JP2000076187A - 情報制御管理システム - Google Patents

情報制御管理システム

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JP2000076187A
JP2000076187A JP10242875A JP24287598A JP2000076187A JP 2000076187 A JP2000076187 A JP 2000076187A JP 10242875 A JP10242875 A JP 10242875A JP 24287598 A JP24287598 A JP 24287598A JP 2000076187 A JP2000076187 A JP 2000076187A
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Hirokazu Aoshima
弘和 青島
Tomohiro Murata
智洋 村田
Yasuharu Nanba
康晴 難波
Hisashi Toyoshima
久 豊島
Tsukasa Saito
司 斎藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データに付加されているマーク画像の有効期間
を表示するとともに、データの所在を管理する手段を提
供する。 【解決手段】画像発行装置101が発行するマーク画像
に、制御情報を電子透かしで埋め込み、その画像をデー
タ発信装置102が公開するデータに付加する。データ
受信装置がデータ発信装置から、マーク画像を付加した
データを受信し、表示する際に、マーク画像に埋め込ま
れている制御情報を用いて、有効期間の判定を行い、有
効期間を外れている場合には、表示の態様を変更して知
らせる。また、データ受信装置は、マーク画像を付加し
たデータの所在を、制御情報を元に、データ所在管理装
置104に報告を行い、データ所在管理装置は、報告に
基づいて、データの所在を管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
在して公開されるデータの、表示を制御するとともに、
公開されるデータの所在を管理する情報制御管理システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年インターネットを用いて情報を提供
する手段として、World Wide Web(WW
W)の利用が盛んになっている。WWWはWebサーバ
プログラムを用いてデータの提供を行うものである。ま
た、データの請求や表示には通常Webブラウザと呼ば
れるソフトウェアを用いる。Webサーバで提供される
データをハイパーリンクで関連付ける事により、データ
の中に他のデータを付加して表示したり、他のデータを
簡単に参照する手段を提供している。
【0003】WWWについては、例えば「UNIX M
AGAZINE 1995年10月号(発行所:株式会
社アスキー)」の51ページから53ページに説明され
ている。この文献によれば、「WWWはネットワーク上
の計算機にある様々なハイパーテキスト情報を、自由に
アクセスする手段の一つ」と説明される。
【0004】WWWで利用されるデータのハイパーリン
クのリンク先のデータの所在を表現するのには、URL
と呼ばれる書式を用いる。URLについては、例えば
「UNIX MAGAZENE 1995年9月号(発行
所:株式会社アスキー)の65ページには「インターネ
ット上の資源の場所やアクセス方法を定義」するもので
あると、説明されている。
【0005】また、本発明に関わる従来技術として、電
子透かしが有る。「日経エレクトロニクス 1997年
2月24日号(発行者:日経BP)」102ページから
103ページでは、「電子透かし技術は、画像データや
音声データに存在する人間の知覚上重要では無い部分、
いわゆる冗長な部分に着目し、透かし情報を雑音として
埋め込む」ものであると説明されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】WWWで公開されてい
る情報には、情報を公開するしている者が何らかの資格
を有している事、何らかの基準を満たす者である事など
を示すために、それらを象徴的に表わす画像を情報に付
加して公開することがしばしば有る。例えば、公的機関
の審査を受けて営業許可を得、その営業内容の案内や広
告を公開する場合に、営業許可を得ている事を象徴する
マーク画像を情報に付加するような場合である。
【0007】このような資格や許可に、有効期限が設定
されている場合、その有効期限を外れた場合は、マーク
画像も有効期限を外れていることをあらわすようにする
ことが、マーク画像が表す意味をよりよく反映した利用
を可能にすることになる。
【0008】本発明が解決しようとする課題は、公開さ
れているデータに付加されているマーク画像に有効期限
が存在する場合に、その有効期限内であるか否かを示す
事ができるシステムを提供する事である。
【0009】また、WWWで公開されている情報は、ネ
ットワーク上に分散するサーバで分散して公開されてい
るため、情報を利用する者が知らない間に、情報が新規
に公開されたり、所在が変更されたりすることがある。
マーク画像を発行した者にとっても、みずからが発行し
たマーク画像がどこに所在するデータに付加されている
か、知る手段が無かった。
【0010】本発明が解決しようとするもう一つの課題
は、マーク画像が付加されているデータの所在を管理す
る手段を有するシステムを提供する事である。
【0011】
【課題を解決するための手段】少なくともデータ発信要
求に従い指定されたデータを発信するデータ発信装置
と、データ発信装置に対するデータ発信要求の発行とデ
ータ発信装置から発信されたデータを受信するデータ受
信装置と、これらデータ発信装置とデータ受信装置を接
続する通信ネットワークと、からなる計算機システムに
おいて、データ発信装置から受け取るデータに、画像デ
ータが付加されており、また、画像データにはシステム
の動作を制御するための情報が付加されている。
【0012】さらに、画像データに付加されている情報
は、少なくとも画像の表示条件を制御するための情報を
含み、かつ、画像データに付加されている情報は、電子
透かし技術によって画像に埋め込まれている。
【0013】さらに、画像データに埋め込まれている情
報に、画像の発行者と、画像の種別と、画像の発行先
と、を特定するための情報が含まれている。
【0014】さらに、画像データに埋め込まれている情
報に、画像データの有効期間を示す情報が含まれてい
る。
【0015】さらに、画像データに埋め込まれている情
報に、画像の表示条件を判断する際に参照する情報を取
得する手段を示す情報が含まれている。
【0016】さらに、画像データに埋め込まれている情
報に、画像の表示条件を判定する装置に対して表示条件
の判定要求を行う手段を示す情報が含まれている。
【0017】さらに、画像データに埋め込まれている情
報に、画像の表示条件を判定する装置に対して表示条件
の判定要求を行う頻度を指定する情報が含まれている。
【0018】さらに、画像データに埋め込まれている表
示条件を制御するための情報を元に、データ受信装置に
おいて表示条件の判定を行い、この表示条件の判定結果
に基づいて、データ受信装置においてデータを表示する
態様を変化する。
【0019】さらに、請求項1に記載の装置に加え、画
像の表示条件を判定する際に参照する情報を提供する情
報提供装置が通信ネットワークに接続されており、該情
報提供装置は情報提供要求に基づいて画像の表示条件を
判定する際に参照する情報を提供する。
【0020】さらに、画像データに埋め込まれている、
画像の表示条件を判断する際に参照する情報を取得する
手段を示す情報を元に、データ受信装置が情報提供装置
に問い合わせを行い、さらに情報提供装置から得られた
情報を参照してデータ受信装置が表示条件の判定を行
い、この表示条件の判定結果に基づいて、データ受信装
置においてデータを表示する態様を変化する。
【0021】さらに、請求項1に記載の装置に加え、画
像データの表示条件の判定を行う条件判定装置が通信ネ
ットワークに接続されており、該条件判定装置は条件判
定要求に基づいて画像の表示条件の判定結果を提供す
る。
【0022】さらに、画像データに埋め込まれている、
画像の表示条件を判定する装置に対して表示条件の判定
要求を行う手段を示す情報を元に、データ受信装置が条
件判定装置に条件判定要求を行い、条件判定要求の結果
得られた表示条件の判定結果に基づいて、データ受信装
置がデータ受信装置においてデータを表示する態様を変
化する。
【0023】さらに、画像データに埋め込まれている、
画像の表示条件を判定する装置に対して表示条件の判定
要求を行う頻度を指定する情報を元に、画像の表示条件
を判定する装置に対して、データ受信装置が表示条件の
判定要求を行う頻度を制御する。
【0024】さらに、画像データに埋め込まれている情
報に、画像データが付加されているデータの所在を報告
する手段を示す情報が含まれている。
【0025】さらに、画像データに埋め込まれている、
画像データが付加されているデータの所在を報告する手
段を示す情報を元に、データ受信装置が、画像が付加さ
れているデータの所在を報告する。
【0026】さらに、請求項1に記載の装置に加え、画
像データが付加されているデータの所在を管理する、所
在管理装置が通信ネットワークに接続されており、該所
在管理装置は、画像データが付加されているデータの所
在の報告に基づいて、データの所在を示す情報を管理す
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
形態を説明する。なお、以下の説明は本発明の実施の形
態の例を示すものであり、本発明を限定するものではな
い。
【0028】図1は本発明を適用した情報制御管理シス
テムの構成の概略図である。本発明のデータ管理システ
ムには、画像発行装置(101)、データ発信装置(1
02)、データ受信装置(103)、データ所在管理装
置(104)、情報提供装置(105)、条件判定装置
(106)、がそれぞれ少なくともひとつ以上存在し、
ネットワーク(107)に接続されている。ただしこれ
らの装置のうち、ある一つの装置が、他のいくつかの装
置の機能を兼ね備えるものであってもよい。
【0029】本発明のデータ管理システムは大きく分け
て、マーク画像の発行、有効期間判定、マーク画像が付
加されたデータの所在報告の3つの処理からなる。以
下、この順で各処理を説明する。
【0030】まずマーク画像の発行処理について説明す
る。図2がその流れである。データ発信装置は画像発行
装置に対して、画像の発行を請求する(201)。
【0031】マーク画像は、何らかの基準を満たしてい
ることを視覚的に表現することを目的とした画像である
ことを想定する。例えば、データ発信装置を用いてデー
タを発信する者が、何らかの資格を有していることや、
データ発信装置から発信されるデータに記載されている
内容が、何らかの基準を満たしていることなどを表現す
るための、認定マークなどを想定する。ただし、ここに
挙げたものは例であり、画像発行装置が発行する画像
や、その利用目的などを制限するものではない。
【0032】画像発行装置はあらかじめ保持している画
像データに対し、図3に示すデータを電子透かし技術を
用いて埋め込む(202)。
【0033】301は画像発行者の識別子である。画像
発行者とは画像発行装置を管理する者であり、この識別
子によって、マーク画像データを発行した者を特定する
ことができるものとする。302は画像種別識別子であ
る。ある画像発行者が複数の種類の画像を発行する場合
に、画像種別識別子によって、画像の種別を特定するこ
とができる。303は画像発行先識別子である。画像発
行先識別子によって、画像を発行する相手、すなわち画
像の発行を請求した者を区別する。304は有効期間開
始時刻である。305は有効期間終了時刻である。30
6は条件判定装置の所在情報である。307は情報提供
装置の所在情報である。308は条件確認周期である。
有効期間開始時刻、有効期間終了時刻、条件判定装置の
所在情報、情報提供装置の所在情報、条件確認周期は必
須ではないが、これらの項目が記述されている事によっ
て、後述するいくつかの処理が行われる。これらの項目
の書式については後述する。
【0034】また、ここにあげていない情報を電子透か
し技術によって埋め込んでも差し支えない。
【0035】次に、画像発行装置は情報を埋め込んだマ
ーク画像をデータ発信装置に発行する(203)。
【0036】データ発信装置は画像発行装置からマーク
画像を受け取ると、データにマーク画像を付加するハイ
パーリンクを設定し、データ及びマーク画像を公開する
(204)。
【0037】次に、有効期間判定処理を説明する。図4
がその処理の流れである。データ受信装置はデータ発信
装置に対して、データの発信請求を行う。どのデータ発
信装置のどのデータの発信請求を行うかは、URLを指
定することで、対応するデータの発信を請求する(40
1)。
【0038】データ発信装置は、データ受信装置からデ
ータ発信の請求を受け取ると、発信の請求があったデー
タの検索を行い(402)、データが見つかると見つか
ったデータをデータ発信の請求を行った、データ受信装
置に発信する(403)。
【0039】データ受信装置は受け取ったデータを表示
部(108)に表示するとともに、電子透かしによって
情報が埋め込まれている画像を受け取った場合は、埋め
込まれている情報を読み出す(404)。
【0040】埋め込まれている情報に条件判定装置の所
在情報(307)が含まれているときは、記述されてい
る所在情報の条件判定装置へ問い合わせを行う(40
5)。例えば条件判定装置の所在が、URL「htt
p://judgeserver/]によって指定され
るとき、JudgeSrv:http://judge
server/と文字列で所在情報を表わす。
【0041】ただし、条件確認周期が画像に埋め込まれ
ている場合は、問い合わせ頻度の制御に用いる。条件確
認周期は問い合わせ間隔を秒を単位とした数字文字列に
よって、次のように表わす。
【0042】Cycle:3600この例では、前回問
い合わせてから、3600秒、すなわち1時間は、前回
の問い合わせ結果を用いて判定を行い、これを過ぎた
ら、改めて問い合わせを行うものとする。これによっ
て、表示を行う度に問い合わせが発生し、ネットワーク
や条件判定装置の負荷が増大することを防ぐ。条件確認
周期が埋め込まれていない場合は、条件確認周期として
0秒が指定されているものとみなして扱う。この場合は
表示を行う度に問い合わせが発生することになる。
【0043】条件確認周期を用いて問い合わせ頻度を制
御するために、データ受信装置は前回の問い合わせを行
った時刻を次の形式のテーブル(図5)で管理する。す
なわち画像発行者識別子(501)、画像種別識別子
(502)、画像発行先識別子(503)と対応させ
て、前回問い合わせ時刻(504)と前回問い合わせ結
果(505)を記録する。
【0044】表示しようとする画像に埋め込まれている
画像発行者識別子、画像種別識別子、画像発行先識別子
が、テーブルに記録されていないときは、それまで問い
合わせを行ったことがない画像であるとみなし、問い合
わせを行う。また、テーブルに記録が残されている場合
において、前回問いあわせ時刻と現在時刻の差が、問い
合わせ周期として記録されている秒数を下回っている場
合は、テーブルに記録されている前回の問い合わせ結果
を用いる。問い合わせ周期の秒数を超えている場合は、
条件判定装置に問い合わせを行う。問い合わせは、条件
判定装置に対し、画像発行者識別子、画像種別識別子、
画像発行先識別子を伝送することによって行う。
【0045】条件判定装置では、問い合わせを受ける
と、条件判定装置が保持するテーブル(図6)を検索
し、有効性を判定する(406)。テーブルには、問い
合わせに含まれている画像発行者識別子(601)、画
像種別識別子(602)、画像発行先識別子(603)
と対応させてその画像の有効期間の開始時刻(604)
と終了時刻(605)が記録されている。
【0046】条件判定装置は問い合わせを受けたときの
現在時刻とこれら開始時刻・終了時刻を比較して、有効
性を判定する。画像の発行先の不正行為が発覚して発行
した画像を無効にする場合、あるいは既に与えられてい
る画像の有効期間を延長する場合などは、このデータベ
ースに記録されている有効期間を更新する事によって、
データ受信装置での表示に反映する事ができる。
【0047】条件判定結果が有効の場合は、文字列「V
alid」を、無効の場合には文字列「Invali
d」を、テーブルに対応する項目が無く不明な場合は
「Unknown」を回答する(407)。
【0048】データ受信装置が条件判定装置から回答を
受け取ると、データ受信装置が持つテーブルに対し、画
像発行者識別子(501)、画像種別識別子(50
2)、画像発行先識別子(503)と対応させて、現在
時刻を問い合わせ時刻(504)に、条件判定装置から
受け取った回答を問いあわせ結果(505)に記録する
(408)。
【0049】条件判定装置の所在が指定されていなかっ
た場合、あるいは条件判定装置での判定結果が不明であ
った場合は、画像自体に指定されている有効期間を調べ
る。また、有効期限を判断するための現在時刻を取得す
るために、要求に応じて現在時刻を回答する情報提供装
置に問い合わせを行う(409)。
【0050】情報提供装置は次の形式でその所在を制御
情報として画像に埋め込む。例えば、URL「htt
p://timeserver/」に問い合わせを行う
と、現在時刻を表わす文字列が得られるものとする(4
10)。このときに、 TimeSrv:http://timeserver
/ と文字列で表わす。情報提供装置はネットワークに複数
接続されていてもよく、どの情報提供装置に問い合わせ
を行うかは、上記のURLによって指定する。ここで
は、データ受信装置と情報提供装置の間の伝送に遅延に
よる時刻のずれは無視できるものとして扱う。遅延の補
正を行う方式によって実施しても差し支えない。情報提
供装置が指定されていないとき、あるいは情報提供装置
から情報が得られないときは、データ受信装置自身が持
つ時計を用いて時刻を判定する。
【0051】画像には、その画像が表現している事柄を
保証する有効期間を、次の形式で制御情報として埋め込
む。例えば、1998年1月1日8時0分から2001
年12月20日19時20分まで有効であることをあら
わすためには、有効期間の開始時刻を Valid:1998、01、01、0800 有効期間の終了時刻を Expire:2001、12、20、1920 と文字列であらわす。上記いずれかを省略し、開始時
刻、あるいは終了時刻のみを指定することも可能である
とする。開始時刻が省略されている場合は、終了時刻よ
り前の時刻であれば有効であり、終了時刻が省略されて
いる場合は、開始時刻以降の時刻であれば有効であるこ
とを表すものとする。
【0052】なお、時刻の指定に、秒まで含めた指定と
したり、あるいは時刻を指定せず、日にちまでの指定を
行うものとして実施するなどしても差し支えない。
【0053】データ受信装置は、これらの制御情報を用
いて有効期間を判定し(411)、画像の表示の態様を
変化させる(412)。
【0054】有効期間内である場合の法事の態様を図7
に示す。データ(701)に対して画像(702)が付
加されて表示されている。これに対し、条件判定装置か
ら無効である旨が回答された場合、あるいは有効期間か
ら外れていた場合には、無効表示を行う。ここでは「無
効」という文字を画像に重ねて表示するものとする。
(図8) また、条件判定装置から結果が不明である旨が回答さ
れ、画像に埋め込まれた有効期間からも有効・無効の別
が判断できなかった場合は、「不明」という文字を画像
に重ねて表示するものとする。(図9) 画像が象徴している内容である、ある基準を満たしてい
るか否かを読み取ることができるような表示の態様の変
化であれば、前述の表示の態様の変化のさせかた以外の
方法によって実施しても差し支えない。
【0055】次に、画像が付加されたデータの所在報告
の処理について述べる。ネットワークには画像が付加さ
れているデータの所在を管理する、所在管理装置が接続
される。画像には制御情報として、この所在管理装置自
身の所在を次の形式で埋め込む。例えば、URL「ht
tp://locserver/」に画像付きデータの
所在を報告するものとすると、 LocSrv:http://locserver/ と文字列で表わす。所在の報告は、このURLに対し
て、画像発行者識別子、画像種別識別子、画像発行先識
別子、画像が付加されたデータの所在を表わすURLを
報告する(1001)。
【0056】なお、報告を行うのは、画像を付加したデ
ータを初めて受信したときに行うものとする。データ受
信装置がもつテーブル(図5)は、画像発行者識別子、
画像種別識別子、画像発行先識別子と対応させて画像が
付加されたデータの所在を表わすURL(506)を記
録する。同じ画像が複数のURLに存在する場合は、そ
れぞれのURLをリスト形式で記録する。
【0057】データ受信装置は制御情報が埋め込まれた
画像が付加されたデ−タを受信すると、このテーブルを
検索し、すでに受信した事があるデータであるかを調べ
る。すでに受信した事があるデータの場合は、報告を行
わない。
【0058】ただし、報告を行うか否かの判断は別の方
法による事もできる。例えば、データ受信装置が備える
入力手段(109)から所定の操作を行った場合に報告
を行うようにすることも可能である。
【0059】所在管理装置では、報告に基づいて、所在
を管理するテーブル(図11)を検索し(1002)、
所在を管理するテーブルの更新を行う(1003)。テ
ーブルでは、画像発行者識別子(1101)、画像種別
識別子(1102)、画像発行先識別子(1103)、
データの所在を表わすURL(1104)、所在情報の
更新時刻(1105)、報告されたデータが実際に存在
するか否かを現すフラグ(1106)を管理する。
【0060】所在管理装置は、報告を受けると、報告を
受けたデータが実際に存在するか、報告されたURLに
アクセスして調べ(1004〜1006)、データの存
在を示すフラグを更新する(1007)。また、同じ画
像が付加されたデータが他のURLに存在する旨が、す
でに報告されていないかを調べる。報告されている場合
は、以前報告を受けたURLからデータが移動された可
能性があるため、以前報告されらURLについても報告
されているURLに実際に画像が付加されたデータが存
在するか否かを調べ(1008〜1010)、存在しな
い場合には、データの存在を示すフラグを否定を表わす
値に変更する(1011)。
【0061】本実施例において、画像に埋め込む情報の
書式を示したが、この書式に限定するものではなく、他
の書式によって実施する事も可能である。また、画像に
埋め込む制御情報や、各装置間でやり取りする情報に暗
号技術を適用することも差し支えない。
【0062】
【発明の効果】制御情報を画像に電子透かしによって埋
め込むことによって、画像データと不可分な一体の情報
として伝達することが可能になる。
【0063】また、特に有効期間情報を埋め込み、有効
期間を外れている場合は、表示の態様を変化させること
によって、ネットワーク上に古い情報がいつまでも公開
され、情報が古くなっていることが明らかでないために
混乱を来すことを防ぐことができる。
【0064】また、画像に埋め込んだ制御情報を用い
て、画像を付加したデータの所在を自律的に報告させる
機能を持たせることで、画像を付加したデータの所在
を、自動的に管理する手段を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報制御管理システムの構成の該略図である。
【図2】マーク画像の発行処理の流れを説明する図であ
る。
【図3】マーク画像に電子透かしによって埋め込む情報
の説明図である。
【図4】有効期限判定処理の流れを説明する図である。
【図5】データ受信装置が持つテーブルの図である。
【図6】条件判断装置が持つテーブルの図である。
【図7】有効期間内の画像が付加されているデータの表
示の態様を示す図である。
【図8】有効期間を外れた画像が付加されているデータ
の表示の態様を示す図である。
【図9】有効期間の判定が不明な画像が付加されている
データの表示の態様を示す図である。
【図10】マーク画像が付加されたデータの所在報告の
処理の流れを説明する図である。
【図11】所在管理装置が持つテーブルの図である。
【符号の説明】
101…画像発行装置、 102…データ発信装置、
103…データ受信装置、 104…データ所在管理装
置、105…情報提供装置、 106…情報判定装
置、107…ネットワーク、108…データ受信装置の
表示部、109…データ受信装置の入力手段、301、
501、601、1101…画像発行者識別子、30
2、502、602、1102…画像種別識別子、30
3、503、603、1103…画像発行先識別子、3
04、604…有効期間開始時刻、305、605…有
効期間終了時刻、306…条件判定装置のURL、30
7…情報提供装置のURL、308…条件確認周期、
701…画像が付加されているデータ、702…
マーク画像。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 難波 康晴 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 豊島 久 東京都江東区新砂一丁目6番27号 株式会 社日立製作所公共情報事業部内 (72)発明者 斎藤 司 東京都江東区新砂一丁目6番27号 株式会 社日立製作所公共情報事業部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ発信要求に従い指定されたデータを
    発信するデータ発信装置と、 前記データ発信装置に対するデータ発信要求の発行とデ
    ータ発信装置から発信されたデータを受信するデータ受
    信装置と、 前記データ発信装置と前記データ受信装置を接続する通
    信ネットワークと、 からなる計算機システムにおいて、 データ発信装置から受け取るデータに画像データが付加
    されており、前記画像データにはシステムの動作を制御
    するための情報が付加されていることを特徴とする情報
    制御管理システム。
  2. 【請求項2】通信ネットワークを介してデータ受信装置
    と接続されるデータ発信装置において、 前記データ受信装置からのデータ発信要求を受け取る手
    段と、 前記データ発信要求の受信に応じて発信するデータに、
    前記データ受信装置の動作を制御する情報を付加された
    画像データを付加して、前記データ受信装置にデータを
    送信する手段を有することを特徴とするデータ発信装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のデータ発信装置におい
    て、 前記画像データに付加されている情報は、前記画像デー
    タのの表示条件を制御するための情報を含み、 画像データに付加されている情報は、電子透かし技術に
    よって画像に埋め込まれていることを特徴とするデータ
    発信装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のデータ発信装置におい
    て、 前記画像データに埋め込まれている情報には、画像の発
    行者、画像の種別および画像の発行先のうち少なくとも
    1つを特定するための情報が含まれていることを特徴と
    するデータ発信装置。
  5. 【請求項5】請求項3に記載のデータ発信装置におい
    て、 前記画像データに埋め込まれている情報に、画像データ
    の有効期間を示す情報が含まれていることを特徴とする
    データ発信装置。
JP10242875A 1998-08-28 1998-08-28 情報制御管理システム Pending JP2000076187A (ja)

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