JP2000074588A - 空気調和機用フィンチューブ型熱交換器 - Google Patents

空気調和機用フィンチューブ型熱交換器

Info

Publication number
JP2000074588A
JP2000074588A JP10244925A JP24492598A JP2000074588A JP 2000074588 A JP2000074588 A JP 2000074588A JP 10244925 A JP10244925 A JP 10244925A JP 24492598 A JP24492598 A JP 24492598A JP 2000074588 A JP2000074588 A JP 2000074588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fin
heat exchanger
water
tube type
air conditioner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10244925A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Sato
全秋 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10244925A priority Critical patent/JP2000074588A/ja
Publication of JP2000074588A publication Critical patent/JP2000074588A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、親水処理と撥水処理の単独使用によ
る弊害を回避し、特に外気温が低い条件下での除霜時間
の短縮化と、暖房運転時間増加による暖房能力および快
適性の向上を得る空気調和機用フィンチューブ型熱交換
器を提供する。 【解決手段】多数枚のフィン1が所定の間隙を存して並
べられ、これらフィンに流体流路を構成する熱交換パイ
プ2が貫通されてなり、上記フィンは、その表面が、撥
水処理部3と親水処理部4が混在して形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機用フィ
ンチューブ型熱交換器に係り、特にフィンの表面処理に
関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機に用いられる熱交換器は、多
数枚のフィンを所定の間隔を存して並べ、ここに流体流
路を構成する熱交換パイプを複数本並べて貫通させた、
いわゆるフィンチューブ型のものが多用されている。
【0003】さらに、熱交換器によっては、上記熱交換
パイプ端部をUベンドで連通して1本の流体流路を蛇行
状に形成したり、互いの熱交換パイプ端部を集合管に連
通して複数の流体流路を並行に形成している。
【0004】また、熱交換パイプ内に導かれる流体に対
して、フィン相互間に導かれる熱交換空気の流れを直交
する方向に設定したものをクロスフロー型熱交換器と呼
んでおり、構成上の仕分けとはまた別の観点からの仕分
けがなされている。
【0005】上記フィンの表面処理としては、普通、親
水処理が行われている。これにより熱交換作用にともな
ってフィン表面に結露した空気中の水分は、フィン表面
を膜状となって覆うよう円滑に拡大する。
【0006】そのため、フィンに部分的に結露が生成し
ても、その部分だけ露が盛り上がることがなく周囲に拡
大し、かつ他の部分に生成し拡大した露と連通する。露
は、フィン表面上を伝わり、結局は重力によって落下す
る。
【0007】ところで、暖房運転時において特に外気温
が低い場合には、フィンに付着した露は熱交換器に熱を
奪われ凍結して霜になる。フィン表面を親水処理してい
るので、露が膜状となるところから、容易に凍結し易
い。やがては霜が肥大化してフィン間に存在し、目詰ま
りとなって熱交換空気の流通を阻止する。
【0008】そのため、熱交換効率が損なわれて暖房能
力の低下に至るので、霜がある程度発達したら暖房運転
を一時停止して除霜運転に切換え、除霜を行うことによ
って熱交換作用を正常に戻している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、暖房運
転を行っていて室内が暖まった状態で除霜運転に切換え
ることは暖房作用の中断であり、その除霜作用中は室温
の低下となり快適性が損なわれてしまう。
【0010】近年のヒートポンプ式空気調和機は、圧縮
機の性能向上や、制御手段の高精度化ほかの条件から暖
房能力の向上が著しいが、特に外気温が低い条件下で、
除霜運転中の室温低下を阻止するまでには至っていな
い。
【0011】なお、最近は、たとえば衣類などに付着し
た水分を繊維間に浸透させることなくほぼ球状となし、
わずかの動きで落下除去させる撥水処理が、分野を問わ
ず行われている。
【0012】上記フィンにおいても撥水処理が試みられ
ていることは周知であり、生成した露は親水処理のよう
に膜状に拡大することなく、球状となって盛り上がり隣
り合うフィン間に存在して流下する。
【0013】ただし、特に外気温が低い条件下では、生
成される露が熱交換空気に吹出される以前に凍結し、や
がてはフィン相互間に介在するようブリッジとなって熱
交換空気の流通を阻害し、熱交換効率の低下を招く。
【0014】本発明は、上記事情にもとづいてなされた
ものであり、その目的とするところは、親水処理もしく
は撥水処理の単独使用による弊害を回避し、特に外気温
が低い条件下での除霜時間の短縮化と、暖房運転時間増
加による暖房能力および快適性の向上を図った空気調和
機用フィンチューブ型熱交換器を提供しようとするもの
である。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の空気調和機用フィンチューブ型熱交換器は、請
求項1として、多数枚のフィンが所定の間隙を存して並
べられ、これらフィンに流体流路を構成する熱交換パイ
プが貫通されてなる空気調和機用フィンチューブ型熱交
換器において、上記フィンは、その表面に、撥水処理部
と親水処理部が混在して形成されることを特徴とする。
【0016】請求項2として、請求項1記載の空気調和
機用フィンチューブ型熱交換器において上記フィンの撥
水処理部は、上記熱交換パイプの貫通部周囲にのみ形成
されることを特徴とする。
【0017】請求項3として、請求項1記載の空気調和
機用フィンチューブ型熱交換器において上記フィンの撥
水処理部と親水処理部は、互いに一定間隔を存して形成
されることを特徴とする。
【0018】請求項4として、請求項3記載の空気調和
機用フィンチューブ型熱交換器において上記フィンの親
水処理部は、熱交換空気の流入側から流出側に向かって
斜めに下って形成されることを特徴とする。
【0019】請求項5として、請求項3記載の空気調和
機用フィンチューブ型熱交換器において上記フィンの親
水処理部は、隣り合う熱交換パイプ貫通部の間に形成さ
れることを特徴とする。
【0020】請求項6として、請求項1記載の空気調和
機用フィンチューブ型熱交換器において上記フィンの親
水処理部は、熱交換空気の流出側に形成されることを特
徴とする。
【0021】請求項7として、請求項6記載の空気調和
機用フィンチューブ型熱交換器において上記フィンの親
水処理部は、熱交換空気の流出側端縁から流入側に向か
って、フィン面積の5〜25%の範囲に形成されること
を特徴とする。
【0022】請求項8として、請求項1記載の空気調和
機用フィンチューブ型熱交換器において上記フィンは、
その一面側が全て撥水処理され、他面側が全て親水処理
されることを特徴とする。
【0023】請求項9として、請求項8記載の空気調和
機用フィンチューブ型熱交換器において上記フィンは、
撥水処理面と親水処理面とが同じ向きにして並べられる
ことを特徴とする。
【0024】請求項10として、請求項1記載の空気調
和機用フィンチューブ型熱交換器において互いに隣り合
うフィンにおいて、一方のフィンの撥水処理部に、他方
のフィンの撥水処理部を対向させないことを特徴とす
る。
【0025】請求項11として、請求項1ないし請求項
10記載の空気調和機用フィンチューブ型熱交換器にお
いて上記フィンの撥水処理部は、フィンに設けられるス
リットに形成されることを特徴とする。
【0026】上記目的を達成するため本発明の空気調和
機用フィンチューブ型熱交換器は、請求項12として、
多数枚のフィンが所定の間隙を存して並べられ、これら
フィンに流体流路を構成する熱交換パイプが貫通されて
なる空気調和機用フィンチューブ型熱交換器において、
両面を撥水処理したフィンと、両面を親水処理したフィ
ンを交互に並べたことを特徴とする。
【0027】請求項13として、請求項12記載の空気
調和機用フィンチューブ型熱交換器において上記両面撥
水処理されたフィンは、スリット部を有することを特徴
とする。
【0028】請求項14として、請求項1ないし請求項
13記載の空気調和機用フィンチューブ型熱交換器にお
いてフィンの一部もしくは全部に形成される撥水処理部
は、水滴の接触角が140°以上の超撥水処理がなさ
れ、かつ上記フィンのピッチを、1.3mm以上で1.7
mm以下に設定したことを特徴とする。
【0029】上記目的を達成するため本発明の空気調和
機用フィンチューブ型熱交換器は、請求項15として、
多数枚のフィンが所定の間隙を存して並べられ、これら
フィンに流体流路を構成する熱交換パイプが貫通されて
なる空気調和機用フィンチューブ型熱交換器において、
フィンの一部もしくは全部に、水滴の接触角が140°
以上の超撥水性を有する超撥水処理部が形成され、上記
フィンのピッチを、1.3mm以上で1.7mm以下に設定
したことを特徴とする。
【0030】以上のごとき課題を解決する手段を採用す
ることにより、撥水処理もしくは親水処理の単独使用に
よる弊害を回避し、特に外気温が低い条件下での除霜時
間の短縮化と、暖房運転時間増加による暖房能力および
快適性が向上する。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明する。請求項1と請求項2に係わる第
1の実施の形態を、図1と図2(A)に示す。図1に示
す空気調和機用フィンチューブ型熱交換器Nは、多数枚
のフィン1…が狭小の所定間隔を存して並べられ、全て
のフィン1…に複数本の熱交換パイプ2…が互いに並行
にして貫通される。
【0032】上記フィン1の両側端から突出する熱交換
パイプ2端部にはUベンド3が接続され、これらで蛇行
する流体流路が形成される。このようにして構成される
1個もしくは複数の熱交換器Nを並べた状態で使用され
る。
【0033】図中矢印で示す熱交換空気の流れは、熱交
換器Nの一側部から他側部に向かってフィン1相互間を
導かれ、フィン1と熱交換パイプ2に接触して流通す
る。熱交換パイプ2内を流体、ここでは冷媒が導かれて
熱交換空気と熱交換をなす。
【0034】図2(A)は、フィン1の熱交換パイプ2
貫通部周囲のみハッチングで示す撥水処理(以下、全て
同様)された撥水処理部4が形成され、この撥水処理部
4以外の部分は全て多数点で示す親水処理(以下、全て
同様)された親水処理部5となっているフィンチューブ
型熱交換器Naを示す。
【0035】このような熱交換器Naにおいて、熱交換
作用にともなって空気中の水分がフィン1表面に結露し
付着する。特に、熱交換パイプ2内に冷媒が導かれて熱
交換空気流と熱交換するところから、フィン1の熱交換
パイプ2貫通部分とその周囲が低温となって結露し易
い。
【0036】上述のように、フィン1の熱交換パイプ2
貫通部分とその周囲を撥水処理部3に形成したので、結
露した露は球状に近い形状となる。したがって、風圧や
重力などの影響を受け易く、直ちに撥水処理部3から親
水処理部4へ移動する。
【0037】露の形態によっては、親水処理部4からフ
ィン1端縁に到達し、この端縁に沿って流下して除去さ
れる。あるいは親水処理部4において膜状となり、フィ
ン1表面を覆って、ついにはフィン1端縁から流下す
る。
【0038】このように、撥水処理部3に付着した露は
霜となる以前に確実に除去され、熱交換効率が損なわれ
る虞れがない。たとえ霜となっても、除霜運転に切りか
えれば早急に落下して、短時間で除霜運転が終了する。
【0039】すなわち、このフィンチューブ型熱交換器
Naを室外熱交換器として使用した場合、暖房運転時に
室外熱交換器は冷媒蒸発作用をなすので低温となり、か
つ熱交換パイプ2は外気温の影響を受けてより低温とな
る。
【0040】しかしながら、先に説明したように熱交換
空気との温度差が大きい低温部分であるフィン1の熱交
換パイプ2貫通部分に霜を付着させないことで、熱交換
量の低下を防止し、暖房運転時間が大幅に延長して暖房
能力および快適性の向上を図れる。
【0041】図2(B)に、請求項1と請求項2に係わ
る、第2の実施の形態を示す。ここに示されるフィンチ
ューブ型熱交換器Nbは、フィン1の熱交換空気流通方
向である幅方向のほぼ中間部に熱交換パイプ2が貫通し
ているところから、熱交換パイプ2の貫通部周囲と、熱
交換パイプ2貫通部を連結する中間部分が撥水処理部3
として形成され、それ以外の熱交換空気流入側と流出側
は親水処理部4として形成される。
【0042】熱交換空気流入側の親水処理部4において
結露した露は層状となって流下し、あるいは撥水処理部
3に到達し、ここに付着した露と合流して球状に近い形
状となる。
【0043】そして、風圧の影響を受けて比較的容易に
撥水処理部3から空気下流側の親水処理部4へ移動し、
膜状となって流下する。あるいは、撥水処理部3におい
て露自体の重力の影響で流下する。撥水処理部3がフィ
ン1の幅方向中間部に亘って形成されているので、露の
流下が円滑である。
【0044】このように、フィン1に付着した露は霜と
なる以前に除去され、熱交換効率が損なわれる虞れがな
い。たとえ霜となっても、除霜運転に切換えれば早急に
落下除去して、短時間で除霜運転が終了する。暖房運転
時の熱交換量低下を防止し、暖房運転時間が大幅に延長
して暖房能力および快適性の向上を図れる。
【0045】図3(A)に、請求項1と請求項3および
請求項5に係わる、第3の実施の形態を示す。フィンチ
ューブ型熱交換器Ncは、フィン1の熱交換パイプ2貫
通部分とその周囲で、かつ熱交換空気の流入側端縁から
流出側端縁に亘って撥水処理部3が形成される。また、
これら撥水処理部3相互の間には親水処理部4が形成さ
れる。したがって、撥水処理部3と親水処理部4が図の
上下方向に亘って交互に配置される。
【0046】このような熱交換器Ncであると、撥水処
理部3で生成される露は風圧の影響を受けながら、その
大部分は重力の影響で流下して親水処理部4に導かれ
る。この親水処理部4では、露は水滴の形を保持せずに
層状となって全体的に行き亘り、やがてフィン1の空気
流出側端縁を伝わって流下する。
【0047】すなわち、熱交換パイプ2貫通部相互間に
親水処理部4を配置することにより、親水処理部4での
連続性が保たれ排水性が良くなる。露が撥水処理部3か
ら風に乗って外部へ飛散したり、ファンおよびファンモ
ータ、電気部品(図示しない)などに付着することによ
る危険性を防止する。
【0048】また、排水性が良くなるため通風抵抗が低
減し、撥水処理部3における露の付着がなく、暖房運転
時の霜の発達による熱交換量低下を防止して、暖房運転
時間が大幅に延長し暖房能力および快適性の向上を図れ
る図3(B)に、請求項1と、請求項3と、請求項4お
よび請求項5に係わる第4の実施の形態を示す。
【0049】フィンチューブ型熱交換器Ndは、フィン
1の熱交換パイプ2貫通部分とその周囲で、かつ熱交換
空気の流入側端縁から流出側端縁に亘って撥水処理部3
が形成され、これら撥水処理部3相互の間に親水処理部
4が形成される。
【0050】なお、ここでは親水処理部4は空気流入側
から空気流出側に亘って斜めに下がるよう形成されてい
る。このような熱交換器Ndであれば、撥水処理部3で
生成される露は風圧の影響を受けながら、その大部分は
重力の影響で流下して、親水処理部4に導かれる。この
親水処理部4では、露は層状となって全体的に行き亘
り、やがて熱交換空気の流通方向に沿って導かれ、つい
にはフィン1端縁を伝わって流下する。
【0051】親水処理部4は、空気流入側から流出側に
向かって下がるように傾斜しているため、熱交換空気に
載った露が円滑にフィン1端縁側へ導かれ、少しも滞る
ことがない。また、熱交換パイプ2相互の間に親水処理
部4を形成することにより、親水処理部4における連続
性が保たれ、排水性が良くなる。
【0052】図3(C)に示すフィンチューブ型熱交換
器Neは、親水処理部4において、図の上端縁側がフィ
ン1の幅方向に沿って水平であるが、下端縁側は空気流
入側から流出側に向かって斜めに下がるよう傾斜する楔
状となっている。
【0053】いずれの形態であっても、露が撥水処理部
3から風に乗って外部へ飛散したり、ファンおよびファ
ンモータ、電気部品(図示しない)などに付着すること
による危険性を防止する。
【0054】また、排水性が良くなるため通風抵抗が低
減し、撥水処理部3における露の付着がなく、暖房運転
時の霜の発達による熱交換量低下を防止して、暖房運転
時間が大幅に延長し暖房能力および快適性の向上を図れ
る図4(A)(B)に、請求項1と請求項6および請求
項7に係わる、第5の実施の形態を示す。
【0055】図4(A)に示すフィンチューブ型熱交換
器Nfは、フィン1の熱交換空気流入側端縁から熱交換
パイプ2貫通部を超えた範囲に沿って撥水処理部3が形
成され、残りの空気流出側端縁とその近傍は親水処理部
4となっている。
【0056】このような熱交換器Ngにおいて、湿った
空気が導かれるとフィン1と熱交換して急激に冷やされ
るため、フィン1の空気流入側である撥水処理部3で結
露を起し易い。
【0057】この撥水処理部3に生成され付着した水分
は、水滴のまま風圧の影響を受けて移動し、親水処理部
4に到達する。そして水滴は、重力によって親水処理部
4に沿って流下し、あるいはフィン1端縁に到達してか
ら流下する。
【0058】なお、上記形態のフィンチューブ型熱交換
器Nfにおいて、親水処理部4の面積をフィン1全体の
5〜25%の範囲に設定すると効果が高い。すなわち、
5%未満であると上述した効果が現れない。25%以上
になると、多くの場合、親水処理部4が最も低温となる
熱交換パイプ2貫通部分にかかってしまい、露が発生し
易くなるという問題がある。
【0059】以上の熱交換器Nfであれば、露が撥水処
理部3から風に乗って外部へ飛散したり、ファンおよび
ファンモータ、電気部品(図示しない)などに付着する
ことによる危険性を防止する。
【0060】また、排水性が良くなるため通風抵抗が低
減し、撥水処理部3における露の付着がなく、暖房運転
時の霜の発達による熱交換量低下を防止して、暖房運転
時間が大幅に延長し暖房能力および快適性の向上を図れ
る。
【0061】図4(B)に示すフィンチューブ型熱交換
器Ngであってもよい。すなわち、親水処理部4を空気
流出側に形成するのであれば、親水処理部4の面積を撥
水処理部3の面積よりも大としてもよく、ほぼ同一の作
用効果が得られる。
【0062】図5(A)(B)に、請求項1と、請求項
3ないし請求項7に係わる、第6の実施の形態を示す。
図5(A)のフィンチューブ型熱交換器Nhは、先に図
3(A)と図4(A)で説明したフィン1の表面処理を
合せた形態をなす。すなわち、フィン1の親水処理部4
は、上下の隣り合う熱交換パイプ2貫通部相互の間で、
かつ熱交換空気流入側端縁に沿って形成される。
【0063】図5(B)のフィンチューブ型熱交換器N
iは、先に図3(B)と図4(A)で説明したフィン1
の表面処理を合せた形態をなす。すなわち、フィン1の
親水処理部4は、上下の隣り合う熱交換パイプ2貫通部
相互の間で、かつ熱交換空気流入側から流出側に斜めに
下がるよう傾斜するとともに、熱交換空気流入側端縁に
沿って形成される。
【0064】いずれの形態のフィン1であっても、露が
撥水処理部3から風に乗って外部へ飛散したり、ファン
およびファンモータ、電気部品(図示しない)などに付
着することによる危険性を防止する。
【0065】また、排水性が良くなるため通風抵抗が低
減し、撥水処理部3における露の付着がなく、暖房運転
時の霜の発達による熱交換量低下を防止して、暖房運転
時間が大幅に延長し暖房能力および快適性の向上を図れ
る。
【0066】図6に、請求項1と請求項8および請求項
9に係わる、第7の実施の形態を示す。フィンチューブ
型熱交換器Njは、フィン1の一面側全てが撥水処理部
3として形成され、他面側全てが親水処理部4として形
成される。そして、これらフィン1の向きを同一方向に
揃えたうえで所定間隔を存して並べられ、熱交換パイプ
2が貫通されてなる。
【0067】このような熱交換器Njによれば、撥水処
理部3で徐々に大きく成長した露が隣り合うフィン1の
対向する親水処理部4に当たれば、直ちにこの親水処理
部4において吸収される。
【0068】すなわち、露は撥水処理部3全面で水滴状
態を保持することができず、対向する親水処理部4にお
いて層状に拡大して流下する。結局、隣り合うフィン1
相互間で水滴のブリッジを形成することがなく、風圧の
低下を防止する。
【0069】図7(A)(B)に、請求項1と、請求項
10および請求項11に係わる、第8の実施の形態を示
す。図7(A)に示すフィンチューブ型熱交換器Nk
は、一方のフィン1に形成される撥水処理部3に対し
て、隣り合うフィン1の対向部位が撥水処理部3となら
ないように構成されている。
【0070】すなわち、撥水処理部3同士が対向しなけ
ればよく、一方を撥水処理部3に形成すればこの対向部
位は必ず親水処理部4となる。ただし、親水処理部4相
互を対向しても支障がない。
【0071】図のように、フィン1の同一面上に撥水処
理部3と親水処理部4が混在して形成される場合も、一
方のフィン1の撥水処理部3と隣り合うフィン1の対向
部位は必ず親水処理部4が形成される。
【0072】このような熱交換器Nkによれば、一方の
フィン1の撥水処理部3で大きく成長した露が隣り合う
フィン1の親水処理部4に当たれば、直ちにこの親水処
理部4に吸収される。
【0073】露は撥水処理部3で水滴状態を保持するこ
とができず、対向する親水処理部4に吸収される。そし
て、この露は隣接する撥水処理部3に導かれて水滴とな
り、大きく成長して対向するフィン1の親水処理部4に
当たり吸収される。
【0074】結局、撥水処理部3相互が対向していない
から、一方のフィン1から隣り合うフィン1へ、あるい
はその逆に水が移動する。水滴のブリッジを形成するこ
とがなく、風圧の低下を防止する。
【0075】図7(B)に示すように、熱交換効率を向
上させるため両面に突出する切起し状のスリット5を備
えたフィン1Aにおいて、撥水処理部3をスリット5に
形成し、親水処理部4はスリット5以外の部位に形成し
たものであってもよい。
【0076】また、ここでは図示しないが、親水処理部
4がスリット5に形成され、撥水処理部3がスリット5
以外の面に形成されるフィンを用意し、上記フィン1と
1枚おきに並べたフィンチューブ型熱交換器であっても
よい。
【0077】上記スリット5はフィン1の両面側に突出
しているので、隣り合うフィン1との間隔が狭い。一方
のフィン1のスリット5に形成される撥水処理部3で露
が少しでも大きくなれば、対向するフィン1の親水処理
部4(スリット5)に直ちに吸収されることになり、効
率がよい。
【0078】したがって、上記スリット5を備えること
により、熱交換空気の撹乱効果が得られて伝熱性能が向
上するとともに、隣り合うフィン1Aとの間隔が狭くな
って、スリット5上の露が、より容易に吸収される。
【0079】なお、先に図1ないし図6において説明し
たフィンチューブ型熱交換器Na〜Njにおいて、スリ
ット5を備えたフィン1を適用して、スリット部分に撥
水処理部3を形成してもよいことは勿論である。
【0080】図8(A)(B)に、請求項12および請
求項13に係わる、第9の実施の形態を示す。図8
(A)のフィンチューブ型熱交換器Nmは、両面全てが
撥水処理部3として形成されるフィン1と、両面全てが
親水処理部4として形成されるフィン1が所定間隙を存
して交互に並べられ、かつ熱交換パイプ2が貫通されて
なる。
【0081】このような熱交換器Nmであれば、隣り合
うフィン1の対向する部位の表面処理形態が互いに異な
り、決して同じ処理面とならないため、水滴のブリッジ
形成を防止することができる。
【0082】すなわち、一方のフィン1における撥水処
理部3で露が大きく成長して隣り合うフィン1の対向部
位に当たっても、この部位には親水処理部4が形成され
ているから、当たった露は直ちに親水処理部4に吸収さ
れて拡大する。
【0083】図8(B)に示すように、両面に切起し状
のスリット5が突出するフィン1Aが用いられている。
そして、一方の両面に撥水処理部3が形成されるフィン
1Aにおいても、上記スリット5面まで撥水処理部3が
形成される。
【0084】ここでは図示しないが、両面に切起し状の
スリット5が突出するとともに、両面に親水処理部4が
形成されるフィンにおいても同様に、スリット面まで親
水処理をなす。
【0085】したがって、上記スリット5を備えること
により、熱交換空気の撹乱効果が得られて伝熱性能が向
上するとともに、隣り合うフィン1Aとの間隔が狭くな
って、スリット5上の撥水処理部3から隣り合うフィン
1Aの親水処理部4に、より容易に吸収される。
【0086】図9(A)(B)(C)に、請求項14お
よび請求項15に係わる、第10の実施の形態を示す。
各図は、フィン1の表面に露である水滴Sが保持された
ときの状態を示している。そして、フィン表面に付着す
る水滴Sは、フィン表面処理の種類によって形態が異な
る。このような水滴Sとフィン1表面との関係は、普
通、接触角αで表される。
【0087】図9(A)に示すように、表面に親水処理
部4が形成されるフィン1の場合、表面に付着する水滴
Saはフィン1表面に沿って層状となり、接触角α1は
0°に近い。
【0088】これに対して、図9(B)に示すように、
表面に撥水処理部3が形成されるフィン1の場合、表面
に付着する水滴Sbは半球状よりある程度大きい形状と
なり、接触角α2は100°前後となる。
【0089】さらに、図9(C)に示すように、表面に
超撥水処理部3Aが形成されるフィン1の場合、表面に
付着する水滴Scはほぼ球状に近い形状となり、上記水
滴Sbよりも体積が小さくなって、接触角α3は約14
0°以上となる。
【0090】このように、通常の撥水処理部3が形成さ
れるフィン1と、超撥水処理部3Aが形成されるフィン
1を比較すると、通常の撥水処理フィンに付着する水滴
Sbに比べて超撥水処理フィンに付着する水滴Scは、
より球体に近い状態で保持される。
【0091】このため、それぞれの水滴Sb,Scが最
大限まで大きくなった球体としての最大径は、超撥水処
理フィン水滴Scの方が一般の撥水処理フィン水滴Sb
よりも小さくなり、隣り合うフィン相互間にブリッジと
して形成され難い。よって、超撥水処理部3Aが形成さ
れるフィン1を熱交換器に適用すると、一般の撥水処理
されたフィン1よりもフィンピッチを小さくすることが
できる。
【0092】すなわち、上記フィンのピッチを、従来の
ものよりも狭いピッチの、1.3mm以上で1.7mm以下
に設定すると最適である。そして、先に説明した第1な
いし第9の実施の形態における熱交換器フィン1として
超撥水処理フィンを採用すると、水滴がブリッジ形成さ
れ難くなって風量低下と暖房能力の低下を防止する。ま
た、フィンピッチを狭めることができるため、フィンの
面積を大きくすることで熱交換性能の向上が得られる。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
求項15の発明の空気調和機用フィンチューブ型熱交換
器によれば、フィン表面に親水処理とともに撥水処理を
最適状態になすことにより、親水処理もしくは撥水処理
の単独使用による弊害を回避し、特に外気温が低い条件
下での除霜時間の短縮化と、暖房運転時間増加による暖
房能力向上および快適性の向上を図るなどの効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す、空気調和機用フィ
ンチューブ型熱交換器の斜視図。
【図2】第1と第2の実施の形態を示す、熱交換器の拡
大した縦断面図。
【図3】第3と第4の実施の形態を示す、熱交換器の拡
大した縦断面図。
【図4】第5の実施の形態を示す、熱交換器の拡大した
縦断面図。
【図5】第6の実施の形態を示す、熱交換器の拡大した
縦断面図。
【図6】第7の実施の形態を示す、熱交換器の拡大した
縦断面図。
【図7】第8の実施の形態を示す、熱交換器の拡大した
縦断面図と斜視図。
【図8】第9の実施の形態を示す、熱交換器の拡大した
縦断面図。
【図9】第10の実施の形態を示す、異なる表面処理が
なされたフィンに付着する水滴の接触角を示す図。
【符号の説明】
1…フィン、 2…熱交換パイプ、 3…撥水処理部、 4…親水処理部、 5…スリット、 3A…超撥水処理部。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数枚のフィンが所定の間隙を存して並べ
    られ、これらフィンに流体流路を構成する熱交換パイプ
    が貫通されてなる空気調和機用フィンチューブ型熱交換
    器において、 上記フィンは、その表面に、撥水処理部と親水処理部が
    混在して形成されることを特徴とする空気調和機用フィ
    ンチューブ型熱交換器。
  2. 【請求項2】上記フィンの撥水処理部は、上記熱交換パ
    イプの貫通部周囲にのみ形成されることを特徴とする請
    求項1記載の空気調和機用フィンチューブ型熱交換器。
  3. 【請求項3】上記フィンの撥水処理部と親水処理部は、
    互いに一定間隔を存して形成されることを特徴とする請
    求項1記載の空気調和機用フィンチューブ型熱交換器。
  4. 【請求項4】上記フィンの親水処理部は、熱交換空気の
    流入側から流出側に向かって斜めに下って形成されるこ
    とを特徴とする請求項3記載の空気調和機用フィンチュ
    ーブ型熱交換器。
  5. 【請求項5】上記フィンの親水処理部は、隣り合う熱交
    換パイプ貫通部の間に形成されることを特徴とする請求
    項3記載の空気調和機用フィンチューブ型熱交換器。
  6. 【請求項6】上記フィンの親水処理部は、熱交換空気の
    流出側に形成されることを特徴とする請求項1記載の空
    気調和機用フィンチューブ型熱交換器。
  7. 【請求項7】上記フィンの親水処理部は、熱交換空気の
    流出側端縁から流入側に向かって、フィン面積の5〜2
    5%の範囲に形成されることを特徴とする請求項6記載
    の空気調和機用フィンチューブ型熱交換器。
  8. 【請求項8】上記フィンは、その一面側が全て撥水処理
    され、他面側が全て親水処理されることを特徴とする請
    求項1記載の空気調和機用フィンチューブ型熱交換器。
  9. 【請求項9】上記フィンは、撥水処理面と親水処理面と
    が同じ向きにして並べられることを特徴とする請求項8
    記載の空気調和機用フィンチューブ型熱交換器。
  10. 【請求項10】互いに隣り合うフィンにおいて、一方の
    フィンの撥水処理部に、他方のフィンの撥水処理部を対
    向させないことを特徴とする請求項1記載の空気調和機
    用フィンチューブ型熱交換器。
  11. 【請求項11】上記フィンの撥水処理部は、フィンに設
    けられるスリットに形成されることを特徴とする請求項
    1ないし請求項10記載の空気調和機用フィンチューブ
    型熱交換器。
  12. 【請求項12】多数枚のフィンが所定の間隙を存して並
    べられ、これらフィンに流体流路を構成する熱交換パイ
    プが貫通されてなる空気調和機用フィンチューブ型熱交
    換器において、 両面を撥水処理したフィンと、両面を親水処理したフィ
    ンを交互に並べたことを特徴とする空気調和機用フィン
    チューブ型熱交換器。
  13. 【請求項13】上記両面撥水処理されたフィンは、スリ
    ット部を有することを特徴とする請求項12記載の空気
    調和機用フィンチューブ型熱交換器。
  14. 【請求項14】フィンの一部もしくは全部に形成される
    撥水処理部は、水滴の接触角が140°以上の超撥水処
    理がなされ、かつ上記フィンのピッチを、1.3mm以上
    で1.7mm以下に設定したことを特徴とする請求項1な
    いし請求項13記載の空気調和機用フィンチューブ型熱
    交換器。
  15. 【請求項15】多数枚のフィンが所定の間隙を存して並
    べられ、これらフィンに流体流路を構成する熱交換パイ
    プが貫通されてなる空気調和機用フィンチューブ型熱交
    換器において、 フィンの一部もしくは全部に、水滴の接触角が140°
    以上の超撥水性を有する超撥水処理部が形成され、上記
    フィンのピッチを、1.3mm以上で1.7mm以下に設定
    したことを特徴とする空気調和機用フィンチューブ型熱
    交換器。
JP10244925A 1998-08-31 1998-08-31 空気調和機用フィンチューブ型熱交換器 Pending JP2000074588A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10244925A JP2000074588A (ja) 1998-08-31 1998-08-31 空気調和機用フィンチューブ型熱交換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10244925A JP2000074588A (ja) 1998-08-31 1998-08-31 空気調和機用フィンチューブ型熱交換器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000074588A true JP2000074588A (ja) 2000-03-14

Family

ID=17126021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10244925A Pending JP2000074588A (ja) 1998-08-31 1998-08-31 空気調和機用フィンチューブ型熱交換器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000074588A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040017768A (ko) * 2002-08-23 2004-02-27 엘지전자 주식회사 열교환기의 응축수 배출장치
JP2004271050A (ja) * 2003-03-07 2004-09-30 Daikin Ind Ltd セパレート型ヒートポンプ式空気調和機の室外ユニット
JP2005214534A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空調装置
WO2011096124A1 (ja) * 2010-02-08 2011-08-11 住友軽金属工業株式会社 フィン・アンド・チューブ式熱交換器
US20120125030A1 (en) * 2010-11-19 2012-05-24 Juhyok Kim Outdoor heat exchanger and heat pump having the same
JP2013190169A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Sharp Corp 熱交換器
JP2014077600A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Mitsubishi Electric Corp 熱交換器及びその製造方法、並びに該熱交換器を備えた空気調和機
JP2014134311A (ja) * 2013-01-08 2014-07-24 Keihin Thermal Technology Corp エバポレータ
US20140366568A1 (en) * 2013-06-13 2014-12-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Heat exchanger and outdoor unit for air-conditioner having the same
EP2626654A3 (en) * 2012-02-10 2015-01-14 LG Electronics, Inc. Heat pump
CN105485971A (zh) * 2016-01-12 2016-04-13 广东美的制冷设备有限公司 管翅式换热器及空调器
WO2020178977A1 (ja) * 2019-03-05 2020-09-10 三菱電機株式会社 熱交換器、熱交換器ユニット、及び冷凍サイクル装置

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040017768A (ko) * 2002-08-23 2004-02-27 엘지전자 주식회사 열교환기의 응축수 배출장치
JP2004271050A (ja) * 2003-03-07 2004-09-30 Daikin Ind Ltd セパレート型ヒートポンプ式空気調和機の室外ユニット
JP2005214534A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空調装置
JP4529459B2 (ja) * 2004-01-30 2010-08-25 パナソニック株式会社 空調装置
WO2011096124A1 (ja) * 2010-02-08 2011-08-11 住友軽金属工業株式会社 フィン・アンド・チューブ式熱交換器
CN102538297B (zh) * 2010-11-19 2014-12-03 Lg电子株式会社 室外换热器及具有该室外换热器的热泵
US20120125030A1 (en) * 2010-11-19 2012-05-24 Juhyok Kim Outdoor heat exchanger and heat pump having the same
CN102538297A (zh) * 2010-11-19 2012-07-04 Lg电子株式会社 室外换热器及具有该室外换热器的热泵
EP2626654A3 (en) * 2012-02-10 2015-01-14 LG Electronics, Inc. Heat pump
JP2013190169A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Sharp Corp 熱交換器
JP2014077600A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Mitsubishi Electric Corp 熱交換器及びその製造方法、並びに該熱交換器を備えた空気調和機
JP2014134311A (ja) * 2013-01-08 2014-07-24 Keihin Thermal Technology Corp エバポレータ
US20140366568A1 (en) * 2013-06-13 2014-12-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Heat exchanger and outdoor unit for air-conditioner having the same
CN105485971A (zh) * 2016-01-12 2016-04-13 广东美的制冷设备有限公司 管翅式换热器及空调器
WO2020178977A1 (ja) * 2019-03-05 2020-09-10 三菱電機株式会社 熱交換器、熱交換器ユニット、及び冷凍サイクル装置
JPWO2020178977A1 (ja) * 2019-03-05 2021-09-30 三菱電機株式会社 熱交換器、熱交換器ユニット、及び冷凍サイクル装置
JP7118238B2 (ja) 2019-03-05 2022-08-15 三菱電機株式会社 熱交換器、熱交換器ユニット、及び冷凍サイクル装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2006025169A1 (ja) 冷凍装置
JP4952196B2 (ja) 熱交換器
JP2000074588A (ja) 空気調和機用フィンチューブ型熱交換器
JP6701371B2 (ja) 熱交換器及び冷凍サイクル装置
EP2455687B1 (en) Outdoor heat exchanger and heat pump having the same
EP2918960B1 (en) Heat exchanger
CN105937816A (zh) 翅片管式热交换器以及具备它的制冷循环装置
WO2017101714A1 (zh) 换热器芯体和具有它的换热器
US10557652B2 (en) Heat exchanger and air conditioner
JP2013245884A (ja) フィンチューブ熱交換器
JP2004177040A (ja) ヒートポンプ用室外熱交換器
JP7112053B2 (ja) 熱交換器及びそれを用いた冷凍サイクル装置
JP2004271113A (ja) 熱交換器
EP3822570B1 (en) Heat exchanger, heat exchanger unit, and refrigeration cycle device
JP6918131B2 (ja) 熱交換器および冷凍サイクル装置
JPH10274493A (ja) 熱交換器
WO2016031032A1 (ja) 熱交換器および空気調和装置
JP2004317002A (ja) 熱交換器
JP2022040969A (ja) 熱交換器及びこの熱交換器を用いた空気調和機
JP6584668B2 (ja) 冷凍サイクル装置
JPH08178573A (ja) クロスフィン熱交換器
JP2006046697A (ja) 冷凍装置
JPH06117788A (ja) 熱交換器
WO2022219919A1 (ja) 熱交換器および冷凍サイクル装置
WO2022224350A1 (ja) 熱交換器