JP2000083357A - ステータコイルの形成方法 - Google Patents

ステータコイルの形成方法

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JP2000083357A
JP2000083357A JP10251037A JP25103798A JP2000083357A JP 2000083357 A JP2000083357 A JP 2000083357A JP 10251037 A JP10251037 A JP 10251037A JP 25103798 A JP25103798 A JP 25103798A JP 2000083357 A JP2000083357 A JP 2000083357A
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pole teeth
magnet wire
yoke
stator coil
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Tsutomu Kawamura
勉 川村
Toyonobu Yamada
豊信 山田
Toshiichi Sato
敏一 佐藤
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環状をなすアウタヨークの内周部に複数の磁
極ティースが突設されたステータコアにおいて、磁極テ
ィースの周りにマグネットワイヤーを直接的に巻き付け
る場合であっても、隙間なくマグネットワイヤーを巻き
付けることができるようにする。 【解決手段】 展開コア17の状態で、磁極ティース1
4に対してマグネットワイヤー26を巻き付けることに
よりステータコイル16を形成する。このとき、磁極テ
ィース14のうち単位ヨーク部20近傍部分では、マグ
ネットワイヤー26をステータコアの外周側に引き寄せ
ながら巻き付ける。一方、磁極ティース14のうち単位
ヨーク部20近傍を除く部分では、リード送りパターン
でノズル29を移動させながらマグネットワイヤー26
を巻き付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステータコアの磁
極ティースにステータコイルを形成するための方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、展開コアを環状に変形させるこ
とによりステータコアを形成する方法がある。図5は、
このような展開コア1の一例を示している。即ち、展開
コア1は、複数の単位コア2をつなぎ部3により一体に
連結した構成となっている。各単位コア2は、ステータ
コアのうちのアウタヨークに対応する単位ヨーク部4
と、この単位ヨーク部4の凹面状部4aに突設された磁
極ティース5とを備えている。
【0003】このような構成の展開コア1を環状に変形
させることにより、環状をなすアウタヨークの内周部に
複数の磁極ティース5が突設されてなるステータコアが
構成される。
【0004】この場合、各磁極ティース5に巻装される
ステータコイルは、展開コア1の状態で、磁極ティース
5の周りにマグネットワイヤーを直接的に巻き付けるこ
とにより形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、磁極ティース
5の周りのうち単位ヨーク部4近傍の領域は、前記凹面
状部4aの両端部に遮られてマグネットワイヤーを巻き
付けにくく、隙間が生じてしまうという問題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、ヨークから突出
する磁極ティースにマグネットワイヤーを巻き付ける場
合に、隙間なくマグネットワイヤーを巻き付けることが
できるステータコイルの形成方法を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のステ
ータコイルの形成方法は、ヨークから突出する磁極ティ
ースにマグネットワイヤーを巻き付けることによりステ
ータコイルを形成する方法であって、前記アウタヨーク
近傍部分に対しては、前記マグネットワイヤーを前記ヨ
ーク側に引き寄せながら前記磁極ティースに巻き付ける
ようにしたことを特徴とする。この方法によれば、磁極
ティースのうちのヨーク近傍部分であってもマグネット
ワイヤーを隙間なく巻き付けることができる。
【0008】この場合、磁極ティースのヨーク近傍部分
のうち前記磁極ティースの周方向両端面ではマグネット
ワイヤーを前記磁極ティースの延びる方向に移動させる
ことを中止して巻き付け、前記磁極ティースの軸方向両
端面では前記マグネットワイヤーを前記ヨーク側に移動
させて巻き付けると良い(請求項2の発明)。
【0009】また、磁極ティースのうちヨーク近傍部分
に対してマグネットワイヤーを前記ヨーク側に引き寄せ
ながら巻き付ける回数は、ステータコイルの外層部より
も内層部の方が多いことが好ましい(請求項3の発
明)。
【0010】このような構成によれば、磁極ティースの
うちヨーク近傍部分に対してより多くのマグネットワイ
ヤーを巻き付けることができる。
【0011】また、磁極ティースのうちヨーク近傍を除
く部分に対して、マグネットワイヤーを、該マグネット
ワイヤーの外径寸法と略同一ピッチで前記磁極ティース
の延びる方向に移動させながら前記磁極ティースの周り
を一回転させることにより巻き付けたり(請求項4の発
明)、マグネットワイヤーを前記磁極ティースの周りを
一回転させた後、前記マグネットワイヤーの外径寸法と
略同一ピッチで前記磁極ティースの延びる方向に移動さ
せることにより巻き付けたりすることも良い方法である
(請求項5の発明)。
【0012】これらの方法によれば、磁極ティースのう
ちのヨーク近傍を除く部分に対してマグネットワイヤー
を隙間なく且つ整列状態で巻き付けることができるの
で、磁極ティース全体に対してより一層、多くのマグネ
ットワイヤーを巻き付けることができる。
【0013】また、請求項6の発明は、ヨークから突出
する磁極ティースにマグネットワイヤーを巻き付けるこ
とによりステータコイルを形成する方法であって、前記
磁極ティースのうち内周部分及び外周部分では、前記マ
グネットワイヤーを前記磁極ティースの周りを一回転さ
せた後、前記マグネットワイヤーの外径寸法と略同一ピ
ッチで前記磁極ティースに沿う方向に移動させることに
より巻き付けるようにし、残りの部分では、前記マグネ
ットワイヤーを該マグネットワイヤーの外径寸法と略同
一ピッチで前記磁極ティースに沿う方向に移動させなが
ら前記磁極ティースの周りを一回転させることにより巻
き付けるようにしたところに特徴を有する。この方法に
よれば、磁極ティースに対してマグネットワイヤーを隙
間なく且つ整列状態に巻き付けることができる。
【0014】そして、上記した各方法においては、単位
ヨーク部及び磁極ティースを有する複数の単位コアがそ
れぞれ一体のつなぎ部により連結して構成された展開コ
アの前記磁極ティースにマグネットワイヤーを巻き付け
た後、前記展開コアを環状に変形させるようにすると良
い(請求項7の発明)。この方法によれば、磁極ティー
スにマグネットワイヤーを巻き付ける作業が比較的容易
になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1な
いし図4を参照して説明する。まず、図4には、本発明
が適用されたステータ11が示されている。このステー
タは、例えば3相DCブラシレスモータを構成するもの
で、そのステータコア12は、環状をなすアウタヨーク
13と、このアウタヨーク13の内周部に突設された例
えば6個の磁極ティース14とから構成されている。ま
た、前記磁極ティース14には、絶縁体15を介してス
テータコイル16が巻装されている。前記絶縁体15及
び前記ステータコイル16については後述する。
【0016】前記ステータコア12は、図1に示す展開
コア17を環状に変形させることにより構成されてい
る。前記展開コア17は、「ポキポキ鉄心」と称される
もので、6個の単位コア18がつなぎ部19により連結
されて構成されている。また、各単位コア18は、円弧
状をなす単位ヨーク部20と、この単位ヨーク部20の
凹面状部20aに一体に形成された磁極ティース14と
から構成されている。尚、前記凹面状部20aは、アウ
タヨーク13の内周面に相当する部分である。
【0017】また、前記展開コア17は、図2に示す帯
状の打抜鋼板21が多数枚積層されて構成されている。
前記打抜鋼板21は、6個の単位コア片部22がつなぎ
部23により連結されている。そして、各単位コア片部
22は、円弧状をなす単位ヨーク片部24と磁極ティー
ス片部25とから構成されている。
【0018】このとき、各単位ヨーク片部24の両端辺
部のうち一方の辺部は磁極ティース片部25の延びる方
向と略平行で、他方の辺部は外周側から内周側に向かっ
て磁極ティース片部25側に傾斜するように構成されて
いる。また、前記単位ヨーク片部24の一方の辺部は、
先端部のうち内周側の三角形状をなす部分t(図2中、
破線で示す)が切り取られたような形状をなしている。
そして、このような打抜鋼板21を例えば1枚毎に表裏
反転させて積層することにより上記展開コア17が構成
されている。
【0019】従って、前記展開コア17の各単位ヨーク
部20の両端面は凸凹状になっており、展開コア17を
環状に変形させたときに、隣接する単位ヨーク部20の
端面部に交互に入り込むようになっている。また、展開
コア17の単位ヨーク部20の凹面上部20aの両端部
20bは、磁極ティース14と略直交するようになって
いる。
【0020】さて、前記絶縁体15は、展開コア17の
状態で例えば射出成型により前記磁極ティース14の周
り及び前記単位ヨーク部20の凹面状部20aの表面に
直接的に形成されている。このとき、図1及び図2に示
すように、前記絶縁体15のうち単位ヨーク部側20の
端部には、単位ヨーク部20の軸方向端面の一部を覆う
覆い部15aが設けられている。また、前記絶縁体15
のうち磁極ティース14の先端部側の端部に、磁極ティ
ースの軸方向端面に対して略直角に立ち上がる立上がり
部15bが設けられている。
【0021】また、前記ステータコイル16は、絶縁体
15で覆われた各磁極ティース14に対して展開コア1
7の状態でマグネットワイヤー26を巻回することによ
り巻装される。以下、ステータコイル16の形成方法に
ついて図1及び図3を参照しながら説明する。
【0022】図1に示すように、前記マグネットワイヤ
ー26の巻回装置27は、マグネットワイヤー26が巻
回されたドラム28と、このドラム28から送られるマ
グネットワイヤー26を前記磁極ティース14の周りに
巻回するノズル29とから主に構成されている。前記ノ
ズル29は、図示しない駆動装置により磁極ティース1
4の周囲を旋回移動されると共に、磁極ティース14の
延びる方向(図1に矢印Aで示す方向)に移動されるよ
うに構成されている。
【0023】このようなノズル29の移動により、マグ
ネットワイヤー26は前記ノズル29の吐出口29aか
ら順次送り出され、磁極ティース14の周りに順次巻回
される。このとき、各巻回層のうち単位ヨーク部20近
傍を除く部分においては、前記ノズル29は、磁極ティ
ース14の周りを1回旋回する間にマグネットワイヤー
26の外径寸法と略同一ピッチで矢印A1或いはA2方
向に移動するという所謂リード送りパターンで移動され
る。これにより、マグネットワイヤー26は、磁極ティ
ース14の周りに隙間なく且つ整然と巻回される。
【0024】さらに、図1に示すように、本実施例にお
いては、ステータコイル16の最外面の磁極ティース1
4に対する傾斜角度が約30°となるようにマグネット
ワイヤー26が巻回されている。これにより、展開コア
17を環状に変形したとき、即ち、ステータ11の完成
状態において、各磁極ティース14に巻装されたステー
タコイル16が互いに干渉しない最大量のステータコイ
ル16を各磁極ティース14に巻装することができる。
【0025】一方、磁極ティース14のうち単位ヨーク
部20近傍部分では、図3に示すようにノズル29を移
動させてマグネットワイヤー26を磁極ティース14に
巻回している。ここで、単位ヨーク部20近傍とは、概
ね、単位ヨーク部20の凹面状部20a両端部を通る平
面よりも単位ヨーク部20側の領域である。
【0026】ここで、図3は、図1に示す展開コア17
の一個の磁極ティース14を取り出して示したもので、
(a)は、磁極ティースを周方向一方側から見た図(図
1中、X−X線に沿う断面図)、(b)は磁極ティース
14を軸方向一方側から見た図(平面図)である。ま
た、図3中、折れ線P1は磁極ティース14のうち単位
ヨーク部20近傍部分におけるノズル29の吐出口29
aの移動軌跡を、直線P2は、磁極ティース14のうち
単位ヨーク部20近傍を除く部分におけるノズル29の
吐出口29aの移動軌跡を示している。さらに、図3に
おいて、上側はステータ11の内周側、下側はステータ
11の外周側を示している。尚、図示はしないが、磁極
ティース14の周方向他方側の面及び軸方向他方側の面
における移動軌跡も同様である。
【0027】即ち、磁極ティース14の周りのうち周方
向側の面にマグネットワイヤー26を巻き付けるとき
は、図3(a)に示すように、ノズル29の吐出口29
aは、まず、線分abに示すように外周側から内周側に
向かって移動し、次いで線分dcに示すように磁極ティ
ース14と直交する方向に移動され、最後に、線分cd
に示すように内周側から外周側に向かって移動する。
【0028】一方、磁極ティース14の周りのうち軸方
向側の面にマグネットワイヤー26を巻き付けるとき
は、図3(b)に示すように、ノズル29の吐出口29
aは、線分bcに示すように、磁極ティース14と直交
する方向に移動される。
【0029】尚、以上の方法によって磁極ティース14
のうち単位ヨーク部20近傍部分にマグネットワイヤー
26を巻き付けるターン数は、ステータコイル16の最
内層部及びその次の層では例えば4ターンとし、外層部
にいくにつれて適宜減らしていき、最外層部では1ター
ンとすると良い。
【0030】このような本実施例によれば、磁極ティー
ス14にマグネットワイヤー26を巻き付けるとき、単
位ヨーク部20近傍部分に対しては、マグネットワイヤ
ー26をステータコア12の外周側に引き寄せながら巻
き付けるようにした。従って、磁極ティース14のうち
単位ヨーク部20(アウタヨーク13)近傍部分にもマ
グネットワイヤー26を巻き付けることができる。
【0031】しかも、本実施例においては、単位ヨーク
部20近傍部分に対してマグネットワイヤー26をステ
ータコア12の外周側に引き寄せながら巻き付ける回数
をステータコイル16の最内層部に対応する部分で多く
し、外層部にいくにつれて徐々に少なくした。従って、
単位ヨーク部20の凹面状部20aのうちより窪んでい
るところに対してより多くのマグネットワイヤー26を
入り込ませることができる。
【0032】また、本実施例においては、磁極ティース
14のうち単位ヨーク部20近傍を除く部分ではリード
送りパターンでノズル29を移動させてマグネットワイ
ヤー26を巻回した。従って、磁極ティース14のうち
単位ヨーク部20近傍を除く部分に、マグネットワイヤ
ー26を隙間なく且つ整列状態で巻き付けることができ
る。そのため、磁極ティース14全体として、多くのマ
グネットワイヤー26を巻き付けることができるので、
このようなステータからモータを構成したときに、その
モータ効率の向上を図ることができる。
【0033】さらに、本実施例では、展開コア17を環
状に変形させることによりステータコア12構成し、前
記展開コア17の状態で磁極ティース14にマグネット
ワイヤー26を巻き付けるようにした。そのため、環状
のステータコア12の状態で磁極ティース14にマグネ
ットワイヤー26を巻き付ける場合に比べて作業性が向
上する。
【0034】尚、上記実施例では、磁極ティース14の
うち単位ヨーク部20近傍を除く部分では、リード送り
パターンでマグネットワイヤー26を磁極ティース14
に巻回するようにしたが、これに代えて、ピッチ送りパ
ターンでマグネットワイヤー26を巻回するよにしても
良い。このピッチ送りパターンは、マグネットワイヤー
26を、前記磁極ティース14の周りを一回転させた
後、前記マグネットワイヤー26の外径寸法と略同一ピ
ッチで前記磁極ティース14の延びる方向に移動させる
パターンである。
【0035】また、磁極ティース14のうち単位ヨーク
部20近傍を除く部分に対してマグネットワイヤー26
を巻き付けるとき、ステータコア12の内周側及び外周
側ではピッチ送りパターンで巻き付け、その他の部分で
はリード送りパターンで巻き付けるようにしても良い。
これらの方法でマグネットワイヤー26を巻き付けた場
合でも、磁極ティース14に対してマグネットワイヤー
26を隙間なく且つ整列状態で巻き付けることができ
る。
【0036】さらに、上記実施例では、単位コアがつな
ぎ部で連結された構成の展開コアを環状に変形させるこ
とによりステータコアを構成したが、これに限定される
ものではなく、それぞれ独立した単位コアを環状に配置
して単位コア間を溶接することによりステータコアを形
成しても良い。この場合、独立した単位コアの状態で、
磁極ティースにマグネットワイヤーを巻き付けた後、前
記単位コアを環状にしてステータコアを形成すると良
い。
【0037】また、本発明の方法は、環状のステータコ
アに対して各磁極ティースにマグネットワイヤーを巻き
付ける場合にも適用できる。磁極ティースの数は6個に
限られるものではない。
【0038】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のステータコイルの形成方法によれば、磁極ティースの
うちアウタヨーク近傍部分においても、より多くのマグ
ネットワイヤーを巻き付けることができ、ステータのス
ロット内のステータコイルの占有率を高めることができ
るので、このような方法で構成されたステータをロータ
と組み合わせてモータを構成したときにモータ効率の向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、展開コアの状
態で磁極ティースにマグネットワイヤーを巻き付ける様
子を説明するための図
【図2】打抜鋼板の平面図
【図3】ノズルの吐出口の移動軌跡を示す図((a)は
磁極ティースを図1中、X方向から見たとき、(b)は
磁極ティースを軸方向から見たとき)
【図4】ステータの平面図
【図5】従来構成を説明するための図
【符号の説明】
図中、11はステータ、12はステータコア、13はア
ウタヨーク(ヨーク)、14は磁極ティース、15は絶
縁体、16はステータコイル、17は展開コア、18は
単位コア、19はつなぎ部、21は打抜鋼板、26はマ
グネットワイヤーを示す。
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 敏一 三重県三重郡朝日町大字繩生2121番地 株 式会社東芝三重工場内 Fターム(参考) 5H603 AA09 BB01 BB12 CA01 CB02 CB26 CC05 CC07 CC17 CD21 CE01 EE10 FA01 5H615 AA01 BB01 BB14 PP01 PP07 PP10 PP11 PP13 QQ02 QQ19 RR01 SS03 SS05 SS11 SS44

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヨークから突出する磁極ティースにマグ
    ネットワイヤーを巻き付けることによりステータコイル
    を形成する方法において、 前記ヨーク近傍部分に対しては、前記マグネットワイヤ
    ーを前記ヨーク側に引き寄せながら前記磁極ティースに
    巻き付けるようにしたことを特徴とするステータコイル
    の形成方法。
  2. 【請求項2】 磁極ティースのヨーク近傍部分のうち前
    記磁極ティースの周方向両端面ではマグネットワイヤー
    を前記磁極ティースの延びる方向に移動させることを中
    止して巻き付け、前記磁極ティースの軸方向両端面では
    前記マグネットワイヤーを前記ヨーク側に移動させて巻
    き付けることを特徴とする請求項1記載のステータコイ
    ルの形成方法。
  3. 【請求項3】 磁極ティースのうちヨーク近傍部分に対
    してマグネットワイヤーを前記ヨーク側に引き寄せなが
    ら巻き付ける回数は、ステータコイルの外層部よりも内
    層部の方が多いことを特徴とする請求項1または2記載
    のステータコイル形成方法。
  4. 【請求項4】 磁極ティースのうちヨーク近傍を除く部
    分に対して、マグネットワイヤーを、該マグネットワイ
    ヤーの外径寸法と略同一ピッチで前記磁極ティースの延
    びる方向に移動させながら前記磁極ティースの周りを一
    回転させることにより巻き付けるようにしたことを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれかに記載のステータコ
    イルの形成方法。
  5. 【請求項5】 磁極ティースのうちヨーク近傍を除く部
    分に対して、マグネットワイヤーを前記磁極ティースの
    周りを一回転させた後、前記マグネットワイヤーの外径
    寸法と略同一ピッチで前記磁極ティースの延びる方向に
    移動させることにより巻き付けるようにしたことを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれかに記載のステータコ
    イルの形成方法。
  6. 【請求項6】 ヨークから突出する磁極ティースにマグ
    ネットワイヤーを巻き付けることによりステータコイル
    を形成する方法において、 前記磁極ティースのうち内周部分及び外周部分では、前
    記マグネットワイヤーを前記磁極ティースの周りを一回
    転させた後、前記マグネットワイヤーの外径寸法と略同
    一ピッチで前記磁極ティースに沿う方向に移動させるこ
    とにより巻き付けるようにし、残りの部分では、前記マ
    グネットワイヤーを該マグネットワイヤーの外径寸法と
    略同一ピッチで前記磁極ティースに沿う方向に移動させ
    ながら前記磁極ティースの周りを一回転させることによ
    り巻き付けるようにしたことを特徴とするステータコイ
    ルの形成方法。
  7. 【請求項7】 単位ヨーク部及び磁極ティースを有する
    複数の単位コアがそれぞれ一体のつなぎ部により連結し
    て構成された展開コアの前記磁極ティースにマグネット
    ワイヤーを巻き付けた後、前記展開コアを環状に変形さ
    せるようにしたことを特徴とする請求項1ないし6のい
    ずれかに記載のステータコイルの形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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