JP2000082259A - 光ディスクの信号処理方法および光ディスク装置 - Google Patents

光ディスクの信号処理方法および光ディスク装置

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JP2000082259A JP10353659A JP35365998A JP2000082259A JP 2000082259 A JP2000082259 A JP 2000082259A JP 10353659 A JP10353659 A JP 10353659A JP 35365998 A JP35365998 A JP 35365998A JP 2000082259 A JP2000082259 A JP 2000082259A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最小限のビット数の1個A/D変換器で書換
型光ディスクの再生信号をディジタル化するための光デ
ィスクの信号処理方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 光検出手段4で検出された複数の電気信
号の和信号22または差信号7に含まれるID信号と記
録信号を、信号多重手段34で選択して時間多重して出
力信号70を得、極性切換手段29で前記ID信号の極
性と前記記録信号の極性を揃えて出力信号71を得、こ
の信号の直流レベルをオフセット制御手段37で一定に
制御してからA/D変換器62で前記和信号と差信号の
両方をディジタル化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書換型光ディスク
を再生するための光ディスクの信号処理方法および光デ
ィスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】書換型光ディスクは、高密度の情報記録
再生が可能であるため、コンピュータの外部記憶装置や
画像音声用のAVディスクとして開発および商品化が進
められている。高密度の書換型光ディスクでは、光ビー
ムのトラッキング制御のためグルーブ(案内溝)とラン
ド(溝間)が設けてあり、ランドとグルーブの両方に情
報を記録再生するランドグルーブ記録技術が知られてい
る。
【0003】光ディスクには、記録トラックを所定の情
報量毎に区切ったセクタと呼ばれる記録単位がある。各
セクタの先頭には、通常、そのセクタのアドレスや様々
な属性を予め記録したID信号が設けられ、ランドグル
ーブ記録では、隣接するランドとグルーブの中間位置に
ID信号を設け、ランドとグルーブの両方からID信号
を読む方法がとられる。そして、発明者らは、ID信号
の位置とその極性を正確に検出することが出来る光ディ
スクのID検出回路を検討してきた(WO 97/39
444)。
【0004】また、光ディスクの信号再生は、光ディス
ク上に形成されたピットまたはマークと呼ばれる1ミク
ロン以下の微小信号に、レーザビームスポットを照射
し、反射光の強弱変化を読み取る。記録されているデー
タがディジタルでも、再生系の光学的または電気的な低
域通過型の周波数特性によって、再生波形は中間値を持
ったアナログ信号となってしまう。
【0005】従って、光ディスク再生装置では、このア
ナログ再生信号を元のディジタル信号に変換するA/D
変換回路が必要となる。発明者らは、光ディスクの再生
信号に振幅変動およびアシンメトリ変動があっても、常
に正確なディジタル化が行えるA/D変換方法を既に提
案した(特開平10−55621号)。
【0006】ここで、光ディスクの再生信号をディジタ
ル化する目的は大別して2つあり、アナログ信号として
検出される信号を単に元の2値のディジタル信号に戻す
ためである場合と、再生信号の品質が不十分で再生中に
エラーが発生したとしても、エラーの発生した前後の信
号から真の値を推定する方法、即ち最尤複号などを用い
るために、A/D変換器を用いてアナログ再生信号をそ
のまま多ビットのディジタル信号に変換してからディジ
タル信号処理する場合がある。
【0007】後者の場合、通常、6ビット以上の分解能
で、変換速度も再生チャネルレート程度の高速なA/D
変換器が必要となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】光ディスク装置の中で
も、光検出手段で検出された複数の電気信号の和信号と
差信号を用いる光ディスク装置では、和信号と差信号そ
れぞれにA/D変換器が必要となってしまう。
【0009】和信号だけを用いる光ディスク装置であっ
ても、ID信号部と記録信号部は信号の直流レベルのオ
フセットが発生し、また、特に差信号は両極性で検出さ
れるので、これらの信号をそのままディジタル変換する
ためには、前段回路のダイナミックレンジが必要で、し
かもA/D変換器のビット数も増やす必要がある。
【0010】多ビットかつ高速のA/D変換器は、製造
に特殊プロセスを必要とし、コストが高くなるばかりか
消費電力も大きいという課題がある。本発明は、上述の
課題を解決するものであり、最小限のビット数の1個の
A/D変換器で書換型光ディスクの再生信号をディジタ
ル化するための光ディスクの信号処理方法およびこれを
用いた光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明の光ディスクの信号処理方法は、光検出手
段で検出された複数の電気信号の和信号または差信号に
含まれるID信号と記録信号を選択して時間多重し、前
記ID信号の極性と前記記録信号の極性を揃え、この信
号の直流レベルを一定に制御してからディジタル変換す
ることを特徴とする。
【0012】この本発明によると、多重された信号のダ
イナミックレンジが抑えられ、最小限のビット数の1個
のA/D変換器で前記和信号と差信号の両方をディジタ
ル化できる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の光ディス
クの信号処理方法は、光検出手段で検出された複数の電
気信号の和信号または差信号を用いる光ディスクの信号
処理方法であって、前記和信号または差信号に含まれる
ID信号と記録信号を選択して時間多重し、前記ID信
号の極性を前記記録信号の極性に揃え、極性を揃えた前
記ID信号と記録信号の直流レベルを一定に制御し、I
D信号と記録信号を極性および直流レベルが揃った一連
の信号に処理した後にディジタル変換することを特徴と
する。
【0014】本発明の請求項2記載の光ディスクの信号
処理方法は、請求項1において、差信号に含まれるID
信号と、和信号に含まれる記録信号を選択して時間多重
することを特徴とする。
【0015】本発明の請求項3記載の光ディスクの信号
処理方法は、請求項1において、差信号と和信号に含ま
れるID信号と、和信号に含まれる記録信号を選択して
時間多重することを特徴とする。
【0016】本発明の請求項4記載の光ディスク装置
は、光ディスクからの反射光を分割検出し複数の電気信
号を出力する光検出手段と、前記複数の電気信号から和
信号と差信号を生成する演算手段と、前記和信号または
差信号からID信号と記録信号を選択して時間多重する
信号多重手段と、前記ID信号の極性を前記記録信号の
極性に揃える極性切換手段と、極性を揃えた前記ID信
号と記録信号の直流レベルを一定に制御するオフセット
制御手段と、極性および直流レベルが揃った一連のID
信号と記録信号をディジタル化するA/D変換器とを備
えたことを特徴とする。
【0017】本発明の請求項5記載の光ディスク装置
は、請求項4において、信号多重手段は、差信号からI
D信号を、和信号から記録信号を選択して時間多重する
ことを特徴とする。
【0018】本発明の請求項6記載の光ディスク装置
は、請求項4において、信号多重手段は、差信号と和信
号からID信号を、和信号から記録信号を選択して時間
多重することを特徴とする。
【0019】以下、本発明の光ディスクの信号処理方法
を、具体的な各実施の形態に基づいて説明する。(実施
の形態1)図1に本発明の光ディスクの信号処理方法を
実現する(実施の形態1)の光ディスク装置を示し、図
2にその信号波形図を示す。
【0020】図1において、光検出手段4は、光ディス
ク1と、これを回転させるモータ2と、光ディスク1か
ら信号を読み取るピックアップ3で構成される。光ディ
スク1は、相変化膜を有するランドグルーブ記録方式の
書換型光ディスクで、セクタ先頭に予めエンボスのピッ
トとしてID信号をランドとグルーブの境界に配置し、
ID信号の後方に、ランド上とグルーブ上の両方に結晶
と非結晶のマークとして記録信号を有するものを用い
る。
【0021】ピックアップ3は、光ディスク1のランド
上またはグルーブ上にフォーカスおよびトラッキング制
御を行ったレーザスポットを照射し、光ディスク1から
の反射光を複数のピンダイオードで受光し、それぞれを
電気信号に変換して出力する。
【0022】ピックアップ3から出力される複数の電気
信号の内、トラッキング信号5を入力とする差動アンプ
6により差信号7を生成する。差信号7は、図2(c)
に示すように先頭にID信号があり、後方には単一周波
数のウオブル信号がある。ID信号は極性の異なる2つ
の部分からなり、それぞれ最初の部分が同期引き込み用
のVFO信号が配置されている。図2ではVFO部分を
斜線で、信号の極性を矢印で示している。
【0023】差信号7は、IDエンベロープ信号9を出
力するIDエンベロープ検出手段8に入力される。ID
エンベロープ信号9は、図2(d)に示すように差信号
7に含まれるID信号の部分だけでハイレベルとなる信
号である。
【0024】IDエンベロープ検出手段8の具体例を説
明する。差信号7は、IDエンベロープ検出手段8の第
1ハイパスフィルタ10に入力され、高周波信号である
ID信号は通過し、低周波信号であるウオブル信号は阻
止される。
【0025】次に、第1全波整流器11と第1ローパス
フィルタ12によってID信号のエンベロープ電圧が検
出される。エンベロープ電圧は第1コンパレータ13に
よって基準電圧と比較され、2値化された前記IDエン
ベロープ信号9を出力する。
【0026】また、差動アンプ6からIDエンベロープ
検出手段8に入力された前記差信号7は、極性信号15
を出力する極性検出手段14にも入力される。極性信号
15は、図2(e)に示すように差信号7に含まれるI
D信号部分ではID信号の極性をハイレベル/ローレベ
ルで表し、ウオブル信号部分ではこれを2値化したパル
スからなる信号である。
【0027】この極性検出手段14の具体例を説明す
る。差信号7は、第2ローパスフィルタ16に入力さ
れ、ID信号から高周波成分を除去し低周波成分の極性
が抽出されるとともに、低周波のウオブル信号はノイズ
成分が除去されて通過する。次に、これらの信号は第2
コンパレータ17によって後述の追従スライス電圧19
と比較され、2値化された極性信号15を出力する。
【0028】極性信号15は積分器18に入力され、極
性信号15のハイレベル/ローレベルの時間平均が一定
となるように、追従スライス電圧19を第2コンパレー
タ17に出力する。
【0029】ただし、ID信号の期間はウオブル信号の
周期と比較して長いので、積分器18では、安定な制御
のためにID信号期間を示すIDエンベロープ信号9を
用いて積分動作をホールドする。
【0030】前記ピックアップ3から出力される複数の
電気信号のトラッキング信号5のすべてとフォーカス信
号20とを入力とする加算アンプ21によって和信号2
2が生成される。
【0031】和信号22は、図2(a)に示すように先
頭にID信号があり、後方にはランドまたはグルーブの
記録トラックに結晶/非結晶の状態で記録された記録デ
ータがある。記録信号には、最初の部分に同期引き込み
用のVFO信号が配置されている。
【0032】この和信号22は、RFエンベロープ信号
23を出力するRFエンベロープ検出手段24に入力さ
れる。RFエンベロープ信号23は、図2(b)に示す
ように和信号22に含まれるID信号と記録信号が存在
する部分だけでハイレベルとなる信号である。
【0033】RFエンベロープ検出手段24の具体例を
説明する。RFエンベロープ検出手段24は、前述のI
Dエンベロープ検出手段8と同等であって、和信号22
が第2ハイパスフィルタ25、第2全波整流器26、第
3ローパスフィルタ27によってID信号および記録信
号のエンベロープ信号を検出する。このエンベロープ信
号は第3コンパレータ28によって基準電圧と比較さ
れ、2値化されたRFエンベロープ信号23を出力す
る。
【0034】この(実施の形態1)の光ディスク装置で
は、光検出手段4、差動アンプ6で生成された差信号7
から、IDエンベロープ検出手段8によってIDエンベ
ロープ信号9が、極性検出手段14によって極性信号1
5が出力される。また、加算アンプ21で生成された和
信号22から、RFエンベロープ検出手段24によって
RFエンベロープ信号23が出力される。ここまでの実
施の形態について、好ましいパラメータを数値を示して
述べる。
【0035】光ディスク1は、記録膜にテルル、ゲルマ
ニウム、アンチモンなどの合金を用いた相変化型光ディ
スク、基材には0.6mm厚のポリカーボネートを用い
た貼り合わせ構造で、トラックピッチ0.74μmのラ
ンドグルーブディスクを用いる。
【0036】光ディスク1には、記録線密度0.41μ
m/bitで、セクタの先頭に予めID信号がランドと
グルーブの境界にエンボスのピットとして、ID信号の
後ろにランドまたはグルーブ上に記録信号が同じ密度で
非結晶/結晶のマーク/スペースとして記録されてい
る。
【0037】この光ディスク1をモータ2で読み取り線
速度が6m/sになるように回転させ、波長650nm
のレーザを搭載したピックアップ3で読み取る。IDエ
ンベロープ検出手段8における第1ハイパスフィルタ1
0はカットオフ周波数が1MHz、第1ローパスフィル
タ12はカットオフ周波数が100KHzのものを用い
る。
【0038】前述のディスク記録再生パラメータでは差
信号7のID信号の周波数帯域は約500KHz〜10
MHz、ウオブル信号の周波数は約160KHzとな
り、IDエンベロープ検出手段8では、ウオブル信号が
除去されてID信号のエンベロープだけが良好に検出で
きる。
【0039】極性検出手段14における第2ローパスフ
ィルタ16はカットオフ周波数が300KHz、第2コ
ンパレータ17と積分器18の閉ループのゲイン交点は
約4KHzに設定する。
【0040】これにより、極性検出手段14では、ID
信号部ではID信号の極性が良好に検出でき、ウオブル
信号部ではこれを2値化したパルスが極性信号15とし
て良好に検出できる。
【0041】更に、RFエンベロープ検出手段24にお
ける第2ハイパスフィルタ25はカットオフ周波数が1
MHz、第3ローパスフィルタ27はカットオフ周波数
が100KHzのものを用いる。
【0042】前述のディスク記録再生パラメータでは和
信号22のID信号および記録信号の周波数帯域は約5
00KHz〜10MHzとなり、ID信号と記録信号が
存在する部分でRFエンベロープ信号23がハイレベル
となる。
【0043】なお、ここで示したパラメータは、これだ
けに限るものではなく、ある程度の範囲でパラメータを
変化させてもこの実施の形態は動作する。更に、光ディ
スクの記録再生パラメータ、例えば、記録線密度や再生
線速度が異なる場合は、これらに比例または反比例させ
て各フィルタのカットオフ周波数を変化させれば対応で
きることは明らかである。
【0044】図1の極性切換手段29を説明する。極性
切換手段29は、差信号7を入力とし、前記極性信号1
5で信号の極性を切り換えて出力信号30を出力する。
その結果、出力信号30は、図2(f)に示すように極
性信号15がハイレベルのとき入力の差信号7を反転し
た信号となり、両極性であったID信号の極性の向きが
一方向に揃えられる。ただ、信号の極性は揃っている
が、信号の直流レベルは一致していない。
【0045】この極性切換手段29の具体例を示す。図
1では、差信号7は正転バッファ31と反転バッファ3
2に入力され、セレクタ33により極性信号15に基づ
いて選択されて出力される。
【0046】次に、信号多重手段34を説明する。信号
多重手段34は、和信号22と極性切換手段29の出力
信号30とを入力とし、IDエンベロープ信号9により
選択して1つの信号に多重した出力信号35を出力す
る。
【0047】その結果、出力信号35としては図2
(g)に示すように、IDエンベロープ信号9がハイレ
ベルの期間には出力信号30のID信号が出力され、I
Dエンベロープ信号9がローレベルの期間には入力の和
信号22の記録信号が多重されて出力される。
【0048】信号多重手段34の具体例は、図1ではセ
レクタ36で構成され、切り換え信号としてIDエンベ
ロープ信号9を用いる。次に、出力信号35を入力信号
とするオフセット制御手段37を説明する。
【0049】信号多重手段34の出力信号35を入力と
たオフセット制御手段37は、後述のゲート信号38
(図2(h))を用いて信号の有効データ部分の直流レ
ベルを一定に制御した出力信号39を出力する。
【0050】この出力信号39は、図2(i)に示すよ
うにゲート信号38がローレベルの期間に、ID信号ま
たは記録信号の先頭にあるVFO部分で所定の直流レベ
ルまでオフセットの高速な応答で引き込みを行い、ゲー
ト信号38がハイレベルの期間に、ID信号または記録
信号の有効データ部分で低速な応答で一定の直流レベル
を保持する。
【0051】オフセット制御手段37の具体例を示す。
図1では、信号多重手段34の出力信号35はバッファ
40に入力され低出力インピダンスに変換してから、コ
ンデンサ41を通して高入力インピダンスのバッファ4
4に入力される。バッファ44の入力は、抵抗値の大き
い抵抗器42と抵抗値の小さい抵抗器43の一端に接続
され、2つ抵抗器42,43の他端はスイッチ45を通
して基準電圧に接地されている。スイッチ45はゲート
信号38で制御され、バッファ44の出力がオフセット
制御手段37の出力となっている。
【0052】ここで、ゲート信号38がローレベルの期
間には、抵抗値の小さい方の抵抗器43が選択され、コ
ンデンサ41と抵抗器43で決まる高速な時定数で入力
信号の直流レベルの引き込みを行う。
【0053】反対にゲート信号38がハイレベルの期間
には、抵抗値の大きい方の抵抗器42が選択され、コン
デンサ41と抵抗器42で決まる低速な時定数で入力信
号の直流レベルの保持を行う。
【0054】前記ゲート信号38を発生するゲート発生
手段46は、次のように構成されている。ゲート発生手
段46は、前記IDエンベロープ信号9とRFエンベロ
ープ信号23を入力とし、前記オフセット制御手段37
で使用するゲート信号38を発生する。
【0055】ゲート信号38は、図2(h)に示すよう
に信号多重手段34の出力信号35のID信号または記
録信号の先頭にあるVFO信号の前半部でローレベルと
なり、後半部から有効データにかけてハイレベルとなる
信号である。
【0056】図3はゲート発生手段46の動作を表す信
号波形図である。図1においてゲート発生手段46は、
第1〜第4ディレイ素子73〜76、第1〜第4AND
ゲート50,52,54,57、ORゲート59で構成
されている。
【0057】図3(b)に示す前記IDエンベロープ信
号9は、第1〜第3ディレイ素子73,74,75を通
過して遅延時間t1,t2,t3だけ順に遅れた出力信
号47,48,49が形成される。図3(c)(d)
(e)に出力信号47,48,49を示すように、それ
ぞれIDエンベロープ信号が順次遅延された波形となっ
ている。
【0058】第1ANDゲート50の出力信号51は図
3(f)に示すようになり、第2ANDゲート52の出
力信号53は図3(g)に示すようになる。第3AND
ゲート54はIDエンベロープ信号9ともう一つの入力
信号であるRFエンベロープ信号23に基づいて、図3
(i)に示すようにRFエンベロープ信号23のID信
号部分が除かれた出力信号55が得られる。
【0059】第3ANDゲート54の出力信号55は、
第4ディレイ素子76を介して図3(j)に示すように
遅延時間t4だけ遅れた出力信号56が形成される。第
4ANDゲート57の出力には、出力信号56と前記出
力信号55に基づいて図3(k)に示す出力信号58が
発生する。
【0060】ORゲート59の入力には、出力信号51
と出力信号53と出力信号58が入力されており、OR
ゲート59の出力には図3(l)に示す前記のゲート信
号38を発生する。このゲート信号38が図2(h)に
示したものである。
【0061】このように、(実施の形態1)の光ディス
ク装置では、極性切換手段29により差信号7に含まれ
るID信号の極性を極性信号15に基づいて切り換えて
出力し、信号多重手段34により極性切換手段29の出
力信号30に含まれるID信号と和信号22に含まれる
記録信号をIDエンベロープ信号9に基づいて選択して
出力し、オフセット制御手段37によりゲート発生手段
46の発生するゲート信号38を用いて信号多重手段3
7の出力信号35の直流レベルを一定に制御することが
できる。
【0062】ここで、オフセット制御手段37およびゲ
ート発生手段46の好ましいパラメータを数値を示して
述べる。前述の光ディスクの記録再生パラメータを用い
た場合で、かつ、VFOの長さが18μsの場合につい
て述べる。
【0063】オフセット制御手段37の具体例は、コン
デンサ41と抵抗器43で構成される高速応答のハイパ
スフィルタのカットオフ周波数を300KHz、コンデ
ンサ41と抵抗器42で構成される低速応答のハイパス
フィルタのカットオフ周波数を1KHzとする。ゲート
発生手段46の具体例で示した遅延時間t1,t3,t
4を5μs、遅延時間t2を28μsとする。
【0064】これらのパラメータを用いた場合、オフセ
ット制御手段37においてVFO先頭期間に高速な直流
オフセットの引き込みが完了し、有効データを含む後半
部分で安定した直流レベルの維持が可能となる。
【0065】なお、ここで示したパラメータは、これだ
けに限るものではなく、ある程度の範囲でパラメータを
変化させてもこの実施の形態は動作する。更に、光ディ
スクの記録再生パラメータ、例えば、記録線密度や再生
線速度が異なる場合は、更にはVFOの長さが異なる場
合には、これらに比例または反比例させて各フィルタの
カットオフ周波数や遅延時間t1〜t4を変化させれば
対応できることは明らかである。
【0066】以上の構成と動作によって、書換型光ディ
スクから再生された和信号と差信号とから、ID信号と
記録信号を多重し、図3(m)ならびに図2(i)に示
すように直流レベルを揃えた出力信号39が得られる。
【0067】このオフセット制御手段37の出力信号3
9は、図1において、自動振幅制御処理とイコライザ処
理(以下の説明ではAGC/EQL処理と称す)とを行
うAGC・EQL60を通して、A/D変換器62に入
力される。A/D変換器62では、入力のダイナミック
レンジを最大限に使用して多ビットのディジタル信号6
3に変換される。
【0068】この(実施の形態1)ではディジタル変換
前のアナログ信号系においてAGC/EQL処理する場
合で説明したが、ディジタル変換後にディジタル信号処
理でAGC/EQL処理を実現することも可能である。
【0069】但し、A/D変換器62の必要ビット数を
最小限にするためには、この(実施の形態1)のように
ディジタル変換前にアナログ処理することが好ましい。
(実施の形態2)図4はID信号を差信号から選択する
場合の(実施の形態2)の光ディスク装置を示し、図5
はその信号波形図を示す。
【0070】ここでは(実施の形態2)の(実施の形態
1)と共通の構成については説明を省略し、異なる部分
について説明する。図4において図1と同じ符号を付け
たブロックは(実施の形態1)と機能が同じである。
【0071】図4において、光検出手段4は光ディスク
1に記録された信号を複数の電気信号に変換して出力
し、差動アンプ6により図5(c)に示すように差信号
7を生成する。
【0072】差信号7は先頭にID信号があり、後方に
は単一周波数のウオブル信号がある。ID信号は極性の
異なる2つの部分からなり、(実施の形態1)とは極性
が逆の場合を示している。
【0073】この差信号7はIDエンベロープ検出手段
8に入力され、図5(d)に示すIDエンベロープ信号
9を出力する。また、差信号7とIDエンベロープ信号
9は、極性検出手段14に入力され図5(f)に示す極
性信号15を出力する。
【0074】加算アンプ21では図5(a)に示す和信
号22を生成する。和信号22は、先頭にID信号があ
り、後方にはランドまたはグルーブの記録トラックに結
晶/非結晶の状態で記録された記録信号がある。
【0075】この(実施の形態2)では、記録信号の極
性が(実施の形態1)と逆の場合を示している。図4に
おいて和信号22は、RFエンベロープ検出手段24に
入力され、図5(b)に示すRFエンベロープ信号23
を出力する。
【0076】同期信号発生手段64は、IDエンベロー
プ信号9、図5(f)に示す極性信号15、RFエンベ
ロープ信号23を入力とし、信号多重手段34で使用す
るIDゲート信号67と、極性切換手段29で使用する
極性ゲート信号68と、オフセット制御手段37で使用
するリードゲート信号69とを発生する。
【0077】具体的には、同期信号発生手段64はカウ
ンタ65とデコーダ66とで構成されている。カウンタ
65は、IDエンベロープ信号9または極性信号15ま
たはRFエンベロープ信号23の立ち上がりエッジをプ
リセット入力とし、1セクタを連続して計数する。
【0078】デコーダ66はカウンタ56の出力をデコ
ードしてカウンタに同期したゲート信号を発生する。I
Dゲート信号67は、図5(e)に示すように和信号
(a)または差信号(c)のID信号を含む範囲でハイ
レベルとなる信号である。極性ゲート信号68は、図5
(g)に示すようにID信号または記録信号の極性をハ
イレベル/ローレベルで表した信号である。図5(j)
に示すリードゲート信号69は、図5(i)に示す極性
切換手段29の出力信号71のID信号または記録信号
の先頭にあるVFO信号の前半部でローレベルとなり、
後半部から有効データにかけてハイレベルとなる信号で
ある。
【0079】ここで、IDエンベロープ信号9とIDゲ
ート信号67、極性信号15と極性ゲート信号68、
(実施の形態1)のゲート信号38とこの(実施の形態
2)のリードゲート信号69が異なる点は、IDエンベ
ロープ信号9と極性信号15とRFエンベロープ信号2
3とゲート信号38が、光ディスク1から検出された直
接の信号あるいはこれらを組み合わせた信号であるのに
対し、IDゲート信号67と極性ゲート信号68とリー
ドゲート信号69は、カウンタを用いて同期再生して間
接的に生成された信号である。
【0080】すなわち、光ディスク1にディフェクト
(傷などによる信号の欠落)があった場合、前者は正し
い信号とはならないが、後者は補間機能が働いて常に正
しい信号となる。
【0081】図4の信号多重手段34は、差信号7と和
信号22を入力とし、IDゲート信号67により選択し
て1つの信号に多重した出力信号70を出力する。その
結果、出力信号70として図5(h)に示すように、I
Dゲート信号67がハイレベルの期間に、入力の差信号
7のID信号が出力され、IDゲート信号67がローレ
ベルの期間に、入力の和信号22の記録信号が多重され
て出力される。
【0082】極性切換手段29は、信号多重手段34の
出力信号70を入力とし、極性ゲート信号68で信号の
極性を切り換えて図5(i)に示す出力信号71を出力
する。その結果、出力信号71は、極性ゲート信号68
がハイレベルのときに入力される信号多重手段34の出
力信号(h)を反転した信号となり、両極性であったI
D信号の極性の向きおよび記録信号の極性が一方向に揃
えられる。
【0083】オフセット制御手段37は、信号多重手段
34の出力信号70の極性を一方向に揃えた信号71を
入力とし、リードゲート信号69を用いて信号の有効デ
ータ部分の直流レベルを図5(k)に示すように一定に
制御した出力信号72を出力する。その結果、出力信号
72は、リードゲート信号69がローレベルの期間に、
ID信号または記録信号の先頭にあるVFO部分で所定
の直流レベルまでオフセットの高速な応答で引き込みを
行い、リードゲート信号69がハイレベルの期間に、I
D信号または記録信号の有効データ部分で低速な応答で
一定の直流レベルを保持する。
【0084】以上のように、この(実施の形態2)の光
ディスク装置では、信号多重手段34により差信号7に
含まれるID信号と和信号22に含まれる記録信号をI
Dゲート信号67に基づいて選択して出力し、極性切換
手段29により信号多重手段34の出力信号70に含ま
れるID信号および記録信号の極性を極性ゲート信号6
8に基づいて切り換えて出力し、オフセット制御手段3
7によりリードゲート信号69を用いて極性切換手段2
9の出力信号71の直流レベルを一定に制御することが
できる。
【0085】以上の構成と動作によって、光ディスク1
から再生された和信号22と差信号7とから、ID信号
と記録信号を多重し、直流レベルを揃えた出力信号72
が得られる。このオフセット制御手段37の出力信号7
2は、AGC・EQL60を通して、A/D変換器62
に入力される。
【0086】A/D変換器62では、入力のダイナミッ
クレンジを最大限に使用して多ビットのディジタル信号
63に変換する。この(実施の形態2)でも(実施の形
態1)と同じのようにディジタル変換前にAGC/EQ
L処理する場合で説明したが、これらの機能は、ディジ
タル変換後にディジタル信号処理で行うことも可能であ
る。A/D変換器62のビット数を最小限にするために
は、この実施の形態のようにディジタル変換前にアナロ
グ処理した方が好ましい。
【0087】なお、この(実施の形態2)で使用した同
期信号発生手段64を(実施の形態1)に適用して、I
Dエンベロープ信号9,極性信号15,ゲート信号38
を得るようにしてもよい。
【0088】なお、(実施の形態2)では、ID信号を
差信号7から得る場合で説明したが、ID信号は、和信
号(トラッキング信号、全加算信号)にも含まれてお
り、信号多重手段34でID期間にこれらを選択する構
成としても良い。
【0089】このうち、ID信号を和信号(全加算信
号)から選択する場合には、図4に示す光ディスク装置
と全く同じ構成のまま制御信号を変更すれば対応でき
る。図5(a)示す和信号が入力の場合、IDゲート信
号67をローレベルに固定とすることによって、信号多
重手段34において常に和信号22を選択する。ID信
号と記録信号が同一極性なので、極性ゲート信号68を
ハイレベルに固定とすることによってID信号と記録信
号の極性を共に反転させる動作にすればよい。
【0090】また、和信号が後述の(実施の形態4)の
説明で使用する図10(a)に示す和信号の場合も同様
に、IDゲート信号67をローレベルに固定とすること
によって、信号多重手段34において常に和信号22を
選択する。ただし、ID信号と記録信号の極性が異なる
ので、極性ゲート信号68を、図10(b)に示すよう
にID期間でハイレベルとなる信号とすることによっ
て、ID信号の極性を反転し記録信号と揃える動作とす
ればよい。すなわち、(実施の形態2)の光ディスク装
置は、ID信号を差信号または和信号のどちらからでも
選択できる構成となっている。
【0091】以下には、別の構成により、ID信号をト
ラッキング信号から得る場合の(実施の形態3)と、I
D信号を全加算信号から得る場合の(実施の形態4)に
ついて説明する。
【0092】(実施の形態3)図6に本発明の(実施の
形態3)の光ディスク装置を示し、図8にその信号波形
図を示す。
【0093】ここでは(実施の形態3)の(実施の形態
2)と共通な部分については説明を省略し、異なる部分
について説明する。図6において図4と同じ符号を付け
たブロックは(実施の形態2)と機能が同じである。
【0094】図6において、光検出手段4は、光ディス
ク1に記録された信号を複数の電気信号に変換して出力
する。このうち、トラッキング信号5は次のようにして
検出される。
【0095】ピックアップ3には、図7に示すように近
接して配置されたディテクタ3a〜3dからなる分割デ
ィテクタ94を使用し、その境界に受光ビーム95を配
置する。4つの各ディテクタ3a〜3dは検出信号p1
〜p4を出力する。
【0096】図6において、ディテクタ3aの検出信号
p1とディテクタ3dの検出信号p4を加算した信号が
トラッキング信号(+)80であり、ディテクタ3bの
検出信号p2とディテクタ3cの検出信号p3を加算し
た信号がトラッキング信号(−)81であり、それぞれ
図8(a)(b)のような波形となる。
【0097】同期信号発生手段84は、カウンタ77と
デコーダ78で構成されており、IDエンベロープ信号
9、極性信号15、RFエンベロープ信号23を入力と
し、信号多重手段82で使用する第1,第2選択ゲート
信号85,86、オフセット制御手段37で使用するリ
ードゲート信号69を発生する。
【0098】第1選択ゲート信号85は、図8(d)に
示すようにトラッキング信号(+)80のID信号の前
半部分でハイレベルとなる信号である。第2選択ゲート
信号86は、図8(e)に示すようにトラッキング信号
(−)81のID信号の後半部分でハイレベルとなる信
号である。
【0099】信号多重手段82は、和信号22と、トラ
ッキング信号(+)80とトラッキング信号(−)81
を入力とし、第1,第2選択ゲート信号85,86によ
り入力信号を選択して1つの信号に多重した図8(f)
に示す出力信号83を出力する。
【0100】出力信号83は、第1選択ゲート信号85
がハイレベルの期間に入力のトラッキング信号(+)8
0のID信号前半部が出力され、第2選択ゲート信号8
6がハイレベルの期間に入力のトラッキング信号(−)
81のID信号後半部が出力され、第1,第2選択ゲー
ト信号80,81がともにローレベルの期間に、入力の
和信号22の記録信号が出力される。
【0101】この(実施の形態3)の光ディスク装置で
は、信号多重手段82により和信号の一種であるトラッ
キング信号に含まれるID信号と、和信号22(全加算
信号)に含まれる記録信号を第1,第2選択ゲート信号
85,86に基づいて選択して出力することによって、
ID信号と記録信号を多重した出力信号83が得られ
る。
【0102】この(実施の形態3)は、光検出手段4に
おける光ディスク1とピックアップ3の角度(チルト)
が正規でない場合でも、ID信号の読み取りエラーを少
なくさせる効果がある。
【0103】(実施の形態4)図9に本発明の(実施の
形態4)の光ディスク装置を示し、図10にその信号波
形図を示す。
【0104】ここでは(実施の形態4)の(実施の形態
2)と共通な部分については説明を省略し、異なる部分
について説明する。図9において図4と同じ符号を付け
たブロックは(実施の形態2)と機能が同じである。
【0105】図9において、光検出手段4は、光ディス
ク1に記録された信号を複数の電気信号に変換して出力
する。複数の電気信号は加算アンプ21により全加算さ
れて和信号22を得る。これを図10(a)に示す。
【0106】同期信号発生手段90は、カウンタ96と
デコーダ97で構成されており、IDエンベロープ信号
9、極性信号15、RFエンベロープ信号23を入力と
し、極性切換手段91で使用する第2極性ゲート信号9
2、オフセット制御手段37で使用するリードゲート信
号69を発生する。第2極性ゲート信号92は、図10
(b)に示すように、和信号22のID信号部でハイレ
ベルとなる信号である。
【0107】極性切換手段91は、和信号22を入力と
し、第2極性ゲート信号92により入力信号の極性を反
転した出力信号93を出力する。図10(c)に示すよ
うに出力信号93は、第2極性ゲート信号92がハイレ
ベルの期間に、入力の和信号22のID信号部の極性が
反転され、ローレベルの期間には和信号22の記録信号
部がそのままの極性で出力される。
【0108】この(実施の形態4)の光ディスク装置で
は、極性切換手段91により和信号22(全加算信号)
に含まれるID信号と記録信号の極性を揃えて出力する
ことができる。
【0109】この(実施の形態4)は、光検出手段4に
おける光ディスク1とピックアップ3のフォーカス制御
誤差が大きい場合でも、ID信号の読み取りエラーを少
なくさせる効果がある。
【0110】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、光検出手
段で検出された複数の電気信号の和信号と差信号を用い
る光ディスク装置の再生信号を、多ビットのディジタル
信号に変換する用途において、ディジタル変換の前段回
路(例えば、AGCやイコライザ)のダイナミックレン
ジが少なくて済み、かつ、必要最小限のビット数の1個
のA/D変換器でディジタル化することができる。
【0111】従って、A/D変換器および装置設計が容
易になり、装置全体のコストダウンに効果がある。本発
明を用いることにより光ディスク装置に最尤複号などに
よる読出エラーの改善手法を導入することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の(実施の形態1)における光ディスク
装置の構成図
【図2】本発明の(実施の形態1)における光ディスク
装置の信号波形図
【図3】本発明の(実施の形態1)におけるゲート発生
手段の信号波形図
【図4】本発明の(実施の形態2)における光ディスク
装置の構成図
【図5】本発明の(実施の形態2)における光ディスク
装置の信号波形図
【図6】本発明の(実施の形態3)における光ディスク
装置の構成図
【図7】本発明の(実施の形態3)におけるピックアッ
プの構成図
【図8】本発明の(実施の形態3)における光ディスク
装置の信号波形図
【図9】本発明の(実施の形態4)における光ディスク
装置の構成図
【図10】本発明の(実施の形態4)における光ディス
ク装置の信号波形図
【符号の説明】
4 光検出手段 6 差動アンプ 7 差信号 8 IDエンベロープ検出手段 9 IDエンベロープ信号 14 極性検出手段 15 極性信号 21 加算アンプ 22 和信号 23 RFエンベロープ信号 24 RFエンベロープ検出手段 29 極性切換手段 34 信号多重手段 37 オフセット制御手段 38 ゲート信号 46 ゲート発生手段 64 同期信号発生手段 67 IDゲート信号 68 極性ゲート信号 69 リードゲート信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光検出手段で検出された複数の電気信号の
    和信号または差信号を用いる光ディスクの信号処理方法
    であって、 前記和信号または差信号に含まれるID信号と記録信号
    を選択して時間多重し、 前記ID信号の極性を前記記録信号の極性に揃え、極性
    を揃えた前記ID信号と記録信号の直流レベルを一定に
    制御し、 ID信号と記録信号を極性および直流レベルが揃った一
    連の信号に処理した後にディジタル変換する光ディスク
    の信号処理方法。
  2. 【請求項2】差信号に含まれるID信号と、和信号に含
    まれる記録信号を選択して時間多重する請求項1記載の
    光ディスクの信号処理方法。
  3. 【請求項3】差信号と和信号に含まれるID信号と、和
    信号に含まれる記録信号を選択して時間多重する請求項
    1記載の光ディスクの信号処理方法。
  4. 【請求項4】光ディスクからの反射光を分割検出し複数
    の電気信号を出力する光検出手段と、 前記複数の電気信号から和信号と差信号を生成する演算
    手段と、 前記和信号または差信号からID信号と記録信号を選択
    して時間多重する信号多重手段と、 前記ID信号の極性を前記記録信号の極性に揃える極性
    切換手段と、 極性を揃えた前記ID信号と記録信号の直流レベルを一
    定に制御するオフセット制御手段と、 極性および直流レベルが揃った一連のID信号と記録信
    号をディジタル化するA/D変換器とを備えた光ディス
    ク装置。
  5. 【請求項5】信号多重手段は、差信号からID信号を、
    和信号から記録信号を選択して時間多重する請求項4記
    載の光ディスク装置。
  6. 【請求項6】信号多重手段は、差信号と和信号からID
    信号を、和信号から記録信号を選択して時間多重する請
    求項4記載の光ディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009001521A1 (ja) * 2007-06-27 2008-12-31 Panasonic Corporation 信号処理装置

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