JP2000075067A - 自動通電遮断装置 - Google Patents

自動通電遮断装置

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JP2000075067A
JP2000075067A JP10247568A JP24756898A JP2000075067A JP 2000075067 A JP2000075067 A JP 2000075067A JP 10247568 A JP10247568 A JP 10247568A JP 24756898 A JP24756898 A JP 24756898A JP 2000075067 A JP2000075067 A JP 2000075067A
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JP
Japan
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time
switch
load
branch circuit
turned
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JP10247568A
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English (en)
Inventor
Michio Ohira
道夫 大平
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明器具等の消し忘れを防止する。 【解決手段】 分電盤1における主幹2と分岐回路3の
間に、自動消灯用の制御装置6を接続する。分岐回路3
に接続してある照明器具7に、通電遮断スイッチ10と
リセットスイッチ11を組み付ける。制御装置6はタイ
ムスイッチ4とトライアック5とを備える。通電遮断ス
イッチ10は、変調波形を感知する感知器8と継電器9
を備える。タイムスイッチ4の設定時刻に、トライアッ
ク5により電圧波形を変調させ、これを感知器8で感知
し、継電器9を消磁させることにより照明器具7を消灯
させる。リセットスイッチ11により継電器9を励磁し
て照明器具7を再点灯されても、その後のタイムスイッ
チ4の設定時刻に消灯させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は照明設備や空調設備
等の負荷に対する通電を自動的に遮断するために用いる
自動通電遮断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、工場や事務所等において、節電に
より無駄な電力の消費をなくすために、昼休み時間や終
業時間以降に、照明設備の消灯や空調設備の停止の如き
負荷への通電を遮断することが積極的に行われるように
なっており、これにより、電力消費を抑えて省エネルギ
ー化を図ることが行われているが、現実には消し忘れ
や、切り忘れがあり、無駄に電力が消費されているのが
実情である。
【0003】そのために、自動的に消灯等ができるよう
に、昼休みや終業時刻になると、タイムスイッチにより
所定時間後に自動的に照明設備を消灯させたり、空調設
備の運転を停止させるようにすることが一部で実施され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記タイム
スイッチによる場合、建物内の照明設備や空調設備等が
一斉にOFFとなるものであるため、残業者が居る場合
であっても該残業者の就業エリアまで消灯されたり、空
調設備が止められたりしてしまうという問題があり、
又、タイムスイッチの作動による消灯後や空調停止後
に、残業者の就業エリアの照明器具を手動により再点灯
させたり、空調設備を再起動させた場合には、その後の
残業者の退社時における消し忘れ、切り忘れには対応す
ることができないという問題もある。
【0005】そこで、本発明は、照明設備や空調設備の
如き負荷への通電を所要時刻に自動的に遮断することが
でき、又、必要な負荷にのみ再通電させることができ
て、再通電後も所要時間経過後に自動的に遮断できる自
動通電遮断装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、主幹を分岐して複数の分岐回路が形成し
てある分電盤に、タイムスイッチにより所定時間上記各
分岐回路の電圧波形を変調させるようにするトライアッ
クを備えた制御装置を接続し、更に、上記各分岐回路の
うちの所要の分岐回路に接続される負荷に、上記分岐回
路の電圧波形を感知器で常時監視して変調波形の列を感
知したときに継電器を制御して負荷への通電を遮断する
ようにした通電遮断スイッチと、該継電器の動作状態を
反転させるリセットスイッチとを組み付けた構成とす
る。
【0007】制御装置の、タイムスイッチが設定時刻に
なると、トライアックが作動させられ、分岐回路に対し
て所定時間変調された電圧波形が出力される。この変調
された電圧波形が通電遮断スイッチの感知器で感知され
ると、継電器が制御され負荷への通電が自動的に遮断さ
れるようになる。かかる状態において、リセットスイッ
チを操作すると、継電器の動作状態が反転させられて上
記負荷への再通電が行われるようになる。
【0008】又、タイムスイッチに複数の作動時刻を設
定しておくことにより、その後、タイムスイッチの次の
設定時刻となると、負荷への通電は再び自動的に遮断さ
れることになり、残業者の消し忘れ、切り忘れに対処で
きる。
【0009】上記負荷が照明設備である場合は、照明設
備の消し忘れを確実に防ぐことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0011】図1は本発明の自動通電遮断装置の実施の
一形態を示すもので、主幹2を分岐して複数の分岐回路
3を形成してある分電盤1に、タイムスイッチ4と、該
タイムスイッチ4による設定時刻に作動して所定時間
(たとえば0.2秒間)だけ各分岐回路3の電圧波形を
同時に変調させるためのトライアック5とを備えてなる
制御装置6を接続し、一方、各分岐回路3に接続してあ
る負荷のうち、照明設備として並列接続した各照明器具
7に、分岐回路3の電圧波形を常時監視して変調された
電圧波形を感知するための感知器(フリップフロップ回
路)8と、変調された電圧波形が該感知器8にて感知さ
れた際に上記照明器具7用の接点を開いて通電を遮断す
るための継電器9とからなる通電遮断スイッチ10を組
み付け、更に、該通電遮断スイッチ10の上記継電器9
の動作状態を手動で反転して照明器具7への通電と通電
遮断とを切り換えるためのリセットスイッチ11を設け
た構成とする。なお、図1中、12は漏電遮断器、13
は配線用遮断器を示す。
【0012】退社時における照明器具7の自動消灯を行
う場合には、終業時間に対応した時刻及びそれ以降の所
定時刻、たとえば17時5分及び18時以降1時間間隔
で23時までの各時刻に作動するようタイムスイッチ4
を設定しておくようにする。
【0013】上記の状態において、終業時間が過ぎて1
7時5分になると、制御装置6のタイムスイッチ4から
トライアック5に0.2秒間信号が送られ、トライアッ
ク5から変調させられた電圧波形が各分岐回路3へ0.
2秒間だけ出力される。この変調された電圧波形の列が
各照明器具7の通電遮断スイッチ10における感知器8
で感知されると、継電器9が消磁されるため照明器具7
が自動的に消灯される。したがって、消し忘れが防止さ
れる。
【0014】一方、残業者が居る場合には、残業者の就
業エリアにおける照明器具7のリセットスイッチ11を
操作することにより、通電遮断スイッチ10の継電器9
が励磁されてその出力状態が反転させられるため、上記
残業者の就業エリアの照明器具7のみが再点灯されるよ
うになる。
【0015】残業者の就業エリアの照明器具7が再点灯
されている状態において、18時になると、再びタイム
スイッチ4が作動させられることから、上記と同様に制
御装置6のトライアック5から変調波形が出力され、そ
れが通電遮断スイッチ10の感知器8で感知されて継電
器9が作動させられ、これに伴い、点灯している照明器
具7が自動的に消灯されるようになる。
【0016】更に、以降も残業者が居る場合は、上記と
同様な消灯制御が繰り返されて消灯される度にリセット
スイッチ11を操作することで、残業者の就業エリアの
照明器具7のみの点灯が維持される。又、最後の残業者
の退社後となるよう設定したタイムスイッチ4の設定時
刻、たとえば23時にタイムスイッチ4が作動すること
により、点灯している照明器具7は消灯され、これによ
り、すべての照明器具7の消灯が確実に行われるように
なる。
【0017】本発明においては、タイムスイッチ4の設
定時刻に基づいて自動的に照明器具7の消灯を行うこと
ができ、又、リセットスイッチ11の操作により、必要
とするエリアの照明器具7のみを再点灯させることがで
き、再点灯させた照明器具7に対しても、その後のタイ
ムスイッチ4の作動に基づいて自動的に消灯を行うこと
ができ、したがって、照明器具7の消し忘れを防ぐこと
ができて無駄な電力消費を抑えることができる。
【0018】なお、上記実施の形態では、分岐回路に接
続して自動的に通電を遮断させるための負荷としては照
明設備の場合を示したが、空調設備等の他の電気機器で
あってもよいこと、又、タイムスイッチは昼休み等任意
の時刻に設定できること、更に、既存の配線設備にも適
用できること、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内
において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0019】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の自動通電遮断
装置によれば、次の如き優れた効果を発揮する。 (1) 主幹を分岐して複数の分岐回路が形成してある分電
盤に、タイムスイッチにより所定時間上記各分岐回路の
電圧波形を変調させるようにするトライアックを備えた
制御装置を接続し、更に、上記各分岐回路のうちの所要
の分岐回路に接続される負荷に、上記分岐回路の電圧波
形を感知器で常時監視して変調波形の列を感知したとき
に継電器を制御して負荷への通電を遮断するようにした
通電遮断スイッチと、該継電器の動作状態を反転させる
リセットスイッチとを組み付けた構成としてあるので、
タイムスイッチの設定時刻に基づいて負荷への通電を自
動的に遮断することができ、負荷に対する切り忘れを防
止することができることにより、無駄な電力消費を抑え
ることができると共に、リセットスイッチの操作で任意
の負荷に対する再通電を自在に行うことができる。 (2) タイムスイッチに複数の作動時刻を設定しておくこ
とにより、再通電させた負荷に対しても、その後のタイ
ムスイッチの作動時に自動的に通電を遮断することがで
きる。 (3) 通電を自動遮断すべき負荷を、照明設備とすること
により、消し忘れを確実に防ぐことができる。 (4) 既存の配設設備に容易に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動通電遮断装置の実施の一形態を示
す概要図である。
【符号の説明】
1 分電盤 2 主幹 3 分岐回路 4 タイムスイッチ 5 トライアック 6 制御装置 7 照明器具(負荷) 8 感知器 9 継電器 10 通電遮断スイッチ 11 リセットスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主幹を分岐して複数の分岐回路が形成し
    てある分電盤に、タイムスイッチにより所定時間上記各
    分岐回路の電圧波形を変調させるようにするトライアッ
    クを備えた制御装置を接続し、更に、上記各分岐回路の
    うちの所要の分岐回路に接続される負荷に、上記分岐回
    路の電圧波形を感知器で常時監視して変調波形の列を感
    知したときに継電器を制御して負荷への通電を遮断する
    ようにした通電遮断スイッチと、該継電器の動作状態を
    反転させるリセットスイッチとを組み付けた構成を有す
    ることを特徴とする自動通電遮断装置。
  2. 【請求項2】 タイムスイッチに、複数の作動時刻を設
    定するようにした請求項1記載の自動通電遮断装置。
  3. 【請求項3】 負荷が照明設備である請求項1又は2記
    載の自動通電遮断装置。
JP10247568A 1998-09-01 1998-09-01 自動通電遮断装置 Pending JP2000075067A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104134314A (zh) * 2014-07-31 2014-11-05 国家电网公司 安全检修门
CN107809813A (zh) * 2016-09-09 2018-03-16 北京易方通达科技有限公司 Led灯自动分组的方法和装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104134314A (zh) * 2014-07-31 2014-11-05 国家电网公司 安全检修门
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