JP2000084500A - 回転式洗浄機 - Google Patents

回転式洗浄機

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JP2000084500A
JP2000084500A JP10261644A JP26164498A JP2000084500A JP 2000084500 A JP2000084500 A JP 2000084500A JP 10261644 A JP10261644 A JP 10261644A JP 26164498 A JP26164498 A JP 26164498A JP 2000084500 A JP2000084500 A JP 2000084500A
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JP
Japan
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water
nozzle
head
brush
rotary
Prior art date
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Application number
JP10261644A
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English (en)
Inventor
Yoshiharu Aida
義治 合田
Kazuhisa Shiraishi
和久 白石
Katsuhiro Nakamura
克宏 中村
Osamu Sato
佐藤  修
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水道の給水圧の高低にかかわらず適正な回転
速度及び回動力を得ることができ、しかも無駄な捨て水
量も減少させうる回転式洗浄機を提供することを目的と
する。 【解決手段】 回転式洗浄機1は、シャワーホース2に
接続される握りシャフト10と、該握りシャフト10に
接続される洗浄ヘッド20と、該洗浄ヘッド20に接続
されるブラシ40とを備えている。ヘッド本体21内に
は、ヘッドシャフト22内の水路28からの水を噴出す
るノズル29a,29bと、該ノズル29a,29bか
らの噴出水流を受けて回転する水車30と、該水車30
の回転を減速させる減速機31とが設置されている。水
路28から分岐した水路28a,28bに切替弁50が
設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水圧を利用してブラ
シ等を回転し、浴室掃除具、洗車具、ボディブラシ等と
して使用する回転式洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】水圧を利用してブラシ等を回転し、浴室
掃除具、洗車具、ボディブラシ等として使用する回転式
洗浄機は周知である(例えば、実用新案登録第3036
472号、実開昭47−19264号)。この回転式洗
浄機の構成要素には、柄、水車に水流をあてるノズル、
水車、減速機、ブラシ(スポンジ、毛状体他)、水路開
閉バルブ、切替バルブ、ホースとの接続具、洗剤等の注
入タンク、及びバルブ等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転式洗浄機に
は、次の〜の短所があった。 従来品はいずれも水車に対して水を噴出するノズル
は1個で、また、ノズルの穴径も固定的である。このた
め、水道の元圧が低いと十分な回転力が得られない。 ノズルの穴径が固定されているため、各家庭での水
道元圧のばらつきや水栓金具の種類によって最適な回転
力が得られなかったり、捨て水が多くなったりする。例
えば、元圧が高く、水栓金具の圧力損失も小さい場合
は、流量、流速を得やすく、回転力も得やすいため、ノ
ズル径はそれ程大きくなくて良く、大きいと逆に捨て水
が多くなる。また、元圧が低い場合は、ノズル径が小さ
いと十分な流量が確保できず、また、ノズル径が大きい
と十分な流速が確保できないため、回転力が確保できな
い。 なお、従来品の中には、水路の途中に流量調整バル
ブを設けたものがある。しかしながら、流量の途中に流
量調節弁を設けた場合は、流量を絞った場合にノズルの
手前で流量が落ちてしまうため、ノズルで十分な流速が
確保できない。
【0004】本発明は、水道の給水圧の高低にかかわら
ず適正な回転速度及び回転力を得ることができ、しかも
無駄な捨て水量も減少させうる回転式洗浄機を提供する
ことを目的とする。
【0005】また、本発明は、ブラシの回転速度や回転
力を簡単に調節することができる回転式洗浄機を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)の回
転式洗浄機は、握りシャフト、洗浄ヘッド及びブラシを
備えてなり、ホースに取り付け、水車に向けてノズルか
ら水を噴出させることにより水車を回転させ、減速機を
介してブラシを回転させる回転式洗浄機において、該ノ
ズルを複数個設けたことを特徴とするものである。
【0007】かかる回転式洗浄機にあっては、ノズルが
複数個設けられているので、給水圧が低いときでもブラ
シの回転速度あるいは回転力を十分に大きなものとする
ことができる。
【0008】この場合、請求項2のように、水を噴出さ
せるノズルを切り替える切替弁を設けることにより、ブ
ラシの回転速度、回転力を調節できる。
【0009】本発明(請求項3)の回転式洗浄機は、握
りシャフト、洗浄ヘッド及びブラシを備えてなり、ホー
スに取り付け、水車に向けてノズルから水を噴出させる
ことにより水車を回転させ、減速機を介してブラシを回
転させる回転式洗浄機において、該ノズルからの噴出水
の水量又は速度を調節する調節弁を設けたことを特徴と
するものである。
【0010】この調節弁としては、例えば洗浄ヘッドの
ノズル内に進退可能に設けられたニードルを備えてなる
ものを用いることができる。
【0011】かかる回転式洗浄機にあっては、調節弁の
開度を調節することにより、ブラシの回転速度、回転力
を調節できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を詳細
に説明する。図1は実施の形態に係る回転式洗浄機の構
成を示すものであり、(A)図は側面図、(B)図は
(A)図の分解図である。図2,3はヘッドの断面図で
ある。
【0013】この回転式洗浄機1は、シャワーホース2
に接続される握りシャフト10と、該握りシャフト10
に接続される洗浄ヘッド(この実施の形態では掃除ヘッ
ド)20と、該洗浄ヘッド20に接続されるブラシ40
とを備えている。
【0014】シャワーホース2の先端には、雌ネジ付き
の口金3が設けられており、握りシャフト10の後端に
はこの雌ネジに噛合する雄ネジ11が設けられていると
共に、Oリング12が装着されている。この握りシャフ
ト10の先端には、雌カプラ13が設けられている。
【0015】この先端の雌カプラ13と後端の雄ネジ1
1との間の部分が握り部14となっている。この握り部
14の長さは例えば100〜150mm程度とされる。
【0016】この握り部14を握ったまま操作される開
閉スイッチ15が該握りシャフト10に設けられてい
る。この実施の形態にあっては、開閉スイッチ15を一
方向に押し込むと握りシャフト10内の水路が開とな
り、これと逆方向に押すと握りシャフト10内の水路が
閉となる。ただし、この開閉スイッチとしては1回押す
と握りシャフト10内の水路が開となり、もう1回押す
と握りシャフト10内の水路が閉となるものなど各種の
ものを用いることができる。また、後述の切替弁50が
全閉止水機能を有しているときには、この開閉スイッチ
15は省略されてもよい。
【0017】洗浄ヘッド20は、ヘッド本体21と該ヘ
ッド本体21の後部側に連なるヘッドシャフト22とを
一体に備えている。このヘッドシャフト22の後端に
は、雌カプラ13に接続される雄カプラ24が設けら
れ、この雄カプラ24にOリング25が装着されてい
る。ヘッド本体21の先端側には、次に説明する回転駆
動機構によって回転される雄カプラ26が設けられてい
る。
【0018】図2の通り、ヘッド本体21内には、ヘッ
ドシャフト22内の水路28からの水を噴出するノズル
29a,29bと、該ノズル29a,29bからの噴出
水流を受けて回転する水車30と、該水車30の回転を
減速させる減速機31とが設置されている。この減速機
31は、減速機ボディー32と、該減速機ボディー32
内に配置された歯車列とからなる。この歯車列は水車3
0の出力軸30aの外周の雄歯と、該雄歯に噛合する遊
星ギヤ33がピン34aに枢支された第1ギヤプレート
34と、該第1ギヤプレート34から突設された出力軸
34bの外周の雄歯と、この雄歯に噛合する遊星ギヤ3
5がピン36aに枢支された第2ギヤプレート36と、
該第2ギヤプレート36から突設された出力軸36bと
からなる。この出力軸36bに前記雄カプラ26が連結
されている。
【0019】ブラシ40は、この雄カプラ26に接続さ
れる雌カプラ41と、この雌カプラ41に植設された毛
42とからなる。なお、この毛42の代わりにスポンジ
を備えたブラシを用いても良い。このブラシ40は、浴
室洗浄用のほか、身体洗浄用、洗車用など各種のものと
しうる。
【0020】なお、前記水路28は隔壁29によって2
つの水路28a,28bに分岐しており、水路28aは
ノズル29aに連通し、水路28bはノズル29bに連
通している。ノズル29aはノズル29bよりも開口径
が大きなものとなっている。
【0021】水路28a,28bには切替弁50が設け
られている。この切替弁50のノブ51は3段階にわた
って押し込まれる。ノブ51を最も外方に引いた状態に
あっては水路28a,28bの双方が開通している。ノ
ブ51を1回押し込むと水路28bのみが閉じ、ノブ5
1をもう1回押し込むと水路28bが開き水路28aの
みが閉じ、ノブ51をさらにもう1回押すと水路28
a,28bの双方が閉じる。従って、この切替弁50は
全閉、小、中、大(全開)の4段階の切り替えを行う。
【0022】この切替弁50を全開(水路28a,28
bの双方を開)とすれば、ブラシ40の回転速度及び回
転力が大となり、切替弁50の開度を小さくするほどこ
の回転速度及び回転力が小さくなる。また、切替弁50
を全開とすれば、2個のノズル29a,29bから水が
噴出するので、給水圧が低いときでもブラシの回転速度
及び回転力を十分に高いものとすることができる。逆に
給水圧が過度に高いときには、切替弁50の開度を小さ
くすることにより適正な回転速度及び回転力を得ること
ができる。
【0023】図4は本発明の別の実施の形態に係る回転
式洗浄機の洗浄ヘッドの断面図である。
【0024】この実施の形態では1個のノズル59が設
けられている。水路28とこのノズル59とは水路61
によって連通している。このノズル59は先細形のテー
パ状であり、このノズル59内に流調弁60のニードル
62が挿入されている。ニードル62はヘッド本体21
に螺合しており、摘み63を回すことにより、ニードル
62のノズル59内への侵入深さが変化する。
【0025】ニードル62を後退させるとノズル59か
らの噴出水量が増大し、水車30の回転速度及び回転力
が増大する。ニードル62を前進させると、この噴出水
量が減少し、水車30の回転速度及び回転力が小さくな
る。なお、水路28あるいはそれよりも上流側の水路を
流調弁によって水量を小さくした場合、水路61内に流
入する水圧が低下するためノズル59から噴出する水の
勢いが極端に小さくなり、水車30が殆ど回転しなくな
る。これに対し、ニードル62を前進させることによっ
て水量を絞った場合には、ノズル59からの水の噴出速
度が十分に高いため、水車30が所要速度で回転する。
【0026】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると次のような
優れた効果が奏される。 複数のノズルを設けることで、各ノズル合計のエネ
ルギーが増すため、水道の元圧が低い場合でも、回転力
が得られる。 請求項2のようにノズルの数を可変できるよう構成
することにより、元圧が高い場合はノズルの数を減らせ
ば捨て水が少なくなる。さらに、各ノズルの穴径を変え
ておけば、組合せによって、より幅広いノズルを選択で
きる。
【0027】 ノズルの穴径、開度を水圧や水栓金具
等の仕様に合わせて調節することで、最適なノズル径を
選択でき、元圧が高い場合も捨て水を減らすことができ
る。 請求項4のようにノズルの穴径、開度をノズル部分
で調節するように構成した場合、穴径、開度を絞ったと
きには水車にぶつかる水流の速度増大をもたらすため、
回転力を得やすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る回転式洗浄機の構成図であ
る。
【図2】図1の回転式洗浄機の断面図である。
【図3】図1の回転式洗浄機の断面図である。
【図4】別の実施の形態に係る回転式洗浄機の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 回転式洗浄機 2 シャワーホース 10 握りシャフト 11,24 雄カプラ 13,26 雌カプラ 14 握り部 15 開閉スイッチ 20 洗浄ヘッド(掃除ヘッド) 22 ヘッドシャフト 29a,29b ノズル 40 ブラシ 50 切替弁 59 ノズル 60 流調弁 62 ニードル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 克宏 愛知県春日井市下条町1−7−1 コーポ 東津B102 (72)発明者 佐藤 修 愛知県名古屋市中川区下之一色町東ノ切80 番地 Fターム(参考) 3B116 AA31 AA46 AB52 BA02 BA13 3D025 AA07 AC02 AC25 AD17 AE89

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 握りシャフト、洗浄ヘッド及びブラシを
    備えてなり、ホースに取り付け、水車に向けてノズルか
    ら水を噴出させることにより水車を回転させ、減速機を
    介してブラシを回転させる回転式洗浄機において、 該ノズルを複数個設けたことを特徴とする回転式洗浄
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、水を噴出させるノズ
    ルを切り替えるための切替弁を設けたことを特徴とする
    回転式洗浄機。
  3. 【請求項3】 握りシャフト、洗浄ヘッド及びブラシを
    備えてなり、ホースに取り付け、水車に向けてノズルか
    ら水を噴出させることにより水車を回転させ、減速機を
    介してブラシを回転させる回転式洗浄機において、 該ノズルからの噴出水の水量又は速度を調節する調節弁
    を設けたことを特徴とする回転式洗浄機。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記調節弁は、前記
    洗浄ヘッドのノズル内に進退可能に設けられたニードル
    を備えてなることを特徴とする回転式洗浄機。
JP10261644A 1998-09-16 1998-09-16 回転式洗浄機 Pending JP2000084500A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105057240A (zh) * 2015-07-30 2015-11-18 西北工业大学 一种便携式广告清理装置
KR101817867B1 (ko) 2016-08-11 2018-01-11 금영성 드럼식 물청소기
CN109305138A (zh) * 2018-10-30 2019-02-05 安徽安庆市沙氏汽车配件有限公司 小汽车独立储水箱的自动清洗装置

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