JP2000088538A - 3次元入力方法及び3次元入力装置 - Google Patents

3次元入力方法及び3次元入力装置

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JP2000088538A JP25786998A JP25786998A JP2000088538A JP 2000088538 A JP2000088538 A JP 2000088538A JP 25786998 A JP25786998 A JP 25786998A JP 25786998 A JP25786998 A JP 25786998A JP 2000088538 A JP2000088538 A JP 2000088538A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】参照光の入射角度情報によらない3次元入力を
実現し、入射角度情報をえるための演算を不要にすると
ともに、投射角度情報と比べて入射角度情報の精度が低
い場合における3次元入力データの精度の向上を図る。 【解決手段】第1の起点Aから物体Q上の特定部位Pに
向かって第1の参照光を投射するとともに、第1の起点
Aと離れた第2の起点Bから特定部位Pに向かって第2
の参照光を投射し、第1及び第2の参照光の投射角度θ
A,θBと第1及び第2の起点A,Bの間の距離Lとに
基づいて、特定部位Pの位置を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物体に参照光を投
射して物体を走査し、物体形状を特定するデータを得る
3次元入力方法及び3次元入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レンジファインダと呼称される非接触型
の3次元入力装置は、接触型に比べて高速の計測が可能
であることから、CGシステムやCADシステムへのデ
ータ入力、身体計測、ロボットの視覚認識などに利用さ
れている。
【0003】レンジファインダに好適な計測方法として
スリット光投影法(光切断法ともいう)が知られてい
る。この方法は、物体を光学的に走査して距離画像(3
次元画像)を得る方法であり、特定の参照光を投射して
物体を撮影する能動的計測方法の一種である。距離画像
は、物体上の複数の部位の3次元位置を示す画素の集合
である。スリット光投影法では、参照光として投射ビー
ムの断面が直線帯状であるスリット光が用いられる。走
査中のある時点では物体の一部が照射され、撮像面には
照射部分の起伏に応じて曲がった輝線が現れる。したが
って、走査中に周期的に撮像面の各画素の輝度をサンプ
リングすることにより、物体形状を特定する一群のデー
タ(3次元入力データ)を得ることができる。
【0004】従来においては、撮像面内の輝線の位置に
基づいて物体で反射して撮像面に入射したスリット光の
入射角度を求め、その入射角度と当該スリット光の投射
角度と基線長(投射の起点と受光基準点との距離)とか
ら三角測量の手法で物体の位置を算出していた。つま
り、参照光の投射方向と受光方向とに基づく位置演算が
行われていた。
【0005】なお、レンジファインダにおいて、撮像の
画角を調整するズーミングが実現されている。また、撮
像面の輝度のサンプリングにおいて、1回のサンプリン
グの対象を撮像面全体ではなく参照光が入射すると予想
される一部の領域に限定し、その領域をサンプリング毎
にシフトさせる手法が知られている。これによれば、サ
ンプリングの1回当たりの所要時間を短縮して走査を高
速化することができ、データ量を削減して信号処理系の
負担を軽減することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来においては、3次
元入力データの精度が撮像情報に基づいて特定される参
照光の入射角度の精度に依存し、このために十分に高い
精度の3次元入力データが得られなかったり、精度を確
保するために複雑な演算が必要となったりするという問
題があった。例えば、ミラーを用いて間接的に物体を撮
像する場合には、ミラーの面精度及び取付け姿勢の影響
を受けるので、直接的に撮像する場合と比べて入射角度
の精度が低下する。また、ズーミング機能やフォーカシ
ング機能を設けた場合には、可動レンズの停止位置毎に
微妙に異なるレンズ歪み補正を行わなければならない。
補正内容を設定するためにズーム段を切り換えて測定を
行ったり、測定結果から他のズーム段の補正内容を推測
したりする処理が必要になることもある。
【0007】本発明は、参照光の入射角度情報によらな
い3次元入力を実現し、入射角度情報を得るための演算
を不要にするとともに、投射角度情報と比べて入射角度
情報の精度が低い場合における3次元入力データの精度
の向上を図ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明においては、互い
に離れた2点のそれぞれを起点として物体に対する参照
光の投射を行い、起点間の距離と各起点からの投射の角
度(起点どうしを結ぶ直線に対する傾き)とから三角測
量の手法で物体の位置を算出する。その際、各起点から
の投射の物体上の照射位置の一致確認に物体の撮像情報
を用いる。ただし、撮像における視線方向(参照光の入
射角度)の情報は用いない。各起点からの投射を順に行
ってもよいし、同時に行ってもよい。順に行う場合には
各起点から同じ波長の参照光を投射してもよい。同時に
行う場合には、波長や点滅周期などの異なる識別可能な
2種の参照光を用いる。
【0009】請求項1の発明の方法は、第1の起点から
物体上の特定部位に向かって第1の参照光を投射すると
ともに、前記第1の起点と離れた第2の起点から前記特
定部位に向かって第2の参照光を投射し、前記第1及び
第2の参照光の投射角度と前記第1及び第2の起点の間
の距離とに基づいて、前記特定部位の位置を算出する3
次元入力方法である。
【0010】請求項2の発明の方法は、第1の起点から
仮想面に向かってそれを走査するように第1の参照光を
投射するとともに、前記第1の起点と離れた第2の起点
から前記仮想面に向かってそれを走査するように第2の
参照光を投射し、物体で反射した前記第1及び第2の参
照光のそれぞれが前記仮想面を細分化した各サンプリン
グ区画を通過する時点を検出し、検出した各時点におけ
る前記第1及び第2の参照光のそれぞれの投射角度と前
記第1及び第2の起点の間の距離とに基づいて、前記各
サンプリング区画毎に前記物体の位置を算出する3次元
入力方法である。
【0011】請求項3の発明の装置は、第1の起点から
仮想面に向かってそれを走査するように第1の参照光を
投射するとともに、前記第1の起点と離れた第2の起点
から前記仮想面に向かってそれを走査するように第2の
参照光を投射する投光系と、物体で反射した前記第1及
び第2の参照光を受光して電気信号に変換する撮像系
と、前記電気信号に基づいて、物体で反射した前記第1
及び第2の参照光のそれぞれが前記仮想面を細分化した
各サンプリング区画を通過する時点を検出する信号処理
手段とを備え、前記信号処理手段の検出した各時点にお
ける前記第1及び第2の参照光のそれぞれの投射角度に
応じたデータを、前記物体における複数の部位の位置情
報として出力する3次元入力装置である。
【0012】請求項4の発明の3次元入力装置におい
て、前記投光系は、前記第1の参照光を投射する第1光
学機構と、前記第2の参照光を投射する第2光学機構と
を有する。
【0013】請求項5の発明の3次元入力装置におい
て、前記投光系は、前記第1及び第2の参照光を順に投
射するための光学機構と、前記光学機構の少なくとも一
部を移動させて投射の起点を変更する移動機構とを有す
る。
【0014】請求項6の発明の3次元入力装置におい
て、前記第1及び第2の参照光はスリット光であり、前
記投光系は、前記第1及び第2の参照光を前記仮想面を
第1方向に走査するように投射するとともに、前記第1
の参照光を前記仮想面を前記第1方向と直交する第2方
向に走査するように投射する。
【0015】請求項7の発明の3次元入力装置におい
て、前記撮像系の結像の主点は、前記第1の起点と前記
第2の起点との間の位置である。請求項8の発明の3次
元入力装置において、前記撮像系の結像の主点は、前記
第1及び第2の起点の双方に対して等距離の位置であ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は第1実施形態に係る3次元
入力装置1の機能ブロック図である。3次元入力装置1
は、2個の投光機構11,16からなる投光系10と、
ズーミング及びフォーカシングの可能な撮像系20とを
有し、CPU31によって制御される。
【0017】投光機構11は、光源としての半導体レー
ザ12、スリット光を投射するためのレンズ群13、及
び投射角度を変更するビーム偏向手段としてのガルバノ
ミラー14からなる。レンズ群13は、コリメータレン
ズとシリンドリカルレンズとで構成される。同様に投光
機構16も半導体レーザ17、レンズ群18、及びガル
バノミラー19からなる。ガルバノミラー14,19に
は、投光制御回路32からD/A変換器33,34を介
して偏向制御信号が与えられる。
【0018】撮像系20は、受光レンズ21、ビームス
プリッタ22、物体Qの形状を表す距離画像を得るため
のイメージセンサ24、モニター用のカラーイメージセ
ンサ25、及びレンズ駆動機構26からなる。ビームス
プリッタ22は、半導体レーザ12,17の発光波長域
(例えば中心波長670nm)の光と可視光とを分離す
る。イメージセンサ24及びカラーイメージセンサ25
はCCDエリアセンサである。ただし、CMOSエリア
センサをカラーイメージセンサ25として使用してもよ
い。イメージセンサ24の出力はA/D変換器35で受
光データD35に変換され、逐次にメモリ回路37に転
送される。メモリ回路37では受光データD35の値に
応じて後述の投射角度θA,θBを特定するデータ(T
A,TB)が記憶される。カラーイメージセンサ25の
出力はA/D変換器36で受光データに変換され、カラ
ー画像メモリ38によって逐次に記憶される。メモリ回
路37及びカラー画像メモリ38のアドレス指定はメモ
リ制御回路39が担う。
【0019】CPU31は、制御対象に適時に指示を与
えるとともに、メモリ回路37からデータを読み出して
距離画像データを得る演算を行う。距離画像データは適
時に3次元入力データとして図示しない外部装置に出力
される。その際、カラー画像メモリ38によって記憶さ
れている2次元カラー画像も出力される。外部装置とし
ては、コンピュータ、ディスプレイ、記憶装置などがあ
る。
【0020】図2は投射の模式図、図3は距離画像デー
タの生成要領を説明するための図である。3次元入力装
置1は、ガルバノミラー14の反射面上の点を起点Aと
して仮想面VSを走査するようにスリット光U1を投射
するとともに、ガルバノミラー19の反射面上の点を起
点Bとして仮想面VSを走査するようにスリット光U2
を投射する。仮想面VSは、イメージセンサ24で撮像
可能な空間(画角内の範囲)の奥行き方向と直交する断
面に相当する。そして、仮想面VSのうちのイメージセ
ンサ24における各画素gに対応した範囲が、3次元入
力のサンプリング区画となる。図2においては、起点
A、起点B、及び受光の主点Cが一直線上に配置されて
いる。ここでは、起点A,Bが垂直方向に沿って並び、
スリット光U1,U2のスリット長さ方向を水平方向と
する。
【0021】物体Qの3次元入力の概要は次のとおりで
ある。イメージセンサ24によるフレーム周期の撮像に
同期させてガルバノミラー14の偏向角を制御する。そ
して、イメージセンサ24の各画素が、刻々と偏向され
ていくスリット光U1のどの時点の投射により照らされ
たかを検知する。スリット光U1の投射された物体をイ
メージセンサ24で撮像し、そのI×J個の画素gのう
ちのi列j行の画素gijの出力に注目すると、画素gij
に対応した点Pをスリット光U1が通過する際にその出
力が最大値となる。つまり、画素gijの出力がピークを
示す時刻TAのスリット光U1の投射角度θA(図3参
照)と起点Aの空間座標とによって特定される平面上に
点Pが存在することになる。同様に、起点Bからの投射
を行ったときには、画素gijの出力が最大となる時刻T
Bのスリット光U2の投射角度θBと起点Bの空間座標
とによって特定される平面上に点Pが存在することにな
るので、これら2つの平面の交線上に点Pの存在が規定
されることになる。したがって、投射角度θA,θB及
び基線長Lに基づいて、三角測量の原理を適用して、起
点A,Bを通る基線と点Pとの奥行き方向の距離Dを算
出することができ、起点A,Bと点Pとの垂直方向及び
奥行き方向の相対位置を特定することができる。
【0022】以上の処理を各画素gについて行えば、物
体Qについて画素数分のサンプリング点の位置情報が得
られる。本実施形態の構成では水平方向の位置は未定で
あるが、3次元入力データの用途によっては、奥行き情
報が重要であり水平方向の位置はさほど重要ではないこ
ともある。水平方向についてはおおよその位置でよい場
合であれば、簡易的に画素位置から算出することができ
る。また、後述のように水平方向にスリット光U1を偏
向すれば、水平方向の位置も正確に測定することが可能
となる。なお、起点A,Bについては、投光系10の構
成によってその位置や位置の時間変化が異なるが、任意
の時点において投射角度と一対一で対応する。したがっ
て、3次元位置の算出には投射角度と起点位置のうちの
投射角度のみが検出できれば十分である。
【0023】次に、画素gijの出力が最大となる時刻T
A,TBを検出するための回路の具体的な構成を説明す
る。図4はメモリ回路の第1例のブロック図である。
【0024】例示のメモリ回路37は、2個のメモリ3
71,376、比較器377、及びインデックスジェネ
レータ378から構成されている。メモリ371は、投
光機構11による第1の走査に際して用いるメモリバン
ク371Aと、投光機構16による第2の走査に際して
用いるメモリバンク371Bとを有している。同様に、
メモリ376も2個のメモリバンク376A,376B
を有している。
【0025】メモリ371にはA/D変換器35から受
光データD35が入力され、メモリ376にはインデッ
クスジェネレータ378からフレーム番号Tが入力され
る。。比較器377は、イメージセンサ24の画素毎に
最新の入力データであるt番目のフレームの受光データ
D35と以前にメモリ371に書き込まれた受光データ
D35とを比較し、最新の受光データD35が以前の受
光データD35より大きい場合にメモリ371,376
に対して書込みを許可する。これを受けて各メモリ37
1,376は最新の入力データで上書きを行う。比較結
果が逆の場合は各メモリ371,376において以前の
記憶内容が保持される。したがって、各走査が終了した
時点において、メモリ371は各画素gij毎に受光デー
タD35の最大値を記憶し、メモリ376は各画素gij
毎に受光データD35が最大となったフレームの番号T
を記憶することになる。各フレームの撮像は一定周期で
行われるので、フレーム番号Tは走査期間中の時刻(走
査開始からの経過時間)を表す。つまり、メモリ376
が記憶するフレーム番号Tは上述の時刻TA,TBに相
当し、投射角度θA,θBを特定する情報である。
【0026】この例によれば、比較的に簡単な回路構成
によって投射角度θA,θBを検知することができる。
ただし、投射角度の検知の分解能はイメージセンサ24
の画素ピッチに依存する。分解能の向上を図ったものが
次の第2例である。
【0027】図5はメモリ回路の第2例のブロック図、
図6は撮像面における輝度分布と受光データとの関係を
示す図である。図5において図4に対応した要素には図
4と同一の符号を付してある。
【0028】第2例のメモリ回路37bは、メモリ37
1に加えてそれと同サイズの4個の2個のメモリ37
2,373,374,375を設け、計4個の1フレー
ムディレイメモリ379a〜dを介在させて各メモリ3
72〜375のデータ入力をメモリ371に対して順に
1フレームずつ遅らせるように構成したものである。す
なわち、メモリ回路37bでは、各画素gijについて連
続した5フレームの受光データD35が同時に記憶され
る。比較器377は、入力が2フレーム遅れの第3番目
のメモリ373の入出力を比較する。メモリ373の入
力データ値が出力データ値(以前に書き込まれたデータ
値)より大きい場合に、メモリ371〜375及びメモ
リ376の書込みが許可される。
【0029】各走査が終了した時点において、メモリ3
73は各画素gij毎に受光データD35の最大値を記憶
することになる。また、メモリ371,372,37
4,375によって、受光データD35が最大となった
フレームの2つ前、1つ前、1つ後、2つ後の計4フレ
ームの受光データD35が記憶されることになる。そし
て、メモリ376は、各画素gij毎に受光データD35
が最大となったフレームの番号Tを記憶することにな
る。
【0030】ここで、図6(a)のように、撮像面に結
像したスリット光像の幅が5画素分であり、輝度分布が
単一峰の山状であるものとする。このとき、1つの画素
ijに注目すると、図6(b)のように輝度分布に応じ
た変化の受光データが得られる。したがって、メモリ3
71〜375に記憶されている5フレーム分の受光デー
タD35に基づいて重心演算を行うことにより、フレー
ム周期(つまり画素ピッチ)よりも細かな刻みで時刻T
A,TBを算出することができる。図6(b)の例で
は、時刻TA(TB)はt回目と(t+1)回目のサン
プリング時刻間にある。
【0031】この第2例によれば分解能が向上するが、
輝度分布によっては所望の精度が得られないという問題
がある。すなわち、実際の撮像では、光学系の特性など
に起因して結像に何らかのノイズが加わる。このため、
輝度分布に複数のピークが生じたり、平坦でピークの不
明瞭な輝度分布となったりする。輝度分布が理想形状か
ら大きく外れると、重心演算の信頼性が低下する。
【0032】このようなノイズの影響は、輝度の最大値
が得られたフレームとその前後の各数フレームを合わせ
た程度の短い期間ではなく、十分に長い期間の輝度分布
に基づいて重心演算を行うことによって低減することが
できる。それを実現するのが次の第3例である。
【0033】図7はメモリ回路の第3例のブロック図、
図8は図7に係る重心の概念図である。第3例のメモリ
回路37cは、メモリ3710、定常光データ記憶部3
720、減算部3730、第1加算部3740、第2加
算部3750、及び除算部3760から構成され、各画
素gij毎にフレーム数分の受光データD35に基づいて
重心(時間重心)を算出する。
【0034】メモリ3710は、2個のバンクを有し、
順に行われる第1及び第2の走査で得られた所定数kの
フレームの受光データD35を記憶する。各画素gij
T番目(T=1〜k)のフレームの受光データ値をxT
と表す。定常光データ記憶部3720は、スリット光U
1,U2以外の不要入射光量を表す定常光データを記憶
する。定常光データはスリット光U1,U2が入射して
いないときの受光データD35に基づいて算出される。
その値sは、予め定めた固定値でもよいし、受光データ
D35を用いてリアルタイムで求めてもよい。固定値と
する場合には、受光データD35が8ビット(256階
調)である場合に、例えば「5」「6」又は「10」な
どとする。減算部3730は、メモリ3710から読み
出された受光データD35の値xT から定常光データの
値sを差し引く。ここで、減算部3730からの出力デ
ータの値をあらためてXT とする。第1加算部3740
は、画素gij毎にk個の受光データD35について、そ
れぞれの値XT とそれに対応したフレーム番号Tとの乗
算を行い、得られた積の合計値を出力する。第2加算部
3750は、画素gij毎にk個の受光データD35の値
T の総和を出力する。除算部3760は、第1加算部
3740の出力値を第2加算部3750の出力値で除
し、得られた重心を時刻TA(又はTB)として出力す
る。
【0035】図9は投光起点と受光主点との位置関係の
設定例を示す図である。投光系10及び撮像系20の配
置においては、必ずしも投光の起点A,B及び受光の主
点Cが一直線上に並ぶ図9(a)又は(b)のような構
成にする必要はない。例えば、物体側からみて3点がL
字状に並ぶ図9(c)の構成、T字状に並ぶ図9(d)
の構成を採用してもよい。特に、図9(b)又は(d)
のように起点Aと起点Bとの間に主点Cを配置すれば、
起点A,Bの位置が異なることにより発生するオクルー
ジョンを軽減することができる。その際には主点Cと各
起点A,Bとの距離dを等しくするのが好ましい。
【0036】図10は第2実施形態に係る3次元入力装
置2の機能ブロック図である。図10及び以下の各図に
おいて図1と同一の符号を付した構成要素の機能は上述
の3次元入力装置1と同一である。
【0037】3次元入力装置2の構成は、投光系10b
及びその制御に係わる部分を除いて図1の3次元入力装
置1と同様である。3次元入力装置2において、投光系
10bは、投光機構11とそれを平行移動させる移動機
構110とから構成されている。半導体レーザ12、レ
ンズ群13及びガルバノミラー14の配置関係を保持し
たまま投光機構11を移動させることにより、2個の投
光機構を設けるのと同様に互いに離れた2点を起点とし
てスリット光U1,U2の投射を行うことができる。な
お、投光機構11を移動させる代わりに光路内に退避可
能にミラーを設け、起点を変更することも可能である。
【0038】図11は第3実施形態に係る3次元入力装
置3の機能ブロック図である。第3実施形態は、スリッ
ト光ではなくビーム断面が点状のスポット光V1,V2
を投射し、1次元のイメージセンサ(ラインセンサ)2
7を用いて撮像を行うものである。
【0039】3次元入力装置3は、2個の投光機構11
c,16cからなる投光系10c、ズーミング及びフォ
ーカシングの可能な撮像系20cとを有している。投光
機構11は、半導体レーザ12、コリメータレンズ13
c、及びガルバノミラー14cからなる。同様に投光機
構16cも半導体レーザ17、コリメータレンズ18
c、及びガルバノミラー19cからなる。
【0040】撮像系20cは、受光レンズ21、レンズ
駆動機構26、赤外カットフィルタF1、バンドパスフ
ィルタF2、フィルタ切換え機構28、及び3次元入力
とモニター撮影とに兼用のイメージセンサ27からな
る。イメージセンサ27は、RGBの各色に対応した画
素列を有する3ラインCCDセンサである。モニター撮
影のときには赤外カットフィルタF1を用いる。また、
3次元入力のときにはレーザ波長域の光を透過させるバ
ンドパスフィルタF2を用い、イメージセンサ27のR
の画素列の出力のみを受光情報として用いる。
【0041】スポット光V1,V2による場合も、時刻
TA,TBを検出することにより、物体Q上の点Pの位
置を算出することができる。その原理はスリット光U
1,U2による場合と同様であるので、ここではその説
明を省略する。
【0042】図12は第4実施形態に係る3次元入力装
置4の機能ブロック図、図13は図12に係る投射の模
式図である。第4実施形態は、スリット光U1による水
平方向の走査を可能にし、物体Q上の点Pの水平方向の
位置を正確に特定できるようにしたものである。
【0043】3次元入力装置4の構成は、投光系10d
及びその制御に係わる部分を除いて図1の3次元入力装
置1と同様である。3次元入力装置4の投光系10d
は、2個の投光機構11,16と、投光機構11の偏向
方向を垂直方向と水平方向とに切り換えるための回転機
構120とから構成されている。半導体レーザ12、レ
ンズ群13及びガルバノミラー14の配置関係を保持し
たまま投光機構11を90°回動させることにより、水
平方向の走査が可能となる。
【0044】3次元入力装置4においては、スリット光
U1,U2を垂直方向に偏向して時刻(時間重心)T
A,TBを検出する走査に続いて、起点Aを中心に投光
機構11を90°回動させてスリット光U3による水平
方向の走査を行う。水平方向の走査においても垂直方向
と同様の要領で各画素gijの出力が最大となる時間重心
(時刻)TCを求める。時間重心TCによって一義的に
決まる水平方向の投射角度と、上述のように垂直方向の
投射角度θA,θBから求めた距離Dとから三角測量法
を適用して点Pの水平方向の位置を算出することができ
る。
【0045】図14は回転によって全周囲入力〔図14
(a)〕、全方位入力〔図14(b)〕を実現する装置
構成例を示す図、図15、図16はミラーによって全方
位入力(図15)、全周囲入力(図16)を実現する装
置構成例を示す図である。
【0046】図14(a)の3次元入力装置5は、投光
及び撮像を行う光学系10eと物体Qを乗せて回転する
ターンテーブル45とを備えている。光学系10eは、
投光の起点間に受光の主点を配置したものであり、フィ
ルタを切り換えて1個のイメージセンサで3次元入力と
カラー撮影とを行うように構成されている。ターンテー
ブル45は、ある方向から物体Qを走査して重心を求め
ると、所定角度だけ回転する。光学系10eによる走査
とターンテーブル45の回転とをN回繰り返すことによ
り、物体Qの外周面の最大360°の角度範囲にわたる
3次元入力が可能である。光学系10eにはN回分のデ
ータ記憶が可能な容量のメモリを設けられている。何回
目の走査のデータであるからn ×θというかたちで方向
成分が求められるので、測定対象物の空間上での3次元
位置データが得られることになる。なお、物体Qを静止
させてその周囲を光学系10eが回るように構成しても
よい。
【0047】図14(b)の3次元入力装置6では、タ
ーンテーブル46の上に光学系10eが取り付けられて
いる。3次元入力装置6を用いれば、空洞を有した物体
の内壁面の全方位3次元入力が可能となる。
【0048】図15は、凸型の曲面ミラー210を使用
した全方位3次元計測装置の構成例を示す。曲面ミラ一
210の軸上に、撮像装置(例えばビデオカメラ)20
fをその光軸がミラー軸と一致するように配置する。曲
面ミラ一210は、例えば双曲面のように、軸対称で且
つ軸を含む平面による断面がその傾きを単調に増加させ
る曲線である形状をしている。これにより、撮像装置2
0fと投光系を含む光学システム自身が写っている範囲
を除いて、図中のEの範囲の軸まわり全周の画像が、撮
像装置20fの中に取り込まれる。
【0049】さらに、曲面ミラ一210の軸上には、光
源12、レンズ13f、走査ミラー15及びミラー回転
機構130を備えた投光系10fを配置する。光源12
から発せられた光は、レンズ13fにより適切な径を有
するビームに整えられ、走査ミラー15で反射して投射
される。走査ミラー15は、曲面ミラ一210の軸に垂
直な軸周り角度制御が可能(図中B)で、これにより投
射されるビームを図中B’のように偏向する。これを副
走査とする。例えばガルバノスキャナのような角度制御
機構付きの走査ミラー15を使用すれば、この副走査を
実現することができる。
【0050】ミラー回転機構130は、副走査中の走査
ミラー15を、それのみ又はレンズ13f及び光源12
の少なくとも一方とともに曲面ミラー軸周りに回転させ
る(図中A)。これによって、ビームは曲面ミラー軸周
り、すなわち撮像装置の光軸周りに全周を走査する。こ
れを主走査とする。
【0051】主走査の1周期(方向Aの1回転)に対
し、走査ミラー15の角度を副走査方向Bの分解能分だ
け変化させる。これを図中B’の範囲で片道1副走査の
間繰り返せば、B’の範囲で曲面ミラー軸周り全周の範
囲をビームで走査することができる。
【0052】主走査の1周期は、撮像装置20fの露光
時間以下になるように設定する。ビームの投射角すなわ
ち走査ミラー15の偏角φ(図中のBの方向)における
全方位に投射したビームの反射光による軌跡を撮像する
ことができる。撮像する毎に走査ミラー15の角度を副
走査方向Bの分解能分だけ変化させる。この動作を繰り
返しながら、上述した重心画像A(時刻TAを示す画素
の集合)を作成する。
【0053】その後、移動機構117により、投光系1
0fの位置を所定の距離だけ曲面ミラー軸方向(図中
C)に移動させ上述の動作にて重心画像B(時刻TBを
示す画素の集合)を作成する。
【0054】この2枚の重心画像A,Bから各画素に対
する投光系のそれぞれの位置での走査ミラー15の角度
位置と投光系10fを移動させた距離とを用いて三角測
量の原理で、垂直方向と奥行き方向の位置が求められ
る。また、各画素と画像中心位置(曲面ミラー軸が相当
する位置)とから方位角を求めることかできる。したが
って、画像中の各画素について空間上の3次元位置を算
出することができる。
【0055】図16は、逆円錐台状の曲面ミラー220
を使用した全方位3次元計測装置の構成例を示す。内面
が反射面となっている曲面ミラー220をその軸を鉛直
方向に向けて配置する。ミラー形状は、ミラー軸鉛直上
向きに座標軸hをとり、ある高さhに対するミラー断面
半径をr、h軸に対するミラー面の角度をθmとおい
て、以下の式で表わすことができる。
【0056】r=h・tanθm+R ここでRは、h=0に対するrの値である。その中に入
力対象の物体(図示の例では人体)Qが置かれていると
する。曲面ミラー220の上方に撮像装置20g及び投
光系11gが、それらの光軸をミラー軸と一致させるよ
うに配置されている。曲面ミラー220における逆円錐
台の頂角、撮像装置20gとの距離、及び撮像の画角を
適切に設定することによって、撮像装置20gは曲面ミ
ラー220を介して、頂点付近を除き物体Qの全周の映
像をひとつの画像の中に捉えることができる。投光系1
1gは、ミラーの軸を回転軸として光ビームの投射方位
(図中のM1方向)を回転させることが可能である。こ
れを主走査とする。同時に、光ビームの投射角θyを鉛
直面内(図中のM2方向)で走査することができるもの
とする。これを副走査とする。M1方向の走査は、モー
ターなどの動力源を使用して投光系11gの一部または
全部を回転運動させることで実現できる。また、M2方
向の変化は、例えばガルバノスキャナのような走査デバ
イスを使用すれば容易に可能である。なお、投光系11
gは、撮像装置20gの視野の中で、ミラーの反射面が
存在せず3次元情報の入力に関与しない中央付近の円形
の領域内に収まるように、その大きさや形状、及び鉛直
方向の設置位置を定める。
【0057】物体Q上の点Pの像が、撮影した画像にお
いて点Piとして観測されているとする。この3次元入
力本装置8は軸対称であるので、簡単化のために、以下
では方位角を固定して、ミラー軸を含むある鉛直断面内
に着目して説明する。
【0058】光ビームの投射起点の高さをh=hxとし
て、あるタイミングにおいて、光ビームが経路xから
x’を経て点P上に到達しているとする。投射角θxに
対し、光ビームは経路xを経て反射後には以下の式で表
現される経路x’をたどる。
【0059】r=h・tan(θx+2θm)+〔ta
nθx(hxtanθm+R)−tan(θx+2θm
)(hxtanθx−R)〕/(tanθm+tan
θx) この経路x’上に点Pが存在することになる。
【0060】また、光ビームの投射起点の高さをh=h
yとして、あるタイミングにおいて、光ビームが経路y
からy’を経て点P上に到達しているとする。投射角θ
yに対し、光ビームは経路yを経て反射後には以下の式
で表現される経路y’をたどる。
【0061】r=h・tan(θy+2θm)+〔ta
nθy(hytanθm+R)−tan(θy+2θm
)(hytanθx−R)〕/(tanθm+tan
θy) この経路y’上に点Pが存在することになる。
【0062】以上から、点P(画像において点Pi)の
位置(奥行き方向の位置:r、垂直方向の位置:h)は
経路x’と経路y’との交点として定まることになる。
したがって点Pの位置は、光ビームの投射角θxとθy
から算出することが可能である。また、画像において点
Piと画像中心位置(曲面ミラー軸が相当する位置)と
から方位角を求めることができる。
【0063】したがって、画像中の各画素に対する空間
上の3次元位置を算出することが可能である。一部繰り
返しになるが、3次元入力の過程を説明する。上述の主
走査の1周期は、撮像装置20fの露光時間以下になる
ように設定する。ビームの投射角、すなわち走査ミラー
の偏角θ(図中のM2の方向)における全方位から投射
したビームの反射光による軌跡を撮像することができ
る。撮像する毎に、走査ミラーの角度を副走査方向の分
解能分だけ変化させる。この動作を繰り返しながら、重
心画像Aを作成する。その後、移動機構118により、
投光系11gの位置を所定の距離だけ曲面ミラー軸方向
(図中M3)に移動させ、上述の動作にて重心画像Bを
作成する。
【0064】この二枚の重心画像A,Bから各画素に対
する投光系11gの各々の位置での走査ミラーの偏角を
求める。これらの値と投光系11gを移動させた距離と
を用いて三角測量の原理で、垂直方向と奥行き方向の位
置が求められる。また、各回素と画像中心位置(曲面ミ
ラー軸が相当する位置)とから方位角を求めることがで
きる。したがって、画像中の各画素について空間上の3
次元位置を算出することが可能である。
【0065】
【発明の効果】請求項1乃至請求項8の発明によれば、
参照光の入射角度情報によらない3次元入力を実現し、
入射角度情報をえるための演算を不要にするとともに、
投射角度情報と比べて入射角度情報の精度が低い場合に
おける3次元入力データの精度の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る3次元入力装置の機能ブロ
ック図である。
【図2】投射の模式図である。
【図3】距離画像データの生成要領を説明するための図
である。
【図4】メモリ回路の第1例のブロック図である。
【図5】メモリ回路の第2例のブロック図である。
【図6】撮像面における輝度分布と受光データとの関係
を示す図である。
【図7】メモリ回路の第3例のブロック図である。
【図8】図7に係る重心の概念図である。
【図9】投光起点と受光主点との位置関係の設定例を示
す図である。
【図10】第2実施形態に係る3次元入力装置2の機能
ブロック図である。
【図11】第3実施形態に係る3次元入力装置3の機能
ブロック図である。
【図12】第4実施形態に係る3次元入力装置4の機能
ブロック図である。
【図13】図12に係る投射の模式図である。
【図14】回転によって全周囲入力又は全方位入力を実
現する装置構成例を示す図である。
【図15】ミラーによって全方位入力を実現する装置構
成例を示す図である。
【図16】ミラーによって全周囲入力を実現する装置構
成例を示す図である。
【符号の説明】
1〜8 3次元入力装置 A,B 起点 P 点(物体上の特定部位) U1,U2 参照光 L 基線長(起点の間の距離) VS 仮想面 TA,TB 時刻(サンプリング区画を通過する時点) θA,θB 投射角度 10 投光系 20 撮像系 37 メモリ回路(信号処理手段) 11 投光機構(第1光学機構) 16 投光機構(第2光学機構) 110 移動機構
フロントページの続き (72)発明者 井手 英一 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA04 AA17 AA53 BB05 CC16 DD03 FF04 FF09 FF44 GG06 GG12 GG23 HH05 JJ02 JJ03 JJ05 JJ25 JJ26 LL08 LL13 LL19 LL22 LL26 LL46 MM04 MM08 MM16 MM22 MM28 PP05 PP13 QQ01 QQ04 QQ24 QQ26 QQ27 QQ29 QQ33 QQ42 QQ43 QQ45 SS11 UU01 UU05 UU06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の起点から物体上の特定部位に向かっ
    て第1の参照光を投射するとともに、前記第1の起点と
    離れた第2の起点から前記特定部位に向かって第2の参
    照光を投射し、 前記第1及び第2の参照光の投射角度と前記第1及び第
    2の起点の間の距離とに基づいて、前記特定部位の位置
    を算出することを特徴とする3次元入力方法。
  2. 【請求項2】第1の起点から仮想面に向かってそれを走
    査するように第1の参照光を投射するとともに、前記第
    1の起点と離れた第2の起点から前記仮想面に向かって
    それを走査するように第2の参照光を投射し、 物体で反射した前記第1及び第2の参照光のそれぞれが
    前記仮想面を細分化した各サンプリング区画を通過する
    時点を検出し、 検出した各時点における前記第1及び第2の参照光のそ
    れぞれの投射角度と前記第1及び第2の起点の間の距離
    とに基づいて、前記各サンプリング区画毎に前記物体の
    位置を算出することを特徴とする3次元入力方法。
  3. 【請求項3】第1の起点から仮想面に向かってそれを走
    査するように第1の参照光を投射するとともに、前記第
    1の起点と離れた第2の起点から前記仮想面に向かって
    それを走査するように第2の参照光を投射する投光系
    と、 物体で反射した前記第1及び第2の参照光を受光して電
    気信号に変換する撮像系と、 前記電気信号に基づいて、物体で反射した前記第1及び
    第2の参照光のそれぞれが前記仮想面を細分化した各サ
    ンプリング区画を通過する時点を検出する信号処理手段
    とを備え、 前記信号処理手段の検出した各時点における前記第1及
    び第2の参照光のそれぞれの投射角度に応じたデータ
    を、前記物体における複数の部位の位置情報として出力
    することを特徴とする3次元入力装置。
  4. 【請求項4】前記投光系は、前記第1の参照光を投射す
    る第1光学機構と、前記第2の参照光を投射する第2光
    学機構とを有する請求項3記載の3次元入力装置。
  5. 【請求項5】前記投光系は、前記第1及び第2の参照光
    を順に投射するための光学機構と、前記光学機構の少な
    くとも一部を移動させて投射の起点を変更する移動機構
    とを有する請求項3記載の3次元入力装置。
  6. 【請求項6】前記第1及び第2の参照光はスリット光で
    あり、 前記投光系は、前記第1及び第2の参照光を前記仮想面
    を第1方向に走査するように投射するとともに、前記第
    1の参照光を前記仮想面を前記第1方向と直交する第2
    方向に走査するように投射する請求項3乃至請求項5の
    いずれかに記載の3次元入力装置。
  7. 【請求項7】前記撮像系の結像の主点は、前記第1の起
    点と前記第2の起点との間の位置である請求項3乃至請
    求項6のいずれかに記載の3次元入力装置。
  8. 【請求項8】前記撮像系の結像の主点は、前記第1及び
    第2の起点の双方に対して等距離の位置である請求項7
    記載の3次元入力装置。
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