JP2000077008A - カラー陰極線管 - Google Patents
カラー陰極線管Info
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- JP2000077008A JP2000077008A JP10227470A JP22747098A JP2000077008A JP 2000077008 A JP2000077008 A JP 2000077008A JP 10227470 A JP10227470 A JP 10227470A JP 22747098 A JP22747098 A JP 22747098A JP 2000077008 A JP2000077008 A JP 2000077008A
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- phosphor
- electron
- green
- blue
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J31/00—Cathode ray tubes; Electron beam tubes
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/48—Electron guns
- H01J29/50—Electron guns two or more guns in a single vacuum space, e.g. for plural-ray tube
- H01J29/503—Three or more guns, the axes of which lay in a common plane
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2229/48—Electron guns
- H01J2229/4844—Electron guns characterised by beam passing apertures or combinations
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- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カラー陰極線管表示面の見栄えが総合的に改
善させ、かつ内部電極の中央部付近における開口部の開
口径が小さくして内部電極の物理的強度を向上させる。 【解決手段】 電子銃１における、中央の電子ビーム１
Ｂが青蛍光体３Ｂ、外側の電子ビーム１Ｒ、１Ｇが赤蛍
光体３Ｒまたは緑蛍光体３Ｇを光らせ、また、内部電極
４の両側の開口部４Ｒ、４Ｇの開口径を、中央の開口部
４Ｂの開口径より大きくした。
善させ、かつ内部電極の中央部付近における開口部の開
口径が小さくして内部電極の物理的強度を向上させる。 【解決手段】 電子銃１における、中央の電子ビーム１
Ｂが青蛍光体３Ｂ、外側の電子ビーム１Ｒ、１Ｇが赤蛍
光体３Ｒまたは緑蛍光体３Ｇを光らせ、また、内部電極
４の両側の開口部４Ｒ、４Ｇの開口径を、中央の開口部
４Ｂの開口径より大きくした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、インライン型の電
子銃を備えたディスプレイ用高精細度用カラー陰極線管
の、蛍光体配列、面積並びに電子銃のメインレンズ開口
径のサイドガンのセンタガンに対する寸法に関する。
子銃を備えたディスプレイ用高精細度用カラー陰極線管
の、蛍光体配列、面積並びに電子銃のメインレンズ開口
径のサイドガンのセンタガンに対する寸法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のカラー陰極線管においては、図４
に示すように、インライン型の電子銃１４から出た３本
の電子ビーム１１Ｒ、１１Ｇ、１１Ｂは、シャドウマス
ク１２に開孔した同一の孔１２ａを通過後、ガラスバル
ブ（図示せず）内壁に形成された蛍光面１３の赤、緑、
青のストライプ状蛍光体１３Ｒ、１３Ｇ、１３Ｂの内、
中央の電子ビーム１１Ｇが緑蛍光体１３Ｇ、外側の電子
ビーム１１Ｒ、１１Ｂが、赤または青蛍光体１１Ｒ、１
１Ｂを光らせる。また、ストライプ状蛍光体１３Ｒ、１
３Ｇ、１３Ｂの面積（幅）は、全ての色の蛍光体で同一
に形成されている。
に示すように、インライン型の電子銃１４から出た３本
の電子ビーム１１Ｒ、１１Ｇ、１１Ｂは、シャドウマス
ク１２に開孔した同一の孔１２ａを通過後、ガラスバル
ブ（図示せず）内壁に形成された蛍光面１３の赤、緑、
青のストライプ状蛍光体１３Ｒ、１３Ｇ、１３Ｂの内、
中央の電子ビーム１１Ｇが緑蛍光体１３Ｇ、外側の電子
ビーム１１Ｒ、１１Ｂが、赤または青蛍光体１１Ｒ、１
１Ｂを光らせる。また、ストライプ状蛍光体１３Ｒ、１
３Ｇ、１３Ｂの面積（幅）は、全ての色の蛍光体で同一
に形成されている。
【０００３】また、図５に示すように、円開口型電子銃
１１のメインレンズ部内部電極１４の開口部１４Ｒ、１
４Ｇ、１４Ｂの開口径は、各電極に印加される電圧によ
って形成される電界レンズの強度がアンバランスになら
ないことと、内部電極１４の強度等の物理的理由により
３個の孔径を同一径にしている。
１１のメインレンズ部内部電極１４の開口部１４Ｒ、１
４Ｇ、１４Ｂの開口径は、各電極に印加される電圧によ
って形成される電界レンズの強度がアンバランスになら
ないことと、内部電極１４の強度等の物理的理由により
３個の孔径を同一径にしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カラー陰極
線管のフォーカス特性を向上させるためには、電極間に
形成される電界レンズの球面収差を改善することは有効
な手段である。
線管のフォーカス特性を向上させるためには、電極間に
形成される電界レンズの球面収差を改善することは有効
な手段である。
【０００５】、一般的に言って、電界レンズの球面収差
を小さくするには、メインレンズの開口径を大きくする
方法がある。しかしながら、円開口型電子銃１１の場
合、上述の内部電極１４の強度等の物理的理由により、
大口径化できない。
を小さくするには、メインレンズの開口径を大きくする
方法がある。しかしながら、円開口型電子銃１１の場
合、上述の内部電極１４の強度等の物理的理由により、
大口径化できない。
【０００６】また、３本の電子ビームの１１Ｒ、１１
Ｇ、１１Ｂの、カラー陰極線管表示面上に集中させるコ
ンバーゼンスを、フェライトやマグネット等で補正する
時に、赤の電子ビームの１１Ｒおよび青の電子ビーム１
１Ｂの修正はできるものの、緑の電子ビーム１１Ｇの修
正はできない。
Ｇ、１１Ｂの、カラー陰極線管表示面上に集中させるコ
ンバーゼンスを、フェライトやマグネット等で補正する
時に、赤の電子ビームの１１Ｒおよび青の電子ビーム１
１Ｂの修正はできるものの、緑の電子ビーム１１Ｇの修
正はできない。
【０００７】さらに、円開口型電子銃１１の場合、電子
銃の特性により、画面中央でのフォーカス特性を比較す
ると、外側の電子銃より中央の電子銃が劣っている。そ
の上、中央の電子ビームは緑に対応し、実使用状態での
電流が外側の電子銃より高くなるため、さらにフォーカ
ス特性の悪化を招く。
銃の特性により、画面中央でのフォーカス特性を比較す
ると、外側の電子銃より中央の電子銃が劣っている。そ
の上、中央の電子ビームは緑に対応し、実使用状態での
電流が外側の電子銃より高くなるため、さらにフォーカ
ス特性の悪化を招く。
【０００８】また、陰極線管表示面の見栄えに影響を及
ぼす特性として輝度特性がある。輝度を高める最も簡単
な方法は、蛍光体の面積を大きくすることだが、単純に
面積を大きくすると、隣接する蛍光体との混色等の不具
合が発生しやすくなる。また、輝度に大きく寄与する緑
に対応する蛍光体面積のみを大きくすると、色温度によ
り変化の激しい赤の電流が従来より増加し、低い色温度
でフォーカス特性が悪化する可能性がある 本発明は、このような問題を解決するために提案するも
ので、視感的に見栄えの良い表示面を有するカラー陰極
線管を提供するものである。
ぼす特性として輝度特性がある。輝度を高める最も簡単
な方法は、蛍光体の面積を大きくすることだが、単純に
面積を大きくすると、隣接する蛍光体との混色等の不具
合が発生しやすくなる。また、輝度に大きく寄与する緑
に対応する蛍光体面積のみを大きくすると、色温度によ
り変化の激しい赤の電流が従来より増加し、低い色温度
でフォーカス特性が悪化する可能性がある 本発明は、このような問題を解決するために提案するも
ので、視感的に見栄えの良い表示面を有するカラー陰極
線管を提供するものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、インライン配
列した３本の電子銃より放射された電子ビームが単一の
シャドウマスク孔を通過しガラスバルブ内壁に形成され
た、例えばストライプ状の赤、緑、青３色の蛍光体をそ
れぞれ発光させるカラー陰極線管において、中央の電子
ビームに対応する蛍光体を青にし、両端側の電子ビーム
に対応する蛍光体を赤と緑とにしたことを特徴とするも
のである。
列した３本の電子銃より放射された電子ビームが単一の
シャドウマスク孔を通過しガラスバルブ内壁に形成され
た、例えばストライプ状の赤、緑、青３色の蛍光体をそ
れぞれ発光させるカラー陰極線管において、中央の電子
ビームに対応する蛍光体を青にし、両端側の電子ビーム
に対応する蛍光体を赤と緑とにしたことを特徴とするも
のである。
【００１０】また、上記構成に加えて、電子銃のサイド
ガンのメインレンズ開口径をセンタガンより大きくした
ことを特徴とするものである。
ガンのメインレンズ開口径をセンタガンより大きくした
ことを特徴とするものである。
【００１１】さらに、インライン配列した３本の電子銃
より放射された電子ビームが単一のシャドウマスク孔を
通過しガラスバルブ内壁に形成された、例えばストライ
プ状の赤、緑、青３色の蛍光体をそれぞれ発光させるカ
ラー陰極線管において、中央の電子ビームに対応する蛍
光体を青にし、両端側の電子ビームに対応する蛍光体を
赤と緑とにし、かつ両端側の電子ビームに対応する蛍光
体面積を中央の電子ビームに対応する蛍光体面積より大
きくしたことを特徴とするものである。
より放射された電子ビームが単一のシャドウマスク孔を
通過しガラスバルブ内壁に形成された、例えばストライ
プ状の赤、緑、青３色の蛍光体をそれぞれ発光させるカ
ラー陰極線管において、中央の電子ビームに対応する蛍
光体を青にし、両端側の電子ビームに対応する蛍光体を
赤と緑とにし、かつ両端側の電子ビームに対応する蛍光
体面積を中央の電子ビームに対応する蛍光体面積より大
きくしたことを特徴とするものである。
【００１２】
【発明の実施の形態】このような目的を達成するため
に、本発明では、中央の電子ビームに対応する蛍光体を
青とし、両側の電子ビームに対応する蛍光体を赤および
緑とした。
に、本発明では、中央の電子ビームに対応する蛍光体を
青とし、両側の電子ビームに対応する蛍光体を赤および
緑とした。
【００１３】その結果、中央の電子ビームが、両側の電
子ビームに比較してフォーカスが劣化しやすい特徴を持
つ円開口型電子銃の場合、他の赤や緑に対して人間工学
的な視感度の低い青蛍光体が中央の電子ビームに対応す
るようになり、フォーカスが多少両側の方が劣っていて
も、カラー陰極線管の表示面の見栄えに反映しにくい。
子ビームに比較してフォーカスが劣化しやすい特徴を持
つ円開口型電子銃の場合、他の赤や緑に対して人間工学
的な視感度の低い青蛍光体が中央の電子ビームに対応す
るようになり、フォーカスが多少両側の方が劣っていて
も、カラー陰極線管の表示面の見栄えに反映しにくい。
【００１４】さらに、青蛍光体関しては、電流が他の色
の蛍光体に対する電流よりも低く、青蛍光体が中央の電
子ビームに対応するようになっても、フォーカスの悪化
は大きくはない。
の蛍光体に対する電流よりも低く、青蛍光体が中央の電
子ビームに対応するようになっても、フォーカスの悪化
は大きくはない。
【００１５】また、上記構成に加えて電子ビームサイド
ガンのメインレンズ開孔径を、センタガンより大きくし
たことにより、電界レンズの球面収差が改善され、フォ
ーカスが向上する。この時、内部電極の強度を維持する
必要から、センタガンの開孔径は逆に小さくなり、サイ
ドガンよりも電界レンズの球面収差は悪化するが、しか
し、上述したように、青は視感度が低いことと、電流比
が低いことにより、カラー陰極線管表示面のニジミ等の
見栄えに反映しにくい。
ガンのメインレンズ開孔径を、センタガンより大きくし
たことにより、電界レンズの球面収差が改善され、フォ
ーカスが向上する。この時、内部電極の強度を維持する
必要から、センタガンの開孔径は逆に小さくなり、サイ
ドガンよりも電界レンズの球面収差は悪化するが、しか
し、上述したように、青は視感度が低いことと、電流比
が低いことにより、カラー陰極線管表示面のニジミ等の
見栄えに反映しにくい。
【００１６】さらに、中央の電子ビームに対応する蛍光
体を青とし、両側の電子ビームに対応する蛍光体を赤お
よび緑とする蛍光体を配列変更した構成に加えて、両側
の電子ビームに対応する蛍光体面積を大きくしたことに
より、従来よりも低い電流で済むことになり、両側のフ
ォーカス特性は向上する。その上、両側の電子ビームに
対応する緑は輝度に与える影響が大きく、輝度向上にも
繋がる。
体を青とし、両側の電子ビームに対応する蛍光体を赤お
よび緑とする蛍光体を配列変更した構成に加えて、両側
の電子ビームに対応する蛍光体面積を大きくしたことに
より、従来よりも低い電流で済むことになり、両側のフ
ォーカス特性は向上する。その上、両側の電子ビームに
対応する緑は輝度に与える影響が大きく、輝度向上にも
繋がる。
【００１７】
【実施例】図１は、本発明によるカラー陰極線管の実施
例の内、電子ビームと蛍光体配列の関係を示す斜視図で
ある。同図において、カラー陰極線管の電子銃１ら放出
された３本の電子ビーム１Ｒ、１Ｇ、１Ｂは、シャドウ
マスク２の単一の孔２ａを通過し、ガラスバルブ（図示
せず）内壁に形成されたストライプ状の蛍光体３Ｒ、３
Ｇ、３Ｂの内、中央の電子ビーム１Ｂが青蛍光体３Ｂ、
外側の電子ビーム１Ｒ、１Ｇが赤蛍光体３Ｒまたは緑蛍
光体３Ｇを光らせる。
例の内、電子ビームと蛍光体配列の関係を示す斜視図で
ある。同図において、カラー陰極線管の電子銃１ら放出
された３本の電子ビーム１Ｒ、１Ｇ、１Ｂは、シャドウ
マスク２の単一の孔２ａを通過し、ガラスバルブ（図示
せず）内壁に形成されたストライプ状の蛍光体３Ｒ、３
Ｇ、３Ｂの内、中央の電子ビーム１Ｂが青蛍光体３Ｂ、
外側の電子ビーム１Ｒ、１Ｇが赤蛍光体３Ｒまたは緑蛍
光体３Ｇを光らせる。
【００１８】その結果、中央の電子ビームが、両側の電
子ビーム１Ｒ、１Ｇに比較してフォーカスが劣化しやす
い特徴を持つ円開口型電子銃の場合、他の赤や緑に対し
て人間工学的な視感度の低い青蛍光体３Ｂが中央の電子
ビームに１Ｂ対応するようになり、フォーカスが多少両
側の方より劣っていても、カラー陰極線管の表示面の見
栄えに反映しにくい
子ビーム１Ｒ、１Ｇに比較してフォーカスが劣化しやす
い特徴を持つ円開口型電子銃の場合、他の赤や緑に対し
て人間工学的な視感度の低い青蛍光体３Ｂが中央の電子
ビームに１Ｂ対応するようになり、フォーカスが多少両
側の方より劣っていても、カラー陰極線管の表示面の見
栄えに反映しにくい
【００１９】図２は、本発明によるカラー陰極線管の実
施例の内、電子銃メインレンズ部の内部電極の孔形状を
示す。同図において、内部電極の両側の開口部４Ｒ、４
Ｇの開口径が、中央の開口部４Ｒの開口径より大きく、
この構成により、形成される電界レンズの球面収差が、
上述したようにセンタガンでは多少劣るものの、サイド
ガンでは改良され、カラー陰極線管表示面のニジミ等の
見栄えは、上述の蛍光体配列による効果に加えて総合的
に改善される。
施例の内、電子銃メインレンズ部の内部電極の孔形状を
示す。同図において、内部電極の両側の開口部４Ｒ、４
Ｇの開口径が、中央の開口部４Ｒの開口径より大きく、
この構成により、形成される電界レンズの球面収差が、
上述したようにセンタガンでは多少劣るものの、サイド
ガンでは改良され、カラー陰極線管表示面のニジミ等の
見栄えは、上述の蛍光体配列による効果に加えて総合的
に改善される。
【００２０】その上、内部電極４の中央部付近では開口
部４Ｒの開口径が小さいため、残り板部が多くなり、内
部電極４の物理的強度が格段と向上する効果もある。
部４Ｒの開口径が小さいため、残り板部が多くなり、内
部電極４の物理的強度が格段と向上する効果もある。
【００２１】図３は、本発明によるカラー陰極線管の異
なる実施例の内、電子ビームと蛍光体配列の関係を示す
斜視図である。同図において、図１実施例構成と異なる
ところは、蛍光面５のそれぞれのストライプ状蛍光体５
Ｒ、５Ｂ、５Ｇの面積（幅）を異ならせ、図示するよう
に、青蛍光体５Ｂ面積を、赤蛍光体５Ｒ面積及び緑蛍光
体５Ｇ面積より小さくしたことにある。この実施例によ
れば、上述の実施例のように電子銃メインレンズ部の内
部電極の孔形状を変更することなく、他の赤や緑に対し
て人間工学的な視感度の低い青蛍光体が中央の電子ビー
ムに対応するようになり、フォーカスが多少両側の方が
劣っていても、カラー陰極線管の表示面の見栄えに反映
しにくい上、青蛍光体関しては、電流が他の色の蛍光体
に対する電流よりも低く、青蛍光体が中央の電子ビーム
に対応するようになっても、フォーカスの悪化は大きく
はない。
なる実施例の内、電子ビームと蛍光体配列の関係を示す
斜視図である。同図において、図１実施例構成と異なる
ところは、蛍光面５のそれぞれのストライプ状蛍光体５
Ｒ、５Ｂ、５Ｇの面積（幅）を異ならせ、図示するよう
に、青蛍光体５Ｂ面積を、赤蛍光体５Ｒ面積及び緑蛍光
体５Ｇ面積より小さくしたことにある。この実施例によ
れば、上述の実施例のように電子銃メインレンズ部の内
部電極の孔形状を変更することなく、他の赤や緑に対し
て人間工学的な視感度の低い青蛍光体が中央の電子ビー
ムに対応するようになり、フォーカスが多少両側の方が
劣っていても、カラー陰極線管の表示面の見栄えに反映
しにくい上、青蛍光体関しては、電流が他の色の蛍光体
に対する電流よりも低く、青蛍光体が中央の電子ビーム
に対応するようになっても、フォーカスの悪化は大きく
はない。
【００２２】さらには、従来よりも低い電流で済むこと
になり、両側のフォーカス特性は向上する上、両側の電
子ビームに対応する緑は輝度に与える影響が大きく、輝
度向上も図れる。
になり、両側のフォーカス特性は向上する上、両側の電
子ビームに対応する緑は輝度に与える影響が大きく、輝
度向上も図れる。
【００２３】
【発明の効果】本発明によれば、カラー陰極線管電子銃
における、中央の電子ビームが青蛍光体、外側の電子ビ
ームが赤蛍光体または緑蛍光体を光らせ、また、内部電
極の両側の開口部の開口径が、中央の開口部の開口径よ
り大きくしたことから、青は視感度が低いことと電流比
が低いことによりカラー陰極線管表示面の見栄えが総合
的に改善され、さらに内部電極の中央部付近では開口部
の開口径が小さいため、内部電極の物理的強度が向上す
る。
における、中央の電子ビームが青蛍光体、外側の電子ビ
ームが赤蛍光体または緑蛍光体を光らせ、また、内部電
極の両側の開口部の開口径が、中央の開口部の開口径よ
り大きくしたことから、青は視感度が低いことと電流比
が低いことによりカラー陰極線管表示面の見栄えが総合
的に改善され、さらに内部電極の中央部付近では開口部
の開口径が小さいため、内部電極の物理的強度が向上す
る。
【００２４】中央の電子ビームに対応する蛍光体を青と
し、両側の電子ビームに対応する蛍光体を赤および緑と
する蛍光体を配列変更した構成に加えて、両側の電子ビ
ームに対応する蛍光体面積を大きくしたことにより、従
来よりも低い電流で済むことになり、両側のフォーカス
特性は向上する。その上、両側の電子ビームに対応する
緑は輝度に与える影響が大きく、輝度向上にも繋がる。
し、両側の電子ビームに対応する蛍光体を赤および緑と
する蛍光体を配列変更した構成に加えて、両側の電子ビ
ームに対応する蛍光体面積を大きくしたことにより、従
来よりも低い電流で済むことになり、両側のフォーカス
特性は向上する。その上、両側の電子ビームに対応する
緑は輝度に与える影響が大きく、輝度向上にも繋がる。
【図１】本発明のカラー陰極線管の一実施例における電
子ビームと蛍光体配列を示す斜視図
子ビームと蛍光体配列を示す斜視図
【図２】本発明のカラー陰極線管の一実施例における電
子銃メインレンズ部の内部電極孔形状を示す略示図
子銃メインレンズ部の内部電極孔形状を示す略示図
【図３】本発明のカラー陰極線管の異なる実施例におけ
る電子ビームと蛍光体配列を示す斜視図
る電子ビームと蛍光体配列を示す斜視図
【図４】従来のカラー陰極線管における電子ビームと蛍
光体配列を示す斜視図
光体配列を示す斜視図
【図５】従来のカラー陰極線管における電子銃メインレ
ンズ部の内部電極孔形状を示す略示図
ンズ部の内部電極孔形状を示す略示図
１ 電子銃 １Ｒ 電子ビーム（赤） １Ｇ 電子ビーム（緑） １Ｂ 電子ビーム（青） ２ シャドウマスク ３，５ 蛍光面 ３Ｒ，５Ｒ 蛍光体（赤） ３Ｇ，５Ｇ 蛍光体（緑） ３Ｂ，５Ｂ 蛍光体（青） ４ 内部電極 ４Ｒ 内部電極開口部（赤） ４Ｇ 内部電極開口部（緑） ４Ｂ 内部電極開口部（青）
Claims (4)
- 【請求項１】インライン配列した３本の電子銃より放射
された電子ビームが単一のシャドウマスク孔を通過しガ
ラスバルブ内壁に形成された赤、緑、青の３色の蛍光体
をそれぞれ発光させるカラー陰極線管において、中央の
電子ビームに対応する蛍光体を青にし、両端側の電子ビ
ームに対応する蛍光体を赤と緑とにしたことを特徴とす
るカラー陰極線管。 - 【請求項２】前記両端側の電子ビームに対応する蛍光体
面積を中央の電子ビームに対応する蛍光体面積より大き
くしたことを特徴とする請求項１記載のカラー陰極線
管。 - 【請求項３】前記電子銃のメインレンズ部内部電極のサ
イドガン開口径を、センタガン開口径より大きくしたこ
とを特徴とする請求項１記載のカラー陰極線管。 - 【請求項４】前記３色蛍光体をストライプ状に形成した
ことを特徴とする請求項１乃至３記載のカラー陰極線
管。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10227470A JP2000077008A (ja) | 1998-06-17 | 1998-08-12 | カラー陰極線管 |
| TW088102541A TW416085B (en) | 1998-06-17 | 1999-02-22 | Color cathode ray tube with improved electronic beams layout |
| US09/253,757 US6320307B1 (en) | 1998-06-17 | 1999-02-22 | Color cathode ray tube having improved arrangement of electron beams |
| KR1019990006870A KR20000005605A (ko) | 1998-06-17 | 1999-03-03 | 전자빔의향상된배열을갖는칼라음극선관 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16952598 | 1998-06-17 | ||
| JP10-169525 | 1998-06-17 | ||
| JP10227470A JP2000077008A (ja) | 1998-06-17 | 1998-08-12 | カラー陰極線管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000077008A true JP2000077008A (ja) | 2000-03-14 |
Family
ID=26492809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10227470A Pending JP2000077008A (ja) | 1998-06-17 | 1998-08-12 | カラー陰極線管 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6320307B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000077008A (ja) |
| KR (1) | KR20000005605A (ja) |
| TW (1) | TW416085B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6646381B2 (en) | 2000-10-13 | 2003-11-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Cathode-ray tube apparatus |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1029055C (zh) * | 1985-09-20 | 1995-06-21 | 三菱电机有限公司 | 电子枪 |
| KR940002018Y1 (ko) | 1991-06-25 | 1994-04-01 | 주식회사 금성사 | 칼라수상관용 전자총의 포커스 전극 구조 |
| KR100274555B1 (ko) | 1991-06-26 | 2000-12-15 | 윌리엄 비. 켐플러 | 절연 게이트 전계 효과 트랜지스터 구조물 및 이의 제조 방법 |
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| JPH09259787A (ja) * | 1996-03-19 | 1997-10-03 | Hitachi Ltd | カラー陰極線管 |
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