JP2000080089A - フェレドキシン:nadpリダクタ―ゼ阻害剤 - Google Patents

フェレドキシン:nadpリダクタ―ゼ阻害剤

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JP2000080089A JP11182371A JP18237199A JP2000080089A JP 2000080089 A JP2000080089 A JP 2000080089A JP 11182371 A JP11182371 A JP 11182371A JP 18237199 A JP18237199 A JP 18237199A JP 2000080089 A JP2000080089 A JP 2000080089A
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Franz Roehl
フランツ、レール
Klaus Grossmann
クラウス、グロースマン
Schmidt Ralf-Michael
ラルフ−ミヒャエル、シュミット
Uwe Sonnewald
ウヴェ、ゾネヴァルト
Mohammad Dr Hajirezaei
モハメド、ハジレザエイ
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    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/72Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with nitrogen atoms and oxygen or sulfur atoms as ring hetero atoms
    • A01N43/74Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with nitrogen atoms and oxygen or sulfur atoms as ring hetero atoms five-membered rings with one nitrogen atom and either one oxygen atom or one sulfur atom in positions 1,3
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 酵素フェレドキシン:NADPリダクターゼ
阻害剤、およびその除草剤としての使用法を提供する。 【解決手段】 下記一般式に示す、フェレドキシン:N
ADPリダクターゼ阻害剤。 [式中、YはC=OまたはSO、R、R、R
、RおよびRは水素、ハロゲン、シアノ、アル
キル、アルコキシなど、Rは水素またはアルキル基を
示す]で示される化合物およびその塩。更に、上記の化
合物を有効成分として含む除草剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フェレドキシン:
NADPリダクターゼ阻害剤、この様な阻害剤を研究す
る試験システム、および前記阻害剤を除草剤として使用
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】フェレドキシン:NADPリダクターゼ
阻害剤(EC 1.18.1.2;FNR)は、植物に
おける炭素、窒素および硫黄の同化のための還元体等の
製造に関与する酵素である。この酵素は以下の反応を触
媒する
【0003】
【化3】
【0004】光合成の間、反応はNADPHを生成しつ
つ進行し(Shin,M. およびArnold共著、 D.I.、J. Bio
l. Chem. 240(1965)、1405-1411 )、一方、非光合成組
織では還元されたフェレドキシンが得られる(Bowshe
r、C.G. 等の Plant J.における論考、3(1993)、463-46
7)。光合成阻害剤が除草剤として使用されることは公
知である。この様な除草剤は、例えばアトラジンのよう
に光学系IIの阻害剤として作用するか(Hock, B.、Fe
dtke, C.、およびSchmidt, R.R共著. (1995) Herbinzid
e、Georg Thieme Verlag)、或いは例えばパラクアト
(paraquat)のように光学系Iのレドックス触媒として
作用する(Hock, B.、 Fedtke, C. およびSchmidt, R.R.
共著、(1995) Herbinzide, Georg Thieme Verlag)。
【0005】除草剤のオキソフルオルフェン(oxofluor
fen)の、露光によるフェレドキシン:NADPリダクタ
ーゼに対する作用が報告されている(Gillham等著、(19
85)Proc. Br. Crop Prot. Conf. - Weeds、1195-120
1)。しかしながら、オキシフルオルフィンのプロトポ
ルフィリノゲンIXオキシダーゼに対する公知作用(Ho
ck, B.、 Fedtke, C.およびSchmidt, R.R.共著 (1995)
Herbizide, Georg Thieme Verlag )と、これに関連す
る反応性酸素の光依存的形成については、この作用は間
接的効果を奏するが、除草作用に関しては無関係であ
る。
【0006】除草剤としてのフェレドキシン:NADP
リダクターゼ阻害剤は公知である。同化のための還元体
等の製造阻害は、植物の生長に大きな影響を与えると推
測される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたものであり、その目的は酵素フェレドキシ
ン:NADPリダクターゼ阻害剤またはその塩、および
その除草剤としての使用法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、下式Iで
表され、式中
【0009】
【化4】 がE/Z異性体を意味するフェレドキシン:NADPリ
ダクターゼ阻害剤により上記目的が達成されることを見
出した。同阻害剤はフェレドキシン:NADPリダクタ
ーゼテストにより初めて見出されたものである。すなわ
ち式Iの化合物は
【0010】
【化5】
【0011】で示され、式中R1、R2、R3がそれぞれ
相互に独立に、水素、ハロゲン、シアノ、C1−C6アル
キル、C1−C6アルコキシ、C1−C6アルコキシアルキ
ル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6アルキルチオ、C
1−C6ハロアルコキシ、C1−C6アルキルカルボニル、
1−C6アルコキシカルボニル、S(O)n−C1−C6
アルキル、S(O)n−C1−C6ハロアルキル、S
(O)n−N−C1−C6アルキル、S(O) n−N(C1
−C6アルキル)2(n=0、1、2)、SO3H、CO
OH、PO3H、CONH2、CONH−C1−C6アルキ
ル、CO−N(C1−C6アルキル)2、NH2、NH−C
1−C6アルキル、またはN−(C1−C6アルキル)
2を、R4が水素またはC1−C6アルキルを、YがCOま
たはSO2を、R5、R6、R7がそれぞれ相互に独立に、
水素、ハロゲン、シアノ、C1−C30アルキル、C1−C
30アルコキシアルキル、C1−C30ハロアルキル、C1
30アルキルチオ、C1−C30ハロアルコキシ、C1−C
30アルキルカルボニル、C1−C30アルコキシカルボニ
ル、SO3H、S(O)n−C1−C30アルキル、S
(O)n−C1−C30ハロアルキル、S(O)n−N−C1
−C30アルキル、S(O) n−N(C1−C30アルキル)
2(n=0、1、2)、COOH、CONH2、CONH
−C1−C30アルキル、CO−N(C1−C30アルキル)
2、NH2、NH−C 1−C30アルキル、またはN−(C1
−C30アルキル)2を意味するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】式Iで示される化合物の数種類
は、文献により公知であり、或いは類似の方法で製造さ
れる(例えばGB975932、BE704027、B
E665033、DE1942661、Lieb. Ann. Che
m. 700(1966) 65)。
【0013】
【化6】
【0014】上記式中YはC=OまたはSO2であり、
5、R6、R7はそれぞれ相互に独立に、水素、ハロゲ
ン、シアノ、C1−C30アルキル、C1−C30アルコキシ
アルキル、C1−C30ハロアルキル、C1−C30アルキル
チオ、C1−C30ハロアルコキシ、C1−C30アルキルカ
ルボニル、C1−C30アルコキシカルボニル、SO3H、
S(O)n−C1−C30アルキル、S(O)n−C1−C30
ハロアルキル、S(O)n−N−C1−C30アルキル、S
(O) n−N(C1−C30アルキル)2(n=0、1、
2)、COOH、CONH2、CONH−C1−C30アル
キル、CO−N(C1−C30アルキル)2、NH2、NH
−C 1−C30アルキル、またはN−(C1−C30アルキ
ル)2を意味するものである。また、式Iの化合物はB
E 704027或いはLieb. Ann. Chem. 623 (1959),
191に記載の方法により製造される。
【0015】
【化7】
【0016】表Aに式IAの化合物を示す。同表の各一
行に記載の置換基の組み合わせを用いて、式IAのそれ
ぞれの化合物を示すものとする。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】表Bに式IBの化合物を示す。同表の各一
行に記載の置換基の組み合わせを用いて、式IBのそれ
ぞれの化合物を示すものとする。
【0020】
【表3】
【0021】表Cに式ICの化合物を示す。同表の各一
行に記載の置換基の組み合わせを用いて、式ICのそれ
ぞれの化合物を示すものとする。
【0022】
【表4】
【0023】除草作用に関するシミュレーションは、ト
ランスジェニック植物により行うことができる。この様
な植物は遺伝子の非転写(アンチセンス)情報を含み、
遺伝子の抑制を生ずるため、例えばアセトラクテート・
シンセターゼについて示されているような酵素阻害状況
が生ずる(Hoefgen等著、Plant Physiol. 107(1995)、4
69-477)。
【0024】後に実施例1〜3より、フェレドキシン:
NADPリダクターゼ遺伝子に対して非転写構造を発現
するトランスジェニックタバコ植物の形成について記載
する。
【0025】トランスジェニック植物はフェレドキシ
ン:NADPリダクターゼの発現割合が低減した状況で
得られる。実施例4に後述するように、この様な植物で
は実際に成長が抑制され、FNR酵素活性が低下してい
ることが観察される。
【0026】更に本発明では、潜在的除草作用を有する
フェレドキシン:NADPリダクターゼ阻害剤を認識す
るテスト組成物が使用される。また、本発明では植物フ
ェレドキシン:NADPリダクターゼの阻害または失活
による潜在的除草作用または生長抑制作用を有する物質
を認識する方法であって、 a)最初に酵素フェレドキシン:NADPリダクターゼ
を、トランスジェニック生物またはトランスジェニック
細胞中に、この輸送タンパク質をコードするDNA配列
の異種発現により得、 b)この組換え生物全体またはこの生物の細胞ダイジェ
ストを、酵素フェレドキシン:NADPリダクターゼに
対する阻害作用に関する化学物質の研究に用い、 c)酵素フェレドキシン:NADPリダクターゼに対し
て活性な化合物の、植物に対する除草作用または植物の
生長調節作用をテストする方法に関する。
【0027】本発明で使用される組換え生物は、単細胞
生物または植物細胞であってもよい。 ホウレンソウの
葉に由来する酵素フェレドキシン:NADPリダクター
ゼ(フェレドキシン:NADPオキシドリダクターゼ
(NADP oxidoreductase)、E.C.1.18.1.2)
(ドイツ、Sigma社により市販)を上記テストシステム
の構築に用いてもよい。
【0028】本発明は更に、式Iの化合物の除草剤とし
て、または植物の乾燥/落葉に使用する方法、式Iの化
合物を活性物質して含む除草剤組成物、および植物の乾
燥/落葉用組成物、式Iの化合物の製造法、除草組成物
の製造法および式Iの化合物を用いた植物の乾燥/落葉
用組成物の製造法、式Iの化合物を用いた、望ましくな
い植生を防除する方法、および植物の乾燥/落葉のため
の方法に関する。
【0029】本発明者等は、更に式Iの化合物を含み、
非常に優れた除草作用を有する化合物を含む除草剤組成
物を見出した。更に本発明者等は、これらの化合物の製
造法、式Iの化合物を用いた望ましくない植生を防除す
る方法を見出した。
【0030】更に、式Iの化合物が植物組織の乾燥/落
葉にも適することも見出されている。この場合の適する
植物は、農作物、例えば綿花、ジャガイモ、アブラナ、
ヒマワリおよび大豆または豆類、特に綿花の乾燥/落葉
に適していることがわかった。これに関連して、植物の
乾燥および/または落葉用組成物、このような組成物の
製造法、式Iの化合物を用いて植物を乾燥および/また
は落葉させる方法が見出された。
【0031】農業上使用可能な塩とは、主に化合物Iと
これらのカチオンの塩、化合物Iとこれらの酸の酸付加
塩であって、化合物Iの除草作用または乾燥/落葉作用
に悪影響を与えないものである。
【0032】適するカチオンとしては、アルカリ金属、
例えばナトリウムおよびカリウムの各イオン、アルカリ
土類金属、例えばカルシウム、マグネシウムおよびバリ
ウムの各イオン、遷移金属、例えばマンガン、銅、亜
鉛、鉄、およびC1−C4アルキル、フェニルまたはベン
ジル置換基と、必要に応じて更に1個〜3個の他のC1
−C4アルキル基を有してもよいアンモニウムイオン、
好ましくはジイソプロピルアンモニウム、テトラメチル
アンモニウム、テトラブチルアンモニウム、トリメチル
ベンジルアンモニウム、更にホスホニウムイオン、好ま
しくはトリ(C1−C4アルキル)ホスホニウム、スルホ
ニウムイオン、好ましくはトリ(C1−C 4アルキル)ス
ルホニウム、およびスルホキソニウムイオン、好ましく
はトリ(C1−C4アルキル)スルホキソニウムが挙げら
れる。
【0033】式Iの化合物の農業上有用な塩は、上記カ
チオンを、塩基、好ましくはアルカリ金属水酸化物また
はアルカリ金属水素化物と反応させるか、或いは上記ア
ニオンを、酸、好ましくは塩酸、臭化水素酸、硫酸、燐
酸または硝酸と反応させたものである。
【0034】金属イオンがアルカリ金属イオンでない場
合の化合物Iの塩は、対応のアルカリ金属塩およびアン
モニウム塩、ホスホニウム塩、スルホニウム塩およびス
ルホキソニウム塩を、アンモニア、ホスホニウム、水酸
化物、水酸化スルホニウム、または水酸化スルホニウム
を用いて複分解することにより、慣用の方法で製造可能
である。
【0035】式Iの化合物およびその農業上使用可能な
塩は、異性体混合物の形態および純粋な異性体の形態の
双方で除草剤として好適に使用される。化合物Iを含有
する除草剤組成物は、特に高施与率にて非耕作地帯の植
生を非常に良好に防除するという作用を有する。小麦、
稲、トウモロコシ、大豆、綿花などの農作物に重大な被
害を与えずに、これらにおける広葉の雑草およびイネ科
雑草を非常に良好に防除する。この効果は特に低使用量
において得られる。
【0036】施与方法に応じて、化合物Iおよびこれを
含有する除草剤を他の多数の農作物に使用し、望ましく
ない植物を防除することも可能である。例えば以下の農
作物が適している。 タマネギ(Allium cepa) パイナップル(Ananas comosus) ナンキンマメ(Arachis hypogaea) アスパラガス(Asparagus officina
lis) フダンソウ(Beta vulgaris spec.
altissima) サトウジシヤ(Beta vulgaris spe
c.rapa) アブラナ(変種カブラ)(Brassica napu
s var.napus) カブカンラン(変種ナポプラシーカ)(Brassic
a napus var.napobrassica) テンサイ(変種シルベストリス)(Brassica
rapa var.silvestris) トウツバキ(Camellia sinensis) ベニバナ(Carthamus tinctoriu
s) キヤリーヤイリノイネンシス(Carya illin
oinensis) レモン(Citrus limon) ナツミカン(Citrus sinensis) コーヒー〔Coffea arabica(Coffe
a canephora、Coffea liberi
ca)〕 キユウリ(Cucumis sativus) ギヨウギシバ(Cynodon dactylon) ニンジン(Daucus carota) アブラヤシ(Elaeis guineensis) イチゴ(Fragaria vesca) 大豆(Glycine max) 木棉〔Gossypium hirsutum(Gos
sypium arboreum、Gossypium
herbaceum、Gossypiumvitif
olium)〕 ヒマワリ(Helianthus annuus) ゴムノキ(Hevea brasiliensis) 大麦(Hordeum vulgare) カラハナソウ(Humulus lupulus) アメリカイモ(Ipomoea batatas) オニグルミ(Juglans regia) レンズマメ(Lens culinaris) アマ(Linum usitatissimum) トマト(Lycopersicon lycopers
icum) リンゴ属(Malus spec.) キヤツサバ(Manihot esculenta) ムラサキウマゴヤシ(Medicago sativ
a) バシヨウ属(Musa spec.) タバコ〔Nicotiana tabacum(N.r
ustica)〕 オリーブ(Olea europaea) イネ(Oryza sativa) アズキ(Phaseolus lunatus) ゴガツササゲ(Phaseolus vulgari
s) トウヒ(Picea abies) マツ属(Pinus spec.) シロエンドウ(Pisum sativum) サクラ(Prunus avium) モモ(Prunus persica) ナシ(Pyrus communis) スグリ(Ribes sylvestre) トウゴマ(Ricinus communis) サトウキビ(Saccharum officinar
um) ライムギ(Secale cereale) ジャガイモ(Solanum tuberosum) モロコシ〔Sorghum bicolor(s.vu
lgare)〕 カカオ(Theobroma cacao) ムラサキツメクサ(Trifolium praten
se) 小麦(Triticum aestivum) トリテイカムドラム(Triticum durum) ソラマメ(Vicia faba) ブドウ(Vitis vinifera) トウモロコシ(Zea mays)。
【0037】更に、遺伝子工学的方法を含む品質改良の
結果として除草剤の作用に耐性を有する農作物において
も化合物Iを使用することができる。
【0038】また式Iの置換化合物も、植物の乾燥およ
び/または落葉用に適している。
【0039】これらの化合物は乾燥剤として、ジャガイ
モ、アブラナ、ヒマワリおよび大豆の地上部分を乾燥さ
せるのに特に適している。これにより、上記のような重
要な農作物を完全に機械的に収穫することができる。
【0040】柑橘類、オリーブその他の種類の果樹、お
よび種々の核果、石果、堅果において、樹木に対する接
着性を時期的に集中させるか、或いは接着性を低減させ
て収穫を簡便化させることは、経済的に極めて重要であ
る。植物の果実ないし葉部と苗条との間の分離組織形成
の促進と称され得るこのメカニズムは、例えば綿花のよ
うな有用な植物の落葉を容易に制御可能とするために極
めて重要である。
【0041】また、各綿花植物の成熟期間を短縮するこ
とにより、収穫後の繊維品質が向上する。
【0042】上記式Iの化合物またはこれを含有する組
成物は、例えば直接的に噴霧可能な溶液、粉末、懸濁
液、高濃度の水性、油性またはその他の懸濁液または分
散液、エマルジョン、油性分散液、ペースト、ダスト
剤、散布剤または顆粒の形で噴霧、ミスト法、ダスト
法、散布法または注入法によって適用することができ
る。使用形式は、完全に使用目的に基づいて決定され
る。いずれの場合にも、本発明の有効物質の可能な限り
の微細分が保証されるべきである。
【0043】適する不活性助剤としては、中位乃至高位
の沸点の鉱油留分、例えば燈油またはディーゼル油、更
にコールタール油等、並びに植物性または動物性油、脂
肪族、環式および芳香族炭化水素、例えばパラフィン、
テトラヒドロナフタレン、アルキル化ナフタレンまたは
その誘導体、アルキル化ベンゼンおよびその誘導体、ア
ルコール、例えばメタノール、エタノール、プロパノー
ル、ブタノール、およびシクロヘキサノール、ケトン、
例えばシクロヘキサノン、強極性溶媒、例えばアミン、
例えばN−メチルピロリドンおよび水が使用される。
【0044】水性使用形は乳濁液濃縮物、ペースト、ま
たは湿潤可能の粉末、水分散可能の粒体に水を添加する
ことにより製造される。乳濁液、ペーストまたは油分散
液を製造するためには、物質をそのまま、または油また
は溶剤中に溶解して、湿潤剤、接着剤、分散剤または乳
化剤により水中に均質に混合することができる。一方で
有効物質、湿潤剤、接着剤、分散剤または乳化剤、およ
び場合により溶剤または油より成る濃縮物を製造するこ
ともでき、これを水で好適に希釈することができる。
【0045】界面活性剤としては、芳香族スルホン酸、
たとえばリグノスルホン酸、フェノールスルホン酸、ナ
フタレンスルホン酸、ジブチルナフタレンスルホン酸の
各アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム
塩、並びに脂肪酸、アルキルスルホナート、アルキルア
リールスルホナート、アルキルスルファート、ラウリル
エーテルスルファート、脂肪アルコールスルファートの
アルカリ金属塩およびアルカリ土類金属塩、アンモニウ
ム塩、並びに硫酸化ヘキサデカノール、ヘプタデカノー
ルおよびオクタデカノールの塩、並びに硫酸化脂肪アル
コールグリコールエーテルの塩、スルホン化ナフタレン
またはナフタレン誘導体とホルムアルデヒドとの縮合生
成物、ナフタレン或はナフタレンスルホン酸とフェノー
ルおよびホルムアルデヒドとの縮合生成物、ポリオキシ
エチレン−オクチルフェノールエーテル、エトキシル化
イソオクチルフェノール、オクチルフェノール、ノニル
フェノール、アルキルフェノールポリグリコールエーテ
ル、トリブチルフェニルポリグリコールエーテル、アル
キルアリールポリエーテルアルコール、イソトリデシル
アルコール、脂肪アルコールエチレンオキシド−縮合
物、エトキシル化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル、またはポリオキシプロピレン、ラウリルア
ルコールポリグリコールエーテルアセタート、ソルビッ
トエステル、リグニン−亜硫酸塩廃液、またはメチルセ
ルロースが適している。
【0046】粉末、散布剤およびダスト剤は有効物質と
固状担体物質とを混合または一緒に磨砕することにより
製造することができる。
【0047】粒状体、例えば被覆−、含浸−および均質
粒状体は、有効物質を固状担体物質に結合することによ
り製造することができる。固状担体物質は例えば鉱物
土、例えばシリカ、シリカゲル、シリケート、滑石、カ
オリン、石灰石、石灰、白亜、膠塊粘土、石灰質黄色粘
土、粘土、白雲石、珪藻土、硫酸カルシウム、硫酸マグ
ネシウム、酸化マグネシウム、磨砕合成材料、肥料、例
えば硫酸アンモニウム、燐酸アンモニウム、硝酸アンモ
ニウム、尿素および植物性生成物、例えば穀物粉、樹
皮、木材およびクルミ穀粉、セルロース粉末および他の
固状担体物質である。
【0048】直接使用可能な製品における式Iの化合物
の濃度は、広範囲で変更可能である。通常、製剤には約
0.001〜98重量%、好ましくは0.01〜95重
量%の有効物質が含まれる。有効物質は純度90〜10
0%、特に95〜100%(NMRスペクトルによる)
で使用される。
【0049】以下の製剤例により、上記製品の調製を説
明する。
【0050】I.20重量部の式Iの化合物を、アルキ
ル化ベンゼン80重量部、エチレンオキシド8〜10モ
ルをオレイン酸−N−モノエタノールアミド1モルに付
加した付加生成物10重量部、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸のカルシウム塩5重量部およびエチレンオキシド4
0モルをヒマシ油1モルに付加した付加生成物5重量部
から成る混合物中に溶解する。この溶液を100000
重量部の水に注入しかつ細分布することにより有効成分
0.02重量%を含有する水性分散液が得られる。
【0051】II.20重量部の式Iの化合物を、シク
ロヘキサノン40重量部、イソブタノール30重量部、
エチレンオキシド7モルをイソオクチルフェノールに付
加した付加生成物20重量部、エチレンオキシド40モ
ルをヒマシ油1モルに付加した付加生成物10重量部よ
りなる混合物中に溶解する。この溶液を水100000
重量部に注入することにより有効成分0.02重量%を
含有する水性分散液が得られる。
【0052】III.20重量部の式Iの化合物を、シ
クロヘキサノール25重量部、沸点210〜280℃の
鉱油留分65重量部およびエチレンオキシド40モルを
ヒマシ油1モルに付加した付加生成物10重量部よりな
る混合物中に分散する。この混合物を水100000重
量部に注入することにより有効成分0.02重量%を含
有する水性分散液が得られる。
【0053】IV.20重量部の式Iの化合物を、ジイ
ソブチル−ナフタレン−α−スルホン酸のナトリウム塩
3重量部、亜硫酸塩廃液よりのリグノスルホン酸のナト
リウム塩17重量部および粉末状シリカゲル60重量部
と充分に混和し、得られた混合物をハンマーミルで磨砕
する。この混合物を水20000重量部に細分布するこ
とにより有効成分0.1重量%を含有する噴霧液が得ら
れる。
【0054】V.3重量部の式Iの化合物を細粒状カオ
リン97重量部と混和する。これにより有効成分3重量
%を含有する噴霧液が得られる。
【0055】VI.20重量部の式Iの化合物を、ドデ
シルベンゼンスルホン酸のカルシウム塩2重量部、脂肪
アルコールポリグリコールエーテル8重量部、フェノー
ル/尿素/ホルムアルデヒド縮合物のナトリウム塩2重
量部およびパラフィン系鉱油68重量部と密に混和し、
安定な油状分散液を得る。
【0056】VII.1重量部の式Iの化合物Iを、7
0重量部のシクロヘキサノン、20重量部のエトキシル
化イソオクチルフェノール、および10重量部のエトキ
シル化ヒマシ油から成る混合物に溶解した。得られた混
合物を水で希釈し、所望の有効成分濃度を得る。安定な
乳濁液が得られる。
【0057】VIII.1重量部の式Iの化合物を、8
0重量部のシクロヘキサンと20重量部のWettol
(登録商標)EM31(BASF社製、エトキシル化ヒ
マシ油に基づく非イオン性乳濁液)との混合物に溶解す
る。次いでこの混合物を水で希釈し、所望の濃度の有効
成分を得る。これにより安定な乳濁液濃縮物が得られ
る。
【0058】式Iの化合物、またはその除草剤組成物は
出芽前法または出芽後法により施用される。有効物質が
ある種の栽培植物にうまく適合しない場合は、下部に成
長している望ましくない植物の葉または露出している土
壌には付着し、敏感な栽培植物が存在する場合には、こ
れらの葉にできるだけ接触しないように、噴霧装置によ
り除草剤組成物を噴霧することができる(後直接撒布、
レイーバイ)。
【0059】施与目的、季節、目的植物および成長段階
に応じて、ヘクタールあたりの有効物質(a.s)の施
与量を0.001−3.0kg、好ましくは0.01−
1.0kgとする。
【0060】有効作用範囲を拡張し、相乗効果を達成す
るために、式Iの(置換)化合物を、多様な他の除草剤
ないし生長調整有効成分と混合して、または同時に施与
することが可能である。混合打つ中の適する成分として
は、例えば1,2,4−チアジアゾール、1,3,4−
チアジアゾール、アミド、アミノ燐酸およびその誘導
体、アミノトリアゾール、アニリド、アリールオキシ−
/ヘテロアリールオキシアルカン酸およびその誘導体、
安息香酸およびその誘導体、ベンゾチアジアジノン、2
−(ヘテロアリール/アロイル)−1,3−シクロヘキ
サンジオン、ヘテロアリールアリールケトン、ベンジル
イソキサゾリジノン、メタ−CF3−フェニル誘導体、
カルバマート、キノリンカルボン酸およびその誘導体、
クロロアセトアニリド、シクロヘキサン−1,3−ジオ
ン誘導体、ジアジン、ジクロロプロピオン酸およびその
誘導体、ジヒドロベンゾフラン、ジヒドロフラン−3−
オン、ジニトロアニリン、ジニトロフェノール、ジフェ
ニルエーテル、ジピリジリル、ハロカルボン酸およびそ
の誘導体、尿素、3−フェニルウラシル、イミダゾー
ル、イミダゾリノン、N−フェニル−3,4,5,6−
テトラヒドロフタルイミド、オキサジアゾール、オキシ
ラン、フェノール、アリールオキシ−およびヘテロアリ
ールオキシフェノキシプロピオン酸エステル、フェニル
酢酸およびその誘導体、2−フェニルプロピオン酸およ
びその誘導体、ピラゾール、フェニルピラゾール、ピリ
ダジン、ピリジンカルボン酸およびその誘導体、ピリミ
ジルエーテル、スルホンアミド、スルホニル尿素、トリ
アジン、トリアジノン、トリアゾリノン、トリアゾール
カルボキシアミドおよびウラシルなどが挙げられる。
【0061】更に、式Iの化合物は、単独でまたは他の
除草剤との混合物として、または更なる植物保護剤との
混合物の形状で、例えば殺害虫剤または植物生病原菌類
の殺菌剤または殺バクテリア剤と混合して施用すること
ができるという利点を有する。苗栄養不足、希元素欠乏
などの症状治癒のために使用されるミネラル塩溶液と混
合し得ること、植物に無害の油類、油濃縮物類に添加し
得ることも重要である。
【0062】以下、実施例により本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるも
のではない。
【0063】
【実施例】[実施例1] フェレドキシン:NADPリダクターゼ遺伝子に対する
非転写構造を発現するトランスジェニックタバコ植物の
形成 A.一般的クローニング法 制限切断、アガロースゲル電気泳動法、DNAフラグメ
ントの生成、核酸のニトロセルロースまたはナイロン膜
への移行、DNAフラグメントの結合、E. Coli細胞の
形質転換、バクテリア培養、ファージ増殖、および組換
えDNAの配列分析等のクローニング法は、Sambrook等
著、(1989) Cold Spring Harbor Laboratory Press (IS
BN 0-87969-309-6)に記載の方法で行なわれた。アグロ
バクテリウム・ツメファシエンス(Agrobacterium tsum
efaciens)の形質転換は、HoefgenおよびWillmitzer著
(Nucl. Acid Res. 16 (1988)、9877)により行われ
た。アグロバクテリアの増殖はYEB培地で行った(Ve
rvliet等著、J. Gen. Virol. 26 (1975)、33)。
【0064】B.cDNAライブラリーの形成 葉部に特異的なcDNAライブラリーを形成するため、
形質転換の行われていないタバコ植物の全葉部RNA
(Sonnewald Plant J. 2 (1992)、571)をLongemann等
による方法(Anal. Biochem. 163 (1987), 21 )を用い
て単離した。次いでポリ(A)−RNAをオリゴ(d
T)−セルロース・タイプ7(Pharmacia Biotech Euro
pe社、Munzgerstr. 9、79111 Freiburg)を用い、説明
書に従って精製した。濃度を光分解法で測定した後、得
られたRNA5μgをcDNA合成用に使用した。cD
NAの製造に必要な全ての薬品および酵素はStratagene
社(11099 North Torrey Pines Road、La Jolla、CA 92
037、USA)から入手した。これらの使用方法は、説明書
に従った。第一および第二のcDNA鎖を、λ−CAP
−cDNA合成キットを使用して合成した。次いで、こ
の様に得られた二本鎖cDNAに対してEcoRI−N
otIアダプターを用い、EcoRIダイジェスト・ラ
ムダZAPIIベクター中でクローンした。この組換ラ
ムダDNAを生体外(in vitro)の充填に付した(Gigap
ack IIパッキング エクストラクト)、XL−1 E.
coli細胞(Stratagene社)を形質転換した。cDN
Aライブラリーのタイターを形成されたプラークを数え
て求めた。
【0065】C.膜−拘束タンパク質耐性用ポリクロー
ナル抗体の形成 タバコ植物(Nicotiana tabacum L. cv. Samsun NN)の
約400gの葉を用い、これから膜−拘束タンパク質
を、分画遠心分離による標準的方法で単離した。抗血清
を得るために100μgのタンパク質を用いてマウスに
免疫を与えた。
【0066】D.膜−拘束タンパク質をコードするcD
NAクローンの単離 膜に拘束されたタバコタンパク質をコードするcDNA
を単離するために、λ−ZAPII(Stratagene社)の
葉部特異的DNAライブラリを、用意された抗血清によ
りスクリーニングした。cDNAライブラリを3×10
5プラーク形成単位によるタイターでプレート状とし
た。これらのプレートからプラークが、予め10mMの
IPTGに15分間浸したニトロセルロースフィルター
に移行した。膜−拘束タンパク質をコードするcDNA
クローンを有するファージを検出するため、このニトロ
セルロースフィルター上で特定の抗体(C参照)を培養
した。次いで酵素の結合した第二の抗体と、呈色反応
(Amersham-Buchler)によりこの特定抗体の結合が検出
された。次いでこれらを取り出し、均一の集団を得るた
めの第二のスクリーニングに付した。4クローンを各プ
ラークまで精製し、配列した。1050塩基対の長さを
有するクローンOR15は、291アミノ酸長さのポリ
ペプチドをコードしていた。相同の比較により、このポ
リペプチドは豆FNRと80%同一であることが明らか
にされた。
【0067】E.完全なFNRクローンの単離 クローンOR15が全FNRコード領域を含まないた
め、λ−ZAPII(Stratagene社)の葉部特異的cD
NAライブラリを3×105プラーク形成単位によるタ
イターでプレート状とし、完全なFNRクローンを単離
した。これらのプレートから、プラークをナイロン膜に
移行させ、プローブ(OR15)として用いた放射線標
識cDNAフラグメントによりハイブリッドが形成され
た。プラークフィルター上の、相同cDNAフラグメン
トによるプローブのハイブリッド化のため、X線フィル
ム上に放射線活性による暗色斑点が現れた。このX線フ
ィルムを用いることにより、所望のcDNAフラグメン
トを有するファージを認識することができた。単離した
ファージをSM培地に貯蔵した。4クローンが得られ、
制限分析により特性決定を行った。これらは配列長に関
して多少の違いを有していたのみであったため、最長配
列によるクローンを以下のFで用いた。
【0068】F.プラスミドDNAの配列 特定のプライマーを用いてpBluescriptによ
り得られたcDNAクローンを配列した。配列反応が各
cDNAクローンの5’−末端からも、3’−末端から
も行われる用に、pBluescriptにおけるこれ
らの結合部位を決定した。認識されたFNRのヌクレオ
チド配列(Jamsen、T. 等著、Current Genetics 13(198
8)、517-522により公開)と、タンパク質配列(Karplu
s、P.A.等著、Biochemistry 23(1984)、6576-6583に公
開)を以下に示す。完全なFNRクローンは、1333
塩基対長によるものであり、362アミノ酸長のポリペ
プチドをコードする読み枠を有していた(図1)
【0069】G.バクテリア菌株 E.coli(XL−1 Blue)バクテリアをStra
tagene社より入手した。植物の形質転換(プラスミドp
GV3850kanを有するC58C1)に用いたアグ
ロバクテリウム・ツメファシエンス菌株に関しては、De
bleare等のNucl. Acid Res.における論考(13(1985)、4
777に記載が成されている。
【0070】H.タバコの形質転換 タバコ植物の形質転換(Nicotiana tabacum L. cv. Sam
sun NN)の形質転換を行うために、選択的条件下で培養
したアグロバクテリウム・ツメファシエンスの一晩培養
菌10ミリリットルを遠心分離し、上澄みを捨て、この
バクテリアを同容量の抗体非含有培地に再懸濁した。無
菌状態の植物の葉部平板円盤状組織(leaf disks)(直径
約1cm)を、無菌ペトリ皿中の上記バクテリア溶液に
浸漬させた。次いで、この葉部平板円盤状組織を、ペト
リ皿中の、2%蔗糖と0.8%のバクトアガー(Bacto
agar)の添加されたMS培地(MurashigeおよびSkoog等
による論考、Physiol. Plant. 15(1962)、473)に配置し
た。25℃の暗所で2日間培養した後、100mg/リ
ットルのカナマイシン、500mg/リットルのクラフ
ォラン、1mg/ベンジルアミノプリン(BAP)、
0.2mg/リットルのナフチル酢酸(NAA)、1.
6%のグルコース、および0.8%のバクトアガーを含
むMS培地に移し、培養を継続した(明所16時間/暗
所8時間)。生長段階の苗条を、2%の蔗糖、250m
g/リットルのクラフォランおよび0.8%のバクトア
ガーを含むホルモン非含有MS培地に移植した。
【0071】I.植物組織由来の全RNA分析 植物組織由来の全RNAを、Logemann等の論考(Anal.
Biochem. 163 (1987)、21)に記載されているように単離
した。分析のため、RNAの20〜40μgのバッチを
それぞれ、ホルムアルデヒド含有1.5%濃度のアガロ
ースゲル中に施した。電気泳動によるRNA分子の分離
後、得られたRNAを毛管移動によりナイロン膜上に移
行させた。Amashinoによる論考(Anal. Biochem. 152
(1986)、304)に記載された特異的な転写が検出された。
プローブとして使用したcDNAフラグメントをランダ
ム・プライムド・DNA・ラベリング・キット(Boehri
nger社製、マンハイム)を用いて放射線標識した。
【0072】J.プラスミドpPinAR−FNRアン
チセンス(非転写構造)の製造 プラスミドpPinAR−FNRアンチセンスは、5部
分のフラグメントA、B、C、D、Eから構成される
(図2)。発現ベクターpBinARはフラグメントA
を含み、これには35SCaMVプロモーターが存在す
る。これはカリフラワーモザイクウィルス(CaMV)
のヌクレオチド6909〜7437を含むフラグメント
から構成される(Franck等著、Cell 21 (1989)、285)。
これはプラスミドpDH51(Pietrzak等によるNuclei
c. Acid. Resにおける論考、14(1986)、5857)からEc
oRi−KpnIフラグメントとして単離されたもので
ある。フラグメントBおよびDには、複数のクローニン
グ部位が含まれ、フラグメントC(FNR cDNA)
がpBluescriptSKからAsp718−Ba
mHIフラグメントとして単離された。得られたFNR
cDNAを非転写方向(antisence orientation)に、A
sp718−BamHIフラグメントとしてベクターp
BinAR中でクローンした(図2)。フラグメントE
はTiプラスミドpTiACH5(Gielen等著、EmBO
J. 3 (1984)、835)のT−DNAの遺伝子3のポリアデ
ニル化シグナル、ヌクレオチド11749−11939
(プラスミドpAGV40からPvuII−HindI
IIフラグメントとして単離されている)(Herrera-Es
trella等の、Natureにおける論考、303 (1983)、209)
を含み、これをPvuII切断部位にSphIリンカー
を結合した後に、ベクターのSphI−HindIII
切断部位間でクローンした。得られたプラスミドBin
AR−FNRアンチセンスを、アグロバクテリウム組織
によりタバコの形質転換に用いた。
【0073】[実施例2]個々の形質転換したタバコ植
物から80個体の植物を再生し、温室に移植した。クロ
ロプラスト精製後の酵素活性を直接測定、およびAmersh
am-Buchlerによる、ビオチン/ストレプタビジン(stre
ptavidin)組成物を用いた免疫化学的検出を用いたウエ
スタンブロットの双方により測定した。更にアンチセン
ス遺伝子発現をノーザンブロットにより調べた。
【0074】[実施例3] FNR酵素活性の測定 単離した葉緑体の酵素活性を文献により公知の方法で測
定した(Meth. Enzymol.69 (1980) 250-251)。
【0075】葉部から単離した葉緑体の未加工の重量お
よび乾重量測定、並びにクロロフィルおよびタンパク質
含有量の測定を標準的な方法により行った。
【0076】[実施例4] アンチセンス植物FNR−44の性質
【0077】
【表5】
【0078】植物のFNR−44のFNRmRNA含有
量は低く、酵素活性が低減していることがわかった。こ
れにより生長も陥込んだ。
【0079】すなわち酵素阻害剤が植物の生長も阻害し
ていることがわかる。
【0080】[実施例5] フェレドキシン:NADPリダクターゼ阻害剤の研究の
ための測定システム フェレドキシン:NADPリダクターゼは生理学的に関
連するNADPとフェレドキシンとの可逆反応(フェレ
ドキシンリダクターゼ活性)を触媒するのみならず、ヘ
キサシアノ亜鉄(III)カリウムのNADPH依存的
還元(ジアホラーゼ活性)を触媒する。これらの反応の
測定法は、文献に開示されている(Meth. Enzymol.、第
23および69巻)。
【0081】ジアホラーゼ活性は、例えば葉緑体または
単離されたフェレドキシン:NADPリダクターゼ(Si
gma社)を、Tris/HClバッファ100mM、pH
8.2、0.5mMのヘキサシアノ亜鉄(III)カリ
ウム、0.5mMNADPHまたはNADPH再生系、
例えば0.5mMNADPおよび2.5mMグルコース
−6−燐酸、およびミリリットルあたり1単位のグルコ
ース−6−燐酸デヒドロゲナーゼ中、25℃で培養し、
420nmにおける吸収の低減を監視することにより測
定可能である。フェレドキシン:NADPリダクターゼ
非添加の培養混合物がブランク値用に用いられる。
【0082】フェレドキシン:NADPリダクターゼ活
性は、例えば葉緑体抽出物または単離されたフェレドキ
シン:NADPリダクターゼ(Sigma社)を、Tris/
HClバッファ100mM、pH7.8、0.2mMの
NADPH、0.65mg/mlシトクロームC、およ
び0.1mg/mlフェレドキシン中、25℃で培養
し、550nmにおける吸収変化を測定するか、或いは
550nmおよび540nmでの吸収変化の差異により
測定可能である。フェレドキシン非添加の培養混合物が
ブランク値用に用いられる。
【0083】被検物質を適する溶媒、例えばジメチルス
ルホキシド等に溶解し、溶液のアリコートをピペットで
上記培養液混合物に添加した。これに対し、純粋な溶媒
のアリコートが対照として用いられる。各培養液バッチ
の吸収変化を比較して、被検物質の作用を測定すること
ができる。
【0084】[実施例6] ジアホラーゼ反応の阻害
【0085】
【表6】 1フェレドキシン:NADPリダクターゼ非添加2 6平均値±実験の標準偏差 フェレドキシンリダクターゼ反応の阻害
【0086】
【表7】 1フェレドキシン非添加2 6平均値±実験の標準偏差
【0087】
【化8】
【0088】[実施例7] フェレドキシン−NADP+オキシドリダクターゼ阻害
剤 [使用実施例]本発明の除草化合物によるアオウキクサ
(duckweed)に対する効果を以下の実験により
示す。
【0089】アオウキクサ(Lemna paucicostata)を、
1%蔗糖を添加した100mlの無機栄養剤溶液を含有
する250mlのガラス容器中、Grossmann等著、Pesti
cideScience 35 (1992)、283-289に記載の方法により無
菌状態で培養した。実験開始時に、有効成分のアセトン
溶液150μl(原液:100倍希釈)をピペットで、
15mlの栄養剤溶液(蔗糖非添加のもの)を含有する
ペトリ皿(直径6cm、高さ1.5cm、Greiner Fric
kenhausen社製)に添加した。対照実験用として有効成
分溶液の溶媒成分のみを栄養剤溶液に添加した。次いで
4個体のLemna植物を各ペトリ皿に導入し、ペトリ皿を
蓋で覆い、25℃、永久光(permanentlight)条件下(Ph
illips TL 白色ネオン管、約40μmolm-2-1、λ
=400〜750nm)の環境調節キャビネットにおい
て培養した。8〜10日後、葉面の増大をイメージング
機器(Imago、Compulog Computer Syst. Boeblingen)を
用いて測定し、これを生長パラメータとした。すなわち
このデータを対照を基準とした生長阻害%に換算して用
いた。
【0090】実験結果を以下の表に示す。本発明の化合
物による除草作用がLemnaの生長の効果的阻害により示
されている。
【0091】
【表8】
【0092】[実施例8] 3−メチル−6−n−プロピルアミノスルホニルベンゾ
チアゾロン−2−((2−n−ブチルスルホニル)安息
香酸)ヒドラゾン 0.33g(0.0013モル)の2−(n−ブチルス
ルホニル)ベンゾヒドラジドおよび0.56g(0.0
0126モル)の2−メチルメルカプト−3−メチル−
6−(n−プロピルアミノスルホニル)ベンズイミダゾ
リウム−p−トルエンスルファートを、7mlのピリジ
ンと7mlのピペリジンの混合物中で6時間還流した。
次いで混合物を濃縮し、得られた残留物を酢酸エチルと
共に攪拌した。不溶残留物を除去し、濾液を濃縮し、シ
リカゲルカラムクロマトグラフィーに付した(塩化メチ
レン/メタノール9:1)。 収量:110mg(融点124〜127℃)。 類似:3−メチル−6−スルホニルベンゾチアゾロン−
2−((4−n−ブチルアミノスルホニル)安息香酸)
ヒドラゾン(融点>250℃)
【0093】[実施例9] 3−メチル−5−スルホニルベンゾチアゾロン−2−
((2−n−ブチルアミノスルホニル)安息香酸)ヒド
ラゾン 0.47g(0.00127モル)の2−(n−ブチル
スルホニル)ベンゾヒドラジドおよび0.75g(0.
00172モル)の2−メチルメルカプト−3−メチル
−5−スルホニルベンズイミダゾリウムp−トルエンス
ルファートを、10mlのピリジンと10mlのピペリ
ジンの混合物中で6時間還流した。次いで混合物を水で
希釈し塩酸酸性とした。得られた沈殿物を吸引濾過し、
乾燥した。収量:280mg(融点247℃、分解)。 類似:3−メチル−5−スルホニルベンゾチアゾロン−
2−((4−n−ブチルアミノスルホニル)安息香酸)
ヒドラゾン(融点>250℃)
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) ヌクレオチド配列を示す図である。 (b)全FNRクローンのタンパク配列を示す図であ
る。
【図2】NADP依存的FNR非転写RNAの発現を調
整するキメラ遺伝子の構成図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランツ、レール ドイツ、67105、シファーシュタット、ゼ バスティアン−クナイプ−シュトラーセ、 17 (72)発明者 クラウス、グロースマン ドイツ、67141、ノイホーフェン、マイン シュトラーセ、1 (72)発明者 ラルフ−ミヒャエル、シュミット ドイツ、67489、キルヴァイラー、アム、 シュロスガルテン、9デー (72)発明者 ウヴェ、ゾネヴァルト ドイツ、06484、クヴェドリンブルク、ア ム、ハング、6 (72)発明者 モハメド、ハジレザエイ ドイツ、06466、ガテルスレーベン、ハン ス−シュトゥベ−シュトラーセ、5

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式I 【化1】 で表され式中 【化2】 がそのE/Z異性体を、 YがC=OまたはSO2を、 R1、R2、R3がそれぞれ相互に独立に、水素、ハロゲ
    ン、シアノ、C1−C6アルキル、C1−C6アルコキシ、
    1−C6アルコキシアルキル、C1−C6ハロアルキル、
    1−C6アルキルチオ、C1−C6ハロアルコキシ、C1
    −C6アルキルカルボニル、C1−C6アルコキシカルボ
    ニル、S(O)n−C1−C6アルキル、S(O)n−C1
    −C6ハロアルキル、S(O)n−N−C1−C6アルキ
    ル、S(O) n−N(C1−C6アルキル)2(n=0、
    1、2)、SO3H、COOH、PO3H、CONH2
    CONH−C1−C6アルキル、CO−N(C1−C6アル
    キル)2、NH2、NH−C1−C6アルキル、またはN−
    (C1−C6アルキル)2を、 R4が水素またはC1−C6アルキルを、 R5、R6、R7がそれぞれ相互に独立に、水素、ハロゲ
    ン、シアノ、C1−C30アルキル、C1−C30アルコキシ
    アルキル、C1−C30ハロアルキル、C1−C30アルキル
    チオ、C1−C30ハロアルコキシ、C1−C30アルキルカ
    ルボニル、C1−C30アルコキシカルボニル、SO3H、
    S(O)n−C1−C30アルキル、S(O)n−C1−C30
    ハロアルキル、S(O)n−N−C1−C30アルキル、S
    (O) n−N(C1−C30アルキル)2(n=0、1、
    2)、COOH、CONH2、CONH−C1−C30アル
    キル、CO−N(C1−C30アルキル)2、NH2、NH
    −C 1−C30アルキル、またはN−(C1−C30アルキ
    ル)2を、それぞれ意味することを特徴とする化合物、
    およびその塩。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の、有効量の1種類以上
    の式Iの化合物またはその塩と、1種類以上の慣用の製
    剤助剤を含むことを特徴とする、有害植物の防除に適す
    る組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の、除草有効量の1種類
    以上の式Iの化合物またはその塩を、1種類以上の慣用
    の製剤助剤と共に、公知方法により加工することを特徴
    とする、請求項2に記載の組成物の調製方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の式Iの化合物もしくは
    その塩または請求項2に記載の組成物の、除草剤として
    の、または植物の乾燥/落葉用の使用法。
  5. 【請求項5】 酵素フェレドキシン:NADPリダクタ
    ーゼを、植物フェレドキシン:NADPリダクターゼ阻
    害剤の認識に使用する方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の酵素フェレドキシン:
    NADPリダクターゼを、除草活性化合物の認識に使用
    する方法。
  7. 【請求項7】 植物フェレドキシン:NADPリダクタ
    ーゼの阻害または失活による潜在的除草作用または生長
    調節作用を有する物質を認識する方法であって、 a)最初に酵素フェレドキシン:NADPリダクターゼ
    を、トランスジェニック生物またはトランスジェニック
    細胞中に、この輸送タンパク質をコードするDNA配列
    の異種発現により得、 b)この組換え生物全体またはこの生物の細胞ダイジェ
    ストを、酵素フェレドキシン:NADPリダクターゼに
    対する阻害作用に関する化学物質の研究に用い、 c)酵素フェレドキシン:NADPリダクターゼに対し
    て活性な化合物の除草作用または植物の生長調節作用を
    テストすることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 前記トランスジェニック生物が単細胞生
    物または植物細胞であることを特徴とする、請求項7に
    記載の方法。
  9. 【請求項9】 請求項7または8に記載の方法により認
    識される、除草作用および/または生長調節作用を有す
    る化合物。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の除草剤および生長調
    節作用を有する成分を、他の除草剤、殺虫剤、殺菌剤、
    殺ダニ剤、殺線虫剤および農業上有用な助剤と共に農作
    物保護剤として使用する方法。
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