JP2000080930A - 電制スロットル式内燃機関のスロットル制御装置 - Google Patents
電制スロットル式内燃機関のスロットル制御装置Info
- Publication number
- JP2000080930A JP2000080930A JP10253493A JP25349398A JP2000080930A JP 2000080930 A JP2000080930 A JP 2000080930A JP 10253493 A JP10253493 A JP 10253493A JP 25349398 A JP25349398 A JP 25349398A JP 2000080930 A JP2000080930 A JP 2000080930A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- throttle valve
- target
- throttle
- opening
- internal combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
を読み込んで目標トルクtTeを算出し(S1,S2)
、該目標トルクtTeと機関回転速度とに基づいて理
論空燃比相当の基準目標吸入空気量tTPと、目標当量
比tDMLとを算出し(S3) 、目標当量比tDMLに
応じた目標吸入空気量tTP’を算出し(S4) 、機関
回転速度Neと目標吸入空気量tTP’に応じて目標ス
ロットル弁開度tTPSを算出する(S5) 。目標スロ
ットル弁開度tTPSは、低回転域では全開より小さい
値に制限されて設定されている。該目標スロットル弁開
度tTPSとなるようにスロットル弁が駆動される(S
6) 。これにより、低回転域で十分な出力を確保しつ
つ、スロットル弁開度を制限することで吸気騒音を低減
できる。
Description
を電子制御する電制スロットルシステムを備えた内燃機
関において、低回転域での騒音を低減する技術に関す
る。
アクチュエータによって開閉駆動するよう構成する一
方、アクセル開度等に基づいて目標空気量を設定し、該
目標空気量が得られる開度にスロットル弁の開度を電子
制御するよう構成された電制スロットルシステムが知ら
れている(特開平9−287513号公報参照) 。
スロットルシステムでは、アクセル開度の増大に応じて
スロットル弁の開度が増大してトルクが増大するが、低
回転域では、スロットル弁がある程度開かれると、それ
以上開かれてもトルクの増大代は小さく、一方、スロッ
トル弁開度の増大によって吸気騒音が増大していた。
てなされたもので、出力性能を確保しつつ低回転域での
騒音を低減できるようにした電制スロットル式内燃機関
のスロットル制御装置を提供することを目的とする。
る発明は、図1に示すように、機関の運転条件に応じて
スロットル弁を目標開度になるようにアクチュエータで
開閉する電制スロットルシステムを備えた電制スロット
ル式内燃機関において、機関の低回転域でスロットル弁
の最大開度を全開より小さく制限する最大開度制限手段
を含んで構成したことを特徴とする。
転域では、最大開度制限手段により、スロットル弁の最
大開度が全開より小さく制限される。これにより、スロ
ットル弁を介して漏れる吸気騒音を低減することができ
る。また、このようにしても、低回転域ではスロットル
弁がある程度以上開かれるとそれ以上開いても吸入空気
量の増大は少なく出力の増大は小さいので、出力性能も
十分確保できる。
度と機関回転速度とに基づいて要求トルクを算出し、該
要求トルクと機関回転速度とに基づいてスロットル弁の
開度を決定することを特徴とする。請求項2に係る発明
によると、アクセル開度と機関回転速度とに基づいて要
求トルクが算出され、該要求トルクに対応する要求吸入
空気量が得られるように要求トルクと機関回転速度とに
基づいてスロットル弁の開度が決定される。
大方向の操作速度が所定以上のときは、前記最大開度制
限手段による制限を解除する制限解除手段を含んで構成
したことを特徴とする。請求項3に係る発明によると、
アクセル増大方向の操作速度が所定以上の出力が最優先
される時には、できるだけ大きい出力が得られるように
制限解除手段によって最大開度制限手段によるスロット
ル弁の最大開度の制限を解除する。
づいて説明する。図2は、本発明の一実施形態のシステ
ム構成を示す。アクセル開度センサ1は、ドライバによ
って踏み込まれたアクセルペダルの踏込み量(アクセル
開度) を検出する。
のポジション信号及び気筒行程位相差毎の基準信号を発
生し、前記ポジション信号の単位時間当りの発生数を計
測することにより、あるいは前記基準信号発生周期を計
測することにより、機関回転速度を検出する。エアフロ
ーメータ3は、内燃機関4への吸入空気量を検出する。
する。機関4には、燃料噴射信号によって駆動し、燃料
を噴射供給する燃料噴射弁6、燃焼室に装着されて点火
を行う点火栓7が設けられ、また、機関4の吸気通路8
には、スロットル弁9が介装され、該スロットル弁9の
開度を電子制御可能なスロットル弁制御装置10が備えら
れている。
トロールユニット11へ入力され、該コントロールユニッ
ト11は、前記センサ類からの信号に基づいて検出される
運転状態に応じて前記スロットル弁制御装置10を介して
スロットル弁9の開度を制御し、前記燃料噴射弁6を駆
動して燃料噴射量 (燃料供給量) を制御し、点火時期を
設定して該点火時期で前記点火栓7を点火させる制御を
行う。
御のフローチャートを示す。ステップ(図ではSと記
す。以下同様) 1では、アクセル開度センサ1により検
出されたアクセル開度APSとクランク角センサ2から
の信号に基づいて検出した機関回転速度Neを読み込
む。ステップ2では、前記アクセル開度APSと機関回
転速度Neとに基づいて機関の目標トルクtTeを算出
する。
クtTeと機関回転速度Neとで決定される運転状態に
対応して、理論空燃比における基準目標吸入空気量tT
P及び目標当量比tDMLが演算される。ステップ4で
は、目標当量比tDMLに対応した目標吸入空気量tT
P’を燃焼効率等も考慮して算出する。
記目標吸入空気量tTP’が得られる目標スロットル弁
開度tTPSを算出する。ここで、図示のように機関回
転速度Neと目標吸入空気量tTP’とに対して目標ス
ロットル弁開度tTPSを設定したマップを設定する
が、低回転域では、スロットル弁がある程度開かれる
と、それ以上開いても吸入空気量は殆ど飽和状態となっ
て増大せず、全開に近い出力が得られる。そこで、低回
転域では、目標スロットル弁開度tTPSの最大開度を
全開より小さい値に設定する。
によってスロットル弁9が前記目標スロットル弁開度t
TPSとなるように駆動され、これによって、目標トル
クを得ることができる。そして、本実施の形態によれ
ば、機関の低回転域で、スロットル弁の最大開度を全開
より小さい値に規制したことにより、略全開に近い出力
を確保しつつ、スロットル弁開度を小さく制限すること
により、吸気騒音特に低周波のこもり音の発生を抑制す
ることができる。
配置すると大容量が必要になるのに対して、スロットル
弁の開度を小さくするだけで済み、レイアウト,コスト
面でも有利である。また、スロットル弁開度を小さくす
ることにより、吸気系全体の共鳴点での脈動を抑えて充
填効率を向上できるという効果も得られる。
すように、ステップ11でアクセルペダルの踏み込み速
度を、アクセル開度センサの出力値の変化速度によって
検出し、該アクセル増大方向の操作速度が所定値以上の
ときは、ステップ12で機関の低回転域でのスロットル
弁の最大開度を全開にして、制限を解除する構成として
もよい。
図。
図。
ンを示すフローチャート。
ーチンを示すフローチャート。
Claims (3)
- 【請求項1】機関の運転条件に応じてスロットル弁を目
標開度になるようにアクチュエータで開閉する電制スロ
ットルシステムを備えた電制スロットル式内燃機関にお
いて、 機関の低回転域でスロットル弁の最大開度を全開より小
さく制限する最大開度制限手段を含んで構成したことを
特徴とする電制スロットル式内燃機関のスロットル制御
装置。 - 【請求項2】アクセル開度と機関回転速度とに基づいて
要求トルクを算出し、該要求トルクと機関回転速度とに
基づいてスロットル弁の開度を決定することを特徴とす
る請求項1に記載の電制スロットル式内燃機関のスロッ
トル制御装置。 - 【請求項3】アクセル増大方向の操作速度が所定以上の
ときは、前記最大開度制限手段による制限を解除する制
限解除手段を含んで構成したことを特徴とする請求項1
又は請求項2に記載の電制スロットル式内燃機関のスロ
ットル制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10253493A JP2000080930A (ja) | 1998-09-08 | 1998-09-08 | 電制スロットル式内燃機関のスロットル制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10253493A JP2000080930A (ja) | 1998-09-08 | 1998-09-08 | 電制スロットル式内燃機関のスロットル制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000080930A true JP2000080930A (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=17252151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10253493A Pending JP2000080930A (ja) | 1998-09-08 | 1998-09-08 | 電制スロットル式内燃機関のスロットル制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000080930A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005076498A (ja) * | 2003-08-29 | 2005-03-24 | Honda Motor Co Ltd | 過給機付きの内燃機関の出力を制御する装置 |
JP2014156221A (ja) * | 2013-02-18 | 2014-08-28 | Mazda Motor Corp | ハイブリッド車両の制御装置 |
JP2018017141A (ja) * | 2016-07-26 | 2018-02-01 | スズキ株式会社 | スロットルバルブの凍結防止装置 |
JPWO2021090493A1 (ja) * | 2019-11-08 | 2021-05-14 | ||
CN114718780A (zh) * | 2021-01-06 | 2022-07-08 | 长城汽车股份有限公司 | 一种降低噪声的方法、系统与车辆 |
-
1998
- 1998-09-08 JP JP10253493A patent/JP2000080930A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005076498A (ja) * | 2003-08-29 | 2005-03-24 | Honda Motor Co Ltd | 過給機付きの内燃機関の出力を制御する装置 |
JP2014156221A (ja) * | 2013-02-18 | 2014-08-28 | Mazda Motor Corp | ハイブリッド車両の制御装置 |
JP2018017141A (ja) * | 2016-07-26 | 2018-02-01 | スズキ株式会社 | スロットルバルブの凍結防止装置 |
JPWO2021090493A1 (ja) * | 2019-11-08 | 2021-05-14 | ||
JP7342969B2 (ja) | 2019-11-08 | 2023-09-12 | 日産自動車株式会社 | 内燃機関の制御方法及び内燃機関の制御装置 |
CN114718780A (zh) * | 2021-01-06 | 2022-07-08 | 长城汽车股份有限公司 | 一种降低噪声的方法、系统与车辆 |
CN114718780B (zh) * | 2021-01-06 | 2024-04-16 | 长城汽车股份有限公司 | 一种降低噪声的方法、系统与车辆 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6363907B1 (en) | Air induction control system for variable displacement internal combustion engine | |
JP4583313B2 (ja) | 車両用制御装置 | |
JP4683573B2 (ja) | 内燃機関を運転するための方法 | |
JPH07208254A (ja) | スロットル式可変排気量往復運動内燃機関用のシリンダ給気量予測装置 | |
JPH07208212A (ja) | 可変排気量内燃エンジン用吸気制御システム | |
JP2002322934A (ja) | 内燃機関の吸気制御装置 | |
KR880004204A (ko) | 내연기관의 과급기에 설치된 웨이스트 게이트 밸브의 제어장치 | |
JP2007092531A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JPH08326579A (ja) | 内燃機関の燃料噴射量制御装置 | |
JP3546703B2 (ja) | 内燃機関のアクチュエータ制御装置 | |
US4949691A (en) | System and method for controlling ignition timing for internal combustion engine | |
JPH0751926B2 (ja) | 内燃機関の点火時期制御装置 | |
JP3601386B2 (ja) | エンジンの吸入空気量制御装置 | |
JP2000080930A (ja) | 電制スロットル式内燃機関のスロットル制御装置 | |
JP2007092711A (ja) | 電制スロットルの学習装置 | |
JP4301323B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP4133288B2 (ja) | 内燃機関の可変バルブタイミング制御方法 | |
JP3114352B2 (ja) | 内燃機関の空燃比制御装置 | |
JP3960198B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP4315221B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP4816264B2 (ja) | 内燃機関の燃料噴射制御装置 | |
JP3812111B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2005171765A (ja) | 内燃機関の制御装置及び制御方法 | |
JP2596026B2 (ja) | 内燃機関の空燃比制御装置 | |
JPH07293347A (ja) | 内燃機関の排気還流制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050401 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050705 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050831 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051206 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060418 |