JP2000076816A - 記録媒体のカートリッジ - Google Patents
記録媒体のカートリッジInfo
- Publication number
- JP2000076816A JP2000076816A JP10247303A JP24730398A JP2000076816A JP 2000076816 A JP2000076816 A JP 2000076816A JP 10247303 A JP10247303 A JP 10247303A JP 24730398 A JP24730398 A JP 24730398A JP 2000076816 A JP2000076816 A JP 2000076816A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label area
- cartridge
- printing
- disk
- label
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Packaging For Recording Disks (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ラベルエリア外周辺の段差部分を印刷に適し
た構造にし、印刷ぬけやインク溜まり等の不良率を減少
すると共に印刷むらを防止し、さらに、ラベルエリア位
置を明確化することのできるディスクカートリッジを得
る。 【解決手段】 ディスクカートリッジの上ハーフ1に凹
面状のラベルエリア面6が設けられ、カベルエリア面6
の外周辺の段差壁面を60°以下の傾斜面10に形成
し、この傾斜面10に隣接するラベルエリア面6に細幅
状のシボ面11を形成した。
た構造にし、印刷ぬけやインク溜まり等の不良率を減少
すると共に印刷むらを防止し、さらに、ラベルエリア位
置を明確化することのできるディスクカートリッジを得
る。 【解決手段】 ディスクカートリッジの上ハーフ1に凹
面状のラベルエリア面6が設けられ、カベルエリア面6
の外周辺の段差壁面を60°以下の傾斜面10に形成
し、この傾斜面10に隣接するラベルエリア面6に細幅
状のシボ面11を形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音楽信号や映像信
号等の記録情報の記録/再生を可能とする例えば、光デ
ィスクあるいは光磁気ディスク等のカートリッジに関
し、詳しくは、カートリッジのラベルエリア外周辺を傾
斜面にし、かつ傾斜面に隣接するラベルエリア面にシボ
面を形成したことによって、ラベルエリア面と共にカー
トリッジ面に亘ってデザイン印刷を行った場合の製品性
の高い印刷仕上げを可能としたものである。
号等の記録情報の記録/再生を可能とする例えば、光デ
ィスクあるいは光磁気ディスク等のカートリッジに関
し、詳しくは、カートリッジのラベルエリア外周辺を傾
斜面にし、かつ傾斜面に隣接するラベルエリア面にシボ
面を形成したことによって、ラベルエリア面と共にカー
トリッジ面に亘ってデザイン印刷を行った場合の製品性
の高い印刷仕上げを可能としたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種、カートリッジとして記録
媒体が円盤状のディスクであるディスクカートリッジが
広く普及している。ディスクカートリッジは、図7に示
すように上ハーフ1と下ハーフ2からなる筐体が合体式
に組み合わされてカートリッジ本体3を構成し、このカ
ートリッジ本体3内に光ディスクあるいは光磁気ディス
ク等のディスク4が回転可能に収容されている。カート
リッジ本体3には開閉可能のシャッター5が備えられて
いる。
媒体が円盤状のディスクであるディスクカートリッジが
広く普及している。ディスクカートリッジは、図7に示
すように上ハーフ1と下ハーフ2からなる筐体が合体式
に組み合わされてカートリッジ本体3を構成し、このカ
ートリッジ本体3内に光ディスクあるいは光磁気ディス
ク等のディスク4が回転可能に収容されている。カート
リッジ本体3には開閉可能のシャッター5が備えられて
いる。
【0003】上述したディスクカートリッジは、記録再
生装置のデッキに挿着されると、シャッター5が開放さ
れる動作と共に、ディスク4がディスクテーブルにより
チャッキングされ、スピンドルモータにより回転駆動さ
れる。そして、シャッター5の開放された窓孔を通じて
ディスクに対峙する光学ヘッド/磁気ヘッドにより記録
/再生動作が行われる。
生装置のデッキに挿着されると、シャッター5が開放さ
れる動作と共に、ディスク4がディスクテーブルにより
チャッキングされ、スピンドルモータにより回転駆動さ
れる。そして、シャッター5の開放された窓孔を通じて
ディスクに対峙する光学ヘッド/磁気ヘッドにより記録
/再生動作が行われる。
【0004】上述したディスクカートリッジの上ハーフ
1には凹面状のラベルエリア面6が形成され、このラベ
ルエリア面6にディスク4の記録情報内容を表示したラ
ベルシート7が貼り付けられるようになっている。
1には凹面状のラベルエリア面6が形成され、このラベ
ルエリア面6にディスク4の記録情報内容を表示したラ
ベルシート7が貼り付けられるようになっている。
【0005】上ハーフ1のラベルエリア面6は、図8に
拡大して示すようにその外周辺が直角の段差壁面6aに
形成され、または、外周辺は上ハーフ1の成形後の離型
が容易に行えるために僅かな傾斜(5°前後)に形成さ
れ、ラベルシート7はこの段差壁面6aに位置規制され
て貼り付けられる。
拡大して示すようにその外周辺が直角の段差壁面6aに
形成され、または、外周辺は上ハーフ1の成形後の離型
が容易に行えるために僅かな傾斜(5°前後)に形成さ
れ、ラベルシート7はこの段差壁面6aに位置規制され
て貼り付けられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したデ
ィスクカートリッジの上ハーフ1には、ラベルエリア面
6と共に上ハーフ1面に亘ってデザイン印刷をする場合
がある。この場合の印刷の仕方としては、スクリーン版
の位置ずれ等を考慮し図9に示すようにラベルエリア面
6の周囲に幅の狭い無印刷部分8を設け、斜線で示した
部分をデザイン印刷9をする方法がある。
ィスクカートリッジの上ハーフ1には、ラベルエリア面
6と共に上ハーフ1面に亘ってデザイン印刷をする場合
がある。この場合の印刷の仕方としては、スクリーン版
の位置ずれ等を考慮し図9に示すようにラベルエリア面
6の周囲に幅の狭い無印刷部分8を設け、斜線で示した
部分をデザイン印刷9をする方法がある。
【0007】また、無印刷部分8を設けずにラベルエリ
ア面6と上ハーフ1面に亘ってデザイン印刷9をした場
合には、ラベルエリア外周辺の印刷部分では図10に示
すように直角状の段差壁面6aによって印刷ぬけ9aが
生じたり、また、インクの表面張力によりインク溜まり
9bが発生することが多い。この印刷ぬけ9aやインク
溜まり9bを回避するために段差壁面6aを緩やかな傾
斜面にすると、ラベルシート7の貼り付け位置が不明確
になり、ラベルエリア面6からはみ出してラベルシート
7が貼り付けられた場合、ディスクカートリッジのデッ
キへの挿入や排出時の不良が生じるといった問題があ
る。
ア面6と上ハーフ1面に亘ってデザイン印刷9をした場
合には、ラベルエリア外周辺の印刷部分では図10に示
すように直角状の段差壁面6aによって印刷ぬけ9aが
生じたり、また、インクの表面張力によりインク溜まり
9bが発生することが多い。この印刷ぬけ9aやインク
溜まり9bを回避するために段差壁面6aを緩やかな傾
斜面にすると、ラベルシート7の貼り付け位置が不明確
になり、ラベルエリア面6からはみ出してラベルシート
7が貼り付けられた場合、ディスクカートリッジのデッ
キへの挿入や排出時の不良が生じるといった問題があ
る。
【0008】また、図11に示すようにラベルエリア面
6にデザイン印刷9等をする場合では、段差壁面6a付
近と、その内側のラベルエリア面6の部分とでは印刷版
による印刷圧力が不均一となり、このため、図12に示
すように段差壁面6a付近では印刷厚の薄い、いわゆ
る、印刷むら9cが生じる。例えば、印刷がハーフの振
動を軽減するための振動防止インクである場合には、印
刷厚の薄い部分では振動防止特性が低下するといった問
題もある。
6にデザイン印刷9等をする場合では、段差壁面6a付
近と、その内側のラベルエリア面6の部分とでは印刷版
による印刷圧力が不均一となり、このため、図12に示
すように段差壁面6a付近では印刷厚の薄い、いわゆ
る、印刷むら9cが生じる。例えば、印刷がハーフの振
動を軽減するための振動防止インクである場合には、印
刷厚の薄い部分では振動防止特性が低下するといった問
題もある。
【0009】本発明は、上述したような課題を解消する
ためになされたもので、ラベルエリア外周辺の段差部分
を印刷に適した構造にすることによって、印刷ぬけやイ
ンク溜まり等の不良率を減少すると共に印刷むらを防止
し、さらに、ラベルエリア位置を明確化することのでき
る記録媒体のカートリッジを得ることを目的とする。
ためになされたもので、ラベルエリア外周辺の段差部分
を印刷に適した構造にすることによって、印刷ぬけやイ
ンク溜まり等の不良率を減少すると共に印刷むらを防止
し、さらに、ラベルエリア位置を明確化することのでき
る記録媒体のカートリッジを得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明によるカートリッジは、カートリッジの凹面
状のラベルエリア外周辺の段差壁面を傾斜面に形成し、
傾斜面に隣接するラベルエリア面にシボ面を形成したも
のである。
め、本発明によるカートリッジは、カートリッジの凹面
状のラベルエリア外周辺の段差壁面を傾斜面に形成し、
傾斜面に隣接するラベルエリア面にシボ面を形成したも
のである。
【0011】このように構成したディスクカートリッジ
によれば、段差壁面を傾斜面にしたことで、ラベルエリ
ア外周辺に印刷ぬけのない良好な印刷が可能となる。ま
た、傾斜面に隣接してシボ面を形成したことによって、
ラベルエリア外周辺での表面張力によるインクの流れも
なくインク溜まりが解消できると共に、シボ面の光の反
射の具合によってラベルエリア外周辺の位置を容易に認
識することができ、ラベルエリア面にラベルシートを正
確に貼り付けることができる。
によれば、段差壁面を傾斜面にしたことで、ラベルエリ
ア外周辺に印刷ぬけのない良好な印刷が可能となる。ま
た、傾斜面に隣接してシボ面を形成したことによって、
ラベルエリア外周辺での表面張力によるインクの流れも
なくインク溜まりが解消できると共に、シボ面の光の反
射の具合によってラベルエリア外周辺の位置を容易に認
識することができ、ラベルエリア面にラベルシートを正
確に貼り付けることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるカートリッジ
の実施の形態の例をMD(ミニ・ディスク)のディスク
カートリッジを例にとって図面を参照して説明する。
の実施の形態の例をMD(ミニ・ディスク)のディスク
カートリッジを例にとって図面を参照して説明する。
【0013】図1はディスクカートリッジの斜視図であ
り、図7に示した従来例と同一構成部分には同じ符号を
付して説明する。
り、図7に示した従来例と同一構成部分には同じ符号を
付して説明する。
【0014】上ハーフ1と下ハーフ2からなる筐体が合
体式に組み合わされてカートリッジ本体3を構成し、こ
のカートリッジ本体3内に光ディスクあるいは光磁気デ
ィスク(以下、ディスク4という)が回転可能に収容さ
れている。カートリッジ本体3には開閉可能のシャッタ
ー5が備えられている。
体式に組み合わされてカートリッジ本体3を構成し、こ
のカートリッジ本体3内に光ディスクあるいは光磁気デ
ィスク(以下、ディスク4という)が回転可能に収容さ
れている。カートリッジ本体3には開閉可能のシャッタ
ー5が備えられている。
【0015】上述したディスクカートリッジは、記録再
生装置のデッキに挿着されると、シャッター5が開放さ
れる動作と共に、ディスク4がディスクテーブルにより
チャッキングされ、スピンドルモータにより回転駆動さ
れる。そして、シャッター5の開放された窓孔を通じて
ディスクに対峙する光学ヘッド/磁気ヘッドにより記録
/再生動作が行われる。
生装置のデッキに挿着されると、シャッター5が開放さ
れる動作と共に、ディスク4がディスクテーブルにより
チャッキングされ、スピンドルモータにより回転駆動さ
れる。そして、シャッター5の開放された窓孔を通じて
ディスクに対峙する光学ヘッド/磁気ヘッドにより記録
/再生動作が行われる。
【0016】上述したディスクカートリッジの上ハーフ
1には凹面状のラベルエリア面6が形成され、このラベ
ルエリア面6にディスク4の記録情報内容を表示したラ
ベルシート7が貼り付けられる。
1には凹面状のラベルエリア面6が形成され、このラベ
ルエリア面6にディスク4の記録情報内容を表示したラ
ベルシート7が貼り付けられる。
【0017】さて、ラベルエリア面6の外周辺の段差壁
面は図2に示すように傾斜面10に形成されている。図
3に拡大して示すように傾斜面10は60°以下の傾斜
角度にされている。尚、傾斜面が60°を越えて90°
近くになると、段差壁面の部分においてラベルエリア面
6からハーフ面に亘って印作を行った場合に前述したよ
うな印刷ぬけが生じるので好ましくない。
面は図2に示すように傾斜面10に形成されている。図
3に拡大して示すように傾斜面10は60°以下の傾斜
角度にされている。尚、傾斜面が60°を越えて90°
近くになると、段差壁面の部分においてラベルエリア面
6からハーフ面に亘って印作を行った場合に前述したよ
うな印刷ぬけが生じるので好ましくない。
【0018】一方、傾斜面10に隣接するラベルエリア
面6にはシボ面11が加工されている。シボ面11はシ
ボ粗さが5/12μm以下にされ、シボ範囲は1mm以
下にされている。シボ面11はこの部分に反射する光が
乱反射することで、シボ面11の位置が視認でき、これ
によって、ラベルエリア外周辺の位置を明確に認識する
ことができる。また、シボ面11の形成によってインク
の密着性が向上できるといった利点がある。尚、シボ面
11はシボ粗さが12μmを越えると、インクの密着性
が低下し、また、シボ粗さが5μm以下の場合では、シ
ボ面11の位置が明確に視認できなくなるので好ましく
ない。
面6にはシボ面11が加工されている。シボ面11はシ
ボ粗さが5/12μm以下にされ、シボ範囲は1mm以
下にされている。シボ面11はこの部分に反射する光が
乱反射することで、シボ面11の位置が視認でき、これ
によって、ラベルエリア外周辺の位置を明確に認識する
ことができる。また、シボ面11の形成によってインク
の密着性が向上できるといった利点がある。尚、シボ面
11はシボ粗さが12μmを越えると、インクの密着性
が低下し、また、シボ粗さが5μm以下の場合では、シ
ボ面11の位置が明確に視認できなくなるので好ましく
ない。
【0019】本発明のディスクカートリッジは、ラベル
エリア外周辺の段差壁面を傾斜面10に形成したことに
よって、印刷版の辺りが均一になり印刷エリアを広げる
ことが可能にできる。また、図5に示すようにラベルエ
リア面6及び上ハーフ1面に亘って斜線で示したように
デザイン印刷12等を行った場合でも、ラベルエリア外
周辺に印刷ぬけや印刷むらの発生もなく、不良率の殆ど
ない製品性の高い印刷を行うことができる。例えば、ラ
ベルエリア面6及び上ハーフ1面に亘って大きな挿入方
向指示マークを印刷することもできるので、ディスクカ
ートリッジの取扱いがさらに向上できる。
エリア外周辺の段差壁面を傾斜面10に形成したことに
よって、印刷版の辺りが均一になり印刷エリアを広げる
ことが可能にできる。また、図5に示すようにラベルエ
リア面6及び上ハーフ1面に亘って斜線で示したように
デザイン印刷12等を行った場合でも、ラベルエリア外
周辺に印刷ぬけや印刷むらの発生もなく、不良率の殆ど
ない製品性の高い印刷を行うことができる。例えば、ラ
ベルエリア面6及び上ハーフ1面に亘って大きな挿入方
向指示マークを印刷することもできるので、ディスクカ
ートリッジの取扱いがさらに向上できる。
【0020】また、シボ面11の形成によってインクの
密着性が向上できるようになるので、ラベルエリア外周
辺において発生し易いインクの表面張力も解消すること
ができ、インクのはみ出しも防止できる。
密着性が向上できるようになるので、ラベルエリア外周
辺において発生し易いインクの表面張力も解消すること
ができ、インクのはみ出しも防止できる。
【0021】また、シボ面11の形成は、光の反射によ
ってシボ面の位置を視認することができるので、ラベル
エリア外周辺の段差壁面が緩い傾斜面10であってもラ
ベルエリア面6の辺りが容易に認識でき、従って、ラベ
ルエリア面6へラベルシートを正確な位置に貼り付ける
ことができるようになる。
ってシボ面の位置を視認することができるので、ラベル
エリア外周辺の段差壁面が緩い傾斜面10であってもラ
ベルエリア面6の辺りが容易に認識でき、従って、ラベ
ルエリア面6へラベルシートを正確な位置に貼り付ける
ことができるようになる。
【0022】本発明は上述しかつ図面に示した実施の形
態の例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない
範囲内で種々の変形実施が可能である。
態の例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない
範囲内で種々の変形実施が可能である。
【0023】本例では、MDのディスクカートリッジの
場合について説明したが、その他、ハードディスクやフ
ロッピーディスク等、カートリッジ式の光ディスクある
いは光磁気ディスク等のディスクカートリッジのラベル
エリアにも広く適用可能である。
場合について説明したが、その他、ハードディスクやフ
ロッピーディスク等、カートリッジ式の光ディスクある
いは光磁気ディスク等のディスクカートリッジのラベル
エリアにも広く適用可能である。
【0024】また、ディスクカートリッジ以外、記録媒
体として磁気テープが収容されるカセットのラベルエリ
アの場合にも適用可能である。
体として磁気テープが収容されるカセットのラベルエリ
アの場合にも適用可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるカート
リッジは、カートリッジのラベルエリア外周辺の段差壁
面を傾斜面に形成し、傾斜面に隣接するラベルエリア面
にシボ面を形成したことによって、ラベルエリア外周辺
に印刷ぬけのない良好な印刷ができる。また、傾斜面に
隣接してシボ面を形成したことで、ラベルエリア外周辺
での表面張力によるインクの流れもなくインク溜まりが
解消できると共に、シボ面の光の反射の具合によってラ
ベルエリア外周辺の位置を容易に認識することができ、
ラベルエリア面にラベルシートを正確に貼り付けること
ができるといった効果があり、製品性の高いカートリッ
ジとなる。
リッジは、カートリッジのラベルエリア外周辺の段差壁
面を傾斜面に形成し、傾斜面に隣接するラベルエリア面
にシボ面を形成したことによって、ラベルエリア外周辺
に印刷ぬけのない良好な印刷ができる。また、傾斜面に
隣接してシボ面を形成したことで、ラベルエリア外周辺
での表面張力によるインクの流れもなくインク溜まりが
解消できると共に、シボ面の光の反射の具合によってラ
ベルエリア外周辺の位置を容易に認識することができ、
ラベルエリア面にラベルシートを正確に貼り付けること
ができるといった効果があり、製品性の高いカートリッ
ジとなる。
【図1】本発明によるディスクカートリッジの斜視図で
ある。
ある。
【図2】同じく上ハーフの平面図である。
【図3】同じく上ハーフのラベルエリア部分の拡大断面
図である。
図である。
【図4】ラベルエリア外周辺の拡大図である。
【図5】ラベルエリア面とハーフ面とが一体に印刷され
る様子の上ハーフの平面図である。
る様子の上ハーフの平面図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【図7】従来のディスクカートリッジの斜視図である。
【図8】従来のラベルシート貼り付け状態の断面図であ
る。
る。
【図9】ラベルエリア面とハーフ面とが一体に印刷され
る一例の上ハーフの平面図である。
る一例の上ハーフの平面図である。
【図10】印刷ぬけあるいは印刷溜まりの様子を示した
上ハーフの断面図である。
上ハーフの断面図である。
【図11】ラベルエリア面に印刷した様子の上ハーフの
平面図である。
平面図である。
【図12】図11のB−B線断面図で、印刷むらの様子
を示した上ハーフの断面図である。
を示した上ハーフの断面図である。
1 上ハーフ、2 下ハーフ、3 カートリッジ本体、
4 ディスク、6 ラベルエリア面、7 ラベルシー
ト、10 傾斜面、11 シボ面、12 デザイン印刷
4 ディスク、6 ラベルエリア面、7 ラベルシー
ト、10 傾斜面、11 シボ面、12 デザイン印刷
Claims (2)
- 【請求項1】 記録媒体を構成するカートリッジの凹面
状のラベルエリア外周辺の段差壁面を傾斜面に形成し、
上記傾斜面に隣接するラベルエリア面にシボ面を形成し
たことを特徴とする記録媒体のカートリッジ。 - 【請求項2】 請求項1記載の記録媒体のカートリッジ
において、 上記ラベルエリア外周辺の傾斜面が60°以下であり、
上記シボ面の幅が1mm以下であることを特徴とする記
録媒体のカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10247303A JP2000076816A (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | 記録媒体のカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10247303A JP2000076816A (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | 記録媒体のカートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000076816A true JP2000076816A (ja) | 2000-03-14 |
Family
ID=17161418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10247303A Pending JP2000076816A (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | 記録媒体のカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000076816A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003022431A (ja) * | 2001-07-10 | 2003-01-24 | Sony Corp | Icカード |
US7518828B2 (en) * | 2006-01-25 | 2009-04-14 | Imation Corp. | Data storage diskette with recessed base drive zone and/or tapered cover label zone |
JP2014202911A (ja) * | 2013-04-04 | 2014-10-27 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 電子機器 |
-
1998
- 1998-09-01 JP JP10247303A patent/JP2000076816A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003022431A (ja) * | 2001-07-10 | 2003-01-24 | Sony Corp | Icカード |
US7518828B2 (en) * | 2006-01-25 | 2009-04-14 | Imation Corp. | Data storage diskette with recessed base drive zone and/or tapered cover label zone |
JP2014202911A (ja) * | 2013-04-04 | 2014-10-27 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 電子機器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN100447865C (zh) | 制造磁头的方法、磁头、以及磁盘驱动设备 | |
JP2616529B2 (ja) | ハブ付きディスク、ディスクカートリッジおよびディスク基板用射出成形金型 | |
JP2000076816A (ja) | 記録媒体のカートリッジ | |
US4644434A (en) | Shutter member for a magnetic disk cartridge | |
US6359753B1 (en) | Floating magnetic head for use with flexible disks | |
US6982851B2 (en) | Flying head slider and disk storage apparatus using the same | |
US5687048A (en) | Magnetic disk cartridge and process for producing the same | |
US10268246B2 (en) | Disk apparatus including base with protruding contact portions for cover attachment | |
JP3106587B2 (ja) | ディスクケースおよび光ディスク装置 | |
JP3496995B2 (ja) | 磁気ディスクカートリッジ | |
JP3453800B2 (ja) | 記録媒体収納ケース | |
JP2804642B2 (ja) | 磁気ヘッドおよび磁気ヘッドの製造方法 | |
EP0239996B1 (en) | Container for use in containing a flexible magnetic disk with a magnetic recording medium attached to an outer container surface | |
US6414819B1 (en) | Floppy disk cartridge with concave portions formed in an upper or lower shell | |
JP2001176236A (ja) | ハードディスク装置用の磁気ディスク媒体 | |
CA2262664C (en) | Magnetic disk cartridge and method for manufacturing the same | |
JP3256199B2 (ja) | テープカセット | |
JP2000251331A (ja) | 情報記録媒体、インデックス印字器およびインデックス情報表示方法 | |
JPH08297864A (ja) | 光ディスク媒体 | |
JP3596109B2 (ja) | 情報信号記録ディスク | |
JPH06274936A (ja) | 光ディスク用基板 | |
US20020171976A1 (en) | Cost effective head cleaning disk | |
JPS62125585A (ja) | フレキシブルディスク装置のディスク保持機構 | |
JPH10302431A (ja) | 磁気ディスクカートリッジおよび磁気ディスクドライブ装置 | |
JP2000011600A (ja) | ディスクカートリッジ |