JP2000083034A - インタフェース装置及び周波数変動試験方法 - Google Patents

インタフェース装置及び周波数変動試験方法

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JP2000083034A JP25268698A JP25268698A JP2000083034A JP 2000083034 A JP2000083034 A JP 2000083034A JP 25268698 A JP25268698 A JP 25268698A JP 25268698 A JP25268698 A JP 25268698A JP 2000083034 A JP2000083034 A JP 2000083034A
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clock
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陽三 池谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 試験用の発振装置を不要にでき、簡単な構成
で容易に周波数変動試験を行えるようにする。 【解決手段】 インタフェース装置の送信部において、
第1の送信タイミング情報生成手段24はネットワーク
クロックCNと送信ユーザクロックCTUとを用いて送信
ユーザクロックのタイミング情報である送信タイミング
情報XH(TRTS1〜TRTS4)を生成し、第2の送信タイミ
ング情報生成手段24′は任意の値を有する試験用送信
タイミング情報XH′(TRTS1′〜TRTS4′)を生成し、
セレクタ26は通常の通信時に第1の送信タイミング情
報生成手段から出力する送信タイミング情報XHを選択
し、対向局装置の試験時に試験用の送信タイミング情報
H′を選択し、セル組立手段25は送信ユーザデータ
TUとセレクタ26で選択した送信タイミング情報XH
またはXH′を固定長のセルに組立て、該セルを対向の
インタフェース装置に送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は送信すべきデータを
固定長のセルに組立てて伝送するネットワークにおける
インタフェース装置及び周波数変動試験方法に係わり、
特に、簡単な構成で周波数変動試験が可能なインタフェ
ース装置及び周波数変動試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】広帯域(Broadband)通信の実現手段とし
て、非同期転送モード(AsynchronousTransfer Mode : A
TM)を基本とするB-ISDN(Broadband-ISDN)の交換技術
が実用化されつつある。図6(a)〜図6(d)は広帯域ISDN
のシステム構成を示すもので、図では右から左へ行くAT
Mセルのみ示しているが、実際には双方向である。図6
(a)はATM交換機11にATM端末12,13が接続され、
これらATM端末間の通信がATM交換機を介してATMセルで
行う構成である。尚、図中、UNIはユーザ網インターフ
ェース(User Network Interface)を意味している。図6
(b)はATM端末12、13に様々なユーザ端末14,15
が接続された構成であり、ATM端末12、13はユーザ
端末のデータをATMセルに変換してATM交換機側に送出
し、またATM交換機より受信したATMセルをユーザ端末の
データに変換してユーザ端末に伝送する機能を有してい
る。図6(c)は他の網(例えばフレームリレー網frame r
elay network等)16、17とのインターワーキング機
能のためのインターワーキングファンクションユニット
(IWFU)18,19を配置した構成であり、図6
(d)はATM交換機11内にインターフェース変換部11a
を収容し、ATM交換機内で他の網のデータとATMセルとの
変換を行う構成である。
【0003】以上のような広帯域ISDNには一定のスピー
ドでユーザデータを送るサービス、すなわちCBRサービ
ス(Constant Bit Rate Service)がある。CBRサービス
では受信側のユーザクロック(受信ユーザクロック)の
タイミングを送信側のユーザクロックのタイミングと一
致させなくてはならない。送信側のユーザクロックが網
のクロックに同期している場合には、受信側で網のクロ
ックより受信ユーザクロックを生成することにより、送
信側及び受信側のユーザクロックのタイミングを一致さ
せることができる。しかし、送信側のユーザクロック
(音声の64kbps、ITU-DS勧告G700シリーズ等に規格化さ
れているDS1の1.544Mbps、DS3の44.736Mbps等)のタイ
ミングが網側のネットワーククロックのタイミングに同
期していない場合がある。例えば、図6(b)の構成にお
いてユーザ端末14,15が内蔵の独自のクロックを用
いてユーザデータを送出する場合、あるいは図6(c),
(d)において各網のネットワーククロックがATM網のネッ
トワーククロックと異なる場合等である。かかる場合、
送信ユーザクロックの周波数の公称値(Nominal Value)
がわかっていて、受信側が網のクロック(例:155.56MHz)
を分周して同じ公称値の受信ユーザクロックを生成して
も、受信ユーザクロックと送信ユーザクロックとの間に
タイミング的な誤差が生じ、忠実なCBRサービスを行え
ない。
【0004】以上から、受信ユーザクロックを送信ユー
ザクロックに同期させる方法としてSRTS(synchronous
Residual Time Stamp)法が提案されている。このSRTS
法は送信側でATMセルに送信ユーザクロックのタイミン
グ情報を含ませ、受信側で送信ユーザクロックのタイミ
ング情報を抽出し、該タイミング情報に基づいて受信ユ
ーザクロックを送信ユーザクロックに同期させるもので
ある。ユーザクロックのタイミング情報の伝送のため
に、ATMセルとしてITU-DS勧告I363等で規格化されてい
るAAL-1(ATM Adaptation Layer-1)が使用される。
【0005】図7はAALタイプ1(AAL-1)のATMセルのフ
ォーマット説明図であり、図8は1バイトのSAR-PDUヘ
ッダのフォーマット説明図である。AAL-1において、48
バイトの情報フィールドは47バイト長のSAR-PDUペイ
ロードと1バイト長のSAR-PDU(PDU: Protocol Data Uni
tの略)ヘッダとから構成されている。47バイト長のSA
R-PDUペイロードはユーザデータを転送するために使用
され、1バイト長のSAR-PDUヘッダは、4ビットのSN(S
equence Number)フィールドと4ビットのSNP(Sequence
Number Protection)フィードで構成されている。SNフ
ィールドは2つのサブフィールドのCSI(Convergence S
ublayerIdentifier)とSC(Sequence Count) に分割さ
れ、SNPフィールドも2つのサブフィールドのCRC(Cycl
ic Redundancy Check)とEPB(Even Parity Bit)に分割
される。SCはセルを1〜8の循環数(1,2,・・・,8,1,2,・・
・,8,1,・・・)でカウントするもので、このSCによりセル
の順番を監視することができる。CRCとEPBによりSNのエ
ラー検出及び訂正を行う。CRCはSNに対する多項式(G
(X)=X3+X+1)による値であり、EPBはSAR-PDUヘッ
ダの偶数パリテイビットである。CSIビットはAAL-1のCS
(Convergence Sublayer)の機能であり、以下に述べる
ようにユーザクロックのタイミング情報の伝送と再生に
使用する。
【0006】SRTS法において、ユーザクロックのタイミ
ング情報はRTS(Residual TimeStamp)とよばれる4
ビットの情報(RTS4、RTS3、RTS2、RTS1)によって構成
される。このRTS情報はAAL-1のCS機能であるCSIビッ
トによって転送される。図9はRTS情報フォーマット
の構成説明図である。RTS情報フォーマットはATMセ
ルの8セル分のマルチフレーム構成になっている。ユー
ザデータはSAR-PDUペイロードで転送されるので、ATMセ
ルの8セル分の中の、ユーザデータのビット数は3008ビ
ット(8セル×47バイト×8ビット)である。CSIビットはS
C(Sequence Count)値の0〜7に対応して8ビット構成
(CSI0〜CSI7)となっており、SC値=1,3,5,7の
ATMセルのCSIビット(CSI1,CSI3,CSI5,CSI7)によっ
て4ビットのRTS情報が伝送される。すなわち、RT
S4はSC=1のATMセルによって、RTS3はSC=3のA
TMセルによって、RTS2はSC=5のATMセルによっ
て、RTS1はSC=7のATMセルによってそれぞれ転送
される。
【0007】図10はRTS情報の生成周期の説明図で
ある。CBRサービスでは送信ユーザデータDTUは、コン
スタントなスピードのデータであり、そのデータに同期
するクロックを図では送信ユーザクロックCTUとしてい
る。ATMセルでは、この送信ユーザデータDTUの情報をS
AR-PDUペイロードで送信し、送信ユーザクロックCT U
タイミング情報であるRTS情報をCSIビットで送信
する。そのため、送信ユーザクロックの周波数をfTU
ユーザデータ1ビット分の時間をTTU=1/fTUとする
と、RTS情報の生成周期TTS=TTU×3008である。R
TSデータの生成のためのクロックを送信RTSサンプ
リングタイミングクロックCTSとすると、RTS情報は
このクロックCTSの立上りで生成され、この送信RTS
サンプリングタイミングクロックCTSは送信ユーザクロ
ックCTUを1/3008に分周したものである。
【0008】また、SRTSにおいては網側の回線タイミン
グに同期したネットワーククロック周波数fN(例:15
5.56MHz)を分周してネットワーク分周クロックCNX(周
波数fNX=fN/2N,1/2N=分周比)を生成する。
分周比1/2Nはネットワーク分周クロック周波数fNX
とユーザクロック周波数の公称値(Nominal Value)fNO
Mの比が、1≦(fNX/fNOM)<2の範囲になるように
を決める。次に、ネットワーク分周クロック周波数fNX
を4ビットバイナリカウンタで分周し、fNX/21、f
NX/22、fNX/23、fNX/24の周波数のネットワー
クタイミング情報Q1,Q2,Q3,Q4を生成する。ネッ
トワークタイミング情報Q1,Q2,Q3,Q4を送信サン
プリングクロックCTSの立上りでサンプリングした値が
それぞれRTS1、RTS2、RTS3、RTS4となり、RTS情報と
なる。RTS情報の生成及び、その伝送のフォーマット
に関しては、国際勧告において、上記のように規定され
ている。
【0009】図11は国際勧告に従って送信RTS情報
を作成して送信する場合のRTS生成及び送信部の構成
図である。ATMセル分解部20はATM網から受信したATM
セルRATMに含まれるネットワーククロックCN(周波数
N:例として155.56MHz)をPLL(Phase Locked Loop)
により抽出して出力する。ネットワーククロック分周部
21はこの網側の回線タイミングに同期したネットワー
ククロックCNを分周してネットワーク分周クロックC
NXを出力する。この場合、ネットワーククロック分周部
21はネットワーク分周クロックfNXとユーザクロック
周波数の公称値fNOMの比が1≦(fNX/fNO M)<2の範
囲となるように1/2N(Nは整数)に分周する。例え
ば、DS1伝送では送信ユーザクロック周波数の公称値f
NOMが1.544MHzであるから、ネットワーククロック周波
数fNが155.56MHzであれば、N=6となり、ネットワー
ク分周クロック周波数はfNX=155.56MHz/26=2.43MHz
となる。同様にDS3伝送では、N=1となり、fNX=15
5.56MHz/2=77.78MHzとなる。
【0010】ついで、4ビットバイナリカウンタ部22
はネットワーク分周クロックCNXを計数し、4段の各ス
テージより周波数がfNX/21,fNX/22,fNX
3,fNX/24のネットワークタイミング情報Q1
2,Q3,Q4を出力する。一方、送信分周カウンタ部
23は送信ユーザデータDTUに同期した送信ユーザクロ
ックCTU(周波数fTU)を3008分周して送信RTSサン
プリングクロックCTS(周波数fTS=fTU/3008)を出
力する。
【0011】送信RTS生成部24は、ネットワークタ
イミング情報Q1,Q2,Q3,Q4を送信RTSサンプリ
ングクロックCTSの立上りでサンプリングして送信RT
S情報TRTS1、TRTS2、TRTS3、TRTS4として出力する。送
信ユーザクロックCTUの周波数fTUが変動すると、送信
RTSサンプリングクロックCTSの立上り時刻が変動す
るから、送信RTS情報TRST1〜TRST4の値XHも変化す
る。換言すれば、送信RTS情報には送信ユーザクロッ
クCTUのタイミング情報が含まれている。
【0012】ATMセル組立部25は送信ユーザデータD
TUとそれに同期した送信ユーザクロックCTUと送信RT
S生成部24から入力される送信RTS情報を用いて、
3008×TTU毎に8個のATMセルTATMを組み立て、該
ATMセルをネットワーククロックCN(fN=155.56MHz)
に同期してATM網に送出する。図12はRTS情報を用
いて送信ユーザクロックと同期した受信ユーザクロック
を生成する受信部の構成図である。図中、70は受信ユ
ーザクロック調整部、71は受信ユーザクロックCRU
タイミング情報である内部RTS情報IRTS1〜IRTS4とそ
れに同期した受信RTSクロックCRCKを生成する内部
RTS情報生成部である。72は送信側より送られてき
たATMセルに含まれるRTS情報(受信RTS情報とい
うが実際は送信側から送られた送信RTS情報である)
RRTS1〜RRTS4と内部RTS情報IRTS1〜IRTS4との差分を
演算する演算部、73は前記差がゼロとなるように受信
ユーザクロッCRUのタイミングを調整して出力するPL
L構成の受信ユーザクロック生成部である。81はATM
網から受信したATMセルよりネットワーククロックCN
抽出して内部RTS情報生成部71に入力し、かつ、受
信ATMセルをユーザデータDRUとRTS情報RRTS1〜RRTS
4に分解して出力するATM分解部である。
【0013】内部RTS情報生成部71は、ネットワー
ククロックCNの周波数と受信ユーザクロックCRUの周
波数を用いてSRTS法により受信ユーザクロックCRUのタ
イミング情報である内部RTS情報IRTS1〜IRTS4とそれ
に同期した受信RTSクロックCRCKを生成する。演算
部72は内部RTS情報IRTS1〜IRTS4と受信ATMセルに
含まれる受信RTS情報(送信側から送られた送信RT
S情報)RRTS1〜RRTS4との差を演算し、受信ユーザクロ
ック発生部73は該差がゼロとなるように受信ユーザク
ロックCRUのタイミングを調整して出力する。この結
果、受信ユーザクロックCRUのタイミング(周波数、位
相)を送信ユーザクロックCTUのタイミングに一致させ
ることができる。ATMセル分解部81は、ATM網から受信
したATMセルよりネットワーククロックCNを抽出して出
力し、かつ、受信ユーザクロック生成部73から入力す
る受信ユーザクロックCRUに同期してユーザデータDRU
を出力すると共に、受信RTSクロックCRCKに同期し
て受信RTS情報RRTS1〜RRTS4を出力する。
【0014】以上まとめると、送信側においてDS1また
はDS3 のPCM伝送データをAAL-1(ATMAdaptation Layer-
1)のATMセルフォーマットに変換し、しかる後、該セル
をATM網を介して伝送し、受信側において送信クロック
周波数に同期した受信クロックを発生し、該受信クロッ
クに同期してデータを出力する。DS1, DS3のPCM伝送路
をATMスイッチ(ATM交換機)にインターワーキング(int
erworking)する機能を回路エミュレーション(CE:Circui
t Emulation)という。図13(a)は、CE機能を備えたATM
インタフェース装置によりDS3のPCM伝送路をATMスイッ
チにインターワーキング(interworking)する場合のシ
ステム構成図、図13(b)は各部のレイヤ説明図であ
る。図13(a)において、51はATMスイッチ(ATM S
W)、52、53は端末(CPE)、54、55はDS3のPCM
伝送路、56、57はCE機能を備えたATMインタフェー
ス装置(DS3 CE INF)である。
【0015】ATMインタフェース装置56,57の送信
部は、PCM伝送路から到来するDS3のフレームフォーマッ
トを有するデータを図7のAAL-1(ATMAdaptation Layer-
1)のペイロード部にマッピング(mapping)すると共に、S
ARヘッダのCSIビットにユーザクロックのタイミング情
報(送信RTS情報)を含ませてATMスイッチに送出す
る。又、ATMインタフェース装置56,57の受信部
は、ATMセルに含まれる送信RTS情報を用いて受信ユ
ーザクロックを送信ユーザクロックに同期させると共
に、ATMセルをDS3のデータに変換してDS3のPCM伝送路に
送出する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上のような周波数情
報(RTS情報)を伝達する通信方式において、周波数
情報が確実に伝達されている事の確認および周波数変動
に対する追従性確認は、通信の信頼性を保つために必ず
しなければならない試験項目である。しかしながら、通
信回線上の周波数を変動させることは容易なことで無
く、対向する端末に高機能な試験装置または擬似端末を
接続した上に、高性能な発振装置が必要となる。図14
は従来の試験構成図であり、51はATMスイッチ(ATM S
W)、56、57はCE機能を備えたATMインタフェース装
置(NT1,NT2)、61、62はATMインタフェース装置5
6,57に接続された試験用の測定装置/擬似装置(測定
器)、63,64は測定器61,62に接続された周波
数可変用の高性能な発振機である。
【0017】周波数変動試験を行うには、測定器61に
接続された発振機63から必要な周波数変動を加えたク
ロックを出力する。測定器61はそのクロックに同期し
てDS1またはDS3のPCMデータをATMインタフェース装置5
6にPCM伝送する。ATMインタフェース装置56は測定器
01よりPCM伝送路を介して受信したPCMデータをAAL-1
タイプのATMセルのペイロード部にマッピング(mapping)
すると共に、周波数情報(RTS情報)を作成してATMセルの
SARヘッダのCSIビットに含ませてATMスイッチ51を介
して対向装置に送出する。対向側のATMインタフェース
装置57は、受信したATMセルの中から周波数情報(RTS
情報)を抽出し、該RTS情報に基いて受信クロックを
生成し、該受信クロックに同期してPCMデータを測定器
62に伝送する。測定器62は受信したPCMデータの周
波数の測定、ビットエラーの有無等を測定して、周波数
情報の伝達確認および周波数変動に対する追従性確認を
行う。尚、逆方向の試験を行うには、測定器62に接続
された発振機64から必要な周波数変動を加えたクロッ
クを出力する。
【0018】測定器63,64は比較的小型で高性能な
ものが主流であるが、周波数変動評価に必要な精度を備
えた発振装置はかなり大型で、高額なものが必要であ
る。このため、周波数変動等の試験は、装置メーカが出
荷試験時等において可能であるが、出荷後の現地調整等
で実施するのは設備上不可能であった。以上より、本発
明の目的は、試験用の発振機を不要にでき、簡単な構成
で容易に周波数変動試験を行えるインタフェース装置及
び周波数変動試験方法を提供することである。本発明の
別の日時は、簡単な構成で対向局側装置及び自局側装置
の周波数変動試験を行えるインタフェース装置及び周波
数変動試験方法を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題は、第1の本発
明によれば、ネットワーククロックと送信ユーザデー
タに同期した送信ユーザクロックとを用いて送信ユーザ
クロックのタイミング情報である送信タイミング情報を
生成する第1の送信タイミング情報生成手段、試験用
送信タイミング情報を生成する第2の送信タイミング情
報生成手段、通常の通信時に第1の送信タイミング情
報生成手段から出力する送信タイミング情報を選択し、
試験時に試験用送信タイミング情報を選択するセレク
タ、送信ユーザデータとセレクタで選択した送信タイ
ミング情報とを固定長のセルに組立て、該セルをネット
ワークに送出するセル組立手段とを用いてインタフェー
ス装置の送信部を構成することにより達成される。送信
ユーザクロックの位相、周波数が変化すると送信タイミ
ング情報(送信RTS情報)が変化する。送信タイミン
グ情報が変化すると、受信局側は受信ユーザクロックの
タイミング(位相、周波数)を変更して送信ユーザクロ
ックのタイミングに一致させ、該受信ユーザクロックに
同期してデータを読み取って送出する。これは、「送信
ユーザクロックのタイミング(位相、周波数)が実際に
変化しなくても、送信タイミング情報を変更すれば、受
信局側は送信ユーザクロックが変化したとみなし、受信
ユーザクロックのタイミングを変更すること」を意味す
る。そこで、受信局側の試験時に送信ユーザクロックを
変化させずに送信タイミング情報を増減し、受信局側に
おいて受信ユーザクロックのタイミング変化やビットエ
ラーを監視すれば周波数変動試験を行うことができる。
すなわち、インタフェース装置の送信部において、試験
用送信タイミング情報を生成し、試験時に送信ユーザデ
ータと試験用送信タイミング情報とを固定長のセルに組
立て、該セルをネットワークを介して対向局装置に送信
し、対向局装置において、受信ユーザクロックのタイミ
ングを監視することにより周波数変動試験を行う。
【0020】又、上記課題は、第2の本発明によれば、
ネットワークから受信したセルをユーザデータと受信
タイミング情報に分解し、ユーザデータを受信ユーザク
ロックに同期して出力するセル分解部、試験用の受信
タイミング情報を生成するタイミング情報生成手段、
通常の通信時にセル分解部から出力する受信タイミング
情報を選択し、試験時に試験用の受信タイミング情報を
選択するセレクタ、ネットワーククロックと受信ユー
ザクロックを用いて、受信ユーザクロックのタイミング
情報である内部タイミング情報を生成する手段、内部
タイミング情報とセレクタにより選択された受信タイミ
ング情報との差がゼロとなるように受信ユーザクロック
のタイミングを調整して出力する受信ユーザクロック生
成手段、とを用いてインタフェース装置の受信部を構成
することにより達成される。送信ユーザクロックの位
相、周波数が実際に変化しなくても、受信タイミング情
報(実際には送信タイミング情報)を変更すれば、第1
の発明と同様に受信局側は送信ユーザクロックが変化し
たとみなし、受信ユーザクロックのタイミングを変更す
る。そこで、自局側装置の試験時に受信タイミング情報
を増減して受信ユーザクロックのタイミングやビットエ
ラーを監視することにより自局側装置の周波数追従試験
を行う。すなわち、インタフェース装置の受信部におい
て、試験用の受信タイミング情報を生成し、試験時に内
部タイミング情報と試験用受信タイミング情報との差が
ゼロとなるように受信ユーザクロックのタイミングを制
御し、該受信ユーザクロックのタイミングを監視するこ
とにより周波数変動試験を行う。
【0021】又、上記課題は、第1、第2の発明の両方
を兼ね備えたインタフェース装置により達成される。こ
の場合、対向側装置を試験するときには、試験用送信タ
イミング情報を選択し、自局側装置を試験するときに
は、試験用受信タイミング情報を選択して出力する。
又、分周ネットワーククロックと送信ユーザクロックと
を用いて送信タイミング情報を生成するようにし、DS1
とDS3の場合とで分周比を変更することにより両方に対
応可能に構成できる。
【0022】
【発明の実施の形態】(A)本発明の第1実施例 (a)全体の構成 図1は対向装置を試験する本発明の第1実施例の全体構
成図である。101はATMスイッチ(ATM SW)、10
2、103は端末(TE1,TE2)、104、105
はDS1又はDS3のデジタル伝送路、106、107はCE機
能を備えたATMインタフェース装置(NT1,NT
2)、108,109はATMインタフェース装置に接続
された試験器である。ATMインタフェース装置106,
107の送信部は、PCM伝送路104,105からそれ
ぞれ到来するDS1,DS3のフレームフォーマットを有する
データを AAL-1(ATM Adaptation Layer-1)のペイロード
部にマッピングすると共に、SARヘッダのCSIビットにユ
ーザクロックのタイミング情報(送信RTS情報)を含
ませてATMスイッチ101に送出する。又、ATMインタフ
ェース装置106,107の受信部は、ATMセルに含ま
れる送信RTS情報を用いて受信ユーザクロックを送信
ユーザクロックに同期させると共に、ATMセルをDS1,DS3
のデータに変換してPCM伝送路104,105に送出す
る。
【0023】(b)ATMインタフェース装置の送信部の
構成 図2はATMインタフェース装置106の送信部の構成図
で、図11に示す従来の送信部と同一部分には同一符号
を付している。尚、ATMインタフェース装置107の送
信部も同一構成になっている。20はATMセル分解部で
あり、ATM網から受信したATMセルRATMに含まれるネッ
トワーククロックCN(周波数fN:例えば155.56MHz)を
PLLにより抽出して出力する。21はネットワークク
ロック分周部であり、網側の回線タイミングに同期した
ネットワーククロックCNを分周してネットワーク分周
クロックCNXを出力する。例えば、DS1では分周比は1
/26となり、ネットワーク分周クロック周波数はfNX
=155.56MHz/26=2.43MHzとなる。同様にDS3では、分
周比は1/2となり、fNX=155.56MHz/2=77.78MHzと
なる。従って、切り替え信号DVRにより分周比を1/26
にするか、1/2にするかによりDS1とDS3の両方に対応
できるようになる。
【0024】22は4ビットバイナリカウンタ部であ
り、ネットワーク分周クロックCNXを計数し、4段の各
ステージより周波数がfNX/21,fNX/22,fNX/2
3,fNX/24のネットワークタイミング情報Q1,Q2
3,Q4を出力する。23は送信分周カウンタ部であ
り、送信ユーザデータDTUに同期した送信ユーザクロッ
クCTU(周波数fTU)を3008分周して送信RTSサンプ
リングクロックCTS(周波数fTS=fTU/3008)を出力
する。実際には、シリアルに1/8分周及び1/376分周する
ことにより1/3008分周する。24は送信RTS生成部で
あり、ネットワークタイミング情報Q1,Q2,Q3,Q4
を送信RTSサンプリングクロックCTSの立上りでサン
プリングして送信RTS情報XH(TRTS1、TRTS2、TRTS
3、TRTS4)として出力する。24′は試験器108から
の指示により試験用送信RTS情報XH′を生成する試
験用送信RTS生成部、26は通常の通信時に送信RT
S生成部24から出力する送信RTS情報XHを選択
し、試験時に試験用の送信RTS情報XH′を選択する
セレクタ、25はATMセル組立部で、送信ユーザデータ
TUとそれに同期した送信ユーザクロックCTUとセレク
タ26から出力する送信RTS情報を用いて、3008
×TTU毎に8個のATMセルTATMを組み立て、該ATMセルを
ネットワーククロックCN(fN=155.56MHz)に同期し
てATM網に送出するものである。
【0025】送信ユーザクロックCTUのタイミング(位
相、周波数)が変化しなくても、送信RTS情報TRTS
1、TRTS2、TRTS3、TRTS4を変更すれば受信局側は送信ユ
ーザクロックCTUが変化したとみなし受信ユーザクロッ
クのタイミングを変更する。そこで、受信局側の周波数
変動試験時、試験器108からの指示により試験用送信
RTS生成部24′は任意の値を有する試験用送信RT
S情報XH′を出力し、ATMセル組立部25は送信ユーザ
データDTUとセレクタ26で選択した送信RTS情報X
H′とを固定長のセルに組立て、該セルをATMネットワー
クに送出する。そして、この時の、受信局側の受信ユー
ザクロックのタイミング変化やビットエラーを監視する
ことにより周波数変動試験を行うことができる。尚、試
験用送信RTS情報の値を小さくすることにより、送信
ユーザクロックCTUの周波数を見掛け上早めることがで
き、又、大きくすることにより、送信ユーザクロックC
TUの周波数を見掛け遅らせることができる。
【0026】(c)ATMインタフェース装置の受信部の
構成 図3はATMインタフェース装置107の受信部の構成図
で、図12に示す従来の受信部と同一部分には同一符号
を付している。尚、ATMインタフェース装置106の受
信部も同一構成になっている。70は受信ユーザクロッ
ク調整部、71は受信ユーザクロックCRUのタイミング
情報である内部RTS情報IRTS1〜IRTS4とそれに同期し
た受信RTSクロックCRCKを生成する内部RTS情報
生成部である。72は送信側より送られてきたATMセル
に含まれる受信RTS情報(実際は送信側から送られた
送信RTS情報)RRTS1〜RRTS4と内部RTS情報IRTS1
〜IRTS4との差分を演算する演算部、73は前記差がゼ
ロとなるように受信ユーザクロッCRUのタイミングを調
整して出力するPLL構成の受信ユーザクロック生成部
である。81はATM網から受信したATMセルよりネットワ
ーククロックCNを抽出して内部RTS情報生成部71
に入力し、かつ、受信ATMセルをユーザデータDRUとR
TS情報RRTS1〜RRTS4に分解して出力するATM分解部で
ある。
【0027】受信ユーザクロック調整部70は、ネット
ワーククロックCNの周波数と受信ユーザクロックCRU
の周波数を用いてSRTS法により受信ユーザクロックのタ
イミング情報である内部RTS情報IRTS1〜IRTS4を内部
的に作成し、この内部RTS情報と送信ユーザクロック
のタイミング情報である受信RTS情報(送信RTS情
報)RRTS1〜RRTS4を比較してその差がゼロとなるように
受信ユーザクロックC RUのタイミングを調整する。この
結果、受信ユーザクロックCRUのタイミング(周波数、
位相)を送信ユーザクロックCTUのタイミングに一致さ
せることができる。
【0028】(d)周波数変動試験 受信局側の周波数変動試験時、試験器108(図1,図
2)からの指示によりインタフェース装置106の試験
用送信RTS生成部24′(図2)は所定の試験用送信
RTS情報XH′を出力し、ATMセル組立部25は送信ユ
ーザデータDTUと試験用送信RTS情報XH′とを固定
長のセルに組立て、該セルをATMネットワークを介して
インタフェース装置107(図1、図3)に送信する。
受信側のインタフェース装置107の受信ユーザクロッ
ク調整部70(図3)は正常であれば、内部RTS情報
IRTS1〜IRTS4と送信ユーザクロックのタイミング情報で
ある受信RTS情報(実際には送信RTS情報XH′)R
RTS1〜RRTS4を比較してその差がゼロとなるように受信
ユーザクロックCRUのタイミングを調整する。この結
果、受信ユーザクロックCRUのタイミング(周波数、位
相)が、試験用送信RTS生成部24′(図2)から出
力する試験用送信RTS情報XH′に応じて変化する。
【0029】従って、受信ユーザクロックCRUのタイミ
ングの変化を測定器109で測定することにより、受信
側インタフェース装置107の受信部が受信RTS情報
(送信RTS情報)RRTS1〜RRTS4の変化に応じて受信ユ
ーザクロックCRUのタイミング(周波数、位相)を正常
に制御しているか否かを確認できる。又、測定器109
において、あるいは、端末103において受信ユーザデ
ータのビットエラー率を確認することにより受信側イン
タフェース装置107、端末103の周波数追従性を確
認できる。又、以上の確認と同時に、送信側インタフェ
ース装置106の周波数差分情報を抽出する機能やATM
セル組立機能、ATM SW101におけるセル伝送機能など
の確認ができる。尚、以上ではインタフェース装置10
6よりインタフェース装置107に向けてセルを送信し
て試験を行った場合であるが、同様に、インタフェース
装置107よりインタフェース装置106に向けてセル
を送信して試験を行うこともできる。
【0030】(B)第2実施例 図4は自局側装置を試験する本発明の第2実施例の全体
構成図である。第1実施例では網を介してセルを送出し
て試験を行うが、第2実施例は網を介さず単体で自局側
装置の試験を行う例である。図4において、101はAT
Mスイッチ(ATM SW)、102、103は端末(TE
1,TE2)、104、105はDS1又はDS3のデジタル
伝送路、106、107はCE機能を備えたATMインタフ
ェース装置(NT1,NT2)、108,109はATM
インタフェース装置に接続された試験器である。図5は
ATMインタフェース装置107の受信部の構成図で、図
3に示す受信部と同一部分には同一符号を付している。
尚、ATMインタフェース装置106の受信部も同一構成
になっている。74は試験器109からの指示により任
意の試験用受信RTS情報RRTS1′〜RRTS4′を発生する
試験用受信RTS情報生成部、75は通常の通信時にAT
Mセル分解部81から出力する受信RTS情報RRTS1〜RR
TS4を選択し、試験時に試験用受信RTS情報RRTS1′〜
RRTS4′を選択するセレクタである。
【0031】送信ユーザクロックCTUの位相、周波数が
変化しなくても、受信RTS情報(実際には送信RTS情
報)RRTS1〜RRTS4を変更すれ受信ユーザクロック調整部
70は送信ユーザクロックCTUが変化したとみなし受信
ユーザクロックCRUのタイミングを変更する。そこで、
自局側の周波数変動試験時、試験器109からの指示に
より試験用受信RTS情報生成部74は任意の試験用受
信RTS情報RRTS1′〜RRTS4′を出力する。受信ユーザ
クロック調整部70は、内部タイミング情報IRTS1〜IRT
S4とセレクタ75を介して入力する試験用受信RTS情
報RRTS1′〜RRTS4′との差がゼロとなるように受信ユー
ザクロックCRUのタイミングを調整して出力する
【0032】以上より、受信ユーザクロックCRUのタイ
ミング変化やビットエラーを監視することにより周波数
変動試験、周波数追従試験を行うことができる。そこ
で、受信ユーザクロックCRUのタイミングの変化を測定
器109で測定すれば、受信部が受信RTS情報RRTS1
〜RRTS4の変化に応じて受信ユーザクロックCRUのタイ
ミング(周波数、位相)を正常に制御しているか否かを
確認できる。又、測定器109において、あるいは、端
末103において受信ユーザデータのビットエラー率を
確認することにより受信側インタフェース装置107、
端末103の周波数追従性を確認できる。以上では、イ
ンタフェース装置107が単体で自局側装置の試験を行
う場合であるが、同様に、インタフェース装置106が
単体で自局側装置の試験を行うことができる。
【0033】(C)変形例 第1実施例は対向局装置の試験を行う構成、第2実施例
は自局側装置の試験を行う構成であるが、各インタフェ
ース装置106、107に両方の試験機能を持たせるよ
うに構成することもできる。すなわち、インタフェース
装置の送信部を図2に示す構成とし、受信部を図5に示
す構成とし、一方のインタフェース装置より対向装置の
試験及び自局装置の試験を行うように構成することがで
きる。以上、本発明を実施例により説明したが、本発明
は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変形
が可能であり、本発明はこれらを排除するものではな
い。
【0034】
【発明の効果】以上本発明によれば、任意の値を有する
試験用送信RTS情報を対向局装置に送って対向局装置
の受信ユーザクロック周波数及びビットエラーを監視し
て該対向局装置の試験を行うようにしたから、高価な試
験用発振装置を不要にでき、しかも、簡単な構成で対向
局装置の周波数変動試験を行うことができる。又、装置
メーカの出荷試験だけでなく、出荷後の現地調整等でも
クロック周波数変動試験を容易に行うことができる。本
発明によれば、任意の値を有する試験用受信RTS情報
を用いて自局の受信ユーザクロック周波数を制御し、該
受信ユーザクロック周波数及びビットエラーを監視して
自局側装置の試験を行うようにしたから、高価な試験用
発振装置を不要にでき、簡単な構成で自局側装置の周波
数変動試験を行うことができる。
【0035】本発明によれば、任意の値を有する試験用
送信RTS情報を対向局装置に送って対向局装置の受信
ユーザクロック周波数及びビットエラーを監視して該対
向局装置の試験を行うようにし、かつ、任意の値を有す
る試験用受信RTS情報を発生して自局の受信ユーザク
ロック周波数を制御し、該受信ユーザクロック周波数及
びビットエラーを監視して自局側装置の試験を行うよう
にしたから、高価な試験用発振装置を不要にでき、しか
も、簡単な構成で対向局装置及び自局装置の周波数変動
試験、周波数追従試験を行うことができる。本発明によ
れば、ネットワーククロックを分周した分周ネットワー
ククロックと送信ユーザクロックとを用いて送信タイミ
ング情報を生成するようにしたから、DS1伝送とDS3伝送
の場合とで分周比を変更することにより両方に対応可能
にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の全体構成図である。
【図2】本発明の送信部の構成図である。
【図3】本発明の受信部の構成図である。
【図4】本発明の第2実施例の全体構成図である。
【図5】第2実施例の受信部の構成図である。
【図6】広帯域ISDNのシステム構成図である。
【図7】AALタイプ1の構造説明図である。
【図8】SAR−PDUヘッダの構造説明図である。
【図9】RTS情報フォーマットの構成図である。
【図10】RTS情報の生成周期説明図である。
【図11】従来のRTSの生成及び送信部の構成図であ
る。
【図12】送信ユーザクロックと同期した受信ユーザク
ロックを生成する受信部の構成図である。
【図13】通信システムの構成図である。
【図14】従来の試験構成図である。
【符号の説明】 20・・ATMセル分解部 21・・ネットワーククロック分周部 22・・4ビットバイナリカウンタ部 23・・送信分周カウンタ部 24・・送信RTS生成部 24′・・試験用送信RTS生成部 25・・ATMセル組立部 26・・セレクタ 101・・ATMスイッチ(ATM SW) 102、103・・端末(TE1,TE2) 104、105・・DS1又はDS3のデジタル伝送路 106、107・・ATMインタフェース装置(NT1,
NT2) 108,109・・試験器
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 13/00 315Z Fターム(参考) 5K030 GA05 HA10 HB15 HB29 HC06 JA06 JA10 KA21 LA15 MA11 MB08 MC01 5K035 AA04 BB04 EE04 GG02 JJ04 5K047 AA16 BB16 BB17 GG04 GG09 KK04 KK11 MM02 MM11 MM55

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信すべきデータを固定長のセルに組立
    てて伝送するネットワークにおけるインタフェース装置
    において、 インタフェース装置は送信部と受信部を備え、送信部
    は、 ネットワーククロックと送信ユーザデータに同期した送
    信ユーザクロックとを用いて送信ユーザクロックのタイ
    ミング情報である送信タイミング情報を生成する第1の
    送信タイミング情報生成手段、 試験用送信タイミング情報を生成する第2の送信タイミ
    ング情報生成手段、 通常の通信時に第1の送信タイミング情報生成手段から
    出力する送信タイミング情報を選択し、試験時に試験用
    の送信タイミング情報を選択する手段、 送信ユーザデータと選択手段で選択した送信タイミング
    情報とを固定長のセルに組立て、該セルをネットワーク
    に送出するセル組立手段、を有することを特徴とするイ
    ンタフェース装置。
  2. 【請求項2】 送信すべきデータを固定長のセルに組立
    てて伝送するネットワークにおけるインタフェース装置
    において、 インタフェース装置は送信部と受信部を備え、受信部
    は、 ネットワークから受信したセルをユーザデータとタイミ
    ング情報である受信タイミング情報に分解し、ユーザデ
    ータを受信ユーザクロックに同期して出力するセル分解
    部、 試験用の受信タイミング情報を生成するタイミング情報
    生成手段、 通常の通信時にセル分解部から出力する受信タイミング
    情報を選択し、試験時に試験用の受信タイミング情報を
    選択する手段、 ネットワーククロックと受信ユーザクロックを用いて、
    受信ユーザクロックのタイミング情報である内部タイミ
    ング情報を生成する手段、 内部タイミング情報と選択手段により選択された受信タ
    イミング情報との差がゼロとなるように受信ユーザクロ
    ックのタイミングを調整して出力する受信ユーザクロッ
    ク生成手段、を有することを特徴とするインタフェース
    装置。
  3. 【請求項3】 送信すべきデータを固定長のセルに組立
    てて伝送するネットワークにおけるインタフェース装置
    において、 インタフェース装置は送信部と受信部を備え、送信部
    は、 ネットワーククロックと送信ユーザデータに同期した送
    信ユーザクロックとを用いて送信ユーザクロックのタイ
    ミング情報である送信タイミング情報を生成する第1の
    送信タイミング情報生成手段、 試験用送信タイミング情報を生成する第2の送信タイミ
    ング情報生成手段、 通常の通信時に第1の送信タイミング情報生成手段から
    出力する送信タイミング情報を選択し、第1の試験時に
    試験用の送信タイミング情報を選択する手段、 送信ユーザデータと選択手段で選択した送信タイミング
    情報とを固定長のセルに組立て、該セルをネットワーク
    に送出するセル組立手段、を備え、前記受信部は、 ネットワークから受信したセルをユーザデータとタイミ
    ング情報である受信タイミング情報に分解し、ユーザデ
    ータを受信ユーザクロックに同期して出力するセル分解
    部、 試験用の受信タイミング情報を生成するタイミング情報
    生成手段、 通常の通信時にセル分解部から出力する受信タイミング
    情報を選択し、第2の試験時に試験用の受信タイミング
    情報を選択する手段、 ネットワーククロックと受信ユーザクロックを用いて、
    受信ユーザクロックのタイミング情報である内部タイミ
    ング情報を生成する手段、 内部タイミング情報と選択手段により選択された受信タ
    イミング情報との差がゼロとなるように受信ユーザクロ
    ックのタイミングを調整して出力する受信ユーザクロッ
    ク生成手段、を有することを特徴とするインタフェース
    装置。
  4. 【請求項4】 対向側装置を試験する第1の試験時に、
    送信部の前記選択手段は試験用送信タイミング情報を選
    択して出力し、自局側装置を試験する第2の試験時に、
    受信部の前記選択手段は試験用受信タイミング情報を選
    択して出力することを特徴とする請求項3記載のインタ
    フェース装置。
  5. 【請求項5】 第1の送信タイミング情報生成手段は、
    ネットワーククロックを分周した分周ネットワーククロ
    ックと送信ユーザクロックとを用いて送信タイミング情
    報を生成すると共に、DS1伝送とDS3伝送の場合とで分周
    比を変更することにより両方に対応可能に構成したこと
    を特徴とする請求項3記載のインタフェース装置。
  6. 【請求項6】 送信すべきデータを固定長のセルに組立
    てて伝送するネットワークにおける周波数変動試験方法
    において、 インタフェース装置の送信部において、試験用送信タイ
    ミング情報を生成し、試験時に送信ユーザデータと試験
    用送信タイミング情報とを固定長のセルに組立て、該セ
    ルをネットワークを介して対向局装置に送信し、 対向局装置において、受信ユーザクロックのタイミング
    を監視することにより周波数変動試験を行うことを特徴
    とする周波数変動試験方法。
  7. 【請求項7】 送信すべきデータを固定長のセルに組立
    てて伝送するネットワークにおける周波数変動試験方法
    において、 インタフェース装置の受信部において、試験用の受信タ
    イミング情報を生成し、試験時に内部タイミング情報と
    試験用受信タイミング情報との差がゼロとなるように受
    信ユーザクロックのタイミングを制御し、 該受信ユーザクロックのタイミングを監視することによ
    り周波数変動試験を行うことを特徴とする周波数変動試
    験方法。
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