JP2000083791A - 傘の水切り機 - Google Patents

傘の水切り機

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JP2000083791A JP10274352A JP27435298A JP2000083791A JP 2000083791 A JP2000083791 A JP 2000083791A JP 10274352 A JP10274352 A JP 10274352A JP 27435298 A JP27435298 A JP 27435298A JP 2000083791 A JP2000083791 A JP 2000083791A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電力を使用せず、構造が簡単で且つ安価な傘の
水切り機を提供する。 【解決手段】 雨滴が付着した傘を第1の水切り手段8
の第1の緩衝部材15に打ち付けたり、第2の緩衝部材
17に突き当てたりして、傘に付着した雨滴を叩き落と
すようになっている。次いで、第2の水切り手段10内
に傘を挿入し、傘の外表面に残留する雨水を吸水部材3
4,34と吸水ローラ40で絞り取るようになってい
る。この一連の動作は、人手によって行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力を消費する
ことなく、傘表面に付着した雨滴の水切りを行う傘の水
切り機に関する。
【0002】
【従来の技術】雨天時において、図書館,映画館,デパ
ート等に雨滴が付着した傘を持ち込む場合、傘から落下
する水で床が濡れるのを防止するため、図書館等の入口
に配置された使い捨ての樹脂製の傘袋に傘を収容するよ
うになっている。そして、図書館等から退館する場合に
は、不要となった傘袋を回収ボックスに戻すようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに、使い捨ての樹脂製の傘袋を多用するのは、近年の
省資源化の要請に反するものであり、ゴミを増やすとい
う問題をも生じる。又、使用済みの傘袋を回収ボックス
に戻す際に、傘袋から漏れた水が回収ボックス周辺の床
を濡らしたり、使用済みの傘袋が回収ボックスから溢れ
出て美観を損ねるという問題を生じることがある。
【0004】尚、近年電動モータで駆動される傘の水切
り機が開発されている。しかし、このような傘の水切り
機は、構造が複雑で且つ構成部品が高価であるため、製
品価格が高価であり、しかも電力を消費するため、電気
代が嵩むという問題を有している。
【0005】そこで、この発明は、省資源化の要請に応
えることができ、電力を消費しない安価な傘の水切り機
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、傘の
外表面に付着した雨滴を叩き落とすために使用される第
1の水切り手段と、傘に残留した雨水を絞り取るために
使用される第2の水切り手段と、これら第1の水切り手
段と第2の水切り手段とを着脱可能に収容するアウター
ケースと、を備えた傘の水取り機である。そして、前記
第1の水切り手段が、傘の出し入れが可能で且つ振り動
かすことができる充分な広さの開口部を有すると共に、
傘を収容でき且つ振り動かすことができる充分な広さの
内部空間を有する筐体と、前記筐体の内部側壁に固定さ
れる第1の緩衝部材と、前記筐体の底部に敷かれる第2
の緩衝部材と、前記筐体の底部に形成され、前記筐体の
内部の水を前記筐体の外部に排出する排水口と、を備え
ている。又、前記第2の水切り手段が、傘挿入口を有す
る枠体と、前記枠体に取り付けられ、前記傘挿入口から
出し入れされる傘を挟圧すると共に傘の外表面に摺接す
る吸水部材と、を備えたことを特徴としている。
【0007】このような構成の本発明によれば、先ず、
第1の水切り手段において、雨滴が付着した傘を筐体の
開口部から筐体内部に入れ、その傘を第1の緩衝部材に
打ち当てたり、石突きを第2の緩衝部材に突き当てる
と、傘の外表面に付着した雨滴が衝撃で叩き落とされ
る。この際、傘は、緩衝機能を有する第1の緩衝部材や
第2の緩衝部材に衝突するため、水切り動作で損傷する
ことがなく、又、衝突音が低く抑えられる。そして、傘
から叩き落とされた水が排水口を通過して筐体外部に排
出される。次いで、第2の水切り手段において、枠体の
傘挿入口から傘を出し入れすると、傘が吸水部材で挟圧
されると共に、傘の外表面が吸水部材に摺接し、傘の外
表面に付着した雨水が吸水部材に絞り取られる。そし
て、上記第1の水切り手段と上記第2の水切り手段は、
アウターケースに対して着脱が可能なので、使用状況に
応じて適宜控えの第1の水切り手段や第2の水切り手段
と交換され、最適の状態で傘の水切りを行うことが可能
になる。即ち、第1の水切り手段と第2の水切り手段
は、交換可能なカートリッジとして使用される。ここ
で、第1の緩衝部材として、緩衝機能の他に吸水機能を
備えた材料を使用すれば、より一層傘の水切り効果が発
揮される。
【0008】請求項2の発明は、傘の外表面に付着した
雨滴を叩き落とすために使用される第1の水切り手段
と、傘に残留した雨水を絞り取るために使用される第2
の水切り手段と、をアウターケース内に備えた傘の水取
り機である。そして、前記第1の水切り手段が、傘の出
し入れが可能で且つ振り動かすことができる充分な広さ
の開口部を有すると共に、傘を収容でき且つ振り動かす
ことができる充分な広さの内部空間を有する筐体部と、
前記筐体部の内部側壁に固定される第1の緩衝部材と、
前記筐体部の底部に敷かれる第2の緩衝部材と、前記筐
体部の底部に形成され、前記筐体部の内部の水を前記筐
体部の外部に排出する排水口と、を備えている。又、前
記第2の水切り手段が、傘の出し入れを可能にする傘挿
入口と、前記傘挿入口から出し入れされる傘を挟圧する
と共に傘の外表面に摺接する吸水部材と、を備えたこと
を特徴としている。尚、筐体部とは、請求項1の筐体の
一部をアウターケースが構成する態様を示すものであ
る。
【0009】このような構成の本発明によれば、先ず、
第1の水切り手段において、雨滴が付着した傘を筐体部
の開口部から筐体の内部に入れ、その傘を第1の緩衝部
材に打ち当てたり、石突きを第2の緩衝部材に突き当て
ると、傘の外表面に付着した雨滴が衝撃で叩き落とされ
る。この際、傘は、緩衝機能を有する第1の緩衝部材や
第2の緩衝部材に衝突するため、水切り動作で損傷する
ことがなく、又、衝突音が低く抑えられる。そして、傘
から叩き落とされた水が排水口を通過して筐体部の外部
に排出される。次いで、第2の水切り手段において、傘
挿入口から傘を出し入れすると、傘が吸水部材で挟圧さ
れると共に、傘の外表面が吸水部材に摺接し、傘の外表
面に付着した雨水が吸水部材に絞り取られる。ここで、
第1の緩衝部材として、緩衝機能の他に吸水機能を備え
た材料を使用すれば、より一層傘の水切り効果が発揮さ
れる。
【0010】請求項3の発明は、傘の出し入れが可能で
且つ振り動かすことができる充分な広さの開口部を有す
ると共に、傘を収容でき且つ振り動かすことができる充
分な広さの内部空間を有する筐体と、前記筐体の内部側
壁に固定され、緩衝機能と吸水機能を有する第1の緩衝
部材と、前記筐体の底部に敷かれる第2の緩衝部材と、
前記筐体の底部に形成され、前記筐体と前記第2の緩衝
部材の隙間から流下する水を筐体外部に排出する排水口
と、を備えたことを特徴とする傘の水切り機である。
【0011】このような構成の本発明によれば、開口部
から筐体内部に傘を挿入して振り動かし、傘の外表面を
第1の緩衝部材に打ち当てたり、傘の石突きを第2の緩
衝部材に突き当てたりすると、傘の外表面に付着した雨
滴が衝撃で叩き落とされる。この際、傘は、緩衝機能を
有する第1の緩衝部材や第2の緩衝部材に衝突するた
め、水切り動作で損傷することがなく、又、衝突音が低
く抑えられる。又、筐体内部に挿入した傘の外表面を第
1の緩衝部材に摺接させると、傘の外表面に付着した水
分が第1の緩衝部材に吸収される。
【0012】請求項4の発明は、傘挿入口を有する筐体
の内部に、前記傘挿入口から筐体内部に出し入れされる
傘を挟圧すると共に傘の外表面に摺接する吸水部材が配
置されたことを特徴とする傘の水切り機である。
【0013】このような構成の本発明によれば、傘が傘
挿入口から筐体内部に出し入れされると、傘が吸水部材
に挟圧されつつ吸水部材と摺接する。この際、傘に付着
した雨滴が吸水部材で絞り取られる。尚、吸水部材を筐
体内部に着脱可能に配置するようにしてもよい。
【0014】請求項5の発明は、傘挿入口を有する筐体
の内部に、前記傘挿入口から筐体内部に出し入れされる
傘を挟圧すると共に傘の外表面に摺接する吸水部材と、
傘を挟圧すると共に傘の外表面に転接する吸水ローラと
が配置されたことを特徴とする傘の水切り機である。
【0015】このような構成の本発明によれば、傘の外
表面に摺接する吸水部材と傘の外表面に転接する吸水ロ
ーラを併用することにより、傘の水切り時に傘に作用す
る摺動抵抗が低減する。そのため、本発明によれば、請
求項4の発明に比較して、小さな力で傘を傘挿入口に出
し入れすることが可能になる。尚、吸水部材と吸水ロー
ラを筐体内部に着脱可能に配置するようにしてもよい。
【0016】請求項6の発明は、石突きを下にした傘を
人の歩行方向に沿って案内する傘案内路が形成された筐
体と、前記筐体の内部で且つ前記傘案内路の両側にそれ
ぞれ配置され、傘の進行方向に対して直交する方向へ突
出する凸部が所定の間隔で複数形成された吸水部材と、
を備えたことを特徴とする傘の水切り機である。
【0017】このような構成の本発明によれば、人が傘
を筐体の傘案内路に挿入した状態で歩行すると、傘は、
傘案内路の一方側の吸水部材の凸部で叩かれて他方の吸
水部材側へ押し付けられたり、傘案内路の他方側の吸水
部材の凸部で叩かれて一方の吸水部材側へ押し付けられ
たりして、傘の外表面に付着した雨滴が叩き落とされる
と共に吸水部材に吸収される。
【0018】請求項7の発明によれば、前記請求項1、
2、4、又は5のいずれかの発明において、前記吸水部
材が、前記傘に摺接する側面と、この側面から下方へ向
かうにしたがって前記傘から離間する傾斜面と、を備え
たことを特徴としている。
【0019】このような構成の本発明によれば、吸水部
材に吸収された水が側面から傾斜面に沿って流れ落ち、
水が吸水部材のうちの傘に接触しない部分に集中する。
そのため、吸水部材のうちで傘に接触する側面部分の含
水率が低くなり、吸水部材の吸水性が向上する。
【0020】請求項8の発明は、石突きを下にした傘を
人の歩行方向に沿って案内する傘案内路が形成された筐
体と、前記筐体の内部で且つ前記傘案内路の両側にそれ
ぞれ配置され、傘の進行方向に対して直交する方向へ突
出する凸部が所定の間隔で複数形成された第1の吸水部
材と、前記第1の吸水部材よりも傘の進行方向下流側の
筐体の内部で且つ前記傘案内路の両側にそれぞれ配置さ
れ、傘を挟圧して雨水を絞り取る第2の吸水部材と、前
記第2の吸水部材の傘の進行方向上流側に配置され、傘
の先端部分の進行を邪魔する進行阻止部材と、を備えた
ことを特徴とする傘の水切り機である。ここで、傘の先
端部分とは、傘の石突き側の部分をいう。
【0021】このような構成の本発明によれば、人が傘
を筐体の傘案内路に挿入した状態で歩行すると、傘は、
傘案内路の一方側の第1の吸水部材の凸部で叩かれて他
方の第1の吸水部材側へ押し付けられたり、傘案内路の
他方側の第1の吸水部材の凸部で叩かれて一方の第1の
吸水部材側へ押し付けられたりして、傘の外表面に付着
した雨滴が叩き落とされると共に第1の吸水部材に吸収
される。更に、傘が傘案内路の進行方向下流側へ移動す
ると、傘の先端部分が進行阻止部材によって邪魔され
る。この際、傘の取っ手部分が人の進行に伴って移動す
るため、傘が進行阻止部材を支点として回動し、この状
態で傘が第2の吸水部材間に進行し、傘に残留付着して
いる雨水が第2の吸水部材によって絞り取られる。
【0022】請求項9の発明は、石突きを下にした傘を
人の歩行方向に沿って案内する傘案内路が形成された筐
体と、前記筐体の内部で且つ前記傘案内路の両側にそれ
ぞれ配置された吸水機能及び緩衝機能を有する吸水部材
と、を備えたことを特徴とする傘の水切り機である。
【0023】このような構成の本発明によれば、傘を吸
水部材に打ち当てながら筐体の傘案内路に沿って歩行す
ると、傘に付着した雨滴が吸水部材で叩き落とされると
共に、吸水部材に吸い取られる。この際、傘に作用する
衝撃が吸水部材によって緩衝されるため、傘の損傷が防
止されると共に、衝撃音が低減される。
【0024】請求項10の発明は、石突きを下にした傘
を人の歩行方向に沿って案内する傘案内路が形成された
筐体と、前記筐体の内部で且つ前記傘案内路の両側にそ
れぞれ配置された吸水機能及び緩衝機能を有する第1の
吸水部材と、前記第1の吸水部材よりも傘の進行方向下
流側の筐体の内部で且つ前記傘案内路の両側にそれぞれ
配置され、傘を挟圧して雨水を絞り取る第2の吸水部材
と、前記第2の吸水部材の傘の進行方向上流側に配置さ
れ、傘の先端部分の進行を邪魔する進行阻止部材と、を
備えたことを特徴とする傘の水切り機である。
【0025】このような構成の本発明によれば、傘を持
った人が傘を吸水部材に打ち当てながら筐体の傘案内路
に沿って歩行すると、傘に付着した雨滴が第1の吸水部
材で叩き落とされると共に第1の吸水部材に吸い取られ
る。更に、傘が傘案内路の進行方向下流側へ移動する
と、傘の先端部分が進行阻止部材によって邪魔される。
この際、傘の取っ手部分が人の進行に伴って移動するた
め、傘が進行阻止部材を支点として回動し、この状態で
傘が第2の吸水部材間に進行し、傘に残留付着している
雨水が第2の吸水部材によって絞り取られる。
【0026】請求項11の発明は、石突きを下にした傘
を人の歩行方向に沿って案内する傘案内路が形成された
筐体と、前記筐体の内部で且つ前記傘案内路の両側にそ
れぞれ所定の間隔を開けて複数配置されると共に、傘案
内路に突出するように配置された吸水機能及び緩衝機能
を有する吸水部材と、を備えたことを特徴とする傘の水
切り機である。
【0027】このような構成の本発明によれば、人が傘
を筐体の傘案内路に挿入した状態で歩行すると、傘は、
傘案内路の一方側の吸水部材で叩かれて他方の吸水部材
側へ押し付けられたり、傘案内路の他方側の吸水部材で
叩かれて一方の吸水部材側へ押し付けられたりして、傘
の外表面に付着した雨滴が叩き落とされると共に吸水部
材に吸収される。
【0028】請求項12の発明は、石突きを下にした傘
を人の歩行方向に沿って案内する傘案内路が形成された
筐体と、前記筐体の内部で且つ前記傘案内路の両側にそ
れぞれ所定の間隔を開けて複数配置されると共に、傘案
内路に突出するように配置された吸水機能及び緩衝機能
を有する第1の吸水部材と、前記第1の吸水部材よりも
傘の進行方向下流側の筐体の内部で且つ前記傘案内路の
両側にそれぞれ配置され、傘を挟圧して雨水を絞り取る
第2の吸水部材と、前記第2の吸水部材の傘の進行方向
上流側に配置され、傘の先端部分の進行を邪魔する進行
阻止部材と、を備えたことを特徴とする傘の水切り機で
ある。
【0029】このような構成の本発明によれば、人が傘
を筐体の傘案内路に挿入した状態で歩行すると、傘は、
傘案内路の一方側の第1の吸水部材で叩かれて他方の第
1の吸水部材側へ押し付けられたり、傘案内路の他方側
の第1の吸水部材で叩かれて一方の第1の吸水部材側へ
押し付けられたりして、傘の外表面に付着した雨滴が叩
き落とされると共に第1の吸水部材に吸収される。更
に、傘が傘案内路の進行方向下流側へ移動すると、傘の
先端部分が進行阻止部材によって邪魔される。この際、
傘の取っ手部分が人の進行に伴って移動するため、傘が
進行阻止部材を支点として回動し、この状態で傘が第2
の吸水部材間に進行し、傘に残留付着している雨水が第
2の吸水部材によって絞り取られる。
【0030】請求項13の発明は、前記請求項6、8〜
12のいずれかの傘の水切り機において、前記筐体の底
部に、前記傘の石突きに間欠的に当接する突起部を複数
備えた底板部材が配置されたことを特徴としている。
【0031】このような構成の本発明によれば、人が傘
を筐体の傘案内路に挿入した状態で歩行すると、傘の石
突きが底板部材の突起部で叩かれるため、傘の外表面に
付着した雨滴が振動で叩き落とされると共に吸水部材に
吸収される。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳述する。
【0033】[第1の実施の形態]図1〜図4は、本実
施の形態の傘の水切り機1を示すものである。このうち
図1は、傘の水切り機1の外観斜視図である。又、図2
は、図1のA−A線に沿う断面図である。又、図3は、
図1のB−B線に沿う断面図である。又、図4は、傘の
水切り機1の平面図である。
【0034】これらの図において、アウターケース2の
開口部3には、アウターケース2内部への傘4の出し入
れを可能にする第1の開口部5と第2の開口部6を有す
るカバー7が取り外し可能な状態で係合されている。こ
のうち、第1の開口部5は、アウターケース2内部への
傘4の出し入れが可能で且つ傘4を振り動かすことがで
きるような充分な広さに形成されている。又、第2の開
口部6は、アウターケース2内部への傘の出し入れが可
能な広さに形成されている。そして、アウターケース2
内部には、第1の水切り手段8と第2の水切り手段10
が着脱可能に収容されている。尚、アウターケース2及
びカバー7は、錆びにくいステンレス等の金属や樹脂等
で形成されている。
【0035】このうち、第1の水切り手段8は、アウタ
ーケース2内部に着脱可能に収容される筐体11を備え
ている。この筐体11は、錆びにくいステンレス等の金
属や樹脂等で形成されており、傘4の出し入れが可能で
且つ傘を振り動かすことができる程度の広さの開口部1
2と、傘を収容することができ且つ傘を振り動かすこと
ができる充分な広さの内部空間13とを有している。
【0036】そして、この筐体11の内部側壁14に
は、スポンジ,ゴム,フェルト,布等や、これら各材料
の組み合わせからなる緩衝機能を有する第1の緩衝部材
15が固定されている。この第1の緩衝部材15は、本
実施の形態においては、板状に形成されたものが使用さ
れているが、これに限られず、波形状や蛇腹状等に適宜
形状変更することができる。
【0037】又、筐体11の底部16には、ゴム,樹
脂,フェルト等や、これら各材料の組み合わせからなる
緩衝機能を有する第2の緩衝部材17が敷かれている。
この第2の緩衝部材17の側面17a及び底面17bの
一部には、排水溝18が形成されており、この排水溝1
8が筐体11の底部16に形成された排水口20に連通
されている。ここで、筐体11は、板状部材で形成され
ているが、これに限られず、充分な剛性を有する箱状の
ものであればよく、網目状部材を箱状に加工したもので
もよい。そして、この筐体11は、アウターケース2内
の仕切プレート21,22,23で仕切られた第1の水
切り手段収容部24に収容されるようになっている。
【0038】第2の水切り手段10は、アウターケース
2内部に収容される枠体25を備えている。この枠体2
5は、ステンレス板やアルミニウム等の錆びにくい金属
や樹脂等で形成されており、対向して配置された一対の
側板26を上部板27と下部板28で接続すると共に、
一対の側板26,26の中間部側面側を支持フレーム3
0で接続されている。そして、上部板27には傘の出し
入れを可能にする傘挿入口31が形成され、下部板28
には排水口32が形成されている。尚、枠体25は、通
気性の良い網目状の部材で形成するようにしてもよい。
【0039】そして、一対の側板26,26の内壁上部
と内壁下部には、対向するように吸水部材取付用プレー
ト33が固定されている。そして、これら吸水部材取付
用プレート33には吸水部材34が取り外し可能な状態
で係合されている。ここで、吸水部材34は、枠体25
がアウターケース2から取り出された状態において、吸
水部材取付用プレート33に対して図3の左右方向にス
ライドさせれば、吸水部材取付用プレート33から取り
外すことができるようになっている。
【0040】又、吸水部材34は、図12に示すよう
に、吸水性に優れたスポンジの外周を吸水性に優れたフ
ェルト36で覆うように構成されており、傘4に接触す
る側面37と、この側面37から下方へ向かうにしたが
って傘4から遠ざかるように傾斜する傾斜面38とを備
えており、断面が略台形状に形成されている(図2参
照)。このような形状に形成された吸水部材34は、傘
4から吸い取った水が傾斜面38に沿って流れ落ち、傘
4に接触する側面37部分の水切りが短時間で行われ
る。従って、本実施の形態の吸水部材34は、長時間良
好な吸水性を発揮する。尚、対向する吸水部材34,3
4間の隙間は、傘4が挿入された際に、傘4と吸水部材
34,34との接触部に適度な圧力が生じるような寸法
に調整されている。ここで、適度な圧力とは、傘4に付
着した水を絞ることができ、且つ傘4を枠体25内部に
円滑に出し入れすることができる程度の大きさの圧力を
いう。
【0041】又、支持フレーム30には、一対の吸水ロ
ーラ40,40が所定の間隔で対向するように取り付け
られている。この吸水ローラ40は、支持軸41の周囲
に吸水性に優れたスポンジ42が固定され、このスポン
ジ40の外周が吸水性に優れ且つ水切れの良い繊維(図
示せず)で覆われている。そして、吸水ローラ40の支
持軸41が支持フレーム30に着脱可能に係合されてい
る。尚、この吸水ローラ40は、傘4が枠体25内に挿
入されると、傘4の外表面に圧接された状態で転接し、
傘4に付着した水を絞り取るようになっている。
【0042】ここで、上記枠体25は、アウターケース
2内の仕切プレート21,23,43で仕切られた第2
の水切り手段収容部44に収容されるようになってい
る。尚、アウターケース2には、前記筐体11の排水口
20及び枠体25の排水口32に連通する排水口45が
形成されており、この排水口20が図示しない排水用の
ホースや貯水タンク等に接続されている。又、アウター
ケース2の下面の4隅には、ロック機能を備えたキャス
ター46が取り付けられており、本実施の形態にかかる
傘の水切り機1を容易に移動させることができるように
構成されている。
【0043】次ぎに、以上のように構成された傘の水切
り機1の使用状態を説明する。先ず、雨滴が付着した傘
4を、図1に示すように、カバー7の第1の開口部5か
ら筐体11の内部に石突き4aが下になるように挿入
し、傘4を筐体11内部で振り動かして(例えば、図1
に示す矢印X,Y方向へ移動させて)、傘4を筐体11
の内部側壁14の第1の緩衝部材15に打ち付けたり、
石突き4aを第2の緩衝部材17に突き当てたりするこ
とにより、傘4の外表面に付着した雨滴を衝撃で叩き落
とすことができる。この際、傘4が筐体11に打ち付け
られたり、又、突き当てられる部分には、第1の緩衝部
材15又は第2の緩衝部材17が配置され、衝撃が緩衝
されるようになっているため、水切り動作で傘4が損傷
することが防止され、衝突音が低く抑えられる。そし
て、傘4から叩き落とされた水が筐体11と第2の緩衝
部材17の隙間(排水溝18)及び排水口20を通過し
て筐体11の外部に排出される。
【0044】次いで、傘4を石突き4aが下になるよう
にカバー7の第2の開口部6及び枠体25の傘挿入口3
1から枠体25の内部に出し入れすると(図1の矢印Z
方向へ移動させると)、傘4が吸水部材34及び吸水ロ
ーラ40で挟圧されると共に、傘4の外表面が吸水部材
34に摺接すると共に吸水ローラ40に転接し、傘4の
外表面に付着した雨水が吸水部材34及び吸水ローラ4
0に絞り取られる。
【0045】以上のように、本実施の形態は、第1の水
切り手段8で傘4に付着した雨滴を叩き落とし、次い
で、第2の水切り手段10で傘4の外表面に付着した水
を絞り取ることができるので、使い捨ての樹脂製の傘袋
が不要になり、省資源化を図ることができる。
【0046】又、本実施の形態は、傘4をアウターケー
ス2の内部に収容した状態で傘4の水切りを行うように
なっているため、傘4から飛散した雨水で傘の水切り機
1の周囲の床を汚したり、傘4を持つ人の衣服を濡らす
ようなことがない。
【0047】又、本実施の形態は、上記したように、電
動モータ等を使用せず、傘4を叩いて水滴を叩き落とし
たり、傘4の表面に付着した雨水を吸水部材34や吸水
ローラ40で絞り取って、傘4の水切りが行われるよう
に構成されており、電力を使用することがなく、構造が
簡単であるため、従来の電動型の傘の水切り機に比較し
て小型化を図ることができると共に、価格の低廉化を図
ることができる。
【0048】又、本実施の形態は、第1の水切り手段8
と第2の水切り手段10がアウターケース2に対して着
脱可能に構成されているので、使用状況に応じて適宜控
えの第1の水切り手段8や第2の水切り手段10と交換
することができ、最適の状態で傘4の水切りを行うこと
が可能になる。即ち、第1の水切り手段8と第2の水切
り手段10は、交換可能なカートリッジとして使用され
る。
【0049】尚、上記実施の形態において、第1の緩衝
部材15に緩衝機能と吸水機能を有する材料を使用すれ
ば、傘4に付着した雨滴を叩き落とすと共に、傘4に付
着した雨滴を拭き取ることが可能になり、より一層傘4
の水切り効果が発揮される。
【0050】又、上記実施の形態において、第1の水切
り手段8と第2の水切り手段10をアウターケース2に
着脱可能に収容されるようになっているが、これに限ら
れず、第1の水切り手段8と第2の水切り手段10の両
方又はいずれか一方をアウターケース2の内部に取り外
れない状態で配置するようにしてもよい。
【0051】又、上記実施の形態において、上下の吸水
部材34,34の間に吸水ローラ40を配置する態様を
示したが、これに限られず、吸水ローラ40を配置しな
いか、又は吸水ローラ40の代わりに吸水部材34を配
置するようにしてもよい。更に、吸水ローラ40と吸水
部材34の位置関係を適宜変更することができる。
【0052】更に、本実施の形態は、アウターケース2
の排水口45を図示しない排水用ホース又は貯水タンク
に接続する態様を示したが、アウターケース2の内部に
貯水タンクを配置し、この貯水タンクに第1の水切り手
段8及び第2の水切り手段10から排水される雨水を収
容するようにしてもよい。この場合、貯水タンクは、ア
ウターケース2に着脱できるように取り付けられる。
【0053】加えて、本実施の形態に係る第2の水切り
手段10を図示しない筐体内部に収容し、その筐体及び
第2の水切り手段10で傘の水切り機を構成するように
してもよい。
【0054】更に加えて、本実施の形態は、吸水部材3
4がスポンジ35とフェルト36で構成される態様を示
したが、これに限られず、適度な弾性と優れた吸水性を
有する材料であれば適宜使用することができる。
【0055】[第2の実施の形態]以下、本発明の第2
の実施の形態を図5〜図7に基づいて詳述する。
【0056】本実施の形態に係る傘の水切り機51は、
上部に開口部52を有するアウターケースとしての筐体
53を備えている。この筐体53は、錆びにくいステン
レス等の金属や樹脂等で形成されており、傘4の出し入
れが可能で且つ傘4を振り動かすことができる程度の広
さの開口部52と、傘4を収容することができ且つ傘4
を振り動かすことができる充分な広さの内部空間54と
を有している。
【0057】そして、この筐体53の内部側壁55に
は、スポンジ,フェルト,布等や、これら各材料の組み
合わせからなる緩衝機能と吸水機能を併せ持つ第1の緩
衝部材56が固定されている。この第1の緩衝部材56
は、本実施の形態においては、板状に形成されたものが
使用されているが(図6(a)参照)、これに限られ
ず、図6(b)に示す波形状や蛇腹状等に適宜形状変更
することができる。このように、第1の緩衝部材56を
波形状や蛇腹状に形成することにより、傘4と第1の緩
衝部材56との接触面積を大きくすることができ、より
一層雨水の吸水効果を向上させることができる。
【0058】又、筐体53の底部57には、緩衝機能を
有するゴム,樹脂,フェルト等やこれらの組み合わせか
らなる第2の緩衝部材58が敷かれている。この第2の
緩衝部材58の側面58a及び底面58bの一部には、
排水溝60が形成されており、この排水溝60が筐体5
3の底部58bに形成された排水口61に連通されてい
る。ここで、筐体53は、板状部材で形成されている
が、これに限られず、充分な剛性を有する箱状のもので
あればよく、網目状部材を箱状に加工したものでもよ
い。
【0059】尚、筐体53の底部には、前記第1の実施
の形態と同様に、ロック機構を備えたキャスター(図示
せず)を取り付けて、移動を容易にすることができる。
又、第1の緩衝部材56を筐体53の内部側壁55に着
脱可能に取り付けるようにしても良い。
【0060】以上のような構成の本実施の形態によれ
ば、図5に示すように、石突き4aを下にした状態の傘
4を筐体53の内部に挿入し、傘4を振り動かして(例
えば、図5の矢印X,Y方向に動かして)、傘4を第1
の緩衝部材56に打ち付けたり、傘4の石突き4aを第
2の緩衝部材58を突き当てることにより、傘4に付着
した雨滴を叩き落とすことができる。又、傘4を振り動
かして、傘4の外表面を第1の緩衝部材56に擦り付け
ることにより、傘4の外表面に付着した雨水を第1の緩
衝部材56で吸水することができる。そして、傘4から
叩き落とされた雨水は、排水溝60及び排水口61を介
して筐体53の外部に排出される。尚、傘4を打ち付け
る部分や突き当てる部分に緩衝部材56,58が配置さ
れているため、傘4を損傷させることがなく、又、傘4
の水切り時における衝撃音の発生を抑えることができ
る。
【0061】従って、本実施の形態は、上記第1の実施
の形態と同様に、使い捨ての樹脂製傘袋を不要とし、省
資源化を図ることができる。又、本実施の形態は、電動
モータ等の複雑な部品を使用することがなく、構造が簡
単であるため、電力を消費することがない安価な傘の水
切り機51を提供することができる。更に、本実施の形
態は、前記第1の実施の形態よりも構造が簡単であるた
め、前記第1の実施の形態よりも小型化を図ることがで
きる。加えて、筐体53内部で傘の水切りを行うため、
傘4を持つ人の衣服を雨水で濡らすことがない。
【0062】[第3の実施の形態]以下、本発明の第3
の実施の形態を図8〜図11に基づき詳述する。
【0063】これらの図に示すように、本実施の形態の
傘の水切り機71は、錆びにくいステンレス等の金属や
樹脂等で形成された筐体72を備えている。この筐体7
2には、石突き4aを下にした傘4を人の歩行方向に沿
って案内する傘案内路73が形成されている。そして、
この筐体72内で且つ傘案内路73の両側には、緩衝機
能と吸水機能を有するスポンジ,フェルト,布等やこれ
らの組み合わせからなる材料で形成された吸水部材74
がそれぞれ配置されている。これら吸水部材74は、互
いの対向する面側に、傘4の進行方向に対して直交する
方向へ突出する円弧状の凸部75が複数形成されてい
る。そして、対向する吸水部材74,74によって、図
9に示すような波形の傘の通路(傘案内路73)が形成
されている。
【0064】又、筐体72の底部76には樹脂やゴムで
形成された底板部材77が配置され、その底板部材77
には筐体72内部を移動する傘4の石突き4aに間欠的
に当接する突起78が複数形成されている。又、この底
板部材77には、筐体72の底部76に形成された排水
口80に連通する排水溝81が適宜形成されている。そ
して、傘4から落下した雨水が排水溝81及び排水口8
0を通過して筐体72の外部に排出される。
【0065】このように構成された本実施の形態によれ
ば、人が傘4を筐体72の傘案内路73に挿入した状態
で歩行すると、傘4は、傘案内路73の一方側の吸水部
材74の凸部75で叩かれて他方の吸水部材74側へ押
し付けられたり、傘案内路73の他方側の吸水部材74
の凸部75で叩かれて一方の吸水部材74側へ押し付け
られたりして、傘4の外表面に付着した雨滴が叩き落と
されると共に吸水部材74に吸収される。又、本実施の
形態によれば、傘4の石突き4aが底板部材77の突起
78で叩かれるため、前記吸水部材74の効果と相俟っ
て傘4の外表面に付着した雨滴を効果的に叩き落とする
ことができる。
【0066】従って、本実施の形態は、上記第1の実施
の形態及び第2の実施の形態と同様に、使い捨ての樹脂
製傘袋を不要とし、省資源化を図ることができる。又、
本実施の形態は、電動モータ等の複雑な部品を使用する
ことがなく、構造が簡単であるため、電力を消費するこ
とがない安価な傘の水切り機71を提供することができ
る。又、本実施の形態は、前記第1及び第2の実施の形
態と同様に、筐体72内部で傘4の水切りを行うため、
傘4を持つ人の衣服を雨水で濡らすことがない。
【0067】加えて、本実施の形態に係る傘の水切り機
71は、傘4を持つ人が傘の水切り機71の前で停止す
ることなく、通常の歩行状態で傘4の水切りを行うこと
が可能になるため、人の出入りの多い場所に設置されて
も、人の渋滞を招来することがない。
【0068】更に加えて、本実施の形態において、筐体
72の底部にキャスター82を取り付けて、傘の水切り
機71の移動を容易にしてある。又、吸水部材74は、
筐体72に対して着脱可能に取り付けるようにしてもよ
い。
【0069】[第4の実施の形態]図13〜図14は、
本発明の第4の実施の形態に係る傘の水切り機91であ
る。
【0070】これらの図に示すように、本実施の形態の
傘の水切り機91は、錆びにくいステンレス等の金属や
樹脂等で形成された筐体92を備えている。この筐体9
2には、石突き4aを下にした傘4を人の歩行方向に沿
って案内する傘案内路93が形成されている。そして、
この筐体92内の図中左側部分(傘の進行方向上流側部
分)で且つ傘案内路93の両側には、緩衝機能と吸水機
能を有するスポンジ,フェルト,布等やこれらの組み合
わせからなる材料で形成された第1の吸水部材94がそ
れぞれ配置されている。これら第1の吸水部材94は、
互いの対向する面側に、傘4の進行方向に対して直交す
る方向へ突出する円弧状の凸部95が複数形成されてい
る。そして、対向する第1の吸水部材94,94によっ
て、波形の傘の通路(傘案内路93)が形成されている
(図13参照)。
【0071】筐体92内の図中右側部分(傘の進行方向
下流側部分)で且つ傘案内路93の両側には、弾力性及
び吸水性を有するスポンジ,フェルト等やこれらの組み
合わせからなる材料で形成された第2の吸水部材96が
それぞれ配置されている。これら第2の吸水部材96,
96間の隙間(傘案内路93の幅)は、傘4を挟圧して
雨水を絞り取ることができる程度の圧力が傘4に作用
し、且つ傘4を円滑に引き抜くことができる程度の抵抗
が生じる寸法になっている。そして、これら第2の吸水
部材96は、傘案内路93側の面で且つ傘4の進行方向
上流側の部分に面取り部97が形成されており、傘4が
第2の吸水部材96,96間に円滑に進入できるように
なっている。ここで、第2の吸水部材96は、図14に
示すように、筐体92の高さ方向略中間部分から最上部
までに位置している。但し、この第2の吸水部材96
は、筐体92の高さ方向全域に配置してもよく、適宜そ
の寸法を変更することができる。
【0072】そして、第2の吸水部材96の図中左側端
部(傘の進行方向上流側)で且つ下側には、傘4の先端
部(石突き4aに近い部分)の進行を邪魔する進行阻止
部材98が配置されている。この進行阻止部材98は、
錆びにくいステンレスや樹脂等で形成されたパイプや板
状部材であり、筐体92の両側に掛け渡されている。
【0073】筐体92の底部100には樹脂やゴムで形
成された底板部材101が配置され、その底板部材10
1には筐体92内部を移動する傘4の石突き4aに間欠
的に当接する突起102が複数形成されている。筐体9
2の底面の4隅にはキャスター82が取り付けられてい
る。尚、第1の吸水部材94と第2の吸水部材96の両
方又はいずれか一方を筐体92に対して着脱可能に取り
付けるようにしてもよい。
【0074】このように構成された本実施の形態によれ
ば、人が傘4を筐体92の傘案内路93に挿入した状態
で歩行すると、傘4は、傘案内路93の一方側の第1の
吸水部材94の凸部95で叩かれて他方の第1の吸水部
材94側へ押し付けられたり、傘案内路93の他方側の
第1の吸水部材94の凸部95で叩かれて一方の第1の
吸水部材94側へ押し付けられたりして、傘4の外表面
に付着した雨滴が叩き落とされると共に第1の吸水部材
94に吸収される。又、本実施の形態によれば、傘4の
石突き4aが底板部材101の突起102で叩かれるた
め、前記第1の吸水部材94の効果と相俟って傘4の外
表面に付着した雨滴を効果的に叩き落とすることができ
る。
【0075】更に、傘4が傘案内路93の進行方向下流
側へ移動すると、傘4の先端部分が進行阻止部材98で
進行が邪魔される。この際、傘4の取っ手部分4bが人
の進行に伴って移動するため、図14に示すように、傘
4が進行阻止部材98を支点として回動し、この状態で
傘4が第2の吸水部材96,96間に進行する。そし
て、傘4が第2の吸水部材96,96間から引き抜か
れ、傘4の水切り動作が終了する。その結果、傘4が第
2の吸水部材96,96によって挟圧され、傘4に残留
付着していた雨水が第2の吸水部材96,96に絞り取
られる。
【0076】従って、本実施の形態によれば、前記第3
の実施の形態と同様の効果を得ることができることは勿
論のこと、第2の吸水部材96,96によって傘4に残
留する雨水まで絞り取ることができるため、より一層良
好な水切り効果を得ることができる。
【0077】尚、上記各実施の形態は、アウターケース
や筐体の開口部を上方に向けて配置する態様を示した
が、これに限られず、横向きに配置したり、斜め上方へ
向けて配置するようにしてもよい。
【0078】又、上記第3及び第4の実施の形態におい
て、吸水部材74(第1の吸水部材94)の凸部75,
95の形状を円弧状に形成する態様を示したが、これに
限られず、三角形状や台形形状等適宜形状変更すること
ができる。更に、吸水部材74(第1の吸水部材94)
の傘案内路73,93側の形状は、波形に限られず、蛇
腹状や平坦形状等でもよい。
【0079】又、第3及び第4の実施の形態において、
吸水部材74(第1の吸水部材94)は、図15に示す
複数の吸水ローラ103に変えることができる。この吸
水ローラ103は、筐体92の内部で且つ傘案内路93
の両側にそれぞれ所定の間隔をあけて複数配置されると
共に、傘案内路93に突出するように配置されている。
そして、この吸水ローラ103は、吸水機能及び緩衝機
能を有する材料(例えば、スポンジやフェルト等又はこ
れらの組み合わせ)で形成されている。従って、このよ
うに構成しても、前記第3及び第4の実施の形態と同様
の作用・効果を得ることができる。加えて、吸水ローラ
103の代わりに、多角形やその他の形状の吸水ブロッ
クを使用してもよい。尚、吸水ローラや吸水ブロックを
筐体に対して着脱可能に取り付けるように構成してもよ
い。
【0080】
【発明の効果】以上のように本発明は、電動モータや複
雑な機構を使用せず、傘に付着した雨滴を叩き落とす
か、又は拭き取るか、又は絞り取ることができるため、
使い捨ての樹脂製傘袋を不要にすることができ、省資源
化を図ることができると共に、傘の水切り機の構造を簡
単化することができ、電力を消費しない安価な傘の水切
り機を提供することができる。
【0081】又、本発明は、アウターケースやアウター
ケースとしての筐体の内部に傘を収容して傘の水切りを
行うように構成されているため、傘から叩き落とした雨
滴で傘の水切り機の周囲を濡らすことがなく、傘の水切
り機の周囲の美観を損ねることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す傘の水切り機
の外観斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿って切断して示す断面図で
ある。
【図3】図1のB−B線に沿って切断して示す断面図で
ある
【図4】本発明の第1の実施の形態を示す傘の水切り機
の平面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示す傘の水切り機
の外観斜視図である。
【図6】同傘の水切り機の平面図である。図6(a)は
第2の実施の形態に係る傘の水切り機の平面図であり、
図6(b)は第2の実施の形態の応用例を示す傘の水切
り機の平面図である。
【図7】図5のC−C線に沿って切断して示す断面図で
ある。
【図8】本発明の第3の実施の形態を示す傘の水切り機
の外観斜視図である。
【図9】同傘の水切り機の平面図である。
【図10】図9のE−E線に沿って切断して示す断面図
である。
【図11】図9のF−F線に沿って切断して示す断面図
である。
【図12】吸水部材の断面図である。
【図13】本発明の第4の実施の形態を示す傘の水切り
機の平面図である。
【図14】図13のG−G線に沿って切断する断面図で
ある。
【図15】第3及び第4の実施の形態の応用例を示す傘
の水切り機である。
【符号の説明】
1,51,71,91……傘の水切り機、2……アウタ
ーケース、4……傘、4a……石突き、8……第1の水
切り手段、10……第2の水切り手段、11,53,7
2,92……筐体、12,52……開口部、13,54
……内部空間、14,55……内部側壁、15,56…
…第1の緩衝部材、16,57,76……底部、17,
58……第2の緩衝部材、20,61……排水口、25
……枠体、31……傘挿入口、34,74……吸水部
材、37……側面、38……傾斜面、40……吸水ロー
ラ、73,93…傘案内路、75,95……凸部、7
7,101……底板部材、78,102……突起、94
……第1の吸水部材、96……第2の吸水部材、98…
…進行阻止部材、103……吸水ローラ(第1の吸水部
材)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月22日(1999.12.
22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、傘の
外表面に付着した雨滴を叩き落とすために使用される第
1の水切り手段と、傘に残留した雨水を絞り取るために
使用される第2の水切り手段と、これら第1の水切り手
段と第2の水切り手段とを着脱可能に収容するアウター
ケースと、を備えた傘の水切り機である。そして、前記
第1の水切り手段が、傘の出し入れが可能で且つ振り動
かすことができる充分な広さの開口部を有すると共に、
傘を収容でき且つ振り動かすことができる充分な広さの
内部空間を有する筐体と、前記筐体の内部側壁に固定さ
れる第1の緩衝部材と、前記筐体の底部に敷かれる第2
の緩衝部材と、前記筐体の底部に形成され、前記筐体の
内部の水を前記筐体の外部に排出する排水口と、を備え
ている。又、前記第2の水切り手段が、傘挿入口を有す
る枠体と、前記枠体に取り付けられ、前記傘挿入口から
出し入れされる傘を挟圧すると共に傘の外表面に摺接す
る吸水部材と、を備えたことを特徴としている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 請求項2の発明は、傘の外表面に付着し
た雨滴を叩き落とすために使用される第1の水切り手段
と、傘に残留した雨水を絞り取るために使用される第2
の水切り手段と、をアウターケース内に備えた傘の水切
り機である。そして、前記第1の水切り手段が、傘の出
し入れが可能で且つ振り動かすことができる充分な広さ
の開口部を有すると共に、傘を収容でき且つ振り動かす
ことができる充分な広さの内部空間を有する筐体部と、
前記筐体部の内部側壁に固定される第1の緩衝部材と、
前記筐体部の底部に敷かれる第2の緩衝部材と、前記筐
体部の底部に形成され、前記筐体部の内部の水を前記筐
体部の外部に排出する排水口と、を備えている。又、前
記第2の水切り手段が、傘の出し入れを可能にする傘挿
入口と、前記傘挿入口から出し入れされる傘を挟圧する
と共に傘の外表面に摺接する吸水部材と、を備えたこと
を特徴としている。尚、筐体部とは、請求項1の筐体の
一部をアウターケースが構成する態様を示すものであ
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0060
【補正方法】変更
【補正内容】
【0060】 以上のような構成の本実施の形態によれ
ば、図5に示すように、石突き4aを下にした状態の傘
4を筐体53の内部に挿入し、傘4を振り動かして(例
えば、図5の矢印X,Y方向に動かして)、傘4を第1
の緩衝部材56に打ち付けたり、傘4の石突き4aを第
2の緩衝部材58に突き当てることにより、傘4に付着
した雨滴を叩き落とすことができる。又、傘4を振り動
かして、傘4の外表面を第1の緩衝部材56に擦り付け
ることにより、傘4の外表面に付着した雨水を第1の緩
衝部材56で吸水することができる。そして、傘4から
叩き落とされた雨水は、排水溝60及び排水口61を介
して筐体53の外部に排出される。尚、傘4を打ち付け
る部分や突き当てる部分に緩衝部材56,58が配置さ
れているため、傘4を損傷させることがなく、又、傘4
の水切り時における衝撃音の発生を抑えることができ
る。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傘の外表面に付着した雨滴を叩き落とす
    ために使用される第1の水切り手段と、傘に残留した雨
    水を絞り取るために使用される第2の水切り手段、これ
    ら第1の水切り手段と第2の水切り手段とを着脱可能に
    収容するアウターケースと、を備え、 前記第1の水切り手段が、 傘の出し入れが可能で且つ振り動かすことができる充分
    な広さの開口部を有すると共に、傘を収容でき且つ振り
    動かすことができる充分な広さの内部空間を有する筐体
    と、 前記筐体の内部側壁に固定される第1の緩衝部材と、 前記筐体の底部に敷かれる第2の緩衝部材と、 前記筐体の底部に形成され、前記筐体の内部の水を前記
    筐体の外部に排出する排水口と、を備え、 前記第2の水切り手段が、 傘挿入口を有する枠体と、 前記枠体に取り付けられ、前記傘挿入口から出し入れさ
    れる傘を挟圧すると共に傘の外表面に摺接する吸水部材
    と、 を備えたことを特徴とする傘の水取り機。
  2. 【請求項2】 傘の外表面に付着した雨滴を叩き落とす
    ために使用される第1の水切り手段と、傘に残留した雨
    水を絞り取るために使用される第2の水切り手段と、を
    アウターケース内に備え、 前記第1の水切り手段が、 傘の出し入れが可能で且つ振り動かすことができる充分
    な広さの開口部を有すると共に、傘を収容でき且つ振り
    動かすことができる充分な広さの内部空間を有する筐体
    部と、 前記筐体部の内部側壁に固定される第1の緩衝部材と、 前記筐体部の底部に敷かれる第2の緩衝部材と、 前記筐体部の底部に形成され、前記筐体部の内部の水を
    前記筐体部の外部に排出する排水口と、を備え、 前記第2の水切り手段が、 傘の出し入れを可能にする傘挿入口と、 前記傘挿入口から出し入れされる傘を挟圧すると共に傘
    の外表面に摺接する吸水部材と、 を備えたことを特徴とする傘の水取り機。
  3. 【請求項3】 傘の出し入れが可能で且つ振り動かすこ
    とができる充分な広さの開口部を有すると共に、傘を収
    容でき且つ振り動かすことができる充分な広さの内部空
    間を有する筐体と、 前記筐体の内部側壁に固定され、緩衝機能と吸水機能を
    有する第1の緩衝部材と、 前記筐体の底部に敷かれる第2の緩衝部材と、 前記筐体の底部に形成され、前記筐体と前記第2の緩衝
    部材の隙間から流下する水を筐体外部に排出する排水口
    と、 を備えたことを特徴とする傘の水切り機。
  4. 【請求項4】 傘挿入口を有する筐体の内部に、前記傘
    挿入口から筐体内部に出し入れされる傘を挟圧すると共
    に傘の外表面に摺接する吸水部材が配置されたことを特
    徴とする傘の水切り機。
  5. 【請求項5】 傘挿入口を有する筐体の内部に、前記傘
    挿入口から筐体内部に出し入れされる傘を挟圧すると共
    に傘の外表面に摺接する吸水部材と、傘を挟圧すると共
    に傘の外表面に転接する吸水ローラとが配置されたこと
    を特徴とする傘の水切り機。
  6. 【請求項6】 石突きを下にした傘を人の歩行方向に沿
    って案内する傘案内路が形成された筐体と、 前記筐体の内部で且つ前記傘案内路の両側にそれぞれ配
    置され、傘の進行方向に対して直交する方向へ突出する
    凸部が所定の間隔で複数形成された吸水部材と、を備え
    たことを特徴とする傘の水切り機。
  7. 【請求項7】 前記吸水部材が、前記傘に摺接する側面
    と、この側面から下方へ向かうにしたがって前記傘から
    離間する傾斜面と、を備えたことを特徴とする請求項
    1、2、4、又は5のいずれか1項に記載の傘の水切り
    機。
  8. 【請求項8】 石突きを下にした傘を人の歩行方向に沿
    って案内する傘案内路が形成された筐体と、 前記筐体の内部で且つ前記傘案内路の両側にそれぞれ配
    置され、傘の進行方向に対して直交する方向へ突出する
    凸部が所定の間隔で複数形成された第1の吸水部材と、 前記第1の吸水部材よりも傘の進行方向下流側の筐体の
    内部で且つ前記傘案内路の両側にそれぞれ配置され、傘
    を挟圧して雨水を絞り取る第2の吸水部材と、 前記第2の吸水部材の傘の進行方向上流側に配置され、
    傘の先端部分の進行を邪魔する進行阻止部材と、 を備えたことを特徴とする傘の水切り機。
  9. 【請求項9】 石突きを下にした傘を人の歩行方向に沿
    って案内する傘案内路が形成された筐体と、 前記筐体の内部で且つ前記傘案内路の両側にそれぞれ配
    置された吸水機能及び緩衝機能を有する吸水部材と、を
    備えたことを特徴とする傘の水切り機。
  10. 【請求項10】 石突きを下にした傘を人の歩行方向に
    沿って案内する傘案内路が形成された筐体と、 前記筐体の内部で且つ前記傘案内路の両側にそれぞれ配
    置された吸水機能及び緩衝機能を有する第1の吸水部材
    と、 前記第1の吸水部材よりも傘の進行方向下流側の筐体の
    内部で且つ前記傘案内路の両側にそれぞれ配置され、傘
    を挟圧して雨水を絞り取る第2の吸水部材と、 前記第2の吸水部材の傘の進行方向上流側に配置され、
    傘の先端部分の進行を邪魔する進行阻止部材と、 を備えたことを特徴とする傘の水切り機。
  11. 【請求項11】 石突きを下にした傘を人の歩行方向に
    沿って案内する傘案内路が形成された筐体と、 前記筐体の内部で且つ前記傘案内路の両側にそれぞれ所
    定の間隔を開けて複数配置されると共に、傘案内路に突
    出するように配置された吸水機能及び緩衝機能を有する
    吸水部材と、 を備えたことを特徴とする傘の水切り機。
  12. 【請求項12】 石突きを下にした傘を人の歩行方向に
    沿って案内する傘案内路が形成された筐体と、 前記筐体の内部で且つ前記傘案内路の両側にそれぞれ所
    定の間隔を開けて複数配置されると共に、傘案内路に突
    出するように配置された吸水機能及び緩衝機能を有する
    第1の吸水部材と、 前記第1の吸水部材よりも傘の進行方向下流側の筐体の
    内部で且つ前記傘案内路の両側にそれぞれ配置され、傘
    を挟圧して雨水を絞り取る第2の吸水部材と、 前記第2の吸水部材の傘の進行方向上流側に配置され、
    傘の先端部分の進行を邪魔する進行阻止部材と、 を備えたことを特徴とする傘の水切り機。
  13. 【請求項13】 前記筐体の底部に、前記傘の石突きに
    間欠的に当接する突起部を複数備えた底板部材が配置さ
    れたことを特徴とする請求項6、8〜12のいずれか1
    項に記載の傘の水切り機。
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