JP2000074408A - 浴室ユニット - Google Patents

浴室ユニット

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JP2000074408A
JP2000074408A JP10249693A JP24969398A JP2000074408A JP 2000074408 A JP2000074408 A JP 2000074408A JP 10249693 A JP10249693 A JP 10249693A JP 24969398 A JP24969398 A JP 24969398A JP 2000074408 A JP2000074408 A JP 2000074408A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】給湯器からの湯を一時的に貯溜し且つ加熱保温
する貯湯タンクを浴室に設置した浴室ユニットにおい
て、バス水栓へは給湯器からの湯をそのまま導くととも
に、洗い場水栓へは貯湯タンク内の高温の貯湯を導くよ
うにし、バス水栓から貯湯タンク内の高温の貯湯が吐出
されるのを防止する。 【解決手段】 給湯器からの湯を供給する給湯配管48
を貯湯タンク46の上流部位で貯湯タンク46側の分岐
管50とバス水栓側の分岐管52とに分岐させて、貯湯
タンク46側の分岐管50を貯湯タンク46に接続する
一方、バス水栓側の分岐管52をバス水栓用の室内配管
58を介してバス水栓に連絡する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は浴室ユニットに関
し、詳しくは給湯器からの湯を一時的に貯溜し、加熱保
温しておいて浴室内の吐水部に供給する貯湯タンクを備
えたものに関する。
【0002】
【発明の背景】浴室内の水栓等吐水部への湯の供給は、
従来、給湯器で湯を沸かしてこれを給湯用の配管を通じ
て送ることにより行っていた。ところでかかる給湯器は
浴室の吐水部から遠く離れた場所、一般にはキッチンの
外に設置されているのが通例で、そのため浴室の吐水部
から湯を出そうとしたときに、先ず長い配管内で冷却さ
れた冷たい水が出てしまう。
【0003】しかも給湯器が着火して湯を沸かし上げる
までには時間がかかり、この間にも吐水部から冷たい水
が流出し続ける。従って使用者は吐水部から湯が出るま
で長い間待たなければならず、この間に苛立ちを感じる
とともに、その間に吐水部から吐水された冷水は使用者
が求めていない水であってそのまま捨てられることとな
り、多量の死に水となってしまう。この問題は単に浴室
内吐水のみならず、洗面化粧台その他の吐水部から湯を
出す際に共通して生ずる問題である。
【0004】このようなことから、給湯器から送られた
湯を一時的に貯溜し、加熱保温する貯湯タンクを吐水部
近くに設けておき、吐水部を吐水操作したときに、その
貯湯タンク内の貯湯を供給することで即時に吐水部から
湯を出すようになした即時給湯装置が提案されている。
【0005】この即時給湯装置を浴室ユニットに適用し
た場合、例えば洗い場側でシャワーを浴びるとき、シャ
ワー吐水当初から温かい湯を吐水させることができ、浴
室を使用するに当って快適にこれを使用でき好都合であ
る。
【0006】ところで浴室内の吐水部としては主として
バス水栓と洗い場水栓(一般にシャワー付)とがある。
この場合、貯湯タンク内の貯湯をバス水栓と洗い場水栓
との両方に共に供給するようにした場合、以下のような
不都合が生ずる。
【0007】バス水栓は、湯張りの際等に大量の湯を吐
出でき、湯張りを短時間で済ませられるように一般に吐
水量の多い2ハンドル式混合水栓又は給湯単水栓が用い
られている。
【0008】この場合、貯湯タンク内の貯湯をバス水栓
から吐出させたとき、例えば給湯器の設定温度が40℃
前後であるにも拘らず、バス水栓からは貯湯タンク内の
高温の貯湯(例えば70℃とか80℃の高温の貯湯)が
吐出され、使用者からすれば40℃程度の湯が吐出され
るものと思っていたところにいきなり70℃とか80℃
等の高温の湯が出てしまうといった問題を生ずる。
【0009】貯湯タンク内の貯湯の温度は、直ぐに湯切
れを起こしてしまわないように70℃とか80℃の高温
に設定してあり、そのような高温の貯湯が直接バス水栓
から吐出されてしまうことによる不都合を生ずるのであ
る。
【0010】またこのように貯湯タンク内の貯湯をバス
水栓と洗い場水栓との両方とに供給するようにした場
合、2つの水栓を同時に使用したような場合、貯湯タン
ク内の貯湯が速やかに消費されてしまって湯切れを起こ
したり或いは吐水が大きく温度変動し易いといった問題
もある。
【0011】尤も、バス水栓を感温部の温度感知に基づ
いて自動的に吐水温度を設定温度に調節する自動温調式
混合水栓としておけば、上記のような不都合は回避でき
る。しかしながらこの種の自動温調式混合水栓は価格が
高いのに加えて、湯張りの際の吐水量が落ちるため、湯
張りに時間が掛ってしまうといった問題がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して請求
項1の浴室ユニットは、給湯器から送られた湯を一時的
に貯溜し且つ加熱保温する貯湯タンクを配設し、該貯湯
タンクに対して該給湯器からの湯を供給する給湯配管を
接続するとともに、該貯湯タンク内の貯湯を浴室内の吐
水部に導く室内側配管を該貯湯タンクに接続して成る浴
室ユニットにおいて、前記給湯配管を前記貯湯タンクの
上流部位で該貯湯タンク側の分岐管とバス水栓側の分岐
管とに分岐させて該貯湯タンク側の分岐管を該貯湯タン
クに接続する一方、該バス水栓側の分岐管をバス水栓用
の室内配管を介して該バス水栓に連絡したことを特徴と
する。
【0013】
【作用及び発明の効果】上記のように本発明は、給湯器
からの湯を供給する給湯配管を貯湯タンクの上流部位で
貯湯タンク側の分岐管とバス水栓側の分岐管とに分岐さ
せ、そして貯湯タンク側の分岐管を貯湯タンクに接続す
る一方、バス水栓側の分岐管をバス水栓用の室内配管を
介してバス水栓へ連絡するようになしたものである。
【0014】浴室ユニットにおいて、洗い場水栓の場合
には吐水した湯がそのまま入浴者の身体や手に当り、従
って吐水初期から所望の温かい湯を吐水できることが望
ましい。
【0015】一方でバス水栓の場合には、必ずしもその
ようなことは求められない。例えばバス水栓によって浴
槽内に湯張りを行うとき、吐水初期に冷水が流出しても
特に問題は無い。引き続いて給湯器で沸かし上げられた
湯が浴槽に供給されることで、最終的に所望温度で浴槽
内に湯張りを行うことが可能である。
【0016】また浴室の使用途中にバス水栓にて浴槽に
足し湯を行う際にも、その足し湯が入浴者の身体に直接
当るということは無いし、またそのような足し湯を行う
ときには、通常、それ以前に洗い場水栓側でシャワー吐
水を行っていたり、或いはまた既に浴槽に対して湯張り
が行われることによって給湯器が立ち上がっており、即
ち給湯器内で湯が沸かし上げられており、従ってバス水
栓からの足し湯の際に冷たい水が出て来る蓋然性も少な
いし、或いは冷たい水が出て来るとしても速やかに温か
い湯に切り替わる。
【0017】従ってバス水栓については、貯湯タンク内
の貯湯を供給して吐水初期から温かい湯を吐水させるこ
と、即ち即湯吐水の必要性は低いものといえる。
【0018】本発明はこのような着眼の下になされたも
のであって、給湯配管を貯湯タンクの上流部で分岐させ
てこれをバス水栓に直接、即ち貯湯タンクを介さないで
連絡するようになしたもので、かかる本発明によれば、
2ハンドル式混合水栓,給湯単水栓等から成るバス水栓
にて浴槽に湯を吐水したときに確実に給湯器の設定温度
の湯を吐水させることができ、貯湯タンク内の高温の貯
湯がバス水栓から吐水されてしまうといったことが無い
ため安全である。
【0019】一方で浴室内の他の吐水部、具体的には主
として洗い場水栓から所望の温度の湯を出したいときに
は、その洗い場水栓については自動温調機構付水栓を用
いることができるため、貯湯タンク内の貯湯を用いて吐
水初期から所望温度の温かい湯を吐水させることができ
る。
【0020】また本発明によれば、バス水栓側において
貯湯タンク内の貯湯が消費されないため、貯湯タンク内
が湯切れしにくく、従ってまた貯湯タンクを小型化する
ことも可能となる。
【0021】上記説明から明らかなように、本発明はバ
ス水栓として2ハンドル式混合水栓若しくは給湯単水栓
が、更には洗い場水栓として自動温調機構付混合水栓が
用いられている場合に適用して効果が大きい。
【0022】尚本発明において上記貯湯タンクは浴室の
床裏,壁裏に配設しておいても良いし、また天井裏に配
設しておくこともでき、更には浴室内にこれを配設して
おくこともできる。
【0023】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1は浴室内部を示したもので、図中10は
防水パン、12は壁パネルであり、それら防水パン1
0、壁パネル12によって浴室の床と壁とが構成されて
いる。防水パン10は、洗い場14と浴槽載置部16と
を有するもので、その浴槽載置部16の上面に浴槽18
が載置されている。ここで浴槽18は、周壁部20の上
端に水平な手摺部22が一体に形成されている。そして
この手摺部22の、浴槽18における足元側の部分に2
ハンドル式混合水栓から成るバス水栓24が設けられて
いる。
【0024】防水パン10の洗い場14側には、これと
は別体(又は一体)をなすカウンター26が壁パネル1
2に接するようにして設けられている。そしてそのカウ
ンター26の前面に洗い場水栓(吐水部)28が設けら
れている。本例の洗い場水栓28は自動温調機構付混合
水栓である。
【0025】更にその上部においてシャワーヘッド30
が設けられており、そのシャワーヘッド30がシャワー
ホース32を介して洗い場水栓28に接続されている。
尚、34は防水パン10に設けられた排水口である。
【0026】防水パン10には、図2及び図3に示して
いるように洗い場14と浴槽載置部16との境界部に沿
って水切用の突条36が設けられている。更に防水パン
10における浴槽載置部16の洗い場14側の端部且つ
浴槽18の足元側端部、つまりバス水栓24側の端部で
あって浴槽18における周壁部20の外側に位置する部
分には、三角筒状の立上り部38が設けられていて、そ
の上面にタンク用開口部40が形成され、そのタンク用
開口部40がハット状且つ三角形状の脱着可能な蓋42
にてパッキン44を介し水密に閉鎖されている(図3参
照)。
【0027】46は給湯器から送られた湯を一時的に貯
溜する貯湯タンクであって、内部に貯溜した湯を加熱保
温するための電気ヒータが設けられている。本例におい
て、この貯湯タンク46は、上記立上り部38及び蓋4
2にて囲まれた空間内に且つその上部がタンク用開口部
40から一部上向きに突き出す状態で配設されている。
【0028】図3において、48は給湯器からの湯を供
給するための給湯配管であって、この給湯配管48は、
上記タンク用開口部40の下側且つ貯湯タンク46の上
流部位において、貯湯タンク46側に湯を供給する分岐
管50と、バス水栓24側に湯を供給する分岐管52と
に分岐している。
【0029】貯湯タンク46側の分岐管50は貯湯タン
ク46の下部に接続されており、また貯湯タンク46の
上部には、洗い場水栓28用の給湯用の室内配管54
が、蓋42の部分に設けられた電気的絶縁材から成る継
手56を介して貯湯タンク46に接続されている。
【0030】一方バス水栓24側の分岐管52は、図中
上方へと立ち上げられ、蓋42の部分において同じく電
気的絶縁材から成る継手56を介して、バス水栓28用
の給湯用の室内配管58に接続されている。
【0031】60は水供給用の給水配管であって、その
先端部が蓋42の部分において同じく電気的絶縁材から
成る継手56を介して浴室内の水栓24、28への給水
用の室内配管62に接続されている。
【0032】本例においては、上記給湯配管48,給水
配管60及び室内配管54,58及び62が予め浴室ユ
ニット側に組み付けられた状態とされている。
【0033】防水パン10における浴槽載置部16に
は、また、図2に示しているように洗い場14側の端部
且つ浴槽18の頭部側の端部、即ち上記タンク用開口部
40とは反対側の端部であって浴槽周壁部20の外側に
位置する部分に、上記立上り部38と同様の形状の立上
り部64が設けられていて、その上面に配管接続用開口
部66が形成されており、その配管接続用開口部66
が、板状且つ平面三角形状の脱着可能な蓋68によりパ
ッキン44を介し水密に閉鎖されている。
【0034】この配管接続用開口部66の下側におい
て、上記給湯配管48及び給水配管60をそれぞれ構成
する配管、即ち湯供給用の1次側の元配管70及び水供
給用の1次側の元配管72とユニット側配管48a及び
60aとが接続されている。この配管接続用開口部66
は、配管同士の接続及びその接続部のメンテナンス作業
をするためのものである。
【0035】尚、浴槽載置部16の洗い場14側の端部
に設けられた一対の立上り部38,64及びタンク用開
口部40,配管接続用開口部66は、それぞれ浴槽18
のエプロン74の裏側にあって、そのエプロン74によ
り通常時は隠蔽された状態にある(図1参照)。
【0036】この例の場合、給湯器から設定温度(例え
ば40℃程度の湯張り温度)で送られてきた湯は、貯湯
タンク46の上流部位においてバス水栓24側の分岐管
52と貯湯タンク46側の分岐管50とに分流し、バス
水栓24側の分岐管52に流入した湯は、室内配管58
を流通して給湯器からの設定温度のままバス水栓24へ
と送られる。
【0037】一方貯湯タンク46側の分岐管50に流入
した湯は、貯湯タンク46内部に貯えられ且つ加熱保温
されている貯湯(例えば70℃とか80℃とかの高温の
湯)を室内配管54内部へと押し出す。押し出された貯
湯は洗い場水栓28へと送られた上で、洗い場水栓28
において水用の室内配管62から送られてきた水と所望
の温度となるように混合される。
【0038】以上のように本例の浴室ユニットによれ
ば、バス水栓24にて浴槽18に湯を吐水したときに確
実に給湯器の設定温度の湯を吐水させることができ、貯
湯タンク46内の高温の貯湯がバス水栓24から吐水さ
れてしまうといったことが無いため安全である。
【0039】一方で洗い場水栓28から所望の温度の湯
を出したいときには、本例ではその洗い場水栓28を自
動温調機構付水栓を用いているため、貯湯タンク46内
の貯湯を用いて吐水初期から所望温度の温かい湯を吐水
させることができる。
【0040】また本例によれば、バス水栓24側におい
て貯湯タンク26内の貯湯が消費されないため貯湯タン
ク26内が湯切れしにくく、従ってまた貯湯タンク26
を小型化することも可能となる。
【0041】図4は本発明の他の実施例を示したもので
ある。この例では、同図(B)に示しているように給湯
配管48が一旦蓋42を貫通して浴室内に入り込み、そ
して浴室内で分岐管52と分岐管76とに分岐してい
る。分岐管52は給湯用の室内配管58を介してバス水
栓24に連絡されている。
【0042】一方分岐管76は、蓋42の上部において
貯湯タンク46に湯を供給する分岐管50とバイパス管
78とに更に分岐している。分岐管50は蓋42を再び
貫通して浴室外に出て貯湯タンク46の下部に接続され
ている。
【0043】貯湯タンク46の上部からは蓋42を貫通
して出口管53が延び出し、浴室内においてバイパス管
78と一体化して洗い場水栓28への給湯用の室内配管
54につながっている。
【0044】本例では、蓋42を貫通する各配管がそれ
ぞれ蓋42の部分で分離されており、且つその分離部で
お互いに継手56によって接続されている。これによっ
て浴室の内側でその接続部を外すことができ、そしてそ
の接続部を外すことによって床下の配管を触ることなく
蓋42を取り外し、貯湯タンク46のメンテナンス作業
を行うことができる。
【0045】本例の場合、給湯器から送られてきた湯は
浴室内においてバス水栓24側の分岐管52と洗い場水
栓28側の分岐管76とに分岐し、そして分岐管52内
に流入した湯はそのままバス水栓24へと送られる。
【0046】一方分岐管76内に流入した湯は一旦分岐
管50とバイパス管78とに分流し、そして分岐管50
側に流入した湯は貯湯タンク46内部へと入り込み、こ
れとともに貯湯タンク46内部に貯えられている貯湯が
押し出される。そして貯湯タンク46から押し出された
湯がバイパス管78からの流れと合流して洗い場水栓2
8へと送られる。
【0047】これによって、給湯器の着火後に未だ沸き
上がらない水が給湯用の給湯配管48を通じて送られて
きた場合に、未だ冷たい水が全部貯湯タンク46内部に
流れ込まず、一部がバイパス管78を通じて貯湯タンク
46からの湯と合流し、浴室内の洗い場水栓28へと送
られ、短い時間でその内部の湯が全部押し出されてしま
うといったことがなく、このためお湯切れを起こさず、
効率的にその内部の湯を利用することができる。
【0048】図5及び図6は本発明の他の実施例を示し
たものである。この例では、貯湯タンクがカウンターの
内部空間を利用して浴室内に配設されている。図5にお
いて、26は防水パン10とは別体且つその防水パン1
0上に設けられたカウンターで、天板80と前板82を
有している。そして図5に示すように、貯湯タンク46
がカウンター26の内部において、防水パン10上に載
置されている。
【0049】本例においては、図6に示すように防水パ
ン10の下側より給湯配管48が防水パン10を貫通し
且つ継手56を介してカウンター26の内部に延び出し
ており、この給湯配管48がカウンター26内部におい
て、貯湯タンク46側の分岐管50とバス水栓24側の
分岐管52とに分岐している。
【0050】このように本例においても給湯配管48が
貯湯タンク46の上流部位において分岐しており、バス
水栓24側の分岐管52が給湯用の室内配管58を介し
てバス水栓24に連絡されている。また貯湯タンク46
側の分岐管50が貯湯タンク46の下部に接続されてい
る。
【0051】貯湯タンク46の上部からは、洗い場水栓
28へ湯を供給するための室内配管54が延び出してい
る。この貯湯タンク46の下部からは水抜管84が延び
出しており、その先端部に水抜栓86が設けられてい
る。
【0052】尚、図6中88は貯湯タンク46内部に設
けられた電気ヒータであり、この電気ヒータ88から電
源コード90が貯湯タンク46外部へと延び出してい
る。この電源コード90はブッシングを通して壁パネル
12を水密に貫通し、図5に示すように天井裏に配置さ
れた絶縁トランス92を介して電源に接続されている。
【0053】尚、図5中94は天井に設けられた点検口
蓋であり、また図6中96は浴室の床下を点検するため
の点検口蓋である。
【0054】以上本発明の実施例を詳述したがこれらは
あくまで一例示である。例えば上記実施例においてはバ
ス水栓24を2ハンドル式混合水栓としているが、これ
を給湯単水栓等の他の水栓とすることも可能である。ま
た図1及び図4の例では防水パン10の下側に貯湯タン
ク46を、また図5の例では防水パン10の上側且つ浴
室内に貯湯タンク46を配設しているが、これを浴室ユ
ニットの天井裏或いは壁パネル12の裏側等に配設する
ことも可能である。その他本発明は様々な形態の浴室ユ
ニットに対して適用することが可能であるなど、その主
旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構
成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である浴室ユニットの内部を
示す図である。
【図2】図1の貯湯タンクの配設部及び配管接続用開口
部の周辺を部分的に拡大して示す斜視図である。
【図3】図1の貯湯タンク及び周辺部を部分的に拡大し
て示す断面図である。
【図4】本発明の他の実施例の浴室ユニットの要部を拡
大して示す図である。
【図5】本発明の他の実施例の浴室ユニットの内部を示
す図である。
【図6】図5の貯湯タンク及び周辺部を部分的に拡大し
て示す図である。
【符号の説明】
10 防水パン 12 壁パネル 24 バス水栓 28 洗い場水栓 46 貯湯タンク 48 給湯配管 50,52 分岐管 54,58 室内配管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給湯器から送られた湯を一時的に貯溜し
    且つ加熱保温する貯湯タンクを配設し、該貯湯タンクに
    対して該給湯器からの湯を供給する給湯配管を接続する
    とともに、該貯湯タンク内の貯湯を浴室内の吐水部に導
    く室内側配管を該貯湯タンクに接続して成る浴室ユニッ
    トにおいて、 前記給湯配管を前記貯湯タンクの上流部位で該貯湯タン
    ク側の分岐管とバス水栓側の分岐管とに分岐させて該貯
    湯タンク側の分岐管を該貯湯タンクに接続する一方、該
    バス水栓側の分岐管をバス水栓用の室内配管を介して該
    バス水栓に連絡したことを特徴とする浴室ユニット。
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