JP2000074487A - 温水タンク - Google Patents

温水タンク

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JP2000074487A
JP2000074487A JP10257553A JP25755398A JP2000074487A JP 2000074487 A JP2000074487 A JP 2000074487A JP 10257553 A JP10257553 A JP 10257553A JP 25755398 A JP25755398 A JP 25755398A JP 2000074487 A JP2000074487 A JP 2000074487A
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JP
Japan
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hot water
electromagnetic induction
water tank
tank
heater
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Pending
Application number
JP10257553A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Matsumoto
修 松本
Hiroshi Matsuda
宏 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製作が容易で漏水の心配のない安全性の高い
温水タンクの提供を目的とする。 【構成】 温水を貯留し得る樹脂製温水タンク1の底側
には、蓋部材3が被せられ、この蓋部材3の下部には、
電磁誘導コイル11が配設されるとともに、蓋部材3に
は、電磁誘導コイル11の電磁誘導作用によって加熱さ
れる加熱体10が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、温水タンクに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、便器の局部洗浄装置
を構成する温水タンク1とか、電気温水器の温水タンク
1は、図4に示すように、内部に温水を貯留することが
できる容器状をなして樹脂で形成され、その内部に温水
を生成するヒーター51が内装されたものとなってお
り、温水タンク1の底側にオーリング4を介在させて底
蓋3を螺合状に被せ、この底蓋3の蓋孔3a,3aを貫
通してヒーター51の先端のヒーター端子51a,51
aを通して、ヒーター51を底蓋3から温水タンク1内
へ立ち上げて設けており、従来では、このヒーター端子
51aの部分を確実にシールするために耐圧シールを施
しているが、漏水性に問題があり、また、ヒーター51
を取り付けた底蓋3を温水タンク1に取り付けるのは、
組付性能を悪化させるものであった。なお、図4におい
て、温水タンク1の上面側にはオーリング6を介在させ
て上蓋5が被せられ、この上蓋5には、給水管7と、出
湯口8aを有する出湯管8が設けられたものとなってお
り、温水タンク1内で生成された温水を湯の圧力で前記
出湯口8aから押し上げて出湯するように構成されてい
る。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、組付性を悪化させるこ
となく、またシールも確実にすることのできる温水タン
クを提供せんことを目的とし、その第1の要旨は、温水
を貯留し得る樹脂製タンクであって、該タンクの底側に
は蓋部材が被せられ、該蓋部材の下部には、電磁誘導コ
イルが配設されるとともに、前記蓋部材には、前記電磁
誘導コイルの電磁誘導作用によって加熱される加熱体が
設けられていることである。また、第2の要旨は、温水
を貯留し得る樹脂製タンクであって、該タンクの底側内
壁面には電磁誘導作用によって加熱される加熱体が設け
られていることである。また、第3の要旨は、温水を貯
留し得る樹脂製タンクであって、該タンクは、外側に配
設される電磁誘導コイルの電磁誘導作用によって誘導加
熱の起こりやすい材料を混入した樹脂で成形されている
ことである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、第1実施例の温水タンクの断面構成図で
あり、温水タンク1は樹脂製容器で構成されており、そ
の外周には補強用の補強リング2が巻着されており、上
面側には給水管7と出湯管8を備えた上蓋5がオーリン
グ6を介在させて水密状に螺合されて取り付けられてお
り、また、温水タンク1の底側にはオーリング4を介在
させて底蓋3が螺合されて取り付けられているが、本例
の底蓋3の内壁面には加熱体10が貼着されたものとな
っており、この加熱体10は、鉄板等の磁性体で形成さ
れるか、または鉄粉とバインダーが混合された磁性材の
塗料を底蓋3の内側に塗布して形成されたものであり、
この加熱体10に対し底蓋3の下部には電磁誘導コイル
11が配設され、この電磁誘導コイル11には電磁誘導
回路12が接続され、電磁誘導回路12からの通電によ
り電磁誘導コイル11より交番磁束を発生させて、磁性
体よりなる前記加熱体10に高周波磁束を通らせ、これ
により加熱体10にうず電流を発生させ、このうず電流
と加熱体10の有する固有抵抗によってジュール熱を発
生させることによって加熱体10を加熱するものであ
り、この加熱体10の加熱により、温水タンク1内に給
水管7を通し流入された水が加熱されて温水が温水タン
ク1内で生成されるものであり、生成された温水の圧力
で湯が出湯管8の出湯口8aから出湯されるものであ
る。
【0005】このように本例では、電磁誘導作用によっ
て加熱体10を加熱するものであるため、熱効率が良
く、短時間で所望の温度に加熱体10を加熱させて、所
望の温度を有する温水を温水タンク1内で生成すること
ができ、従来のようにヒーターを設ける必要がないた
め、組付が容易であり、しかも底蓋3を確実に温水タン
ク1にシールして取り付けることができるため、従来の
ように漏水を気にすることがなくなる。また、安全性の
高い温水タンクとすることができる。
【0006】なお、図1の構造では、前記従来の図4に
示した温水タンクの構成部材をそのまま使用し、即ち、
従来の温水タンク1に従来用いていた底蓋3に加熱体1
0を取り付けて水密状に被せれば良く、従来の底蓋3を
兼用して用いることができるものとなる。なお、本例で
は、底蓋3に加熱体10を取り付けたものを例示してい
るが、底蓋3そのものを磁性体で形成させておけば、底
蓋3そのものを加熱体として使用することができるもの
となる。
【0007】次に、図2は第2実施例の断面構成図であ
り、本例では、樹脂製の温水タンク1の底面側内壁面1
aの内側に、内壁面1aの湾曲形状に沿って湾曲形状に
形成させた加熱体10を貼着等して底側に固着させたも
のであり、この加熱体10は、磁性体である鉄板を湾曲
させて貼り付けたものであっても良く、また、磁性体の
粉末とバインダーを混合した塗料等を内壁面1aに塗布
して積層させて形成させたものであっても良い。なお、
この図2の温水タンク1は、底側の内壁面1aに加熱体
10を形成または貼り付け等するために、温水タンク1
の上面は開口され、後にこの上面に上面壁1bが貼着等
されて密閉されるものであり、上面壁1bに給水管7と
出湯管8を設けておくことができる。
【0008】このような構成においても、温水タンク1
の底側下部に電磁誘導コイル11を配置させて、電磁誘
導コイル11の電磁誘導作用によって加熱体10を加熱
させ、温水タンク1内の水を温水化させることができ、
熱効率が良く、短時間で所望の温度を有する温水を得る
ことができ、かつ安全性の高い温水タンクとすることが
できるものである。しかも、従来のようなヒーターを組
み付ける必要がないため、組み付け性が良く、また、漏
水の心配もなくなる。
【0009】次に、図3は第3実施例の断面構成図を示
すものであり、図3では、温水タンク1そのものを磁性
体化させたものである。即ち、温水タンク1を形成する
樹脂内に、予めフェライト系粉材とか銅粉とか鉄粉を成
形前に混入させて、樹脂内にこれらの磁性材料を均一に
混入させた後に所定形状の温水タンク1に成形したもの
であり、温水タンク1の外側に電磁誘導コイル11を配
置させて、電磁誘導コイル11の電磁誘導作用によって
温水タンク1そのものを加熱し、内部で温水を生成させ
ることができるものとなる。なお、特に温水タンク1の
底側に磁性材を多く混入させておけば、この底部を加熱
部1cとして、その下部に電磁誘導コイル11を配設し
て、特に底側を強く加熱できるように構成することがで
きる。
【0010】
【発明の効果】本発明は、温水を貯留し得る樹脂製タン
クであって、該タンクの底側には蓋部材が被せられ、該
蓋部材の下部には、電磁誘導コイルが配設されるととも
に、前記蓋部材には、前記電磁誘導コイルの電磁誘導作
用によって加熱される加熱体が設けられていることによ
り、従来のようなヒーターが不要となり、組み付け性が
良好化し、かつ漏水の心配がなくなり、電磁誘導作用に
よって熱効率良く、短時間に所望の温水を生成できる安
全性の高い温水タンクを構成することができる効果を有
する。
【0011】また、温水を貯留し得る樹脂製タンクであ
って、該タンクの底側内壁面には電磁誘導作用によって
加熱される加熱体が設けられていることにより、従来の
ようなヒーターが不要となり、構造を単純化させて安価
に製造することができ、また、水密性が向上されて、効
率良く短時間に温水を生成できる安全性の高い温水タン
クとし得る効果を有する。
【0012】また、温水を貯留し得る樹脂製タンクであ
って、該タンクは、外側に配設される電磁誘導コイルの
電磁誘導作用によって誘導加熱の起こりやすい材料を混
入した樹脂で成形されていることにより、電磁誘導作用
によって温水タンクそのものを加熱して内部で温水を効
率良く生成させることができ、水密性及び安全性の高い
温水タンクが得られる。また、温水タンクを任意の形状
に形成することができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の温水タンクの断面構成図である。
【図2】第2実施例の温水タンクの断面構成図である。
【図3】第3実施例の温水タンクの断面構成図である。
【図4】従来の温水タンクの断面構成図である。
【符号の説明】
1 温水タンク 1a 底面内壁面 1b 上面壁 1c 底部加熱部 2 補強リング 3 底蓋 4 オーリング 7 給水管 8 出湯管 10 加熱体 11 電磁誘導コイル 12 電磁誘導回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温水を貯留し得る樹脂製タンクであっ
    て、該タンクの底側には蓋部材が被せられ、該蓋部材の
    下部には、電磁誘導コイルが配設されるとともに、前記
    蓋部材には、前記電磁誘導コイルの電磁誘導作用によっ
    て加熱される加熱体が設けられていることを特徴とする
    温水タンク。
  2. 【請求項2】 温水を貯留し得る樹脂製タンクであっ
    て、該タンクの底側内壁面には電磁誘導作用によって加
    熱される加熱体が設けられていることを特徴とする温水
    タンク。
  3. 【請求項3】 温水を貯留し得る樹脂製タンクであっ
    て、該タンクは、外側に配設される電磁誘導コイルの電
    磁誘導作用によって誘導加熱の起こりやすい材料を混入
    した樹脂で成形されていることを特徴とする温水タン
    ク。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2459443A (en) * 2008-04-21 2009-10-28 Richard Kenneth Amery Inductive coil heater
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