JP2000089163A - ポインティング装置 - Google Patents
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Abstract
力が弱っている人の行動を支援するために、ユーザーが
探しているターゲットを指し示すことができるポインテ
ィング装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 検索キーを入力するための検索キー入力
手段と、検索対象物を含む映像を撮り込むための撮像手
段と、前記撮像手段により取り込まれた映像と前記検索
キー入力手段から入力された検索キーとに基づいて、前
記検索キーに対応する物体又は部分を検索する検索手段
と、前記検索手段による検索結果と前記映像とに基づい
て、レーザー光線の照射方向を算出する方向算出手段
と、前記方向算出手段に基づいて、前記の対応する物体
に向けて、レーザー光を照射するレーザー発生手段と、
を含むことを特徴とするポインティング装置。
Description
特に老人などの視力や注意力が弱っている人の行動を支
援するために、ユーザーが探しているターゲット(対象
物)を指し示すことができるポインティング装置に関す
る。
ジェクタ)などによる講義のときに、投射映像のある部
分を講師がレーザー光のスポットで指し示すためのレー
ザー・ポインタが知られている。このレーザー・ポイン
タは、大学の講義や学会でのプレゼンテーションなどの
様々な場面で使用されている。
レーザー・ポインタは、あくまで、使用者である講師が
ある場所(ポイント)を他人に指し示すときに使用する
ものであり、使用者自身が自分でターゲット(求める物
体や部分)の場所を探すときには全く役に立たない。ま
た、従来より、病院の紙媒体のカルテを探すのを光や音
を利用して支援するためのカルテ検索支援システムが実
用化されている。このシステムは、カルテのフォルダ
(カルテを収納しておく容器)の背表紙に、予め、患者
の名前や識別番号を記録したバーコード、カラーコー
ド、磁気データ、又はICチップ(半導体素子)などを
記録しておくと共に、発光ダイオード(発光部)やブザ
ー(音発生装置)を取り付けておく。そして、カルテが
必要な患者について、その氏名や識別番号などの検索キ
ーを入力すると、それに基づいて、対応する氏名や識別
番号が記録されているフォルダを検索し、そのフォルダ
に取り付けてある発光部を光らせたり、そのフォルダに
取り付けてあるブザーから音を鳴らせたりするものであ
る。これにより、カルテを探す人は、大量のカルテの中
から求めるものを容易に探し出すことができる。しかし
ながら、このカルテ検索システムは、予め、カルテのフ
ォルダに、患者の氏名や識別番号を記録したバーコー
ド、カラーコード、磁気データ、又は半導体素子などを
表示・取付けておくと共に、発光ダイオード(発光部)
やブザー(音発生装置)を取り付けておくことが必要で
あるから、カルテなどの特定の種類のものにしか適用で
きず、様々なものに種類を問わずルーズに任意に適用す
ることはできないという問題がある。本発明はこのよう
な従来技術の課題に着目してなされたもので、通常の人
の行動、特に老人などの視力や注意力が弱っている人の
行動を支援するために、ユーザーが探しているターゲッ
トをレーザー光線などで指し示すことができるポインテ
ィング装置を提供することを目的とする。
て、「検索対象物」は、物理的な物体(有体物)である
場合が多いが、ディスプレイ画面(グラフィカル・ユー
ザー・インターフェース画面)上に表示されている複数
のアイコン・ボタンの中の一つ、などのような「実体の
無いもの(無体物)」でもよい。本明細書では、これら
の有体物と無体物とを併せて「物体」と呼ぶことがあ
る。また、本明細書において、「検索キー」は、文字
(キーワード、文章、会話など)、記号、図形、画像、
所定の音(音響、音声)など、検索(調べること、探す
こと)のためのキーとなるものなら、どのようなもので
もよい。
力手段と、検索対象物(ユーザーが求めているモノ、ユ
ーザーが探したいモノ)を含む映像を撮り込むための撮
像手段と、前記撮像手段により取り込まれた映像と前記
検索キー入力手段から入力された検索キーとに基づい
て、前記検索キーに対応する物体又は部分を検索する検
索手段と、前記検索手段による検索結果と前記映像とに
基づいて、レーザー光線の照射方向を算出する方向算出
手段と、前記方向算出手段に基づいて、前記の対応する
物体に向けて、レーザー光を照射するレーザー発生手段
と、を含むことを特徴とするポインティング装置。 2.上記1において、前記検索手段は、前記検索対象物
を含む映像の中の各物体又は部分を、互いに識別する識
別手段を含むものである、ことを特徴とするポインティ
ング装置。なお、この識別手段による識別方式は、例え
ば、前記映像の中の各物体又は部分の色及び形状を検出
して予め記憶した色又は形状のパターンと比較すること
により識別する方式、前記各物体又は部分に表示された
名前などの文字を読み取り認識する方式、前記各物体又
は部分の表面に表示された識別用バーコード又は2次元
コードや識別用カラーコードなどを読み取ることにより
識別する方式、前記各物体又は部分に取り付けたICチ
ップ(半導体素子)に記録された識別コードをそのIC
チップとの間で無線でやり取りすることにより識別する
方式、などの様々な方式を採用することができる。 3.上記1又は2において、前記レーザー光発生手段
は、指示すべき複数の物体又は部分を、所定の順序で順
次照射(指示)していくものである、ことを特徴とする
ポインティング装置。本発明においては、例えば、ユー
ザーが「パソコンの画面上のデータを、外付けの光磁気
ディスクに保存する操作」を希望したとき、本発明によ
るポインティング装置は、まず、パソコン画面の「ファ
イル」のアイコンをレーザー光で指示し(これにより、
ユーザーに、このアイコンをマウス等でクリックするよ
うに指示する)、次に、「名前を付けて保存」の文字の
あるボタン部分をレーザー光で指示し(これにより、ユ
ーザーに、「名前を付けて保存」のポタンをクリックす
るように指示する)、次に、「保存する場所」の文字の
あるボタン部分をレーザー光で指示し(これにより、ユ
ーザーに、「保存する場所」の文字のあるボタン部分を
クリックするように指示する)、次に「保存の実行」の
ボタン部分をレーザー光で指示する(是により、ユーザ
ーに、「保存の実行」のボタン部分をクリックするよう
に指示する)、というように、「データ保存のために必
要な一連の操作」に必要な物体又は部分を、その一連の
操作に即して、順次、ユーザーに対して、指し示してい
く。 4.上記1、2又は3において、さらに、前記レーザー
光が当たった(照射された)とき、その当たった場所又
はその近傍で所定の音を発するための音発生手段、を含
むことを特徴とするポインティング装置。この音発生手
段は、レーザー光が照射されたことを検知する検知手段
と、この検知手段からの信号に基づいて駆動する振動板
又はブザー等とから構成される。前記のレーザー光が照
射されたことを検知する手段としては、例えば、受光素
子などの光センサや、熱電素子などの熱センサ(レーザ
ー光が照射されたスポットは、レーザー光のエネルギー
により他の部分よりも熱せられるから)などの様々なも
のが採用できる。 5.上記1、2、3又は4において、さらに、前記レー
ザー光が肉眼で見えない場合に、前記レーザー光を肉眼
で確認できるように画面表示させるためのレーザー光表
示手段、を含むことを特徴とするポインティング装置。 6.検索キーを入力するための検索キー入力手段と、検
索対象物を含む映像を取り込むための撮像手段と、前記
撮像手段により取り込まれた映像と前記検索キー入力手
段から入力された検索キーとに基づいて、前記検索キー
に対応する物体又は部分を検索する検索手段と、前記検
索手段による検索結果と前記映像とに基づいて、ユーザ
ーに、検索された物体又は部分を指し示すためのディス
プレイと、を含むことを特徴とするポインティング装
置。つまり、上記の1〜5の発明では、レーザー光線を
検索対象物(ユーザーが求めているモノ、ユーザーが探
したいモノ)に照射することにより、ユーザーに検索対
象物を指し示すようにしているのに対して、この5の発
明では、ディスプレイ画面上に「検索対象物とその周辺
の物(人、動物、植物を含む)を示す映像を表示させな
がら、さらにその画面上で、検索対象物を、例えば矢印
のマークなどで、指示すること」により、ユーザー(例
えば、視力の衰えた老人など)に、求める検索対象物を
指し示すものである。
形態1を概念的に示すためのブロック図である。図1に
おいて、1は対象物2を撮像するための撮像部(例えば
CCDカメラ)、3はユーザーが検索キー(例えば、キ
ーワード、キーとなる映像、キーとなる図形、など)を
入力するための検索キー入力部、4は前記撮像部1から
の映像と前記検索キー入力部3からの検索キーとに基づ
いて検索キーに対応するターゲットの物体を検索するた
めの検索処理部(マイクロコンピュータ等により構成さ
れる)、5はこの検索処理部4の検索結果に基づいて前
記ターゲットの物体に向けてレーザー光を発生させるレ
ーザー光発生部である。図1の装置では、前記撮像部1
とレーザー光発生部5とは、一つの筐体6(図1の符号
6参照)に収納されて、ユーザーの頭や首や胸などの位
置に取り付けられるようになっていることが望ましい。
すなわち、この筐体6は、例えば、ネックレス、ブロー
チ、頭部保持部などの身体装着型の部材として形成され
ていてもよい。また、前記筐体6は、通常の携帯情報端
末(PDA)やノートパソコンのように、ユーザーが手
に持って使用するものでもよい。なお、上記で撮像部1
とレーザー光発生部5が一つの筐体6に収納されるのが
望ましいと述べた理由は、レーザー光発生部5からレー
ザー光を目指すターゲットの物体に向けて正確に照射す
るためには、撮像部1とレーザー光発生部5の位置関係
を予め特定しておく必要があるからである。この理由か
らは、前記の撮像部1とレーザー光発生部5との位置関
係が特定できるようにしておけるなら(例えば、撮像部
1又はレーザー光発生部5の空間的位置をジャイロ・セ
ンサや磁気センサなどにより検出できるようにして、そ
の空間的位置の情報を、撮像部1とレーザー光発生部5
との間で赤外線などの無線により随時交信できるように
しておく)、撮像部1とレーザー光発生部5とは、互い
に離れた別個の筐体に収容されるようにしてもよい。
も、前記撮像部1及びレーザー光発生部5と一緒に一つ
の筐体6(図1の符号6)に収容するのが望ましい。な
ぜなら、検索処理部4は、撮像部1からの映像データを
受信すると共に、撮像部1及びレーザー光発生部5の空
間的位置データを把握しておく必要があるが、そのため
にはこれらと一緒の筐体6に収納する方が便利だからで
ある。しかし、前記撮像部1及びレーザー光発生部5と
検索処理部4との間でデータを無線で交信できるように
すれば、検索処理部4を、前記撮像部1又はレーザー光
発生部5と別体に構成してもよい。また、前記検索キー
入力部3についても、これと同様である。すなわち、検
索キー入力部3は、撮像部1、レーザー光発生部5、及
び検索処理部4と一緒に一つの筐体(図1の符号6)に
収容されることが望ましいが、これらの機器1,5及び
4と無線交信できるようにすれば、検索キー入力部3を
これらとは別の筐体に含ませるようにしてもよい。
を含む対象)は、例えば、ユーザーが操作しようとして
いるパソコンのキーボード部やビデオテープレコーダの
各種の操作ボタンが備えられた操作盤、多数の本が並ん
でいる書架、病院内のカルテを並べた棚、街角の風景
(ビルなどの建物の看板や道路標識などを含むもの)、
自動車や飛行機の運転席から見える操作盤(コックピッ
トの中の前方の操作部)、紙やディスプレイ上の地図や
新聞、病院で行われる手術の対象となる患者の身体の患
部、などである。
キーを入力するための検索キー入力部、である。この検
索キー入力部3は、例えば、ユーザーがキーワードや文
章を入力するためのキーボート又はペン入力用タブレッ
ト、ユーザーが音声でキーワードや文章を入力するため
のマイク、ユーザーがスキャナやデータ記録装置などか
らの画像を入力するための画像取り込み装置、などの様
々な機器を含むものである。
索処理部4は、前記撮像部1からの映像(画像)と、前
記検索キー入力部3からの検索キー(文字、音声、図
形、又は画像)とに基づいて、前記映像の中の各物体の
中から、前記検索キーに対応(該当)するモノ(検索対
象物。物理的な物体(有体物)である場合が多いが、デ
ィスプレイ画面(グラフィカル・ユーザー・インターフ
ェース画面)上に表示されている複数のアイコン・ボタ
ンの中の一つ、などのような「実体の無いもの(無体
物)」でもよい。以下では、これらの有体物と無体物と
を併せて「物体」と呼ぶことがある)を検索するもので
ある。この検索の過程では、検索処理部4は、まず、前
記映像の中の各物体について、それを所定の方式で他の
物体と識別する(なお、この場合の識別方式は、例え
ば、前記映像の中の各物体の色及び形状を検出して予め
記憶した色又は形状のパターンと比較することにより識
別する方式、前記各物体の表面に表示された識別用バー
コード又は2次元コードや識別用カラーコードなどを読
み取ることにより識別する方式、前記各物体に取り付け
たICチップ(半導体素子)に記録された識別コードを
そのICチップとの間で無線でやり取りすることにより
識別する方式、などの様々な方式を採用することができ
る)。そして、その識別された各物体の特徴などを、前
記の入力された検索キーと比較・照合して、前記検索キ
ーに対応する物体を特定する。そして、検索処理部4
は、レーザー光発生部5から前記の特定された物体に向
けてレーザー光を発生させるための、レーザー光の照射
方向を決定する(検索処理部4は、前述のように、レー
ザー光発生部5と撮像部1との相互の位置関係のデータ
を持っているので、撮像部1からの映像に基づいて、そ
の映像中のある物体に向けてレーザー光を照射するため
の照射方向の計算は、可能である)。
の映像と検索キー入力部3からの検索キーとを受信する
ことによるだけでなく、それらと共に外部機器からのデ
ータをも受信することにより、ターゲットの物体又は部
分を検索することもある。例えば、撮像部1が撮像する
対象物2(図1の符号2参照)がパソコン(パーソナル
コンピュータ)である場合に、ユーザーが「パソコンの
画面の中のあるデータのコピーの操作方法を教えて下さ
い」という検索キー(検索キーは、「文章」や「会話」
として入力することもできる)を音声で入力した場合を
説明する。このとき、撮像部1は、対象物2であるパソ
コンの映像を撮り込んで検索処理部4に送る。検索処理
部4は、前記の検索キーの対応する操作方法を問い合わ
せる信号を、赤外線などの無線により、対象物2である
パソコンに送信する。すると、パソコン(対象物2)か
ら、例えば、「まず、範囲指定して、コピーのアイコン
をクリックする」という操作方法が返信される。そこ
で、検索処理部4は、このパソコン(対象物2)から返
信された操作方法のデータに基づいて、指示すべきター
ゲットとなる物体又は部分、例えば「コピーのために画
面上に用意されているアイコン」を前記映像の中から探
して、それを特定する。そして、検索処理部4は、この
特定したアイコンに向けてレーザー光を照射するよう
に、レーザー光発生部5に制御信号を送信する。
2が飛行機のコックピットの操作盤である場合に、ユー
ザーが「飛行機が右旋回するときの操作方法」という検
索キーを音声入力した場合を説明する。このとき、検索
処理部4は、前記操作盤の映像を撮像部1から取り込む
と共に、外部のノート型パソコン7(図1参照。このノ
ート型パソコン7には、対象となっている型式の飛行機
のコックピット内の操作方法のデータベースが記録され
ている。)に対して、「飛行機が右旋回するときの操作
方法」を無線で問い合わせる。パソコン7(このパソコ
ン7は、図1の対象物2ではない)は、この問い合わせ
に対する答えである「操作の方法」、例えば「風力メー
ターが所定値以下であることを確認した後に、操作カン
を右側にゆっくり回す」という答え(一連の操作方法)
を、無線で送信する。そこで、この答え(一連の操作方
法)を受信した検索処理部4は、前記映像を解析して、
ターゲットとなる風力メーターの部分と操作カンとを特
定する。そして、検索処理部4は、前記の一連の操作方
法に即して、時系列的に、まず、前記風力メーターに対
してレーザー光を照射させ、その後、前記操作カンに対
してレーザー光を照射させるように、前記レーザー光発
生部5を制御する。すなわち、検索処理部4は、ユーザ
ーに対して、「まず、最初に、風力メーターが所定値以
下であることを確認せよ」ということを指示するため
に、風力メーターにレーザー光を照射する。そして、そ
の後、「次に、操作カンを右側にゆっくり回すというこ
とを指示するために、操作カンにレーザー光を照射す
る。
からのレーザー光照射方向を示す制御データに基づい
て、目指すターゲットの物体に向けて、レーザー光を照
射する。この照射されるレーザー光が可視光の場合は、
ターゲットの物体にレーザー光のスポットが表示される
ので、ユーザーは、その目指す物体を容易に知る(視認
する)ことができる。したがって、レーザー光発生部5
からのレーザー光は、少なくとも室内の場合は、可視光
レーザーであることが望ましい。しかし他方、戸外の場
合は、可視光レーザーを頻繁に発生させると他人の迷惑
にもなるので、赤外線レーザーなどの肉眼で見えないレ
ーザー光を発生させることもやむを得ない。前記の照射
されるレーザー光が赤外線レーザーなどのように可視光
でない場合は、ユーザーは、暗視メガネ又は暗視カメラ
(CCDカメラで周囲の景色(前記の赤外線レーザー光
などをも、この「景色」の一部を構成する)を捕らえ
て、それを眼前の小型液晶ディスプレイなどで表示する
もの)や、スターアイ(周囲の光を増幅して眼前に表示
するもの)などを使用することにより、レーザー光の軌
跡やターゲットの物体上のレーザー光スポットを認識す
ることができる。
て説明する。ユーザーは、CCDカメラなどの撮像部1
により周囲の景色(検索対象物をその一部として含む景
色)の映像を取り込む(capture)(ステップS
1)。そして、検索処理部4は、この取り込まれた映像
の中の各物体を互いに識別する。この場合の識別の手法
は、前述のように、様々なものが採用される。また、ユ
ーザーは前記検索キー入力部3から音声・文字・画像な
どにより検索キーを入力する(ステップS3)。なお、
前記のステップS1及びステップS2とステップS3と
は、どちらが先でもよいし、また同時進行の関係でもよ
い。次に、検索処理部4は、前記の入力された検索キー
と前記の識別した各物体とを比較・照合しながら、前記
検索キーに対応(該当)するターゲットの物体を特定す
る(ステップS5)。次に、検索処理部4は、前記撮像
部1からの映像と、前記撮像部1とレーザー光発生部5
との間の空間的位置関係データとに基づいて、前記レー
ザー光発生部5から前記ターゲットの物体に向けてレー
ザー光を照射するための照射方向を計算し、この照射方
向データをレーザー光発生部5に送信する(ステップS
5)。レーザー光発生部5では、この照射方向データに
基づいて、前記ターゲットの物体の方向に向けて、レー
ザー光を発生する(ステップS6)。
説明する。 (1)ユーザーが、コンピュータの操作を教室などで学
んでいるとき、講師の説明を受けながら、キーボードな
どを操作するとき、どのキーを押せばよいのか分からな
いことが多い。そのとき、本実施形態1(ブローチ型、
ネックレス型、頭部装着型など)をユーザーの胸、首
元、頭(おでこ)などに装着して、ユーザーが例えば
「画面のプリントアウトのための操作」というキーワー
ド又は文章を音声入力する。すると、本実施形態1の装
置から「画面のプラントアウトのための操作」のための
「キーのボタン」や「画面上のアイコン(絵文字)」に
向けてレーザー光が照射されるので、ユーザーは容易に
「次に押すべきキー」(コンピュータの操作の方法)を
知ることができる。 (2)ユーザーが、自動車や飛行機の運転の操作を学ん
でいるときも、講師の説明を受けながら、どのメーター
のどの部分を見ればよいのか、どの「操作ボタン」や
「操作かん」を押せばよいのか分からないことも多い。
その場合も、ユーザーが例えば「右旋回時の操作」とい
う言葉を発することにより、そのために必要な一連の操
作方法(最初にチェックすべきメーターの位置と、その
チェック後に操作すべき操作ボタンや操作カンの位置)
を、レーザー光で指示できれば便利である。 (3)ユーザーが、図書館である題名の本を探すとき
に、書棚の中に大量に本があるために容易に探し出せな
いことが多い。その場合も、本実施形態1の検索キー入
力部3に、ユーザーが、探している本の題名と作者名
(例えば、「それから」夏目漱石)を検索キーとして音
声入力すると、撮像部1が前記本棚の映像を撮り込ん
で、検索処理部4に送る。検索処理部4では、この映像
に基づいて、本の背表紙の作者名と題名を読み取り(文
字認識し)、該当する題名の本を検索する。該当する本
があれば、その本に向けて、レーザー光を照射させる。
これにより、ユーザーは、大量の本の中から容易に目指
す本を探し出すことができる。 (4)ユーザーが地図(紙の地図又は情報機器のディス
プレイ上の電子地図)を見ながら、ある地名又は建物名
を探したいとき、地図には小さな文字が大量に表示され
ているため、容易にその地名や建物名が探し出せないこ
とが多い(もっとも、電子地図の場合は検索機能が付い
ているものもあるが、紙の地図ではそれはない)。その
とき、本実施形態1の装置を使用して、例えば、ユーザ
ーが東京都の地図を見ながら、「八重洲ビル」という検
索キーを音声入力したとする。すると、撮像部1が地図
を映像で取り込んで、検索処理部4に送る。検索処理部
4は、この取り込んだ地図の映像に基づいて、その地図
上に表示された大量の文字を認識する。そして、これら
の認識した文字と比較しながら、「八重洲ビル」の文字
を探す。検索処理部4がこの「八重洲ビル」の文字の場
所を探し出したら、その場所に向けて、レーザー光を照
射させる。これにより、ユーザーは、容易に地図上の
「八重洲ビル」の場所を探し出すことができる。 (5)ユーザーが新聞(紙の新聞又は情報機器のディス
プレイ上の電子新聞)を読むとき、例えば「特許」に関
する記事は見逃さずに読むようにしたいと思っても、新
聞の文字は大量であるため、見逃すことも少なくない。
そこで、本実施形態1により、ユーザーが「特許」とい
うキーワードを音声入力すると共に、撮像部1によりユ
ーザーの眼前の新聞の映像を撮り込んで検索処理部4に
送信する。検索処理部4では、受信した映像を文字認識
することにより、文字認識した文字と「特許」というキ
ーワードを比較・照合して、「特許」というキーワード
を含む記事があるとどうかを検索し、該当する記事があ
れば、その記事の部分を、レーザー光で照射するように
する。これにより、ユーザーは、希望するキーワードを
含む記事を見逃すことなく読むことが可能になる。 (6)ユーザーが病院内の多数のカルテ(紙のカルテ)
を並べた棚からある一人の患者のカルテを取り出そうと
するとき、カルテが多数あるために短時間内に探し出す
ことは困難である。そこで、本実施形態1を使用して、
ユーザーがある患者の氏名を音声入力すると、まず、撮
像部1によりカルテが並べられた棚を撮像して、その撮
像データを検索処理部4に送る。また、検索処理部4
は、その入力された氏名に対応する識別番号を取り出す
とともに、識別番号を示す信号を無線で送信する。他
方、各カルテには、予め、ICチップが取り付けられて
おり、この各ICチップには、各患者の識別番号を記録
する記録部と自己の位置データを無線送信する無線送信
部とが形成されている。そのため、前記検索処理部4か
らある患者の識別番号が送信されると、その識別番号に
対応するICチップは、自己の位置データを前記検索処
理部4に対して無線で返信する。検索処理部4は、この
無線で返信された位置データと前記映像とに基づいて、
レーザー光の照射方向を算出し、その求めるカルテの位
置する場所に向けて、レーザー光を照射させる。 (7)ユーザーが戸外を歩いたり自動車でドライブして
いるとき、街中で、求める建物(建物の看板の文字)や
道路標識(道路標識の文字)を見落としてしまったり、
なかなか見つけられないということが少なくない。そこ
で、本実施形態1を使用して、ユーザーが、例えば、
「大手町ビル」とか「国道246号線」というキーワー
ドを音声入力するとする。すると、撮像部1が進行方向
の周囲の景色を映像で取り込、検索処理部4に送る。検
索処理部4では、この映像の中の所定の文字(建物の看
板の文字や道路標識の文字)を文字認識して、前記の入
力されたキーワードと比較・照合する。そして、前記キ
ーワードに該当するものがあれば、その該当する建物や
道路標識に向けて、レーザー光を照射する。 (8)ユーザー(医者)が患者の手術をしている場合で
も、例えば、「肝臓」というキーワードを入力すれば、
患者の内蔵を撮像して、その映像の中の「肝臓」の部分
に向けて、レーザー光を照射することができる。
たったことを検知して音を発生する振動板やブザーなど
を、検索対象物を含む「対象物(図1の符号2参照)」
である操作機器の各部分に予めとり付けておくようにす
れば、ユーザーに、レーザー光だけでなく、音によって
も、検索結果であるターゲットの物体又は部分を指し示
すことができる。
図3に基づいて説明する。図3において、図1と共通す
る部分には、同一の符号を付している。図3において、
15は液晶表示装置などのディスプレイである。また、
14は、撮像部1からの対象物の映像と検索キーとに基
づいてターゲットの物体又は部分を検索し、そのターゲ
ットをディスプレイ14上で指し示すための検索処理部
である。すなわち、この実施形態2では、ディスプレイ
15には、前記撮像部1からの映像がほぼそのまま表示
されるようになっている。また、この実施形態2の検索
処理部14の検索動作は、実施形態1の検索処理部4
(図1)とほぼ同様であるが、検索結果のターゲットの
指し示すやり方が、実施形態1と異なっている。すなわ
ち、この実施形態2では、検索結果であるターゲットの
物体又は部分を指し示す方法として、実施形態1のよう
なレーザー光ではなく、ディスプレイ15上の表示(例
えば、矢印のマークの表示など)により、指し示すよう
にしている。この指し示す表示のやり方は、例えば、画
面上の矢印、画面上の赤色の点、画面上のある点の点
滅、などの様々な方法がありうる。
示画面の一例を示すものである。この例では、ユーザー
が戸外に出て、ある建物(例えば、「大手町ビル」)に
行こうとしている場合である。ユーザーがその建物をな
かなか見つけられないとき、ユーザーが「大手町ビル」
と検索キーを音声入力する。すると、撮像部1が周囲の
景色を映像として撮り込み、検索処理部14に送る。検
索処理部14においては、前記の検索キー「大手町ビ
ル」と、前記映像の中の建物の看板の文字との比較・照
合を行い、該当する建物があれば、検索を終了する。そ
して、ディスプレイ15の画面に、前記撮像部1からの
映像(検索対象物をその一部として含む景色)を表示さ
せると共に、その中の検索結果に該当する「大手町ビ
ル」の建物(図4の符号20)に、矢印(図4の符号2
1)を表示させて、ユーザーに該当する建物を指し示
す。このディスプレイ15の画面は、ユーザーの眼前の
景色とほぼ同一又は類似の景色を表示しているので、ユ
ーザーは、このディスプレイ15の画面を見ることによ
り、容易に求める建物を見つけることができるる。
索対象物(物体又は部分)を検索して、それを、レーザ
ー光で照射しすることにより、ユーザーに指し示すこと
ができるので、ユーザーの行動を支援することが可能に
なる。 また、本発明によれば、ユーザーが求める検索対象物
(物体又は部分)を検索して、それを、ディスプレイの
画面上で、前記検索対象物をその一部として含む映像を
表示させながら、その検索対象物を矢印のマークなどで
指示することにより、ユーザーに指し示すことができる
ので、ユーザーの行動を支援することができる。
る。
ある。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 検索キーを入力するための検索キー入力
手段と、 検索対象物を含む映像を取り込むための撮像手段と、 前記撮像手段により取り込まれた映像と前記検索キー入
力手段から入力された検索キーとに基づいて、前記検索
キーに対応する物体又は部分を検索する検索手段と、 前記検索手段による検索結果と前記映像とに基づいて、
レーザー光線の照射方向を算出する照射方向算出手段
と、 前記照射方向算出手段に基づいて、前記の対応する物体
又は部分に向けて、レーザー光を照射するレーザー光発
生手段と、を含むことを特徴とするポインティング装
置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記検索手段は、前
記検索対象物を含む映像の中の各物体又は部分を、互い
に識別する識別手段を含むものである、ことを特徴とす
るポインティング装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、 前記レーザー光発生手段は、指示すべき複数の物体又は
部分を、所定の順序で順次照射していくものである、こ
とを特徴とするポインティング装置。 - 【請求項4】 請求項1、2又は3において、さらに、 前記レーザー光が物体又は部分に照射されたとき、その
当たった場所又はその近傍で所定の音を発するための音
発生手段、を含むことを特徴とするポインティング装
置。 - 【請求項5】 請求項1、2、3又は4において、さら
に、 前記レーザー光が肉眼で見えない場合に、前記レーザー
光を肉眼で確認できるように画面に表示させるためのレ
ーザー光表示手段、を含むことを特徴とするポインティ
ング装置。 - 【請求項6】 検索キーを入力するための検索キー入力
手段と、 検索対象物を含む映像を取り込むための撮像手段と、 前記撮像手段により取り込まれた映像と前記検索キー入
力手段から入力された検索キーとに基づいて、前記検索
キーに対応する物体又は部分を検索する検索手段と、 前記検索手段による検索結果と前記映像とに基づいて、
ユーザーに検索された物体又は部分を指し示すためのデ
ィスプレイと、を含むことを特徴とするポインティング
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11141463A JP2000089163A (ja) | 1998-06-23 | 1999-05-21 | ポインティング装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-193747 | 1998-06-23 | ||
JP19374798 | 1998-06-23 | ||
JP11141463A JP2000089163A (ja) | 1998-06-23 | 1999-05-21 | ポインティング装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012105564A Division JP5554804B2 (ja) | 1998-06-23 | 2012-05-07 | 風景中の物体等のユーザーによる発見又は認識を支援するシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000089163A true JP2000089163A (ja) | 2000-03-31 |
JP2000089163A5 JP2000089163A5 (ja) | 2009-02-19 |
Family
ID=26473690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11141463A Ceased JP2000089163A (ja) | 1998-06-23 | 1999-05-21 | ポインティング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000089163A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002276010A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-25 | Mitsubishi Materials Corp | 便器装置 |
JP2005275997A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Sanyo Electric Co Ltd | 情報処理装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02114390A (ja) * | 1988-10-25 | 1990-04-26 | Fujitsu Ltd | 図面のシンボル入力方式 |
JPH09192164A (ja) * | 1996-01-23 | 1997-07-29 | Topcon Corp | 弱視者用眼鏡装置 |
JPH1027505A (ja) * | 1996-07-11 | 1998-01-27 | Rekoode Onkyo:Kk | 自動探査式照明装置 |
JPH11110555A (ja) * | 1997-10-01 | 1999-04-23 | Keyence Corp | 画像の表示方法及びその方法を用いた画像処理装置 |
-
1999
- 1999-05-21 JP JP11141463A patent/JP2000089163A/ja not_active Ceased
Patent Citations (4)
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