JP2000088687A - 絶対圧型半導体圧力センサ - Google Patents
絶対圧型半導体圧力センサInfo
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Abstract
の取付位置に関係なく被測定圧力が導入される導入孔を
所望の位置に設けることができる絶対圧型半導体圧力セ
ンサを提供する。 【解決手段】 感圧チップ1が取り付けられるチップ取
付部5aには、凹部が形成されており、その中央部にチ
ップ取付部5aを貫通し被測定圧力が導入される被測定
圧力導入孔6が穿設されている。また、凹部の被測定圧
力導入孔6の周囲には、島状に4個の台座9が導入孔6
を中心として等間隔に配置されている。そして、ガラス
板3が台座9に貼り付けられるとにより、感圧チップ1
がチップ取付部5aに取り付けられ、感圧ゲージの電極
がボンディングワイヤ8を介してリード7に接続されて
いる。複数個のリード7同士は、電気的に絶縁されてい
る。内部の気密を封止するための蓋部5bがチップ取付
部5aに連結され、チップ取付部5a及び蓋部5bによ
り、筐体5が構成されている。
Description
用される絶対圧型半導体圧力センサに関し、特に、設計
上の制限が緩和された絶対圧型半導体圧力センサに関す
る。
(IC)部品の製造と同様にしてシリコン単結晶から構
成されるダイヤフラムの表面にピエゾ抵抗感圧ゲージ
(半導体ひずみゲージ)が形成された感圧チップが使用
されている。ダイヤフラムに圧力が印加されると、シリ
コン単結晶から構成されるダイヤフラムが変形してその
電気抵抗が変化し、この電気抵抗の変化が感圧ゲージに
より電気信号として検出される。これにより、圧力又は
圧力の変化が測定される。
ップの裏面側にガラス板が張り合わされダイヤフラムと
ガラス板との間に真空の空間が形成された絶対圧型半導
体圧力センサがある。図3は従来の絶対圧型半導体圧力
センサ内の感圧チップを示す断面図である。
晶から成形され下面中央部に凹部12bを有するシリコ
ン基板12が設けられている。この凹部12bによりシ
リコン基板12の中央部に所定の厚さのダイヤフラム1
2aが形成されている。ダイヤフラム12aの表面に
は、感圧ゲージ(図示せず)が形成されている。このよ
うに構成された感圧チップ11の裏面側には、ガラス板
13が取り付けられており、ダイヤフラム12aとガラ
ス板13との間の凹部12bにより形成される空間に
は、真空状態で密閉された真空室14が形成されてい
る。なお、図3は感圧チップ11の表面に圧力が印加さ
れダイヤフラム12aが湾曲されている状態を示してい
る。
いては、その表面に印加される被測定圧力が裏面の真空
圧を基準とした絶対圧として測定される。そして、絶対
圧型半導体圧力センサは、このような感圧チップ11を
筐体内に組み込むことにより構成されている。図4は従
来の絶対圧型半導体圧力センサを示す断面図である。
るチップ取付部15a及び被測定圧力が導入される被測
定圧力導入孔16が穿設された蓋部15bから構成され
ている。チップ取付部15aには、感圧ゲージの電極に
接続されるリード17が配設されている。リード17は
外部に設けられた測定用の電子機器(図示せず)に接続
される。ガラス板13は、チップ取付部15aの中央部
に形成された凹部の底面に貼り付けられている。そし
て、感圧ゲージの電極はボンディングワイヤ18を介し
てリード17に接続されている。
体圧力センサにおいては、被測定圧力が被測定圧力導入
孔16から筐体内に導入され、この被測定圧力の絶対圧
が感圧チップ11により測定される。そして、外部に設
けられた電子機器により解析される。
ような構成の従来の絶対圧型半導体圧力センサにおいて
は、小型化した場合、通常、筐体の感圧チップが取り付
けられる面と被測定圧力導入孔が穿設される面とを異な
る面とする必要がある。即ち、感圧チップが取り付けら
れるチップ取付部に被測定圧力導入孔を穿設することが
できないという設計上の制限がある。
のであって、設計上の制限を緩和し、半導体ひずみゲー
ジの取付位置に関係なく被測定圧力が導入される導入孔
を所望の位置に設けることができる絶対圧型半導体圧力
センサを提供することを目的とする。
導体圧力センサは、外部と内部とを連通する被測定圧力
導入孔が設けられた筐体と、この筐体内に設けられた半
導体歪みゲージとを有する絶対圧型半導体圧力センサに
おいて、前記歪みゲージはその感圧チップを前記導入孔
が設けられた筐体内面とは異なる筐体内面に向けて配置
され、前記導入孔が設けられた筐体内面と前記歪みゲー
ジとの間には、前記導入孔を除く位置に局在するように
1又は複数個の台座が設けられていて、前記導入孔が設
けられた筐体内面と前記歪みゲージとの間に隙間が形成
されていることを特徴とする。
けられた筐体の所定の内面に1又は複数個の台座が設け
られ、その上に半導体歪みゲージが設けられているの
で、導入孔の位置に制限されることなく外部の圧力を測
定することができる。従って、導入孔の位置の設計上の
制限が緩和される。
て嵌合する凹部を有し、この凹部の底面に前記被測定圧
力導入孔が設けられており、前記台座は前記凹部底面と
前記歪みゲージとの間に配置されていてもよい。
面と前記歪みゲージとの間隙よりも大きな圧力空間が設
けられており、前記感圧チップはこの圧力空間に面して
配置されていてもよい。
チップにワイヤボンディングにより接続され、前記感圧
チップの電極を外部に導出するリードが設けられていて
もよく、前記台座は前記導入孔を中心として等間隔に配
置されていてもよい。
圧型半導体圧力センサについて、添付の図面を参照して
具体的に説明する。図1は本発明の実施例に係る半導体
圧力センサを示す断面図である。また、図2は本発明の
実施例に係る半導体圧力センサのチップ取付部を示す模
式図である。
圧チップと同様に、シリコン基板2にピエゾ抵抗感圧ゲ
ージ(半導体歪みゲージ)が形成され、感圧チップ1は
ガラス板3に取り付けられており、真空室4が設けられ
ている。また、感圧チップ1が取り付けられるチップ取
付部5aには、凹部が形成されており、その中央部にチ
ップ取付部5aを貫通し被測定圧力が導入される被測定
圧力導入孔6が穿設されている。なお、チップ取付部5
aは、例えば樹脂材を成形することにより作製されてい
る。更に、凹部の被測定圧力導入孔6の周囲には、島状
に4個の台座9が導入孔6を中心として等間隔に配置さ
れている。チップ取付部5aには、感圧ゲージの電極に
接続される複数個のリード7が配設されており、リード
7は外部に設けられた測定用の電子機器(図示せず)に
接続される。そして、ガラス板3が台座9に貼り付けら
れることにより、感圧チップ1がチップ取付部5aに取
り付けられ、感圧ゲージの電極がボンディングワイヤ8
を介してリード7に接続されている。また、複数個のリ
ード7同士は、電気的に絶縁されている。そして、内部
の気密を封止するための蓋部5bがチップ取付部5aに
連結され、チップ取付部5a及び蓋部5bにより、筐体
5が構成されている。
8、シリコン基板2及びガラス板3が省略されている。
力センサにおいては、内部の圧力空間が4個の台座9間
の空隙部及びチップ取付部5aに穿設された被測定圧力
導入孔6を介して外部に連通している。従って、被測定
圧力導入孔6から導入された被測定圧力は、感圧チップ
1のダイヤフラムに印加され、このダイヤフラムの変形
による電気抵抗の変化が感圧チップ1に設けられたピエ
ゾ抵抗感圧ゲージにより検出される。そして、外部に設
けられた電子機器により圧力の解析が行われる。これに
より、被測定圧力が真空室4内の真空圧を基準とした絶
対圧として測定される。
付部5aの凹部内に感圧チップ1が取り付けられる台座
9を設けているので、半導体圧力センサ内の空間と圧力
が測定される外部とを連通する被測定圧力導入孔6をチ
ップ取付部5aに穿設することができる。従って、設計
上、被測定圧力導入孔をチップ取付部5aに設ける必要
がある場合であっても、その設計に本実施例を適用する
ことが可能である。
が設けられる位置は、チップ取付部の凹部の中央に限定
されるものではない。
が筐体5内に配設されているが、台座の個数は限定され
るものではない。例えば、台座を1個とし、その周辺領
域に被測定圧力導入孔が設けられていてもよい。
プ取付部5aとが異なる部材から構成されているが、こ
れらが一体に成形されて1つの部材から構成されていて
もよい。
向上を図る半導体圧力センサに適用することも可能であ
る。
被測定圧導入孔が設けられている位置に関係することな
く外部の圧力を測定することができる。従って、設計上
の制限を緩和し、半導体歪みゲージの取付位置に制限さ
れることなく被測定圧力が導入される導入孔を所望の位
置に設けることができる。
断面図である。
プ取付部を示す模式図である。
プを示す断面図である。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 外部と内部とを連通する被測定圧力導入
孔が設けられた筐体と、この筐体内に設けられた半導体
歪みゲージとを有する絶対圧型半導体圧力センサにおい
て、前記歪みゲージはその感圧チップを前記導入孔が設
けられた筐体内面とは異なる筐体内面に向けて配置さ
れ、前記導入孔が設けられた筐体内面と前記歪みゲージ
との間には、前記導入孔を除く位置に局在するように1
又は複数個の台座が設けられていて、前記導入孔が設け
られた筐体内面と前記歪みゲージとの間に隙間が形成さ
れていることを特徴とする絶対圧型半導体圧力センサ。 - 【請求項2】 前記筐体は、前記歪みゲージを間隙をも
って嵌合する凹部を有し、この凹部の底面に前記被測定
圧力導入孔が設けられており、前記台座は前記凹部底面
と前記歪みゲージとの間に配置されていることを特徴と
する請求項1に記載の絶対圧型半導体圧力センサ。 - 【請求項3】 前記凹部の開口側には、前記凹部内面と
前記歪みゲージとの間隙よりも大きな圧力空間が設けら
れており、前記感圧チップはこの圧力空間に面して配置
されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の絶
対圧型半導体圧力センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26365198A JP3594497B2 (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | 絶対圧型半導体圧力センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26365198A JP3594497B2 (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | 絶対圧型半導体圧力センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000088687A true JP2000088687A (ja) | 2000-03-31 |
JP3594497B2 JP3594497B2 (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=17392443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26365198A Expired - Lifetime JP3594497B2 (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | 絶対圧型半導体圧力センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3594497B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100379977C (zh) * | 2002-09-25 | 2008-04-09 | 臼井国际产业株式会社 | 燃料轨道、燃料轨道用主管及其制造方法 |
CN107152983A (zh) * | 2016-03-02 | 2017-09-12 | 欧姆龙株式会社 | 压力传感器 |
-
1998
- 1998-09-17 JP JP26365198A patent/JP3594497B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100379977C (zh) * | 2002-09-25 | 2008-04-09 | 臼井国际产业株式会社 | 燃料轨道、燃料轨道用主管及其制造方法 |
CN107152983A (zh) * | 2016-03-02 | 2017-09-12 | 欧姆龙株式会社 | 压力传感器 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3594497B2 (ja) | 2004-12-02 |
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