JP2000087808A - 筒内噴射式エンジン - Google Patents

筒内噴射式エンジン

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JP2000087808A
JP2000087808A JP10256865A JP25686598A JP2000087808A JP 2000087808 A JP2000087808 A JP 2000087808A JP 10256865 A JP10256865 A JP 10256865A JP 25686598 A JP25686598 A JP 25686598A JP 2000087808 A JP2000087808 A JP 2000087808A
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intake
cylinder head
engine
cam shaft
fuel pump
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Hideyuki Ishiyama
秀之 石山
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型の高圧燃料ポンプとEGR弁装置を装着
した状態での占有スペースが相対的に狭くてよい筒内噴
射式エンジンを提供する。 【解決手段】 インジェクタに燃料を圧送する高圧燃料
ポンプ12と、EGR弁装置11のうち一方を、シリン
ダヘッド3におけるカム軸の軸線方向の一端部であって
吸気カム軸9側に取付ける。他方を排気カム軸10側に
取付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃焼室に燃料をイ
ンジェクタによって直接噴射する筒内噴射式エンジンに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の筒内噴射式エンジンは、
吸気通路に燃料を噴射する一般的なエンジンに較べて燃
料を噴射する圧力を増大させなければならないために、
インジェクタに燃料を圧送する高圧燃料ポンプとして相
対的に大型のものを使用している。
【0003】前記高圧燃料ポンプは、エンジンが動力源
になり、しかも、特別な伝動装置を用いなくても駆動で
きるように、シリンダヘッドにおけるカム軸の軸線方向
の一端部に取付け、入力軸を吸気カム軸または排気カム
軸に接続している。なお、従来の筒内噴射式エンジンと
しては、吸気カム軸と排気カム軸のうち、高圧燃料ポン
プを接続しない方のカム軸に、イグニッションコイルを
有する点火ユニットを取付けたものがある。
【0004】また、筒内噴射式エンジンは、燃費向上を
図るために混合気の空燃比をいわゆる超リーンに設定し
て運転することがあり、このような運転条件でも排ガス
中のNOx を低減できるように、一般的なエンジンに比
べて大量に排ガスをEGR装置によって吸気系に導入す
る構造を採っている。
【0005】前記EGR装置は、排気管と吸気マニホー
ルドとを排ガス再循環用のパイプで接続するとともに、
このパイプにEGR弁装置を介装し、エンジンの運転状
態に応じてEGR弁装置を開閉する構造を採っている。
【0006】従来の一般的なエンジンに較べて大量の排
ガスを吸気系に導入することができるように、このEG
R弁装置も大型のものを使用している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の筒内
噴射式エンジンにおいては、相対的に大型になる高圧燃
料ポンプおよびEGR弁装置をどのようにエンジンの周
囲に配設するかが問題であった。これは、これらの大型
の補機を配設する位置如何によっては、エンジンを搭載
するスペースが広く必要になるからである。特に、自動
車用エンジンでは、車体のエンジン室を狭く形成して乗
員が乗車するスペースを広くとることができるように、
補機を装着したエンジンの占有スペースを狭くすること
が要請されていた。
【0008】本発明はこのような問題点を解消するため
になされたもので、大型の高圧燃料ポンプとEGR弁装
置を装着した状態での占有スペースが相対的に狭くてよ
い筒内噴射式エンジンを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る筒内噴射式
エンジンは、燃焼室内に燃料を直接噴射するインジェク
タに燃料を圧送する高圧燃料ポンプと、EGR弁装置の
うち一方を、シリンダヘッドにおけるカム軸の軸線方向
の一端部であって吸気カム軸側に取付け、他方を排気カ
ム軸側に取付けたものである。
【0010】本発明によれば、吸気カム軸と排気カム軸
とを並設する方向に高圧燃料ポンプとEGR弁装置が並
ぶから、カム軸の軸線方向に大型化するのを抑えながら
これら二つの大型の補機をシリンダヘッドに装着するこ
とができる。
【0011】請求項2に記載した発明に係る筒内噴射式
エンジンは、上述した発明に係る筒内噴射式エンジンに
おいて、EGR弁装置を吸気カム軸側に位置付けたもの
である。この発明によれば、EGR弁装置と吸気通路と
の間の距離を相対的に短くすることができる。
【0012】請求項3に記載した発明に係る筒内噴射式
エンジンは、請求項1に記載した発明に係る筒内噴射式
エンジンにおいて、高圧燃料ポンプを吸気カム軸側に位
置付けたものである。この発明によれば、高圧燃料ポン
プとインジェクタとの間の燃料供給用の配管を相対的に
短くすることができる。
【0013】請求項4に記載した発明に係る筒内噴射式
エンジンは、請求項1に記載した発明に係る筒内噴射式
エンジンにおいて、イグニッションコイルおよびスイッ
チング素子を有する点火ユニットを点火プラグに取付
け、この点火ユニットに点火時期制御装置から点火信号
を送出する構成としたものである。
【0014】この発明によれば、シリンダヘッドにおけ
るカム軸の軸端側にイグニッションコイルを有する点火
ユニットを設ける場合に較べ、点火ユニットとの干渉を
避けるために高圧燃料ポンプおよびEGR弁装置をシリ
ンダヘッドから大きく突出させなくてよい。
【0015】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態 以下、本発明に係る筒内噴射式エンジンの一実施の形態
を図1ないし図6によって詳細に説明する。
【0016】図1は本発明に係るEGR弁装置を装備し
た筒内噴射式エンジンの正面図、図2はエンジンを吸気
マニホールド側から見た状態を示す側面図、図3はエン
ジンの平面図、図4はシリンダヘッドの一端部を拡大し
て示す正面図、図5はシリンダヘッドの一端部を示す斜
視図、図6はEGR弁装置の縦断面図である。
【0017】これらの図において、符号1で示すもの
は、この実施の形態による筒内噴射式エンジンである。
このエンジン1は、自動車用の水冷式DOHC型4気筒
エンジンで、シリンダブロック2と、シリンダヘッド3
と、ヘッドカバー4などから構成している。なお、この
エンジン1は、図1の左右方向が略水平になるように図
示していない車体に搭載する。
【0018】前記シリンダヘッド3は、図1に示すよう
に、一側部に吸気制御弁ユニット5を介して吸気マニホ
ールド6を取付けるとともに、図2および図5に示すよ
うに気筒毎にインジェクタ7を取付けており、他側部に
排気管8を取付けている。また、このシリンダヘッド3
における吸気カム軸9と排気カム軸10の軸線方向の一
端部には、図1および図3に示すように、後述するEG
R弁装置11と高圧燃料ポンプ12とを取付けている。
なお、このエンジン1における前記両カム軸の軸線方向
の他端側には、図3に示すように、両カム軸9,10に
クランク軸13(図1参照)の回転を伝達するための動
力伝達装置14を配設している。
【0019】前記吸気制御弁ユニット5は、シリンダヘ
ッド3に気筒毎に形成したプライマリポート14(図5
参照)とセカンダリポート15に接続する吸気通路を有
し、セカンダリポート15に接続した吸気通路を開閉す
る開閉弁を備えている。
【0020】前記吸気マニホールド6は、気筒毎に形成
して吸気制御弁ユニット5に固定した枝管6aと、各枝
管6aを接続するサージタンク6bと、このサージタン
ク6bから吸気カム軸9の軸線方向に沿ってEGR弁装
置11側に延びる吸気流入管6cとから構成している。
前記吸気流入管6cの上流側端部には、図示していない
スロットル弁装置を接続するためのフランジ6dを一体
に形成している。
【0021】前記インジェクタ7は、前記気筒毎の二つ
の吸気ポート、すなわちプライマリポート14とセカン
ダリポート15の間に位置するように配設し、両ポート
の間であってシリンダヘッド底面(シリンダブロックと
の合わせ面)側から燃焼室(図示せず)内に燃料を直接
噴射する構造を採っている。各インジェクタ7の燃料入
口は、図5中に符号16で示す燃料レールと、燃料レー
ル16の一端部に接続した燃料供給管17とを介して高
圧燃料ポンプ12の燃料吐出口に接続している。
【0022】前記高圧燃料ポンプ12は、シリンダヘッ
ド3の前記一端部における排気カム軸10側に取付けて
あり、排気カム軸10が回転することによって3個のシ
リンダ12a内でプランジャ(図示せず)が往復し、低
圧燃料ポンプ(図示せず)から供給された燃料をインジ
ェクタ7に圧送する構造を採っている。
【0023】前記EGR弁装置11は、排ガスを吸気通
路に導入する従来周知のEGR装置に介装するもので、
図4および図5に示すように、バルブハウジング21
と、このバルブハウジング21に取付けたEGRコント
ロール弁22とから構成し、バルブハウジング21をシ
リンダヘッド3の前記一端部における吸気カム軸9側に
シール部材23を介して固定している。
【0024】この実施の形態では、従来のエンジンにお
いてシリンダヘッドの前記一端部に取付けていた点火ユ
ニットを、前記EGR弁装置11および高圧燃料ポンプ
12と干渉することがないように点火プラグに直接接続
している。このエンジン1の点火装置は、イグニッショ
ンコイルおよびスイッチング素子を有する点火ユニット
24を点火プラグに取付け、この点火ユニット24に図
示していない点火時期制御装置から点火信号を送出する
構成を採っている。
【0025】また、このEGR弁装置11のシリンダヘ
ッド3への固定は、図4に示すように4本の固定用ボル
ト25を使用するとともに、固定する位置の精度を高く
するためにボルト締結部にノックピン(図示せず)を介
装している。このノックピンは、円筒状に形成して固定
用ボルト25を貫通させ、バルブハウジング21とシリ
ンダヘッド3の両方に嵌合させている。
【0026】前記バルブハウジング21は、図1に示す
ように、シリンダヘッド3の吸気マニホールド6を接続
する一側部から排気管8を接続する他側部であって高圧
燃料ポンプ12の下方に延びるように形成し、図6に示
すように、内部に排ガス通路26と冷却水通路27とを
バルブハウジング21の前記延設方向と同じ方向に延び
るように形成している。
【0027】前記排ガス通路26は、EGRコントロー
ル弁22を装着するための凹部28がその一部になるよ
うに形成しており、図6においてバルブハウジング21
の右側の一端部に開口させた上流端を図1および図3に
示すように、排ガス導入管29を介して排気管8の集合
部8a内に接続している。
【0028】排ガス通路26の下流端は、バルブハウジ
ング21の他端部に開口し、図1〜図3に示すように、
排ガス導出管30を介して吸気マニホールド6内の吸気
通路に接続している。排ガス導出管30は、金属製の管
体からなり、上流端をバルブハウジング21に固定する
とともに、下流端を吸気マニホールド6における前記吸
気流入管6cの途中に固定している。
【0029】また、前記吸気流入管6cは、上流側端部
のスロットル弁装置取付用のフランジ6dを、前記バル
ブハウジング21に一体に形成したブラケット31に固
定している。バルブハウジング21は、前記ノックピン
によってシリンダヘッド3に対して位置決めされている
から、吸気マニホールド6との接続を精度よく行うこと
ができる。なお、吸気マニホールド6は、図2に示すよ
うに、サージタンク6bと吸気流入管6cの下流側とに
設けた固定用ステー6eをシリンダブロック2に固定し
ている。
【0030】前記排ガス通路26の前記凹部28に装着
するEGRコントロール弁22は、図6中に符号22a
で示す弁体を弁体用駆動装置22bが上下方向に往復移
動させる構造を採り、弁体22a、弁座22cおよび弁
体用駆動装置22bを一つのケース22dに組付けて組
立体として構成している。また、このEGRコントロー
ル弁22は、前記凹部28にケース22dの下部を嵌合
させ、固定用ボルト32(図2〜図5参照)によってバ
ルブハウジング21の上部に固定している。EGRコン
トロール弁22を取付ける位置は、図4に示すように、
バルブハウジング21をシリンダヘッド3に固定した状
態で吸気カム軸9側に位置するように設定している。
【0031】前記ケース22dは、底壁と、弁座22c
より上側の周壁に排ガスを通すための開口を形成し、弁
体用駆動装置22bの下方の空間が排ガス通路の一部を
なすように形成している。すなわち、図6に示すように
弁体22aが弁座22cに当接することにより排ガス通
路が閉じられ、弁体22aが弁座22cから下方に離間
することによって排ガス通路が開く。なお、ケース22
dとバルブハウジング21との間には、排ガスがケース
22dと凹部28との間の隙間を通って漏洩するのを阻
止するためにシール部材(図示せず)を介装している。
【0032】前記弁体用駆動装置22bは、モータを動
力源として備え、エンジン1の図示していないスロット
ル弁が閉じたときやエンジン運転域が高回転、高負荷域
にあるときには、弁体22aを図6に示すように全閉位
置に移動させ、エンジン運転域が低・中回転、低・中負
荷域にあるときには、弁体22aを全閉位置から下方に
移動させる構造を採っている。なお、弁体22aの開度
は、エンジン回転数およびまたは負荷に対応して増減さ
せる。
【0033】前記冷却水通路27は、前記排ガス通路2
6の上流部26aの上方に上方から見て重なるように形
成した上流部27aと、排ガス通路26の下流部26b
の下方に上方から見て重なるように形成した下流部27
bと、EGRコントロール弁22を装着する凹部27を
側方から囲むように形成し、前記上流部27aと下流部
27bとを連通する連通部27cとから構成している。
【0034】この冷却水通路27の上流部27aは、バ
ルブハウジング21におけるシリンダヘッド3側の合わ
せ面に上流端を開口させ、バルブハウジング21をシリ
ンダヘッド3に固定することによって前記開口がシリン
ダヘッド3の冷却水出口33(図5参照)に接続するよ
うに形成している。図6において冷却水通路27の上流
部27aに接続した符号34で示すものは、ヒータ用の
温水を取出すためのパイプである。また、符号35はエ
ア抜き用のパイプを示し、符号36は水温センサを取付
けるための穴を示す。
【0035】冷却水通路27の下流部27bは、バルブ
ハウジング21に一体に形成した主排水管37から図示
していない配管を介してラジエータ(図示せず)に接続
している。この実施の形態では、前記主排水管37に副
排水管38を分岐するように設け、この副排水管38か
らバイパス用配管(図示せず)を介して冷却水を図示し
ていない冷却水ポンプの入口側に導く構造を採ってい
る。
【0036】なお、このエンジン1の冷却系は、冷却水
がラジエータからサーモスタットを通って冷却水ポンプ
に吸込まれ、冷却水ポンプからシリンダブロック2およ
びシリンダヘッド3に圧送されて前記冷却水出口33か
らEGR弁装置11を通ってラジエータに戻る構成を採
っている。サーモスタットが閉じているときには、冷却
水は前記副排水管38からバイパス用配管を介して冷却
水ポンプの上流側にラジエータを通ることなく導かれ
る。
【0037】上述したように構成した筒内噴射式エンジ
ン1は、インジェクタ7に燃料を圧送する高圧燃料ポン
プ12をシリンダヘッド3におけるカム軸の軸線方向の
一端部であって排気カム軸10側に取付けるとともに、
EGR弁装置11を前記一端部の吸気カム軸9側に取付
けているから、吸気カム軸9と排気カム軸10とを並設
する方向に高圧燃料ポンプ12とEGR弁装置11が並
ぶから、カム軸の軸線方向に大型化するのを抑えなが
ら、これら二つの大型の補機をシリンダヘッド3に装着
することができる。
【0038】また、EGR弁装置11を吸気カム軸側に
位置付ける構成を採ることにより、EGR弁装置11と
吸気マニホールド6内の吸気通路との間の距離を相対的
に短くすることができるから、EGR弁装置11から吸
気通路に導入される排ガスを応答性よく制御することが
できる。
【0039】さらに、この筒内噴射式エンジン1は、イ
グニッションコイルおよびスイッチング素子を有する点
火ユニット24を点火プラグに取付け、この点火ユニッ
ト24に点火時期制御装置から点火信号を送出する構成
を採っているから、シリンダヘッドにおけるカム軸の軸
端側にイグニッションコイルを有する点火ユニットを設
ける場合に較べ、点火ユニットとの干渉を避けるために
高圧燃料ポンプ12およびEGR弁装置11をシリンダ
ヘッド3から大きく突出させなくてよい。
【0040】第2の実施の形態 高圧燃料ポンプ11は、図7に示すように吸気カム軸9
側に配置することができる。図7は他の実施の形態を示
すシリンダヘッド端部の正面図で、同図において前記図
1ないし図6で説明したものと同一もしくは同等部材に
ついては、同一符号を付し詳細な説明は省略する。
【0041】図7に示したシリンダヘッド3は、同図の
右側に吸気カム軸(図示せず)を配設するとともに、反
対側に排気カム軸10を配設し、これらのカム軸の軸線
方向の一端部であって吸気カム軸側に高圧燃料ポンプ1
2を取付けるとともに、排気カム軸10側にEGR弁装
置11を取付けている。
【0042】この構成を採ることにより、高圧燃料ポン
プ12とインジェクタ7との間の燃料供給用の配管(燃
料供給管17)を相対的に短くすることができるから、
第1の実施の形態を採る場合に較べて、高圧燃料ポンプ
12から吐出された燃料がインジェクタ7に圧送される
までの圧損を低減することができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、吸
気カム軸と排気カム軸とを並設する方向に高圧燃料ポン
プとEGR弁装置が並ぶから、カム軸の軸線方向に大型
化するのを抑えながら、高圧燃料ポンプとEGR弁装置
とをシリンダヘッドに装着することができる。したがっ
て高圧燃料ポンプとEGR弁装置とを装着した状態での
占有スペースが相対的に狭くてよい筒内噴射式エンジン
を提供することができる。
【0044】請求項2記載の発明によれば、EGR弁装
置と吸気通路との間の距離を相対的に短くすることがで
きるから、EGR弁装置から吸気通路に導入される排ガ
スを応答性よく制御することができる。
【0045】請求項3記載の発明によれば、高圧燃料ポ
ンプとインジェクタとの間の燃料供給用の配管を相対的
に短くすることができるから、高圧燃料ポンプから吐出
された燃料がインジェクタに圧送されるまでの圧損を低
減することができる。
【0046】請求項4記載の発明によれば、シリンダヘ
ッドにおけるカム軸の軸端側にイグニッションコイルを
有する点火ユニットを設ける場合に較べ、これらの部材
との干渉を避けるために高圧燃料ポンプおよびEGR弁
装置をシリンダヘッドから大きく突出させなくてよい。
したがって、より一層コンパクトな筒内噴射式エンジン
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るEGR弁装置を装備した筒内噴
射式エンジンの正面図である。
【図2】 エンジンを吸気マニホールド側から見た状態
を示す側面図である。
【図3】 エンジンの平面図である。
【図4】 シリンダヘッドの一端部を拡大して示す正面
図である。
【図5】 シリンダヘッドの一端部を示す斜視図であ
る。
【図6】 EGR弁装置の縦断面図である。
【図7】 他の実施の形態を示すシリンダヘッド端部の
正面図である。
【符号の説明】
1…エンジン、3…シリンダヘッド、7…インジェク
タ、9…吸気カム軸、10…排気カム軸、11…EGR
弁装置、12…高圧燃料ポンプ、24…点火ユニット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 39/02 F02M 39/02 Z F16D 1/06 F16D 1/06 N

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼室内に燃料を直接噴射するインジェ
    クタに燃料を圧送する高圧燃料ポンプと、EGR弁装置
    のうち一方を、シリンダヘッドにおけるカム軸の軸線方
    向の一端部であって吸気カム軸側に取付けるとともに、
    他方を排気カム軸側に取付けたことを特徴とする筒内噴
    射式エンジン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の筒内噴射式エンジンにお
    いて、EGR弁装置を吸気カム軸側に位置付けたことを
    特徴とする筒内噴射式エンジン。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の筒内噴射式エンジンにお
    いて、高圧燃料ポンプを吸気カム軸側に位置付けたこと
    を特徴とする筒内噴射式エンジン。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の筒内噴射式エンジンにお
    いて、イグニッションコイルおよびスイッチング素子を
    有する点火ユニットを点火プラグに取付け、前記点火ユ
    ニットに点火時期制御装置から点火信号を送出する構成
    としたことを特徴とする筒内噴射式エンジン。
JP10256865A 1998-09-10 1998-09-10 筒内噴射式エンジン Pending JP2000087808A (ja)

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EP99117883A EP0985819B1 (en) 1998-09-10 1999-09-10 Arrangement of fuel pump and EGR valve unit in an in-cylinder injection engine

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JP2004169556A (ja) * 2002-11-18 2004-06-17 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の排気還流装置
JP2012077705A (ja) * 2010-10-04 2012-04-19 Denso Corp 排気ガス還流バルブ
JP2015086857A (ja) * 2013-09-26 2015-05-07 株式会社クボタ エンジン

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