JP2000085187A - カラー電子写真の画像処理方法及びその装置 - Google Patents

カラー電子写真の画像処理方法及びその装置

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JP2000085187A JP10262122A JP26212298A JP2000085187A JP 2000085187 A JP2000085187 A JP 2000085187A JP 10262122 A JP10262122 A JP 10262122A JP 26212298 A JP26212298 A JP 26212298A JP 2000085187 A JP2000085187 A JP 2000085187A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 肌色の領域でのモアレ縞が強調されるのを防
止する。 【解決手段】 C、M、Y及びブラックのトナーを利用
する電子写真において、各色の網点のスクリーン角を、
略90°/4(=22.5°)ずつずらすように画像再生
データを生成することによりYとM間のスクリーン角が
従来の15°よりも離れ、モアレ縞を目立たなくでき
る。更に、Yのスクリーン角を0°,90°から離れ
た、例えば、略5°あるいは略10°に設定し、他の色
のスクリーン角をそれぞれ略22.5°ずつずらすこと
により、縦横方向でのYのスクリーン角をなくし、文字
や画像の縦横線との干渉を防止できる。更に、階調デー
タとドットに対する電子写真再生用ビームの複数種類の
駆動信号データとの対応を有する変換テーブルを利用し
た多値ディザ法を採用することにより、単位面積当たり
少ないドットで高解像度、多階調表現を可能にすると共
に、上記の特殊なスクリーン角の設定を容易にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラープリンタや
カラーコピー等の複数の色のトナーを利用して画像を再
生するカラー電子写真の画像処理装置及びその方法にか
かり、特に、複数の色の網点のずれによるモアレ縞を少
なくして高品質の画像を再生することができる画像処理
装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カラープリンタやカラーコピー等の電子
写真装置は、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラック
のトナーを利用してカラー画像の再生を行う。特に、カ
ラープリンタのうちレーザビームを利用して感光体ドラ
ム上に潜像を形成し、帯電したトナーにより現像し、現
像されたトナーを転写紙に転写するページプリンタは、
レーザビームの照射領域をドット内において種々変更す
ることができ、単位面積当たりのドット数が少なくて
も、より高解像度で且つより高い階調のカラー画像を再
現することを可能にする。
【0003】この様なカラー電子写真において、濃淡画
像の階調再現の2値化手法として、ディザ法(Dither M
ethod )が広く利用される。このディザ法によれば、入
力信号である各色の階調データに対して、階調データと
画像再生情報との対応を有するディザマトリクス或いは
閾値マトリクス等と称される変換テーブルを参照し、そ
れぞれのドットでの表示の有無(1,0)を決定する。
そして、複数の隣接するドットでの表示の有無により網
点を生成し、その網点の大きさにより濃淡画像の中間階
調を再現する。
【0004】一方、電子写真装置において避けられない
問題として、各色の網点の位置ずれがある。かかる位置
ずれは、産業用の印刷装置を利用しても避けられない
が、電子写真装置の場合は、例えば感光体ドラムの回転
むら(ジッタ)により主に副走査方向に発生する。この
ような位置ずれは、明るさの変化あるいは最悪所望の色
からずれてしまう色ずれを招く。そこで、かかる色ずれ
を防止するために、網点のスクリーン角を各色毎に分散
させることが行われる。
【0005】図14は、従来の産業用の印刷装置等で広
く普及しているシアン、マゼンタ、イエロー及びブラッ
クの各スクリーン角の組み合わせを示す図である。図示
される通り、従来の方法では、4色のスクリーン角につ
いて、イエローYが0°、シアンC(またはマゼンタ
M)が15°、ブラックKが45°、マゼンタM(また
はシアンC)が75°に設定される。色ずれ防止の為に
網点のスクリーン角をずらすと、いわゆるモアレ縞が生
成されることが知られている。このモアレ縞の空間周波
数を高くして目立たなくする為には、2色間で約30°
スクリーン角がずれていることが最適であることが経験
上確認されている。そして、イエローは、他の色に比較
して比視感度が低く人間の目にとって目立ちにくいこと
から、イエロー以外のシアン、マゼンタ、ブラックのス
クリーン角をそれぞれ30°づつずらすことが行われて
いる。
【0006】更に、最も目立ちやすいブラックについて
は、人間が認識しやすい縦横方向の0°、90°から最
も遠い45°に設定され、残るシアンとマゼンタがそれ
ぞれ15°、75°に設定される。そして、イエローは
0°に設定される。人間が最も認識しやすい縦横方向に
イエローのスクリーン角が形成されるが、イエローが最
も目立ちにくいことから、さほどそのスクリーン角が目
立つことはない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のシアン、マゼン
タ、イエロー及びブラックの各スクリーン角の組み合わ
せは、印刷業界において広く普及しているが、電子写真
装置により、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラック
のトナーを利用して再生された画像は、必ずしも上記の
スクリーン角の組み合わせが最適ではないことを、本発
明者らが見いだした。
【0008】例えば、カラー画像において、はだ色、グ
レー、空の青、そして草の緑の順番で、再生される色の
画質に優先度が与えられる。そして最も優先度が高いは
だ色は、イエローYとマゼンタMの組み合わせにより生
成される。上記のスクリーン角の組み合わせにしたがっ
てカラープリンタ等の電子写真装置で再生すると、はだ
色の領域に横方向のモアレ縞が目立つことが本発明者等
により見いだされた。
【0009】この理由は必ずしも明らかではないが、電
子写真装置に利用される帯電性が要求されるイエローY
のトナーの透明度が、通常の印刷業界で利用されるイエ
ローのインクよりも悪いことが原因と考えられる。即
ち、トナーは、ポリエステル樹脂からなる基剤に、帯電
性を与える帯電剤、シリカ等の帯電特性を補助する外添
剤及びインクである色剤等から構成される。この電子写
真に特有のトナーの帯電剤が黒っぽく、イエローのトナ
ーをくすんだ感じにし、印刷装置でのイエローよりも人
間の目に目立つようにしていると考えられる。
【0010】上記のくすんだイエローのトナーの利用に
より、0°または90°のイエローYと75°のマゼン
タMとがわずか15°しか離れていないため、イエロー
YとマゼンタMとの組み合わせで構成されるはだ色で
は、イエローとマゼンタの間でモアレ縞が顕著に発生
し、画質を低下させる。
【0011】そこで、本発明の目的は、トナーを利用す
るカラー電子写真において、モアレ縞の発生を目立たな
いようにした電子写真装置の画像処理装置及びその方
法、その方法を実施するプログラムを格納した記録媒体
を提供することにある。
【0012】更に、本発明の目的は、トナーを利用する
カラー電子写真において、イエローとマゼンタの合成で
再生されるはだ色におけるモアレ縞の発生を目立たない
ようにした電子写真装置の画像処理装置及びその方法、
その方法を実施するプログラムを格納した記録媒体を提
供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
に、本発明の画像処理は、シアン、マゼンタ、イエロー
及びブラックのトナーを利用する電子写真において、各
色の網点のスクリーン角を、略90°/4(=22.5
°)ずつずらすように画像再生データを生成することを
特徴とする。かかるスクリーン角の設定により、イエロ
ーとマゼンタ間のスクリーン角が従来の15°よりも離
れるので、それによるモアレ縞を目立たなくすることが
できる。更に、本発明の画像処理では、人間の目に目立
つイエローのスクリーン角を0°、90°から離れた、
例えば、略5°あるいは略10°に設定し、他の色のス
クリーン角をそれぞれ略22.5°ずつずらすようにす
る。こうすることにより、人間の目に目立つ縦横方向で
のイエローのスクリーン角をなくすことができ、文字や
画像の縦横線との干渉を防止することができる。
【0014】更に、本発明の画像処理においては、階調
データとドットに対する電子写真再生用ビームの複数種
類の駆動信号データとの対応を有する変換テーブルを利
用した多値ディザ法を採用することにより、単位面積当
たり少ないドットで高解像度、多階調表現を可能にする
と共に、上記の特殊なスクリーン角の設定を容易にす
る。
【0015】上記の目的を達成するために、本発明は、
シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックのトナーを利
用し、複数のドットから形成される網点により前記各色
の階調を表現して画像を再生するカラー電子写真の画像
処理装置において、前記各色の階調データを供給され、
前記ドットに対応して予め作成され少なくとも前記階調
データと画像再生情報との対応を有する変換テーブルを
参照して、前記階調データに基づき前記ドットに対する
画像再生データを前記各色毎に生成するハーフトーン処
理部を有し、前記ハーフトーン処理部は、前記シアン、
マゼンタ、イエロー及びブラックの網点のスクリーン角
を略90°/4(=22.5°)間隔でずらして配置す
るよう前記画像再生データを生成することを特徴とす
る。
【0016】更に、上記の目的を達成するために、本発
明は、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックのトナ
ーを利用し、複数のドットから形成される網点により前
記各色の階調を表現して画像を再生するカラー電子写真
の画像処理方法において、前記各色の階調データを供給
され、前記ドットに対応して予め作成され少なくとも前
記階調データと画像再生情報との対応を有する変換テー
ブルを参照して、前記階調データに基づき前記ドットに
対する画像再生データを前記各色毎に生成するハーフト
ーン処理工程を有し、前記ハーフトーン処理工程で、前
記シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの網点のス
クリーン角を略90°/4(=22.5°)間隔でずら
して配置するよう前記画像再生データが生成されること
を特徴とする。
【0017】更に、本発明は、上記の処理方法をコンピ
ュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体であ
ることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例を
図面に従って説明する。しかしながら、本発明の技術的
範囲はその実施の形態に限定されるものではない。
【0019】[階調再現の画像処理]本発明は、濃淡画
像の中間階調を再現するディザ法を利用し、それに伴い
発生する各色の網点のスクリーン角を、従来と異なる関
係に設定する。そこで、ディザ法と網点のスクリーン角
について簡単に説明する。
【0020】図1は、ディザ法による濃淡画像の階調再
現の2値化手法を説明する図である。ホストコンピュー
タ等の画像作成プログラムにより画像データが生成さ
れ、電子写真用の画像処理部に入力データとして供給さ
れる。この入力画像データは、例えば各色のドット毎の
階調データ10である。図1中には各ドット内に階調デ
ータがそれぞれ記入される。かかる階調データに対し
て、ディザ法では、各ドットの閾値をある規則により変
化させた閾値マトリクスと呼ばれる変換テーブル20が
利用される。より具体的には、各ドットの階調データと
閾値マトリックスの閾値とが比較され、階調データが対
応するドットの閾値よりも大きければ、描画有りの画像
再生データ30が生成され、小さければ描画なしの画像
再生データ30が生成される。即ち、ドット毎の多階調
データ10が、ドット毎の2値の画像再生データ30に
変換される。
【0021】図1に示される閾値マトリクスは、階調デ
ータと描画の有無である画像再生情報との対応を有する
変換テーブルである。即ち、変換テーブル内の各ドット
の閾値は、階調データに対して描画をすべきか否かを示
す画像再生情報ということができる。図1に示される閾
値マトリクス20は、4×4のマトリクスであり、その
中心部分で低く、周辺部分で高い、いわゆるドット集中
型である。
【0022】図2は、ディザ法の閾値マトリクスを説明
する図である。図2は、図1のドット集中型の閾値マト
リクス20を利用した場合の、階調毎に再生される画像
を示す。左上から右方向に、そして左下から右方向に沿
って順番に階調が高くなる場合に、それぞれ再現される
画像を示す。即ち、4×4の網点セルの中心部から網点
が成長することが理解される。ドット集中型の閾値マト
リクスは、ドット密度がある程度高くなるとドット分散
型よりも優れていることが知られている。
【0023】図3は、ディザ法を利用して形成される網
点の形状変化を示す図である。図1,2に示したドット
集中型の閾値マトリクスからなる変換テーブルを利用す
ることで、m×mで構成される網点セル内のドットが、
階調度(明るさ)に応じてだんだん太く成長していくこ
とが理解される。この二次元的な密度により濃淡画像の
階調が表現される。
【0024】図3の真ん中の網点の例(中間部分の網
点)に示される通り、この例では、網点の成長する方向
が縦方向と横方向に設定される。閾値マトリクスの配置
またはマトリクス内の閾値の配置によって、この網点の
成長する方向が決定される。この網点の成長する方向
が、スクリーン角である。従って、図3の例ではスクリ
ーン角は、0°または90°である。
【0025】図4は、従来の各色のスクリーン角の関係
を示す図である。各色CMYKの網点の成長方向(0
°、15°、45°、75°)が、図13と同様の角度
方向に設定されている。従来の印刷業界では、かかるス
クリーン角の関係が最もモアレ縞を目立たなくするもの
とされていることは、既に説明した通りである。
【0026】図5は、スクリーン角の形成方法を示す図
である。図5に示される通り、m×mのドットからなる
網点セル40を適当にずらして配置することにより、所
定のスクリーン角をもつ網点を形成することができる。
図5の例では、m×mの網点セルが、右に5(図中N)
個移動すると上に1個ずれるように配置されることか
ら、a:b=5:1に配置される。従って、スクリーン
角θは、θ=tan-1(b/a)=tan-1(1/5)とな
る。
【0027】ここで、網点の1周期に相当する正方閾値
マトリクス42のサイズNは、N=LMC(a,b)×
(b/a+a/b)となる。但しLMCは最大公倍数を
意味する。
【0028】上記の網点セル40の配置は、入力データ
10のドットと閾値マトリクス20との対応関係をずら
すことにより、任意に設定することができる。あるい
は、正方閾値マトリクスサイズ分の異なる閾値マトリク
スを予め準備しておき、その正方閾値マトリクス42の
サイズ分の閾値マトリクスと入力データとの比較を行う
ことでも、スクリーン角を設定することができる。
【0029】[本発明の各色のスクリーン角]図6は、
本発明の第1の実施の形態例の各色のスクリーン角の関
係を示す図である。本発明では、シアンC、マゼンタ
M、イエローY及びブラックKのスクリーン角を、90
°/4(=22.5°)間隔に配置する。その結果、全
色のスクリーン間でなす角度が22.5°ずつずれるの
で、特定の色間でのモアレ縞が強調されることはない。
特に、画質向上の為に最優先されるはだ色について、イ
エローとマゼンタとの間が22.5°スクリーン角がず
れているので、それにより形成されるモアレ模様が従来
例ほど強調されることはない。
【0030】図6に示した第1の実施の形態例では、従
来の印刷業界でのスクリーン角を一部踏襲して、ブラッ
クKを45°に、イエローYを0°にし、それ以外のマ
ゼンタMとシアンCを、それぞれ22.5°、67.5
°に設定した。マゼンタMとシアンCは、22.5°、
67.5°のうちいずれの角度に設定されても良い。か
かるスクリーン角に設定することにより、はだ色を構成
するイエローYとマゼンタMとの間は、22.5°ずれ
るので、従来のスクリーン角の関係よりもモアレ縞が目
立たなくなる。
【0031】図6に示した各色のスクリーン角は、前述
した閾値マトリクスの配置により設定される。その場
合、閾値マトリクスの設定により必ずしも図6に示され
た角度に設定できない場合がある。但し、本発明者の実
験によれば、図6で設定した角度から±5°程度のずれ
の範囲であれば、本発明の目的であるモアレ縞を目立た
なくするという作用効果を同等に得ることができること
が判明している。従って、図6に示した各色のスクリー
ン角は、その角度あるいはそれから±5°程度ずれた範
囲内であっても、本発明の技術的範囲に属するというこ
とができる。
【0032】また、第1の実施の形態例では、各色のス
クリーン線数が全て同一であることを前提にしている。
即ち、単位インチ毎に含まれる網点の数がスクリーン線
数であるが、このスクリーン線数が同じであることは、
網点セルのサイズが同じであることを意味し、それを前
提とするとき、各色のスクリーン角を22.5°ずつず
らすことで各色間でのモアレ縞を目立たなくすることが
できる。
【0033】図7は、第2の実施の形態例の各色のスク
リーン角の関係を示す図である。この実施の形態例で
は、人間の目に最も目立つと言われる縦横方向の0°、
90°の方向から、各色のスクリーン角を外している。
即ち、イエローYを5°とし、イエローYによるスクリ
ーン角方向の線が目立つのを防止する。そして、それに
伴い、マゼンタMを27.5°、ブラックKを50°、
シアンCを72.5°に設定する。最も目立つブラック
Kを、人間の目に最も目立ちにくい45°に近い角度に
配置し、それ以外のマゼンタMとシアンCをそれから2
2.5°ずれた角度に配置した。従って、マゼンタMと
シアンCとは、27.5°と72.5°のいずれの角度
に配置してもよい。
【0034】この場合も、各色のスクリーン角は、閾値
マトリクスの配置の制限から、上記設定角から±5°程
度ずれた範囲内であってもよい。但し、その場合、イエ
ローYが0°または90°にならないようにする。
【0035】本実施の形態例によれば、イエロー単色の
スクリーン角が、0°や90°になっていないので、文
字や図形で大切な縦線や横線がイエローのスクリーン角
と干渉することがなく、それらの縦線や横線がとぎれと
ぎれになるのを防止することができる。トナーに帯電性
を要求する電子写真では、イエローの黒っぽさが目立つ
ので、たとえイエローであっても0°や90°に近い角
度にある時は、それのスクリーン角方向の線と文字や図
形の縦線と横線との間でビートによる干渉が目立ち、と
ぎれとぎれになることがある。本実施の形態例によれ
ば、これを防止することができる。
【0036】図8は、第2の実施の形態例の別の各色の
スクリーン角の関係を示す図である。この例も、人間の
目に最も目立つと言われる縦横方向の0°、90°の方
向から、各色のスクリーン角を外している。即ち、イエ
ローYを10°とし、ブラックKを32.5°、マゼン
タMを55°、シアンCを77.5°に設定する。ブラ
ックKとマゼンタMとは、32.5°と55°のいずれ
でも良い。
【0037】この例の場合は、図7の例に比較して、イ
エローYのスクリーン角が10°に設定され、0°また
は90°から十分離れている。従って、文字や図形の縦
線や横線との干渉も少なくなり、それに伴い干渉縞が目
立たなくなる。この例においては、ブラックKは、3
2.5°または55°のいずれでも良い。本来45°に
設定することで、そのスクリーン線をより目立たなくし
ているが、イエローYを10°近傍に設定したことで、
45°近傍のスクリーン角を配置することができなくな
ったからである。この場合も、各色のスクリーン角は、
上記の設定角から±5°程度ずれた範囲内であっても、
モアレ縞が目立たないことを、目視実験で確認した。
【0038】[電子写真システム]図9は、本発明に好
適な電子写真システムの構成図である。この例では、ホ
ストコンピュータ50において、RGBそれぞれの階調
データ(各8ビットで合計24ビット)からなる画像デ
ータ56が生成され、ページプリンタなどの電子写真装
置60に与えられる。ページプリンタなどの電子写真装
置60は、供給された画像データ56をもとにカラー画
像を再現する。電子写真装置60内には、画像処理を行
ってエンジンにレーザの駆動データ69を供給するコン
トローラ62と、その駆動データ69に従って画像の再
生を行うエンジン70とを有する。
【0039】ホストコンピュータ50において、ワード
プロセッサや図形ツールなどのアプリケーションプログ
ラム52により、文字データ、図形データ及びビットマ
ップデータ等が生成される。これらのアプリケーション
プログラム52により生成されたそれぞれのデータは、
ホストコンピュータ50内にインストールされている電
子写真装置用のドライバ54により、ラスタライズさ
れ、画素またはドット毎のRGB各色の階調データから
なる画像データ56に変換される。
【0040】電子写真装置60内にも、図示しないマイ
クロプロセッサが内蔵され、そのマイクロプロセッサと
インストールされている制御プログラムにより、色変換
部64、ハーフトーン処理部66及びパルス幅変調部6
8等を含むコントローラ62が構成される。また、エン
ジン70は、例えばレーザドライバ72が、駆動データ
69に基づいて、画像描画用のレーザダイオード74を
駆動する。エンジン70には、感光ドラムや転写ベルト
等とその駆動部が含まれるが、図9では省略されてい
る。
【0041】コントローラ62内の色変換部64は、供
給された各ドット毎のRGBの階調データ56を、CM
YKの階調データ10に変換する。CMYKの階調デー
タ10は各色8ビットずつの階調データであり、最大で
256階調を有する。尚、色変換部64は、ドット毎の
RGB階調データ56から、CMYK各色のプレーンの
ドット毎の階調データ10に変換する。従って、ハーフ
トーン処理部66には、各色のプレーン毎に、ドットに
対応した階調データ10(図1中の入力データ10参
照)が供給される。
【0042】ハーフトーン処理部66は、ドット毎の階
調データ10に対して、予め作成された階調データと画
像再生情報との対応を有する変換テーブルを参照して、
各ドットに対する画像再生データ30を生成する。この
ハーフトーン処理部66は、図1にて説明したディザ法
を利用して、ハーフトーンを表現する画像再生データ3
0を生成する。例えば、図1に示した閾値マトリクス2
0からなる変換テーブルを使用することで、各ドット毎
に2値の画像再生データ30を生成することができる。
そして、図5で説明した通り、変換テーブルである閾値
マトリクス20の配置の設定により、各色のスクリーン
角を、図6,7,8で示した関係に設定することができ
る。2値の画像再生データ30が生成される場合は、パ
ルス変調部68で、ドット毎にレーザ駆動パルス有りと
なしからなる駆動データ69が生成される。
【0043】本発明の好ましい実施の形態例では、ハー
フトーン処理部66は、多値ディザ法を利用すること
で、例えばカラープリンタ等の600dpi程度の少な
いドット密度において、解像度が高くより多くの階調を
再現させることができる。また、多値ディザ法を利用す
ることにより、変換テーブルの配置により設定されるス
クリーン角を、より細かい角度に設定することを容易に
する。
【0044】図10は、好ましい実施の形態例における
多値ディザ方式の変換テーブルの例を示す図である。図
1に示した2値のディザ方式では、ドット毎の階調デー
タをもつ入力データ10を閾値マトリクス20と比較
し、ドット毎に描画するか否かの画像再生データ30を
生成する。それに対して、図10に示した多値ディザ方
式では、ドット毎の階調データをもつ入力データ10に
対し、例えばドットP00は、パターンマトリクス21の
対応するドットのパターン番号を参照し、階調とレーザ
駆動のパルス幅との対応関係を示すガンマテーブル22
からそのパターン番号に対応するテーブルを参照し、ド
ットP00の階調データに対応するパルス幅データに変換
する。従って、パターンマトリクス21とガンマテーブ
ル22とで、階調データと画像再生情報の対応を有する
変換テーブルを構成する。
【0045】レーザビームを各ドットに照射する場合、
ドット内にレーザビームを照射するしないの2値の画像
再生データだけでなく、ドット内のどの範囲にレーザビ
ームを照射するかの多値の画像再生データを利用するこ
とで、より多階調の濃淡画像を再生することができる。
多値ディザ方式では、かかる機能を利用して、ドット毎
の画像再生データ30としてレーザビームのパルス幅デ
ータが、ハーフトーン処理部により生成される。
【0046】ページプリンタなどの電子写真装置は、レ
ーザビームを紙送り方向とは垂直の方向(主走査方向)
に走査しながら、ビームを照射するしないにより、ドッ
ト内の走査方向の一部分の領域にビームを照射するよう
に制御することができる。従って、例えば256種類の
レーザ駆動パルスを利用することで、ドット内の走査方
向において、256種類の潜像を形成することができ
る。
【0047】パターンマトリクス21には、8種類のパ
ターンが図示される様に配置される。更に、ガンマテー
ブル22には、256階調に対して256種類のパルス
幅が対応づけられている。しかも、8種類のパターンそ
れぞれにおいて、階調とパルス幅の対応づけが異なる。
図10の例では、ガンマテーブル22のパターン1と2
については、階調の0〜63に対して、パルス幅の0〜
255が対応付けられ、階調の64〜255に対して
は、全てパルス幅の255(ドット内全てにビームを照
射する)が対応付けられている。従って、パターン1と
2は、比較的低い階調データでも成長されるドットとな
る。また、図10の例では、ガンマテーブル22のパタ
ーン3と4については、階調の0〜63に対して、パル
ス幅の0が対応付けられ、階調の64〜127に対し
て、パルス幅の0〜255が対応付けられ、それより高
い階調の128〜255に対して、パルス幅の255が
対応付けられる。従って、このパターン3,4は、パタ
ーン1,2の次に高い階調に対して成長する網点内のド
ットに対応する。
【0048】同様に、ガンマテーブル22のパターン
5,6については、階調の0〜127に対して、パルス
幅の0が対応付けられ、階調の128〜191に対し
て、パルス幅の0〜255が対応付けられ、それより高
い階調の192〜255に対して、パルス幅の255が
対応付けられる。更に、ガンマテーブル22のパターン
7,8については、階調の0〜191に対して、パルス
幅の0が対応付けられ、階調の192〜255に対し
て、パルス幅の0〜255が対応付けられる。従って、
パターン5,6は更に階調の増加に対して遅く成長する
ドットに対応し、パターン7,8は最も遅く成長するド
ットに対応する。
【0049】上記のガンマテーブル22は、例えば各色
毎に予め作成される。図10に示したパターンマトリク
ス21とガンマテーブル22の例では、例えばスクリー
ン角が45°を形成することが理解される。即ち、パタ
ーンマトリクス21におけるパターン1,2,3,4の
ドットが低い階調に対しても成長するので、その成長ド
ットの方向は45°となる。ガンマテーブル22をその
ままにして、パターンマトリクステーブル21の配置、
あるいは図5に示したような入力データとのドットの対
応を変更することで、任意のスクリーン角を設定するこ
とが可能である。従って、ガンマテーブル22を各色別
に作成せずに、パターンマトリクス21を各色別に作成
することでも、各色毎のスクリーン角を設定することが
できる。
【0050】多値ディザ方式は、1インチあたりのドッ
ト数が例えば600dpiなど、印刷用の機械より少な
いページプリンタの様な電子写真装置において、網点セ
ルのサイズを小さくして解像度を上げ、且つ網点セル内
での階調度も上げることを可能にする。そして、かかる
多値ディザ方式によれば、スクリーン角の設定を2値の
ディザ法に比較して、少ないハードウエア資源でより細
かく行うことが可能になる。従って、本発明の全ての色
のスクリーン角を90°/4ずつずらす場合に、かかる
多値ディザ方式を採用することが特に有効である。
【0051】図11及び図12は、多値ディザ方式の別
の変換テーブルの例を示す図である。この例の変換テー
ブルを利用することにより、22.5°のスクリーン角
を形成することができる。
【0052】本例の変換テーブルは、図11に示したパ
ターンマトリクス23と図12に示したガンマテーブル
24とからなる。パターンマトリクス23には8種類の
パターンが図示されるように配置される。図12のガン
マテーブル24のパターン1には、階調の0〜3に対し
てパルス幅の0〜255が対応付けられている。以下同
様に、パルス幅の0〜255が、パターン2は階調の4
〜39に、パターン3は階調の40〜75に、パターン
4は階調の76〜111に、パターン5は階調の112
〜147に、パターン6は階調の148〜183に、パ
ターン7は階調の184〜219に、パターン8は階調
の220〜255に、それぞれ対応付けられている。従
って、パターン1の位置が、最も低濃度でドットが発生
し、網点ドット成長の中心となる。図11のパターンマ
トリクス23に示されるように、このパターン1が2
1.8°つまり、22.5°±5°の範囲の方向に並
び、略22.5°のスクリーン角が形成される。さら
に、パターンマトリクス23の行と列を入れ替えれば略
67.5°のスクリーン用のパターンマトリクスとする
ことができる。
【0053】図13は、電子写真システムの別の構成図
である。このシステム構成例は、図9に示したシステム
構成例の変形例である。図13のシステムでは、ホスト
コンピュータ50にインストールされているドライバ8
0が、ラスタライズ機能54、色変換機能64及びハー
フトーン処理機能66とを有する。これらの各機能5
4,64,66は、図9に示した同じ引用番号の機能と
同じである。そして、ハーフトーン処理機能により生成
された各色毎の画像再生データ(パルス幅データ)30
が、ページプリンタなどの電子写真装置60内のコント
ローラ62のパルス幅変調部68に供給され、所望の駆
動データ69に変換され、エンジン70に与えられる。
【0054】図13のシステム例では、ホストコンピュ
ータ側にインストールされるドライバ80により、色変
換処理とハーフトーン処理とが行われる。図9の例で
は、電子写真装置内のコントローラで行っていたが、図
13の例ではホストコンピュータ50側で行う。電子写
真装置60の低価格化が要求される場合は、コントロー
ラ62の能力を下げて価格を抑えることが要求される。
その場合は、ホストコンピュータにインストールされる
ドライバプログラムにより、図9のコントローラが行っ
ていた機能の一部を代わりに実現することが有効であ
る。ドライバ80にてハーフトーン処理が実現される場
合、上記したハーフトーン処理手順をコンピュータに実
行させるプログラムが格納された記憶媒体が、ホストコ
ンピュータ50内に内蔵される。
【0055】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、シ
アンC、マゼンタM、イエローY及びブラックKのスク
リーン角を、略90°/4(=22.5°)ずつずらす
様にしたので、特定の色間でモアレ縞が目立って生成さ
れることが防止される。特に、黒ずんだイエローのトナ
ーを使用する場合は、イエローYとマゼンタMで生成さ
れるはだ色の領域において、イエローYとマゼンタMと
の間のスクリーン角の差を、従来の印刷におけるスクリ
ーン角の差よりも大きくすることで、イエローYとマゼ
ンタMとにより生成されるモアレ縞が強調されることを
防止することができる。
【0056】更に、本発明によれば、各色のスクリーン
角を略90°/4(=22.5°)ずつずらす様にし、
更に、全ての色のスクリーン角を、0°や90°から外
すことにより、特定の色のスクリーン角が文字や図形の
縦線や横線との間で干渉してモアレ縞が目立つのを防止
することができる。
【0057】更に、本発明によれば、多値ディザ方式を
利用することにより、電子写真のエンジンの解像度が低
くても、高解像度で多階調表現をすることができ、更
に、所望のスクリーン角の設定を容易にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディザ法による濃淡画像の階調再現の2値化手
法を説明する図である。
【図2】ディザ法の閾値マトリクスを説明する図であ
る。
【図3】ディザ法を利用して形成される網点の形状変化
を示す図である。
【図4】従来の各色のスクリーン角の関係を示す図であ
る。
【図5】スクリーン角の形成方法を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態例の各色のスクリー
ン角の関係を示す図である。
【図7】第2の実施の形態例の各色のスクリーン角の関
係を示す図である。
【図8】第2の実施の形態例の別の各色のスクリーン角
の関係を示す図である。
【図9】電子写真システムの構成図である。
【図10】好ましい実施の形態例における多値ディザ方
式の変換テーブルの例を示す図である。
【図11】多値ディザ方式の別の変換テーブルの例を示
す図である。
【図12】多値ディザ方式の別の変換テーブルの例を示
す図である。
【図13】電子写真システムの別の構成図である。
【図14】従来のシアン、マゼンタ、イエロー及びブラ
ックの各スクリーン角の組み合わせを示す図である。
【符号の説明】
10 入力データ、階調データ 20 変換テーブル、閾値マトリクス 30 画像再生データ 50 ホストコンピュータ 60 コントローラ 66 ハーフトーン処理部 70 エンジン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シアン、マゼンタ、イエロー及びブラック
    のトナーを利用し、複数のドットから形成される網点に
    より前記各色の階調を表現して画像を再生するカラー電
    子写真の画像処理装置において、 前記各色の階調データを供給され、前記ドットに対応し
    て予め作成され少なくとも前記階調データと画像再生情
    報との対応を有する変換テーブルを参照して、前記階調
    データに基づき前記ドットに対する画像再生データを前
    記各色毎に生成するハーフトーン処理部を有し、 前記ハーフトーン処理部は、前記シアン、マゼンタ、イ
    エロー及びブラックの網点のスクリーン角を略90°/
    4(=22.5°)間隔でずらして配置するよう前記画
    像再生データを生成することを特徴とする画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記スクリーン角は、前記イエローが略0°、前記マゼ
    ンタまたはシアンが略22.5°、前記ブラックが略4
    5°、前記シアンまたはマゼンタが略67.5°である
    ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記各色の網点のスクリーン角のいずれもが、少なくと
    も0°または90°近傍に設定されていないことを特徴
    とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記スクリーン角は、前記イエローが略5°、前記マゼ
    ンタまたはシアンが略27.5°、前記ブラックが略5
    0°、前記シアンまたはマゼンタが略72.5°である
    ことを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】請求項3において、 前記スクリーン角は、前記イエローが略10°、前記ブ
    ラックまたはマゼンタが略32.5°、前記マゼンタま
    たはブラックが略55°、前記シアンが略77.5°で
    あることを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかにおいて、 前記各色のスクリーン角は、それぞれ設定角から±5°
    の範囲内にあることを特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】請求項1または3において、 前記変換テーブルは、前記階調データと前記ドットに対
    する電子写真再生用ビームの複数種類の駆動信号データ
    との対応を有し、前記ハーフトーン処理部は、前記画像
    再生データとして前記駆動信号データを生成することを
    特徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】シアン、マゼンタ、イエロー及びブラック
    のトナーを利用し、複数のドットから形成される網点に
    より前記各色の階調を表現して画像を再生するカラー電
    子写真の画像処理方法において、 前記各色の階調データを供給され、前記ドットに対応し
    て予め作成され少なくとも前記階調データと画像再生情
    報との対応を有する変換テーブルを参照して、前記階調
    データに基づき前記ドットに対する画像再生データを前
    記各色毎に生成するハーフトーン処理工程を有し、 前記ハーフトーン処理工程で、前記シアン、マゼンタ、
    イエロー及びブラックの網点のスクリーン角を略90°
    /4(=22.5°)間隔でずらして配置するよう前記
    画像再生データが生成されることを特徴とする画像処理
    方法。
  9. 【請求項9】シアン、マゼンタ、イエロー及びブラック
    のトナーを利用し、複数のドットから形成される網点に
    より前記各色の階調を表現して画像を再生するカラー電
    子写真の画像処理手順を、コンピュータに実行させるプ
    ログラムを記録した記録媒体において、 前記画像処理手順は、 前記各色の階調データを供給され、前記ドットに対応し
    て予め作成され少なくとも前記階調データと画像再生情
    報との対応を有する変換テーブルを参照して、前記階調
    データに基づき前記ドットに対する画像再生データを前
    記各色毎に生成するハーフトーン処理手順を有し、 前記ハーフトーン処理手順で、前記シアン、マゼンタ、
    イエロー及びブラックの網点のスクリーン角を略90°
    /4(=22.5°)間隔でずらして配置するよう前記
    画像再生データが生成されることを特徴とする画像処理
    プログラムを記録した記録媒体。
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US6972871B2 (en) 2000-09-29 2005-12-06 Fuji Xerox Co., Ltd. Color image forming device and method
US7525690B2 (en) 2004-07-15 2009-04-28 Seiko Epson Corporation Image processing device, image processing method, and image processing program
US8368961B2 (en) 2009-01-22 2013-02-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing device and method for creating binary image data using a single set of dither matrices

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