JP2000075651A - 現像ユニット及び画像形成装置 - Google Patents

現像ユニット及び画像形成装置

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JP2000075651A
JP2000075651A JP10262426A JP26242698A JP2000075651A JP 2000075651 A JP2000075651 A JP 2000075651A JP 10262426 A JP10262426 A JP 10262426A JP 26242698 A JP26242698 A JP 26242698A JP 2000075651 A JP2000075651 A JP 2000075651A
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developing unit
toner
developer
unit
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Hiroyuki Isobe
裕順 磯部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波接合におけるハウジングの変形を矯正
できて、安定した現像剤の塗布を行うことのできる現像
ユニット、及び、該現像ユニットを着脱可能な画像形成
装置を提供すること。 【解決手段】 現像部フレーム21BLはホーン60で
加圧振動されて現像剤収容部21BGと一体に溶着され
る突起部62を一部に備え、前記ホーン60が前記現像
部フレーム21BLと密着する密着領域60aの内端6
0a1と前記突起部62との間の距離をBとし、前記ホ
ーン60が前記現像部フレーム21BLと密着する密着
領域60aの外端60a2と前記突起部62との間の距
離をAとしたとき、B<Aとなるように調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に用
いられる現像ユニット、及び、前記現像ユニットを着脱
可能な画像形成装置に関する。
【0002】ここで、画像形成装置とは、電子写真画像
形成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成するもので
あり、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンター
(LEDプリンター、レーザービームプリンターな
ど)、電子写真ファクシミリ装置、および、電子写真ワ
ードプロセッサーなどが含まれる。
【0003】
【従来の技術】プリンタ等の電子写真画像形成装置は、
帯電器によって一様に帯電された画像担持体(感光ドラ
ム)に選択的な露光をして潜像を形成し、現像器によっ
て前記潜像を現像剤(トナー)で顕像化するとともに該
現像剤による像を記録媒体に転写して画像記録を行う。
そして転写後に画像担持体に残留した現像剤はクリーニ
ングブレードで除去するとともにクリーニング容器内に
現像剤を貯留し表面がきれいな画像担持体によって次の
現像を行うようしている。
【0004】近年では前記画像担持体、帯電器、現像
器、クリーニング部、廃トナーボックス等を一体構造に
まとめてカートリッジ化することにより、ユーザーが前
記カートリッジを装置本体に装填することによって、現
像剤の画像担持体の部品交換を可能とし、メンテナンス
を容易にしたものが実用化されている。
【0005】更に画像担持体の寿命が延びプリント可能
枚数が増えると、供給能力に制限の生じる現像器を独立
なユニットとし、現像ユニットと、画像形成プロセス手
段としての画像担持体、帯電器、クリーニング部を一体
としてドラムユニットとに分け、プロセスカートリッジ
と同様に装置本体の装着とメンテナンスを容易にし、尚
かつそれぞれ主要部品の寿命に則した使いかたがされる
ようになってきている。このドラムユニットにおいてク
リーニングによって発生した廃トナーは画像担持体の寿
命に十分に収納しうる容積のクリーニング容器内に蓄え
られ、ドラムユニット交換時に取り除かれる。
【0006】近年、カラー画像の形成を行うことのでき
るカラー電子写真画像形成装置の需要が増大している。
そして、例えば、4色の現像装置105M,105C,
105Y,105Kがすべてロータリー内に配置されて
いる構成が知られている(例えばUSP.4,707,
108号、USP.5,040,031号等)。
【0007】このような構成は、カラー画像を形成する
うえで非常に有効である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一方、今後のネットワ
ーク対応のカラー電子写真画像形成装置は、カラードキ
ュメントの出力の可否にかかわらず、多量、高速出力に
対応する必要がある。また、1ページ当たりのコスト
も、モノクロ電子写真画像形成装置並みに下げることが
望ましい。
【0009】このような要望に対応するためには、この
装置に使用される消耗品(例えば、現像ユニットや前記
ドラムユニットである画像担持体ユニット、あるいは、
前記現像ユニットや前記画像担持体ユニットを一体に構
成したプロセスカートリッジなど)の長寿命化を図る必
要がある。
【0010】ところで、現像ユニットの有する現像ロー
ラの回転や、現像工程において、ごく微量の現像剤(ト
ナー)が浮遊する。寿命が短い現像ユニットの場合は、
浮遊する現像剤の量は微量なので、現像ローラの周囲を
著しく汚すことはない。
【0011】また、現像ユニットの現像部より現像剤が
万一吹き出しても、現像部の外部へ流出しないように、
現像部フレームに吹き出し防止シート(吹き出し防止手
段)を接着して現像ローラに軽く密着させている。
【0012】しかし、前記吹き出し防止シートが、現像
ローラに対して強く当接した場合は、現像ローラに塗布
された現像剤の一部が吹き出し防止シートにより掻き落
とされて、周囲に現像剤を浮遊させる場合があった。ま
た、強く当接した部分で画像むらが発生する場合があ
る。
【0013】そして、前記吹き出し防止シートが、現像
ローラに強く当接する原因の一つとして、吹き出し防止
シートを接着する現像部フレームの変形があった。これ
は、現像剤収容部と現像部フレームを超音波接合する際
に、発生するものであった。
【0014】一般的に開口部を有する箱形状のものを超
音波接合すると、開口の内側に向かって反る場合が多
い。
【0015】本発明は上記従来技術を更に発展させたも
のであり、その主要な目的は、超音波接合におけるハウ
ジングの変形を矯正できて、安定した現像剤の塗布を行
うことのできる現像ユニット、及び、該現像ユニットを
着脱可能な画像形成装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係わる代表的な構成は、 (1):画像形成装置本体に着脱可能な現像ユニットに
おいて、電子写真感光体に形成された潜像を現像剤によ
り現像するための現像手段と、前記現像剤を収容するた
めの現像剤収容部と、前記現像剤収容部と一体に接合さ
れる現像部フレームと、を有し、前記現像部フレームは
ホーンで加圧振動されて前記現像剤収容部と一体に溶着
される突起部を一部に備え、前記ホーンが前記現像部フ
レームと密着する密着領域の内端と前記突起部との間の
距離をBとし、前記ホーンが前記現像部フレームと密着
する密着領域の外端と前記突起部との間の距離をAとし
たとき、B<Aとなるように調整されることを特徴とす
る現像ユニットである。 (2):現像ユニットを着脱可能で、記録媒体に画像を
形成するための画像形成装置において、a)電子写真感
光体に形成された潜像を現像剤により現像するための現
像手段と、前記現像剤を収容するための現像剤収容部
と、前記現像剤収容部と一体に接合される現像部フレー
ムと、を有し、前記現像部フレームはホーンで加圧振動
されて前記現像剤収容部と一体に溶着される突起部を一
部に備え、前記ホーンが前記現像部フレームと密着する
密着領域の内端と前記突起部との間の距離をBとし、前
記ホーンが前記現像部フレームと密着する密着領域の外
端と前記突起部との間の距離をAとしたとき、B<Aと
なるように調整される現像ユニットを、取り外し可能に
装着するための装着手段と、b)前記記録媒体を搬送す
るための搬送手段と、を有することを特徴とする画像形
成装置である。
【0017】(作用)本発明の現像ユニット及び画像形
成装置にあっては、ホーンが現像部フレームと密着する
密着領域において、該密着領域の外端と突起部との間の
距離Aが該密着領域の内端と突起部との間の距離Bより
も大であるため、現像部フレームの突起部をホーンで加
圧振動させて現像剤収容部と現像部フレームを一体に接
合する際に、ホーンの加圧力(分布荷重)による距離A
のモーメントMが距離Bのモーメントに比べて大きくな
るため、現像部フレームのハウジングの反りを矯正でき
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わるカラー電子
写真画像形成装置を図面に沿って説明する。
【0019】〔画像形成装置の全体の説明〕まずカラー
電子写真画像形成装置の全体構成について、図1を参照
して概略説明する。
【0020】図1はカラートナー画像形成装置の一形態
であるレーザービームプリンターの全体構成説明図であ
る。
【0021】カラーレーザービームプリンターの画像形
成部は、一定速度で回転する電子写真感光体としての画
像担持体(感光ドラム(円筒部材))15と、固定式の
ブラック現像ユニット21Bと、回転可能な3つのカラ
ー現像ユニット(イエロー現像ユニット20Y、マゼン
タ現像ユニット20M、シアン現像ユニット20C)
と、を備えている。
【0022】上記画像形成部の下方には、現像され多重
転写されたカラートナー画像を保持して、給送部から給
送された記録媒体2に更に転写する、中間転写体9が配
置されている。
【0023】そして、カラートナー画像を転写された記
録媒体2を、定着部25へ搬送してカラートナー画像を
記録媒体2に定着し、排出ローラー34,35,36に
よって装置上面の排出部37へ排出する。ここで記録媒
体としては、例えば用紙、あるいはOHPシート等であ
る。
【0024】なお、上記回転可能なカラー現像ユニット
20Y,20M,20C及び固定式のブラック現像ユニ
ット21Bはプリンター本体(画像形成装置本体)10
0に対して各々個別に着脱可能である。また、後述する
給紙ローラー3、給送ローラー4、重送防止のリタード
ローラー5、給送ガイド6、搬送ローラー7、レジスト
ローラー8及び排出ローラー34,35,36によって
搬送手段70が構成されている。
【0025】次に上記画像形成装置の各部の構成につい
て順次詳細に説明する。
【0026】〔画像担持体ユニット〕ドラムユニット1
3は、画像担持体15と、クリーニング部材(クリーニ
ング手段)16を備えるクリーニング装置、帯電部材
(帯電手段)17を備える帯電装置、および、画像担持
体15のホルダーを兼ねるクリーニング装置のクリーナ
容器14とが一体的に構成されている。そして、このド
ラムユニット13は、プリンター本体100に設けた不
図示の装着口からユニット収納部に水平方向に挿入さ
れ、該ユニット収納部内に設けられた装着手段としての
装着ガイド(図示せず)に対して着脱可能に支持されて
いる。したがって、前記ドラムユニット13はプリンタ
ー本体100に対して、ユーザが容易に取り外しでき、
画像担持体15が寿命に至った場合に交換する。
【0027】本実施形態に係わる画像担持体15は、直
径約62mmのアルミシリンダーの外側に有機光導電体
層が塗布されている。そして、画像担持体15のホルダ
ーを兼ねる、クリーニング装置の容器14に回転自在に
支持されている。
【0028】画像担持体15の周面に沿って、クリーニ
ング部材としてのクリーナブレート16、帯電部材とし
ての一次帯電手段17が配置されている。
【0029】また画像担持体15の後方の一方端には、
図示しない駆動モーターが配置されている。この駆動力
を伝達することにより、画像担持体15を画像形成動作
に応じて図示反時計回りに回転させている。
【0030】ここで、クリーナーブレート16は、画像
担持体15に当接しており、トナー画像を転写した後
に、画像担持体15の表面に残留するトナーを除去する
ものである。
【0031】〔帯電手段〕帯電手段17は接触帯電方法
を用いたものである。そして、帯電部材としての帯電ロ
ーラー、例えば、導電ローラーを画像担持体15に当接
させている。
【0032】この帯電ローラーに電圧を印加することに
よって画像担持体15の表面を一様に帯電させる。
【0033】〔露光手段〕上記画像担持体15への露光
はレーザースキャナー部30から行われる。即ち画像信
号がレーザーダイオード(図示せず)に与えられると、
このレーザーダイオードは画像信号に対応する光18を
ポリゴンミラー31へ照射する。
【0034】このポリゴンミラー31はスキャナーモー
ター31aによって高速回転し、ポリゴンミラー31で
反射した光18が、結像レンズ32及び反射ミラー33
を介して一定速度で回転する画像担持体15の表面を選
択的に露光する。その結果、画像担持体15に画像情報
に応じた静電潜像を形成する。
【0035】〔現像機構〕本実施形態の現像機構は、前
記静電潜像を可視像化するために、イエロー色、マゼン
タ色、シアン色、ブラック色の各色現像を可能とする3
個の回転現像ユニット20Y,20M,20Cと1個の
ブラック現像ユニット21Bを備えている。
【0036】そして、カラー画像形成時には、中間転写
体9の1回転毎に現像ロータリー23が回転して、イエ
ロー現像ユニット20Y、マゼンタ現像ユニット20
M、シアン現像ユニット20C、最後に、ブラック現像
ユニット21Bの順で現像工程が行われる。
【0037】〔色現像ユニット〕3個の回転現像ユニッ
ト20Y,20M,20Cはそれぞれ約7000イメー
ジ(A4 ,4%印字)相当のトナーを収容している。
そして、ロータリー回転軸(以下、軸という)22を中
心として回転する保持手段としての現像ロータリー23
に、それぞれ着脱可能に保持されている。この現像ロー
タリー23には、回転現像ユニット20Y,20M,2
0Cをそれぞれ取り外し可能に装着するための装着手段
としての装着ガイド(図示せず)が設けられている。画
像形成に際して、各現像ユニット20Y,20M,20
Cが現像ロータリー23に保持された状態で軸22を中
心に回転移動する。そして、各現像ユニット20Y,2
0M,20Cのうちの所定の現像ユニット20Y,20
M,20Cが、画像担持体15に対向した位置に停止す
る。
【0038】カラートナー画像形成時には中間転写体9
の1回転毎に現像ロータリー23が回転しイエロー現像
ユニット20Y、マゼンタ現像ユニット20M、シアン
現像ユニット20C、次いでブラック現像ユニット21
Bの順で現像工程がなされる。
【0039】図2では、イエロー色の回転現像ユニット
20Yが、画像担持体15に対向した位置に位置決め静
止している状態を示している。回転現像ユニット20Y
は容器内のイエロートナー(イエロー色の現像剤)を送
り部材20YTによって塗布ローラー20YRへ送り込
んでいる。
【0040】図示時計方向に回転する塗布ローラー20
YR及び現像手段としての現像ローラー(円筒部材)2
0YSの外周に圧接された現像ブレード20YBによっ
て、図示時計方向に回転する現像ローラー20YSの外
周にイエロートナーを薄層塗布し、且つ該イエロートナ
ーへ電荷を付与(摩擦帯電)する。
【0041】そして、潜像が形成された画像担持体15
と対向した現像ローラー20YSに、現像バイアスを印
加することにより、潜像に応じて画像担持体15上にイ
エロー色のトナー像を形成する。マゼンタ現像ユニット
20M、シアン現像ユニット20Cについても上記同様
なメカニズムで各色のトナー現像が行われる。
【0042】ここで、イエロー現像ユニット20Yは、
塗布ローラー20YR、現像ブレード20YB、現像ロ
ーラー20YS、及び、イエロートナーを収容するイエ
ロートナー収容部20YGを有している。また同様に、
マゼンタ現像ユニット20Mは、塗布ローラー20M
R、現像ブレード20MB、現像ローラー20MS、及
び、マゼンタトナーを収容するマゼンタトナー収容部M
Gを有している。また、シアン現像ユニット20Cは、
塗布ローラー20CR、現像ブレード20CB、現像ロ
ーラー20CS、及び、シアントナーを収容するシアン
トナー収容部CGを有している(図1参照)。
【0043】また各回転現像ユニット20Y,20M,
20C内の各現像ローラー20YS,20MS,20C
Sは、各現像ユニット20Y,20M,20Cが現像位
置に回転移動されたとき、プリンター本体100に設け
られた各色現像用高圧電源、および駆動部と接続される
(何れも図示せず)。そして、各色現像ユニット20
Y,20M,20C毎に順次選択的に電圧が印加され、
また駆動が接続される。
【0044】〔中間転写体〕中間転写体9は、カラート
ナー画像形成動作時には各現像ユニット20Y,20
M,20Cにより可視化された画像担持体15上のトナ
ー像を4回(Y、M、C、Bの4色の各画像)にわたり
多重転写を受ける。そのため、画像担持体15の外周速
度と同期して図示時計回りに回転している(図1参
照)。
【0045】また、多重転写を受けた中間転写体9は、
電圧を印加された転写ローラー10とによって、記録媒
体2を挟み込み搬送することにより、記録媒体2に中間
転写体9上の各色トナー像を同時多重転写する。
【0046】本実施形態に係わる中間転写体9は、直径
186mmのアルミシリンダー12の外周を中抵抗スポ
ンジや中抵抗ゴム等の弾性層11で覆った構成をしてい
る。この中間転写体9はプリンター本体100に回転自
在に支持され一体的に固定されるギヤ(図示せず)に駆
動を受けて回転する。
【0047】〔クリーニング手段〕クリーニング手段
は、各現像ユニット20Y,20M,20C,21Bの
それぞれの現像ローラー(現像手段)20YS,20M
S,20CS,21BSによって画像担持体15に可視
像化されたトナー像が、中間転写体9に転写された後、
画像担持体15上に残ったトナーをクリーニングするも
のである。その後、クリーニングされた除去トナーは、
クリーナ容器14に蓄えられる。このクリーナ容器14
は、画像担持体15の寿命(約50000イメージ)以
上の除去トナーを収容できる。
【0048】従って、クリーナ容器14は画像担持体1
5が寿命に達した時に同時に一体で交換される。本実施
の形態では、クリーニング部材として、クリーニングブ
レード16を用いている。このクリーニングブレード1
6は、画像担持体15の表面に当接している。
【0049】〔給紙部〕給紙部は、画像形成部へ記録媒
体2を給送するものであり、図1に示すように、複数枚
の記録媒体2を収納した給紙カセット1、給送ローラー
3、給送ローラー4、重送防止のリタードローラー5、
給送ガイド6、搬送ローラー7、レジストローラー8、
から主に構成される。
【0050】画像形成時には給送ローラー3が、画像形
成動作に応じて駆動回転し、給送カセット1内の記録媒
体2を一枚ずつ分離給送すると共に、給送ガイド板6に
よってガイドし、搬送ローラー7を経由してレジストロ
ーラー8に至る。
【0051】画像形成動作中にレジストローラー8は、
記録媒体2を静止待機させる非回転の動作と、記録媒体
2を中間転写体9に向けて搬送する回転の動作とを所定
のシーケンスで行い、次工程である転写工程時のトナー
像と記録媒体2との位置合わせを行う。
【0052】〔転写部〕転写部は、図1に示すように、
転写部材として揺動可能な転写ベルト10を備えてい
る。転写ベルト10は、表層が高抵抗(表面抵抗が10
9〜1013Ω)のゴムで形成されたベルトであり、図示
上下に揺動可能で且つ回転する。
【0053】上記中間転写体9上のトナー像を形成して
いる間、即ち中間転写体9が複数回回転する間は、その
画像を乱さぬよう、図示実線にて示すよう転写ベルト1
0は下方に位置し中間転写体9とは離れている。
【0054】詳しくは、前記中間転写体9上に4色のト
ナー像を形成している間、即ち、中間転写体9が複数回
回転する間は、そのトナー像を乱さぬよう、転写ベルト
10は中間転写体9に対して下方に待避している。
【0055】前記中間転写体9上に4色のトナー像が形
成し終わった後、転写ベルト10は、記録媒体2にカラ
ートナー画像を転写するタイミングに合わせて、図示し
ないカム部材により図示細線が示す上方の位置で記録媒
体2を介して中間転写体9に所定の圧で押しつけられ
る。この時同時に転写ベルト10には、バイアスが印加
されるので中間転写体9上のトナー像は記録媒体2に転
写される。
【0056】ここで中間転写体9と転写ベルト10は、
各々駆動されている。そのため、両者に挟まれた状態の
記録媒体2は転写工程が行われると同時に、図示左方向
に所定の速度で搬送され次工程である加熱定着器にむけ
て搬送される。
【0057】〔定着部〕前記各現像ユニット20Y,2
0M,20C,21Bのそれぞれの現像ローラー(現像
手段)20YS,20MS,20CS,21BSによっ
て画像担持体15に形成されたトナー像は、中間転写体
9を介して記録媒体2上に転写される。そして、加熱定
着器25は、記録媒体2に転写されたトナー像を熱を用
いて記録媒体2に定着させる。
【0058】図1に示すように、加熱定着器25は、記
録媒体2に熱を加えるための定着ローラー26と記録媒
体2を定着ローラー26に圧接させるための加圧ローラ
ー27を備えており、各ローラー26,27は中空ロー
ラーである。その内部にそれぞれヒータ28,29を有
している。そして、回転駆動されることよって同時に記
録媒体2を搬送する。
【0059】即ちトナー像を保持した記録媒体2は定着
ローラー26と加圧ローラー27とにより搬送されると
共に、熱及び圧力を加えられることによりトナー像が記
録媒体2に定着される。
【0060】〔ブラック現像ユニット〕本実施形態のブ
ラック現像ユニット21Bは、プリンター本体100に
取り外し可能に固定して装着されている。即ち、ブラッ
ク現像ユニット21Bは、プリンター本体100に設け
た不図示の装着口からユニット収納部に水平方向に挿入
され、該ユニット収納部内に設けられた装着手段として
の装着ガイド(図示せず)に対して着脱可能に支持され
ている。ここで、ブラック現像ユニット21Bは、ブラ
ック色トナーを収納する現像剤収容部としてのトナー収
容部21BGと前記現像ローラー21BSとを有してい
る(図2参照)。
【0061】図2に示すように、ブラック現像ユニット
21Bは、容器内のトナーを第2攪拌部21BNの第2
の送り部材21BUにより第1攪拌部21BMに送り込
み、そのトナーを第1の送り部材21BTにより開口部
21BAを介して現像ローラー21BS方向へ送り込
む。そして、現像ローラー21BSの外周に圧接された
塗布ブレード(塗布手段)21BBによって、現像ロー
ラー21BSの外周面にトナーを塗布し、且つトナーへ
電荷を付与(摩擦帯電)する(図2及び図3参照)。
【0062】そして、現像ローラー21BSに現像バイ
アスを印加することにより、画像担持体15の静電潜像
に対応して反転現像(ジャンピング現像)を行い、画像
担持体15の表面にブラックトナーによるトナー像を形
成する。
【0063】ブラック現像ユニット21Bの現像ローラ
ー21BSの両端部には、図22に示すようにスペーサ
コロ21BKが同軸に配置されており、スペーサコロ2
1BKの外径は現像ローラー21BSの外径に対してわ
ずかに大きくなっている。
【0064】このスペーサコロ21BKが画像担持体1
5の外周面に当接することにより、現像ローラー21B
Sは、画像担持体15に対し微少間隔(300μm程
度)が確保される。
【0065】そして、画像担持体15の静電潜像に対応
してブラックトナーによるトナー像を形成する。この画
像担持体15と現像ローラー21BS間に微少間隔を設
ける構成は、他色についても同様である。
【0066】ここで、ブラック現像ユニット21Bのト
ナー容量は、トナー消費量を考慮して、他の回転現像ユ
ニット20Y,20M,20Cのトナー容量の約2倍以
上の17000イメージ(A4サイズ,4%)相当分の
トナーとしている。
【0067】また、ブラック現像ユニット21Bの設置
位置は、図1に示すように露光装置であるレーザスキャ
ナー部30と回転現像ユニット20Y,20M,20C
の中間である。
【0068】このようにブラック現像ユニット21Bを
配置することによって、回転現像ユニット20Y,20
M,20Cが回転する際に、仮にトナーが漏れることが
あっても、レーザースキャナー部30等の光学部品にト
ナー飛散することを防止している。
【0069】これにより、トナーがポリゴンミラー31
や結像レンズ32、反射ミラー33等に付着し潜像形成
の妨げになることを防止し、鮮明な出力画像を得ること
ができる。
【0070】〔トナー収容部の底部への浮遊トナー付着
防止策〕前記ブラック現像ユニット21Bは、図1及び
図2に示すように、プリンター本体100に装着された
状態でトナー収容部21BGの底部21BG1が現像ロ
ータリー23と対向している。このため、現像ロータリ
ー23に保持された現像ユニット20M,20Y,20
Cより飛散してプリンター本体100内に浮遊する色ト
ナーがブラック現像ユニット21Bの底部21BG1に
付着することがある。
【0071】そこで、本実施形態では、図2及び図4に
示すように、トナー収容部21BGの底部21BG1の
底面に低抵抗部材である低抵抗のカバーシート21BR
を接着している。本実施形態では、カバーシート21B
Rは、表面抵抗が106Ω以下(具体的には表面抵抗率
1013Ω/□以下)の超高分子ポリエチレンシート材で
構成されている。
【0072】前記カバーシート21BRは、低抵抗であ
るため、その表面が著しく帯電することがない。また、
超高分子ポリエチレンシート材などの低摩擦係数のシー
ト材によって構成されているので、表面の滑り性に優れ
ている。この二つの特性により、プリンター本体100
内に浮遊する色トナーの付着を防止している。
【0073】このようにトナー収容部21BGの底部2
1BG1への色トナーの付着を防止できるので、ユーザ
ビリティに優れたブラック現像ユニット21Bを実現で
きる。
【0074】また、カバーシート21BRには、図示し
ていないが少なくとも1箇所に穴が設けてある。このよ
うにカバーシート21BRの所望の位置に少なくとも1
箇所穴を設けることで、カバーシート21BRをトナー
収容部21BGの底部21BG1に接着する際に、カバ
ーシート21BRとトナー収容部21BGのハウジング
の空間の空気を抜くことができ、接着時にカバーシート
21BRに皺などが発生することを防止できる。また、
昇温により、カバーシート21BRとトナー収容部21
BGのハウジングの空間の空気が膨張し、カバーシート
21BRが膨らむことを防止できる。
【0075】〔ブラック現像ユニットのハウジング構
成〕ブラック現像ユニット21Bは、図23に示すよう
に、トナー収容部21BGと現像部フレーム21BLが
超音波接合法で一体に結合されている。
【0076】前記現像部フレーム21BLの一部には突
起部62が形成されており、前記突起部62がトナー収
容部21BGのハウジングの一部に設けた凹部63の底
面63aに当接している。
【0077】この状態で、トナー収容部21BGのハウ
ジングの一部を受台61で保持し、現像部フレーム21
BLの一部をホーン60で加圧振動させると、前記突起
部62が凹部63内で溶けて、トナー収容部21BGと
現像部フレーム21BLが接合される。
【0078】ここで、図22を参照して、トナー収容部
21BGと現像部フレーム21BLの従来の超音波接合
法を説明する。
【0079】トナー収容部21BGと現像部フレーム2
1BLとの接合は、現像部フレーム21BLに設けた吹
き出し防止シート21BF側において、ホーン61が現
像部フレーム21BLと密着する密着領域60aの内端
60a1と前記現像部フレーム21BLの突起部62と
の間の距離をBとし、前記ホーン61が現像部フレーム
21BLと密着する密着領域60aの外端60a2と前
記現像部フレーム21BLの突起部62との間の距離を
Aとしたとき、B≧Aとなるように調整し、かつ前記現
像部フレーム21BLの吹き出し防止シート21BFの
反対側において、ホーン61が現像部フレーム21BL
と密着する密着領域60bの内端60b1と前記現像部
フレーム21BLの突起部62との間の距離をBとし、
前記ホーン61が現像部フレーム21BLと密着する密
着領域60bの外端61b2と前記現像部フレーム21
BLの突起部62との間の距離をAとしたとき、B<A
となるように調整して、その状態でトナー収容部21B
Gと現像部フレーム21BLを超音波接合していた。
【0080】しかしながら、このような超音波接合法で
は、現像部フレーム21BLの密着領域60a,60b
でのホーン60の加圧力(分布荷重)による距離Bのモ
ーメントMが距離Aのモーメント(図示せず)に比べて
共に大きいため、現像部フレーム21BLのハウジング
が矢印Aにて示す開口内側に変形してしまい、その結
果、吹き出し防止シート(吹き出し防止手段)21BF
が図示しない現像ローラー21BSに強く当接すること
となって、現像ローラー21BSに塗布されたブラック
トナーの一部を掻き落として、ブラックトナーの浮遊の
原因になったり、あるいは、強く当接した部分で画像む
らが発生したりする原因となっていた。
【0081】そこで、本実施形態においては、トナー収
容部21BGと現像部フレーム21BLを接合する際
に、図23に示すように、前記ホーン60が前記現像部
フレーム21BLと密着する密着領域60aの内端60
a1と前記突起部62との間の距離をBとし、前記ホー
ン60が前記現像部フレーム21BLと密着する密着領
域60aの外端60a2と前記突起部62との間の距離
をAとしたとき、B<Aとなるよう調整している。
【0082】先に述べたような接合の調整を行うことに
より、現像部フレーム21BLの反りを少なくすること
ができる。即ち、本実施形態による超音波接合法では、
現像部フレーム21BLの密着領域60aでのホーン6
0の加圧力(分布荷重)による距離AのモーメントMが
距離Bのモーメント(図示せず)に比べて大きくなるた
め、現像部フレーム21BLのハウジングが図23に示
す矢印Aの開口内側に変形することを矯正できる。その
結果、現像フレーム21BLに接着される吹き出し防止
シート21BFの反りが少なくなり、吹き出し防止シー
ト21BFを現像ローラー21BSに対して、安定して
当接させることができる。
【0083】これにより、現像ローラー21BSに対し
て安定したブラックトナーの塗布を行うことが可能とな
り、現像ローラー21BSに塗布されたブラックトナー
の一部を吹き出し防止シート21BFが掻き落とすこと
によるブラックトナーの浮遊や飛散の発生、あるいは、
吹き出し防止シート21BFが強く当接した部分での画
像むらの発生を抑止することができる。
【0084】前述した接合法はイエロー現像ユニット2
0Y、マゼンタ現像ユニット20M、及び、シアン現像
ユニット20Cにも好適に適用できる。
【0085】〔現像部の攪拌部材支持構造〕また、現像
部21BVには、図2、図3及び図5に示すように、攪
拌部材(現像剤攪拌部材)21BHと回転部材21BI
が配置されている。本実施形態の攪拌部材21BHは、
図6に示すように、その一端部21BH1が、現像部フ
レーム21BLの穴21BCに支持され、他端部21B
H2が回転部材21BIの穴21BI1に支持されてい
る。そして、前記攪拌部材21BHは前記回転部材21
BIに対して軸方向に動かぬよう固定されている。
【0086】具体的には、図18に示すように、攪拌部
材21BHの他端部21BH2の一部21BH2aがプ
レスされ太くなっており、この太い部分21BH2aを
回転部材21BIの穴21BI1に圧入している。本実
施形態においては、前記攪拌部材21BHの太い部分2
1BH2aの高さ寸法をDとし、回転部材21BIの穴
21BI1の径をHとすると、D−H≧0.1mmの寸
法関係となるようにしている。
【0087】上記寸法関係にすることにより、攪拌部材
21BHの回転部材21BIに対する引き抜き強度を、
500gfとすることができる。
【0088】一方、現像部フレーム21Bの穴21BC
は、図17に示すようなテーパ形状となっており、攪拌
部材21BHの一端部21BH1が面摺動しないように
している。具体的には、攪拌部材21BHの一端部21
BH1の周面に対してα=2°以上のテーパ角度となっ
ている。
【0089】また、本実施形態においては、現像部フレ
ーム21BLの穴21BCの深さをL1とし、攪拌部材
21BHの一端部21BH1のストレート部の長さをL
2としたとき、L2>L1となっている。このような寸
法関係にすることにより、攪拌部材21BHの一端部2
1BH1の曲げ根本21BH3が、現像部フレーム21
BLの穴入口と軸方向で干渉することを防止している。
【0090】また、現像部フレーム21BLの穴21B
Cの入口は、面取り21BC1を付けて攪拌部材231
BHの曲げ根本21BH3に対しより積極的に逃がすこ
とにより、攪拌部材21BHの曲げ根本21BH3との
干渉が発生しないようにしている。
【0091】なお、本実施形態の攪拌部材21HBは、
組み立て後に現像部フレーム21BLより脱落しないよ
うに、回転部材21BIの内側に抜け止め部材としてス
トッパー21BJが止められている。
【0092】上述したように本実施形態による攪拌部材
支持構造は、攪拌部材21BHを回転部材21BIに対
して軸方向に動かぬよう固定しているので、攪拌部材2
1BHの軸方向への往復運動を抑止することできる。こ
れにより、現像部フレーム21BLの穴21BCの中に
積極的にブラックトナーを押し込むことがない。
【0093】また、現像部フレーム21BLの穴21B
Cに攪拌部材21BHの一端部21BH1の周面に対し
て2°以上のテーパ角度を付けたので、攪拌部材21B
Hの回転動作に伴ってブラックトナーを穴21BCから
排出できる上、攪拌部材21BHの一端部21BH1の
円周面が穴21BCに対して面接触とならないので、ブ
ラックトナーが穴21BCの内面に固着することを低減
できる。
【0094】また、現像部フレーム21BLの穴21B
Cの深さをL1と攪拌部材21BHの一端部21BH1
のストレート部の長さL2の寸法関係をL2>L1とし
たので、攪拌部材21BHの曲げ根本21BH3が現像
部フレーム21BLの穴21BCの入口と軸方向で干渉
することを回避でき、現像部フレーム21BLの穴21
BCの入口でブラックトナーが固着するような事態を防
止できる。
【0095】前述した攪拌部材支持構造はイエロー現像
ユニット20Y、マゼンタ現像ユニット20M、及び、
シアン現像ユニット20Cにも好適に適用できる。
【0096】なお、本実施形態では、攪拌部材21BH
の一端部21BH1を支持するために現像部フレーム2
1BLに穴21BCを形成したが、現像部フレーム21
BLに該穴21BCに代えて溝を形成することによって
攪拌部材21BHの一端部21BH1を支持するように
構成することもできる。
【0097】〔現像部のトナー補集策〕また、現像部2
1BVには、図2、図3及び図5に示すように、前記攪
拌部材21BH以外に、前記現像ローラー21BSと、
前記塗布ブレード21BBと、現像ローラー21BSを
保護する開閉可能なシャッター(保護部材)21BOな
どが配置されている。シャッター21BOは、図4、図
6及び図26に示すように、現像部フレーム21BLに
シャッター軸21BQを介して開閉可能に支持されてお
り、ブラック現像ユニット21Bがプリンター本体10
0に装着された際に開いて現像ローラー21BSを露出
させ、ブラック現像ユニット21Bをプリンター本体1
00から取り外した際に閉じて現像ローラー21BSを
保護するものである。
【0098】そして、本実施形態においては、図3に示
すように、現像剤補集手段としてのマグネットシート4
2を、現像ローラー21BSの表面から15mm以内に
配置している。例えば、現像部フレーム21BLの一部
や、シャッター21BQの一部、あるいは、塗布ブレー
ド21BBの一部に接着して取り付けることができる。
【0099】前記マグネットシート42の全長は、現像
ローラー21BS上に塗布されたブラックトナーの塗布
領域(コート長)より長くなっている。また、マグネッ
トシート42は、現像ローラー21BSの軸線と平行に
配置されている。
【0100】このようにマグネットシート42を配置す
ることにより、現像ローラー21BSから浮遊するトナ
ー(現像ローラー21BSの周囲に浮遊するトナー)を
マグネットシート42の磁力による吸着作用を利用して
積極的に補集(捕捉)することができる。これにより、
ブラックトナーによるブラック現像ユニット21Bのハ
ウジングの汚れや、ブラック現像ユニット21Bの近傍
に配置されるドラムユニット13の外面の汚損を防ぐこ
とができる。
【0101】このように現像部21BV内に現像剤補集
手段としてのマグネットシート42を配置することによ
って現像部21BV以外の他の領域にブラックトナーが
付着することを防ぐことができる。
【0102】〔落下による開封シール部材へのトナー圧
低減策(1)〕トナー収容部21BGは、図7に示すよ
うに、上下に開口部21BAが形成されており、上側の
開口部21BAは、蓋21BDが接合されて封止され、
下側の開口部21BAは、開封シール部材43が接着さ
れて封止される。
【0103】ブラック現像ユニット21Bのプリンター
本体100に対する取り外し方向は、ブラック現像ユニ
ット21Bの長手方向(現像ローラー21BSの軸線方
向)と同一となっている。
【0104】下側の開口部21BAの真上には、ブラッ
ク現像ユニット21Bの長手方向においてトナー収容部
21BGの内部を複数の収容室に仕切る仕切り部材44
が設けられている。この仕切り部材44は、ブラック現
像ユニット21Bのプリンター本体100への取り外し
方向に延びる第1の隔壁44Aと、ブラック現像ユニッ
ト21Bのプリンター本体100への取り外し方向に対
して垂直な方向に延びる複数の第2の隔壁44Bとから
構成されている。
【0105】仕切り部材44の第1の隔壁44Aは、そ
の壁面が前記下側の開口部21BAの開口面積より大き
くなるように形成されている(図5参照)。
【0106】また、第1の隔壁44Aは、図5に示すよ
うに、その壁面が前記開封シール部材43の接着面に対
して30°以下の傾斜角度(本実施形態では、約15°
の傾斜角度)をもち、かつ、プリンター本体100の水
平面Hに対しては65°以下の傾斜角度(本実施形態で
は、約55°の傾斜角度)をもつように配置されてい
る。
【0107】このように第1の隔壁44Aをトナー収容
部21BG内に上述の如き形成して配置したので、物流
時のブラック現像ユニット21Bへの衝撃や振動によっ
て開封シール部材43側へ移動しようとするブラックト
ナーが第1の隔壁44Aの壁面に当たることとなって、
ブラックトナーの開封シール部材43側への移動を第1
の隔壁44Aによって阻止することができる。
【0108】これにより、開封シール部材43へのブラ
ックトナーによる粉圧を低減でき、ブラックトナーの粉
圧による開封シール部材43の破断などを好適に防止で
きる。
【0109】また、仕切り部材44の第2の隔壁44B
は、トナー収容部21BG内においてブラック現像ユニ
ット21Bのプリンター本体100への取り外し方向に
対して垂直な方向に複数設けてあるので、各第2の隔壁
44B間のトナー収容室にブラックトナーを分配するこ
とができ、トナー収容部21BG内でのブラックトナー
の偏りを低減できる。
【0110】〔落下による開封シール部材へのトナー圧
低減策(2)〕また、トナー収容部21BGの内部に
は、第1攪拌部21BMと第2攪拌部21BNがあり、
それぞれの攪拌部21BM,21BNに第1の送り部材
21BTと第2の送り部材21BUが回転可能に支持さ
れている。
【0111】本実施形態では、第2の送り部材21BU
の回転半径方向の最端部(最先端部)は、前記仕切り部
材44の第1の隔壁44Aの先端部に対向するように停
止している(図5参照)。
【0112】さらに、第1の送り部材21BTと第2の
送り部材21BUは、互いに約90°(具体的には90
°±15°)の回転角度の位相差を設けている。詳しく
は、第1の送り部材21BUは、第2の送り部材21B
Tに対して上流側に約90°回転した位置に停止してい
る。
【0113】工場では、前記第1の送り部材21BTと
第2の送り部材21BUを先に述べた停止位置に調整し
て、出荷している。
【0114】このように第2の送り部材21BUを最端
部が第1の隔壁44Aの先端部と対向するように停止さ
せ、かつ第2の送り部材21BUを第1の送り部材21
BTに対して約90°上流側に回転の位相をずらして停
止させているため、前記トナー収容部21BG内に第1
の隔壁44Aと第2の送り部材21BUと第1の送り部
材21BTとで大略蛇行状の空間部が形成される。それ
故、物流時のブラック現像ユニット21Bへの衝撃や振
動によって開封シール部材43側へ移動しようとするブ
ラックトナーが第1の隔壁44A、第2の送り部材21
BU、或いは第1の送り部材21BUに当たることとな
って、ブラックトナーの開封シール部材43側への移動
を第1の隔壁44A、第2の送り部材21BU及び第1
の送り部材21BUによって阻止することができる。
【0115】前記第1の送り部材21BTと前記第2の
送り部材21BUのそれぞれの駆動軸21BWは、図7
に示すように、トナー収容部21BGの側面の穴21B
G1にオイルシール21BEと共に挿入される。第1及
び第2の送り部材21BT,21BUは駆動軸21BW
により駆動を受けて回転される。
【0116】〔開封シール部材の構成〕開封シール部材
43は、図7及び図8に示すように、トナー収容部21
BGの下側の開口部21BAを密封状態にカバー(封
止)する第1のシート部材としてのフィルム43Aと、
第2のシート部材としての可撓性部材であるテープ43
Bとを熱溶着して一体化し、引き裂きシール部材として
構成している。フィルム43Aは、一方向への引き裂き
性を有する、一軸延伸されたフィルム材、又はシート材
を利用している。例えば、一軸延伸ポリエチレン、一軸
延伸ポリプロピレン、一軸延伸発泡ポリプロピレン等を
用いている。
【0117】またテープ43Bはフィルム43Aを引き
裂くのに十分な強度を有していることが必要であり、フ
ィルム43Aの約3倍程度の引張強度をもつことが望ま
しい。その材料として、例えば、二軸延ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、二軸延伸ナイロン等の各種フィルム
又はシート材が用いられている。
【0118】フィルム43Aとテープ43Bは、図10
に示すように、トナー収容部21BGの下側の開口部2
1BAに沿う4辺が連続する長方形状の接合部(第1の
接合部)45により接合されており、テープ43Bの自
由端側がフィルム43Aに対して折り返されている。折
り返されたテープ43Bの自由端側を引っ張ると、フィ
ルム43Aはテープ43Bの幅を保って一定方向に引き
裂かれる。
【0119】本実施形態では、図10、図11及び図2
5に示すように、フィルム43Aとテープ43Bとに、
前記4辺からなる長方形状の接合部45以外に、テープ
43Bの折り返し部43B1の近傍にスポット的に接合
された接合部(第2の接合部)46を不連続に設けてい
る。この第2の接合部46により、テープ43Bを引き
裂く際に、図24に示すフィルム43Aの折り返し部4
3B1近傍に発生する未接合の余白部43A1が二重三
重に折り重なることを防止することができる。
【0120】これによりテープ43Bを途中で引っかか
ることなくスムースに引き抜くことができ、トナー収容
部21BGの下側の開口部21BAを安定して開封する
ことができる。
【0121】なお、図11において、47はフィルム4
3Aをトナー収容部21BGに接着する接着領域を示
す。
【0122】ところで、フィルム43Aとテープ43B
の引っ張り延び量を比較すると、フィルム43Aのほう
がテープ43Bよりも伸縮性が大きい。例えば、ブラッ
ク現像ユニット21Bを落下させると、ブラックトナー
が容器内に偏り、その粉圧で開封シール部材43が膨ら
む。この膨らみ量が大きいほど、フィルム43Aの破断
を抑えることができる。
【0123】本実施形態においては、図12及び図13
に示すように、前記4辺からなる長方形状の接合部45
の隣合う2辺が交差する角部を円弧形状の接合部45a
に形成している。この円弧形状の接合部45aにより、
物流時の衝撃や振動などによってブラックトナーの粉圧
がフィルム43Aに作用しても、前記円弧状の接合部分
45aがトナーの粉圧作用方向に膨らみ易くなり、開封
シール部材43の短手方向(接合部45の短い2辺が延
びる方向、即ち、開封シール部材43の幅方向)の伸び
量を増すことができる。これにより物流時の衝撃や振動
で開封シール部材43が接合部45の角部で破断するこ
とを防止できる。
【0124】また、本実施形態においては、図14及び
図15に示すように、前記4辺からなる長方形状の接合
部45の短い2辺のそれぞれに円弧状の屈曲部45bを
形成している。この円弧状の屈曲部45bにより、物流
時の衝撃や振動などによってブラックトナーの粉圧がフ
ィルム43Aに作用しても、前記2辺のそれぞれの屈曲
部45bがブラックトナーの粉圧作用方向に膨らみ易く
なり、開封シール部材43の短手方向(接合部45の短
い2辺が延びる方向、即ち、開封シール部材43の幅方
向)の伸び量を増すことができる。これにより物流時の
衝撃や振動で開封シール部材43が接合部45の短い2
辺で破断することを防止できる。
【0125】以上のような構成を採用することにより、
多量のブラックトナーを収納することのできる大容量の
トナー収容部21BGをブラック現像ユニット21Bに
備えることができる。
【0126】なお、本実施形態においては、接合部45
の短い2辺のそれぞれに屈曲部45bを一箇所形成して
いるが、前記屈曲部45bを複数箇所に形成してもよ
い。
【0127】前述した開封シール部材43のフィルム4
3Aとテープ43Bとの接合構造はイエロー現像ユニッ
ト20Y、マゼンタ現像ユニット20M、及び、シアン
現像ユニット20Cにも好適に適用できる。
【0128】〔トナーシール部材(現像剤シール部材)
の構成〕本実施形態に係わる現像剤シール部材としての
トナーシール部材40の構成について説明する。
【0129】図19に示されるように、トナーシール部
材40は、第1層40Aと第2層40Cに分かれてい
る。第1層40Aは、低摩擦係数と耐摩耗性を有する繊
維であり、フッ素樹脂繊維、ポリエステル、アクリル、
ナイロン等の合成繊維や、レーヨン等の化学繊維、又は
これらを混綿したものが望ましい。
【0130】一般的には、フッ素樹脂繊維を使用するこ
とが望ましく、例えば、ポリテトラフルオロエチレン
(PTFE)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオ
ロプロピレン共重合体(FPT)、テトラフルオロエチ
レン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体
(PFA)、テトラフルオロエチレン共重合体(ETF
E)などを用いることができる。
【0131】本実施形態では第1層40AにPTFEを
混綿しフェルト化したものを用いている。図20に示す
ように、前記フェルトは、フォークニードル41を用い
てフェルト面よりその繊維を0.5〜5mmの高さに突
き出し、ループ状の起毛40ACを形成させている。
【0132】次に、起毛保持処理を行い、ロールプレス
RP等を使用して、ループ状の起毛40ACを一定方向
に、即ち、現像ローラー21BSの軸線方向と同一方向
に寝かせ、生地厚さを均一にしている。さらに、現像剤
シール部材40の起毛40ACの寝かせ方向は、現像ロ
ーラー21BSの内側に向いている。
【0133】そして、前記第1層40Aと、クッション
材である第2層40Cのポリウレタンフォーム(例え
ば、イノアック社製のポロンなど)を、基材を有しない
両面テープ40B(例えば、日東電工社製のNo.56
19、住友3M社製のF−69PCなど)で接合する。
【0134】更に、第2層40Cの外側(第1層40A
の反対側)に、前述と同じ基材を有しない両面テープ4
0Dを接着する。
【0135】トナーシール部材40は、図21に示され
るように、トナー収容部21BGの下側の開口部21B
Aの外側で現像部フレーム21BLに現像ローラー21
BSの円周面(外周面)に沿って屈曲した状態に前記両
面テープ40Dにより固定されている。前記開口部21
BAからブラックトナーが現像ローラー21BSに供給
されるが、現像ローラー21BSの円周面(外周面)の
一部(ブラックトナーの塗布領域外(ブラックトナーの
担持領域外)の一部)に第1層40Aのフェルト面の起
毛40ACが密着している。
【0136】このように現像部フレーム21BLに固定
されたトナーシール部材40は、第1層40Aのフェル
ト面のループ状の起毛40ACが現像ローラー21BS
の外周面のブラックトナーを補集し、ブラックトナーの
外部への流出を防ぐ。
【0137】また、第1層40Aのループ状の起毛40
ACの寝かせ方向を現像ローラー21BSの長手方向の
内側に向かせているため、ブラックトナーの流出方向の
抵抗を増すことができ、ブラックトナーの流出をより防
ぐことができる。
【0138】また、第1層40Aと第2層40Cの接合
に基材を有しない両面テープ40Bを用いているため、
トナーシール部材40を現像部フレーム21BLに現像
ローラー21BSの円周面に沿い屈曲させて固定した場
合に、第1層40Aのフェルト面の表面に皺が発生する
ことを防ぐことができる。
【0139】また、第2層40Cの外側に基材を有しな
い両面テープ40Dを接着したことにより、トナーシー
ル部材40を現像ローラー21BSの円周面に沿うよう
屈曲させて現像部フレーム21BLに正確に固定するこ
とができる。
【0140】本実施形態では、トナーシール部材40を
ブラック現像ユニット21Bの現像ローラー21BSの
両端部に配置しているが、イエロー現像ユニット20
Y、マゼンタ現像ユニット20M、及び、シアン現像ユ
ニット20Cなどの色現像ユニットの各現像ローラー2
0YS,20MS,20CSの長手方向の両端部、ある
いは、プロセスカートリッジとしての画像担持体15の
長手方向の両端部に配置してもよいことは言うまでもな
い。このように前述の如き構成のトナーシール部材40
を現像ローラー20YS,20MS,20CS、あるい
は、画像担持体15の長手方向の両端部に配置すること
で、前述したトナーシール部材40で得られる効果と同
様な効果を得ることができる。
【0141】〔シャッターの構成〕ところで、ブラック
現像器21Bには、前述したように現像ローラー21B
Sを保護するためのシャッター21BOが、回転移動が
可能なように保持されている(図2、図5及び図26参
照)。図26に示すように、ブラック現像器21Bのリ
ア側に配置されるホルダー21BYには、シャッター開
閉部材21BPが回転可能に取り付けられ、バネ(不図
示)により一方向に押されている。
【0142】また、シャッター軸21BQは、ブラック
現像器21Bのフロント側に配置されるホルダー21B
Xにまたがって配置され、現像ローラー21BSの軸線
と同軸線上に設けられ図示しない取り付け部材で回転可
能に支持されている。
【0143】この状態で、シャッター開閉部材21BP
の他端部(アーム先端)21BP1を、画像担持体15
の母線と直角な方向に回転モーメントを与えると、シャ
ッター開閉部材21BPが回転し、シャッター21BO
がスムーズに回転移動する。
【0144】前記シャッター開閉部材21BPの回転を
実現するために、本実施形態においては、プリンター本
体100に設けた揺動ガイド部50に開閉案内部材51
を配置している(図2参照)。開閉案内部材51は、揺
動ガイド部50に固定されており、緩やかな斜面で形成
された壁面となっている。
【0145】使用者がブラック現像ユニット21Bを揺
動ガイド部50にある程度挿入すると、前記開閉案内部
材51に対して、シャッター開閉部材21BPのアーム
先端21BP1が当接する。更に、ブラック現像ユニッ
ト21Bの挿入を続けると、シャッター開閉部材21B
Pのアーム先端21BP1は、開閉案内部材51に形成
された緩やかな斜面に沿って移動することになる。
【0146】本実施形態の保護部材としてのシャッター
21BOは、表面抵抗率105から1013Ω/□であ
る、永久帯電防止樹脂で成形されている。シャッター2
1BOを永久帯電防止樹脂で成形したことにより、ゴ
ミ、ケバなどがシャッター21BOに静電的に付着する
ことを防ぐことができる。
【0147】永久帯電防止樹脂に用いる親水性ポリマー
としては、例えば、ポリエチレングリコールメタクリレ
ート共重合体、ポリ(エチレンオキシド/プロピレンオ
キシド)共重合体、ポリエチレングリコール系ポリアミ
ド、ポリエチレングリコール系ポリエステルアミド、ポ
リ(エピクロルヒドリン/エチレンオキシド)共重合体
などがある。
【0148】(他の実施の形態)前述した実施の形態で
は、電子写真画像形成装置としてカラートナー画像形成
装置を例示したが、本発明はこれに限定する必要はな
く、例えばモノクロの電子写真画像形成装置、電子写真
複写機、電子写真ファクシミリ装置、或いは、電子写真
ワードプロセッサー等の電子写真画像形成装置において
も同様の構成を採用することができる。
【0149】また、電子写真感光体としては、前記感光
ドラム(画像担持体)に限定されるなく、例えば次のも
のが含まれる。先ず感光体としては光導電体が用いら
れ、光導電体としては例えばアモルファスシリコン、ア
モルファスセレン、酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導
電体(OPC)等が含まれる。また前記感光体を搭載す
る形状としては、例えばドラム状またはベルト状のもの
が用いられており、例えばドラムタイプの感光体にあっ
ては、アルミ合金等のシリンダ上に光導電体を蒸着或い
は塗工等を行ったものである。
【0150】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0151】また帯電手段の構成も、前述した実施の形
態では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として従
来から用いられているタングステンワイヤーの三方周囲
にアルミ等の金属シールドを施し、前記タングステンワ
イヤーに高電圧を印加することによって生じた正または
負のイオンを感光体ドラムの表面に移動させ、該ドラム
の表面を一様に帯電する構成を用いても良いことは当然
である。
【0152】なお、帯電手段としては前記ローラ型以外
にも、ブレード(帯電ブレード)、バッド型、ブロック
型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0153】また感光ドラムに残留するトナーのクリー
ニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気ブ
ラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0154】また、前述したプロセスカートリッジとし
てのドラムユニットとは、例えば電子写真感光体と、該
電子写真感光体に作用する少なくとも1つのプロセス手
段と、を備えたものである。従って、そのプロセスカー
トリッジの態様としては、前述した実施の形態のもの以
外にも、例えば電子写真感光体と帯電手段とを一体的に
カートリッジ化し、画像形成装置本体に着脱可能とする
もの、電子写真感光体とクリーニング手段とを一体的に
カートリッジ化し、画像形成装置本体に着脱可能とする
もの、などがある。
【0155】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の現像ユ
ニット及び画像形成装置によれば、以下に述べる効果を
得る。
【0156】現像部フレームの反りを矯正できるので、
現像手段に対して安定した現像剤の塗布を行うことがで
き、現像剤の浮遊や飛散を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のカラーレーザープリンターの断面
【図2】本実施形態のブラック現像ユニットの周辺の断
面図
【図3】本実施形態のブラック現像ユニットの拡大断面
【図4】本実施形態のブラック現像ユニットの正面図
【図5】本実施形態のブラック現像ユニットの主断面図
【図6】本実施形態のブラック現像ユニットの側面図
【図7】本実施形態のブラック現像ユニットにおけるト
ナー収容部の分解斜視図
【図8】本実施形態のブラック現像ユニットにおけるト
ナー収容部の斜視図
【図9】本実施形態のブラック現像ユニットの一部の斜
視図
【図10】本実施形態の開封シール部材の説明図
【図11】図10に示す開封シール部材を備えるトナー
収容部の正面図
【図12】本実施形態の他の開封シール部材の説明図
【図13】図12に示す開封シール部材を備えるトナー
収容部の正面図
【図14】本実施形態の更に他の開封シール部材の説明
【図15】図14に示す開封シール部材を備えるトナー
収容部の正面図
【図16】本実施形態のブラック現像ユニットにおける
現像部フレームの断面図
【図17】本実施形態のブラック現像ユニットにおける
攪拌部材の組付け態様を示す拡大断面図
【図18】本実施形態のブラック現像ユニットにおける
攪拌部材の組付け態様を示す拡大断面図
【図19】本実施形態のトナーシール部材の説明図
【図20】本実施形態のトナーシール部材の加工説明図
【図21】本実施形態のブラック現像ユニットの拡大斜
視図
【図22】従来のブラック現像ユニットの接合断面図
【図23】本実施形態のブラック現像ユニットの接合断
面図
【図24】従来の開封シール部材の開封説明図
【図25】本実施形態の開封シール部材の開封説明図
【図26】本実施形態のブラック現像ユニットの外観斜
視図
【符号の説明】
21B ブラック現像ユニット(現像ユニット) 2 記録媒体 15 画像担持体(電子写真感光体) 70 搬送手段 100 プリンター本体(画像形成装置本体) 21BS 現像ローラー(現像手段) 21BG トナー収容部(現像剤収容部) 21BL 現像部フレーム 60 ホーン 60a 密着領域 60a1 内端 60a2 外端 62 突起部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に着脱可能な現像ユニ
    ットにおいて、 電子写真感光体に形成された潜像を現像剤により現像す
    るための現像手段と、前記現像剤を収容するための現像
    剤収容部と、前記現像剤収容部と一体に接合される現像
    部フレームと、を有し、前記現像部フレームはホーンで
    加圧振動されて前記現像剤収容部と一体に溶着される突
    起部を一部に備え、前記ホーンが前記現像部フレームと
    密着する密着領域の内端と前記突起部との間の距離をB
    とし、前記ホーンが前記現像部フレームと密着する密着
    領域の外端と前記突起部との間の距離をAとしたとき、
    B<Aとなるように調整されることを特徴とする現像ユ
    ニット。
  2. 【請求項2】 前記現像部フレームは、前記現像手段に
    現像剤を塗布するための塗布手段と、前記現像手段に当
    接して外部への現像剤の吹き出しを防止する吹き出し防
    止手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の
    現像ユニット。
  3. 【請求項3】 現像ユニットを着脱可能で、記録媒体に
    画像を形成するための画像形成装置において、 a)電子写真感光体に形成された潜像を現像剤により現
    像するための現像手段と、前記現像剤を収容するための
    現像剤収容部と、前記現像剤収容部と一体に接合される
    現像部フレームと、を有し、前記現像部フレームはホー
    ンで加圧振動されて前記現像剤収容部と一体に溶着され
    る突起部を一部に備え、前記ホーンが前記現像部フレー
    ムと密着する密着領域の内端と前記突起部との間の距離
    をBとし、前記ホーンが前記現像部フレームと密着する
    密着領域の外端と前記突起部との間の距離をAとしたと
    き、B<Aとなるように調整される現像ユニットを、取
    り外し可能に装着するための装着手段と、 b)前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100413995B1 (ko) * 2002-02-27 2004-01-07 캐논 가부시끼가이샤 현상 장치, 프로세스 카트리지, 전자 사진식 화상 형성장치, 현상제 용기 및 현상제 용기 조립 방법

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