JP2000081178A - 配管用継手 - Google Patents

配管用継手

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JP2000081178A
JP2000081178A JP11179573A JP17957399A JP2000081178A JP 2000081178 A JP2000081178 A JP 2000081178A JP 11179573 A JP11179573 A JP 11179573A JP 17957399 A JP17957399 A JP 17957399A JP 2000081178 A JP2000081178 A JP 2000081178A
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JP
Japan
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rubber
thermoplastic elastomer
pipe
hydrogenated styrene
based thermoplastic
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Withdrawn
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JP11179573A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Tajima
啓 田島
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Publication date
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  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 地下埋設後も劣化することなく長期に亘って
配管に機密性良く止着する配管用継手を提供する。 【解決手段】 水素添加スチレン系熱可塑性エラストマ
ーとオレフィン樹脂とゴムとを、水素添加スチレン系熱
可塑性エラストマー及びオレフィン樹脂の合計重量
(a)とゴム重量(b)との比[(a):(b)]が6
0:40〜10:90の範囲となるよう含有し、かつ、
上記ゴムを動的架橋して上記水素添加スチレン系熱可塑
性エラストマー及びオレフィン樹脂の混合物中に分散さ
せたゴム組成物を成形して配管用継手を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は地下に埋設させる配
管システムにおいて配管を連結するための配管用継手に
関し、詳しくは、弾性変形して配管端部の外周に機密性
良く固定され、しかも、良好な機密性を長期に亘って維
持できる配管用継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】地下には種々の用途で配管システムが埋
設されている。例えば、光ケーブル等の通信ケーブルの
配管システムがある。かかる配管システムでは、コンク
リートの配管、金属製の配管又は合成樹脂製の配管が継
手を介して直線状又は枝状に連結される。配管の材質は
内部を通過させる物体や地下環境(温度、湿度、圧力
等)に応じて変形劣化しないものが適宜選択される。ま
た、配管は直線状又は曲線状で両端に開口があるもの、
直線状又は曲線状の線状管部の途中から短寸の管部を分
岐させた3個以上の開口端を有するもの、線状管部の一
端を閉塞したもの等、種々のタイプのものがある。そし
て、これらは、上記通信ケーブル等の配管システムを通
して配索する物体の配索形態に応じて組み合わされて使
用される。
【0003】一方、配管システムの配管を連結する継手
には、従来から配管の端部に密着性良く固定できるよ
う、ゴムや軟質合成樹脂からなる筒状部材が用いられて
いる(例えば、特許第2673277号)。そして、該
ゴムや軟質合成樹脂からなる筒状部材は、通常、その両
端部を連結する配管の端部に外装し、端部外周面をバン
ド状締結材で締結して固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、配管を
連結する継手の端部は、バンド状締結材で配管の端部に
締結するため、地下に埋設された後もバンド状締結材で
圧縮され続けることとなる。また、継手には施工の際に
発生する無理な応力や配管システムの地下埋設工事中の
振動により発生する無理な応力が、土砂を埋戻して配管
システムを埋設した後にも作用し続けることとなる。よ
って、配管と継手の連結部における機密性を保持して配
管システムを恒久的に使用するために、継手には、柔軟
性に富むと共に容易に弾性変形し、しかも、圧縮永久歪
みが小さく、かつ、引裂き強度が高いことが要求され
る。しかしながら、現状ではかかる要求を充分に満足す
る継手が得られていないのが実情である。
【0005】本発明は上記のような事情に鑑みてなされ
たものであり、柔軟で容易に弾性変形し、しかも、圧縮
永久歪みが小さく、かつ、高い引裂き強度を有し、地下
埋設後も劣化することなく長期に亘って配管に機密性良
く止着する配管用継手を提供することを課題としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、水素添加スチレン系熱可塑性エラストマ
ーとオレフィン樹脂とゴムとを、水素添加スチレン系熱
可塑性エラストマー及びオレフィン樹脂の合計重量
(a)とゴム重量(b)との比[(a):(b)]が6
0:40〜10:90の範囲となるよう含有し、かつ、
上記ゴムを動的架橋して上記水素添加スチレン系熱可塑
性エラストマー及びオレフィン樹脂の混合物中に分散さ
せたゴム組成物を成形してなる配管用継手を提供してい
る。なお、動的架橋とは、ゴムと他の材料(水素添加ス
チレン系熱可塑性エラストマーとオレフィン樹脂)を加
熱下に混練して混練と同時にゴムを架橋することであ
る。
【0007】水素添加スチレン系熱可塑性エラストマー
は水素添加により飽和して二重結合を無くしたスチレン
系熱可塑性エラストマーで、二重結合を持たないため
に、ゴムの架橋を阻害せず、架橋したゴムをその内部に
分散せしめる。本発明では水素添加スチレン系熱可塑性
エラストマーと共にオレフィン樹脂を用いてこれの混合
物中に架橋ゴムを分散させ、ゴム組成物に柔軟性、強度
及び可塑性を持たせている。よって、上記ゴム組成物を
成形して配管用継手にすると、容易に弾性変形して配管
に簡単に取り付けることができると共に、地下に埋設し
た後も劣化せず、配管への止着力を維持することができ
る。
【0008】上記水素添加スチレン系熱可塑性エラスト
マーとオレフィン樹脂とゴムとの配合比は、水素添加ス
チレン系熱可塑性エラストマー及びオレフィン樹脂の合
計重量(a)とゴム重量(b)との比[(a):
(b)]で、60:40〜10:90の範囲とされてい
るが、これは以下の理由による。すなわち、ゴムがこの
範囲より少なくなると、ゴム組成物の硬度が高く、柔軟
性が損なわれて圧縮永久歪みが大きくなり、配管用継手
とした時に配管への取り付け施工性が悪くなると共に、
締結バンド等で締付けて配管に取り付けた取り付け部に
へたり(弾性が消失した状態)を生じて、機密性が損な
われてしまう場合がある。一方、ゴムがこの範囲よりも
多くなると、ゴムを水素添加スチレン系熱可塑性エラス
トマー及びオレフィン樹脂と共に混練できなくなるため
である。
【0009】水素添加スチレン系熱可塑性エラストマー
は、ポリスチレン相(S)末端ブロックと、ゴム(エラ
ストマー)中間ブロックとからなるブロック共重合物で
あり、例えば、ゴム(エラストマー)中間ブロックがポ
リエチレンからなるSES系、ゴム(エラストマー)中
間ブロックがエチレン/プロピレン(E/P)からなる
SEPS系、ゴム(エラストマー)中間ブロックがエチ
レン/ブチレン(E/B)からなるSEBS系等が挙げ
られる。
【0010】水素添加スチレン系熱可塑性エラストマー
は、JIS−A硬度が90以下のものを用いるのが好ま
しい。これはJIS−A硬度が90よりも大きい場合、
動的架橋後のゴム組成物を低硬度にしにくくなるためで
ある。このようなJIS−A硬度が90以下の水素添加
スチレン系熱可塑性エラストマーの具体例としては、例
えば、シェルジャパン(株)製のクレイトンG1651
(商品名)を挙げることができる。
【0011】オレフィン樹脂としては、ポリエチレン、
ポリプロピレン、エチレン−エチルアクリレート樹脂、
エチレン−ビニルアセテート樹脂、エチレン−メタクリ
ル酸樹脂、アイオノマー樹脂、メタロセン触媒重合ポリ
エチレン、メタロセン触媒重合ポリプロピレン等を挙げ
ることができ、これらから選ばれる1種または2種以上
を用いることができる。
【0012】水素添加スチレン系熱可塑性エラストマー
とオレフィン樹脂との配合比は重量比(水素添加スチレ
ン系熱可塑性エラストマー:オレフィン樹脂)で9:1
〜1:9の範囲とするのがよい。水素添加スチレン系熱
可塑性エラストマーがこの範囲よりも多くなるとゴムの
分散性が低下したり、可塑化が不十分になってゴムとの
混練ができくなる虞がある。また、オレフィン樹脂がこ
の範囲よりも多くなると、動的架橋後のゴム組成物の硬
度が高くなりすぎて配管用継手とした時に配管への取り
付けがしづらくなる虞がある。
【0013】ゴムは、天然ゴム、スチレン−ブタジエン
ゴム(SBR)、イソプレンゴム(IR)、エチレン−
プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、アクリロニトリ
ル−ブタジエンゴム(NBR)等のジエン系ゴムを用い
るのが好ましい。また、ジエン系ゴム以外のゴムも用い
ることができ、例えば、エチレン−プロピレンゴム(E
PM)、アクリルゴム、クロロプレンゴム(CR)、ク
ロロスルフォン化ポリエチレンゴム等を挙げることがで
きる。これらのゴムは1種または2種以上を用いること
ができる。
【0014】なお、ゴム全体当たりエチレン−プロピレ
ン−ジエンゴム(EPDM)を50重量%以上含むよう
にするのが好ましい。これは、エチレン−プロピレン−
ジエンゴム(EPDM)はオレフィン樹脂との相溶性が
良好であり、水素添加スチレン系熱可塑性エラストマー
及びオレフィン樹脂の混合物中での架橋ゴムの分散性が
向上して、ゴム組成物の強度向上及び圧縮永久歪みの低
減により有利に働くためである。よって、かかる点のみ
を考慮した場合、より好ましくはゴム全体当たりエチレ
ン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)を80重量%
以上とするのが好ましく、更に好ましくはゴム全体をエ
チレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)とするの
がよい。
【0015】本発明では、動的架橋時のゴムの分散性を
より向上させる目的、又は動的架橋後のゴム組成物を成
形する際の成形性(特に、射出成形機による成形性)を
向上させる目的で、軟化剤や可塑剤を用いてもよい。軟
化剤としては、プロセスオイルや、アロマ系,テフロン
系,パラフィン系等の石油系軟化剤を用いることができ
る。また、可塑剤としては、フタレート系、アジペート
系,セパケート系、フォスフェート系、ポリエーテル
系、ポリエステル系等の可塑剤を使用できる。なお、上
記石油系軟化剤には、ゴムとは別体の石油系軟化剤の
他、油展ゴム中に含まれるオイル成分も含まれている。
【0016】これら軟化剤や可塑剤はゴムと水素添加ス
チレン系熱可塑性エラストマーとオレフィン樹脂との合
計重量100重量部当たり30〜200重量部、好まし
くは40〜100重量部配合するのがよい。また、軟化
剤や可塑剤は、ゴムと水素添加スチレン系熱可塑性エラ
ストマーとオレフィン樹脂との混練(動的架橋)時に添
加されてもよい。また、ゴムと水素添加スチレン系熱可
塑性エラストマーとオレフィン樹脂との混練(動的架
橋)前に、ゴム、水素添加スチレン系熱可塑性エラスト
マー及びオレフィン樹脂の内のいずれか1種又はいずれ
か2種と混練して軟化剤及び/又は可塑剤を含む混合物
(コンパウンド)を作成し、該混合物(コンパウンド)
をゴムと水素添加スチレン系熱可塑性エラストマーとオ
レフィン樹脂との混練(動的架橋)に供するようにして
もよい。
【0017】動的架橋に用いる架橋剤としては、硫黄、
有機過酸化物架橋剤及び樹脂架橋剤のいずれも使用可能
であるが、ゴムとの反応性に優れ、しかも、ブルーミン
グ等を発生しにくい点から樹脂架橋剤を用いるのが好ま
しい。
【0018】樹脂架橋剤としては、例えば、アルキルフ
ェノール・ホルムアルデヒド樹脂、メラミン・ホルムア
ルデヒド縮合物、トリアジン・ホルムアルデヒド縮合
物、硫化−p−第三ブチルフェノール樹脂、アルキルフ
ェノール・スルフィド樹脂、ヘキサメトキシメチル・メ
ラミン樹脂等を挙げることができる。これらのうち、ア
ルキルフェノール・ホルムアルデヒド樹脂(反応性のフ
ェノール樹脂)を使用するのが好ましい。アルキルフェ
ノール・ホルムアルデヒド樹脂を使用すると、他の樹脂
架橋剤を使用した場合に比して良好な架橋密度が得ら
れ、ゴム組成物の圧縮永久歪みの減少に有効である。ま
た、アルキルフェノール・ホルムアルデヒド樹脂はハロ
ゲン化したものが反応性の点で有利である。
【0019】樹脂架橋剤の配合量は、架橋剤の種類によ
っても異なるが、一般にゴム100重量部当たり3〜2
0重量部、好ましくは5〜15重量部である。
【0020】硫黄架橋を行う場合は、架橋剤(硫黄)と
ともに架橋促進剤を組み合せて使用することができる。
架橋促進剤としては、例えば、消石灰、マグネシア(M
gO)、リサージ(PbO)、酸化亜鉛(ZnO)等の
無機促進剤や、以下に記す有機促進剤を使用することが
できる。該有機促進剤としては、例えば、2−メルカプ
トベンゾチアゾール、N−シクロヘキシル−2−ベンゾ
チアゾールスルフェン等のチアゾール系架橋促進剤や、
n−ブチルアミン、tert−ブチルアミン、プロピル
アミン等の脂肪族第1アミンと2−メルカプトベンゾチ
アゾールとの酸化縮合物、ジシクロヘキシルアミン、ピ
ロリジン、ピペリジン等の脂肪族第2アミンと2−メル
カプトベンゾチアゾールとの酸化縮合物、脂環式第1ア
ミンと2−メルカプトベンゾチアゾールとの酸化縮合
物、モリフォリン系化合物と2−メルカプトベンゾチア
ゾールとの酸化縮合物等のスルフェンアミド系架橋促進
剤や、テトラメチルチウラムモノスルフィド(TMT
M)、テトラメチルチウラムジスルフィド(TMT
D)、テトラエチルチウラムジモノスルフィド(TET
D)、テトラブチルチウラムジモノスルフィド(TBT
D)、ジペンタメチレンチウラムテトラスルフィド(D
PTT)等のチウラム系架橋促進剤や、ジメチルジチオ
カルバミン酸亜鉛(ZnMDC)、ジエチルジチオカル
バミン酸亜鉛(ZnEDC)、ジ−n−ブチルカルバミ
ン酸亜鉛(ZnBDC)等のジチオカルバミン酸塩系架
橋促進剤などを挙げることができる。これらの架橋促進
剤は1種または2種以上の物質を混合して使用すること
ができる。
【0021】架橋剤(硫黄)の配合量は、一般にゴム1
00重量部当たり0.5〜3重量部、好ましくは1〜2
重量部である。また、架橋促進剤の配合量はゴム100
重量部当たり0.1〜3重量部、好ましくは0.5〜1
重量部である。
【0022】また、ゴム組成物には、必要に応じて、老
化防止剤、充填剤等を配合してもよい。充填剤として
は、例えば、シリカ、カーボンブラック、クレー、タル
ク、炭酸カルシウム、二塩基性亜リン酸塩(DLP)、
塩基性炭酸マグネシウム、アルミナ等の粉体を挙げるこ
とができる。充填剤を配合する場合、充填剤はゴム10
0重量部に対して50重量部を越えない範囲で配合する
のが好ましい。
【0023】本発明において、ゴム組成物は、基本的
に、ゴム、水素添加スチレン系熱可塑性エラストマー、
オレフィン樹脂、架橋剤及び必要に応じて配合する各種
添加剤をドライブレンドし、該ドライブレンド物をオー
プンロール、バンバリーミキサー、ニーダ、二軸押出機
等の通常の混練装置を用いて溶融混練し、ゴムを動的架
橋して水素添加スチレン系熱可塑性エラストマーとオレ
フィン樹脂との混合物中に分散させることにより作製す
る。混練温度は架橋剤の反応温度以上であり、通常、1
50〜250℃程度とする。なお、前記したように、軟
化剤や可塑剤をゴム組成物中に配合する場合は、全ての
組成物原料を混練する前に、予め、ゴム、水素添加スチ
レン系熱可塑性エラストマー及びオレフィン樹脂から選
ばれる1種又は2種と、軟化剤及び/又は可塑剤の混合
物(コンパウンド)を作成し、該混合物(コンパウン
ド)を残りの組成物原料と溶融混練してゴムの動的架橋
を行う。該2段の製法を用いると、動的架橋時のゴムの
分散性が一層向上すると共に、ゴム組成物の溶融粘度が
一層低下する。
【0024】成形は押出機の先に成形用金型を取り付け
て混練物を所望の継手形状に成形する方法、または、混
練物をペレット化して射出成形やプレス成形により所望
の継手形状に成形する方法等の種々の方法を用いること
ができる。
【0025】継手形状は連結する配管の形状によって適
宜決定するが、一般に大小異なる径の円筒状配管を連結
する用途が多い。例えば、図1に示す形状とするのが一
般的である。
【0026】すなわち、図1(A)及び(B)はコンク
リート配管Hの側面に突出した比較的大径の円筒状枝配
管1の端部1aと比較的小径の円筒状塩ビ配管2の端部
2aとを連結している継手3を示している。該継手3は
枝配管1の端部1aが内挿される大径の円筒部3Aと、
塩ビ配管2の端部2aが内挿される小径の円筒部3B
と、これら円筒部3Aと円筒部3Bとを傾斜壁により連
結している連結部3Cとを備えている。円筒部3A及び
円筒部3Bの大きさは配管の太さに応じて決定するが、
円筒部3Aの外径は100〜1000mm、円筒部3B
の外径は40〜800mmとするのが一般的である。ま
た、円筒部3A、円筒部3B及び連結部3Cの筒壁の肉
厚は若干の変動はあるものの、概ね同一の厚みにするの
が一般的であり、通常、2〜20mmの範囲とする。
【0027】円筒部3A及び円筒部3Bの外周面には、
それぞれ、外周面の円周方向に互いに平行に形成した2
つの凸部4a、4bにより区画されて形成された締結バ
ンドの装着部4を設けており、ここに締結バンド(図示
せず)を巻き付ける。また、円筒部3A及び円筒部3B
の内周面には、それぞれ、上記締結バンドの装着部4と
対向する位置に円周方向に互いに平行に形成した複数の
凸部5を形成している。凸部5は、締結バンドで第1筒
部3A及び第2筒部3Bを締め付けた時、枝配管1の端
部1aの外周面及び塩ビ配管2の端部2aの外周面に変
形を起こしながら密着し、管内に機密性を付与する。
【0028】上記凸部5の高さは一般に0.5〜10m
m、好ましくは1〜5mmの範囲とするのがよい。凸部
5の高さが0.5mmより小さい場合は充分な機密性が
得難くなり、10mmより大きい場合は製造時、成形し
た継手を金型から取り外しにくく、製品に損傷を与える
危険性が生じるためである。また、凸部5の幅/高さは
一般に0.25〜10、好ましくは0.5〜5の範囲と
するのがよい。0.25より小さい場合はバンドによる
締結時に凸部5が横に倒れやすく、機密性を得ることが
困難になる傾向となり、10より大きい場合は、バンド
装着部4の大きさにもよるが、バンド装着部4の対向位
置に配置できる凸部の数が少なくなり、機密性を向上さ
せにくくなる。ここでは凸部5の数は円筒部3A及び円
筒部3Bともに5個であるが、凸部の高さと幅/高さと
の最適化を図ることにより、2個以上であれば満足でき
る機密性を得ることが可能である。
【0029】本形状の継手3は、円筒部3Aと円筒部3
Bとは傾斜壁からなる連結部3Cで連結されているの
で、該連結部3Cを介して円筒部3Aと円筒部3Bとの
間隔を伸縮させることができる。よって、配管同士を継
手で連結する施工作業が行いやすく、また、配管同士を
継手で連結して地下に埋設した後、地盤の変動が生じて
も、その変動を連結部3Cが吸収し、継手に加わる応力
を最小限に止どめることができる。なお、連結部3Cの
傾斜角度(α)は円筒部3A及び円筒部3Bの径の大き
さにもよるが、30〜80°の範囲にするのが好まし
い。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例と比較例と
より更に詳しく説明する。
【0031】下記の各種原料を用意し、実施例1〜9及
び比較例1〜6のそれぞれについて、下記表1の上段に
示す処方にてゴム組成物を作成し、更にゴム組成物を用
いて成形を行った。
【0032】エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EP
DM):住友化学工業社製、エスプレン670F(油展
EPDMゴムでEPDM50重量%とパラフィンオイル
50重量%を含む。) ポリプロピレン樹脂(PP):ノバテック社製、MG0
5BS ポリエチレン樹脂(PE):住友化学工業社製、GZ8
02 SEBS系水素添加スチレン系熱可塑性エラストマー:
シェルジャパン(株)製、クレイトンG1651(JI
S−A硬度:76) SEPS系水素添加スチレン系熱可塑性エラストマー:
クラレ社製、セプトン4055(JIS−A硬度:7
6) スチレン−ブタジエンゴム(非油展SBR):日本ゼオ
ン社製、NS210 樹脂架橋剤(ブロミネーティッド・アルキルフェノール
・ホルムアルデヒド樹脂):田岡化学社製、タッキロー
ル250−3 プロセスオイル:出光興産社製、ダイアプロセスオイル
PW−380 ナイロン樹脂:東洋紡社製、T−802 硫黄:鶴見化学社製、粉末硫黄
【0033】なお、水素添加スチレン系熱可塑性エラス
トマーは実施例6ではクラレ社製のセプトン4055を
使用し、他の実施例及び比較例は全てシェルジャパン
(株)製のクレイトンG1651を用いた。
【0034】
【表1】
【0035】表1において、比較例1及び2のオイルは
全て油展ゴム中のオイルである。すなわち、油展ゴム中
に含まれるゴム100重量部(60重量部)と同量のオ
イル100重量部(60重量部)である。実施例1〜9
及び比較例3〜6のオイルは油展ゴム中のオイルとプロ
セスオイル(出光興産社製、ダイアプロセスオイルPW
−380)とのトータル重量部である。
【0036】比較例1では、全ての原料(ゴム、オイ
ル、硫黄)を8インチロールで混練し、得られた混練物
をプレス金型内で170℃で10分間のプレス架橋を行
って試験片を作成した。また、混練物を幅50mm程度
のリボン状にし、射出成形にて前記図1に示した形状の
配管用継手を作成した。
【0037】比較例2では、全ての原料(油展EPDM
ゴム、オレフィン樹脂、樹脂架橋剤)をドライブレンド
し、2軸押出し機HTM38(アイペック(株)製)に
投入し、180℃で混練して混練と当時にゴムを動的架
橋させ、得られた混練物をペレット化した。そして、該
ペレットを射出成形して試験片を作成し、更に前記図1
に示した形状の配管用継手を作成した。
【0038】実施例1〜8及び比較例4、5では、予め
水素添加スチレン系熱可塑性エラストマーとオレフィン
樹脂とオイルとを混練し、該混練物のペレットを作成し
た後、該ペレットとゴムと樹脂架橋剤とをドライブレン
ドし、該ドライブレンド物を2軸押出し機HTM38
(アイペック(株)製)に投入し、180℃で混練して
混練と当時にゴムを動的架橋させ、得られた混練物をペ
レット化した。そして、該ペレットを射出成形して試験
片を作成し、更に前記図1に示した形状の配管用継手を
作成した。また、比較例6では、予め水素添加スチレン
系熱可塑性エラストマーとナイロン樹脂脂とオイルとを
混練し、該混練物のペレットを作成した後、上記と同様
にして、試験片と配管用継手とを作成した。なお、ゴム
を動的架橋する混練温度はナイロン樹脂の融点が高いた
め250℃にした。
【0039】実施例9では、全ての原料(ゴム、オイル
を吸わせた水素添加スチレン系熱可塑性エラストマー、
オレフィン樹脂及び樹脂架橋剤)をドライブレンドし、
該ドライブレンド物を2軸押出し機HTM38(アイペ
ック(株)製)に投入し、180℃で混練して混練と当
時にゴムを動的架橋させ、得られた混練物をペレット化
した。そして、該ペレットを射出成形して試験片を作成
し、更に前記図1に示した形状の配管用継手を作成し
た。
【0040】比較例3では、予め水素添加スチレン系熱
可塑性エラストマーとオイルとを混練し、該混練物のペ
レットを作成した後、該ペレットとゴムと樹脂架橋剤と
をドライブレンドし、該ドライブレンド物を2軸押出し
機HTM38(アイペック(株)製)に投入し、180
℃で混練して混練と当時にゴムを動的架橋させ、得られ
た混練物をペレット化した。そして、該ペレットを射出
成形して試験片を作成し、更に前記図1に示した形状の
配管用継手を作成した。
【0041】なお、比較例3ではゴムと水素添加スチレ
ン系熱可塑性エラストマーとの相溶性が悪いことから上
記180℃では十分な可塑化が得られず、190℃に温
度を上げて混練したが、やはり十分な可塑化が得られ
ず、混練物の良好な押出しを行うことができなかった。
【0042】また、比較例5では水素添加スチレン系熱
可塑性エラストマーとオレフィン樹脂とのトータル量が
少なすぎるために、上記180℃では十分な可塑化が得
られず、190℃に温度を上げて混練したが、やはり十
分な可塑化が得られず、混練物の良好な押出しを行うこ
とができなかった。
【0043】また、実施例9ではゴムと水素添加スチレ
ン系熱可塑性エラストマーとの相溶性が悪いことから上
記180℃では十分な可塑化が得られず、190℃に温
度を上げて混練したところ、十分な可塑化が得られ、混
練物の良好な押出しが可能となった。
【0044】上記作成した各実施例及び比較例の試験片
について、JIS K6301に基づく特性試験を行っ
た。該試験は、硬度(Hs)、引張破断時の伸び(E
b)、引張強度(Tb)、引裂強度(TR−A)、圧縮
永久歪み(CS)及び100%永久伸び(PS)につい
て行った。 [JIS K6301の基づく試験] Hs:スプリング式硬さ試験(A型)[deg] Eb:試験片ダンベルNO.3 [%] Tb:試験片ダンベルNO.3 [kg/cm] TR−A:試験片A型 [kg/cm] CS:熱処理70℃×22hr×25%圧縮後、残留圧
縮歪を測定[%] PS:常温×10分×100%伸長後、残留伸びを測定
[%]
【0045】また、配管用継手については、締結バンド
で配管に取り付け、(常温度下で内圧0.5kg/cm
で24時間保った。)、その後、締結バンドを外して
配管から配管用継手を取り外し、配管への取り付け施工
性及び配管から取り外した後の配管用継手の性状を観察
した。これらの試験結果を表1に記載した。
【0046】比較例1はポリマーとしてEPDMゴムの
みを用い、架橋剤として硫黄を用い、混練物をプレス成
形にて成形及び架橋をしたものである。成形品の硬度
(Hs)は低いが、引張破断時の伸び(Eb)が500
%より小さく、引張強度(Tb)が100kg/cm
より小さくなり、変形性に乏しいものであった。配管用
継手の配管への取り付け施工性に問題はなかったが、引
裂強度(TR−A)が20kg/cmと小さいために、
配管から取り外した後は、締結バンドの締め付けにより
発生したと思われるクラックが認められた。
【0047】比較例2はポリマーとしてEPDMゴムと
ポリプロピレンとを用い、樹脂架橋剤を用いて動的架橋
したものである。成形品は硬度(Hs)が75deg と硬
く、配管用継手の配管への取り付け施工性が劣悪であっ
た。
【0048】比較例3はポリマーとしてEPDMゴムと
水素添加スチレン系熱可塑性エラストマーとを用い、樹
脂架橋剤を用いて動的架橋したものである。前記したよ
うに、可塑化が不十分で成形品(試験片、配管用継手)
を得ることができなかった。
【0049】比較例4はポリマーとしてEPDMゴムと
水素添加スチレン系熱可塑性エラストマーとポリプロピ
レンとを用い、樹脂架橋剤を用いて動的架橋したもので
ある。全体当たりのゴムの占める割合が少なく、成形品
は硬度(Hs)が75deg と硬くて変形しにくく、配管
用継手の配管への取り付け施工性が劣悪であった。ま
た、全体当たりのポリプロピレンの占める割合が多いた
めに柔軟性が乏しく、圧縮永久歪み(CS)が大きく3
0%を越えて大きくなると共に100%永久伸び(P
S)も20%を越えて大きくなり、配管用継手の配管へ
取り付け部は締結バンドの締め付けによってへたりを生
じた。
【0050】比較例5はポリマーとしてEPDMゴムと
水素添加スチレン系熱可塑性エラストマーとポリプロピ
レンとを用い、樹脂架橋剤を用いて動的架橋したもので
ある。全体当たりの水素添加スチレン系熱可塑性エラス
トマーとオレフィン樹脂とのトータル量が少なすぎるた
めに、前記したように、可塑化が不十分で成形品(試験
片、配管用継手)を得ることができなかった。
【0051】比較例6はポリマーとしてEPDMゴムと
水素添加スチレン系熱可塑性エラストマーとナイロン樹
脂とを用い、樹脂架橋剤を用いて動的架橋したものであ
る。ナイロン樹脂の融点が高く前記したように250℃
で動的架橋しているため、ゴムの劣化が生じ、引張破断
時の伸び(Eb)が小さくなった。また、硬度(Hs)
が85deg と硬く、圧縮永久歪み(CS)及び100%
永久伸び(PS)も大きく、配管用継手には不適であっ
た。
【0052】一方、実施例1〜9の、EPDMゴムと水
素添加スチレン系熱可塑性エラストマーとポリプロピレ
ンとを適正な配合比で使用し、架橋剤に樹脂架橋剤を用
いて加熱混練によりゴムを動的架橋したゴム組成物を成
形してなる成形品は、配管用継手に好適な硬度(H
s)、引張破断時の伸び(Eb)、引張強度(Tb)、
引裂強度(TR−A)、圧縮永久歪み(CS)及び10
0%永久伸び(PS)を示し、良好な結果を得ることが
できた。また、実施例3と実施例9との比較により、実
施例3のように予め水素添加スチレン系熱可塑性エラス
トマーとオレフィン樹脂とを混練し、該混練物をゴムと
を更に混練する手順を用いた場合、実施例9のように水
素添加スチレン系熱可塑性エラストマーとオレフィン樹
脂とゴムとを一度に混練した場合に比べて、ゴム組成物
中での架橋ゴムの分散性がより向上して、成形品の特性
がより良化していることが分かる。
【0053】
【発明の効果】以上の説明より明かなように、本発明に
よれば、水素添加スチレン系熱可塑性エラストマーとオ
レフィン樹脂とゴムとを特定の配合比で使用し、上記ゴ
ムを動的架橋して上記水素添加スチレン系熱可塑性エラ
ストマー及びオレフィン樹脂の混合物中に分散させたゴ
ム組成物を成形することにより、柔軟で容易に弾性変形
し、しかも、圧縮永久歪みが小さく、かつ、高い引裂き
強度を有する配管用継手を得ることができる。よって、
該配管用継手を用いれば、施工性良く配管に機密性を保
持して連結でき、しかも、地下埋設後も劣化することな
く長期に亘って配管との機密性を維持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の継手の一具体例を示し、(A)は該
継手により大径の配管と端部と小径の配管の端部と連結
している状態の断面図、(B)は(A)の継手の断面拡
大図である。
【符号の説明】
1 円筒状枝配管 2 円筒状塩ビ配管 3 継手 3A 大径の円筒部 3B 小径の円筒部 3C 連結部 4 締結バンドの装着部 5 凸部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水素添加スチレン系熱可塑性エラストマ
    ーとオレフィン樹脂とゴムとを、水素添加スチレン系熱
    可塑性エラストマー及びオレフィン樹脂の合計重量
    (a)とゴム重量(b)との比[(a):(b)]が6
    0:40〜10:90の範囲となるよう含有し、かつ、
    上記ゴムを動的架橋して上記水素添加スチレン系熱可塑
    性エラストマー及びオレフィン樹脂の混合物中に分散さ
    せたゴム組成物を成形してなる配管用継手。
  2. 【請求項2】 水素添加スチレン系熱可塑性エラストマ
    ーとオレフィン樹脂の重量比が9:1〜1:9である請
    求項1に記載の配管用継手。
  3. 【請求項3】 上記ゴムはEPDMゴムを50重量%以
    上含むものである請求項1又は請求項2に記載の配管用
    継手。
  4. 【請求項4】 大径の配管端部が内挿される大径の第1
    筒部と、小径の配管端部が内挿される小径の第2筒部
    と、上記第1筒部と第2筒部とを傾斜壁により連結する
    連結部とを備え、上記第1筒部及び第2筒部の外周面に
    はそれぞれ筒部内周面を配管端部の外周面に固定するた
    めの締結バンドの装着部を形成する一方、上記第1筒部
    及び第2筒部の内周面にはそれぞれ上記締結バンドの装
    着部と対向する位置に少なくとも1個以上の凸部を形成
    している請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の
    配管用継手。
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