JP2000088447A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2000088447A
JP2000088447A JP10255260A JP25526098A JP2000088447A JP 2000088447 A JP2000088447 A JP 2000088447A JP 10255260 A JP10255260 A JP 10255260A JP 25526098 A JP25526098 A JP 25526098A JP 2000088447 A JP2000088447 A JP 2000088447A
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JP
Japan
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screw
dew
heating member
plate
lower edge
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Pending
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JP10255260A
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English (en)
Inventor
Masanobu Taoka
政信 田岡
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防露用加熱部材が配設された取付部材に対す
る被取付部品のねじ締めによる取付けが、防露用加熱部
材を傷付けることなくできるようにする。 【解決手段】 外箱の前下縁板(被取付部品)14に、
一端部15aがそれに連なる舌片15を設け、この舌片
15が、ねじ18によって押し込まれることにより、一
端部15aから起立されて、ねじ18を通す孔19を形
成すると共に、防露パイプ(防露用加熱部材)13とね
じ18との間に位置して該防露パイプ13に対するねじ
18の接触を断ち、防露パイプ13をねじ18で傷付け
ることのないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防露用加熱部材が
配設された取付部材に、その防露用加熱部材近傍で被取
付部品をねじ締めして取付ける冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、冷蔵庫においては、図6及び
図7に示すように、断熱キャビネットの外殻である外箱
1の側板2に、防露パイプ3が配設されている。この防
露パイプ3は、冷凍サイクル中の高温の冷媒ガスを通し
て外箱1の前側を加熱することにより、該外箱1前側の
露付きを防止するものであり、この防露パイプ3の近傍
で、側板2には、外箱1の例えば前下縁板4が下方より
ねじ5締めをして取付けられている。
【0003】この場合、ねじ5は例えばタッピンねじで
あり、これに対して、前下縁板4には図8に示す例えば
円形の下孔6が形成されており、又、側板2にはそれよ
りもやゝ径大な通し孔7(図7参照)が形成されてい
て、この通し孔7から下孔6へねじ5を螺挿して締付け
るようになっている。更に、この場合、防露パイプ3は
アルミ箔テープ等(図示せず)により側板2の内面にあ
らかじめ固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のものの場合、防
露パイプ3が側板2の内面にあらかじめ固定されている
といっても、それはアルミ箔テープ等によるものであ
り、その固定位置は、作業上、厳密に正確を期すことは
難しい。側板2に対する前下縁板4の取付けは、このよ
うな状況で行われるものであり、ねじ5を通し孔7から
下孔6へ螺挿して締付けたとき、ねじ5が防露パイプ3
に接触して、該防露パイプ3を傷付けることがあり、こ
れによって防露パイプ3から冷媒ガスが漏れ出るガス漏
れを惹起する可能性があった。
【0005】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、主として、防露用加熱部材
が配設された取付部材に対する被取付部品のねじ締めに
よる取付けが、防露用加熱部材を傷付けることなくでき
る冷蔵庫を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の冷蔵庫は、防露用加熱部材が配設された取
付部材に、その防露用加熱部材近傍で被取付部品をねじ
締めして取付けるものにおいて、その被取付部品と取付
部材とのうち、防露用加熱部材側に位置するものに、一
端部がそれに連なり、前記ねじによって押し込まれるこ
とにより、一端部から起立されて、ねじを通す孔を形成
すると共に、防露用加熱部材とねじとの間に位置して該
防露用加熱部材に対するねじの接触を断つ舌片を設けた
ことを特徴とする。
【0007】このものによれば、防露用加熱部材に対す
るねじの接触が舌片により断たれることで、防露用加熱
部材をねじで傷付けることがなくなる。この場合、舌片
の一端部以外の部分は、該舌片を形成したものに、ねじ
の押し込みによって切離し可能なつなぎ部により連ねて
いるのが好ましく、このものでは、被取付部品を取付け
る前に、外箱と内箱との間に断熱材を発泡充填するもの
において、舌片の周囲部分からの発泡断熱材の漏れが防
止される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につ
き、図1ないし図3を参照して説明する。まず図2に
は、冷蔵庫の断熱キャビネットの外殻である外箱11を
示している。この外箱11にあって、取付部材である側
板12は、金属板製にて、一部のみ図示するに留めた
が、右側面壁12a及び底面壁12bのほかに、図示し
ない左側面壁及び上面壁を有するものであり、内部に、
防露用加熱部材、この場合、防露パイプ13を配設して
いる。
【0009】防露パイプ13は、冷凍サイクル中の高温
の冷媒ガスを通して外箱11の前側を加熱することによ
り、該外箱11前側の露付きを防止するものであり、こ
の防露パイプ13の近傍で、側板12には、被取付部
品、この場合、外箱11の金属板から成る前下縁板14
を取付けている。
【0010】前下縁板14は、詳細には図1に示す断面
形状のもので、横板部14a及び縦板部14bを有して
おり、横板部14aに舌片15を設けている。この舌片
15は、前下縁板14の取付け前は図3に示す伏臥状態
を成すもので、横板部14aに、前側(図3においては
下側)の一端部15aを連ね、この一端部15a以外の
部分を、スリット16により横板部14aから切離し
て、先方部15bが円形状を成すように形成している。
又、それに対して、側板12の底面壁12aにはスリッ
ト16の外径Dよりもやゝ径大な通し孔17を形成して
いる。
【0011】この構成で、前下縁板14を、図1に示す
ように、横板部14aにて側板12の底面壁12aに載
置し、スリット16を通し孔17に合致させている。
又、このとき、防露パイプ13は前下縁板14の横板部
14aと縦板部14bとの間の隅部に位置させている。
【0012】そして、その状態で、ねじ、この場合、タ
ッピンねじ18を通し孔17から上方へ押し入れてい
る。これにより、舌片15はタッピンねじ18に押し込
まれて、一端部15aから起立され、タッピンねじ18
を通す孔19を形成すると共に、防露パイプ13とタッ
ピンねじ18との間に位置して、該防露パイプ13に対
するタッピンねじ18の接触を断つようになる。なお、
押し入れたタッピンねじ18は、回転させることによ
り、孔19をねじ切りして進み、最終的に前下縁板14
の横板部14aを充分に引き寄せる締付けをして、前下
縁板14の固定をする。
【0013】加えて、前下縁板14の縦板部14bの上
縁部には、溝形部20を折曲形成している。又、外箱1
1の前下縁部を除く他の前縁部には、図2に示すよう
に、内向きのフランジ部21を形成していて、これらの
内側縁部にも溝形部20同様の溝形部(図示せず)を折
曲形成しており、これらの溝形部に、外箱11内に収容
する内箱(図示せず)が全前縁部に有する外向きのフラ
ンジ部を組み入れて、外箱11に内箱を密に結合し、こ
の状態で、それら外箱11及び内箱間には、発泡断熱材
(図示せず)を注入して発泡させることにより充填して
いる。
【0014】更に、外箱11の前下縁板14より上方に
おいては、上述の発泡断熱材の充填後、左右のフランジ
部21間に前仕切板22を取付けている。この前仕切板
22は、冷蔵庫の断熱キャビネットの前面の開口部を各
室用に仕切るものであり、その背部に、断熱キャビネッ
トの内部を各室用に仕切る仕切壁(図示せず)を設ける
ようになっている。
【0015】このように本構成のものでは、前下縁板1
4の横板部14aに形成した舌片15が、ねじ18によ
って押し込まれることにより、一端部15aから起立さ
れて、ねじ18を通す孔19を形成すると共に、防露パ
イプ13とねじ18との間に位置して該防露パイプ13
に対するねじ18の接触を断つもので、これにより、ね
じ18が防露パイプ13に接触することが避けられ、防
露パイプ13をねじ18で傷付けることのないようにで
きるから、防露パイプ13から冷媒ガスが漏れ出るガス
漏れを惹起する可能性もなくすことができる。
【0016】以上に対して、図4及び図5は本発明の第
2実施例を示すもので、上記第1実施例と異なる点のみ
を述べれば、舌片15の一端部15a以外の部分を、該
舌片15を形成した前下縁板14の横板部14aに、つ
なぎ部31により連ねたところにある。このつなぎ部3
1は、この場合、横板部14aの板厚をわずかに残して
刻み込んだ、いわゆるハーフカット部から成るものであ
り、ねじ18の押し込みによって切離し可能となってい
る。
【0017】従って、このものの場合、タッピンねじ1
8を舌片15の裏側から押し入れることにより、舌片1
5がつなぎ部31から切離されて押し込まれ、上述同様
に機能する。そして、それまでの間、つなぎ部31は舌
片15を前下縁板14の横板部14aにつないで、前述
のスリット16に相当する部分を塞ぎ続ける。
【0018】ここで、外箱11の側板12(取付部材)
に取付ける被取付部品は、前述の外箱11の前下縁板1
4以外に、例えば前仕切板22であっても良いものであ
り、この前仕切板22は、外箱11と内箱との間に断熱
材を発泡充填した後に取付けるものであるから、この前
仕切板22の取付け固定に、ねじ18を含む本例の構造
を採用することにより、前仕切板22を取付ける前のそ
の断熱材の発泡充填時に、前述のスリット16に相当す
る部分を塞ぎ続けることによって、発泡断熱材の漏れを
防止することができる。
【0019】なお、防露パイプ13で例示した防露用加
熱部材は、電熱体から成る防露ヒータとしても良い。こ
の防露ヒータは、ねじ18によって傷付けられたとき
に、ガス漏れを起こす心配はないが、断線や漏電を惹起
するおそれがあり、これを舌片15により防止すること
ができる。
【0020】又、外箱11の前下縁板14及び前仕切板
22で例示した被取付部品は、取付部材の下側や前側な
ど、外側に当てて取付けるようにしても良いもので、こ
れらの場合には、被取付部品でなく取付部材が防露用加
熱部材側に位置する。これに対して、舌片は取付部材と
被取付部品とのうちの防露用加熱部材側に位置するもの
に設ける必要があるから、取付部材が防露用加熱部材側
に位置するものの場合、舌片は取付部材に設ける。
【0021】このほか、本発明は上記し且つ図面に示し
た実施例にのみ限定されるものではなく、例えばねじは
タッピンねじでなくても良く、取付部材も外箱の側板以
外のものであっても良いし、更に、被取付部品は外箱の
前下縁板はもとより、前仕切板以外のものであっても良
いなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し
得る。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおりのもので、
下記の効果を奏する。請求項1の冷蔵庫によれば、防露
用加熱部材が配設された取付部材に対する被取付部品の
ねじ締めによる取付けが、防露用加熱部材を傷付けるこ
となくできて、冷媒ガスの漏れや、あるいは断線、漏電
の発生を防止することができる。請求項2の冷蔵庫によ
れば、上述の効果に加えて、被取付部品を取付ける前
に、外箱と内箱との間に断熱材を発泡充填するものにお
いて、舌片の周囲部分からの発泡断熱材の漏れを防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す、図2のA−A線に
沿う断面図
【図2】一部を破断した主要部分の斜視図
【図3】舌片部分の平面図
【図4】本発明の第2実施例を示す図3相当図
【図5】図4のB−B線に沿う断面図
【図6】従来例を示す図2相当図
【図7】図6のC−C線に沿う断面図(図1相当図)
【図8】前下縁板の下孔部分の平面図
【符号の説明】
12は外箱の側板(取付部材)、13は防露パイプ(防
露用加熱部材)、14は外箱の前下縁板(被取付部
品)、15は舌片、15aは一端部、18はタッピンね
じ(ねじ)、19は孔、22は前仕切板(被取付部
品)、31はつなぎ部を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防露用加熱部材が配設された取付部材
    に、その防露用加熱部材近傍で被取付部品をねじ締めし
    て取付けるものにおいて、 その被取付部品と取付部材とのうち、防露用加熱部材側
    に位置するものに、一端部がそれに連なり、前記ねじに
    よって押し込まれることにより、一端部から起立され
    て、ねじを通す孔を形成すると共に、防露用加熱部材と
    ねじとの間に位置して該防露用加熱部材に対するねじの
    接触を断つ舌片を設けたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 舌片の一端部以外の部分を、該舌片を形
    成したものに、ねじの押し込みによって切離し可能なつ
    なぎ部により連ねたことを特徴とする請求項1記載の冷
    蔵庫。
JP10255260A 1998-09-09 1998-09-09 冷蔵庫 Pending JP2000088447A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008309441A (ja) * 2007-06-18 2008-12-25 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫
JP2013057430A (ja) * 2011-09-07 2013-03-28 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫

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