JP2000089891A - 情報処理装置およびそのカーソル移動方法 - Google Patents

情報処理装置およびそのカーソル移動方法

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JP2000089891A
JP2000089891A JP25845198A JP25845198A JP2000089891A JP 2000089891 A JP2000089891 A JP 2000089891A JP 25845198 A JP25845198 A JP 25845198A JP 25845198 A JP25845198 A JP 25845198A JP 2000089891 A JP2000089891 A JP 2000089891A
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Satonobu Fujita
覚伸 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理装置およびそのカーソル移動方法に
関し、カーソル移動の操作性を向上すること。 【解決手段】 表示制御装置8は、外付けのCRT表示
装置10と内蔵のLCD表示装置9に異なった表示を行
なう。内蔵ポインティング・デバイス13により、CR
Tディスプレイ10およびLCDディスプレイ9上でマ
ウス・カーソルを移動表示させる。表示制御装置8は、
特定の入力手段の操作を検出し、当該検出時にマウス・
カーソルがCRT表示装置10またはLCD表示装置9
のどちらにあるかを判別し、当該判別画面から他の画面
の所定位置にカーソルを移動表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置および
そのカーソル移動方法に関し、特に、LCD画面とCR
T画面に異なった表示をする表示制御機能とマウス機能
を有した情報処理装置およびそのカーソル移動方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ノート型パソコンにおいて、LC
D画面に対して画面表示を行なっていた。また、ノート
型パソコンには通常、CRTディスプレイ接続用の外部
ポートがあリ、そのポートにCRTディスプレイを接続
した場合に、LCD画面上と同じ表示をCRT画面に行
なう同時表示の機能があった。
【0003】近年では、表示制御装置の発展に伴い、上
記同時表示機能以外にLCD画面とCRT画面に独立し
て異なる表示をすること(独立表示機能)ができるよう
になった。
【0004】この独立表示機能は、例えば、全体の画面
表示サイズが1600*600(水平*垂直)ドットの
場合には、LCD画面に左側の800*600ドット分
を表示し、CRT画面に右側の800*600ドット分
を表示するものである。
【0005】このような独立表示機能を使用した場合、
ノート型パソコン内蔵のポインティング・デバイス(タ
ッチ・パッド、トラックボール)を操作して移動させる
1つのマウス・カーソル(マウス・ポインタ)を、LC
D画面、CRT画面の2つの画面上で操作していた。
【0006】また、ノート型パソコンに外付けのマウス
を使用して移動させる場合も、マウス・カーソルは内蔵
のポインティング・デバイス使用時と同じ動作をするた
め、1つのマウス・カーソルによって、LCD画面、C
RT画面の2つの画面上の操作を行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、内蔵LCD画面と外付けCRT画面
をぴったりと密着させることができないため、両画面間
に必ず距離を空けて配置されること、両画面の物理サイ
ズは一般に異なること、表示画面の広さも同じにできな
いことなどにより、LCD画面上でマウス・カーソルを
操作している場合にCRT画面側に移動させようとする
と、マウス・カーソルを見失うことがあるという課題が
あった。
【0008】また、マウスのドラッグ操作によってLC
D画面側にあるアプリケーションやアイコンをCRT画
面側に移動するような場合においても、上記したように
マウス・カーソルが見にくいのと同時に、マウスを移動
させる距離が長くなるため、操作がし難いという課題が
あった。
【0009】そこで、本発明は上記の課題に鑑みてなさ
れたものであって、上記の課題を解決した情報処理装置
およびそのカーソル移動方法を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1に係る本発明情報処理装置は、外付け表示
画面接続手段と、内蔵表示画面と、前記外付け表示画面
と前記内蔵表示画面に異なった表示を行なう表示制御機
能と、前記外付け表示画面および/または前記内蔵表示
画面上でマウス・カーソルを移動表示させるポインティ
ング・デバイスを備えた情報処理装置において、特定の
入力手段の操作を検出する検出手段と、前記入力手段操
作検出時に前記マウス・カーソルが前記外付け表示画面
または前記内蔵表示画面のどちらにあるかを判別し、当
該判別画面から他の画面の所定位置に移動表示させるカ
ーソル移動手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】請求項2に係る本発明情報処理装置は、請
求項1において、前記特定の入力手段は、内蔵キーボー
ド中の特殊キーおよび内蔵の前記ポインティング・デバ
イスであり、前記検出手段により、前記特殊キーおよび
前記内蔵ポインティング・デバイスの同時操作を検出す
ることを特徴とする。
【0012】請求項3に係る本発明情報処理装置は、請
求項1において、外付けマウス接続手段をさらに備え、
前記特定の入力手段は外付け3ボタン・マウスであり、
前記検出手段により、前記外付け3ボタン・マウスの真
ん中のボタン操作を検出することを特徴とする。
【0013】請求項4に係る本発明情報処理装置は、請
求項1において、外付けマウス接続手段と前回の前記マ
ウス・カーソル移動を操作したデバイスが前記外付けマ
ウスか内蔵ポインティング・デバイスかを記憶する記憶
手段とをさらに備え、前記特定の入力手段は、前記記憶
手段が記憶していないデバイスであり、前記検出手段に
より、前記前回のマウス・カーソル移動時とは異なるデ
バイス操作を検出することを特徴とする。
【0014】請求項5に係る本発明情報処理装置は、請
求項1において、前記カーソル移動手段は、前記他の画
面の略中央位置に前記マウス・カーソルを移動表示させ
ることを特徴とする。
【0015】請求項6に係る本発明情報処理装置は、請
求項1ないし5のいずれかにおいて、バッテリ駆動手段
をさらに備えたことを特徴とする。
【0016】また、上記の課題を解決するために請求項
7に係る本発明カーソル移動方法は、外付け表示画面接
続手段と、内蔵表示画面と、前記外付け表示画面と前記
内蔵表示画面に異なった表示を行なう表示制御機能と、
前記外付け表示画面および/または前記内蔵表示画面上
でマウス・カーソルを移動表示させるポインティング・
デバイスを備えた情報処理装置のカーソル移動方法にお
いて、特定の入力手段の操作を検出する検出ステップ
と、前記入力手段操作検出時に前記マウス・カーソルが
前記外付け表示画面または前記内蔵表示画面のどちらに
あるかを判別し、当該判別画面から他の画面の所定位置
に移動表示させるカーソル移動ステップとを備えたこと
を特徴とする。
【0017】請求項8に係る本発明カーソル移動方法
は、請求項7において、前記特定の入力手段は、内蔵キ
ーボード中の特殊キーおよび内蔵の前記ポインティング
・デバイスであり、前記検出ステップにおいて、前記特
殊キーおよび前記内蔵ポインティング・デバイスの同時
操作を検出することを特徴とする。
【0018】請求項9に係る本発明カーソル移動方法
は、請求項7において、前記特定の入力手段は外付け3
ボタン・マウスであり、前記検出ステップにおいて、外
付けマウス接続手段に接続された外付け3ボタン・マウ
スの真ん中のボタン操作を検出することを特徴とする。
【0019】請求項10に係る本発明カーソル移動方法
は、請求項7において、前回の前記マウス・カーソル移
動を操作したデバイスが外付けマウス接続手段に接続さ
れたデバイスか内蔵ポインティング・デバイスかを記憶
する記憶ステップとをさらに備え、前記特定の入力手段
は前記記憶ステップで記憶していないデバイスであり、
前記検出ステップにおいて、前記前回のマウス・カーソ
ル移動時とは異なるデバイス操作を検出することを特徴
とする。
【0020】請求項11に係る本発明カーソル移動方法
は、請求項7において、前記カーソル移動ステップにお
いて、前記他の画面の略中央位置に前記マウス・カーソ
ルを移動表示させることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0022】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1に係るノート型パソコンを示すブロック図である。
【0023】同図において、CPU1はシステム全体を
制御する処理部であり、ROM2には主にシステム・プ
ログラムが記憶されており、各種ハードウエアの操作な
どのサービス・ルーチン、パワー・マネージメント処理
ルーチン等が格納されている。RAM3は、アプリケー
ション・プログラムをロードしたり、データを一時記憶
する。CMOS4は、バッテリ・バックアップされてい
るRAMであり、システムのコンフィグレーション状態
を保存するために使用される。
【0024】ハード・ディスク装置5は補助記憶装置で
あり、アプリケーション・プログラムやデータを記憶す
る。電源制御装置6は、ROM、RAM、割り込みコン
トローラ、システム・タイマ等を含んだ1チップ・マイ
コンであり、装置の駆動電源となるスマート・バッテリ
7と通信をしてバッテリ残量、残り動作時間等のデータ
の受け渡し、充電制御等を行う。
【0025】表示制御装置8は、LCDディスプレイ9
とCRTディスプレイ10の画面にプログラムの実行状
態等を表示させるもので、LCDディスプレイ9とCR
Tディスプレイ10に同じ表示を行なわせる機能と異な
る表示を行なわせる機能を持つ。入力制御装置11は、
ROM、RAM、割り込みコントローラ、システム・タ
イマ等を含んだ1チップ・マイコンであり、内蔵キーボ
ード12と内蔵ポインティング・デバイス13を制御
し、アプリケーションのデータ入力、処理の指示等を行
う。内蔵キーボード12は各種入力キーを備え、また、
Fnキー等の特殊キー、ファンクション・キーを備え
る。
【0026】図1のノート型パソコンは同図では省略し
たが、入力デバイスとして内蔵キーボード12の他に例
えばタッチ・パッド等のポインティング・デバイスを備
え、さらにCRTディスプレイ接続用の外部ポート、外
付けマウス接続用のPS2ポート等の各種ポートを備え
る。
【0027】図2は、実施の形態1において、内蔵ポイ
ンティング・デバイス13を操作した場合に発生する割
り込み処理を示すフローチャートである。
【0028】一般に内蔵ポインティング・デバイス13
を移動操作した場合、入力制御装置11はCPU1に対
して割り込みを発生させる。この割り込みを受け取った
マウス・ドライバは、内蔵ポインティング・デバイス1
3が移動した量に応じた距離だけ、画面上でマウス・カ
ーソルを移動させて表示する。
【0029】この図2のフローチャートは、全体の画面
表示サイズが1600*600(水平*垂直)ドットの
場合において、内蔵のLCDディスプレイ9に左側の8
00*1600ドットを表示し、外付けCRTディスプ
レイ10に右側の800*600ドットを表示している
状態で、内蔵ポインティング・デバイス13を移動操作
した時のマウス・ドライバの処理を示している。
【0030】マウス・ドライバの割り込み処理では、特
定の、例えばFnキーが押されている状態で、内蔵ポイ
ンティング・デバイス13が移動操作されたかどうか判
別する。この状態で移動操作された場合には、マウス・
カーソルの現在位置がLCD画面上かCRT画面上かを
判別し、LCD画面上にある時は、マウス・カーソルを
CRT画面の中心位置に表示させ、CRT画面にある時
は、マウス・カーソルをLCD画面の中心に表示させる
ことが図2には示されている。
【0031】まずステップS21で、入力制御装置11
から後述のデータ1およびデータ2を取得し、ステップ
S22へ移行する。データ1はFnキーが押されている
場合は1、押されていない場合は0とされており、デー
タ2はFnキーが押されている状態で一度でもデータ1
が取得されている場合は1、初めて取得された場合0と
されている。
【0032】ステップS22において、データ1=1、
かつ、データ2=0かどうかを判別する。すなわち、F
nキーが押されている状態で初めて同時に内蔵ポインテ
ィング・デバイス13が移動操作されたかどうかを判別
する。同時操作されたのであればステップS23へ移行
し、そうでなければステップS26へ移行し、通常のマ
ウス・カーソル処理を行ない終了する。
【0033】ステップS23では、マウス・カーソルの
現在位置が図3(a)に示したLCD画面内((0,
0)−(799,599))に存在するかどうかを判別
する。LCD画面に存在する場合はステップS24へ移
行し、マウス・カーソルを図3(b)に示したCRT画
面の中心O’(1199,299)に表示し、終了す
る。一方、LCD画面に存在せず図3(b)のCRT画
面に存在する場合はステップS25へ移行する。ステッ
プS25では、マウス・カーソルを図3(a)のLCD
画面の中心O(399,299)に表示し、終了する。
【0034】なお、図3(a)および(b)は、LCD
画面およびCRT画面の表示可能な全領域を示す。つま
り、CRT画面の水平方向の0から599までの座標値
は用いておらず、同方向座標値として800以降の値を
使用した。
【0035】上記の様に、入力制御装置11から取得し
たデータ1とデータ2を基にFnキーと内蔵ポインティ
ング・デバイス13の同時操作を検出し、同時操作を検
出するとマウス・カーソルがCRT画面またはLCD画
面のどちらにあるかを判別し、現在位置が確認された画
面から他方の画面の中心位置にマウス・カーソルを移動
表示させている。
【0036】図4は、入力制御装置11のタイマ割り込
み処理において、Fnキーの処理を示すフローチャート
である。
【0037】一般に入力制御装置11は、Fnキー以外
のキーが押された場合に割り込みを発生させ、ROM2
のBIOS等にどのキーが押されたかを通知する。ま
た、このFnキーとFnキー以外のキーの組み合わせ
(例えば、Fnキー+F2等)によってSMI(Sys
tem Management Interrupt)
を発生させ、ROM2のBIOS等へどのキーの組み合
わせが押されたかを通知する。このSMIを受け取った
ROM2のBIOSは、ホットキーと呼ばれる処理を行
ない、画面表示をLCD画面からCRT画面へ変更し、
システムをサスペンド状態にさせる等の処理を行なう。
【0038】この図4のフローチャートは、Fnキーが
押されているかどうかの押下状態を入力制御装置11内
のRAMにデータ1として保存する手順を示している。
また、Fnキーが離されることによって、データ1がマ
ウス・ドライバからアクセスされたかどうかの状態を示
すデータ2をクリアする手順を示している。
【0039】まずステップS41で、データ1が0かど
うか(以前のタイマ割り込みでFnキーが押されてたか
どか)を判別し、0の場合はステップS42へ移行し、
それ以外の場合はステップS44へ移行する。ステップ
S42では、現在Fnキーが押されているかどうかを判
別し、押されている場合はステップS43へ移行してデ
ータ1に1を設定して終了する。、押されてない場合は
そのまま終了する。
【0040】ステップS44では、もう一度、現在Fn
キーが押されているかどうかを判別し、押されていない
場合ステップS45以降へ移行し、押されている場合は
そのまま終了する。ステップS45では、データ1に0
を設定してステップS46へ移行し、ここでデータ2に
0を設定して終了する。
【0041】図5は、図1において、データ1、データ
2が取得される時の入力制御装置11の処理を示すフロ
ーチャートである。
【0042】このフローチャートは、Fnキーが押され
た状態で、データ1がマウス・ドライバからアクセスさ
れかどうかの状態を、入力制御装置11内のRAMにデ
ータ2として保存することを示している。
【0043】まずステップS51で、マウス・ドライバ
にデータ1、データ2を渡し、ステップS52に移行す
る。ステップS52では、データ1が1かどうかを判別
する。すなわち、Fnキーが押されているかどうかを判
別し、1の場合(押されている場合)はステップS53
へ移行してデータ2に1を設定して終了する。一方、ス
テップS52でデータ1が1でない場合(押されていな
い場合)はそのまま終了する。
【0044】上記した通り本実施の形態によれば、入力
制御装置11から取得したデータ1とデータ2を基にF
nキーと内蔵ポインティング・デバイス13の同時操作
を検出し、同時操作を検出するとマウス・カーソルがC
RT画面またはLCD画面のどちらにあるかを判別し、
現在位置が確認された画面から他方の画面の中心位置に
マウス・カーソルを移動表示させているので、LCD画
面とCRT画面に独立して異なる表示をする場合に両画
面が離れていたり、サイズが異なったりしていても、別
の画面に移動後のマウス・カーソルを見失うことがな
く、操作性を向上させることができる。
【0045】(実施の形態2)図6は本発明の実施の形
態2に係るノート型パソコンを示すブロック図である。
同図に示すノート型パソコンには、実施の形態1のシス
テムに対して、外付け3ボタン・マウス14がPS2ポ
ートを介して装着されている。外付けマウスは、シリア
ル・マウスであればシリアル・ポートに接続することも
できる。
【0046】図7は、実施の形態2において、外付け3
ボタン・マウスがボタンが押された場合に発生する割り
込み処理を示すフローチャートである。
【0047】この図7のフローチャートでは、全体の画
面表示サイズが1600*600(水平*垂直)ドット
の場合において、内蔵のLCDディスプレイ9に左側の
800*1600ドットを表示し、外付けCRTディス
プレイ10に右側の800*600ドットを表示してい
る状態で、外付け3ボタン・マウス14のボタンが押さ
れた時のマウス・ドライバの処理を示している。
【0048】マウス・ドライバの割り込み処理では、外
付け3ボタン・マウスの真ん中のボタンが押されたかど
うか判別する。真ん中のボタンが押された場合には、マ
ウス・カーソルの現在位置がLCD画面上かCRT画面
上かを判別し、LCD画面上にある時は、マウス・カー
ソルをCRT画面の中心位置に表示させ、CRT画面に
ある時は、マウス・カーソルをLCD画面の中心に表示
させることが図7には示されている。
【0049】まずステップS71で、3ボタン・マウス
の真ん中のボタンが押されたかどうかを判別し、押され
た場合はステップS72へ移行し、押されいない場合は
ステップS75へ移行し、通常のマウス・カーソル処理
を行ない終了する。
【0050】ステップS72では、マウス・カーソルの
現在位置が図3(a)に示したLCD画面内((0,
0)−(799,599))に存在するかどうかを判別
する。LCD画面に存在する場合はステップS73へ移
行し、マウス・カーソルを図3(b)に示したCRT画
面の中心O’(1199,299)に表示し、終了す
る。一方、LCD画面に存在せず図3(b)のCRT画
面に存在する場合はステップS74へ移行する。ステッ
プS74では、マウス・カーソルを図3(a)のLCD
画面の中心O(399,299)に表示し、終了する。
【0051】上記した通り本実施の形態によれば、外付
け3ボタンマウス14の真ん中のボタンの操作を検出す
るとマウス・カーソルがCRT画面またはLCD画面の
どちらにあるかを判別し、現在位置が確認された画面か
ら他方の画面の中心位置にマウス・カーソルを移動表示
させているので、LCD画面とCRT画面に独立して異
なる表示をする場合に両画面が離れていたり、サイズが
異なったりしていても、別の画面に移動後のマウス・カ
ーソルを見失うことがなく、操作性を向上させることが
できる。
【0052】(実施の形態3)本実施の形態3のブロッ
ク構成は、図6のブロック図中の外付け3ボタン・マウ
ス14を外付け2ボタン・マウスに換えたものであり、
PS2ポートまたはシリアル・ポートを介して装着する
ことができる。
【0053】図8は、実施の形態3において、外付け2
ボタン・マウス及び内蔵ポインティング・デバイス13
を操作した場合に発生する割り込み処理を示すフローチ
ャートである。
【0054】この図8のフローチャートでは、全体の画
面表示サイズが1600*600(水平*垂直)ドット
の場合において、内蔵のLCDディスプレイ9に左側の
800*1600ドットを表示し、外付けCRTディス
プレイ10に右側の800*600ドットを表示してい
る状態で、外付け2ボタン・マウス、内蔵ポインティン
グ・デバイス13を移動操作した場合のマウス・ドライ
バの処理を示している。
【0055】マウス・ドライバの割り込み処理では、前
回のマウス・カーソル移動を操作したデバイス(外付け
2ボタン・マウスか内蔵ポインティング・デバイス)を
記憶しておき、当該デバイスが現在、マウス・カーソル
移動操作を行なっているデバイスと異なったどうか判別
する。そして、異なった場合にはマウス・カーソルの現
在位置がLCD画面9上かCRT画面上かを判別し、L
CD画面にある時はマウス・カーソルをCRT画面の中
心に表示させ、CRT画面にある時はマウス・カーソル
をLCD画面の中心に表示させることが図8には示され
ている。
【0056】まずステップS81で、入力制御装置11
からデータ1を取得し、ステップS82へ移行する。こ
のデータ1は、前回のマウス・カーソル操作のデバイス
が現在のマウス・カーソル操作のデバイスと異なった場
合は1、同じ場合は0とされている。
【0057】ステップS82で、データ1が1かどうか
を判別し、判別結果に応じて分岐する。すなわち、デー
タ1が1で、前回のマウス・カーソル操作のデバイスが
現在のマウス・カーソル操作のデバイスと異なった場合
はステップS83以降の処理へ移行し、データ1が1以
外で、前回のマウス・カーソル操作のデバイスが現在の
マウス・カーソル操作のデバイスと同じ場合はステップ
S86へ移行し、通常のマウス・カーソル処理を行い終
了する。
【0058】ステップS83では、マウス・カーソルの
現在位置が図3(a)に示したLCD画面内((0,
0)−(799,599))に存在するかどうかを判別
する。LCD画面に存在する場合はステップS84へ移
行し、マウス・カーソルを図3(b)に示したCRT画
面の中心O’(1199,299)に表示し、終了す
る。一方、LCD画面に存在せず図3(b)のCRT画
面に存在する場合はステップS85へ移行する。ステッ
プS85では、マウス・カーソルを図3(a)のLCD
画面の中心O(399,299)に表示し、終了する。
【0059】図9は、入力制御装置11において、外付
け2ボタン・マウス及び内蔵ポインティング・デバイス
を操作した場合の割り込み処理を示すフローチャートで
ある。
【0060】一般に入力制御装置11と外付けマウスの
通信は、1本のデータ・ラインと1本のクロック・ライ
ンと1本の割り込みラインにより行っており、外付けマ
ウスが移動操作された場合に入力制御装置11に割り込
みが発生し、その割り込み処理によって外付けマウスの
移動量等を取得する。そして、入力制御装置11はCP
U1へ割り込みを発生させて、マウス・ドライバに外付
けマウスの移動量等を渡す。また、外付けマウスと内蔵
ポインティング・デバイスは、同時に操作される可能性
もあるため、入力制御装置11のそれぞれ1つの割り込
みラインを使用し、両デバイスの割り込み処理を行って
いる。
【0061】図9は上記それぞれの割り込み処理に共通
な処理を示すフローチャートである。
【0062】このフローチャートは、割り込みが発生し
た場合に、前回のマウス・カーソル操作(内蔵ポインテ
ィング・デバイスか外付けマウスか)と現在のマウス・
カーソル操作を判別し、その状態をデータ1に保存して
おくこと、および、現在のマウス・カーソル操作の状態
をデータ2に保存しておくことを示している。なお、デ
ータ1は、前回と現在の操作が同一デバイスによる場合
は0、異なった場合は1とされる。またデータ2は、前
回のマウス・カーソル操作が内蔵ポインティング・デバ
イスによる場合は0、外付けマウスによる場合は1とさ
れる。
【0063】まずステップS91で、データ2が0かど
うかを判別し、判別結果に応じて分岐する。すなわち、
データ2が0で、前回のマウス・カーソル操作が内蔵ポ
インティング・デバイスによる場合はステップS92へ
移行し、データ2が0以外(1)で、前回のマウス・カ
ーソル操作が外付けマウスによる場合はステップS96
へ移行する。
【0064】ステップS92では、現在のマウス・カー
ソル操作が内蔵ポインティング・デバイスによるものか
どうかを判別し、内蔵ポインティング・デバイスの場合
はステップS95へ移行し、外付けマウスの場合はステ
ップS93へ移行する。外付けマウスの操作時はステッ
プS93でデータ2に1を設定し、ステップS94へ移
行する。ステップS94ではデータ1に1を設定して、
終了する。内蔵ポインティング・デバイスの操作時はス
テップS95でデータ1に0を設定して、終了する。
【0065】ステップS96では、現在のマウス・カー
ソル操作が内蔵ポインティング・デバイスによるものか
どうかを判別し、内蔵ポインティング・デバイスの場合
はステップS97へ移行し、外付けマウスの場合はステ
ップS99へ移行する。外付けマウスの操作時はステッ
プS97でデータ2に0を設定し、ステップS98へ移
行する。ステップS98ではデータ1に1を設定して、
終了する。内蔵ポインティング・デバイスの操作時はス
テップS99でデータ1に0を設定して、終了する。
【0066】上記した通り本実施の形態によれば、前回
のマウス・カーソル移動を操作したデバイスが外付け2
ボタン・マウスか内蔵ポインティング・デバイスかを記
憶しておき、当該デバイスが現在操作を検出したデバイ
スと異なっているときに現在位置が確認された画面から
他方の画面の中心位置にマウス・カーソルを移動表示さ
せているので、LCD画面とCRT画面に独立して異な
る表示をする場合に両画面が離れていたり、サイズが異
なったりしていても、別の画面に移動後のマウス・カー
ソルを見失うことがなく、操作性を向上させることがで
きる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
蔵表示画面と外付け表示画面に異なる表示を行なってい
る状態で、マウス・カーソルを内蔵表示画面から外付け
表示画面に移動表示する場合、内蔵キーボードの特殊キ
ーを押しながら内蔵ポインティング・デバイスを操作す
るなどの特定の入力手段の操作を検出することによっ
て、マウス・カーソルを見失わないように他の画面の所
定位置に簡単にマウス・カーソル移動させることがで
き、マウス・カーソルの操作性を向上できるという効果
がある。
【0068】また、外付け3ボタン・マウスを接続した
場合にも、真ん中のボタンを押すことにより、同様にし
てマウス・カーソルを見失わないように簡単に所定位置
に移動させることができ、マウス・カーソルの操作性を
向上できるという効果がある。
【0069】また、外付けボタン・マウスを接続した場
合も同様に、前回操作したデバイスと異なったデバイス
を操作することによって、マウス・カーソルを見失わな
いように簡単に所定位置に移動させることができ、マウ
ス・カーソルの操作性を向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るノート型パソコン
(情報処理装置)のブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1において、内蔵ポインテ
ィング・デバイスを移動操作した場合に発生する割り込
み処理を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態1におけるマウス・カーソ
ル移動位置を説明する説明図である。
【図4】本発明の実施の形態1の入力制御装置11によ
るタイマ割り込み処理におけるFnキーの処理を示すフ
ローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態1において、図1のデータ
1、データ2が取得される時の入力制御装置11の処理
を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態2に係るノート型パソコン
(情報処理装置)のブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態2において、外付け3ボタ
ン・マウスがボタンが押された場合に発生する割り込み
処理を示すフローチャートである。
【図8】実施の形態3において、外付け2ボタン・マウ
ス及び内蔵ポインティング・デバイスを操作した場合に
発生する割り込み処理を示すフローチャートである。
【図9】実施の形態3において、入力制御装置11の外
付け2ボタン・マウス及び内蔵ポインティング・デバイ
スを操作した場合の割り込み処理を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 CMOS 5 ハード・ディスク装置 6 電源制御装置 7 スマート・バッテリ 8 表示制御装置 9 LCDディスプレイ 10 CRTディスプレイ 11 入力制御装置 12 内蔵キーボード 13 内蔵ポインティング・デバイス 14 外付け3ボタン・マウス

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外付け表示画面接続手段と、内蔵表示画
    面と、前記外付け表示画面と前記内蔵表示画面に異なっ
    た表示を行なう表示制御機能と、前記外付け表示画面お
    よび/または前記内蔵表示画面上でマウス・カーソルを
    移動表示させるポインティング・デバイスを備えた情報
    処理装置において、 特定の入力手段の操作を検出する検出手段と、 前記入力手段操作検出時に前記マウス・カーソルが前記
    外付け表示画面または前記内蔵表示画面のどちらにある
    かを判別し、当該判別画面から他の画面の所定位置に移
    動表示させるカーソル移動手段とを備えたことを特徴と
    する情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記特定の入力手段は、内蔵キーボード
    中の特殊キーおよび内蔵の前記ポインティング・デバイ
    スであり、 前記検出手段により、前記特殊キーおよび前記内蔵ポイ
    ンティング・デバイスの同時操作を検出することを特徴
    とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 外付けマウス接続手段をさらに備え、 前記特定の入力手段は外付け3ボタン・マウスであり、 前記検出手段により、前記外付け3ボタン・マウスの真
    ん中のボタン操作を検出することを特徴とする請求項1
    に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 外付けマウス接続手段と前回の前記マウ
    ス・カーソル移動を操作したデバイスが前記外付けマウ
    スか内蔵ポインティング・デバイスかを記憶する記憶手
    段とをさらに備え、 前記特定の入力手段は、前記記憶手段が記憶していない
    デバイスであり、 前記検出手段により、前記前回のマウス・カーソル移動
    時とは異なるデバイス操作を検出することを特徴とする
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記カーソル移動手段は、前記他の画面
    の略中央位置に前記マウス・カーソルを移動表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 バッテリ駆動手段をさらに備えたことを
    特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の情報処
    理装置。
  7. 【請求項7】 外付け表示画面接続手段と、内蔵表示画
    面と、前記外付け表示画面と前記内蔵表示画面に異なっ
    た表示を行なう表示制御機能と、前記外付け表示画面お
    よび/または前記内蔵表示画面上でマウス・カーソルを
    移動表示させるポインティング・デバイスを備えた情報
    処理装置のカーソル移動方法において、 特定の入力手段の操作を検出する検出ステップと、 前記入力手段操作検出時に前記マウス・カーソルが前記
    外付け表示画面または前記内蔵表示画面のどちらにある
    かを判別し、当該判別画面から他の画面の所定位置に移
    動表示させるカーソル移動ステップとを備えたことを特
    徴とする情報処理装置のカーソル移動方法。
  8. 【請求項8】 前記特定の入力手段は、内蔵キーボード
    中の特殊キーおよび内蔵の前記ポインティング・デバイ
    スであり、 前記検出ステップにおいて、前記特殊キーおよび前記内
    蔵ポインティング・デバイスの同時操作を検出すること
    を特徴とする請求項7に記載の情報処理装置のカーソル
    移動方法。
  9. 【請求項9】 前記特定の入力手段は外付け3ボタン・
    マウスであり、 前記検出ステップにおいて、外付けマウス接続手段に接
    続された外付け3ボタン・マウスの真ん中のボタン操作
    を検出することを特徴とする請求項7に記載の情報処理
    装置のカーソル移動方法。
  10. 【請求項10】 前回の前記マウス・カーソル移動を操
    作したデバイスが外付けマウス接続手段に接続されたデ
    バイスか内蔵ポインティング・デバイスかを記憶する記
    憶ステップとをさらに備え、 前記特定の入力手段は前記記憶ステップで記憶していな
    いデバイスであり、 前記検出ステップにおいて、前記前回のマウス・カーソ
    ル移動時とは異なるデバイス操作を検出することを特徴
    とする請求項7に記載の情報処理装置のカーソル移動方
    法。
  11. 【請求項11】 前記カーソル移動ステップにおいて、
    前記他の画面の略中央位置に前記マウス・カーソルを移
    動表示させることを特徴とする請求項7に記載の情報処
    理装置のカーソル移動方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009129224A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Seiko Epson Corp 画像操作装置と画像操作プログラムと記録媒体と画像操作方法
US8188971B2 (en) 2006-03-15 2012-05-29 Kabushiki Kaisha Toshiva Medical image interpreting apparatus and cursor-moving method

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