち要求を発行する(ST1)。このイベント待
ち要求は、上記したように、イベントパターン(wef
p)と自己のオブジェクトID(oid)である。図5
に示した例では、イベントパターンは、8ビットで構成
され、具体的には「00000001」となっている。
さらに、第1〜第4デバイス10a〜10dの各制御オ
ブジェクト13のオブジェクトIDは、それぞれ順にC
D1,CD2,CD3,CD4となっている。
【0036】このようにイベント待ち要求を発行したな
らば、実行を一時停止し、グループオブジェクト21か
ら発行されるイベント発生メッセージの待ち受け状態と
なる(ST2,ST3)。そして、イベント発生メッセ
ージが発行されならば、ステップ4に進み、グループオ
ブジェクト21に対してイベント受信メッセージを発行
し(ST4)、その後実行再開、つまり、要求したイベ
ントを実行し、実デバイス15を稼動させる。
【0037】なお、この処理フローには記載しないが、
制御オブジェクト13は、グループオブジェクト21に
対し、イベント登録要求を発行する機能も持っている。
このイベント登録要求は、登録イベントパターン(ne
fp)を送信するもので、この登録イベントパターンと
同一のイベントパターンを登録した制御オブジェクトに
対し動作開始命令を発生することになる。つまり、この
登録イベントパターンの登録を待って、同期して各デバ
イスが動作開始することになる。
【0038】一方、グループオブジェクト21の処理機
能は、制御オブジェクト13からイベント待ち要求を受
け付けた場合(図7に示す)と、イベント登録要求があ
った場合(図8,図9に示す)の2つの処理がある。
【0039】まず、前者の機能の説明をすると、図7に
示すように、管理下にある各制御オブジェクト13から
送られてきたイベント待ち要求(wefp,oid)を
受け付ける(ST11)。そして、受け取ったイベント
待ち要求の構成要素の1つであるイベントパターンwe
fpと、イベントフラグ記憶部21aに格納された現在
のイベントフラグパターンcefpとを比較し、一致し
ているか否かを判断する(ST12)。
【0040】そして、一致している場合には、その対と
なるoidからイベント待ち要求を発した制御オブジェ
クト13を認識し、その制御オブジェクトに対してイベ
ント発生メッセージを発行する(ST13)。一方、一
致していない場合には、受け付けたイベント待ち要求
(wefp,oid)を、イベントリストへ登録する
(ST14)。
【0041】一方、イベント登録要求時の処理は、まず
図8に示すように、イベント登録要求を受け付ける(S
T21)。また、タイマ値ST(ユーザーが事前に設定
しておく)で同期タイマを起動する(ST22)。そし
て、受け付けたイベント登録要求にイベントフラグを書
き換える(ST23)。
【0042】さらに、イベントリストを読み込み(ST
24)、登録されたイベント登録要求(nefp)と、
イベント待ち要求(wefp)が等しいか否かを判断し
(ST25)、等しい(一致した)場合には、該当する
oidを持つ制御プログラムに対してイベント発生メッ
セージを発行する(ST26)。そして、係る処理をイ
ベントリスト記憶部に格納されたすべについて実行す
る。つまり、イベントリストの先頭から順に処理してい
くとすると、イベントリストの最後であるか否かを判断
し、最後でない場合にはステップ24に戻る(ST2
7)。
【0043】そして、イベントリストの最後までイベン
ト発生メッセージの受付処理を行う(ST28)。この
受付処理は、ステップ22で起動した同期タイマがタイ
ムアップするまで行われる(ST29)。そして、タイ
ムアウトになると、ステップ30に進み、ステップ26
で発行したイベント発生メッセージを送信した相手のす
べてからイベント受信メッセージが帰ってきたか否かを
判断し(ST30)、Yesであれば正常終了する。ま
た、1つでもイベント受信メッセージが送信されてこな
い場合には、例外処理(ST31)を実行する。ここで
いう例外処理としては、例えば、各制御オブジェクトに
対して停止命令を出力することになる。
【0044】また、上記の各処理と、図5中の丸数字の
処理との相関は、の処理は、イベント待ち要求である
ので、主としてステップ1の処理である。そして、この
処理を受けてグループオブジェクト21では、図7に示
す処理を実行する。また、の処理は、イベント登録要
求の発行である。図示の例では、このイベント登録要求
は第1デバイス10aからのみ発行されるようになって
いるが、このように1つのデバイスに固定してもよい
し、複数のデバイスが係るイベント登録要求を発行可能
としてもよい。さらに、の処理はイベント発生メッセ
ージの発行であり、図7のステップ12〜14の場合
と、図8のステップ25,26の場合がある。さらにま
た、の処理は、主として図9に示すステップ28以降
の処理に対応する。
【0045】*排他制御 排他制御は、同期制御とは逆に各デバイスが予め定めた
数より多くのデバイスが同時に動作しないようにして協
調動作をさせるもので、図10に示すようなシステム構
成となる。すなわち、第5〜第8デバイス10e〜10
hとグループオブジェクト22との間で通信回線11を
介してメッセージの送受が行われる。
【0046】そして、本形態では、グループオブジェク
ト22内にセマフォカウンタ22aを設け、同時に実行
可能な制御オブジェクトの数を示している。つまり、セ
マフォカウンタ22aには0以上の整数値をカウンタに
設置できる。
【0047】このセマフォカウンタ22aに登録する初
期値は、同時に動作可能なデバイスの数である。従っ
て、セマフォカウンタ22aの初期値として1を登録し
ておけば、グループ内の1つのデバイスのみ稼動できる
ようになる。また、セマフォカウンタ22aのカウンタ
値は、稼動するデバイス(制御オブジェクト)が増加す
るにつれてカウンタ値を減算し、カウンタ値が0になっ
たならば、それ以上のデバイスの追加は抑制されている
ので、その旨応答メッセージを出力したりすることがで
きる。もちろん、稼動中のデバイスが停止した場合には
カウンタ値は増加する。
【0048】さらに、グループオブジェクト22には、
セマフォリスト記憶部22bも備えており、制御オブジ
ェクト13から自分が稼動したいとしてセマフォ取得要
求を受けたときに、セマフォカウンタ22aのカウント
値が0で稼動できない場合、その制御オブジェクト13
のオブジェクトID(oid)を制御オブジェクトから
伝えられた所定時間だけ登録しておく。そして所定時間
経過しても稼動可能にならない場合(カウンタ値が0の
まま)には、不許可メッセージ(False)を発行す
るようにしている。
【0049】そして、排他制御の概略の処理機能を説明
すると、各デバイス10e〜10hの制御オブジェクト
13は、自分が稼動したい場合にはグループオブジェク
ト22に対しセマフォ取得要求を発行し、これを受けた
グループオブジェクト22は、セマフォカウンタ22a
のカウンタ値をサーチし、稼動が可能(0でない)か否
かの判断をし、可能な場合には許可メッセージ(Tru
e)をすぐに制御オブジェクトに返送し、セマフォカウ
ンタ22のカウンタ値を1デクリメントする。稼動でき
ない場合には要求のあった制御オブジェクトのオブジェ
クトIDをセマフォリスト記憶部22bに登録し、所定
時間待つ。この待ち時間の間にカウンタ値が0でなくな
った場合には、許可メッセージが出力され、待ち時間経
過しても0のままの場合には不許可メッセージ(Fal
se)を返送し、セマフォリストから削除する。
【0050】さらに、稼動の許可を受けた制御オブジェ
クトは所定の動作を実行し、それが終了したならば、終
了通知としてセマフォ返却要求をグループオブジェクト
に返す。これを受けて、グループオブジェクト22は、
セマフォカウンタ22aのカウンタ値を1インクリメン
トする。
【0051】そして、上記の概略の処理機能を実現する
とともに、さらに安定して動作させるための各オブジェ
クトの機能は以下のようになる。制御オブジェクト13
の機能は、図11に示すように、まず、グループオブジ
ェクト22に対してセマフォ取得要求を発行する(ST
41)。このセマフォ取得要求は、上記したように、セ
マフォ待ち時間(wt)と自己のオブジェクトID(o
id)である。このセマフォ待ち時間は、セマフォ要求
を発行したときにすでに同時動作可能な数だけ他のデバ
イスが稼動しておりすぐには稼動できない(許可命令が
発行できない)場合における許容待ち時間である。ま
た、第5〜第8デバイス10e〜10hの各制御オブジ
ェクト13のオブジェクトIDは、それぞれ順にCD
5,CD6,CD7,CD8となっている。
【0052】このようにセマフォ要求を発行したなら
ば、実行を一時停止し、グループオブジェクト22から
発行される応答メッセージの待ち受け状態となる(ST
42,ST43)。そして、応答メッセージを受け取っ
たならば、その内容がTrue(稼動許可)か否かを判
断し(ST44)、YESであれば所定の排他処理を実
行する(ST45)。そして、排他処理が終了したなら
ば、グループオブジェクト21に対して、セマフォ返却
要求を発行し処理を終了する(ST46)。一方、グル
ープオブジェクト22からの応答メッセージがFals
eの場合には、ステップ44の分岐判断はNOとなるの
でそのまま処理を終了する。
【0053】一方、グループオブジェクト22の処理機
能は制御オブジェクト13からセマフォ取得要求を受け
付けた場合(図12に示す)と、セマフォ返却要求があ
った場合(図13に示す)の2つの処理がある。
【0054】まず、前者の機能の説明をすると、図12
に示すように、管理下にある各制御オブジェクト13か
ら送られてきたセマフォ取得要求(wt,oid)を受
け付ける(ST51)。これを受けて、セマフォカウン
タ22aのカウンタ値spcを見に行き、0であるか否
かを判断する(ST52)。
【0055】そして、spc=0の場合には、上記の分
岐判断がYESとなるのでステップ53に進み、受け取
ったセマフォ要求の中のオブジェクトID(oid)を
セマフォリスト記憶部22bに登録するとともに、受け
取ったタイマ値wtでタイマを起動する(ST53,S
T54)。
【0056】タイマ終了後(登録したセマフォ待ち時間
経過後)にセマフォリストを読み込み、ステップ51で
受け付けたセマフォ要求した制御オブジェクトのoid
が存在するか否かを判断する(ST55,ST56)。
そして、oidが残っていた場合には、当該セマフォ待
ち時間の間に稼動許可の応答メッセージが出なかったこ
とを意味するので、そのoidの制御オブジェクトに対
し不許可の応答メッセージ(False)を発行し(S
T57)、セマフォリスト記憶部22bのリストから当
該oidを削除して処理を終了する(ST58)。
【0057】一方、ステップ52の判断でNO、つま
り、セマフォ取得要求を受けた際にセマフォカウンタ2
2aのカウンタ値が1以上である場合には、動作可能で
あるので、そのカウンタ値を1デクリメントする(ST
59)とともに、そのoidの制御オブジェクトに対し
許可の応答メッセージ(True)を発行して処理を終
了する(ST60)。
【0058】一方、セマフォ返却要求時の処理は、まず
図13に示すように、セマフォ返却要求を受け付ける
(ST61)。すると、稼動可能なデバイスの数が1増
えるので、セマフォカウンタ22aのカウンタ値を1イ
ンクリメントする(ST62)。次いで、セマフォリス
ト記憶部22bに格納されたリストを読み込み、セマフ
ォ待ちのオブジェクトがあるか否かを判断する(ST6
3,ST64)。そして、オブジェクトがない場合には
そのまま処理を終了するが、制御オブジェクトが存在す
る場合には、ステップ65に進み、カウンタ値を1デク
リメントするとともにそのリストの中の先頭の制御オブ
ジェクトに対して許可の応答メッセージ(True)を
発行する(ST66)。その後、当該応答メッセージを
発行したoidをセマフォリストから削除して処理を終
了する(ST67)。
【0059】また、上記の各処理と、図10中の丸数字
の処理との相関は、の処理は、排他制御管理下にある
すべてのデバイスが停止している場合に発行されたセマ
フォ取得要求であるので、主としてステップ41の処理
である。そして、この処理を受けてグループオブジェク
ト22では、図12に示す処理を実行する。すると、図
10に示すようにセマフォカウンタ22aのカウンタ値
が1であるので、図12のステップ52からステップ5
9に進み、グループオブジェクト22から第6デバイス
12fの制御オブジェクト13に対して許可の応答メッ
セージ(True)が発行される(これがである)。
これを受けて第6デバイス10fは所定の処理を実行す
る。
【0060】この実行中に、第7デバイス10gの制御
デバイスからのセマフォ取得要求が発行されると、上
記の応答メッセージを発行する際にカウンタ値が1デ
クリメントされたため現在のカウンタ値は0であるの
で、図12のステップ52からステップ53に進み、そ
のID(CD7)をセマフォリストに登録する。そし
て、こので送られたタイマ値でタイマを起動し、タイ
ムアウトしてもカウンタ値が0のままである(第6デバ
イスからセマフォ返却要求が発行されない)場合には、
不許可の応答メッセージ(Talse)が発行される
()。
【0061】一方、タイマ値内に第6デバイス10fか
らセマフォ返却要求がグループオブジェクト22に対し
て発行されると、カウンタ値が1インクリメントされる
のでセマフォリストに登録されたoid(CD7)の制
御オブジェクト13に対して許可通知の応答メッセージ
を発行する()。このように、本形態ではとが択
一的に出力されるようになっているが、セマフォ取得要
求時のセマフォカウンタのカウンタ値が0である場合に
は、まず、仮の不許可の応答メッセージ(セマフォリス
トに登録し待ち状態であることを知らせるメッセージ)
を発行し、その後(セマフォ待ち時間経過後までの間)
に最終的な許可/不許可の応答メッセージを発行するよ
うにしてもよい。
【0062】*シーケンシャル制御 シーケンシャル制御は、各デバイスがあらかじめ決めら
れた順番で動作していくもので、図14に示すようなシ
ステム構成となる。すなわち、第9〜第12デバイス1
0i〜10lとグループオブジェクト23との間で通信
回線11を介してメッセージの送受が行われる。
【0063】そして、本形態では、グループオブジェク
ト23内にシーケンシャルリスト記憶部23aを設け、
そこに制御番号(cn:シーケンシャル制御時に稼動す
る順番)とその制御オブジェクトのID(oid)を関
連付けて登録する。この登録はユーザーが行う。さら
に、現在実行中のオブジェクト(coid)を特定する
情報(実行中のoid)を保持する機能も有している。
【0064】そして、シーケンシャル制御の概略の処理
機能を説明すると、グループオブジェクトがシーケンシ
ャル制御の起動要求を受けると、シーケンシャルリスト
を読み込み制御番号のもっとも小さい制御オブジェクト
のID(oid)を検出し、そのoidを持つ制御オブ
ジェクトに対してシーケンシャル処理実行要求を発行す
る。この要求を受けた制御オブジェクト13は所定の処
理を実行終了後、グループオブジェクトに対してシーケ
ンシャル処理終了メッセージを発行する。そして、その
終了メッセージを受けたグループオブジェクトは、次に
小さい制御番号を持つ制御オブジェクトに対してシーケ
ンシャル処理実行要求を発行する。この次に小さい制御
番号は、現在実行中のオブジェクト(coid)につい
ての情報は保持しているので、終了メッセージを受けた
ならば、そのcoidからシーケンシャルリストをサー
チして該当する制御番号のoidを検出することができ
る。以下、最後まで繰り返し順に実行することにより、
シーケンシャル制御を実行することになる。
【0065】そして、上記の概略の処理機能を実現する
とともに、さらに安定して動作させるための各オブジェ
クトの機能は以下のようになる。制御オブジェクト13
の機能は、図15に示すように、まず、グループオブジ
ェクトからの待ち受け状態となり(ST71)、シーケ
ンシャル処理実行要求を受けつけたならば(ST7
2)、シーケンシャル処理を実行する(ST73)。そ
して自己が行うべき処理が終了したならば、グループオ
ブジェクトに対してシーケンシャル処理終了メッセージ
を発行し、一連の処理を終了する(ST74)。
【0066】一方、グループオブジェクト23の機能
は、図16に示すように、シーケンシャルリスト記憶部
23aに格納されたリストを読み込み(ST81)、制
御番号cnが最小oidを取得し、coid=oidと
セットする(ST82)。そして、そのcoid(ステ
ップ82で取得したoid)で特定される制御オブジェ
クトに対し、シーケンシャル処理実行要求を発行する
(ST83)。
【0067】この発行後は、発行先の制御オブジェクト
からのメッセージの待ち受け状態になり、当該制御オブ
ジェクトからシーケンシャル処理終了メッセージを受け
付けた(ST84)ならば、coidから現在実行中、
つまり終了メッセージを受けた制御オブジェクトがシー
ケンシャルリストの最後か否かを判断する(ST8
6)。そして、最後であればそのまま終了し、最後でな
い場合には、現在のcoidの次に小さい制御番号cn
を持つoidを取得し、coidをこの取得したoid
に書き換える(ST85)。この後ステップ83に戻る
ことにより、書き換えた次のoidに対してシーケンシ
ャル処理実行要求が発行可能となる。
【0068】これにより、図14中に示すように、シー
ケンシャルリストに制御番号の若い順にCD9,CD1
1,CD12,CD10と登録されているとすると、グ
ループオブジェクト23と各デバイスの制御オブジェク
トとの間で丸数字に記載する順番でシーケンシャルに各
デバイスが動作することになる。
【0069】図17〜図19は、上記した各協調制御を
具体的な装置に適用した実施例を示している。いずれも
自動化生産ライン上での制御である。図17は、同期制
御の実施例を示しており、ベルトコンベア10上を複数
種の製品31が搬送され、その搬送されてきた各製品3
1を画像認識システムを用いて検出するものである。グ
ループオブジェクト21で管理される4つのデバイス1
0a〜10dのうち、第1デバイス10aは位置センサ
32を構成し、残りの3つのデバイス10bから10d
が画像カメラを構成している。そして、位置センサ32
が製品31が所定位置にきたことを検出したならば、3
つの画像カメラ33にて3方向からその製品31を撮像
し、得られた3枚の画像データから製品の形状等を認識
するようになっている。
【0070】係る場合において、グループオブジェクト
21は、8ビットのカレントイベントパターンとして
「00000000」を保持する。そして、第2〜第4
デバイス10b〜10dは、グループオブジェクト21
に対してイベント待ち要求として待ちイベントパターン
「00000001」を発行する。この要求にともない
グループオブジェクト21は、イベントパターン同士を
比較するが、この場合には不一致であるのでオブジェク
トID(CD2,CD3,CD4)とイベントパターン
を対にして格納する。
【0071】この状態で位置センサが32が製品31を
検出すると、第1デバイス10aはイベント発生メッセ
ージをグループオブジェクト21に対して行う。この時
のイベントパターンは「00000001」となる。こ
れを受けてグループオブジェクト21は、イベントパタ
ーンを更新するとともに、イベントリスト内に格納され
たイベントパターンと比較する。そして、一致するすべ
てのデバイスに対してイベント発生メッセージを発行す
る。これを受けて各デバイスは一斉に同期をとって撮像
処理を実行する。
【0072】図18は、排他制御の実施例を示してお
り、この例では、位置センサ32を備えたデバイス10
fと、ベルトコンベア30を回転駆動させる駆動モータ
に対する制御器34の2つでグループを構成し、グルー
プオブジェクト22により管理される。そして、このグ
ループオブジェクト22におけるセマフォカウンタの初
期値は1としている。つまり、ベルトコンベアが回転し
ているときは位置センサは作動せず、位置センサが作動
しているとはベルトコンベアが回転しないように排他制
御される。
【0073】制御器34を備えたデバイス20eは、グ
ループオブジェクト22に対してセマフォ取得要求を発
行し、許可する応答メッセージを受け取ったならば単位
時間(例えば10ms)だけモータを回転駆動してベル
トコンベア30を動作させた後、グループオブジェクト
22に対してセマフォ返却要求を発行する。その後再度
セマフォ取得要求を発行する。上記処理を繰り返すこと
により、グループを構成する位置センサ32を備えたデ
バイス10f側からセマフォ取得要求がない限り、デバ
イス10eからのセマフォ取得要求とセマフォ返却要求
にしたがってセマフォカウンタのカウント値が0と1を
交互に繰り返しながら、ベルトコンベア30は回転しつ
づける。
【0074】この時、位置センサ32からセンシング信
号が発行された際に、デバイス10fはグループオブジ
ェクト22に対してセマフォ取得要求を発行する。この
時、デバイス10eが稼動中の場合には、カウンタ値が
0となるので、デバイス20fの制御オブジェクトのI
Dがセマフォ待ちリストに登録される。この時のセマフ
ォ待ち時間を上記した単位時間より長く設定しておけ
ば、必ずリストに登録されている間、つまりセマフォ待
ち時間が経過する前にデバイス10eからセマフォ返却
要求が発行されるので、それを待ってグループオブジェ
クトはデバイス10fに対して許可通知の応答メッセー
ジを発行する。これにより、位置センサからセマフォ返
却要求が発行されるまではデバイス10eは停止状態と
なるので、ベルトコンベア30は一時停止する。
【0075】そして、位置センサ32を備えたデバイス
10fは、一連の同期センシングの終了を待ってセマフ
ォ返却要求を発行するようにしている。このようにする
と、画像カメラ33による撮像は、停止した製品31に
対して処理ができて、ぶれなどなく撮像でき高精度な認
識を簡単に行えることができ、また、センシング処理が
終了後は遅滞なくベルトコンベア30の回転に移行でき
る。
【0076】図19は、シーケンシャル制御の実施例を
示しており、この例では、位置センサ32で製品31を
検出したならば、所定の順番で組み立てロボット35が
製品31に対して所定の処理を行うようになっている。
この例では、3つのデバイス10i〜10kがグループ
オブジェクト23で管理されてシーケンシャル制御され
るグループを構成する。そして、位置センサ32から、
シーケンシャル処理実行要求を受けると、グループオブ
ジェクトは、シーケンシャルリストにしたがって、ま
ず、CD9の第9デバイス10jに対してシーケンシャ
ル実行要求を発行する。これを受けて、第9デバイスは
所定の処理を実行後、シーケンシャル処理終了通知を発
行する。すると、グループオブジェクト23は、次に制
御番号の小さい第8デバイス10iに対してシーケンシ
ャル実行要求を発行する。そして、第8デバイス10i
の処理実行後には、第10デバイス10kに対してシー
ケンシャル実行要求を発行する。なお、この第10デバ
イス10kがリストの最後であるので、グループオブジ
ェクト23は、第10デバイス10kから処理終了通知
を受けると、位置センサ32に対してシーケンシャル処
理終了通知を発行するようになっている。
【0077】なお、上記した説明では、各協調制御に対
する実施例として自動生産ラインに適用した例を示した
が、本発明はこれに限ることはなく各種の分野に適用で
きるのは言うまでもない。
【0078】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るグループオ
ブジェクト及び制御システムでは、グループオブジェク
トは、たとえネットワークに多数のデバイスが接続され
ている場合であっても、同一の協調制御をするデバイス
のみ管理すればよいので、負荷がさほど大きくならず、
リアルタイムで迅速な処理が可能となる。
【0079】また、デバイスにとってもグループオブジ
ェクトに対し所定の要求等を発行し、そのグループオブ
ジェクトからの命令にしたがって動作するので、同一の
グループに属する他のデバイスの状態は直接知らなくて
も協調制御ができる。これにより、ネットワーク構築後
に新たに協調制御するグループを構成するデバイスの変
更がある場合でも、既存のデバイスに組み込んだ通信プ
ログラム等は変更不要である。よって、システム変更に
迅速かつ簡単に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例を示す図である。
【図2】本発明に係るグループオブジェクトが実装され
るネットワークの一例を示す図である。
【図3】グループオブジェクトとデバイスの関係の一例
を示す図である。
【図4】デバイスの内部構造の一例を示す図である。
【図5】同期制御を実施するためのグループオブジェク
トとそれに管理されるデバイスの一例を示す図である。
【図6】図5に示すデバイスに実装される制御オブジェ
クトの機能を示すフローチャートである。
【図7】図5に示すグループオブジェクトの機能を示す
フローチャート(その1)である。
【図8】図5に示すグループオブジェクトの機能を示す
フローチャート(その2)である。
【図9】図5に示すグループオブジェクトの機能を示す
フローチャート(その3)である。
【図10】排他制御を実施するためのグループオブジェ
クトとそれに管理されるデバイスの一例を示す図であ
る。
【図11】図10に示すデバイスに実装される制御オブ
ジェクトの機能を示すフローチャートである。
【図12】図10に示すグループオブジェクトの機能を
示すフローチャート(その1)である。
【図13】図10に示すグループオブジェクトの機能を
示すフローチャート(その2)である。
【図14】シーケンシャル制御を実施するためのグルー
プオブジェクトとそれに管理されるデバイスの一例を示
す図である。
【図15】図14に示すデバイスに実装される制御オブ
ジェクトの機能を示すフローチャートである。
【図16】図14に示すグループオブジェクトの機能を
示すフローチャートである。
【図17】本発明を同期制御に適用した一実施例を示す
図である。
【図18】本発明を排他制御に適用した一実施例を示す
図である。
【図19】本発明をシーケンシャル制御に適用した一実
施例を示す図である。
【符号の説明】
10 デバイス 10a〜10l 第1〜第12デバイス 11 通信回線 12 オブジェクトリクエストブローカ 13 制御オブジェクト 20 グループオブジェクト 21 グループオブジェクト(同期制御用) 21a イベントフラグ記憶部 21b イベントリスト記憶部 22 グループオブジェクト(排他制御用) 22a セマフォカウンタ 22b セマフォリスト記憶部 23 グループオブジェクト(シーケンシャル制御用) 23a シーケンシャルリスト記憶部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された複数のデバイ
    スを制御するグループオブジェクトであって、 前記複数のデバイスの中で同期制御するデバイスに対し
    て送受信を行う機能と、 前記デバイスから送られてくるイベント要求を記憶する
    イベントリスト記憶部と、 前記イベントリスト記憶部に格納された前記イベント要
    求の中で、処理させようとするイベントと同一のイベン
    トを要求しているデバイスに対してイベント許可のメッ
    セージを発行する手段を備えたことを特徴とするグルー
    プオブジェクト。
  2. 【請求項2】 ネットワークに接続された複数のデバイ
    スを制御するグループオブジェクトであって、 前記複数のデバイスの中で排他制御するデバイスに対し
    て送受信を行う機能と、 現在の動作可能なデバイス数を記憶する記憶部と、 前記デバイスから送られてくる動作許可要求を受け付け
    た際に、前記記憶部に記憶されたデバイス数から許可す
    るか否かの応答メッセージを発行する手段と、 前記記憶部の記憶内容を更新する更新手段とを備えたこ
    とを特徴とするグループオブジェクト。
  3. 【請求項3】 ネットワークに接続された複数のデバイ
    スを制御するグループオブジェクトであって、 前記複数のデバイスの中でシーケンシャル制御するデバ
    イスに対して送受信を行う機能と、 シーケンシャル処理する順番を記憶したシーケンシャル
    リスト記憶部と、 シーケンシャル制御の起動要求を受け付けた際に前記シ
    ーケンシャルリスト記憶部に記憶されたリストに基づい
    て前記各デバイスに対して処理実行要求を発行する手段
    とを備えたグループオブジェクト。
  4. 【請求項4】 ネットワークに接続された複数のデバイ
    スを協調制御する協調制御システムであって、 同一の協調制御する複数のデバイスをグループ化すると
    ともに、そのグループを構成する各デバイスを管理する
    グループオブジェクトを設け、 前記複数のデバイスは、前記グループオブジェクトとの
    間で送受信を行い、前記グループオブジェクトからの命
    令にしたがって動作するようにした協調制御システム。
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