JP2000074189A - プーリ - Google Patents
プーリInfo
- Publication number
- JP2000074189A JP2000074189A JP10262373A JP26237398A JP2000074189A JP 2000074189 A JP2000074189 A JP 2000074189A JP 10262373 A JP10262373 A JP 10262373A JP 26237398 A JP26237398 A JP 26237398A JP 2000074189 A JP2000074189 A JP 2000074189A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulley
- outer ring
- inner ring
- housing
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Pulleys (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数を増加させることなく、密封性を向
上させることができるプーリを提供すること。 【解決手段】 固定内輪と、回転外輪と、内外輪間に介
装された転動体と、外輪外周面に嵌合固定されたベルト
案内部と、固定内輪を挿通しハウジングに支持される締
結部材とを有し、締結部材に配置した半径方向フランジ
とハウジング間に固定内輪を挾持固定してなるプーリに
おいて、ベルト案内部６の基部６ａに、回転外輪２の側
面に沿って半径方向内方に延び、かつ締結部材８に配置
した半径方向フランジ１０と僅かな隙間の密封部１２を
形成する半径方向延長部１１を形成したことを特徴とす
る。
上させることができるプーリを提供すること。 【解決手段】 固定内輪と、回転外輪と、内外輪間に介
装された転動体と、外輪外周面に嵌合固定されたベルト
案内部と、固定内輪を挿通しハウジングに支持される締
結部材とを有し、締結部材に配置した半径方向フランジ
とハウジング間に固定内輪を挾持固定してなるプーリに
おいて、ベルト案内部６の基部６ａに、回転外輪２の側
面に沿って半径方向内方に延び、かつ締結部材８に配置
した半径方向フランジ１０と僅かな隙間の密封部１２を
形成する半径方向延長部１１を形成したことを特徴とす
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、プーリ、例えば
自動車の補機駆動ベルト用のアイドラプーリに関する。
自動車の補機駆動ベルト用のアイドラプーリに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のプーリは、例えば、固定内輪２０
と、回転外輪２１と、内外輪２０，２１間に介装され保
持器２３にて保持された転動体２２と、外輪２１外周面
２１ａに嵌合固定されたベルト案内部２５と、固定内輪
２０を挿通しハウジング２６に螺合支持されるボルト２
７とを有し、ボルト２７の頭部２７ａ座面に形成した半
径方向フランジ２８とハウジング２６間に固定内輪２０
を挾持固定してなる構成を有している。このベルト案内
部２５は、ＪＩＳ規格ＳＰＣＣを使用してプレス成形に
て例えば断面コ字形とされている。また、外輪２１両端
部には、外部のダストや泥水がプーリ内部に侵入しない
よう、プーリ内部を密封するシール２４，２４が配置さ
れている。
と、回転外輪２１と、内外輪２０，２１間に介装され保
持器２３にて保持された転動体２２と、外輪２１外周面
２１ａに嵌合固定されたベルト案内部２５と、固定内輪
２０を挿通しハウジング２６に螺合支持されるボルト２
７とを有し、ボルト２７の頭部２７ａ座面に形成した半
径方向フランジ２８とハウジング２６間に固定内輪２０
を挾持固定してなる構成を有している。このベルト案内
部２５は、ＪＩＳ規格ＳＰＣＣを使用してプレス成形に
て例えば断面コ字形とされている。また、外輪２１両端
部には、外部のダストや泥水がプーリ内部に侵入しない
よう、プーリ内部を密封するシール２４，２４が配置さ
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のプーリに
おいては、シール２４，２４にダストや泥水が直接かか
るため、密封部に十分な注意を払わないとプーリ内部に
泥水等が侵入することがある。また、大きなダスト対応
のため、ダストカバーを内輪２０端部側に配置した構造
も採用されているが、この場合、部品点数が増加すると
同時に、ダストカバー取付け工数が余分にかかるという
問題がある。
おいては、シール２４，２４にダストや泥水が直接かか
るため、密封部に十分な注意を払わないとプーリ内部に
泥水等が侵入することがある。また、大きなダスト対応
のため、ダストカバーを内輪２０端部側に配置した構造
も採用されているが、この場合、部品点数が増加すると
同時に、ダストカバー取付け工数が余分にかかるという
問題がある。
【０００４】そこで、この発明は、部品点数を増加させ
ることなく、密封性を向上させることができるプーリを
提供することを目的としている。
ることなく、密封性を向上させることができるプーリを
提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、固定内輪と、回転外輪と、内外輪間に介
装された転動体と、外輪外周面に嵌合固定されたベルト
案内部と、固定内輪を挿通しハウジングに支持される締
結部材とを有し、締結部材に配置した半径方向フランジ
とハウジング間に固定内輪を挾持固定してなるプーリに
おいて、ベルト案内部の基部に、回転外輪の側面に沿っ
て半径方向内方に延び、かつ締結部材に配置した半径方
向フランジと僅かな隙間の密封部を形成する半径方向延
長部を形成したことを特徴とする。
の手段として、固定内輪と、回転外輪と、内外輪間に介
装された転動体と、外輪外周面に嵌合固定されたベルト
案内部と、固定内輪を挿通しハウジングに支持される締
結部材とを有し、締結部材に配置した半径方向フランジ
とハウジング間に固定内輪を挾持固定してなるプーリに
おいて、ベルト案内部の基部に、回転外輪の側面に沿っ
て半径方向内方に延び、かつ締結部材に配置した半径方
向フランジと僅かな隙間の密封部を形成する半径方向延
長部を形成したことを特徴とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、この発明の具体的実施の形
態について図面を参照して説明する。図１は、この発明
にかかる一実施形態のプーリであり、固定内輪１と、回
転外輪２と、内外輪１，２間に介装され保持器４に保持
された転動体５と、外輪２外周面２ａに嵌合固定され断
面コ字形で例えばＪＩＳ規格ＳＰＣＣより形成されたベ
ルト案内部６と、固定内輪１を挿通しハウジング７に螺
合して支持されるボルト８とを有し、ボルト８の頭部９
座面に配置した半径方向フランジ１０とハウジング７間
に固定内輪１を挾持固定している。そして、ベルト案内
部６の外輪２外周面２ａに圧入等にて固定される円筒状
基部６ａの一端部に、回転外輪２の側面に沿って半径方
向内方に延び、かつボルト８に配置した半径方向フラン
ジ１０と僅かな隙間の密封部１２を形成する半径方向延
長部１１を形成している。また、外輪２の両端部には、
内外輪１，２間を密封するシール５，５が配置されてい
る。
態について図面を参照して説明する。図１は、この発明
にかかる一実施形態のプーリであり、固定内輪１と、回
転外輪２と、内外輪１，２間に介装され保持器４に保持
された転動体５と、外輪２外周面２ａに嵌合固定され断
面コ字形で例えばＪＩＳ規格ＳＰＣＣより形成されたベ
ルト案内部６と、固定内輪１を挿通しハウジング７に螺
合して支持されるボルト８とを有し、ボルト８の頭部９
座面に配置した半径方向フランジ１０とハウジング７間
に固定内輪１を挾持固定している。そして、ベルト案内
部６の外輪２外周面２ａに圧入等にて固定される円筒状
基部６ａの一端部に、回転外輪２の側面に沿って半径方
向内方に延び、かつボルト８に配置した半径方向フラン
ジ１０と僅かな隙間の密封部１２を形成する半径方向延
長部１１を形成している。また、外輪２の両端部には、
内外輪１，２間を密封するシール５，５が配置されてい
る。
【０００７】なお、上記半径方向フランジ１０と半径方
向延長部１１とは、図１に示すように、端面を対峙させ
て密封部を形成しているが、側面を対峙させる等、任意
である。
向延長部１１とは、図１に示すように、端面を対峙させ
て密封部を形成しているが、側面を対峙させる等、任意
である。
【０００８】さらには、上記頭部付きボルト８のかわり
に、ネジが形成された軸部にフランジ付きナットを螺合
するか、あるいは別体フランジを介装してナットを螺合
してもよい。
に、ネジが形成された軸部にフランジ付きナットを螺合
するか、あるいは別体フランジを介装してナットを螺合
してもよい。
【０００９】
【発明の効果】このように、本発明では、ベルト案内部
の基部に回転外輪の側面に沿って半径方向内方に延びる
半径方向延長部と、締結部材に配置した半径方向フラン
ジとの間に僅かな隙間の密封部を形成したため、別部材
のダストカバーが不要となり、部品点数を増加させるこ
となく、密封性を向上させることができる。
の基部に回転外輪の側面に沿って半径方向内方に延びる
半径方向延長部と、締結部材に配置した半径方向フラン
ジとの間に僅かな隙間の密封部を形成したため、別部材
のダストカバーが不要となり、部品点数を増加させるこ
となく、密封性を向上させることができる。
【図１】本発明の一実施形態のプーリの断面図である。
【図２】従来のプーリの断面図である。
１ 内輪 ２ 外輪 ３ 転動体 ４ 保持器 ５ シール ６ ベルト案内部 ７ ハウジング ８ ボルト ９ 頭部 １０ 半径方向フランジ １１ 半径方向延長部 １２ 密封部
Claims (1)
- 【請求項１】 固定内輪と、回転外輪と、内外輪間に介
装された転動体と、外輪外周面に嵌合固定されたベルト
案内部と、固定内輪を挿通しハウジングに支持される締
結部材とを有し、締結部材に配置した半径方向フランジ
とハウジング間に固定内輪を挾持固定してなるプーリに
おいて、ベルト案内部の基部に、回転外輪の側面に沿っ
て半径方向内方に延び、かつ締結部材に配置した半径方
向フランジと僅かな隙間の密封部を形成する半径方向延
長部を形成したことを特徴とするプーリ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10262373A JP2000074189A (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | プーリ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10262373A JP2000074189A (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | プーリ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000074189A true JP2000074189A (ja) | 2000-03-07 |
Family
ID=17374858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10262373A Pending JP2000074189A (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | プーリ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000074189A (ja) |
-
1998
- 1998-09-01 JP JP10262373A patent/JP2000074189A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP2287483B1 (en) | Sealing device for rolling bearing | |
| US20070147718A1 (en) | Sealing device and rolling bearing device using same | |
| WO2005036183A1 (ja) | 駆動輪用ハブユニット | |
| WO2008062684A1 (fr) | Dispositif d'étanchéité et dispositif de chemin de roulement | |
| JP2004515730A (ja) | 転がり軸受けに用いられるシール装置 | |
| JP4297658B2 (ja) | 車輪用軸受装置 | |
| US3951482A (en) | Unitized thrust bearing and seal assembly | |
| US4344659A (en) | Sealing construction for a rotating portion at a bicycle | |
| US7374345B2 (en) | System for securing a roller bearing in axial directions | |
| JP2009287596A (ja) | 転がり軸受用密封装置 | |
| JP4115419B2 (ja) | シール装置 | |
| EP1260724B1 (en) | Sealing device for water pump bearings | |
| JP2009287596A5 (ja) | ||
| US5234269A (en) | Antifriction bearing with a clip-on sensor | |
| JPH011677A (ja) | 軸受の非接触形シール装置 | |
| JP2010235115A (ja) | 駆動輪用ハブユニット | |
| JP2015194172A (ja) | プーリユニット | |
| JP2000074189A (ja) | プーリ | |
| JP2005337383A (ja) | プーリ用軸受装置 | |
| JP2004211832A (ja) | センサ対応軸受装置 | |
| JP2015194175A (ja) | プーリユニット | |
| JP2006341751A (ja) | 車輪用軸受装置 | |
| JP2001214964A (ja) | 樹脂プーリ | |
| JPH07317753A (ja) | 車輪用軸受ユニット | |
| JPH1078038A (ja) | 密封転がり軸受 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050517 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050719 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050818 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051013 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051108 |