JP2000073658A - 防盗型金庫 - Google Patents

防盗型金庫

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JP2000073658A
JP2000073658A JP10284705A JP28470598A JP2000073658A JP 2000073658 A JP2000073658 A JP 2000073658A JP 10284705 A JP10284705 A JP 10284705A JP 28470598 A JP28470598 A JP 28470598A JP 2000073658 A JP2000073658 A JP 2000073658A
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JP
Japan
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lock
buzzer
alarm
safe
alarm lock
Prior art date
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Pending
Application number
JP10284705A
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English (en)
Inventor
Moriaki Jinbo
守明 神保
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KANZAN BISO KK
Original Assignee
KANZAN BISO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンビニエンス・ストアー、娯楽施設、スポー
ツ施設、一般家庭等で使用される小型の可搬型金庫は、
最近盗難の被害に遭うことが極めて多く、その緊急対策
が要望されている。 【解決手段】金庫の扉板の表面にディジタル面付錠を設
け、それに設けられた第1警報錠をブザーに接続し、該
金庫本体の底板に設けられた第2警報錠を該ブザーに接
続し、同じく該金庫本体の該底板ベース鋼板に該第2警
報錠の一方のマグネット・センサーに対応して設けられ
た他方のマグネット・センサーを設け、該金庫本体の裏
側で窃盗犯から見え難い箇所にブザーを設ける。ディジ
タル面付錠のテン・キー操作によらずに該扉板を開こう
とすると、該第1警報錠が作動して該ブザーを駆動し、
該扉板を開くと該ブザーを駆動し、更に該金庫本体を部
分的に持上げると該第2警報錠をも作動して該ブザーを
駆動し、連続して警報を発する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、防盗型金庫に関し、
更に詳しくは金融機関、郵便局、ホテル、コンビニエン
ス・ストアー、娯楽施設、スポーツ施設等は勿論のこ
と、一般家庭でも使用される可搬型防盗型金庫の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年我が国の金融機関の低金利や貸し渋
りに応じ、金融機関への預金が控えられ、これに対処し
ようと、一般家庭でも可搬型金庫が爆発的に購入され、
使用に供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、銀行等の金庫
室はともかく、コンビニエンス・ストアー、娯楽施設、
スポーツ施設或いは一般家庭等で使用される公知の小型
可搬型金庫は、最近盗難の被害に遭うことが極めて多
く、その緊急対策が要望されている。
【0004】
【課題を解決しようとする手段】この発明は、前述の公
知の小型可搬型金庫の欠陥を除去するものであり、その
要旨は、所要厚み、高さ、幅及び奥行とを有する耐火性
外箱と、該耐火性外箱の内側に一体に設けられた所要厚
み、高さ及び幅とを有する断熱材と、該断熱材の内壁に
一体に設けられた所要厚み、高さ、幅及び奥行とを有す
る内箱と、所要厚みと、該耐火性外箱の長さ、幅及び厚
みとに対応する形状とを有し、該耐火性外箱の表側に蝶
着された扉板とから成る金庫本体と、該金庫の底板より
広い面積と、所要厚みとを有し、該底板に一体に設けら
れたベース鋼板と、該扉板の表側に一体に設けれたディ
ジタル面付錠と、該扉板の該ディジタル面付錠の閂に隣
接して設けられたマグネット・センサーを有する第1警
報錠と、該金庫本体の裏側で窃盗犯から見え難い箇所に
設けられ、該ディジタル面付錠に設けられた該第1警報
錠に接続されたブザーと、該金庫本体の底板に設けら
れ、且つ該ブザーに接続された第2警報錠と、該ベース
鋼板で該第2警報錠の一方のマグネット・センサーに対
応して設けられたマグネット・センサーと、該ベース鋼
板を貫通して床面に固着された所要本数のボルトを介し
て該床面と、該ベース鋼板とに固定される様にし、該デ
ィジタル面付錠のテン・キー操作によらずに該扉板を開
こうとすると、該第1警報錠が作動して該ブザーを駆動
し、該扉板を開くと同じく該ブザーを駆動し、更に該金
庫本体を部分的に持上げると該第2警報錠をも作動して
該ブザーを駆動し、連続して警報を発する防盗型金庫で
ある。
【0005】この発明の他の要旨は、所望に応じ、該金
庫本体と一体の該ベース鋼板を該床面に固着しないこと
を特徴とする防盗型金庫である。
【0006】
【実施例】請求項1記載の防盗型金庫10を添付図面に
示す実施例について説明する。図1〜7に於て、該防盗
型金庫本体10は、耐火性外箱Aと、断熱材Bと、内箱
Cと、扉板Dとから成る。
【0007】所要厚み12、高さ14、幅16及び奥行
18とを有する該耐火性外箱Aの内側に、所要厚み2
2、高さ24、幅26及び奥行28とを有する断熱材B
を一体に設ける。
【0008】該断熱材Bの内壁に所要厚み、高さ、幅及
び奥行とを有する内箱Cを一体に設ける。
【0009】該耐火性外箱Aの長さ、幅及び厚みとに対
応する夫々の形状とを有する耐火性扉板Dを該耐火性外
箱Aの一方の側に蝶着する。
【0010】金庫本体10の底板10aより広い面積
と、所要厚みとを有するベース鋼板Eを該底板10aに
一体に設け、該扉板Dの表側で蝶着側と反対側にディジ
タル面付錠Fを一体に設け、該ディジタル面付錠Fの下
側に該扉板D開閉用ハンドル11を一体に設ける。
【0011】該扉板Dの該ディジタル面付錠Fの閂50
に隣接してマグネット・センサー40a、40bとを有
する第1警報錠(電子ロック)40を一体に設け、該金
庫本体10の裏側で窃盗犯から見え難い箇所に一体に設
けたブザー52に接続する。
【0012】図3〜5に示す通り、該金庫本体10の該
底板10aで中心部に形成した開口部10b内にマグネ
ット・センサー42aを有する第2警報錠(電子ロッ
ク)42を設け、該マグネット・センサー42aに対応
する他方のマグネット・センサー42bを該ベース鋼板
Eに設け、該第2警報錠42を該ブザー52に接続す
る。尚、該マグネット・センサー42a、42b及び電
源44をカバー48で被覆する。
【0013】特に図1〜3に示す通り、該ベース鋼板E
を貫通して形成した所要個数の螺合孔eにコンクリート
等の床面60に所要本数のアンカー・ボルト62を介し
て該ベース鋼板Eと該金庫本体10とを固着する。
【0014】この発明に係る第1警報錠40は、該扉板
Dを閉じた時は、図6に示す様に、該閂50により該セ
ンサー40aと該センサー40bとが一致して重なるの
で、該ブザー52が作動しない構成とし、他方該扉板D
を開いた時は、図7に示す様に、該センサー40aと該
センサー40bとが離れるので該ブザー52が作動する
構成とする。
【0015】前述の通り、該金庫本体10を持上げる
と、該底板10aの該第2警報錠42の該センサー40
aから該センサー40bが離反するので、該第2警報錠
42が作動して該ブザー52が鳴る構成とする。
【0016】請求項2記載の発明に於ては、所望に応
じ、例えば家庭の座敷に置く場合等、該金庫本体10と
一体の該ベース鋼板Eとを該床面60に固着しない防盗
型金庫である。
【0017】
【発明の作用】該ディジタル面付錠Fのテン・キー操作
によらずに該扉板Dを開こうとすると、該第1警報錠4
0が作動して該ブザー52を駆動し、該扉板Dを開くと
該ブザー52を駆動し、更に該金庫本体10を部分的に
持上げると該第2警報錠42をも作動して該ブザー52
を駆動し、連続して警報を発する。
【0018】前述の通り、この発明に係る防盗型金庫1
0によれば、次の様な所望の効果が得られる。
【0019】
【発明の効果】(1)該防盗型金庫10を該床面60に
該ベース鋼板Eと所要本数のアンカー・ボルト62とを
介して一体に固着したので、持ち去られない。
【0020】(2)所望に応じ、例えば家庭の座敷に置
く場合等には、該金庫本体10と一体の該ベース鋼板E
とを該床面60に固着しない様に構成することが可能で
ある。
【0021】(3)該扉板Dの裏側で該ディジタル面付
錠Fに対応する箇所で、且つ該閂50に隣接して該第1
警報錠40を一体に設け、該ブザー52を窃盗犯から見
え難い該防盗型金庫10の裏側所要箇所に設け、且つ該
第2警報錠42を該金庫本体10の該底板10aで中心
開口部10bに夫々一体に設けたものもであるから、防
犯上極めて安全である。
【0022】(4)従って、該扉板Dの表側の該ディジ
タル面付錠Fのテン・キー操作によらずに、該扉板Dを
開けようとすると該第1警報錠40が作動し、該ブザー
52を駆動して警報を発する。
【0023】(5)該扉板Dを開扉すると、同じく該第
1警報錠40が作動し、該ブザー52を駆動して警報を
発する。
【0024】(6)該金庫本体10を持上げようとする
と第2警報錠42の該マグネット・センサー40aから
他方の該マグネット・センサー40bが離反するので該
第2警報錠42が作動し、該ブザー52を駆動して警報
を発する。
【0025】(7)その結果、複数の警報錠40、42
が設けられて2重、3重に安全装置が設けられ、且つ所
要に応じ床面60に固定ているから、コンビニエンス・
ストアー、娯楽施設、スポーツ施設或いは一般家庭等で
使用される小型の金庫にも、防盗上格段の効果を発揮す
るものである。
【0026】(8)該警報錠40、42、該ブザー52
等の取付箇所は、所有者、使用者にしか分からないので
防犯上極めて有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る防盗型金庫の正面図である。
【図2】図1の防盗型金庫の背面図である。
【図3】図2の防盗型金庫の拡大背面内部透視略斜視図
である。
【図4】図1〜3の防盗型金庫から扉板を取外し、内部
に設けた戸棚等を示す一部切欠正面略図である。
【図5】第2警報錠を設ける図4の防盗型金庫の底板の
みの平面図である。
【図6】扉板に設けられた閂と警報錠との関係を示す実
施例で、一対のマグネット・センサーが一致して重なっ
ている状態を模式的に示す拡大略図である。
【図7】図6に示す一対のマグネット・センサーが離反
している実施例を模式的に示す拡大略図である。
【符号の説明】
10・・・防盗型金庫; 10a・・・底板; 10b・・・開口部; A・・・耐火性外箱; B・・・断熱材; C・・・内箱; D・・・扉板; E・・・ベース鋼板; F・・・ディジタル面付錠; 40・・・第1警報錠; 40a、40b・・・センサー; 42・・・第2警報錠; 42a、42b・・・センサー; 44・・・電源; 46・・・マグネット; 48・・・カバー; 50・・・閂; 52・・・ブザー; 60・・・床面; 62・・・アンカー・ボルト。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所要厚み、高さ、幅及び奥行とを有する耐
    火性外箱と、該耐火性外箱の内側に一体に設けられた所
    要厚み、高さ及び幅とを有する断熱材と、該断熱材の内
    壁に一体に設けられた所要厚み、高さ、幅及び奥行とを
    有する内箱と、所要厚みと、該耐火性外箱の長さ、幅及
    び厚みとに対応する形状とを有し、該耐火性外箱の表側
    に蝶着された扉板とから成る金庫本体と;該金庫の底板
    より広い面積と、所要厚みとを有し、該底板に一体に設
    けられたベース鋼板と;該扉板の表側に一体に設けれた
    ディジタル面付錠と;該扉板の該ディジタル面付錠の閂
    に隣接して設けられたマグネット・センサーを有する第
    1警報錠と;該金庫本体の裏側で窃盗犯から見え難い箇
    所に設けられ、該ディジタル面付錠に設けられた該第1
    警報錠に接続されたブザーと;該金庫本体の底板に設け
    られ、且つ該ブザーに接続された第2警報錠と;該ベー
    ス鋼板で該第2警報錠の一方のマグネット・センサーに
    対応して設けられたマグネット・センサーと;該ベース
    鋼板を貫通して床面に固着された所要本数のボルトを介
    して該床面と、該ベース鋼板とに固定される様にし、該
    ディジタル面付錠のテン・キー操作によらずに該扉板を
    開こうとすると、該第1警報錠が作動して該ブザーを駆
    動し、該扉板を開くと同じく該ブザーを駆動し、更に該
    金庫本体を部分的に持上げると該第2警報錠をも作動し
    て該ブザーを駆動し、連続して警報を発する防盗型金
    庫。
  2. 【請求項2】所望に応じ、該金庫本体と一体の該ベース
    鋼板とを該床面に固着しないことを特徴とする請求項1
    記載の防盗型金庫。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004106688A1 (en) * 2003-06-02 2004-12-09 Byeong-Gon Lee Treasury
CN104265117A (zh) * 2014-10-13 2015-01-07 张恒帮 全面防盗的智能保险柜
CN105822182A (zh) * 2015-01-10 2016-08-03 李江波 保险柜内置显示装置
CN105822181A (zh) * 2015-01-10 2016-08-03 李江波 保险柜安全门
CN105822177A (zh) * 2015-01-10 2016-08-03 李江波 保险柜内置密码窗
CN113958229A (zh) * 2021-09-29 2022-01-21 江西金虎保险设备集团有限公司 一种智能业务库

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