JP2000081500A - マイクロハニカム、蛍光面及び蛍光板の製造方法 - Google Patents
マイクロハニカム、蛍光面及び蛍光板の製造方法Info
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- JP2000081500A JP2000081500A JP10252607A JP25260798A JP2000081500A JP 2000081500 A JP2000081500 A JP 2000081500A JP 10252607 A JP10252607 A JP 10252607A JP 25260798 A JP25260798 A JP 25260798A JP 2000081500 A JP2000081500 A JP 2000081500A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高解像度の蛍光面の製造方法を提供すること
である。 【解決手段】 化学繊維の糸10aの表面にアルミメッ
キ10bを施してメッキ糸10を製造し、このメッキ糸
を複数本接着する。次に、所定長さに切断して細線セル
14を製造する。アルカリ溶液を用いて細線セル14か
らメッキ糸10中の化学繊維の糸10aを抜き取り、こ
のメッキ糸10の芯線を向き採った部分にCsIを充填
することにより蛍光面を製造する。
である。 【解決手段】 化学繊維の糸10aの表面にアルミメッ
キ10bを施してメッキ糸10を製造し、このメッキ糸
を複数本接着する。次に、所定長さに切断して細線セル
14を製造する。アルカリ溶液を用いて細線セル14か
らメッキ糸10中の化学繊維の糸10aを抜き取り、こ
のメッキ糸10の芯線を向き採った部分にCsIを充填
することにより蛍光面を製造する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マイクロハニカ
ム、蛍光面及び蛍光板の製造方法に関するものである。
ム、蛍光面及び蛍光板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】X線を利用した検査装置は、医療用のX
線診断装置等の他、産業用のIC検査装置等に広く使用
されている。このような検査装置に使用されるX線検出
器は、X線を蛍光面で受け、これを光に変換してCCD
等の2次元撮像素子(撮像管)で画像化する。このX線
検出器には様々な性能の向上が求められるが、最も重要
なものとして解像度の向上が求められる。
線診断装置等の他、産業用のIC検査装置等に広く使用
されている。このような検査装置に使用されるX線検出
器は、X線を蛍光面で受け、これを光に変換してCCD
等の2次元撮像素子(撮像管)で画像化する。このX線
検出器には様々な性能の向上が求められるが、最も重要
なものとして解像度の向上が求められる。
【0003】ところでX線検出器に用いられる蛍光面に
は、ヨウ化セシウム(CsI)等の蛍光体を基板上に蒸
着して針状結晶とするタイプが存在する。この蛍光面に
おいては、図7に示すように、全反射の臨界角よりも大
きな角度でCsI結晶と空気との界面に光が入射した場
合には、光が全反射を繰り返し蛍光面の表面に到達する
が、全反射の臨界角よりも小さな角度でCsI結晶と空
気との界面に光が入射した場合には、光はCsI結晶と
空気との界面を通り抜け光(漏れ光)が横方向に広がっ
て解像度が低下する。なお、図8に全反射臨界角θ1
(θ2、θ3は全反射臨界角θ1よりも小さい角を示
す)を示す。
は、ヨウ化セシウム(CsI)等の蛍光体を基板上に蒸
着して針状結晶とするタイプが存在する。この蛍光面に
おいては、図7に示すように、全反射の臨界角よりも大
きな角度でCsI結晶と空気との界面に光が入射した場
合には、光が全反射を繰り返し蛍光面の表面に到達する
が、全反射の臨界角よりも小さな角度でCsI結晶と空
気との界面に光が入射した場合には、光はCsI結晶と
空気との界面を通り抜け光(漏れ光)が横方向に広がっ
て解像度が低下する。なお、図8に全反射臨界角θ1
(θ2、θ3は全反射臨界角θ1よりも小さい角を示
す)を示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、蛍光面におい
て解像度を向上させるためには漏れ光を減少させる必要
があるが、漏れ光を減少させる方法として反射層として
の役目を有する細管を集束し、細管内にシンチレータを
充填した構造を有する蛍光面が考えられる(特開平2−
22598号公報参照)。このような構造を有する蛍光
面においては、有効面を減少させないようにするため細
管の管壁を極めて薄く形成することが望まれるが、従
来、管壁が極めて薄い細管を形成することが困難であっ
た。
て解像度を向上させるためには漏れ光を減少させる必要
があるが、漏れ光を減少させる方法として反射層として
の役目を有する細管を集束し、細管内にシンチレータを
充填した構造を有する蛍光面が考えられる(特開平2−
22598号公報参照)。このような構造を有する蛍光
面においては、有効面を減少させないようにするため細
管の管壁を極めて薄く形成することが望まれるが、従
来、管壁が極めて薄い細管を形成することが困難であっ
た。
【0005】この発明の課題は、隔離壁が極めて薄いマ
イクロハニカム、高解像度の蛍光面及び蛍光板の製造方
法を提供することである。
イクロハニカム、高解像度の蛍光面及び蛍光板の製造方
法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のマイクロ
ハニカムの製造方法は、有機物の芯線に金属をコーティ
ングして金属をコーティングした細線を形成する細線形
成工程と、複数の前記細線を集束する細線集束工程と、
前記細線集束工程において集束した細線を所定長に切断
する切断工程と、前記切断工程において所定長に切断し
た細線から前記芯線を抜き取る芯線抜取工程とを備える
ことを特徴とする。
ハニカムの製造方法は、有機物の芯線に金属をコーティ
ングして金属をコーティングした細線を形成する細線形
成工程と、複数の前記細線を集束する細線集束工程と、
前記細線集束工程において集束した細線を所定長に切断
する切断工程と、前記切断工程において所定長に切断し
た細線から前記芯線を抜き取る芯線抜取工程とを備える
ことを特徴とする。
【0007】また、請求項2記載のマイクロハニカムの
製造方法は、有機物の芯線に金属をコーティングして金
属をコーティングした細線を形成する細線形成工程と、
前記細線形成工程において形成した細線を所定長に切断
する切断工程と、前記切断工程において切断した複数の
前記細線を集束する細線集束工程と、前記細線集束工程
において集束した細線から前記芯線を抜き取る芯線抜取
工程とを備えることを特徴とする。
製造方法は、有機物の芯線に金属をコーティングして金
属をコーティングした細線を形成する細線形成工程と、
前記細線形成工程において形成した細線を所定長に切断
する切断工程と、前記切断工程において切断した複数の
前記細線を集束する細線集束工程と、前記細線集束工程
において集束した細線から前記芯線を抜き取る芯線抜取
工程とを備えることを特徴とする。
【0008】この請求項1及び請求項2記載のマイクロ
ハニカムの製造方法によれば、芯線にコーティングする
金属を極めて薄くすることができるため、隔離壁が極め
て薄いマイクロハニカムを製造することができる。
ハニカムの製造方法によれば、芯線にコーティングする
金属を極めて薄くすることができるため、隔離壁が極め
て薄いマイクロハニカムを製造することができる。
【0009】また、請求項3記載の蛍光面の製造方法
は、有機物の芯線に金属をコーティングして金属をコー
ティングした細線を形成する細線形成工程と、複数の前
記細線を集束する細線集束工程と、前記細線集束工程に
おいて集束した細線を所定長に切断する切断工程と、前
記切断工程において所定長に切断した細線から前記芯線
を抜き取る芯線抜取工程と、前記細線の前記芯線を抜き
取った部分に蛍光体を充填する蛍光体充填工程とを備え
ることを特徴とする。
は、有機物の芯線に金属をコーティングして金属をコー
ティングした細線を形成する細線形成工程と、複数の前
記細線を集束する細線集束工程と、前記細線集束工程に
おいて集束した細線を所定長に切断する切断工程と、前
記切断工程において所定長に切断した細線から前記芯線
を抜き取る芯線抜取工程と、前記細線の前記芯線を抜き
取った部分に蛍光体を充填する蛍光体充填工程とを備え
ることを特徴とする。
【0010】この請求項3記載の蛍光面の製造方法によ
れば、芯線にコーティングした金属が反射層として機能
するため、高解像度の蛍光面を製造することができる。
れば、芯線にコーティングした金属が反射層として機能
するため、高解像度の蛍光面を製造することができる。
【0011】また、請求項4記載の蛍光板の製造方法
は、請求項1記載の前記マイクロハニカムを複数配列す
る配列工程と、前記マイクロハニカムの側壁同士を融着
する融着工程と、前記細線の前記芯線を抜き取った部分
に蛍光体を充填する蛍光体充填工程とを備えることを特
徴とする。この請求項4記載の蛍光板の製造方法によれ
ば、大面積の蛍光板を容易に製造することができる。
は、請求項1記載の前記マイクロハニカムを複数配列す
る配列工程と、前記マイクロハニカムの側壁同士を融着
する融着工程と、前記細線の前記芯線を抜き取った部分
に蛍光体を充填する蛍光体充填工程とを備えることを特
徴とする。この請求項4記載の蛍光板の製造方法によれ
ば、大面積の蛍光板を容易に製造することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を参照して、こ
の発明の実施の形態にかかるマイクロハニカム、蛍光面
及び蛍光板の製造方法について説明する。
の発明の実施の形態にかかるマイクロハニカム、蛍光面
及び蛍光板の製造方法について説明する。
【0013】まず、直径50〜200μm、長さ30〜
50cmのナイロン、テトロン等の化学繊維の糸(芯
線)10aの表面に3〜40μmの厚さで(芯線の直径
の5〜20%)アルミメッキ10bを施してメッキ糸1
0を製造する(図1(a)参照)。
50cmのナイロン、テトロン等の化学繊維の糸(芯
線)10aの表面に3〜40μmの厚さで(芯線の直径
の5〜20%)アルミメッキ10bを施してメッキ糸1
0を製造する(図1(a)参照)。
【0014】次に、収容部12aの断面が正方形(1×
1cm)である枠12の収容部に複数本のメッキ糸10
(メッキ糸10の直径が100μmの場合には、約11
000本)を収容して、枠12の収容部12aに収容し
た状態のメッキ糸10を真空中において200〜300
℃で1時間加熱して、メッキ糸10同士を仮接着する
(図1(b)参照)。
1cm)である枠12の収容部に複数本のメッキ糸10
(メッキ糸10の直径が100μmの場合には、約11
000本)を収容して、枠12の収容部12aに収容し
た状態のメッキ糸10を真空中において200〜300
℃で1時間加熱して、メッキ糸10同士を仮接着する
(図1(b)参照)。
【0015】次に、スライシングマシーンで厚さ0.2
〜5mm(標準は1mm)に切断して細線セル14を製
造する(図1(c)参照)。
〜5mm(標準は1mm)に切断して細線セル14を製
造する(図1(c)参照)。
【0016】次に、細線セル14をパレット(図示せ
ず)に載置して電気炉16内に入れ、電気炉16内の温
度を450〜600℃に上昇させる。これにより各メッ
キ糸10同士の接着を完全に行う(図2(a)参照)。
ず)に載置して電気炉16内に入れ、電気炉16内の温
度を450〜600℃に上昇させる。これにより各メッ
キ糸10同士の接着を完全に行う(図2(a)参照)。
【0017】次に、細線セル14を電気炉16から取り
出しアルカリ溶液(10%NaOH)中に入れ約1時間
放置することにより、メッキ糸10中の化学繊維の糸1
0aを抜き取る(図2(b)参照)。これによりマイク
ロハニカム18の製造が終了する。
出しアルカリ溶液(10%NaOH)中に入れ約1時間
放置することにより、メッキ糸10中の化学繊維の糸1
0aを抜き取る(図2(b)参照)。これによりマイク
ロハニカム18の製造が終了する。
【0018】次に、ステンレス容器20に粉末状のCs
Iを入れ、ステンレス容器20を窒素又は空気を満たし
た電気炉16内に入れて電気炉16内を約800℃に加
熱する。これにより、CsIが溶解し、溶解したCsI
中にマイクロハニカム18を浸すことにより毛細管現象
によりCsIがマイクロハニカム18中に充填される。
その後マイクロハニカム18を徐冷し、マイクロハニカ
ム18の表面を研磨して余分なCsIを取り除くことに
より蛍光面が完成する。
Iを入れ、ステンレス容器20を窒素又は空気を満たし
た電気炉16内に入れて電気炉16内を約800℃に加
熱する。これにより、CsIが溶解し、溶解したCsI
中にマイクロハニカム18を浸すことにより毛細管現象
によりCsIがマイクロハニカム18中に充填される。
その後マイクロハニカム18を徐冷し、マイクロハニカ
ム18の表面を研磨して余分なCsIを取り除くことに
より蛍光面が完成する。
【0019】図3は、この実施の形態にかかる蛍光面の
解像度と空間周波数との関係を示すグラフである。この
蛍光面においては、マイクロハニカムの隔離壁を極めて
薄く形成することができ、この隔壁が反射層として機能
することから、従来の蛍光面に比較して全ての空間周波
数域において解像度を向上させることができる。
解像度と空間周波数との関係を示すグラフである。この
蛍光面においては、マイクロハニカムの隔離壁を極めて
薄く形成することができ、この隔壁が反射層として機能
することから、従来の蛍光面に比較して全ての空間周波
数域において解像度を向上させることができる。
【0020】なお、蛍光面を複数配列することにより、
大面積化した蛍光板を製造することができる。即ち、図
4に示すように10×10個のマイクロハニカム18
を、その側壁同士が接触するように平面的に配列し枠内
(図示せず)に収容する。そして、マイクロハニカム1
8を収容した枠をパレットに載置して電気炉16内に入
れ、電気炉16内の温度を450〜600℃に上昇させ
ることによりマイクロハニカム18の側壁同士を融着す
る。これにより大面積化したマイクロハニカムを製造す
ることができる。
大面積化した蛍光板を製造することができる。即ち、図
4に示すように10×10個のマイクロハニカム18
を、その側壁同士が接触するように平面的に配列し枠内
(図示せず)に収容する。そして、マイクロハニカム1
8を収容した枠をパレットに載置して電気炉16内に入
れ、電気炉16内の温度を450〜600℃に上昇させ
ることによりマイクロハニカム18の側壁同士を融着す
る。これにより大面積化したマイクロハニカムを製造す
ることができる。
【0021】その後、大面積化したマイクロハニカムを
溶解したCsIに浸し、CsIをマイクロハニカム中に
充填する。これにより平面蛍光板22が完成する(図5
参照)。
溶解したCsIに浸し、CsIをマイクロハニカム中に
充填する。これにより平面蛍光板22が完成する(図5
参照)。
【0022】また、蛍光板は、平面的なものに限らず曲
面状のものを製造することも可能である。即ち、図6に
示すように曲面を有する型にマイクロハニカム18を配
列し、平面蛍光板の場合と同様にCsIの充填を行うこ
とにより曲面蛍光板24を製造することができる。
面状のものを製造することも可能である。即ち、図6に
示すように曲面を有する型にマイクロハニカム18を配
列し、平面蛍光板の場合と同様にCsIの充填を行うこ
とにより曲面蛍光板24を製造することができる。
【0023】なお、上述の実施の形態においては、化学
繊維の糸の表面にアルミメッキを施しているが、これに
限らず銀メッキ、ニッケルメッキ、マグネシウムメッキ
等反射率の高い金属メッキを施すようにしても良い。
繊維の糸の表面にアルミメッキを施しているが、これに
限らず銀メッキ、ニッケルメッキ、マグネシウムメッキ
等反射率の高い金属メッキを施すようにしても良い。
【0024】また、上述の実施の形態においては、化学
繊維の糸の表面に金属メッキを施しているが、金属を蒸
着することにより化学繊維の表面に金属層を形成するよ
うにしても良い。
繊維の糸の表面に金属メッキを施しているが、金属を蒸
着することにより化学繊維の表面に金属層を形成するよ
うにしても良い。
【0025】また、上述の実施の形態においては、化学
繊維の糸の表面にアルミメッキ、即ち1層の金属メッキ
を施しているが、アルミメッキの表面にニッケルメッキ
を施す等複数層の金属メッキを施すようにしても良い。
この場合には、アルミメッキが反射層として作用すると
共にニッケルメッキが支持層として作用することにより
強度の向上を図ることができる。
繊維の糸の表面にアルミメッキ、即ち1層の金属メッキ
を施しているが、アルミメッキの表面にニッケルメッキ
を施す等複数層の金属メッキを施すようにしても良い。
この場合には、アルミメッキが反射層として作用すると
共にニッケルメッキが支持層として作用することにより
強度の向上を図ることができる。
【0026】また、上述の実施の形態においては、複数
のメッキ糸10を接着した後に所定長に切断している
が、メッキ糸10を所定長に切断した後に、この切断し
たメッキ糸10を複数本集めて接着するようにしても良
い。
のメッキ糸10を接着した後に所定長に切断している
が、メッキ糸10を所定長に切断した後に、この切断し
たメッキ糸10を複数本集めて接着するようにしても良
い。
【0027】また、上述の実施の形態においては、メッ
キ糸10を集束するために断面が正方形である枠12を
用いているが、枠の断面は、長方形、六角形、三角形等
複数並べたときに隙間のできない形状であれば良い。
キ糸10を集束するために断面が正方形である枠12を
用いているが、枠の断面は、長方形、六角形、三角形等
複数並べたときに隙間のできない形状であれば良い。
【0028】また、上述の実施の形態においては、メッ
キ糸10を集束するために仮接着する場合に、メッキ糸
10を加熱して仮接着しているが、接着剤により集束す
るメッキ糸10を仮接着するようにしても良い。
キ糸10を集束するために仮接着する場合に、メッキ糸
10を加熱して仮接着しているが、接着剤により集束す
るメッキ糸10を仮接着するようにしても良い。
【0029】
【発明の効果】この発明のマイクロハニカムの製造方法
によれば、芯線にコーティングする金属を極めて薄くす
ることができるため、隔離壁が極めて薄いマイクロハニ
カムを製造することができる。
によれば、芯線にコーティングする金属を極めて薄くす
ることができるため、隔離壁が極めて薄いマイクロハニ
カムを製造することができる。
【0030】また、この発明の蛍光面の製造方法によれ
ば、芯線にコーティングした金属が反射層として機能す
るため、高解像度の蛍光面を製造することができる。更
に、この発明の蛍光板の製造方法によれば、大面積の蛍
光板を容易に製造することができる。
ば、芯線にコーティングした金属が反射層として機能す
るため、高解像度の蛍光面を製造することができる。更
に、この発明の蛍光板の製造方法によれば、大面積の蛍
光板を容易に製造することができる。
【図1】この発明の実施の形態にかかるマイクロハニカ
ムの製造工程を説明するための図である。
ムの製造工程を説明するための図である。
【図2】この発明の実施の形態にかかるマイクロハニカ
ムの製造工程を説明するための図である。
ムの製造工程を説明するための図である。
【図3】この発明の実施の形態にかかる蛍光面の解像度
と空間周波数との関係を示すグラフである。
と空間周波数との関係を示すグラフである。
【図4】この発明の実施の形態にかかる大面積化したマ
イクロハニカムを示す図である。
イクロハニカムを示す図である。
【図5】この発明の実施の形態にかかる平面蛍光板を示
す図である。
す図である。
【図6】この発明の実施の形態にかかる曲面蛍光板を示
す図である
す図である
【図7】従来の蛍光面における蛍光の伝達の仕方を説明
する図である。
する図である。
【図8】従来の蛍光面における全反射臨界角を説明する
ための図である。
ための図である。
10…メッキ糸、10a…芯線、10b…アルミメッ
キ、14…細線セル、18…マイクロハニカム、22…
平面蛍光板、24…曲面蛍光板。
キ、14…細線セル、18…マイクロハニカム、22…
平面蛍光板、24…曲面蛍光板。
Claims (4)
- 【請求項1】 有機物の芯線に金属をコーティングして
金属をコーティングした細線を形成する細線形成工程
と、 複数の前記細線を集束する細線集束工程と、 前記細線集束工程において集束した細線を所定長に切断
する切断工程と、 前記切断工程において所定長に切断した細線から前記芯
線を抜き取る芯線抜取工程と、 を備えることを特徴とするマイクロハニカムの製造方
法。 - 【請求項2】 有機物の芯線に金属をコーティングして
金属をコーティングした細線を形成する細線形成工程
と、 前記細線形成工程において形成した細線を所定長に切断
する切断工程と、 前記切断工程において切断した複数の前記細線を集束す
る細線集束工程と、 前記細線集束工程において集束した細線から前記芯線を
抜き取る芯線抜取工程と、 を備えることを特徴とするマイクロハニカムの製造方
法。 - 【請求項3】 有機物の芯線に金属をコーティングして
金属をコーティングした細線を形成する細線形成工程
と、 複数の前記細線を集束する細線集束工程と、 前記細線集束工程において集束した細線を所定長に切断
する切断工程と、 前記切断工程において所定長に切断した細線から前記芯
線を抜き取る芯線抜取工程と、 前記細線の前記芯線を抜き取った部分に蛍光体を充填す
る蛍光体充填工程と、 を備えることを特徴とする蛍光面の製造方法。 - 【請求項4】 請求項1記載の前記マイクロハニカムを
複数配列する配列工程と、 前記マイクロハニカムの側壁同士を融着する融着工程
と、 前記細線の前記芯線を抜き取った部分に蛍光体を充填す
る蛍光体充填工程と、 を備えることを特徴とする蛍光板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10252607A JP2000081500A (ja) | 1998-09-07 | 1998-09-07 | マイクロハニカム、蛍光面及び蛍光板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10252607A JP2000081500A (ja) | 1998-09-07 | 1998-09-07 | マイクロハニカム、蛍光面及び蛍光板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000081500A true JP2000081500A (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=17239731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10252607A Pending JP2000081500A (ja) | 1998-09-07 | 1998-09-07 | マイクロハニカム、蛍光面及び蛍光板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000081500A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013200290A (ja) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | Katsuhiro Dobashi | シンチレーターアレイ放射線検出器の製作方法 |
-
1998
- 1998-09-07 JP JP10252607A patent/JP2000081500A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013200290A (ja) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | Katsuhiro Dobashi | シンチレーターアレイ放射線検出器の製作方法 |
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