JP2000077409A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2000077409A
JP2000077409A JP10245742A JP24574298A JP2000077409A JP 2000077409 A JP2000077409 A JP 2000077409A JP 10245742 A JP10245742 A JP 10245742A JP 24574298 A JP24574298 A JP 24574298A JP 2000077409 A JP2000077409 A JP 2000077409A
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film
organic insulating
opening
inorganic insulating
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Masanobu Ikeda
雅延 池田
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ダマシン法により配線又はビアを形成する工程
を有する半導体装置の製法に関し、有機絶縁膜に形成さ
れる開口形状を精度良く形成するとともに開口の側壁に
形成されるメタルを従来よりも薄くすること。 【解決手段】無機絶縁膜31の上又は下に有機絶縁膜32(3
0)を形成し、無機絶縁膜31に第一の開口31a を形成し、
有機絶縁膜32に第二の開口32a を形成し、無機絶縁膜31
の第一の開口31aと有機絶縁膜32の第二の開口32a に沿
って金属膜37を形成し、次いで、無機絶縁膜31と有機絶
縁膜32を所望の温度まで加熱した後にその加熱を停止し
て所定時間放置し、さらに、金属膜37にエッチングガス
を供給して無機絶縁膜31と有機絶縁膜32の減衰温度の違
いによって無機絶縁膜31の第一の開口31a に金属膜37を
残したままで有機絶縁膜32の第二の開口32a から金属膜
37をエッチングして選択的に除去する工程とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関し、より詳しくは、ダマシン法により配線又は
ビアを形成する工程を含む半導体装置の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体素子の高集積化とチップサイズの
縮小化にともない、配線の微細化及び多層配線化が加速
的に進められている。こうした多層配線を有するロジッ
クデバイスにおいては、配線がデバイス信号遅延の支配
的な要因の1つになりつつある。デバイスの信号遅延は
配線抵抗と配線容量の積に比例しており、配線遅延の改
善のためには配線抵抗及び配線容量の軽減が重要となっ
てくる。
【0003】そこで、配線容量を低減するために、炭化
水素系有機材料やフルオロカーボン系有機材料などを層
間絶縁膜に用いることが検討されている。それらの材料
は誘電率2.3〜2.5であり、従来の絶縁材料である
SiO2と比較すると約40%程度誘電率が低い。また、配
線抵抗の低減のために従来のアルミニウム配線から低抵
抗の銅配線へと移行しようとしている。
【0004】一方、多層配線形成技術においては、銅の
ドライエッチングが困難であるために配線とその下のビ
アを同時に形成するデュアルダマシンプロセスが今後主
流となると考えられている。デュアルダマシンプロセス
は、概ね次のようになっている。例えば、図1(a) に示
すように、シリコン基板1の上に第一の低誘電率有機絶
縁膜2、第一の酸化シリコン膜3を形成した後に、フォ
トリソグラフィー法によって第一の低誘電率有機絶縁膜
2と第一の酸化シリコン膜3に第一の配線用溝4を形成
する。その後に、第一の配線用溝4の内面と第一の酸化
シリコン膜3の上面に窒化チタンよりなる第一のバリア
メタル膜5aを形成し、さらに第一のバリアメタル膜5
aの上に第一の銅膜5bを形成した後に、第一の銅膜5
bを加熱して埋め込み性を改善する。そして、化学機械
的研磨(CMP)法によって第一のバリアメタル5aと
第一の銅膜5bを第一の酸化シリコン膜3上から除去す
ると同時に平坦化を行う。これにより第一の配線用溝4
の中に残った第一の銅膜5bを第一の配線5として使用
する。
【0005】次に、図1(b) に示すように、第一の配線
5と第一の酸化シリコン膜3の上に第二の低誘電率有機
絶縁膜6、第二の酸化シリコン膜7、第三の低誘電率有
機絶縁膜8、第三の酸化シリコン膜9を順に形成する。
その後に、例えば特開平10-112503 号公報、特開平9-55
429 号公報に記載されているような方法によって、図1
(c) に示すように、第二の低誘電率有機絶縁膜6、第二
の酸化シリコン膜7にビアホール10を形成するととも
に、第三の低誘電率有機絶縁膜8、第三の酸化シリコン
膜9に第二の配線用溝11を形成する。
【0006】この後に、ビアホール10の内面と配線用
溝11の内面に沿って第二のバリアメタルを形成し、さ
らに、第二のバリアメタル膜の上に第二の銅膜を形成
し、それらの膜をCMP法によって研磨して、ビアホー
ル10の中に残った第二の銅膜をビアとして使用し、第
二の配線用溝11の中に残った第二の銅膜を第二の配線
として使用する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、有機絶縁膜
をエッチングする際には酸素プラズマを用いているが、
有機絶縁膜は酸素プラズマに対してエッチング耐性がな
いために、図2(a) に示すように、小径のビアホール1
0が形成される第二の有機絶縁膜3のエッチングが等方
的になりやすい。
【0008】そのためにビアホール10内に形成される
バリアメタル膜12のカバレッジが図2(b) に示すよう
に悪くなるとともに、ビアホール10内に形成される銅
膜に空洞が生じ易くなって配線不良が生じる原因とな
る。これまでにサイドエッチングが入らないように全面
にプラズマSiO2、プラズマSiN などをビアホール10お
よび配線用溝11に堆積し、異方性エッチングにより側
壁にのみ保護膜を残す試みはなされている。そのような
技術は、例えば特開平5−183162、特開平9−6
9560に記載されている。ところがこの方法を有機低
誘電率膜に適用しても有機低誘電率膜のエッチング中に
はプラズマ中の酸素ラジカルあるいは水素ラジカルはプ
ラズマSiO2(比誘電率4.1)、プラズマSiN (比誘電
率7.5)とは反応消滅しないためにエッチング形状不
良の問題は解決しない。さらにこれらの膜は比誘電率が
それぞれ4.1、7.5と高いために低誘電率膜を層間
絶縁膜に用いる効果が薄れる。
【0009】また、第二の配線用溝11の幅が0.25
μm以下になると、第二の配線用溝11内で第三の低誘
電率有機絶縁膜8と第三の酸化シリコン膜9の側面に形
成されるバリアメタル膜12の膜厚がその側方に形成さ
れる銅膜13の厚さと同じかあるいはそれ以上になって
しまう。このため、配線抵抗はバリアメタルの抵抗によ
って決定されるので、ビアに銅を埋め込む優位性が失わ
れてしまう。
【0010】本発明は、有機絶縁膜に形成される開口の
形状を精度良くするとともに、絶縁膜の開口の内周面に
形成される金属膜を従来よりも薄くすることができるダ
マシン工程を含む半導体装置の製造方法を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、図5〜
図7に例示するように、半導体基板の上方において無機
絶縁膜の上又は下に有機絶縁膜を形成する工程と、前記
無機絶縁膜に第一の露出面を形成し、前記有機絶縁膜に
第二の露出面を形成する工程と、前記無機絶縁膜の前記
第一の露出面と前記有機絶縁膜の前記第二の露出面に沿
って金属膜を形成する工程と、前記無機絶縁膜と前記有
機絶縁膜を所望の温度まで加熱する工程と、前記無機絶
縁膜と前記有機絶縁膜の加熱を停止して所定時間放置す
る工程と、前記金属膜にエッチングガスを供給して前記
無機絶縁膜と前記有機絶縁膜の温度の減衰速度の違いに
よって前記無機絶縁膜の前記第一の露出面に前記金属膜
を残したままで前記有機絶縁膜の前記第二の露出面から
前記金属膜をエッチングして選択的に除去する工程とを
有することを特徴とする半導体装置の製造方法によって
解決する。
【0012】上記した課題は、前記第一の露出面と前記
第二の露出面の少なくとも一方は開口であることを特徴
とする。上記した課題は、図5〜図7に例示するよう
に、半導体基板1の上方において有機絶縁膜30の上に
無機絶縁膜31を形成する工程と、前記無機絶縁膜31
をパターニングして開口31aを形成する工程と、前記
無機絶縁膜31のうちの前記開口31aの内周面と前記
開口31aの下の前記有機絶縁膜30の露出面に沿って
金属膜37を形成する工程と、前記無機絶縁膜31と前
記有機絶縁膜30を所望の温度まで加熱する工程と、前
記無機絶縁膜31と前記有機絶縁膜30の加熱を停止し
て所定時間放置する工程と、前記金属膜37にエッチン
グガスを供給して前記無機絶縁膜31と前記有機絶縁膜
30の温度の減衰速度の違いによって前記無機絶縁膜3
1の前記開口31aの内周面に前記金属膜37を残した
ままで前記有機絶縁膜30の前記露出面から前記金属膜
37をエッチングして選択的に除去する工程とを有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法により解決す
る。
【0013】上記した半導体装置の製造方法において、
前記無機絶縁膜31の上には有機材料よりなるマスクパ
ターン32(36)が形成され、前記金属膜37は前記
マスクパターン32(36)の露出面に沿って形成さ
れ、前記マスクパターン32(36)は、前記有機絶縁
膜30とともに加熱され、その後加熱が停止され、前記
マスクパターン32(36)の前記露出面に存在する前
記金属膜37は、前記有機絶縁膜30の上面に存在する
前記金属膜37とともに除去されることを特徴とする。
【0014】上記した半導体装置の製造方法において、
前記無機絶縁膜31の前記開口31aの前記内周面にの
み残された前記金属膜37の表面を通して前記有機絶縁
膜30にエッチングガスを供給することにより、前記有
機絶縁膜30を異方性エッチングして下側の開口30A
を形成する工程を有することを特徴とする。この場合に
は、前記開口31aと前記下側の開口30aには銅膜4
1が埋め込まれる。
【0015】上記した半導体装置の製造方法は、シング
ルダマシン法にも適用できるが、次のような工程を加え
ることによってデュアルダマシン法にも適用できる。即
ち、上記した半導体装置の製造方法において、前記無機
絶縁膜31の上には上側の有機絶縁膜32を形成し、前
記上側の有機絶縁膜32の上には上側の無機絶縁膜33
が形成され、前記上側の無機絶縁膜33には前記開口3
1aよりも広い配線用開口33bが形成され、前記上側
の有機絶縁膜32には前記配線用開口33bよりも狭い
ビア形状開口32aが形成され、前記無機絶縁膜31に
形成される前記開口31aは、前記上側の有機絶縁膜3
2をマスクにしてエッチングにより形成され、前記金属
膜37は、前記上側の無機絶縁膜33の前記配線用開口
33bの内周と前記上側の有機絶縁膜32の前記ビア形
状開口32aの内面にも形成され、前記金属膜37を前
記有機絶縁膜30の前記露出面から選択的に除去する際
には、前記上側の有機絶縁膜30の前記ビア形状開口3
2aの内面からも選択的に除去され、前記無機絶縁膜3
1の開口31aを通して前記有機膜30をエッチングし
て下側のビア形状開口30aが形成するとともに、前記
上側の無機絶縁膜33の前記配線用開口33bを通して
前記上側の有機絶縁膜32に下側の配線用開口32bを
形成する工程と、前記配線用開口と前記下側配線用開口
と前記開口と前記下側のビア形状開口30a内に導電膜
を埋め込む工程とをさらに有することを特徴とする。
【0016】上記した半導体装置の製造方法において、
前記無機絶縁膜はシリコン酸化膜であり、前記金属膜は
高融点金属膜であることを特徴とする。次に、本発明の
作用について説明する。本発明によれば、有機絶縁膜の
上に無機絶縁膜を形成し、無機絶縁膜に開口を形成した
後に、無機絶縁膜の開口の内周面とこの開口の下の有機
絶縁膜の露出面に沿って金属膜を形成し、続いて無機絶
縁膜と有機絶縁膜を所望の温度まで加熱し、さらに、無
機絶縁膜と有機絶縁膜の加熱を停止して所定時間放置し
た後に、金属膜にエッチングガスを供給して無機絶縁膜
と有機絶縁膜の減衰温度の違いによって無機絶縁膜の開
口の内周面に金属膜を残したままで有機絶縁膜の露出面
から金属膜をエッチングして選択的に除去するようにし
た。
【0017】即ち、有機絶縁膜と無機絶縁膜の温度の減
衰速度の違いによって、それらの露出面(例えば開口内
周面)に形成された金属膜のエッチングレートを異なら
せることによって無機絶縁膜の露出面(開口内周面)に
のみ選択的に金属膜を残すようにした。この結果、シン
グルダマシン法やデュアルダマシン法を適用して有機絶
縁膜と無機絶縁膜に配線用溝やビアホールを形成する際
に、無機絶縁膜の開口の内周面にのみ金属膜を形成する
ことができる。
【0018】無機絶縁膜の開口の内周面に残る金属は、
わずかながらエッチングされて成膜時よりも薄くなるの
で、その開口の中にさらに導電膜(例えば銅)を埋め込
む場合には、その埋め込みが容易になる。また、無機絶
縁膜に形成された開口を通してその下の有機絶縁膜をエ
ッチングする場合には、無機絶縁膜の開口の内周面に残
された金属によって等方性エッチングをもたらすエッチ
ャント数が減少するので、有機絶縁膜の異方性のエッチ
ングが進み難くなって、垂直方向に異方性エッチングが
進み易くなる。この結果、有機絶縁膜に形成される開口
の寸法精度が従来よりも高くなる。
【0019】この場合、金属膜が形成される領域は、無
機絶縁膜の開口の内周面と開口の直下の有機絶縁膜の上
面であるために、金属膜は有機絶縁膜の上から選択的に
除去されるので、有機絶縁膜に形成される開口の下方の
下側配線の上に金属膜が残ることはなくなり、開口に埋
め込まれる導電膜と下側配線とのコンタクト抵抗が従来
よりも低くなる。
【0020】
【発明の実施の形態】そこで、以下に本発明の実施形態
を図面に基づいて説明する。 (第1の実施の形態)図3〜図7は、半導体装置の配線
とビアをデュアルダマシン法を用いて形成する工程を示
している。
【0021】半導体装置における下側配線層の形成工程
を図3(a) 〜図3(c) に基づいて説明する。まず、図3
(a) に示すように、、シリコン基板21の上に第一のシ
リコン酸化膜(SiO2膜)22、シリコン窒化膜23、第
一の有機絶縁膜24、第二のシリコン酸化膜25を順に
形成した後に、第一の有機絶縁膜24と第二のSiO2膜2
5をフォトリソグラフィー技術を用いて第一の配線用溝
26を形成する。フォトリソグラフィー技術は、フォト
レジストパターンとドライエッチングを用いるパターニ
ング方法である。
【0022】第一のシリコン酸化膜22と第二のシリコ
ン酸化膜25はそれぞれプラズマCVD法により300
nmの厚さ、150nmの厚さに形成され、また、シリコン
窒化膜23はプラズマCVD法により50nmの厚さに形
成されている。また、第一の有機絶縁膜24は、低誘電
率絶縁材料をスピンコートにより400nmの厚さに形成
したものである。低誘電率絶縁材料として、例えばアラ
イドシグナル(Allied Signal) 社製の商品名FLARE
2.0がある。商品名FLARE2.0は芳香族系のポ
リマーで、その誘電率が2.8であってSiO2膜の誘電率
4.1よりも低く、しかも耐熱性は400℃以上であ
る。その他の低誘電率絶縁材として、ダウケミカル(Do
w Chemical)社製の商品名SiLK、旭化成社製の商品
名ALCAP、シュウマッハ(Shumacher )社製の商品
名VELOXなどがあり、その他の炭化水素含有樹脂、
フッ素含有樹脂などを用いてもよい。
【0023】次に、図3(b) に示すように、第一の配線
用溝26の内面と第二のSiO2膜25の上面の上に、高融
点金属としてTiN よりなる第一のバリアメタル膜27を
スパッタリングにより50nmの厚さで成膜し、続いて、
第一のバリアメタル膜27上に第一の銅(Cu)膜28を
スパッタリングにより150nmの厚さで成膜し、ついで
電解メッキにより第一のCu膜28をさらに800nmの厚
さで形成した。
【0024】続いて、第一のCu膜28の埋め込み性の改
善のために、第一のCu膜28を0.1Torr圧力の水素ガ
ス雰囲気で、350℃、5分間の条件でアニール処理を
行う。このアニール処理後には、第一の配線用溝26内
には第一のCu膜28が完全に埋め込まれた状態となる。
続いて、図3(c) に示すように、化学機械的研磨法(C
MP法)を用いて第一のCu膜28と第一のバリアメタル
膜27を研磨し、第一の配線用溝10内のみに第一のCu
膜28及び第一のバリアメタル膜27を残し、これらを
第一の配線29として使用する。
【0025】次に、図4(a) に示すように、第一の配線
29と第二のSiO2膜25を覆う複数層の層間絶縁膜を形
成する。第一の配線29と第二のSiO2膜25の上に、膜
厚200nmの第二の有機絶縁膜30と、膜厚550nmの
第三のSiO2膜31と、膜厚400nmの第三の有機絶縁膜
32と、膜厚150nmの第四のSiO2膜33を順に形成す
る。
【0026】第二の有機絶縁膜30と第三の有機絶縁膜
32は、それぞれ第一の有機絶縁膜30に適用される上
記した低誘電率絶縁材料のいずれかを用い、これをスピ
ンコートした後に窒素雰囲気中で425℃で30分のキ
ュアを行なうことによって形成される。また、第三のSi
O2膜31と第四のSiO2膜33は、それぞれ成長温度35
0℃でシランと酸素含有ガスの混合ガスを用いてプラズ
マCVD法により形成される。
【0027】そのような複数の絶縁膜30〜33を形成
した後に、第四のSiO2膜33の上にフォトレジスト34
を塗布し、これを露光、現像して第一の配線29の一部
の上方位置にビアホールパターン形状の窓34aを形成
する。続いて、フォトレジスト34をマスクに使用し
て、窓34aを通して第四のSiO2膜33をエッチングし
て開口33aを形成する。そのエッチングの際には、CF
4 、CH2F2 及びArガスを用いた。そのエッチングガスは
フルオロカーボン系なので、第四のSiO2膜33が選択的
にエッチングされる一方で、その下の第三の有機絶縁膜
32はあまりエッチングされない。
【0028】さらに、図4(b)に示すように、第四の
SiO2膜33をマスクに使用して第三の有機絶縁膜32を
エッチングすると、第三の有機絶縁膜32にはビアホー
ルパターン形状の開口32aが形成される。この場合、
フォトレジスト34も同時にエッチングされて除去され
る。第三の有機絶縁膜32のエッチングはO2とアルゴン
(Ar)を導入した雰囲気において行なわれ、その際、Si
O2膜がエッチングされることはない。
【0029】これ以降の工程における有機絶縁膜とSiO2
膜のそれぞれのエッチングは、上記と同様のエッチング
方法を採用する。次に、図4(c) に示すように、第四の
SiO2膜33の上と開口33a,32aの中にフォトレジ
スト膜36を塗布し、これを露光、現像することによ
り、ビアホールパターン形状の開口32a,33aを通
る配線パターン形状の窓36aを形成する。
【0030】続いて、図5(a) に示すように、フォトレ
ジスト膜36をマスクにして、窓36aを通して第四の
SiO2膜33をエッチングすることにより、第四のSiO2
33に配線パターン形状の開口33bを形成する。その
後に、図5(b) に示すように、フォトレジスト膜36の
上面、フォトレジスト膜36の窓36aの内面、第四の
SiO2膜33の開口33bの内面、第三の有機絶縁膜32
の開口32aの内面、第三のSiO2膜31の開口31aの
内面及び開口31aから露出している第二の有機絶縁膜
30の上面に沿って窒化チタン(TiN )よりなる第二の
バリアメタル膜37を形成する。この段階では、第二の
有機絶縁膜30には開口が形成されていないので従来に
比べてTiN バリアメタル膜37のカバレッジは良好であ
る。そのTiN バリアメタル膜37は、反応ガスとしてT
DMAT又はTDEATを使用して有機金属気相成長方
(MOCVD法)によって20〜50nmの厚さに形成す
る。この膜厚は、フォトレジスト膜36の上における値
である。
【0031】次に、シリコン基板21をエッチングチャ
ンバ(不図示)内に入れ、そこでランプを用いてシリコ
ン基板21の上のSiO2膜、有機絶縁膜などを加熱し、例
えば第二及び第三の有機絶縁膜30,32と第三及び第
四のSiO2膜31,33を250℃になるまで加熱する。
続いて、ランプの照射を停止し、停止から1分経過後に
Heガスで希釈したClF3ガスをエッチングチャンバ内に導
入する。この場合、エッチングチャンバ内の全ガス圧力
を0.2Torrとし、ClF3分圧が9mTorr となるようにCl
F3ガスの流量を調整する。
【0032】このようなエッチング処理によれば、図6
(a) に示すように、第四のSiO2膜33の開口32bの内
周面上と第三のSiO2膜31の開口31aの内周面上にTi
N バリアメタル膜37が選択的に残る一方、第二及び第
三の有機絶縁膜30,32の表面とフォトレジスト膜3
6の表面からはTiN バリアメタル膜37が除去される。
この場合、第四のSiO2膜33の開口32bの内周面上と
第三のSiO2膜31の開口31aの内周面上に残るTiN バ
リアメタル膜37の膜厚は10〜40nmとなる。
【0033】なお、バリアメタル膜37は、後の工程で
形成される銅がSiO2膜に拡散することを防止するために
必要となっている。このようにSiO2膜の露出部分にだけ
TiN が選択成長するのは次のような理由による。即ち、
低誘電率材料である有機絶縁膜とSiO2膜を同時に250
℃まで加熱した後に加熱を停止すると、加熱停止後の経
過時間と膜温度変化の関係は図8に示すようになり、温
度減衰速度はSiO2膜よりも有機系低誘電体膜の方が遅く
なることが分かる。
【0034】しかも、TiN 膜のエッチングレートと温度
との関係は図9のようになり、温度が高い方がTiN 膜の
エッチングレートが大きくなることがわかる。図9によ
れば、加熱停止から60秒経過した時点において、SiO2
膜の温度は50℃となってその上のTiN 膜のエッチング
レートは40Å/分(4nm/分)となるのに対して、有
機系低誘電率膜の温度は150℃となってその上のTiN
膜37のエッチングレートは約5×103 Å/分(5×
102 nm/分)となって2桁の違いがある。
【0035】以上のように、開口33bと開口31aの
各々の内周面上にTiN バリアメタル膜37を選択的に残
した後に、図6(b) に示すように、第三のSiO2膜31と
第四のSiO2膜33をマスクに使用して第二の有機絶縁膜
30と第三の有機絶縁膜32をエッチングし、これと同
時に、フォトレジスト膜36をエッチングして除去す
る。これにより、第二の有機絶縁膜30にはビアパター
ン形状の開口30aが形成され、また、第三の有機絶縁
膜32には配線パターン形状の開口32bが形成され
る。
【0036】この場合、配線パターン形状の開口32b
は、ビアパターン形状の開口32aを含む領域に形成さ
れるので、ビアパターン形状の開口32aは消滅する。
そのエッチングは、O2とN2とアルゴンを含むガスを用い
る反応性イオンエッチングにより行われ、この場合エッ
チング雰囲気の圧力は0.02Torr、酸素分圧は0.0
1Torrである。
【0037】この場合、第二の有機絶縁膜30及び第三
の有機絶縁膜32において垂直方向に優れた異方性エッ
チングが進むのは、有機系低誘電率膜のエッチングの際
には、TiN バリアメタル膜37と有機絶縁膜との酸素ラ
ジカル、水素ラジカルの消滅速度の違いに起因する。即
ち、表1に示すように酸素ラジカル、水素ラジカルの反
応確率は、金属膜よりも有機絶縁膜の方が小さくて、酸
素ラジカルは金属膜の表面を通過することにより減少す
る。したがって第三の有機絶縁膜32の酸素ラジカルに
よるエッチング速度が抑制され、その開口32aの側方
へのエッチング制御が容易になるからである。
【0038】
【表1】
【0039】以上の有機絶縁膜のエッチングによって、
第二の有機絶縁膜30と第三のSiO2膜31に形成された
開口30a,31aはビアホール39として使用され、
また、第三の有機絶縁膜32と第四のSiO2膜33に形成
された開口32b,33bは配線用溝38として使用さ
れる。次に、図7(a) に示すように、配線用溝38の内
面とビアホール39の内面と第四のSiO2膜33の上面に
沿って銅よりなるシード膜40を150nmの厚さに形成
した後に、シード膜40を電極に使用して電解メッキ法
によりシード膜40の上に第二の銅(Cu)膜41を形成
して第二の銅膜41をビアホール39の中と配線用溝3
8の中に埋め込む。
【0040】さらに、加熱によって第二のCu膜41をリ
フローして埋め込み特性を改善した後に、第二のCu膜4
1を化学機械研磨によって研磨して第四のSiO2膜33の
上面から除去する。これにより、図7(b) に示すよう
に、配線用溝38の中に残った第二のCu41を第二の配
線42として使用するとともに、ビアホール39の中に
残った第二のCu膜41をビア43として使用する。
【0041】以上のような工程により形成されたビア4
3と第一の配線29のコンタクト抵抗とビア43の径と
の関係を調べたところ図10の実線のようになった。ま
た、図2の(c) に示したビア10に銅を埋め込んで形成
したビアの径とこのビアと配線5とのコンタクト抵抗と
の関係を調べたところ図10の破線のようになった。こ
のように本実施形態によってコンタクト抵抗が低下した
のは、第二の有機膜30に開口30aを形成する前に、
その上のバリアメタル膜37が上記したエッチングによ
り除去されて第一の配線29の上に残ることはないこと
と、配線用溝38の内周面とビア39の内周面にそれぞ
れ残されたバリアメタル膜37は成膜後に少しエッチン
グされることによって銅がビア39に埋め込み易くなっ
たことによる。
【0042】なお、上記した層間絶縁膜の一部にはSiO2
膜を用いているが、そのSiO2膜の代わりに不純物を含む
SiO2膜、窒化シリコン膜、その他の無機絶縁膜を用いて
もよい。また、第二のバリアメタル膜37としては、Ti
N の他にタンタル(Ta)、窒化タンタル(TaN )、タン
グステン(W)、窒化タングステン(WN)を用いても
よい。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、有機
絶縁膜と無機絶縁膜の温度の減衰速度の違いにより、そ
れらの露出面(例えば開口内周面)に形成された金属膜
のエッチングレートを異ならせることによって無機絶縁
膜の露出面(開口内周面)にのみ選択的に金属膜を残す
ようにした。
【0044】この結果、シングルダマシン法やデュアル
ダマシン法を適用して有機絶縁膜と無機絶縁膜に配線用
溝やビアホールを形成する際に、無機絶縁膜の開口の内
周面にのみ金属膜を形成することができる。無機絶縁膜
の開口の内周面に残る金属は、わずかながらエッチング
されて成膜時よりも薄くなるので、その開口の中にさら
に導電膜(例えば銅)を埋め込む場合には、その埋め込
みが容易になる。
【0045】また、無機絶縁膜に形成された開口を通し
てその下の有機絶縁膜をエッチングする場合には、無機
絶縁膜の開口の内周面に残された金属によって等方的な
エッチングの原因となるエッチャントの数が減少するの
で、有機絶縁膜の等方性のエッチングが進み難くなっ
て、垂直方向に異方性エッチングが進み易くなり、この
結果、有機絶縁膜に形成される開口の寸法精度を従来よ
りも高くすることができる。
【0046】この場合、金属膜が形成される領域は、無
機絶縁膜の開口の内周面と開口の直下の有機絶縁膜の上
面であるために、加熱後の温度の原衰速度の違いに基づ
いて、有機絶縁膜の上の金属膜は選択的に除去されるの
で、有機絶縁膜の開口の下の下側配線の上に金属膜が残
ることはなくなり、開口に埋め込まれる導電膜と下側配
線とのコンタクト抵抗を従来よりも低くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a) 〜図1(c) は、従来のデュアルダマシ
ン法におけるビア及び配線溝の形成工程を示す断面図で
ある。
【図2】図2(a) は、図1(c) に示すビアの実際の形状
を示す断面図、図2(b) は、ビア及び配線溝の内面に沿
ってバリアメタルを形成した状態を示す断面図である。
【図3】図3(a) 〜図3(c) は、本発明の実施形態に係
るデュアルダマシン法により半導体装置での配線とビア
を形成する工程を示す断面図(その1)である。
【図4】図4(a) 〜図4(c) は、本発明の実施形態に係
るデュアルダマシン法により半導体装置での配線とビア
を形成する工程を示す断面図(その2)である。
【図5】図5(a),(b) は、本発明の実施形態に係るデュ
アルダマシン法により半導体装置での配線とビアを形成
する工程を示す断面図(その2)である。
【図6】図6(a),(b) は、本発明の実施形態に係るデュ
アルダマシン法により半導体装置での配線とビアを形成
する工程を示す断面図(その3)である。
【図7】図7(a),(b) は、本発明の実施形態に係るデュ
アルダマシン法により半導体装置での配線とビアを形成
する工程を示す断面図(その3)である。
【図8】図8は、本発明の実施形態におけるSiO2膜と有
機絶縁膜との加熱停止後の経過時間とそれらの膜の温度
との関係を示す図である。
【図9】図9は、本発明の実施形態における窒化チタン
膜のエッチングレートと温度との関係を示す図である。
【図10】図10は、本発明の実施形態により形成した
ビアの径とビアコンタクト抵抗との関係と、従来の方法
により形成したビアの径とビアコンタクト抵抗との関係
を示す図である。
【符号の説明】
21…シリコン基板、22…第一のシリコン酸化膜、2
3…第一のシリコン窒化膜、24…第一の有機絶縁膜、
25…第二のシリコン酸化膜、26…第一の配線用溝、
27…第一のバリアメタル膜、28…第一の銅膜、29
…第一の配線、30…第二の有機絶縁膜、31…第三の
シリコン酸化膜、32…第三の有機絶縁膜、33…第四
のシリコン酸化膜、34,36…フォトレジスト膜、3
7…第二のバリアメタル膜、38…配線用溝、39…ビ
アホール、40…シード膜、41…第二の銅膜、42…
第二の配線、43…ビア。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板の上方において無機絶縁膜の上
    又は下に有機絶縁膜を形成する工程と、 前記無機絶縁膜に第一の露出面を形成し、前記有機絶縁
    膜に第二の露出面を形成する工程と、 前記無機絶縁膜の前記第一の露出面と前記有機絶縁膜の
    前記第二の露出面に沿って金属膜を形成する工程と、 前記無機絶縁膜と前記有機絶縁膜を所望の温度まで加熱
    する工程と、 前記無機絶縁膜と前記有機絶縁膜の加熱を停止して所定
    時間放置する工程と、 前記金属膜にエッチングガスを供給して前記無機絶縁膜
    と前記有機絶縁膜の温度の減衰速度の違いによって前記
    無機絶縁膜の前記第一の露出面に前記金属膜を残したま
    まで前記有機絶縁膜の前記第二の露出面から前記金属膜
    をエッチングして選択的に除去する工程とを有すること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】前記第一の露出面と前記第二の露出面の少
    なくとも一方は開口であることを特徴とする請求項1記
    載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】半導体基板の上方において有機絶縁膜の上
    に無機絶縁膜を形成する工程と、 前記無機絶縁膜をパターニングして開口を形成する工程
    と、 前記無機絶縁膜のうちの前記開口の内周面と前記開口の
    下の前記有機絶縁膜の露出面に沿って金属膜を形成する
    工程と、 前記無機絶縁膜と前記有機絶縁膜を所望の温度まで加熱
    する工程と、 前記無機絶縁膜と前記有機絶縁膜の加熱を停止して所定
    時間放置する工程と、 前記金属膜にエッチングガスを供給して前記無機絶縁膜
    と前記有機絶縁膜の温度の減衰速度の違いによって前記
    無機絶縁膜の前記開口の内周面に前記金属膜を残したま
    まで前記有機絶縁膜の前記露出面から前記金属膜をエッ
    チングして選択的に除去する工程とを有することを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】前記無機絶縁膜の上には有機材料よりなる
    マスクパターンが形成され、 前記金属膜は前記マスクパターンの露出面に沿って形成
    され、 前記マスクパターンは、前記有機絶縁膜とともに加熱さ
    れ、その後加熱が停止され、 前記マスクパターンの前記露出面に存在する前記金属膜
    は、前記有機絶縁膜の上面に存在する前記金属膜ととも
    に除去されることを特徴とする請求項3記載の半導体装
    置の製造方法。
  5. 【請求項5】前記無機絶縁膜の前記開口の前記内周面に
    のみ残された前記金属膜の表面を通して前記有機絶縁膜
    にエッチングガスを供給することにより、前記有機絶縁
    膜を異方性エッチングして下側の開口を形成する工程を
    有することを特徴とする請求項3記載の半導体装置の製
    造方法。
  6. 【請求項6】前記開口と前記下側の開口には、銅膜が埋
    め込まれることを特徴とする請求項5記載の半導体装置
    の製造方法。
  7. 【請求項7】前記無機絶縁膜の上には上側の有機絶縁膜
    が形成され、 前記上側の有機絶縁膜の上には上側の無機絶縁膜が形成
    され、 前記上側の無機絶縁膜には前記開口よりも広い配線用開
    口が形成され、 前記上側の有機絶縁膜には前記配線用開口よりも狭いビ
    ア形状開口が形成され、 前記無機絶縁膜に形成される前記開口は、前記上側の有
    機絶縁膜をマスクにしてエッチングにより形成され、 前記金属膜は、前記上側の無機絶縁膜の前記配線用開口
    の内周と前記上側の有機絶縁膜の前記ビア形状開口の内
    面にも形成され、 前記金属膜を前記有機絶縁膜の前記露出面から選択的に
    除去する際には、前記上側の有機絶縁膜の前記ビア形状
    開口の内面からも選択的に除去され、 前記無機絶縁膜の開口を通して前記有機膜をエッチング
    して下側のビア形状開口を形成するとともに、前記上側
    の無機絶縁膜の前記配線用開口を通して前記上側の有機
    絶縁膜に下側の配線用開口を形成する工程と、 前記配線用開口と前記下側配線用開口と前記開口と前記
    下側のビア形状開口内に導電膜を埋め込む工程とをさら
    に有することを特徴とする請求項3記載の半導体装置の
    製造方法。
  8. 【請求項8】前記無機絶縁膜はシリコン酸化膜であり、
    前記金属膜は高融点金属膜であることを特徴とする請求
    項3又は請求項7記載の半導体装置の製造方法。
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