JP2000079753A - プリンタ用シ―ト - Google Patents

プリンタ用シ―ト

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JP2000079753A
JP2000079753A JP11112861A JP11286199A JP2000079753A JP 2000079753 A JP2000079753 A JP 2000079753A JP 11112861 A JP11112861 A JP 11112861A JP 11286199 A JP11286199 A JP 11286199A JP 2000079753 A JP2000079753 A JP 2000079753A
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JP
Japan
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layer
printer
sheet
luminous
adhesive layer
Prior art date
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JP11112861A
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English (en)
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Masaki Kawasaki
正樹 河崎
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Original Assignee
NEXT I KK
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Publication date
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  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】蓄光性を有し、暗所で発光するとともに、ワー
プロやパソコンに付設される一般のプリンタで簡便に印
刷可能としたプリンタ用シートを提供することと。 【解決手段】透明なフィルムからなる基材(1) 表面に定
着層(4) を形成するとともに、同基材(1) 裏面には蓄光
体を含有させた蓄光層(2) を形成した。あるいは、紙又
は各種ポリマーシートからなる基材(1) 上に蓄光体を含
有させた蓄光層(2) を形成し、さらに、同蓄光層(2) の
上に透明な定着層(4) を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワープロやパソコ
ン等に付設したプリンタ、特に、インクジェット方式や
昇華式のプリンタに好適に用いることができ、蓄光性を
有し、夜間に発光するプリンタ用シートに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ用シートとしては、イン
クリボンやインクジェットで印字される一般の印刷用紙
の他、紙の基材に感熱層を形成し、同感熱層上に保護層
を形成し、サーマルプリンタヘッドにより加熱して文字
等を含む像を発生させるようにした感熱紙があった。
【0003】他方、裏面に粘着層を形成した紙材を所定
大きさのラベル状に区画成形し、前記粘着層全体を剥離
シートで被覆したシールタイプのプリンタ用シートがあ
り、例えば宛名を印字する封書用ラベル等に利用されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来のプリンタ用シートは、単に事務用品としては何ら問
題はないが、例えば、ファイルの背表紙等に上記のラベ
ルを貼付した場合、夜間に本棚内の所望するファイル等
を探している場合に停電などがあると、当然ながら全く
探すことができない。
【0005】また、このような停電時の暗闇の中で、懐
中電灯やローソク等必要な品、あるいはこれらを収納し
ている場所、あるいはドアの把手等の所在が即座に分か
れば勝手がよい。
【0006】そこで、夜光塗料等を塗着したラベルを適
宜貼付することが考えられたが、かかるラベルに文字や
図柄を印刷する場合は、スクリーン印刷等で行うしかな
かった。すなわち、かかるラベルは、ワープロやパソコ
ン等に付設したプリンタで印刷しようとすると、インク
ののりが著しく劣り、使用に耐える仕上がりとはならな
かったからである。
【0007】したがって、既成のデザインのものを使用
せざるを得ず、使用者が好みに合わせて適当な文字や図
柄をデザインし、これをパソコンやワープロを使ってプ
リントアウトしたり、あるいは、コピー機を使用して文
字や図柄を自由に複写することはできなかった。
【0008】また、蓄光材料が暗闇の中で幻想的に美し
く発光することから、近年では、蓄光材料を上述した生
活の機能面のみならず、装飾等に使用することも注目さ
れており、シート状に形成して壁等に貼付しやすくした
ものもあるが、上述した理由により、発光面に使用者が
好みに合った自由なデザインを印刷することはできなか
った。したがって、かかる蓄光材料をシート状に形成し
た装飾品は未だ一般に普及するには至っていない。
【0009】本発明は、上記課題を解決することのでき
るプリンタ用シートを提供することを目的としている。
【0010】
【発明が解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の本発明では、透明なフィルムからな
る基材表面に定着層を形成するとともに、同基材裏面に
は蓄光体を含有させた蓄光層を形成した。すなわち、蓄
光層と定着層との間に透明フィルムを介在させること
で、予め定着層を表面に形成した透明フィルムを必要サ
イズに裁断した後に、同フィルム裏面に蓄光層を形成す
ることができるので、生産量の調整などが行ないやす
い。そして、製造されたプリンタ用シートは、プリンタ
を用いて、オリジナルのデザインである文字や図柄を自
由に印刷し、かかる文字や図柄を暗闇の中で発光するシ
ート上に美しくはっきりと浮かび上がらせることができ
る。したがって、夜間緊急用の表示や、あるいは幻想的
な夜間装飾に好適に用いることができる。特に、インク
ジェット式や昇華式のプリンタを用いるとカラーを美し
く表示できる。
【0011】また、請求項2記載の本発明では、上記蓄
光層上に反射層を形成した。したがって、蓄光層の輝度
を格段に向上させることができる。
【0012】また、請求項3記載の本発明では、上記反
射層上に粘着層を形成し、同粘着層を剥離シートで被覆
した。したがって、所望する個所にラベルとして貼付す
ることができる。
【0013】また、請求項4記載の本発明では、反射層
上にホットメルト系の接着層を形成し、同接着層を剥離
シートで被覆した。したがって、衣服やカーテンなどの
布地の所望する個所に好みのプリントをすることがで
き、夜間にプリント部が浮かび上がる新しい装飾を提供
することができる。
【0014】また、請求項5記載の本発明では、基材と
定着層との間に、感熱発色層を介在させた。したがっ
て、サーマルヘッドを用いた感熱式のプリンタにも使用
することができる。
【0015】また、請求個6記載の本発明では、紙又は
各種ポリマーシートからなる基材上に、蓄光体を含有さ
せた蓄光層を形成し、さらに、同蓄光層の上に、定着層
を形成した。したがって、プリンタを用いて、オリジナ
ルのデザインである文字や図柄を自由に印刷し、かかる
文字や図柄を暗闇の中で発光するシート上に美しくはっ
きりと浮かび上がらせることができ、夜間緊急用の表示
や、あるいは幻想的な夜間装飾に好適に用いることがで
きる。特に、インクジェット式や昇華式のプリンタを用
いるとカラーを美しく表示できる。
【0016】また、請求項7記載の本発明では、上記蓄
光層と定着層との間に、感熱発色層を介在させた。した
がって、サーマルヘッドを用いた感熱式のプリンタにも
使用することができる。
【0017】また、請求項8記載の本発明では、上記基
材の裏面に粘着層を形成し、同粘着層を剥離シートで被
覆した。したがって、所望する個所にラベルとして貼付
することができ、使い勝手が良好となる。
【0018】さらに、請求項9記載の本発明では、上記
基材の裏面にホットメルト系の接着層を形成し、同接着
層を剥離シートで被覆した。したがって、衣服やカーテ
ンなどの布地の所望する個所に好みのプリントをするこ
とができるとともに、夜間においてはプリント部が浮か
び上がる新しい装飾を提供することができる。
【0019】また、請求項10記載の本発明では、上記
蓄光層に代えて、蛍光体を含有した蛍光層とした。した
がって、プリンタを用いて、オリジナルのデザインであ
る文字や図柄を自由に印刷し、かかる文字や図柄を暗闇
の中で発光するシート上に美しくはっきりと浮かび上が
らせることができ、幻想的な夜間装飾に好適に用いるこ
とができる。特に、インクジェット式や昇華式のプリン
タを用いるとカラーを美しく表示できる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明は、透明なフィルムからな
る基材表面に定着層を形成するとともに、同基材裏面に
は蓄光体を含有させた蓄光層を形成したプリンタ用シー
トに係るものである。
【0021】透明なフィルムとしては、ある程度腰のあ
るものが望ましく、材料としてはペットボトルなどに使
用されるポリエチレン・テレフタレートなどが考えられ
る。
【0022】かかる透明フィルム上にコーティングされ
る定着層は、インクを受理して定着させるためのもので
あり、ワープロやパソコンに付設される一般のプリンタ
に使用されるインクジェット式、あるいは昇華式のプリ
ンタに使用される速乾型インクに相性が良好で、インク
ののりがきわめて良好なものを用いている。
【0023】そして、かかる定着層は、透明である方が
望ましいが、定着層の組成上やむを得ず完全な透明とな
らない場合でも、蓄光層による発光が透明フィルムを介
して透過できる程度に透明であればよい。
【0024】蓄光層は、樹脂等のバインダに長時間放光
可能な蓄光体を含有させて薄く層状に形成したもので、
昼間に光エネルギーを吸収し、夜間に発光する性質を有
するものである。
【0025】上記してきたように、本実施形態に係るプ
リンタ用シートは、蓄光層と定着層との間に透明フィル
ムを介在させた構成としているので、予め定着層を表面
に形成した比較的低コストで製造できる透明フィルムを
大量に用意しておけば、高価な蓄光層は、かかる透明フ
ィルムを必要サイズに裁断したものの裏面に形成するこ
とができる。したがって、採算に見合うように生産量を
調整することが容易となる。
【0026】また、本プリンタ用シートは、所有するパ
ソコンやワープロで自由にデザインしたオリジナルの文
字や図柄を、一般のプリンタで手軽に印刷するこがで
き、刷り上った印刷物は、昼間は当然のことながら、暗
闇の中でもシート全体が発光して文字や図柄を美しく鮮
明に浮き上がらせることができる。特に、インクジェッ
ト式や昇華式のプリンタを使用すれば、略フルカラーの
美しいデザインが印刷可能となる。このように、本プリ
ンタ用シートによれば、夜間において視認性が著しく良
好で、かつ仕上がりの良い美しい印刷物を簡単に得るこ
とができる。
【0027】なお、このように得られた印刷物は、夜間
に美しく発光するという特性を利用し、例えば絵ハガキ
やグリーティングカードに用いるなど、様々な用途が発
展的に考えられる。
【0028】また、上記構成に加え、蓄光層上にさらに
反射層を形成することができる。すなわち、プリンタ用
シートの層構造として、最下方から反射層、蓄光層、透
明フィルム、定着層という階層構造となるもので、かか
る反射層は、白色や銀色の材料を塗布するか、あるいは
材料として紙材などを用いることができる。
【0029】かかる反射層を設けることで、蓄光層の輝
度を格段に向上させることができ、夜間の発光をより鮮
明で美しくすることができる。
【0030】また、上記反射層上に粘着層を形成し、同
粘着層を剥離シートで被覆することもでき、所望する個
所にラベルとして貼付することができる。
【0031】例えば、非常用などど印字したラベルを、
懐中電灯などの非常時に使用する品を収納した個所に貼
付しておけば、停電時にもその場所を認識することがで
き、早急な対応が可能となるとともに、ドアや把手など
に貼付すれば、暗闇中でも室外への移動が容易に行える
など、夜間及び非常時にきわめて有効となる。
【0032】また、所持品などに貼付しておけば、暗が
りの中で落としたりした場合でも容易に見つけ出すこと
ができる。
【0033】また、上記反射層上に、粘着層に代えてホ
ットメルト系の接着層を形成し、同接着層を剥離シート
で被覆することもできる。すなわち、Tシャツやジャン
バーなどの衣服や、カーテンなどの布地の所望する個所
に好みの図案等をアイロンプリントすることができるこ
とになり、夜間にプリント部が浮かび上がる個性的なデ
ザインプリントを作成することができる。このように、
本プリンタ用シートを用いることにより新しい装飾を提
供することも可能となる。
【0034】さらに、上記構成において、基材と定着層
との間に、感熱発色層を介在させてもよい。すなわち、
サーマルヘッドを用いた感熱式のプリンタにも適用可能
とするものであり、より汎用的に使用可能となる。な
お、この場合はシート状に描く文字や図柄はモノクロと
なるが、暗闇の中での視認性は十分である。
【0035】また、本発明に係るプリンタ用シートの他
の実施形態として、紙又は各種ポリマーシートからなる
基材上に蓄光体を含有させた蓄光層を形成し、さらに、
同蓄光層の上に、定着層を形成した構成とすることもで
きる。
【0036】定着層、蓄光層は前述したものと同一のも
のを好適に用いることができ、この場合の基材に用いる
紙は合成紙でも構わない。また、各種ポリマーシートを
基材に用いる場合、塩ビ系、ウレタン系のシート状(フ
ィルム状を含む)のものが考えられ、白色系のシートを
使用すれば、前述した反射層を形成したのと同じ効果を
奏する。
【0037】本実施形態においても、自由にデザインし
たオリジナルの文字や図柄を手軽に印刷するこができ、
上述同様の効果を得ることができる。
【0038】また、本実施形態に係るプリンタ用シート
を、感熱式のプリンタにも適用可能とする場合は、上記
蓄光層と定着層との間に感熱発色層を介在させるとよ
い。
【0039】さらに、本実施形態に係るプリンタ用シー
トにおいても、基材の裏面に粘着層を形成し、同粘着層
を剥離シートで被覆したり、ホットメルト系の接着層を
形成し、同接着層を剥離シートで被覆することができ、
先の実施形態と同様な効果を得ることができる。
【0040】さらに他の実施形態として、上記してきた
蓄光層に代えて、蛍光体を含有する蛍光層を形成したプ
リンタ用シートとすることもできる。
【0041】蛍光体は、通常可視光の下では白色に近
く、本シートを用いてカラープリンタにより印刷した図
柄や文字は通常の出力紙に打ち出されたものに何ら劣る
ことはない。
【0042】紫外線の照射により励起されて蛍光を発す
る蛍光体は、その組成に応じて特有の波長の電磁波(可
視光線)を放出するので、その種類及び量を組み合わせ
ることで無数の発光色を創出することが可能である。
【0043】特に、白色に発光する組合わせの蛍光体を
含有する蛍光層を基材上に形成し、同基材上に定着層を
形成した場合、同定着層にカラープリンタにより印刷さ
れた図柄や文字の色を、暗所で紫外線を照射することで
忠実に再現することができ、また、基材を透明フィルム
として、基材裏面に蛍光層を形成した場合は、シート背
面からの紫外線照射によって、完全なバックライトとし
て蛍光層が機能することになり、印刷部分のカラー再現
性が優れたものとなる。
【0044】なお、蛍光体としては、 Y2O2S:Eu、 Sr2P207:Eu、 (SrCaBa)5 (PO4)3Cl:Eu 、 BaMg2Al16O27:Eu 、 Zn2GeO4:Mn などが代表的な組成として知られている。
【0045】かかる蛍光層による蛍光を長時間維持する
ためにはブラックライトを照射すればよい。
【0046】このように、本実施形態に係るプリンタ用
シートを用いても、パソコンやワープロで自由にデザイ
ンしたオリジナルの文字や図柄を一般のプリンタで手軽
に印刷するこができ、刷り上った印刷物にブラックライ
トを照射することで、暗闇の中でもシート全体が発光し
て文字や図柄を美しく鮮明に浮き上がらせることができ
るので、本実施形態においても、夜間装飾などに有効利
用することができる。
【0047】ところで、基材上に、発光色の異なった複
数の蛍光層、及び複数の蓄光層を形成すれば、プリンタ
により印刷された図柄や文字などとの組み合わせにより
多彩な視覚効果を得ることができる。
【0048】すなわち、可視光の下では、印刷された画
像が鮮明に視認でき、暗所においては、紫外線(ブラッ
クライト)の照射のオン・オフによって、蓄光層による
色パターンに蛍光層の色パターンが現れたり消えたりす
るなど、より高度な演出が可能となる。
【0049】
【実施例】以下、添付図に基づいて、本発明の実施例を
具体的に説明する。
【0050】(第1 実施例)図1に本実施例に係るプリ
ンタ用シートAの断面図を示している。
【0051】プリンタ用シートAは、吸湿防止処理を施
した普通紙からなる基材1と、同基材1上に形成した蓄
光層2と、同蓄光層2上に形成した定着層4とからなる
複数の層で構成されている。
【0052】また、本実施例では、前記基材1の裏面に
粘着層5を形成し、同粘着層5を剥離シート6で被覆し
ている。
【0053】基材1は、上記した普通紙の他、やはり吸
湿防止処理を施した合成紙、あるいは、塩ビ系やアクリ
ル系の各種ポリマーシート(フィルム)を用いることも
できる。
【0054】定着層4は25〜35μmの厚みにスクリーン
印刷されたほぼ透明な層であり、本実施例では、アクリ
ル系のモノマーを主成分として、他の合成樹脂やシリ
カ、開始剤から構成された紫外線硬化型のものを用いて
おり、完全透明ではないが蓄光層2の発光を十分に透過
させることができる程度に透明な層となっている。
【0055】本実施例では、定着層4をスクリーン印刷
にて形成したが、スクリーン印刷に限定するものではな
く、コーティングであってもよく、所要厚みの定着層4
が得られるものであればその形成方法は問わない。
【0056】かかる定着層4は、一般のインクジェット
式プリンタ、あるいは昇華式プリンタに使用される速乾
型インクとの相性がきわめて良く、この定着層4上で
は、滲みのない鮮明なカラー印刷が行える。さらに、モ
ノクロ及びカラーコピー機に使用してもインクが確実に
定着し、コピー後、コピー面が剥がれたりすることはな
い。
【0057】蓄光層2は、樹脂等のバインダに、長時間
放光可能な蓄光体、例えば、特定の希土類元素( Eu,P
r,Nd,Dy)で付活されるとともに、硼素で置換された
アルミン酸塩蛍光体(ネクスト・アイ社製 商品名/キ
プラス等)を含有したものを用いている。
【0058】そして、シート全体の厚みDを100 〜130
μmとし、シートサイズをA4版とかB5版などの規格
やハガキサイズに合わせて成形して、図4に示す一般に
使用されているプリンタ7に適用可能としている。
【0059】かかる構成により、蓄光層2が暗闇で発光
し、これがバックライトとして機能して、定着層4上に
印刷された文字や図柄を美しく浮かび上がらせ、視認性
が良好となる。また、文字や図柄をインクジェットによ
りカラー印刷した場合は、その色が夜間でも美しく浮か
び上がるので装飾性もきわめて高くなり、単に、夜間表
示用の印刷物としてのみならず、装飾品としても使用す
ることができる。さらに、前記したようにハガキとして
使用すれば、夜間に発光する珍しい絵ハガキとして重宝
できる。
【0060】さらに、図2に示すように、上記蓄光層2
と定着層4との間に、感熱発色層3を介在させることも
できる。
【0061】感熱発色層3は、フェノール樹脂、染料、
ビスフェノール等の顕色剤、増感剤などからなり、透明
に近いものとすることが好ましい。
【0062】このように感熱発色層3を蓄光層2と定着
層4との間に介在させることで、サーマルヘッドを用い
た感熱式のプリンタでも自由にモノクロ印字可能とな
り、かかる印字は夜間蓄光層2がバックライトとして機
能して鮮明に浮かび上がり、夜間においても十分な視認
性を有するものとなる。
【0063】図3に示したものは、本プリンタ用シート
Aの一形態として、ラベルシート状に形成したものであ
り、プリンタ用シートAには、所定の大きさの矩形ラベ
ルaが区画形成されている。
【0064】これを図4で示すように、プリンタ7にセ
ットして、ワープロ等で作成した文字等を矩形ラベルa
上に印字すると、所望する名称等を記した粘着性を有す
る矩形ラベルaを得ることができる。なお、ラベル形状
は矩形に限るものではなく、自由に設定することができ
る。
【0065】そして、図5に示すように、これらを所望
する個所や物品に適宜貼付すれば、停電時等に、前記蓄
光層2の作用により発光して文字を浮かび上がらせるこ
とができ、闇の中であっても出口の場所や把手、また、
非常用品を収納している引出しの場所の認識や、カギな
どの貴重品の所在を知ることが可能となる。
【0066】このように、蓄光体を含有する蓄光層2を
有するプリンタ用シートAとしたことにより、暗闇中で
も印刷した文字や図柄が認識可能となり、従来よりも多
様な用途に用いることができる。
【0067】また、蓄光層2に、予め発光色の異なる蓄
光体で様々なデザインを施しておけば、定着層4上に印
刷した文字や図柄はそのままに、暗闇の中では、蓄光層
2からの異なる発色によるデザインが新たに現出するこ
とになり、昼間と夜間で全くイメージの異なる印刷物の
提供も可能となる。
【0068】さらに、図示していないが、基材1の裏面
にホットメルト系の接着層を形成し、同接着層を剥離シ
ート6で被覆してプリンタ用シートAとすることによ
り、同プリンタ用シートAにプリンタ7にて好みのデザ
インを印刷した後、Tシャツやジャンバーなどの衣服に
アイロンを用いて接着させることができる。
【0069】また、カーテンやテーブルクロス、または
車のシートカバーなどの布地に接着させてもよく、夜間
にはデザインが浮かび上がることから、新しい装飾とし
て使用することができ、個性的なデザインプリントを作
成することができる。
【0070】(第2実施例)次に、他の実施例に係るプ
リンタ用シートBについて、同シートBの断面図を示し
た図6を参照しながら説明する。
【0071】本プリンタ用シートBは、先の実施例で普
通紙、合成紙、あるいは塩ビ系やアクリル系の各種ポリ
マーシートに代えて、基材1をポリエチレン・テレフタ
レートからなる透明なフィルムとし、同基材1の表面に
定着層4を形成するとともに、同基材1の裏面に蓄光体
を含有させた蓄光層2を形成したものである。
【0072】また、本実施例に係るプリンタ用シートB
は、蓄光層2上に、さらに反射層8を形成している。
【0073】すなわち、最下方に反射層8を設け、その
上に、順に蓄光層2、基材1、定着層6という階層構造
としている。
【0074】本実施例では、前記反射層8を10μm程度
とするとともに、蓄光層2を70〜80μm、基材1を50〜
100 μm、定着層4を20〜30μmとして、シートB全体
の厚みDを略150 から220 μm程度としている。なお、
蓄光層2及び定着層4の材料については、先の第1 実施
例と同一のものを使用している。
【0075】そして、シートサイズを、ここでもA4版
やB5版などの規格や、あるいはハガキサイズに合わせ
て成形するようにして、図4に示した一般のプリンタ7
に適用可能としている。
【0076】本実施例では、上述したように、蓄光層2
と定着層4との間に透明フィルムからなる基材1を介在
させた構成としたことにより、本プリンタ用シートBを
製造する際には、予め定着層4を表面に形成した比較的
低コストで製造できる基材1(透明フィルム)を十分量
用意しておき、それを必要サイズに裁断し、裁断した必
要枚数分だけの基材1を用いることができる。
【0077】すなわち、先の実施例では、基材1上に蓄
光層2を形成し、その上に定着層4を形成しているの
で、通常ロール単位からなる基材1の量に見合った蓄光
層2を形成する必要があるが、本実施例によれば、高価
な蓄光体からなる蓄光層2は、必要枚数分の基材1の裏
面にだけ形成すればよいことになる。
【0078】したがって、蓄光層2の材料となる蓄光体
は高価であるが、本実施例の構成とすれば、プリンタ用
シートBの生産を採算に見合うように適宜調整すること
が容易に行なえる。
【0079】なお、基材1面への蓄光層2の形成の際、
はがきサイズであれば、その面積全体に形成するのでは
なく、半分とか、あるいは必要な面積の分だけ形成すれ
ば、経済的な製品の提供が可能となる。
【0080】また、反射層8を設けたことによって、蓄
光層2からの後方(下方)への発光を前方(上方)へ反
射させてプリンタ用シートBの夜間発光の輝度を格段に
向上させることができる。実験的には輝度が約3割増加
することが分かった。
【0081】このように、反射層8を設けたことで、プ
リンタ用シートBの夜間の発光を、より鮮明で美しくす
ることができる。なお、かかる反射層8は、白色や銀色
の材料であればよく、ここでは紙材を用いている。
【0082】さらに、本実施例においても、粘着層5や
ホットメルト系の接着層を設け、先の実施例で説明した
ように、所望する個所や物品に適宜貼付したり、衣類な
どにアイロンプリントすることができる。
【0083】すなわち、本実施例では、図7に示よう
に、かかる粘着層5(接着層)を前記反射層8上に形成
し、さらに、同粘着層8を剥離シート6で被覆してい
る。
【0084】また、他の形態として、本実施例において
も、サーマルヘッドを用いた感熱式のプリンタにも適用
可能とするために、先の実施例で説明した感熱発色層3
を設けることができる。
【0085】本実施例に適用する場合は、かかる感熱発
色層3は、図示しないが透明フィルムからなる基材1と
定着層4との間に介在させればよい。
【0086】(第3実施例)他の実施例に係るプリンタ
用シートとして、上述してきた蓄光層2に代えて、蛍光
体を含有した蛍光層とすることができる。
【0087】蛍光体としては、Y2O2S:Eu、Sr2P207:Eu、
(SrCaBa)5 (PO4)3Cl:Eu 、BaMg2Al16O27:Eu 、Zn2G
eO4:Mnなどを好適に用いることができる。
【0088】なお、蛍光体と蓄光体との境界として特に
定めはないが、本実施例では、視認できる残光時間が数
秒〜数十秒のものを蛍光層として扱うものとする。
【0089】本実施形態のプリンタ用シートでは、ブラ
ックライトを照射すれば、照射中については蛍光層から
の発光が継続するので、ブラックライトとの併用によ
り、先の第1 、第2実施例と同等な効果を得ることが
できる。そして、蓄光体を使用した蓄光層2を形成した
ものよりもはるかに廉価に製造することができる。
【0090】さらに、基材1上に、発光色の異なった複
数の蛍光層、及び複数の蓄光層2を形成すれば、プリン
タ7により印刷された図柄や文字などとの組み合わせに
より多彩な視覚効果を得ることができる。
【0091】すなわち、可視光の下では、印刷された画
像が鮮明に視認でき、暗所においては、紫外線(ブラッ
クライト)の照射のオン・オフによって、蓄光層2によ
る色パターンに加え、蛍光層の色パターンが現れたり消
えたりするなど、より高度な演出が可能となるものであ
る。
【0092】
【発明の効果】本発明は、以上説明してきたような形態
で実施され、以下の効果を奏する。
【0093】(1) 透明なフィルムからなる基材表面に定
着層を形成するとともに、同基材裏面には蓄光体を含有
させた蓄光層を形成したことにより、予め定着層を表面
に形成した透明フィルムを必要サイズに裁断した後に、
同フィルム裏面に蓄光層を形成することができるので、
生産量の調整などが行ないやすい。また、一般のプリン
タを用いて、オリジナルのデザインである文字や図柄を
自由に印刷し、かかる文字や図柄を暗闇の中で発光する
シート上に美しくはっきりと浮かび上がらせることがで
きるので、夜間緊急用の表示に用いた場合、暗闇の中で
もその位置をはっきりと認識させることができるので停
電時などにきわめて便利である。また、幻想的な夜間装
飾としても好適に用いることができる。
【0094】(2) 請求項2記載の本発明では、上記蓄光
層上に反射層を形成したことにより、蓄光層の輝度を格
段に向上させることができ、上記(1) の使用による効果
をより高めることができる。
【0095】(3) 請求項3記載の本発明では、上記反射
層上に粘着層を形成し、同粘着層を剥離シートで被覆し
たことにより、所望する個所にラベルとして自由に貼付
することができ、上記(1) の夜間緊急用の表示や幻想的
な夜間装飾を手軽に行なえる。
【0096】(4) 請求項4記載の本発明では、上記反射
層上にホットメルト系の接着層を形成し、同接着層を剥
離シートで被覆したことにより、衣服やカーテンなどの
布地の所望する個所に好みのプリントをすることがで
き、夜間にプリント部が浮かび上がる新しい装飾を提供
することができる。
【0097】(5) 請求項5記載の本発明では、上記基材
と定着層との間に、感熱発色層を介在させたことによ
り、サーマルヘッドを用いた感熱式のプリンタにも使用
することができ、より汎用性をもたせることができる。
【0098】(6) 請求個6記載の本発明では、紙又は各
種ポリマーシートからなる基材上に、蓄光体を含有させ
た蓄光層を形成し、さらに、同蓄光層の上に、定着層を
形成したことにより、プリンタを用いて、オリジナルの
デザインである文字や図柄を自由に印刷し、かかる文字
や図柄を暗闇の中で発光するシート上に美しくはっきり
と浮かび上がらせることができ、夜間緊急用の表示や、
あるいは幻想的な夜間装飾に好適に用いることができ
る。
【0099】(7) 請求項7記載の本発明では、上記蓄光
層と定着層との間に、感熱発色層を介在させたことによ
り、サーマルヘッドを用いた感熱式のプリンタにも使用
することができ、汎用性をもたせることができる。
【0100】(8) 請求項8記載の本発明では、上記基材
の裏面に粘着層を形成し、同粘着層を剥離シートで被覆
したことにより、所望する個所にラベルとして貼付する
ことができ、使い勝手が良好となって、上記(6) の夜間
緊急用の表示や幻想的な夜間装飾を手軽に行なえる。
【0101】(9) 請求項9記載の本発明では、上記基材
の裏面にホットメルト系の接着層を形成し、同接着層を
剥離シートで被覆したことにより、衣服やカーテンなど
の布地の所望する個所に好みのプリントをすることがで
きるとともに、夜間においてはプリント部が浮かび上が
る新しい装飾を提供することができる。
【0102】(10)請求項10記載の本発明では、上記蓄
光層に代えて、蛍光体を含有する蛍光層としたことによ
り、より低コストで夜間に発光するプリンタ用シートを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1 実施例に係るプリンタ用シートの断面図で
ある。
【図2】感熱発色材を設けた同プリンタ用シートの断面
図である。
【図3】第1 実施例に係るプリンタ用シートの一使用形
態を示す説明図である。
【図4】同シートを一般のプリンタで印字している状態
を示す説明図である。
【図5】同シートを各所に貼付した状態を示す説明図で
ある。
【図6】第2実施例に係るプリンタ用シートの断面図で
ある。
【図7】感熱発色材を設けた同プリンタ用シートの断面
図である。
【符号の説明】
A,B プリンタ用シート 1 基材 2 蓄光層 3 感熱発色層 4 定着層 5 粘着層 6 剥離シート 8 反射層

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明なフィルムからなる基材表面に定着層
    を形成するとともに、同基材裏面には蓄光体を含有させ
    た蓄光層を形成したことを特徴とするプリンタ用シー
    ト。
  2. 【請求項2】蓄光層上に反射層を形成したことを特徴と
    する請求項1記載のプリンタ用シート。
  3. 【請求項3】反射層上に粘着層を形成し、同粘着層を剥
    離シートで被覆したことを特徴とする請求項2記載のプ
    リンタ用シート。
  4. 【請求項4】反射層上にホットメルト系の接着層を形成
    し、同接着層を剥離シートで被覆したことを特徴とする
    請求項2記載のプリンタ用シート。
  5. 【請求項5】基材と定着層との間に、感熱発色層を介在
    させたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に
    記載のプリンタ用シート。
  6. 【請求項6】紙又は各種ポリマーシートからなる基材上
    に、蓄光体を含有させた蓄光層を形成し、さらに、同蓄
    光層の上に、定着層を形成したことを特徴とするプリン
    タ用シート。
  7. 【請求項7】蓄光層と定着層との間に、感熱発色層を介
    在させたことを特徴とする請求項6記載のプリンタ用シ
    ート。
  8. 【請求項8】基材の裏面に粘着層を形成し、同粘着層を
    剥離シートで被覆したことを特徴とする請求項6又7に
    記載のプリンタ用シート。
  9. 【請求項9】基材の裏面にホットメルト系の接着層を形
    成し、同接着層を剥離シートで被覆したことを特徴とす
    る請求項6又7に記載のプリンタ用シート。
  10. 【請求項10】蓄光層に代えて、蛍光体を含有した蛍光
    層としたことを特徴とする請求項1 〜9のいずれか1 項
    に記載のプリンタ用シート。
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