JP2000075985A - ウィンドウ管理方法およびウィンドウ管理装置並びに処理装置並びにウィンドウ管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

ウィンドウ管理方法およびウィンドウ管理装置並びに処理装置並びにウィンドウ管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体

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JP2000075985A
JP2000075985A JP24184198A JP24184198A JP2000075985A JP 2000075985 A JP2000075985 A JP 2000075985A JP 24184198 A JP24184198 A JP 24184198A JP 24184198 A JP24184198 A JP 24184198A JP 2000075985 A JP2000075985 A JP 2000075985A
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JP24184198A
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Kenji Ito
健治 伊東
Takashi Negishi
尚 根岸
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アプリケーションの起動に伴ってウィンドウ
を開く際に、そのアプリケーションに応じた動作環境を
自動的に設定・変更できるようにして、ユーザに対する
負担を大幅に軽減するとともに、ユーザの利便性の向上
をはかる。 【解決手段】 コンピュータ10においてアプリケーシ
ョンの起動に伴い表示部15に表示されるウィンドウを
管理する方法であって、アプリケーションの起動時に表
示されるウィンドウの表示色を指定してテーブル20に
予め登録しておき、アプリケーションの起動時に、テー
ブル20を参照し、ウィンドウの表示色がテーブル20
に登録されている場合には、その表示色でウィンドウを
表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態(図1〜図10) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータにお
いてアプリケーションの起動に伴い表示部に表示される
ウィンドウを管理するための方法および装置、並びに、
ウィンドウ管理機能を有する処理装置、並びに、ウィン
ドウをコンピュータにより管理するためのウィンドウ管
理プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒
体に関する。
【0003】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ(以下、
単にパソコンと記述する)などのコンピュータシステム
では、マルチウィンドウ/マルチタスクシステムが主流
となっており、あるアプリケーションやプログラム(ア
プリケーションプログラムやオペレーティングシステム
の一部として提供されるプログラムを含む)を起動する
と、そのアプリケーションについてのウィンドウがCR
T,液晶等のディスプレイ(表示部)に表示される。
【0004】また、マルチウィンドウ/マルチタスクシ
ステムにおけるソフトウェア動作環境(表示部に複数の
ウィンドウを表示することが可能)は、通常、ユーザに
より設定される。例えば、パソコン用オペレーティング
システムとして周知のMicrosoft社のWindows95やWin
dows98などでは、画面のプロパティとして、表示される
ウィンドウの色や、ディスプレイに表示されるフォント
のサイズ/種類や、スクリーンセーバーの有効/無効
や、ディスプレイに表示される背景の種類や、ディスプ
レイに表示される像の解像度や、ディスプレイで像を表
示する際に使用される表示色の数などが、ユーザにより
設定されるようになっている。これらの設定情報は、W
indows95やWindows98などのオペレーティングシステム
が記憶している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、コン
ピュータを使用したシステムにおいて、処理速度の高速
化には著しいものがあり、それに伴って、システムが処
理しなければならない要求(アプリケーションの数)も
増大している。このような状況下で、ユーザはアプリケ
ーションやプログラム(アプリケーションプログラムや
オペレーティングシステムの一部として提供されるプロ
グラムを含む)毎にその動作環境(そのアプリケーショ
ンについてのウィンドウの表示状態等)を設定しなけれ
ばならず、その設定項目が、多くなりすぎ、ユーザにと
って極めて分かり難くなっている。
【0006】また、起動したアプリケーション等が、コ
ンピュータシステムの大部分を使用しなければ、そのア
プリケーション等の動作に支障を来すようなソフトウェ
アである場合、ユーザは、常に、そのアプリケーション
等についてのウィンドウとコンピュータシステムの状態
とを把握している必要があり、ディスプレイ上に複数の
ウィンドウを同時に出現させているような場合、ユーザ
による操作が極めて難しくなるという課題もある。
【0007】例えばCD−Rデータの書き込みを行なう
アプリケーションは、コンピュータシステムの大部分を
使用する必要がある。このようなアプリケーションを起
動した場合、スクリーンセーバーを有効化していると、
CD−Rデータの書き込み中は、通常、キーやマウス等
に手を触れないため、スクリーンセーバーが作動してし
まう。このようにして、CD−Rデータ書き込み中に他
の機能であるスクリーンセーバーが作動してしまうと、
コンピュータシステムの一部がスクリーンセーバーに使
用さることになって、CD−Rデータの書き込み処理が
失敗してしまうおそれがある。
【0008】従って、他の機能が作動すると支障を来
す、CD−Rデータ書き込みのような特定のアプリケー
ション等を起動する際には、スクリーンセーバー等の機
能(他のアプリケーション)を無効化する必要がある。
しかし、コンピュータシステムにおいて多数のアプリケ
ーション等を扱う場合、ユーザが、そのような無効化の
必要性を常に把握することは困難であり、特定のアプリ
ケーション等の起動時(そのアプリケーションについて
のウィンドウの表示時)には、他の機能(特にスクリー
ンセーバーの機能)を自動的に無効化できるようにする
ことが望まれている。
【0009】さらに、マルチウィンドウ/マルチタスク
を採用したコンピュータシステムでは、表示部に多数の
ウィンドウが同じ表示色やフォントで表示されている
と、ユーザは、アプリケーション等を起動して新たに開
いたウィンドウを、直ちに他のウィンドウと区別でき
ず、容易に判別することができない。そのため、ユーザ
がアプリケーション毎にウィンドウを容易に判別できる
ようにして、ユーザの利便性の向上をはかることも望ま
れている。
【0010】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、アプリケーション等の開始に伴ってウィンド
ウを開く際に、そのアプリケーション等に応じた動作環
境(ウィンドウの表示状態等を含む)を自動的に設定・
変更できるようにして、ユーザに対する負担を大幅に軽
減するとともに、ユーザの利便性の向上をはかった、ウ
ィンドウ管理方法およびウィンドウ管理装置並びに処理
装置並びにウィンドウ管理プログラムを記録したコンピ
ュータ読取可能な記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のウィンドウ管理方法(請求項1〜15)
は、いずれも、プログラムの開始に伴い表示部に表示さ
れるウィンドウを管理する方法であって、以下の点〔1
−1〕〜〔1−8〕を特徴としている。 〔1−1〕該プログラムに関して表示されるウィンドウ
の表示色を予め登録しておき、該プログラムの開始に伴
い、その表示色で該ウィンドウを表示すること(請求項
1)。
【0012】〔1−2〕該プログラムのウィンドウ内に
おけるフォントサイズおよび種類のうち少なくとも一方
を指定してフォント情報として予め登録しておき、該プ
ログラムの開始に伴い、そのフォント情報に従って該ウ
ィンドウを表示すること(請求項2)。 〔1−3〕該プログラムに関連してスクリーンセーバー
の有効/無効を予め登録しておき、該プログラムについ
てのウィンドウの表示に伴いスクリーンセーバーの有効
/無効を変更すること(請求項3)。
【0013】〔1−4〕該プログラムに関連してスクリ
ーンセーバーの種類を予め登録しておき、該プログラム
についてのウィンドウの表示に伴いスクリーンセーバー
の種類を変更すること(請求項4)。 〔1−5〕該プログラムに関連して該表示部で表示する
背景の種類を予め登録しておき、該プログラムについて
のウィンドウの表示に伴い背景の種類を変更すること
(請求項5)。
【0014】〔1−6〕該プログラムに関連して該表示
部で表示する像の解像度を予め登録しておき、該プログ
ラムについてのウィンドウの表示に伴い解像度を変更す
ること(請求項6)。 〔1−7〕該プログラムに関連して該表示部で像を表示
する際に使用される表示色の数を予め登録しておき、該
プログラムについてのウィンドウの表示に伴い表示色の
数を変更すること(請求項7)。
【0015】〔1−8〕該プログラムに関連して画面の
プロパティを指定して予め登録しておき、該プログラム
のウィンドウを表示する場合に、登録されている画面の
プロパティに従って該表示部における表示状態を制御す
ること(請求項8)。このとき、該プログラムを開始し
てウィンドウを表示する際に、該プログラムについての
画面のプロパティが登録されている場合には、現在の画
面のプロパティを保存してから、登録されている画面の
プロパティに従って該表示部における表示状態を制御し
てもよい(請求項9)。また、該プログラムを終了/中
断して該プログラムについてのウィンドウを閉じる際に
は、保存した画面のプロパティを読み出し、その画面の
プロパティに従って該表示部における表示状態を制御し
てもよい(請求項10)。さらに、前記画面のプロパテ
ィとしてスクリーンセーバーの有効/無効を登録してお
き、該プログラムについてのウィンドウの表示に伴いス
クリーンセーバーの有効/無効を変更してもよいし(請
求項11)、前記画面のプロパティとしてスクリーンセ
ーバーの種類を登録しておき、該プログラムについての
ウィンドウの表示に伴いスクリーンセーバーの種類を変
更してもよいし(請求項12)、前記画面のプロパティ
として、該表示部で表示する背景の種類を登録してお
き、該プログラムについてのウィンドウの表示に伴い背
景の種類を変更してもよいし(請求項13)、前記画面
のプロパティとして、該表示部で表示する像の解像度を
登録しておき、該プログラムについてのウィンドウの表
示に伴い解像度を変更してもよいし(請求項14)、前
記画面のプロパティとして、該表示部で像を表示する際
に使用される表示色の数を登録しておき、該プログラム
についてのウィンドウの表示に伴い表示色の数を変更し
てもよい(請求項15)。
【0016】また、本発明のウィンドウ管理装置(請求
項16〜30)は、いずれも、プログラムの開始に伴い
表示部に表示されるウィンドウを管理するための装置で
あって、以下の点〔2−1〕〜〔2−8〕を特徴として
いる。 〔2−1〕該プログラムに関連してウィンドウの表示色
を保持する記憶部と、該プログラムの開始指示を受ける
と該記憶部を参照しその表示色で該ウィンドウを表示す
るように該表示部を制御する表示制御部とをそなえたこ
と(請求項16)。
【0017】〔2−2〕該プログラムのウィンドウ内に
おけるフォントのサイズおよび種類のうちの少なくとも
一方をフォント情報として記憶する記憶部と、該プログ
ラムの開始指示を受けると該記憶部を参照しそのフォン
ト情報に従って該ウィンドウを表示するように該表示部
を制御する表示制御部とをそなえたこと(請求項1
7)。
【0018】〔2−3〕該プログラムに関連してスクリ
ーンセーバーの有効/無効を記憶する記憶部と、該プロ
グラムについてのウィンドウの表示に伴い該記憶部を参
照しスクリーンセーバーの有効/無効を変更する表示制
御部とをそなえたこと(請求項18)。 〔2−4〕該プログラムに関連してスクリーンセーバー
の種類を記憶する記憶部と、該プログラムについてのウ
ィンドウの表示に伴い該記憶部を参照しスクリーンセー
バーの種類を変更する表示制御部とをそなえたこと(請
求項19)。
【0019】〔2−5〕該プログラムに関連して該表示
部で表示する背景の種類を記憶する記憶部と、該プログ
ラムについてのウィンドウの表示に伴い該記憶部を参照
し該表示部の背景の種類を変更する表示制御部とをそな
えたこと(請求項20)。 〔2−6〕該プログラムに関連して該表示部で表示する
像の解像度を記憶する記憶部と、該プログラムについて
のウィンドウの表示に伴い該記憶部を参照し該表示部の
解像度を変更する表示制御部とをそなえたこと(請求項
21)。
【0020】〔2−7〕該プログラムに関連して該表示
部で像を表示する際に使用される表示色の数を記憶する
記憶部と、該プログラムについてのウィンドウの表示に
伴い該記憶部を参照し該表示部の表示色の数を変更する
表示制御部とをそなえたこと(請求項22)。 〔2−8〕該プログラムに関連して画面のプロパティを
予め記憶する記憶部と、該プログラムの開始指示を受け
て該プログラムについてのウィンドウを表示する場合
に、該記憶部を参照し、記憶されている画面のプロパテ
ィに従って該表示部における表示状態を制御する表示制
御部とをそなえたこと(請求項23)。このとき、現在
の画面のプロパティに代えて該記憶部に記憶された画面
のプロパティを用いる場合に前記現在の画面のプロパテ
ィを保存するための保存用記憶部を有し、該表示制御部
は、該プログラムの開始指示を受けて該プログラムにつ
いてのウィンドウを表示する際に、該記憶部を参照し、
現在の画面のプロパティを該保存用記憶部に保存してか
ら、記憶されている該プログラムに関連する画面のプロ
パティに従って該表示部における表示状態を制御する表
示制御部とをそなえて構成してもよい(請求項24)。
また、該プログラムを終了/中断して該プログラムにつ
いてのウィンドウを閉じる際には、該表示制御部が、該
保存用記憶部に保存した画面のプロパティを読み出し、
その画面のプロパティに従って該表示部における表示状
態を制御してもよい(請求項25)。さらに、該記憶部
に、前記画面のプロパティとしてスクリーンセーバーの
有効/無効が登録され、該表示制御部が、該プログラム
についてのウィンドウの表示に伴いスクリーンセーバー
の有効/無効を変更してもよいし(請求項26)、該記
憶部に、前記画面のプロパティとしてスクリーンセーバ
ーの種類が登録され、該表示制御部が、該プログラムに
ついてのウィンドウの表示に伴いスクリーンセーバーの
種類を変更してもよいし(請求項27)、該記憶部に、
前記画面のプロパティとして、該表示部で表示する背景
の種類が登録され、該表示制御部が、該プログラムにつ
いてのウィンドウの表示に伴い背景の種類を変更しても
よいし(請求項28)、該記憶部に、前記画面のプロパ
ティとして、該表示部で表示する像の解像度が登録さ
れ、該表示制御部が、該プログラムについてのウィンド
ウの表示に伴い解像度を変更してもよいし(請求項2
9)、該記憶部に、前記画面のプロパティとして、該表
示部で像を表示する際に使用される表示色の数が登録さ
れ、該表示制御部が、該プログラムについてのウィンド
ウの表示に伴い表示色の数を変更してもよい(請求項3
0)。
【0021】さらに、本発明の処理装置(請求項31〜
38)は、それぞれ、プログラムの開始に伴いウィンド
ウを表示する表示部を有するとともに、以下の点〔3−
1〕〜〔3−8〕を特徴としている。 〔3−1〕該プログラムに関連してウィンドウの表示色
を保持する記憶部と、該プログラムの開始指示を受ける
と該記憶部を参照しその表示色で該ウィンドウを表示す
るように該表示部を制御する表示制御部とをそなえたこ
と(請求項31)。
【0022】〔3−2〕該プログラムのウィンドウ内に
おけるフォントのサイズおよび種類のうちの少なくとも
一方をフォント情報として記憶する記憶部と、該プログ
ラムの開始指示を受けると該記憶部を参照しそのフォン
ト情報に従って該ウィンドウを表示するように該表示部
を制御する表示制御部とをそなえたこと(請求項3
2)。
【0023】〔3−3〕該プログラムに関連してスクリ
ーンセーバーの有効/無効を記憶する記憶部と、該プロ
グラムについてのウィンドウの表示に伴い該記憶部を参
照しスクリーンセーバーの有効/無効を変更する表示制
御部とをそなえたこと(請求項33)。 〔3−4〕該プログラムに関連してスクリーンセーバー
の種類を記憶する記憶部と、該プログラムについてのウ
ィンドウの表示に伴い該記憶部を参照しスクリーンセー
バーの有効/無効を変更する表示制御部とをそなえたこ
と(請求項34)。
【0024】〔3−5〕該プログラムに関連して該表示
部で表示する背景の種類を記憶する記憶部と、該プログ
ラムについてのウィンドウの表示に伴い該記憶部を参照
し該表示部の背景の種類を変更する表示制御部とをそな
えたこと(請求項35)。 〔3−6〕該プログラムに関連して該表示部で表示する
像の解像度を記憶する記憶部と、該プログラムについて
のウィンドウの表示に伴い該記憶部を参照し該表示部の
解像度を変更する表示制御部とをそなえたこと(請求項
36)。
【0025】〔3−7〕該プログラムに関連して該表示
部で像を表示する際に使用される表示色の数を記憶する
記憶部と、該プログラムについてのウィンドウの表示に
伴い該記憶部を参照し該表示部の表示色の数を変更する
表示制御部とをそなえたこと(請求項37)。 〔3−8〕該プログラムに関連して画面のプロパティを
予め記憶する記憶部と、該プログラムの開始指示を受け
て該プログラムについてのウィンドウを表示する場合に
該記憶部を参照し記憶されている画面のプロパティに従
って該表示部における表示状態を制御する表示制御部と
をそなえたこと(請求項38)。そして、本発明のコン
ピュータ読取可能な記録媒体(請求項39〜46)は、
いずれも、コンピュータにおいてプログラムの開始に伴
い表示部に表示されるウィンドウを、該コンピュータに
より管理するためのウィンドウ管理プログラムを格納し
たものであって、以下の点〔4−1〕〜〔4−8〕を特
徴としている。
【0026】〔4−1〕該ウィンドウ管理プログラム
が、該プログラムの開始指示を受けると、該プログラム
の開始時に表示されるべきウィンドウの表示色を予め登
録されうる記憶部を、該コンピュータに参照させ、該コ
ンピュータにより、その表示色で該ウィンドウを該表示
部に表示させること(請求項39)。 〔4−2〕該ウィンドウ管理プログラムが、該プログラ
ムの開始指示を受けると、該プログラムの開始時に表示
されるべきウィンドウ内におけるフォントのサイズおよ
び種類のうちの少なくとも一方をフォント情報として予
め登録されうる記憶部を、該コンピュータに参照させ、
該コンピュータにより、そのフォント情報に従って該ウ
ィンドウを該表示部に表示させること(請求項40)。
【0027】〔4−3〕該ウィンドウ管理プログラム
が、該プログラムの開始指示を受けると、該プログラム
に関連してスクリーンセーバーの有効/無効を予め登録
されうる記憶部を、該コンピュータに参照させ、該コン
ピュータにより、該プログラムについてのウィンドウの
表示に伴いスクリーンセーバーの有効/無効を変更させ
ること(請求項41)。
【0028】〔4−4〕該ウィンドウ管理プログラム
が、該プログラムの開始指示を受けると、該プログラム
に関連してスクリーンセーバーの種類を予め登録されう
る記憶部を、該コンピュータに参照させ、該コンピュー
タにより、該プログラムについてのウィンドウの表示に
伴いスクリーンセーバーの種類を変更させること(請求
項42)。
【0029】〔4−5〕該ウィンドウ管理プログラム
が、該プログラムの開始指示を受けると、該プログラム
に関連して該表示部で表示する背景の種類を予め登録さ
れうる記憶部を、該コンピュータに参照させ、該コンピ
ュータにより、該プログラムについてのウィンドウの表
示に伴い該表示部の背景の種類を変更させること(請求
項43)。
【0030】〔4−6〕該ウィンドウ管理プログラム
が、該プログラムの開始指示を受けると、該プログラム
に関連して該表示部で表示する像の解像度を予め登録さ
れうる記憶部を、該コンピュータに参照させ、該コンピ
ュータにより、該プログラムについてのウィンドウの表
示に伴い該表示部の解像度を変更させること(請求項4
4)。
【0031】〔4−7〕該ウィンドウ管理プログラム
が、該プログラムの開始指示を受けると、該プログラム
に関連して該表示部で像を表示する際に使用される表示
色の数を予め登録されうる記憶部を、該コンピュータに
参照させ、該コンピュータにより、該プログラムについ
てのウィンドウの表示に伴い該表示部の表示色の数を変
更させること(請求項45)。
【0032】〔4−8〕該ウィンドウ管理プログラム
が、該プログラムの開始指示を受けて該プログラムにつ
いてのウィンドウを表示する際、該プログラムの開始時
における画面のプロパティを予め登録されうる記憶部
を、該コンピュータに参照させ、該コンピュータに現在
の画面のプロパティを保存させてから、該コンピュータ
により、該記憶部に登録されている画面のプロパティに
応じた表示画面を該表示部に表示させること(請求項4
6)。
【0033】上述した本発明のウィンドウ管理方法(請
求項1〜15)およびウィンドウ管理装置(請求項16
〜30)並びに処理装置(請求項31〜38)並びにウ
ィンドウ管理プログラムを記録したコンピュータ読取可
能な記録媒体(請求項39〜46)では、プログラムの
開始に伴ってウィンドウを開く際に、そのプログラムに
応じた動作環境として、開かれたウィンドウの表示状態
(ウィンドウにおける表示色やフォントのサイズ/種
類)や、画面のプロパティ(スクリーンセーバーの有効
/無効/種類,背景,解像度,表示色の数)を自動的に
設定・変更することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の一実施形態として
のウィンドウ管理装置を適用されたコンピュータシステ
ム(パーソナルコンピュータ,処理装置)の構成を示す
ブロック図であり、この図1に示すように、本実施形態
のコンピュータシステム(パーソナルコンピュータ,処
理装置)10は、一般的な構成を有するもので、CPU
11,入力装置12,記憶装置13,メモリ14,表示
装置15,ディスプレイ(表示部;例えばCRTやLC
D)16およびバス17をそなえて構成されている。な
お、本実施形態のコンピュータシステム10では、例え
ば、周知のMicrosoft社のWindows95やWindows98など
のオペレーティングシステムが採用されているものとす
る。これらのオペレーティングシステムは、複数のアプ
リケーションまたはプログラムを同時に動かすことが可
能である。
【0035】ここで、CPU11は、プログラムを実行
することにより各種演算処理を行なうほか、本実施形態
では、後述するごとく、ウィンドウ管理プログラムを実
行することにより、アプリケーションの起動に伴いディ
スプレイ16に表示されるウィンドウを管理するウィン
ドウ管理装置(表示制御部)としての機能を果たすもの
である。1つのディスプレイ16上に複数の独立した表
示領域(ウィンドウ)が設けられ、複数のアプリケーシ
ョンソフトウェアがそれぞれウィンドウを表示し、ユー
ザは各ウィンドウを通じて同時に複数のアプリケーショ
ンソフトウェアを利用することができる。このシステム
をウィンドウシステムと言うが、先に挙げたオペレーテ
ィングシステムはこのウィンドウシステムを採用してい
る。
【0036】入力装置12は、各種情報を入力すべくオ
ペレータにより操作される、例えばキーボードやマウス
であり、記憶装置13は、ハードディスクドライブであ
り、CPU11が実行するプログラムを格納するもの
で、オペレーティングシステム(上述したWindows95
等)や各種アプリケーションソフトウェアが記録されて
いる。これらのプログラムは、前記メモリ14に展開さ
れて、CPU11で実行される。また、記憶装置13に
は、本発明のウィンドウ管理プログラム(図3のフロー
チャート)も記憶され、CPU11が、メモリ14に前
記ウィンドウ管理プログラムを展開して実行する。
【0037】なお、本実施形態のコンピュータシステム
10は、フロッピディスク1310に対してアクセスを
行なうフロッピディスクドライブ(FDD)131や、
CD−ROM1320に対してアクセスを行なうCD−
ROMドライブ132も有している。上記ウィンドウ管
理プログラムは、これらの記録媒体(フロッピディスク
1310やCD−ROM1320)で提供され、FDD
131やCD−ROMドライブ132から記憶装置13
にインストールされる。また、これらの記録媒体に限る
ものではなく、光ディスク,光磁気ディスクによっても
上記ウィンドウ管理プログラムを提供することもでき
る。さらに、記憶装置13自体を、記録媒体として、プ
リインストールして提供することも可能である。また、
上記ウィンドウ管理プログラムをFDD131やCD−
ROMドライブ132から記憶装置13にインストール
することなく、CPU11がこれらのドライブ131,
132から上記ウィンドウ管理プログラムを直接読み出
して実行することも可能である。
【0038】メモリ14は、例えばRAMで、CPU1
1が各種演算処理を実行する際のワーキングエリアとし
て用いられるものであり、オペレーティングシステムや
アプリケーションが展開される。本実施形態のメモリ
は、通常のワーキングエリアのほかに、テーブル記憶領
域(テーブル記憶部)14a,保存用記憶領域(保存用
記憶部)14bおよびディレクトリ情報用格納領域14
0を有している。
【0039】テーブル記憶領域14aは、ウィンドウ処
理条件テーブル20を保持するための領域であり、本実
施形態のウィンドウ処理条件テーブル20には、例えば
図4に示すように、特定アプリケーションの起動時に
表示されるウィンドウの表示色,特定アプリケーショ
ンの起動時に表示されるウィンドウ内におけるフォント
情報(サイズおよび/または種類),特定アプリケー
ションの起動時における画面のプロパティが予め登録さ
れている。画面のプロパティとしては、スクリーンセー
バーの有効/無効/種類のほか、ディスプレイ16で表
示する背景の種類や像の解像度(デスクトップの領
域),ディスプレイ16で像を表示する際に使用される
表示色の数(カラーパレット)が登録される。なお、ウ
ィンドウ処理条件テーブル20への条件データの設定
は、専用アプリケーションを起動することにより、図2
を参照しながら後述する手順で行なわれる。
【0040】保存用記憶領域14bは、現在の画面のプ
ロパティに代えてテーブル記憶のテーブルに登録された
画面のプロパティを用いる場合に前記現在の画面のプロ
パティを保存するための領域である。レジストリ情報用
格納領域140は、後述するごとく、レジストリ情報を
格納するためのものである。
【0041】表示装置15は、画面16a〔図6(a)
および図6(b)参照〕を実際に表示するディスプレイ
(表示部)16を有するものであり、このディスプレイ
16における表示状態は、表示制御部として機能するC
PU11によって制御されるようになっている。バス1
7は、上述したCPU11,入力装置12,記憶装置1
3,メモリ14および表示装置15の相互間を接続し、
これらの間で各種データを伝送するものである。
【0042】そして、本実施形態のCPU11は、ウィ
ンドウ管理プログラムを実行することにより、表示装置
15におけるディスプレイ16での表示状態を制御する
表示制御部として、以下のような機能〔1〕〜〔3〕を
果たす。なお、これらの機能〔1〕〜〔3〕による詳細
なウィンドウ管理動作については、図3を参照しながら
後述する。
【0043】〔1〕アプリケーションの起動指示を受け
てウィンドウアプリケーションが起動されそのアプリケ
ーションについてのウィンドウを表示する際に、テーブ
ル記憶領域14aにおけるウィンドウ処理条件テーブル
20を参照し、そのアプリケーションについてのウィン
ドウの表示色もしくはフォント情報がテーブル20に登
録されている場合には、その表示色もしくはフォント情
報に従ってウィンドウを表示するように表示装置15
(ディスプレイ16の表示状態)を制御する機能。
【0044】〔2〕アプリケーションの起動指示を受け
てウィンドウアプリケーションが起動されそのアプリケ
ーションについてのウィンドウを表示する際に、テーブ
ル記憶領域14aにおけるウィンドウ処理条件テーブル
20を参照し、そのアプリケーションについての画面の
プロパティがテーブル20に登録されている場合には、
現在の画面のプロパティを保存用記憶領域14bに保存
してから、テーブル20に登録されている画面のプロパ
ティに従ってディスプレイ16における表示状態を制御
する機能。
【0045】このとき、画面のプロパティとしてスクリ
ーンセーバーの有効/無効が登録されていれば、CPU
11は、アプリケーションについてのウィンドウの表示
に伴いスクリーンセーバーの有効/無効を変更する。画
面のプロパティとして、ディスプレイ16で表示する背
景の種類が登録されていれば、CPU11は、アプリケ
ーションについてのウィンドウの表示に伴い背景を変更
する。画面のプロパティとして、ディスプレイ16で表
示する像の解像度が登録されていれば、CPU11は、
アプリケーションについてのウィンドウの表示に伴い解
像度を変更する。画面のプロパティとして、ディスプレ
イ16で像を表示する際に使用される表示色の数が登録
されていれば、CPU11は、アプリケーションについ
てのウィンドウの表示に伴い表示色の数を変更する。
【0046】〔3〕上述した機能〔2〕によりウィンド
ウ表示に際して画面のプロパティを変更した後、アプリ
ケーションを終了してそのアプリケーションについての
ウィンドウを閉じる際には、保存用記憶領域14bに保
存した画面のプロパティを読み出し、その画面のプロパ
ティに従ってディスプレイ16における表示状態を制御
する機能。
【0047】なお、これらの機能は、前述したように、
例えば、フロッピディスク,光ディスク,光磁気ディス
ク,CD−ROM等の記録媒体から本実施形態のコンピ
ュータシステム10の記憶装置13にインストールされ
たウィンドウ管理プログラムをRAM等のメモリ14に
読み出し、そのプログラムをCPU11で実行すること
により、CPU11の動作として実現される。
【0048】つまり、本実施形態のウィンドウ管理プロ
グラムは、アプリケーションの起動に伴いディスプレイ
16に表示されるウィンドウを、CPU11により管理
するためのもので、アプリケーションの起動指示を受け
ると(例えば、キーボードからのコマンド入力や画面上
に表示されるアイコンのクリックなどで起動される)、
テーブル記憶領域14aにおけるウィンドウ処理条件テ
ーブル20を、CPU11に参照させ、そのアプリケー
ションについてのウィンドウの表示色やフォント情報が
テーブル20に登録されている場合には、CPU11に
より、その表示色やフォント情報に従ってウィンドウを
ディスプレイ16に表示させるものである。
【0049】また、本実施形態のウィンドウ管理プログ
ラムは、アプリケーションの起動指示を受けてそのアプ
リケーションについてのウィンドウを表示する際、テー
ブル記憶領域14aにおけるウィンドウ処理条件テーブ
ル20を、CPU11に参照させ、そのアプリケーショ
ンについての画面のプロパティ(スクリーンセーバーの
有効/無効,背景,解像度,表示色数)がテーブル20
に登録されている場合には、CPU11に現在の画面の
プロパティを保存用記憶領域14bへ保存させてから、
CPU11により、テーブル20に登録されている画面
のプロパティに応じた表示画面16aをディスプレイ1
6に表示させるものである。
【0050】このとき、ウィンドウ管理プログラムは、
ウィンドウ表示に際して画面のプロパティを変更した
後、アプリケーションを終了してアプリケーションにつ
いてのウィンドウを閉じる際には、CPU11に、保存
用記憶領域14bから元の画面のプロパティを読み出さ
せ、その画面のプロパティに応じた表示画面16aをデ
ィスプレイ16に表示させる。
【0051】次に、上述のごとく構成された本実施形態
のコンピュータシステム10におけるウィンドウ管理動
作について、図2〜図10を参照しながら説明する。本
実施形態では、コンピュータシステム10においてウィ
ンドウ管理を行なうに先立ち、ウィンドウ処理条件テー
ブル20へ条件データを設定するための専用アプリケー
ションが起動される。図2は本実施形態におけるウィン
ドウ処理条件(設定条件データ)の入力手順を説明する
ためのフローチャートであり、この図2に示すように、
前記専用アプリケーションが起動されると、オペレータ
は、ディスプレイ16の表示を参照しながら入力装置1
2(キーボードやマウス)を操作することにより、コン
ピュータシステム10で起動されるアプリケーション毎
に、ウインドウ処理条件データを入力し(ステップS
1)、その条件データをテーブル情報としてテーブル記
憶領域14aのテーブル20に設定・登録する(ステッ
プS2)。
【0052】ここで、テーブル20に予め登録される条
件データは、前述した通り、ウィンドウの表示色,
ウィンドウ内におけるフォント情報(サイズおよび/ま
たは種類),画面のプロパティ(スクリーンセーバー
の有効/無効,背景,解像度,表示色数)であり、その
具体的な登録例が図4に示されている。この図4に示す
ウィンドウ処理条件テーブル20では、アプリケーショ
ン1についてのウィンドウの色を青にし、アプリケーシ
ョン2についてのウィンドウ内のフォントサイズを24
にし、アプリケーション3についてのウィンドウの表示
時にはスクリーンセーバーを無効にし、アプリケーショ
ン4についてのウィンドウの表示時には背景(壁紙)の
種類を“a.bmp ”にし、アプリケーション5についての
ウィンドウの表示時には解像度(デスクトップの領域)
を640×480にし、アプリケーション6についての
ウィンドウの表示時には表示色の数(カラーパレット)
を256色にし、アプリケーション7についてのウィン
ドウの色を赤にし、アプリケーション8についてのウィ
ンドウ内のフォントサイズを16にし、アプリケーショ
ン9についてのウィンドウの表示時にはスクリーンセー
バーを有効〔スクリーンセーバーの種類は3Dパイプ(O
penGL)〕にし、アプリケーション10についてのウィン
ドウの表示時には背景(壁紙)の種類を“b.bmp ”に
し、アプリケーション11についてのウィンドウの表示
時には解像度(デスクトップの領域)を1024×76
8にし、アプリケーション12についてのウィンドウの
表示時には表示色の数(カラーパレット)として“High
Color (24ビット)”を指定し、アプリケーション1
3についてのウィンドウの表示時には、そのウィンドウ
色を緑にしフォントサイズを24にしスクリーンセーバ
ーを無効にし背景(壁紙)の種類を“c.bmp ”にし解像
度(デスクトップの領域)を640×480にし且つ表
示色の数(カラーパレット)を256色にするように、
各種ウィンドウ処理条件データが設定されている。
【0053】また、図4に示すように、本実施形態のウ
ィンドウ処理条件テーブル20には保存用記憶領域14
bが付設されており、この保存用記憶領域14bに、コ
ンピュータシステム10における現在の通常のウィンド
ウ処理条件データ(図1に示したレジストリ情報用格納
領域140に保持されるシステムの設定情報)を保存す
ることができるようになっている。ここで、図1に示す
メモリ14におけるレジストリ情報用格納領域140
は、前述した通り、レジストリ情報を格納するエリアで
ある。オペレーティングシステム(メモリ14に展開さ
れるWindowsなど;図示せず)が、レジストリ情報を有
しおり、そのレジストリ情報として、通常の状態でのウ
ィンドウ色,フォントサイズ,スクリーンセーバー,背
景,デスクトップ領域,カラーパレット等のシステムの
設定情報がレジストリ情報用格納領域140に記憶され
ている。図4では、現在の通常のウィンドウ処理条件デ
ータとして、ウィンドウ色:オレンジ,フォントサイ
ズ:9,スクリーンセーバー:3Dパイプ(OpenGL),背
景:(なし),デスクトップの領域:1152×86
4,カラーパレット:High Color(16ビット)を、レ
ジストリ情報用格納領域140から保存用記憶領域14
bに保存した例が図示されている。ここで、ウィンドウ
色,フォントサイズ,スクリーンセーバー,背景,デス
クトップの領域およびカラーパレットは画面のプロパテ
ィとして設定されうるものであり、これらの条件を設定
したWindows95の画面のプロパティ設定時における表示
例を図7〜図10に示す。
【0054】図7では、画面のプロパティで“ディスプ
レイの詳細”を選択した際の表示例が示されている。図
7では、デスクトップの領域:1152×864,カラ
ーパレット:High Color(16ビット),フォントサイ
ズ:小さいフォント,基本設定ホットキー:なし,およ
び,タスクバーアイコン有効化を設定した状態が示され
ている。本実施形態では、デスクトップの領域:115
2×864およびカラーパレット:High Color(16ビ
ット)を、現在の通常のウィンドウ処理条件データと
し、これらのデスクトップの領域(解像度)およびカラ
ーパレット(表示色の数)を変更する場合について説明
する。
【0055】図8では、画面のプロパティで“デザイ
ン”を選択した際の表示例が示されている。図8では、
“ウィンドウ”を指定し、その表示色としてオレンジ
〔画面上では実際にはその色(オレンジ)が表示されて
いる〕を設定した状態が示されている。本実施形態で
は、ウィンドウの表示色:オレンジを、現在の通常のウ
ィンドウ処理条件データとし、特定のアプリケーション
のウィンドウの表示色を変更する場合について説明す
る。なお、図8に示す“指定する部分”に、画面上の表
示部分(スクロールバー,アクティブタイトルバー,メ
ニュー,選択項目,メッセージボックス,ウィンドウ枠
など)を指定した状態で、図8に示す“サイズ
(Z)”,“色(L)”,“フォント(F)”,“サイ
ズ(E)”および“色(R)”の設定を行なうことによ
り、その指定部分についての表示サイズ(Z)および表
示色(L)の他、その指定部分内でのフォントの種類
(F),サイズ(E)および色(R)を設定することが
できる。
【0056】図9では、画面のプロパティで“スクリー
ンセーバー”を選択した際の表示例が示されている。図
9では、スクリーンセーバーを有効化し、その種類とし
て“3Dパイプ(OpenGL)”を設定した状態が示されてい
る。本実施形態では、スクリーンセーバー:有効〔3D
パイプ(OpenGL)〕を、現在の通常のウィンドウ処理条件
データとし、このスクリーンセーバーの機能の有効/無
効を変更する場合について説明する。なお、図9に示す
画面で、ディスプレイの省電力機能の設定、つまり、低
電力スタンバイのオン/オフ(オン時の作動開始時間)
の設定や電源断のオン/オフ(オン時の作動開始時間)
の設定を行なうこともできる。
【0057】図10では、画面のプロパティで“背景”
を選択した際の表示例が示されている。図10では、壁
紙(背景)を(なし)に設定した状態が示されている。
本実施形態では、壁紙:(なし)を、現在の通常のウィ
ンドウ処理条件データとし、壁紙の種類を変更する場合
について説明する。なお、図10に示す画面で、壁紙の
種類とともに、壁紙上の模様の種類を設定することもで
きる。
【0058】上述のようにしてウィンドウ処理条件テー
ブル20にデータを予め登録しておいてから、コンピュ
ータシステム10のCPU11において前述したウィン
ドウ管理プログラムを実行することにより、図3に示す
手順で、ディスプレイ16での表示状態の制御つまりウ
ィンドウ管理が行なわれる。図3は本実施形態における
ウィンドウ管理手順を説明するためのフローチャート
(ステップS11〜S30)であり、この図3に示すよ
うに、CPU11が、あるアプリケーションの起動指示
を受けて、アプリケーション(起動に伴いウィンドウを
開くアプリケーション;図3ではウィンドウアプリケー
ションと表記)を起動し(ステップS11)、そのアプ
リケーションについてのウィンドウを表示する際に、ま
ず、テーブル記憶領域14aにおけるウィンドウ処理条
件テーブル20を参照し(ステップS12)、そのアプ
リケーションのための条件データが登録されているか否
かを判断する(ステップS13)。
【0059】条件データが登録されていない場合(ステ
ップS13のNOルート)、CPU11は、通常の条件
データ(メモリ14のレジストリ情報用格納領域140
に格納されている)に従って、そのアプリケーションに
ついてのウィンドウをディスプレイ16に表示させる
(ステップS14)。その後、ウィンドウ閉指示を受け
るまで(ステップS15でYESと判定されるまで)、
ディスプレイ16においてウィンドウの表示が行なわれ
る。そして、アプリケーションを終了してそのアプリケ
ーションについてのウィンドウを閉じる際、つまり、ウ
ィンドウ閉指示が有ると、CPU11は、ディスプレイ
16に表示されていたウィンドウを閉じる(ステップS
16)。
【0060】一方、条件データが登録されている場合
(ステップS13のYESルート)、CPU11は、そ
のアプリケーションについての条件データに、画面のプ
ロパティ(スクリーンセーバーの有効/無効,背景,解
像度,表示色数)が含まれているか否かを判断する(ス
テップS17)。画面のプロパティが含まれていない場
合(ステップS17のNOルート)、つまり、条件デー
タとしてウィンドウの表示色および/またはフォント情
報が登録されている場合、CPU11は、現在のウィン
ドウの表示色および/またはフォント情報を調べてから
(ステップS18)、現在の条件データとテーブル20
に登録されている条件データとが同じか否かを判断する
(ステップS19)。
【0061】同じである場合(ステップS19のYES
ルート)、ステップS14へ移行し、前述と同様にして
ウィンドウ表示を行なう一方、異なっている場合(ステ
ップS19のNOルート)、今回表示すべきウィンドウ
の表示色および/またはフォント情報として、テーブル
20に設定されているものを設定した後(ステップS2
0)、ステップS14へ移行し、登録された表示色およ
び/またはフォント情報に従ってウィンドウをディスプ
レイ16に表示させる。
【0062】ウィンドウ表示時にウィンドウ内のフォン
トサイズを変更した場合の具体的な表示例を、図5
(b)および図5(c)に示す。あるアプリケーション
に対してテーブル20にフォントサイズが登録されてい
なければ、メモリ14のレジストリ情報用格納領域14
0に格納されている通常(現在)の条件データに従い、
図5(b)に示すようなウィンドウW1がディスプレイ
16に表示される場合に、そのアプリケーションに対し
てテーブル20に現在のフォントサイズ(例えば9)よ
りも大きなフォントサイズ(例えば24)が登録されて
いれば、そのフォントサイズに従い、図5(c)に示す
ようなウィンドウW2がディスプレイ16に表示される
ことになる。
【0063】例えば図4に示したテーブル20に従え
ば、通常、ウィンドウをオレンジ色で且つフォントサイ
ズ9で表示するように設定されているが、アプリケーシ
ョン1についてのウィンドウは青で表示され、アプリケ
ーション7についてのウィンドウは赤で表示される。こ
こで、図5(a)は、画面16a上でのウィンドウを示
し、この図5(a)において、51はウィンドウのタイ
トルバー、52はウィンドウの枠である。Windows95で
は、このタイトルバー51の部分に、アプリケーション
ソフトウェアやプログラムの名称が表示される。一例と
してこのタイトルバー51の部分の色を変更してもよ
い。つまり、アプリケーション1についてはタイトルバ
ー51を青にし、アプリケーション7についてはタイト
ルバー51を赤にする。また、ウィンドウの枠52を変
更してもよい。アプリケーション2についてのウィンド
ウでは、図5(b)および図5(c)に示した通り、そ
の内部のフォントがフォントサイズ24で表示されるこ
とになる。また、アプリケーション8についてのウィン
ドウでは、その内部のフォントがフォントサイズ16で
表示されることになる。
【0064】このように、本実施形態では、特定アプリ
ケーションについてのウィンドウの表示色やフォント情
報が表示条件としてテーブル20に予め登録されていれ
ば、そのアプリケーションを起動する度にオペレータが
表示条件を一々設定することなく、所望の表示色やフォ
ント情報に応じたウィンドウがディスプレイ16に表示
されることになる。
【0065】さて、条件データに、画面のプロパティ
(例えばMicrosoft社のWindows95またはWindows98の
表示画面の設定である「画面のプロパティ」)が含まれ
ている場合(ステップS17のYESルート)、CPU
11は、現在の画面のプロパティ(メモリ14のレジス
トリ情報用格納領域140に記憶されている)を調べて
から(ステップS21)、現在の画面のプロパティとテ
ーブル20に登録されている画面のプロパティとが同じ
か否かを判断する(ステップS22)。本実施形態で
は、画面のプロパティとして、4種類(スクリーンセー
バーの有効/無効,背景,解像度,表示色数)のものが
登録できるようになっているので、これら4種類の全て
が同じか否かを判断する。
【0066】ここで、スクリーンセーバーとは、ディス
プレイ16の焼き付けを防ぐためのソフトウェアで、W
indows95ではオペレーティングシステムの一部として提
供されている。スクリーンセーバーは、コンピュータ
が、一定時間の間、キーやマウスからの入力を受けない
ときに、前記一定時間の経過後に、画面表示を止めて何
も表示しないようにしてスクリーンの焼き付けを防止す
るものや、何も表示しない代わりに表示に動きをもたせ
るものである(表示に動きをもたせれば特定部分の焼き
付けが防ぐことができる)。今日では、表示に動きをも
たせるスクリーンセーバーが主流となっている。また、
背景とは、壁紙(wall paper)のことで、Windows95で
は、ウィンドウの一番後ろに表示される画像のことであ
る。解像度とは、Windows95では、デスクトップ領域の
ことで、画面が縦横それぞれ何ドットかを意味する。表
示色数とは、ディスプレイ16の画面16a上での表示
色の数で、Windows95では、画面のプロパティの設定画
面でカラーパレットの種類を指定することにより設定さ
れる(例えば、“256色”や“16ビット”などがあ
る)。これらの設定は、通常、図7〜図10を参照しな
がら前述した画面のプロパティの設定画面により行なわ
れる。
【0067】全てが同じである場合(ステップS22の
YESルート)、ステップS14へ移行し、前述と同様
にしてウィンドウ表示を行なう一方、1種類でも異なっ
ている場合(ステップS22のNOルート)、メモリ1
4のレジストリ情報用格納領域140に記憶されている
現在の画面のプロパティ(設定条件データ)をメモリ1
4の保存用記憶領域14bに退避させてから、画面のプ
ロパティを、テーブル20に登録されている設定条件デ
ータに変更する(ステップS23)。
【0068】この後、本実施形態において、CPU11
は、起動したアプリケーションのための条件データとし
て、ウィンドウ内の表示条件データ(ウィンドウの表示
色および/またはフォント情報)も合わせてテーブル2
0に登録されているか否かを判断する(ステップS2
4)。ウィンドウ内の表示条件データも登録されている
場合(ステップS24のYESルート)、つまり、条件
データとして、画面のプロパティ以外にウィンドウの表
示色および/またはフォント情報も登録されている場
合、CPU11は、ステップS18〜S20と同様に、
現在のウィンドウの表示色および/またはフォント情報
を調べてから(ステップS25)、現在の条件データと
テーブル20に登録されている条件データとが同じか否
かを判断する(ステップS26)。
【0069】異なっている場合(ステップS26のNO
ルート)、今回表示すべきウィンドウの表示色および/
またはフォント情報として、テーブル20に設定されて
いるものを設定する(ステップS27)。このように表
示色および/またはフォント情報の設定・変更を行なっ
た後、あるいは、条件データとして画面のプロパティに
関するデータのみが登録されている場合(ステップS2
4のNOルート)、あるいは、現在の条件データとテー
ブル20に登録されている条件データとが同じ場合(ス
テップS26のYESルート)には、変更した条件(画
面のプロパティ)に従ってディスプレイ16に画面16
aを表示させるとともに、起動したアプリケーションに
ついてのウィンドウを、ステップS27で設定された条
件データ、または、当初から設定された条件データに従
ってディスプレイ16に表示させる(ステップS2
8)。
【0070】ウィンドウ表示時にディスプレイ16に表
示される像の解像度を変更した場合の具体的な表示例
を、図6(a)および図6(b)に示す。あるアプリケ
ーションに対してテーブル20に画面解像度が登録され
ていなければ、現在の画面解像度1152×864に応
じて、図6(a)に示すようなウィンドウW3がディス
プレイ16に表示される場合に、そのアプリケーション
に対してテーブル20に画面解像度640×480が登
録されていれば、その画面解像度640×480に応じ
て、図6(b)に示すようなウィンドウW4がディスプ
レイ16に表示されることになる。この場合、画面解像
度を変更することで、図6(b)に示すように、特定ア
プリケーションについてのウィンドウを通常の状態より
も大きくディスプレイ16に表示することができる。
【0071】例えば図4に示したテーブル20に従え
ば、通常、メモリ14のレジストリ情報用格納領域14
0に格納されている条件データ(レジストリ情報)によ
り、スクリーンセーバー有効(3Dパイプ),背景無
し,解像度1152×864,カラーパレットHigh Col
or(16ビット)で画面16aをディスプレイ16に表
示するように設定されているが、アプリケーション3に
ついてのウィンドウの表示時にはスクリーンセーバーが
無効化され、アプリケーション4についてのウィンドウ
の表示時には画面16aの背景(壁紙)として“a.bmp
”が選択されてディスプレイ16に表示される。ま
た、アプリケーション5についてのウィンドウの表示時
には、図6(a)および図6(b)に示した通り、解像
度640×480で通常の状態よりも大きなウィンドウ
が表示されることになる。さらに、アプリケーション6
についてのウィンドウの表示時には、256色を用いた
画面16aがディスプレイ16に表示される。アプリケ
ーション9についてのウィンドウの表示時には、スクリ
ーンセーバー(3Dパイプ)を有効化する設定となって
いるが、この場合、アプリケーション9の設定状態と通
常の条件データにおけるスクリーンセーバーの設定状態
とは同じであるので、条件データの退避や変更は行なわ
ない(図3のステップS22のYESルート参照)。ア
プリケーション10についてのウィンドウの表示時には
画面16aの背景(壁紙)の種類として“b.bmp ”が選
択されてディスプレイに表示される。アプリケーション
11についてのウィンドウの表示時には、解像度102
4×768で通常の状態よりも若干大きなウィンドウが
表示されることになる。アプリケーション12について
のウィンドウの表示時には、“High Color (24ビッ
ト)”を用いた画面16aがディスプレイ16に表示さ
れる。そして、アプリケーション13についてのウィン
ドウの表示時には、そのウィンドウは緑で表示されると
ともにそのウィンドウ内のフォントがフォントサイズ2
4で表示されるほか、スクリーンセーバーが無効化さ
れ、さらに、ディスプレイ16の画面16aが、背景
“c.bmp ”,解像度640×480および表示色数25
6色で表示される。
【0072】このように、本実施形態では、特定アプリ
ケーションについての画面のプロパティが条件データと
してテーブル20に予め登録されていれば、そのアプリ
ケーションを起動する度にオペレータが条件データを一
々設定することなく、スクリーンセーバーの有効/無効
や画面16aの表示状態といったコンピュータシステム
10の状態を、所望の状態に変更させながら、ウィンド
ウ表示を行なうことが可能になる。
【0073】また、異なるアプリケーション間で、フォ
ント,色,背景等を変更することができる。例えば、ア
プリケーション1は青、アプリケーション7は赤となる
ように、ウィンドウ色をそれぞれ設定している。従っ
て、ユーザは、ウィンドウ色から、どのアプリケーショ
ンが開いたかを認識可能になり、視認性が向上する。ま
た、アプリケーションの種類毎に色を設定すれば(例え
ば、ワープロやエディタ等の仕事関係のアプリケーショ
ン1は青で、ゲーム等のアプリケーション2は赤という
ように)、視認性がよくなり、ウィンドウを見分けやす
くなる。また、アプリケーションソフトウェアのムード
に合わせて、アプリケーション毎に色を設定するという
使い方も可能である。
【0074】フォントサイズをアプリケーション毎に変
更することができるので、フォントの大きさで、アプリ
ケーションソフトウェアをユーザは容易に見分けること
が可能になる。また、ウィンドウに比較的多量の文字を
表示することに適したアプリケーションであれば、フォ
ントサイズを小さく設定し、そうでないアプリケーショ
ンの場合は、大きめのフォントで視認性を向上させるこ
とが可能になる。図4ではアプリケーション2およびア
プリケーション8の場合である。
【0075】スクリーンセーバーのオン/オフ(有効/
無効)をアプリケーション毎に設定することができるの
で、ウィンドウ表示中にスクリーンセーバーを開始した
くないアプリケーションではスクリーンセーバーをオフ
に設定し、スクリーンセーバーが起動しても構わない場
合には、オンに設定することができる。このようなアプ
リケーションの種類については発明が解決しようとする
課題の欄で説明した。図4ではアプリケーション3およ
びアプリケーション9の場合である。また、図示しない
が、アプリケーション毎にスクリーンセーバーの種類を
変えてもよい。この場合は、図4の“3Dパイプ(OpenG
L)”の部分に他のスクリーンセーバー名を登録すればよ
い。この実施形態では、アプリケーション毎にスクリー
ンセーバーの種類を変更・設定することにより、例えば
スクリーンセーバー起動中でも、どのアプリケーション
が起動されているかを、スクリーンセーバー画面に基づ
いて認識することが可能になる。
【0076】背景をアプリケーション毎に変更すること
ができるので、アプリケーションに関連して、それに合
わせたムードを有する背景画をディスプレイ16に表示
したい場合に、背景画のビットマップファイル( *.bm
p)名を設定すればよい。また、アプリケーションによ
って背景画を無しにすることも可能になる。図4ではア
プリケーション4およびアプリケーション10の場合で
ある。また、アプリケーションのムードに応じて背景画
を定めるのではなく、ユーザがどのアプリケーションが
開いたかを分かりやすくするためにのみ、アプリケーシ
ョン毎に異なる背景画を設定することも可能である。こ
の場合は、背景画が変化したことにより、所望のアプリ
ケーションが起動されたことが認識可能になる。
【0077】デスクトップの領域をアプリケーション毎
に設定することにより、アプリケーションソフトウェア
毎に解像度を変更することができるので、解像度が要求
されるアプリケーションの場合はウィンドウの表示領域
を大きくとり、そうでないアプリケーションソフトウェ
アの場合はウィンドウの表示領域を小さくすることが可
能である。図4ではアプリケーション5およびアプリケ
ーション11の場合である。また、アプリケーションの
適正に応じて表示領域を定めるのではなく、ユーザがど
のアプリケーションが開いたか分かりやすくするために
のみ、アプリケーション毎に異なる表示領域を設定する
ことも可能である。この場合は、表示領域が変化したこ
とにより、所望のアプリケーションが起動されたことが
認識可能になる。
【0078】また、カラーパレットをアプリケーション
毎に設定することにより、表示色が多い方が好ましいア
プリケーションについては、16ビットや24ビットを
設定し、表示色が少なくてもよいアプリケーションにつ
いては、256色を設定することができる。図4ではア
プリケーション6およびアプリケーション12の場合で
ある。従って、表示色数の変化によって、どのアプリケ
ーションが起動されたかまたはどのアプリケーションの
ウィンドウが開いたかをユーザは認識することができ
る。また、アプリケーションの適正に応じて表示色を定
めるのではなく、ユーザがそのアプリケーションが開い
たかを分かりやすくするためにのみ、アプリケーション
毎に異なる表示色数を設定することも可能である。この
場合は、表示色数が変化したことにより、所望のアプリ
ケーションが起動されたことが認識可能になる。
【0079】図4のアプリケーション13は、本実施形
態の例で挙げた全ての条件データを変更するものであ
る。アプリケーション1〜12では、一部の条件データ
しか変更していないが、アプリケーション13のように
全ての条件データを変更してもよい。また、変更する条
件データのコンビネーション(2個以上)により表示の
変更に多様性をもたせることが可能になる。
【0080】また、本実施形態では、画面のプロパティ
の例としてスクリーンセーバー,背景,デスクトップの
領域,カラーパレットを挙げたが、フォントの種類/サ
イズやウィンドウの表示色などを、画面のプロパティに
含めてもよい。さらに、画面のプロパティの変更対象と
して、スクリーンセーバーの種類,背景の模様,ディス
プレイの省電力機能の設定等を含めてもよい。
【0081】なお、図4では、各アプリケーションにつ
いて、1種類の条件データのみを登録して例が示されて
いるが、当然、1つのアプリケーションに対して複数種
類の条件データを登録してもよい(例えば図4のアプリ
ケーション13参照)。その際、画面のプロパティとと
もにウィンドウ内の表示条件データを登録し、画面のプ
ロパティを変更すると同時に、ウィンドウの表示状態を
変更してもよい。このような変更動作は、図3のステッ
プS24のYESルートからステップS25〜S27を
経由してステップS28に至る場合に対応している。
【0082】ステップS28によりウィンドウを表示し
た後は、ウィンドウ閉指示を受けるまで(ステップS2
9でYESと判定されるまで)、ディスプレイ16にお
いてウィンドウの表示が行なわれる。そして、アプリケ
ーションを終了してそのアプリケーションについてのウ
ィンドウを閉じる際、つまり、ウィンドウ閉指示が有る
と、CPU11は、ディスプレイ16に表示されていた
ウィンドウを閉じるとともに、保存用記憶領域14bに
保存した画面のプロパティを読み出してレジストリ情報
用格納領域140に格納することにより、ステップS2
3で変更した画面のプロパティの設定条件データを元に
戻してディスプレイ16の表示状態を制御する(ステッ
プS30)。
【0083】このように、本発明の一実施形態によれ
ば、特定アプリケーションの起動に伴ってウィンドウを
開く際に、そのアプリケーションやプログラムに応じた
動作環境として、開かれたウィンドウの表示状態(ウィ
ンドウにおける表示色やフォントのサイズ/種類)や、
画面のプロパティ(スクリーンセーバーの有効/無効,
背景,解像度,表示色の数)を自動的に設定・変更する
ことができるので、ユーザがアプリケーション毎に各種
設定事項を一々変更・操作する必要がなくなり、ユーザ
に対する負担を大幅に軽減することができる。
【0084】また、アプリケーションやプログラム毎に
ウィンドウの表示色やフォントを自動的に変更できるの
で、ディスプレイ16に多数のウィンドウが表示されて
いても、ユーザは、新たに開いたウィンドウを直ちに他
のウィンドウと区別でき、アプリケーション毎にウィン
ドウを容易に判別できるようになり、ユーザの利便性を
大幅に向上することもできる。
【0085】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種
々変形して実施することができる。例えば、上述した実
施形態では、例えば、Microsoft社のWindows95やWin
dows98を採用したコンピュータシステム10に本発明を
適用した場合について説明しているが、本発明はこれに
限定されるものでない。
【0086】上述した実施形態では、本発明を、アプリ
ケーションの起動に伴いウィンドウを表示する際に適用
した場合について説明しているが、本発明の適用対象
は、アプリケーションプログラムに限定されるものでは
なく、オペレーティングシステムの一部である何らかの
プログラムがウィンドウを開く場合にも適用される。ま
た、本発明は、アプリケーションの起動を含むプログラ
ムの開始に伴ってウィンドウ表示する際に適用される。
つまり、本発明は、プログラムを一旦起動してウィンド
ウを開いてからウィンドウを最小化した後(ウィンドウ
を閉じるがプログラムを終了していない状態)、再度そ
のウィンドウを開く場合にも、上述のごとく起動時にウ
ィンドウを開く場合と同様に適用される。
【0087】さらに、本発明は、一つのアプリケーショ
ンで複数のウィンドウを開く場合にも、上述した実施形
態と同様に適用される。また、ディスプレイ(表示部)
16は、CRTやLCD(液晶ディスプレイ)のほか、
プラズマディスプレイ等の他方式のものであってもよ
く、この場合にも、上述した実施形態と同様に適用さ
れ、上述と同様の作用効果が得られることは言うまでも
ない。
【0088】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のウィンド
ウ管理方法(請求項1〜15)およびウィンドウ管理装
置(請求項16〜30)並びに処理装置(請求項31〜
38)並びにウィンドウ管理プログラムを記録したコン
ピュータ読取可能な記録媒体(請求項39〜46)によ
れば、プログラムの開始に伴ってウィンドウを開く際
に、そのプログラムに応じた動作環境として、開かれた
ウィンドウの表示状態(ウィンドウにおける表示色やフ
ォントのサイズ/種類)や、画面のプロパティ(スクリ
ーンセーバーの有効/無効/種類,背景,解像度,表示
色の数,フォントのサイズ/種類)を自動的に設定・変
更することができるので、ユーザがプログラム毎に各種
設定事項を変更・操作する必要がなくなり、ユーザに対
する負担が大幅に軽減されるという効果がある。
【0089】また、プログラム毎にウィンドウの表示色
やフォントを自動的に変更できるので、表示部に多数の
ウィンドウが表示されていても、ユーザは、新たに開い
たウィンドウを直ちに他のウィンドウと区別でき、プロ
グラム毎にウィンドウを容易に判別できるようになり、
ユーザの利便性を大幅に向上することができるという効
果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのウィンドウ管理装
置を適用されたコンピュータシステム(パーソナルコン
ピュータ,処理装置)の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態におけるウィンドウ処理条件(設定
条件データ)の入力手順を説明するためのフローチャー
トである。
【図3】本実施形態におけるウィンドウ管理手順を説明
するためのフローチャートである。
【図4】本実施形態におけるウィンドウ処理条件テーブ
ルの登録例を示す図である。
【図5】(a)はウィンドウの表示例を示す図、
(b),(c)はいずれも本実施形態においてウィンド
ウ表示時にウィンドウ内のフォントサイズを変更した場
合の表示例を示す図である。
【図6】(a),(b)はいずれも本実施形態において
ウィンドウ表示時に画面解像度を変更した場合の表示例
を示す図である。
【図7】画面のプロパティ設定時における表示例を示す
図である。
【図8】画面のプロパティ設定時における表示例を示す
図である。
【図9】画面のプロパティ設定時における表示例を示す
図である。
【図10】画面のプロパティ設定時における表示例を示
す図である。
【符号の説明】
10 コンピュータシステム(パーソナルコンピュー
タ,処理装置) 11 CPU(表示制御部) 12 入力装置 13 記憶装置 14 メモリ 14a テーブル記憶領域(テーブル記憶部) 14b 保存用記憶領域(保存用記憶部) 140 レジストリ情報用格納領域 15 表示装置 16 ディスプレイ(表示部) 16a 画面 17 バス 20 ウィンドウ処理条件テーブル 51 タイトルバー 52 ウィンドウの枠 131 フロッピディスクドライブ(FDD) 1310 フロッピディスク 132 CD−ROMドライブ 1320 CD−ROM

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムの開始に伴い表示部に表示さ
    れるウィンドウを管理する方法であって、 該プログラムに関して表示されるウィンドウの表示色を
    予め登録しておき、 該プログラムの開始に伴い、その表示色で該ウィンドウ
    を表示することを特徴とする、ウィンドウ管理方法。
  2. 【請求項2】 プログラムの開始に伴い表示部に表示さ
    れるウィンドウを管理する方法であって、 該プログラムのウィンドウ内におけるフォントサイズお
    よび種類のうち少なくとも一方を指定してフォント情報
    として予め登録しておき、 該プログラムの開始に伴い、そのフォント情報に従って
    該ウィンドウを表示することを特徴とする、ウィンドウ
    管理方法。
  3. 【請求項3】 プログラムの開始に伴い表示部に表示さ
    れるウィンドウを管理する方法であって、 該プログラムに関連してスクリーンセーバーの有効/無
    効を予め登録しておき、 該プログラムについてのウィンドウの表示に伴いスクリ
    ーンセーバーの有効/無効を変更することを特徴とす
    る、ウィンドウ管理方法。
  4. 【請求項4】 プログラムの開始に伴い表示部に表示さ
    れるウィンドウを管理する方法であって、 該プログラムに関連してスクリーンセーバーの種類を予
    め登録しておき、 該プログラムについてのウィンドウの表示に伴いスクリ
    ーンセーバーの種類を変更することを特徴とする、ウィ
    ンドウ管理方法。
  5. 【請求項5】 プログラムの開始に伴い表示部に表示さ
    れるウィンドウを管理する方法であって、 該プログラムに関連して該表示部で表示する背景の種類
    を予め登録しておき、 該プログラムについてのウィンドウの表示に伴い背景の
    種類を変更することを特徴とする、ウィンドウ管理方
    法。
  6. 【請求項6】 プログラムの開始に伴い表示部に表示さ
    れるウィンドウを管理する方法であって、 該プログラムに関連して該表示部で表示する像の解像度
    を予め登録しておき、 該プログラムについてのウィンドウの表示に伴い解像度
    を変更することを特徴とする、ウィンドウ管理方法。
  7. 【請求項7】 プログラムの開始に伴い表示部に表示さ
    れるウィンドウを管理する方法であって、 該プログラムに関連して該表示部で像を表示する際に使
    用される表示色の数を予め登録しておき、 該プログラムについてのウィンドウの表示に伴い表示色
    の数を変更することを特徴とする、ウィンドウ管理方
    法。
  8. 【請求項8】 プログラムの開始に伴い表示部に表示さ
    れるウィンドウを管理する方法であって、 該プログラムに関連して画面のプロパティを指定して予
    め登録しておき、 該プログラムのウィンドウを表示する場合に、登録され
    ている画面のプロパティに従って該表示部における表示
    状態を制御することを特徴とする、ウィンドウ管理方
    法。
  9. 【請求項9】 該プログラムを開始してウィンドウを表
    示する際に、該プログラムについての画面のプロパティ
    が登録されている場合には、現在の画面のプロパティを
    保存してから、登録されている画面のプロパティに従っ
    て該表示部における表示状態を制御することを特徴とす
    る、請求項8記載のウィンドウ管理方法。
  10. 【請求項10】 該プログラムを終了/中断して該プロ
    グラムについてのウィンドウを閉じる際には、保存した
    画面のプロパティを読み出し、その画面のプロパティに
    従って該表示部における表示状態を制御することを特徴
    とする、請求項9記載のウィンドウ管理方法。
  11. 【請求項11】 前記画面のプロパティとしてスクリー
    ンセーバーの有効/無効を登録しておき、該プログラム
    についてのウィンドウの表示に伴いスクリーンセーバー
    の有効/無効を変更することを特徴とする、請求項8〜
    請求項10のいずれか1項に記載のウィンドウ管理方
    法。
  12. 【請求項12】 前記画面のプロパティとしてスクリー
    ンセーバーの種類を登録しておき、該プログラムについ
    てのウィンドウの表示に伴いスクリーンセーバーの種類
    を変更することを特徴とする、請求項8〜請求項10の
    いずれか1項に記載のウィンドウ管理方法。
  13. 【請求項13】 前記画面のプロパティとして、該表示
    部で表示する背景の種類を登録しておき、該プログラム
    についてのウィンドウの表示に伴い背景の種類を変更す
    ることを特徴とする、請求項8〜請求項10のいずれか
    1項に記載のウィンドウ管理方法。
  14. 【請求項14】 前記画面のプロパティとして、該表示
    部で表示する像の解像度を登録しておき、該プログラム
    についてのウィンドウの表示に伴い解像度を変更するこ
    とを特徴とする、請求項8〜請求項10のいずれか1項
    に記載のウィンドウ管理方法。
  15. 【請求項15】 前記画面のプロパティとして、該表示
    部で像を表示する際に使用される表示色の数を登録して
    おき、該プログラムについてのウィンドウの表示に伴い
    表示色の数を変更することを特徴とする、請求項8〜請
    求項10のいずれか1項に記載のウィンドウ管理方法。
  16. 【請求項16】 プログラムの開始に伴い表示部に表示
    されるウィンドウを管理するための装置であって、 該プログラムに関連して、ウィンドウの表示色を保持す
    る記憶部と、 該プログラムの開始指示を受けると、該記憶部を参照
    し、その表示色で該ウィンドウを表示するように該表示
    部を制御する表示制御部とをそなえて構成されているこ
    とを特徴とする、ウィンドウ管理装置。
  17. 【請求項17】 プログラムの開始に伴い表示部に表示
    されるウィンドウを管理するための装置であって、 該プログラムのウィンドウ内におけるフォントのサイズ
    および種類のうちの少なくとも一方をフォント情報とし
    て記憶する記憶部と、 該プログラムの開始指示を受けると、該記憶部を参照
    し、そのフォント情報に従って該ウィンドウを表示する
    ように該表示部を制御する表示制御部とをそなえて構成
    されていることを特徴とする、ウィンドウ管理装置。
  18. 【請求項18】 プログラムの開始に伴い表示部に表示
    されるウィンドウを管理するための装置であって、 該プログラムに関連してスクリーンセーバーの有効/無
    効を記憶する記憶部と、 該プログラムについてのウィンドウの表示に伴い、該記
    憶部を参照し、スクリーンセーバーの有効/無効を変更
    する表示制御部とをそなえて構成されていることを特徴
    とする、ウィンドウ管理装置。
  19. 【請求項19】 プログラムの開始に伴い表示部に表示
    されるウィンドウを管理するための装置であって、 該プログラムに関連してスクリーンセーバーの種類を記
    憶する記憶部と、 該プログラムについてのウィンドウの表示に伴い、該記
    憶部を参照し、スクリーンセーバーの種類を変更する表
    示制御部とをそなえて構成されていることを特徴とす
    る、ウィンドウ管理装置。
  20. 【請求項20】 プログラムの開始に伴い表示部に表示
    されるウィンドウを管理するための装置であって、 該プログラムに関連して該表示部で表示する背景の種類
    を記憶する記憶部と、 該プログラムについてのウィンドウの表示に伴い、該記
    憶部を参照し、該表示部の背景の種類を変更する表示制
    御部とをそなえて構成されていることを特徴とする、ウ
    ィンドウ管理装置。
  21. 【請求項21】 プログラムの開始に伴い表示部に表示
    されるウィンドウを管理するための装置であって、 該プログラムに関連して該表示部で表示する像の解像度
    を記憶する記憶部と、 該プログラムについてのウィンドウの表示に伴い、該記
    憶部を参照し、該表示部の解像度を変更する表示制御部
    とをそなえて構成されていることを特徴とする、ウィン
    ドウ管理装置。
  22. 【請求項22】 プログラムの開始に伴い表示部に表示
    されるウィンドウを管理するための装置であって、 該プログラムに関連して該表示部で像を表示する際に使
    用される表示色の数を記憶する記憶部と、 該プログラムについてのウィンドウの表示に伴い、該記
    憶部を参照し、該表示部の表示色の数を変更する表示制
    御部とをそなえて構成されていることを特徴とする、ウ
    ィンドウ管理装置。
  23. 【請求項23】 プログラムの開始に伴い表示部に表示
    されるウィンドウを管理するための装置であって、 該プログラムに関連して画面のプロパティを予め記憶す
    る記憶部と、 該プログラムの開始指示を受けて該プログラムについて
    のウィンドウを表示する場合に、該記憶部を参照し、記
    憶されている画面のプロパティに従って該表示部におけ
    る表示状態を制御する表示制御部とをそなえて構成され
    ていることを特徴とする、ウィンドウ管理装置。
  24. 【請求項24】 現在の画面のプロパティに代えて該記
    憶部に記憶された画面のプロパティを用いる場合に前記
    現在の画面のプロパティを保存するための保存用記憶部
    を有し、 該表示制御部は、該プログラムの開始指示を受けて該プ
    ログラムについてのウィンドウを表示する際に、該記憶
    部を参照し、現在の画面のプロパティを該保存用記憶部
    に保存してから、記憶されている該プログラムに関連す
    る画面のプロパティに従って該表示部における表示状態
    を制御する表示制御部とをそなえて構成されていること
    を特徴とする、請求項23記載のウィンドウ管理装置。
  25. 【請求項25】 該プログラムを終了/中断して該プロ
    グラムについてのウィンドウを閉じる際には、該表示制
    御部が、該保存用記憶部に保存した画面のプロパティを
    読み出し、その画面のプロパティに従って該表示部にお
    ける表示状態を制御することを特徴とする、請求項24
    記載のウィンドウ管理装置。
  26. 【請求項26】 該記憶部に、前記画面のプロパティと
    してスクリーンセーバーの有効/無効が登録され、該表
    示制御部が、該プログラムについてのウィンドウの表示
    に伴いスクリーンセーバーの有効/無効を変更すること
    を特徴とする、請求項23〜請求項25のいずれか1項
    に記載のウィンドウ管理装置。
  27. 【請求項27】 該記憶部に、前記画面のプロパティと
    してスクリーンセーバーの種類が登録され、該表示制御
    部が、該プログラムについてのウィンドウの表示に伴い
    スクリーンセーバーの種類を変更することを特徴とす
    る、請求項23〜請求項25のいずれか1項に記載のウ
    ィンドウ管理装置。
  28. 【請求項28】 該記憶部に、前記画面のプロパティと
    して、該表示部で表示する背景の種類が登録され、該表
    示制御部が、該プログラムについてのウィンドウの表示
    に伴い背景の種類を変更することを特徴とする、請求項
    23〜請求項25のいずれか1項に記載のウィンドウ管
    理装置。
  29. 【請求項29】 該記憶部に、前記画面のプロパティと
    して、該表示部で表示する像の解像度が登録され、該表
    示制御部が、該プログラムについてのウィンドウの表示
    に伴い解像度を変更することを特徴とする、請求項23
    〜請求項25のいずれか1項に記載のウィンドウ管理装
    置。
  30. 【請求項30】 該記憶部に、前記画面のプロパティと
    して、該表示部で像を表示する際に使用される表示色の
    数が登録され、該表示制御部が、該プログラムについて
    のウィンドウの表示に伴い表示色の数を変更することを
    特徴とする、請求項23〜請求項25のいずれか1項に
    記載のウィンドウ管理装置。
  31. 【請求項31】 プログラムの開始に伴いウィンドウを
    表示する表示部と、 該プログラムに関連して、ウィンドウの表示色を保持す
    る記憶部と、 該プログラムの開始指示を受けると、該記憶部を参照
    し、その表示色で該ウィンドウを表示するように該表示
    部を制御する表示制御部とをそなえて構成されているこ
    とを特徴とする、処理装置。
  32. 【請求項32】 プログラムの開始に伴いウィンドウを
    表示する表示部と、 該プログラムのウィンドウ内におけるフォントのサイズ
    および種類のうちの少なくとも一方をフォント情報とし
    て記憶する記憶部と、 該プログラムの開始指示を受けると、該記憶部を参照
    し、そのフォント情報に従って該ウィンドウを表示する
    ように該表示部を制御する表示制御部とをそなえて構成
    されていることを特徴とする、処理装置。
  33. 【請求項33】 プログラムの開始に伴いウィンドウを
    表示する表示部と、 該プログラムに関連してスクリーンセーバーの有効/無
    効を記憶する記憶部と、 該プログラムについてのウィンドウの表示に伴い、該記
    憶部を参照し、スクリーンセーバーの有効/無効を変更
    する表示制御部とをそなえて構成されていることを特徴
    とする、処理装置。
  34. 【請求項34】 プログラムの開始に伴いウィンドウを
    表示する表示部と、 該プログラムに関連してスクリーンセーバーの種類を記
    憶する記憶部と、 該プログラムについてのウィンドウの表示に伴い、該記
    憶部を参照し、スクリーンセーバーの種類を変更する表
    示制御部とをそなえて構成されていることを特徴とす
    る、処理装置。
  35. 【請求項35】 プログラムの開始に伴いウィンドウを
    表示する表示部と、 該プログラムに関連して該表示部で表示する背景の種類
    を記憶する記憶部と、 該プログラムについてのウィンドウの表示に伴い、該記
    憶部を参照し、該表示部の背景の種類を変更する表示制
    御部とをそなえて構成されていることを特徴とする、処
    理装置。
  36. 【請求項36】 プログラムの開始に伴いウィンドウを
    表示する表示部と、 該プログラムに関連して該表示部で表示する像の解像度
    を記憶する記憶部と、 該プログラムについてのウィンドウの表示に伴い、該記
    憶部を参照し、該表示部の解像度を変更する表示制御部
    とをそなえて構成されていることを特徴とする、処理装
    置。
  37. 【請求項37】 プログラムの開始に伴いウィンドウを
    表示する表示部と、該プログラムに関連して該表示部で
    像を表示する際に使用される表示色の数を記憶する記憶
    部と、 該プログラムについてのウィンドウの表示に伴い、該記
    憶部を参照し、該表示部の表示色の数を変更する表示制
    御部とをそなえて構成されていることを特徴とする、処
    理装置。
  38. 【請求項38】 プログラムの開始に伴いウィンドウを
    表示する表示部と、 該プログラムに関連して画面のプロパティを予め記憶す
    る記憶部と、 該プログラムの開始指示を受けて該プログラムについて
    のウィンドウを表示する場合に、該記憶部を参照し、記
    憶されている画面のプロパティに従って該表示部におけ
    る表示状態を制御する表示制御部とをそなえて構成され
    ていることを特徴とする、処理装置。
  39. 【請求項39】 コンピュータにおいてプログラムの開
    始に伴い表示部に表示されるウィンドウを、該コンピュ
    ータにより管理するためのウィンドウ管理プログラムを
    格納したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、 該ウィンドウ管理プログラムは、 該プログラムの開始指示を受けると、該プログラムの開
    始時に表示されるべきウィンドウの表示色を予め登録さ
    れうる記憶部を、該コンピュータに参照させ、 該コンピュータにより、その表示色で該ウィンドウを該
    表示部に表示させることを特徴とする、ウィンドウ管理
    プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒
    体。
  40. 【請求項40】 コンピュータにおいてプログラムの開
    始に伴い表示部に表示されるウィンドウを、該コンピュ
    ータにより管理するためのウィンドウ管理プログラムを
    格納したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、 該ウィンドウ管理プログラムは、 該プログラムの開始指示を受けると、該プログラムの開
    始時に表示されるべきウィンドウ内におけるフォントの
    サイズおよび種類のうちの少なくとも一方をフォント情
    報として予め登録されうる記憶部を、該コンピュータに
    参照させ、 該コンピュータにより、そのフォント情報に従って該ウ
    ィンドウを該表示部に表示させることを特徴とする、ウ
    ィンドウ管理プログラムを格納したコンピュータ読取可
    能な記録媒体。
  41. 【請求項41】 コンピュータにおいてプログラムの開
    始に伴い表示部に表示されるウィンドウを、該コンピュ
    ータにより管理するためのウィンドウ管理プログラムを
    格納したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、 該ウィンドウ管理プログラムは、 該プログラムの開始指示を受けると、該プログラムに関
    連してスクリーンセーバーの有効/無効を予め登録され
    うる記憶部を、該コンピュータに参照させ、 該コンピュータにより、該プログラムについてのウィン
    ドウの表示に伴いスクリーンセーバーの有効/無効を変
    更させることを特徴とする、ウィンドウ管理プログラム
    を格納したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  42. 【請求項42】 コンピュータにおいてプログラムの開
    始に伴い表示部に表示されるウィンドウを、該コンピュ
    ータにより管理するためのウィンドウ管理プログラムを
    格納したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、 該ウィンドウ管理プログラムは、 該プログラムの開始指示を受けると、該プログラムに関
    連してスクリーンセーバーの種類を予め登録されうる記
    憶部を、該コンピュータに参照させ、 該コンピュータにより、該プログラムについてのウィン
    ドウの表示に伴いスクリーンセーバーの種類を変更させ
    ることを特徴とする、ウィンドウ管理プログラムを格納
    したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  43. 【請求項43】 コンピュータにおいてプログラムの開
    始に伴い表示部に表示されるウィンドウを、該コンピュ
    ータにより管理するためのウィンドウ管理プログラムを
    格納したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、 該ウィンドウ管理プログラムは、 該プログラムの開始指示を受けると、該プログラムに関
    連して該表示部で表示する背景の種類を予め登録されう
    る記憶部を、該コンピュータに参照させ、 該コンピュータにより、該プログラムについてのウィン
    ドウの表示に伴い該表示部の背景の種類を変更させるこ
    とを特徴とする、ウィンドウ管理プログラムを格納した
    コンピュータ読取可能な記録媒体。
  44. 【請求項44】 コンピュータにおいてプログラムの開
    始に伴い表示部に表示されるウィンドウを、該コンピュ
    ータにより管理するためのウィンドウ管理プログラムを
    格納したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、 該ウィンドウ管理プログラムは、 該プログラムの開始指示を受けると、該プログラムに関
    連して該表示部で表示する像の解像度を予め登録されう
    る記憶部を、該コンピュータに参照させ、 該コンピュータにより、該プログラムについてのウィン
    ドウの表示に伴い該表示部の解像度を変更させることを
    特徴とする、ウィンドウ管理プログラムを格納したコン
    ピュータ読取可能な記録媒体。
  45. 【請求項45】 コンピュータにおいてプログラムの開
    始に伴い表示部に表示されるウィンドウを、該コンピュ
    ータにより管理するためのウィンドウ管理プログラムを
    格納したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、 該ウィンドウ管理プログラムは、 該プログラムの開始指示を受けると、該プログラムに関
    連して該表示部で像を表示する際に使用される表示色の
    数を予め登録されうる記憶部を、該コンピュータに参照
    させ、 該コンピュータにより、該プログラムについてのウィン
    ドウの表示に伴い該表示部の表示色の数を変更させるこ
    とを特徴とする、ウィンドウ管理プログラムを格納した
    コンピュータ読取可能な記録媒体。
  46. 【請求項46】 コンピュータにおいてプログラムの開
    始に伴い表示部に表示されるウィンドウを、該コンピュ
    ータにより管理するためのウィンドウ管理プログラムを
    格納したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、 該ウィンドウ管理プログラムは、 該プログラムの開始指示を受けて該プログラムについて
    のウィンドウを表示する際、該プログラムの開始時にお
    ける画面のプロパティを予め登録されうる記憶部を、該
    コンピュータに参照させ、該コンピュータに現在の画面
    のプロパティを保存させてから、 該コンピュータにより、該記憶部に登録されている画面
    のプロパティに応じた表示画面を該表示部に表示させる
    ことを特徴とする、ウィンドウ管理プログラムを格納し
    たコンピュータ読取可能な記録媒体。
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