JP2000073536A - 床装置 - Google Patents

床装置

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JP2000073536A
JP2000073536A JP10242276A JP24227698A JP2000073536A JP 2000073536 A JP2000073536 A JP 2000073536A JP 10242276 A JP10242276 A JP 10242276A JP 24227698 A JP24227698 A JP 24227698A JP 2000073536 A JP2000073536 A JP 2000073536A
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floor device
positioning
support frame
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JP10242276A
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English (en)
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Hironobu Miyake
弘展 三宅
Hideya Uchiyama
秀也 内山
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SOMENO SEISAKUSHO KK
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SOMENO SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手作業によらなくとも床装置の微妙な位置決
めを容易に行うことができ、それによって床部材の大型
化を促進し設置等における工期の短縮を実現し、かつ床
部材下の接続箇所に直接手を届かせる必要なく緊結作業
を容易かつ確実に行う。 【解決手段】 床部材の一側部に設けた支持フレーム5
Aにくさび型の切欠き9bをもつ位置決め金物9を所定
の設置間隔で複数設け、床部材の他側部に設けた支持フ
レーム5Bに板状の係合金物10を所定の設置間隔で複
数設ける。位置決め金物9を有する既設の床部材に対し
て、係合金物10を有する新設の床部材を押付締結部材
により押付けることにより、センタリングが行なわれる
と共に、係合金物10の傾斜当接部10aが位置決め金
物9の下にもぐり込み、床板本体が目違いなく押えられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原床上に設置して
屋内運動場等のための上層床を形成する際に使用する床
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】構造物の原床上に複数の床部材を敷設し
て屋内運動場等とする利用法が知られている。例えば、
冬期にアイススケート場として利用したり、或いは夏期
にプールとして利用する場所を、他シーズンには複数の
床部材を敷設してスポーツ床(上層床)として利用する
利用法がある。このような床部材は、該床部材及びこれ
を原床上に支持するための支持部材等からなる床装置と
して提供されており、この床装置を原床上に複数設置す
る形で床部材の敷設を行うことが多い。従来、原床上に
容易に設置及び撤去でき、隣接する床部材どうしを平滑
にかつ堅固に接続することができる床装置の例として
は、特許第2577733号等で開示されている床装置
などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな従来の床装置では、組立及び解体を人手により行っ
ているため、床部材部分の大きさが小さかった(例え
ば、900×1800mm)。そのためスポーツ床を形
成するには莫大な数(例えば、1000〜2000枚)
の床装置を設置しなければならず、従って設置のための
工期が非常に長く(例えば、4〜7日)都合が悪かっ
た。
【0004】そこで、床装置の床部材の大きさをより大
型化(例えば、2×8m)し、これにより、設置すべき
床装置の個数を減らして工期を大幅に短縮するといった
工夫が望まれている。しかしそのためには解決しなけれ
ばならない課題がある。
【0005】即ち、従来では設置時における床装置の位
置決めは手作業により行っていたが、床部材が大型化し
大重量化すると床装置の位置決めは手作業により行えな
くなる。この場合、位置決めに搬送機械等を利用するこ
とが考えられるが、搬送機械等では微妙な位置決めが困
難である。
【0006】そこで本発明は上記事情に鑑み、手作業に
よらなくとも床装置の微妙な位置決めを容易に行うこと
ができ、それによって床装置の床部材の大型化が可能と
なり設置等における工期の短縮が実現する床装置を提供
することを目的とする。
【0007】また、床装置がスポーツ床等としての性能
を確保するためには、床部材どうしを目違い無く緊結接
続して連続一体化した上層床としなければならない。し
かし原床と床部材の間の隙間は人が進入できるほど大き
くないので、床部材が大型化するほど、床部材の下から
これら床部材どうしの接続箇所(床部材の下方)に手を
届かせ緊結作業をすることは困難となる。
【0008】そこで好ましくは、床部材下の接続箇所に
直接手を届かせる必要なく緊結作業を容易に行うことが
できる床装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記事情に鑑み
なされたものであって、床板本体(20)を有する床部
材(2)と、該床部材(2)を原床(50)上に支持自
在な支持部材(6、7)とを備えた床装置(1)であっ
て、複数の前記床装置(1)を水平方向に互いに接続す
ることにより、これら複数の床装置(1)の複数の前記
床板本体(20)で、連続一体となった上層床(25)
を形成するように使用する床装置(1)において、前記
床部材(2)の第1の側部(2A)に複数の位置決め部
材(9)を、該第1の側部(2A)に沿って所定の設置
間隔(L1)で設け、前記各位置決め部材(9)にセン
タリング凹部(9b)(9x)を設け、前記床部材
(2)の前記第1の側部(2A)と背向する第2の側部
(2B)に複数のセンタリング突起部材(10)(10
X)(10Y)を、該第2の側部(2B)に沿って前記
所定の設置間隔(L1)で設けて構成した、ことを特徴
とする床装置にある。
【0010】好ましくは、前記複数の位置決め部材
(9)と前記複数のセンタリング突起部材(10)とは
位相がずれた形で配置されている。
【0011】また好ましくは、前記各センタリング凹部
(9b)はくさび型の溝であり、更に好ましくは、前記
センタリング突起部材(10)は、前記センタリング凹
部(9b)と係合自在な板状部材である。
【0012】また、前記センタリング突起部材(10
Y)は先端に向かって幅が狭くなった部材であることも
好ましい。
【0013】更に、前記床部材(2)は前記床板本体
(20)を支持する支持フレーム(5)を有し、前記支
持フレーム(5)は、前記床板本体(20)を載置した
床板本体載置部(5a)を有し、前記床板本体載置部
(5a)には、前記第1又は第2の側部(2A、2B)
において、該側部に沿った形で前記床板本体(20)が
載置されていない接続用載置部(5b)が形成されてい
ることを特徴としてもよい。
【0014】この場合に好ましくは、前記第1及び第2
の側部(2A、2B)のうち前記接続用載置部(5b)
を形成した側の側部に当接押下部材(9)(10Z)
(16)を設けると共に、他方の側部に当接押入部材
(10)(10X)(10Y)(9X)(17)を設け
る。
【0015】更に好ましくは、前記当接押入部材(1
0)(10X)(10Y)には傾斜当接部(10a)
(10x)(10y)が、該当接押入部材(10)(1
0X)(10Y)の押入方向に斜め上方を向いた形で設
けられている。
【0016】また、前記当接押下部材(9)(10Z)
と前記当接押入部材(10)(10X)(10Y)(9
X)のうち、一方は前記位置決め部材を兼用し、他方は
前記センタリング突起部材を兼用していてもよく、更
に、前記センタリング突起部材を兼用している前記当接
押入部材(10X)は、鉛直方向に屈曲した棒状部材で
あることも好ましい。
【0017】更に好ましくは、前記床板本体(20)の
前記第1及び第2の側部(2A、2B)における縁端に
は、互いに平行な形で上下方向に傾斜した接続端面(2
0a、20b)が形成されており、前記接続端面のうち
前記接続用載置部(5b)が形成された側の接続端面
(20a)は下向きに形成されている。
【0018】また、前記床部材(2)には、新設の前記
床装置(1)を既設の床装置(1)に対して押付締結す
るための押付締結手段(35)が設けられていることが
好ましい。
【0019】更に、前記押付締結手段(35)は、前記
床部材(2)に、前記第1の側部(2A)と前記第2の
側部(2B)の間に懸け渡された形で設けられたバー材
(30)を有し、前記バー材(30)のうち、一端側に
既設床装置係合手段(30c)を設け、前記バー材(3
0)の他端側と前記床部材(2)との間に該バー材(3
0)を引張自在なバー材引張手段(30b、31a)
(34、31a)を設けてもよい。
【0020】また好ましくは、前記バー材引張手段は前
記バー材(30)に螺嵌されたナット(30b)を有
し、或いは、前記バー材引張手段は前記バー材(30)
に対して作用端(34a)を接続した形で設けられたテ
コレバー(34)を有してもよい。
【0021】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下の
[作用]に関しても同様である。
【0022】[作用]以上の構成に基づき本発明による
床装置(1)を用いると、既設の床装置(1)に対して
新設の床装置(1)を設置する際には、これら既設と新
設の床装置間で、一方の各センタリング凹部(9b)
(9x)に他方のセンタリング突起部材(10)(10
X)(10Y)(10Z)を係合させる形で、既設の床
装置(1)に対して新設の床装置(1)が位置決めされ
る。
【0023】また、床部材(2)の支持フレーム(5)
に接続用載置部(5b)が形成されている場合には、既
設の床装置(1)の接続用載置部(5b)に新設の床装
置(1)の床板本体(20)の縁端部が載置される。
【0024】更に、当接押下部材(9)(10Z)(1
6)及び当接押入部材(10)(10X)(10Y)
(9X)(17)が設けられている場合には、既設及び
新設の床装置(1)間での、これら当接押下部材及び当
接押入部材間における押圧により、既設の床装置(1)
の床部材(2)に対して新設の床装置(1)の床部材
(2)が押下げられ、既設の床装置(1)の接続用載置
部(5b)に新設の床装置(1)の床板本体(20)の
縁端部が押さえ付けられる。
【0025】或いは更に、前記床板本体(20)の縁端
に接続端面(20a、20b)が形成されている場合に
は、既設及び新設の床装置(1)間での、接続端面(2
0a、20b)におけるくさび作用により、既設の床装
置(1)の床装置(1)の接続用載置部(5b)に新設
の床装置(1)の床板本体(20)の縁端部が押さえ付
けられる。
【0026】また、押付締結手段(35)が設けられて
いる場合には、該押付締結手段(35)を介して新設の
前記床装置(1)を既設の床装置(1)に対して押付締
結する。
【0027】
【発明の効果】本発明(請求項1)によると、既設の床
装置に対する新設の床装置の位置決めは、一方の各セン
タリング凹部と他方のセンタリング突起部材を介して行
うので、これら床装置の位置決め作業は手作業に頼るこ
と無く正確に行うことができる。つまり搬送機械等を用
いて床装置を動す場合でも微妙な位置調整がセンタリン
グ凹部とセンタリング突起部材によって行われ、床装置
の位置決めが簡単かつ正確にできる。従って、床装置の
床部材を大型化し、大重量の床装置としても設置作業等
に何ら不都合が生じないので、床装置の大型化が促進さ
れ、その分、スポーツ床等の上層床を形成するのに必要
な設置枚数を減らすことができ、工期の大幅な短縮が実
現する。
【0028】また、前記複数の位置決め部材と前記複数
のセンタリング突起部材とが位相がずれた形で配置され
ている場合(請求項2)は、上述した効果に加えて、床
装置を千鳥状等の配置態様で配置しやすくなるので好都
合である。
【0029】また、前記各センタリング凹部はくさび型
の溝である場合(請求項3)は、くさび型の形状により
位置決めが正確に行えるようになり、しかもセンタリン
グ凹部の加工が簡単であり好都合である。この場合、更
に前記センタリング突起部材が、前記センタリング凹部
と係合自在な板状部材である場合(請求項4)には、セ
ンタリング突起部材の剛性が高く、位置決めの信頼性が
高いと共に、センタリング突起部材の加工が簡単であり
好都合である。
【0030】また、前記センタリング突起部材が先端に
向かって幅が狭くなった部材である場合(請求項5)に
は、このようなセンタリング突起部材の先細の形状によ
り位置決めが正確に行えるようになり好都合である。
【0031】更に、前記床部材は前記床板本体を支持す
る支持フレームを有し、前記支持フレームは、前記床板
本体を載置した床板本体載置部を有し、前記床板本体載
置部には、前記第1又は第2の側部において、該側部に
沿った形で前記床板本体が載置されていない接続用載置
部が形成されている場合(請求項6)には、既設の床装
置の接続用載置部に新設の床装置の床板本体の縁端部が
載置され、従って既設の床装置の床板本体載置部には、
該既設の床装置の床板本体と、これに接続すべき新設の
床装置の床板本体とが隣接して載置されるので、これら
床板本体間で目違いが生じにくく好都合である。
【0032】また、前記第1及び第2の側部のうち前記
接続用載置部を形成した側の側部に当接押下部材を設け
ると共に、他方の側部に当接押入部材を設ける場合(請
求項7)には、既設及び新設の床装置間で、これら当接
押下部材及び当接押入部材間における押圧により、既設
の床装置の接続用載置部に新設の床装置の床板本体の縁
端部が押さえ付けられ、これにより既設と新設の床部材
間の緊結接続が実現すると共に、床板本体間の目違いは
更に効果的に防止される。
【0033】更に、前記当接押入部材には傾斜当接部
が、該当接押入部材の押入方向に斜め上方を向いた形で
設けられている場合(請求項8)には、傾斜当接部を介
して当接押入部材は、既設の床装置の当接押下部材から
効果的に押下力を受けるので、上述した効果に加えて既
設と新設の床部材間の緊結が更に強化され、床板本体間
の目違いも更に効果的に防止される。
【0034】また、前記当接押下部材と前記当接押入部
材のうち、一方は前記位置決め部材を兼用し、他方は前
記センタリング突起部材を兼用している場合(請求項
9)には、部材の節約がなされ床装置の軽量化が実現
し、兼用した分、多くの部材を設けなくて済むので、部
材の設置部位の確保に困ることもない。
【0035】更に、前記センタリング突起部材を兼用し
ている前記当接押入部材が、鉛直方向に屈曲した棒状部
材である場合(請求項10)には、棒状部材によるばね
効果により、既設の床装置の接続用載置部における新設
の床装置の床板本体の縁端部の押さえ付けが更に効果的
に行われ、既設と新設の床部材間の緊結が更に強化さ
れ、床板本体間の目違いも防止される。
【0036】更に、前記床板本体の前記第1及び第2の
側部における縁端には、互いに平行な形で上下方向に傾
斜した接続端面が形成されており、前記接続端面のうち
前記接続用載置部が形成された側の接続端面は下向きに
形成されている場合(請求項11)には、接続される床
板本体の接続端面間におけるくさび作用により、既設の
床装置の接続用載置部に新設の床装置の床板本体が効果
的に押さえ付けられ、床板本体間の目違いが防止され
る。
【0037】また、前記床部材に、新設の前記床装置を
既設の床装置に対して押付締結するための押付締結手段
が設けられている場合(請求項12)には、該押付締結
手段を介して新設の前記床装置を既設の床装置に対して
押付締結することができるので、別の搬送機械等を使用
する必要がない。特に強力な搬送機械等で床装置どうし
を接続させなくてよいので安全である。またこの押付締
結手段により既設と新設の床装置の床部材間の緊結接続
も行えるので効果的である。
【0038】更に、前記押付締結手段は、前記床部材
に、前記第1の側部と前記第2の側部の間に懸け渡され
た形で設けられたバー材を有し、前記バー材のうち、一
端側に既設床装置係合手段を設け、前記バー材の他端側
と前記床部材との間に該バー材を引張自在なバー材引張
手段を設けた場合(請求項13)には、既設床装置係合
手段でバー材の一端を既設の床装置に係合しておき、該
既設の床装置とは反対側からバー材引張手段で新設の床
装置の床部材に反力を取る形でバー材を引張ることで、
該新設の床装置を既設の床装置に押付けて締結すること
ができるので、新設の床装置の既設の床装置に対する押
付移動が既設の床装置とは反対側から簡単に行えると共
に、既設と新設の床装置の接続箇所に床部材の下から手
が届かなくとも両者の床部材の締結が可能なので便利で
ある。
【0039】また、前記バー材引張手段が前記バー材に
螺嵌されたナットを有する場合(請求項14)には、バ
ー材を引張るストロークをバー材の長さ及び該バー材に
形成するねじの範囲により簡単かつ自由に設定できるの
で、床装置を押付移動できる距離を確保でき有利であ
る。
【0040】更に、前記バー材引張手段が前記バー材に
対して作用端を接続した形で設けられたテコレバーを有
する場合(請求項15)には、テコレバーのテコ力を利
用して人力でも素速く強力な押付力及び締結力を発揮で
きるので、素速い床装置組立てに好都合である。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って本発明の床装
置の一例である床装置1について説明する。なお、図1
は本発明による床装置の一例である複数の床装置を原床
に設置している様子を示した平面図である。
【0042】体育施設70(スケート場やプール等)に
は図1に示すように平坦で広い原床50が形成されてお
り、この原床50上に多数の床装置1(後述)を互いに
接続する形で設置し、これら床装置1のもつ床板本体2
0(後述)により連続一体的な広い平滑なスポーツ床で
ある上層床25(図1で形成途中の状態を図示)を形成
し、ここで球技やダンスなどの様々なスポーツが行える
ようになっている。
【0043】図2は床装置の支持フレーム等を示した平
面図、図3は互いに接続しようとしている床装置の接続
箇所付近を示した側断面図、図4は図3におけるI矢視
図である。ここで使用されている各床装置1は、大まか
には図1乃至図3に示すように床部材2と、該床部材2
を支持する支持部材である支持脚材6及び緩衝材から構
成されている。
【0044】床部材2は、図2及び図3に示すように、
角パイプ鋼材等からなる複数の水平な支持フレーム5を
有しており、これら支持フレーム5は長方形状の輪郭を
もつ井桁枠状に組まれている。これら支持フレーム5の
うち長方形の形状における2つの長辺の位置にある支持
フレーム5、5を、他の支持フレーム5と区別する際に
は支持フレーム5A及び支持フレーム5Bと記すことに
する(支持フレーム5Aは図2の紙面下側、支持フレー
ム5Bは図2の紙面上側)。これら支持フレーム5の上
部(上面)には長方形状の平坦な載置部5aが形成され
ている。
【0045】前記複数の支持フレーム5の載置部5a上
には、これら支持フレーム5による長方形状の形状に対
応した長方形平板状の床板本体20が載置固定されてい
る(図2では便宜上、床板本体20は破線で示してい
る)。床板本体20は、例えば集成材、合板、中空コア
材(プラスチックハニカム等)、制振鋼板などを積層し
て形成されており、床板本体20は、従来の床装置で公
知となっているように、適度な緩衝性、反発性、振動減
衰性等を備えたものである。但し、床板本体20は、従
来の床装置の床板本体に比べて大型のものになってお
り、例えば表面の縦横サイズが2×8m程度となってい
る(勿論この数値は一例であって限定的なものではな
く、本発明にはそれ以上のサイズ或は従来と同程度のサ
イズの床板本体をもつ床装置も含まれる。)。
【0046】床板本体20の縁端は、図2及び図3に示
すように、支持フレーム5A上の略中央に位置してお
り、従って支持フレーム5A上(即ち上述した載置部5
a上)には床板本体20が載置されていない接続用載置
部5bが、該支持フレーム5Aに沿って筋状に形成され
ている。また床板本体20の支持フレーム5B側の縁端
は、支持フレーム5Bを越えて外側に突き出ている。な
お、以上のような床部材2は、その側部のうち支持フレ
ーム5Aの側の側部2A、支持フレーム5Bの側の側部
2Bとなっている。
【0047】一方、支持脚材6は、図2乃至図4に示す
ように、複数の支持フレーム5のうち上述した支持フレ
ーム5Aだけに、該支持フレーム5Aの長手方向に沿っ
て所定の間隔で複数設けられている(図2において支持
フレーム5Aの下側に位置する各支持脚材6は丸印で表
示してある。)。具体的には各支持脚材6は、図3に示
すように、支持フレーム5Aに対して螺合し、該支持フ
レーム5Aの下方に向かって突出したボルト等で形成さ
れており、該ボルトのねじ込み具合により支持脚材6の
突出量を調整自在になっている。即ち床部材2は、これ
ら支持脚材6等を介して支持されることから、これら支
持脚材6の突出量を調整することによりレベル調整自在
となっている。緩衝材7はゴム等からなり、各支持脚材
6の下端に設けられている。この緩衝材7により床装置
1の防音・防振性能が確保されている。
【0048】各支持フレーム5には、図2等に示すよう
に、床装置1、1どうしの位置決め及び緊結接続のため
の複数の位置決め金物9及び複数の係合金物10が設け
られている。複数の位置決め金物9は、図2に示すよう
に支持フレーム5Aにだけ、該支持フレーム5Aの長手
方向に沿って(従って側部2Aに沿って)所定の設置間
隔L1で設けられている。各位置決め金物9は少なくと
も水平板状となった金物本体9aを有している。
【0049】図7は互いに係合しようとしている位置決
め金物及び係合金物を示した斜視図である。図3、図
4、図7(図7では説明の便宜上、床板本体20を省略
し、支持フレーム5Aを二点鎖線で図示している)等に
示す本実施例では、位置決め金物9はコの字型に折り曲
げられた鋼板からなっており、該コの字型鋼板の一部が
上述した金物本体9aになっている。金物本体9aは支
持フレーム5Aの底部に接合されていると共に、該支持
フレーム5Aから、該支持フレーム5Aの長手方向に直
角な水平方向で床装置1自体から離れる方向(図2の矢
印A方向)に突出した形で配置されている。金物本体9
aにはセンタリングのためのくさび型の溝である切欠き
9bが、該金物本体9aの突出方向(図の矢印A方向)
に向けて広がり開口した形で形成されている。
【0050】一方、複数の係合金物10は複数の支持フ
レーム5のうち、図2に示すように支持フレーム5Bに
だけ、該支持フレーム5Bの長手方向に沿って(側部2
Bに沿って)上述した所定の設置間隔L1で設けられて
いる。但し、本実施例の場合には、位置決め金物9と係
合金物10の配置位置の位相はずれている(勿論、位相
を一致させることも可能である。また位相のずれ及び一
致の如何に係らず、側部2A、2Bを介して互いに接続
する床装置1、1間では、支持フレーム5A、5Bと直
角な方向の各支持フレーム5が、互いに1対1で略一直
線状に整合配置されるようになっているものとす
る。)。各係合金物10は、支持フレーム5Bの長手方
向に直角な水平方向で床装置1自体から離れる方向(図
2の矢印B方向)に突出したセンタリングのための鉛直
な板状部材となっている。係合金物10は、その側方
(支持フレーム5Bの長手方向に沿った方向)から見て
その突出方向(図の矢印B方向)に向かってとがったく
さび型形状になっており、係合金物10には該係合金物
10の突出方向(図の矢印B方向)に向かって斜め上方
を向いた傾斜当接部10aが形成されている。
【0051】また床装置1には、図2に示すように新設
の床装置1を既設の床装置1に対して押付締結するため
の引き寄せ装置35が複数設けられている。なお、図8
は床装置の引き寄せ装置を示した側面図、図9は引き寄
せ装置の斜視図である。
【0052】各引き寄せ装置35は、図8及び図9(図
9では引き寄せ装置35以外のものを省略している)に
示すように、支持フレーム5A、5B間に設けられてお
り、引き寄せ装置35は、これら支持フレーム5A、5
Bの底部にそれぞれ設置された支持用のアングル材31
a、31bを有している。これらアングル材31a、3
1bにはバー材30が支持フレーム5A、5B間に懸け
渡された形で貫通支持されて設けられている。バー材3
0のうちアングル材31a側は、図8及び図9に示すよ
うにねじが切られており、このねじにはナット30bが
螺嵌されている。ナット30bはアングル材31aより
外側(図8及び図9の紙面右側)に配置され、ナット3
0bはアングル材31aを越えて内側には移動できない
ようになっている。またバー材30のうちアングル材3
1b側には、該アングル材31bを外側(図8及び図9
の紙面左側)に越えた先端に、該バー材30に対して直
角な棒状の係合部材30cがT字型をなす形で設けられ
ている。またバー材30にはハンドル32が設けられて
いる。
【0053】床装置1は以上のように構成されているの
で、該床装置1を図1に示すように体育施設70の原床
50に複数設置して上層床25を形成する手順を説明す
る。ところで各床装置1は、上述したように片側のみ
(支持フレーム5A側のみ)に支持脚材6を有している
ので、単独では安定できないようになっている。従っ
て、床装置1の設置は、既設の床装置1に対して新設の
床装置1を設置する形で順次行うようにする。即ち、安
定して立っている既設の床装置1に対して、新設の床装
置1の片側(支持フレーム5B側)を支持させることに
より、該新設の床装置1を安定的に設置させる方法をと
る。例外としては、例えば体育施設70の隅(図1では
紙面左の隅)などに一番初めに設置される床装置1につ
いては両側(支持フレーム5A、5B)に支持脚材6を
設けた特別の床装置にして単独で安定設置できるように
する(或いは、床装置1とは全く別の適宜な床装置(従
来の床装置などでもよい)を設置しておき、新設しよう
とする床装置1の片側をこの別の適宜な床装置に支持さ
せるようにしてもよい。)。
【0054】なお、図2の6′に示すように、自立用の
支持脚材を支持フレーム5Bに少数設置してもよい。該
支持脚材6′は、通常の支持脚材6のものより高さを低
く設定し、床装置1として用いる場合、原床50に当接
せずに浮上り、支持脚として機能しないが、上記床装置
1の組立作業時に原床上に置く場合及び不使用時におい
て床装置を積上げて収納する場合、該支持脚材6′が機
能する。
【0055】以下、既設の床装置1に対して新設の床装
置1を設置する手順の説明をする。図1に示すように、
既設の各床装置1は、支持フレーム5A側を設置方向手
前(図1の紙面右側)にし、従って支持フレーム5B側
を設置方向奥(図1の紙面左側)にした形で配置されて
おり、床部材2の長辺方向(横方向)には複数の床装置
1が一直線状に整列して配置されているが、床部材2の
短辺方向(設置方向)では複数の床装置1が千鳥状に配
置されている。
【0056】設置前の床装置1は、図1の紙面右端で示
すように複数積み重ねられた状態でストックされてお
り、ここから床装置1をフォークリフト65等の搬送機
で1つずつ取り出して原床50上の所定の設置場所付近
まで順次搬送する。設置場所付近まで搬送された床装置
1は、手押しジャッキ66等の別の搬送機械に渡され、
これにより該所定の設置場所に対して更に近くまで順次
搬送される。
【0057】上述したように新設の床装置1を手押しジ
ャッキ66により搬送する際には、該新設の床装置1の
各係合金物10と、該新設の床装置1の設置すべき位置
のすぐ奥側(設置方向奥側)に設置されている既設の床
装置1(千鳥状の配置なのでこの床装置1は複数の床装
置1となる)の各位置決め金物9とが1対1で設置方向
奥・手前方向に略向き合う形で、従って図7に示すよう
な形で新設の床装置1を設置方向奥方向に向けて既設の
床装置1に接近させるようにする。新設の床装置1が既
設の床装置1に対して更に接近すると、該新設の床装置
1の各係合金物10が、これに対向した前記既設の床装
置1の各位置決め金物9の切欠き9bに挿入し始める。
切欠き9bはくさび型に形成されているので、対応する
位置決め金物9及び係合金物10の位置が左右に多少ず
れていたとしても、係合金物10の切欠き9bに対する
挿入は問題無く行われる。
【0058】こうして各係合金物10が対応する各切欠
き9bに挿入し始めた後、続いて該新設の床装置1を既
設の床装置1に対して更に接近させると、図3及び図4
に示すように、各位置決め金物9の金物本体9aが新設
の床装置1の支持フレーム5Bの下にもぐり込む。この
状態で上述した手押しジャッキ66による新設の床装置
1の搬送を完了する。従ってこの後、搬送された新設の
床装置1から手押しジャッキ66を撤去すると、該新設
の床装置1の支持フレーム5Bの下にもぐり込んでいた
既設の床装置1の位置決め金物9の金物本体9a上に該
支持フレーム5Bが載り、これによって新設の床装置1
の片側が既設の床装置1に(仮設置状態で)預けられた
状態となる。
【0059】次いで作業者は、上記新設の床装置1の設
置方向手前側(支持フレーム5A側)から床部材2の下
方に手を入れ引き寄せ装置35のハンドル32をつかみ
これを所定の位置まで回す(本実施例では図9の二点鎖
線で示すように水平な位置まで回す。)。これによりバ
ー材30が軸回転し、該バー材30に設けられた係合部
材30cが回転して水平な状態(図9の二点鎖線で図
示)になる。この状態で作業者はハンドル32を介して
バー材30を設置方向奥方向に押し込む。床装置1の支
持フレーム5Aの底部には、図8及び図9に示すように
アングル材33が設置されておりこのアングル材33に
は水平方向に延びた一文字状の係合穴33aが形成され
ている。従って、作業者により設置方向奥方向に押し込
まれたバー材30の先端の係合部材30cは、既設の床
装置1のアングル材33に向い、上述したように水平状
態になっている係合部材30cはアングル材33の係合
穴33aを通過して該アングル材33の設置方向奥側に
達する。次いで作業者は、ハンドル32を介してこれを
別の所定の位置まで回す(本実施例では図8及び図9の
実線で示すように下向きの位置まで回す。)。これによ
り係合部材30cが回転して上下方向に向いた状態(図
8及び図9の実線で図示)になる。この状態では係合部
材30cはアングル材33の係合穴33aを通過でき
ず、従ってこれにより係合部材30cとアングル材33
は係合し、バー材30と既設の床装置1との係合が完了
した。
【0060】その後、引き寄せ装置35のナット30b
を設置方向奥側にねじ込むことによりアングル材31a
に対して反力を取る形でバー材30を設置方向手前側に
引張る。この際、バー材30と既設の床装置1は係合さ
れ固定されているので、バー材30を引張ることにより
アングル材31aを介して新設の床装置1が設置方向奥
側に、従って既設の床装置1に対して押付けられる(引
き寄せられる)。これにより、既設の床装置1の位置決
め金物9上に預けられていた新設の床装置1は、この金
物本体9a上を摺動する形で移動し既設の床装置1に接
近する。
【0061】このように新設の床装置1が既設の床装置
1に接近する際には、新設の床装置1の各係合金物10
が既設の床装置1の対応する切欠き9b中をくさびの狭
くなる方向である設置方向奥側に移動することになるの
で、各金物本体10aの左右の位置は該切欠き9bによ
って適宜センタリング補正される。従って、接近移動中
の新設の床装置1は、該新設の床装置1全体の横方向の
位置を適宜修正する形で進んでいく。
【0062】前記引き寄せ装置35を介して新設の床装
置1を更に押付け(引き寄せ)、新設と既設の床板本体
20、20どうしをぴったりと当接させて、該新設の床
装置1の押付け(引き寄せ)を完了する。この状態で各
係合金物10は対応する位置決め金物9の切欠き9bの
奥まで挿入して係合し、これにより新設の床装置1は既
設の床装置1に対して正確に位置決めされた。このよう
に新設の床装置1の位置決めは手作業により床装置1の
位置を調整するといった必要がなく、微妙な位置調整も
すべて係合金物10及び位置決め金物9で行えるので、
手で持って移動できない大型の床装置1でも簡単に位置
決め設置できる。
【0063】なお、引き寄せ装置35は、そのまま既設
と新設の床装置1、1間の締結手段として使用できる。
これは床装置1、1間の接続箇所に手を届かせて締結作
業を行わなくてもよいので便利である。解体時には、上
述した逆の手順で引き寄せ装置35のナット30bを緩
め、ハンドル32等を介して係合部材30cによる係合
を解除して床装置1、1間の締結を簡単に解除できる。
【0064】図5は互いに接続された床装置の接続箇所
付近を示した側断面図、図6は図5におけるII矢視図
である。ここで少し前の段階であるが、新設と既設の床
板本体20、20どうしが当接する少し前の状態から当
接する状態までについての説明を床部材の緊結接続の観
点で説明する。なお、新設と既設の床板本体20、20
どうしが当接する少し前の状態では、図5及び図6に示
すように、新設の床装置1の床板本体20の側部2B側
の縁端部が既設の床装置1の支持フレーム5A上の接続
用載置部5bに載っている。
【0065】ところで、新設と既設の床板本体20、2
0どうしが当接する少し前の状態となり、各係合金物1
0が対応する位置決め金物9の切欠き9bの奥隅部に到
達当接すると、該係合金物10の傾斜当接部10aが金
物本体9aに当接押圧する。傾斜当接部10aは上述し
たように斜め上方を向いており、金物本体9aは水平板
状であるから、傾斜当接部10aが金物本体9aに当接
押圧すると該傾斜当接部10aは金物本体9aから斜め
下向きの押下力Hを受ける。つまり係合金物10が金物
本体9a下方に押入る形となる。この押下力Hは各係合
金物10を介して新設の床部材2の側部2B側、特に床
板本体20の側部2B側の縁端部に作用する。上述した
ように新設の床板本体20の側部2B側の縁端部は既設
の床装置1の接続用載置部5bに載っているので、上記
押下力Hを受けた新設の床板本体20の縁端部は該接続
用載置部5bに押付けられる。
【0066】更に新設の床装置1が既設の床装置1に接
近移動し、新設と既設の床板本体20、20どうしがぴ
ったり当接すると、各係合金物10の位置決め金物9に
対する当接押入が更に進み、更なる押下力Hにより新設
の床板本体20の縁端部が該接続用載置部5bにしっか
りと押付けられる。これにより、既設及び新設の床部材
2、2どうしは緊結接続されると共に、新設と既設の床
板本体20、20どうしの目違いが効果的に防止され
る。このように床装置1では床部材2、2どうしの緊結
接続が、床部材2、2下方のこれらの接続箇所に手を届
かせて作業を行う必要が無く、新設の床装置1を既設の
床装置1に対して単に接近移動させるだけで実現するの
で好都合である。特に、大型の床装置1の場合でも問題
なく緊結接続ができるので便利である。
【0067】また本実施例では、図8等に示すように、
床板本体20の側部2A、Bにおける縁端部には、互い
に平行な形で上下に傾斜した接続用の端面2a、2bが
形成されており、端面2aは下向きに、端面2bは上向
きに形成されている。従って、既設及び新設の床板本体
20、20が互いに当接する際には、図5に示すように
既設の床板本体20の端面2aが新設の床板本体20の
端面2bに当接する。ところで上述したように、新設の
床板本体20の縁端部は既設の支持フレーム5Aの接続
用載置部5b上に載置されているので、該新設の床板本
体20の縁端部は、端面2a、2b間の当接と接続用載
置部5bに対する載置により、くさび作用で該接続用載
置部5bに押付けられる。これにより床板本体20、2
0間の目違いを効果的に防止できる。なお、床板本体2
0の押付けを上述した金物9、10を介してのみ行えば
よい場合は、床板本体20の縁端面の形状を必ずしも端
面2a、2bのようにしなくてもよい。例えば、図14
や図15(図14及び図15は別のタイプの床装置を示
す図)に示すように、縁端部がともに鉛直な面となって
いてもよいし、図示しないが段差やサネ等を設けて縁端
部どうしが互いに係合するようにしてもよい。また床板
本体20の縁端面の形状は側部2A、2B以外の側部
(長方形の短辺側)においても端面2a、2bと同様に
すると効果的である。例えば図10(図10は床板本体
の短辺側の縁端部の接続状態を示す側断面図)に示すよ
うにすると床板本体20の短辺側でも、既設の床部材2
に対する押付けがなされ床板本体20、20どうしの目
違いが防止される。
【0068】図10は引き寄せボルトにより床装置を締
結した状態を示す側断面図である。以上の手順で新設の
床装置1は設置方向奥側にある既設の床装置1に対して
位置決めが完了した。ところで図1に示すように、横方
向に並ぶ形での床装置1の設置は、図1紙面上側から下
側に向けて既設の床装置1に対して順次新設の床装置1
を設置するようにする。上述した新設の床装置1は、設
置方向奥側の既設の床装置1に対しては位置決めが完了
したが、横側の既設の床装置1に対しては、該新設の床
装置1自他に生じる歪みなどにより正確に位置決めされ
ていないことがある。
【0069】本実施例では、図2及び図10に示すよう
に支持フレーム5Aの一端に適宜なブラケット12を設
けてあり、該支持フレーム5Aの別の一端には上述した
複数の位置決め金物9のうちの1つが配置されている
(この別の一端には位置決め金物9でなくブラケット1
2等のブラケットを設置するようにしてもよい。)。そ
して、床装置1、1が横方向に隣接配置された状態で、
一方の床装置1のブラケット12と他方の床装置1の位
置決め金物9が多少のずれをもつか又はずれが無くても
よいが略隣接配置されるようになっている。これら隣接
したブラケット12と位置決め金物9の間にはナット1
3aをねじ込める引き寄せボルト13が着脱自在になっ
ている。
【0070】従って、既設の床装置1と、該床装置1の
横側に設置される新設の床装置1について、隣接配置さ
れたこれらのブラケット12及び位置決め金物9間に引
き寄せボルト13を装着し、これにナット13aをねじ
込んでこれらブラケット12と位置決め金物9を互いに
締結し引き寄せる。この引き寄せにより新設の床装置1
は横側の既設の床装置1に引き寄せられ、上述した歪み
等が解消し横側の既設の床装置1に対して正確に位置決
めされた。位置決め後、この引き寄せボルト13等は床
装置1、1間の締結手段として使用する。なお、このブ
ラケット12や位置決め金物9は床装置1の手前側(支
持フレーム5Aの側)にあるので作業者の手が十分に届
く位置にあり作業は容易に行える。
【0071】以上の手順で既設の床装置1に対して新設
の床装置1を順次設置し、設置された複数の床装置1に
より連続一体の上層床25が形成される。
【0072】図11は別のタイプの係合金物等を示した
斜視図である。上述した実施例ではセンタリング突起部
材であり、かつ当接押入部材でもある係合金物10は板
状部材であったが、このような係合金物は別の形で形成
してもよい。例えば図11(a)に示すように係合金物
10の代わりとして、先端側が鉛直方向下方斜めに屈曲
した棒状部材からなる係合金物10Xを採用してもよ
い。係合金物10Xの傾斜当接部10xは線状のものと
なる。この係合金物10Xを採用すると、棒状部材のば
ね作用により、床部材2の押下げ、従って床板本体20
の押付けがより効果的に行えて好都合である。
【0073】また図11(b)に示すように、係合金物
10の代わりとして、先端に向かって幅が狭くなり(従
って上方から見てくさび状となり)、先端側は斜め下方
に下がった形となった係合金物10Yを採用することも
できる。この場合には、位置決め金物9の切欠き9xは
くさび型でなくともセンタリングがなされる。例えば図
11(b)の二点鎖線で示すように切欠き9xは単なる
コの字型等でよい。係合金物10Yも傾斜当接部10y
をもち、当接押入部材としても機能する。
【0074】また上述した実施例では、位置決め金物9
は位置決め部材と当接押下部材を兼用しており、係合金
物10、10X、10Yはセンタリング突起部材と当接
押入部材を兼用しているが、位置決め部材とは別に当接
押下部材を設けたり、センタリング突起部材とは別に当
接押入部材を設けることも可能である。例えば図7の一
点鎖線に示すように、水平板状の押下部材16を支持フ
レーム5Aにおいて位置決め金物9と別途に設け、先端
が下方に屈曲した突起状の押入部材17を支持フレーム
5Bにおいて係合金物10と別途に設けてもよい(この
場合、係合金物10に傾斜当接部10aを形成する必要
もなくなる。)。
【0075】図12は別のタイプの係合金物及び位置決
め金物等を示した側断面図である。上述した実施例で
は、位置決め金物9を側部2A側に、係合金物10を側
部2B側に設けたが、位置決め部材とセンタリング突起
部材の配置及び、当接押下部材と当接押入部材の配置
は、側部2A、2Bを反対にすることも可能である。例
えば図12に示すように、突起状の係合金物10Zを支
持フレーム5A側に、センタリング溝をもつ位置決め金
物9Xを支持フレーム5B側に設けてもよい。但しこの
場合、係合金物10Zは当接押下部材として機能し、従
って位置決め金物9Xに対して下方に押圧できる形状を
もたねばならないので、係合金物10Zは、その先端側
が上方に屈曲した形状になっている。
【0076】図13は別のタイプの引き寄せ装置を示し
た側面図である。上述した実施例で説明した引き寄せ装
置35に関し、図13に示すように、ナット30bの代
わりにテコレバー34を採用してもよい。このテコレバ
ー34は、バー材30に対して作用端34aが回動自在
に接続され、L字型に屈曲してできた角である支点34
bをアングル材31aに押しつけ自在となっており、か
つ支点34bが作用端34aを越えることにより、安定
保持される(トグル・クランプ)。このテコレバー34
を採用するとテコ力を利用してバー材30を引張ること
ができるので、人力により大重量の床装置1を引き寄せ
ることができる。
【0077】図14及び図15は緩衝材の配置を変更し
た別のタイプの床装置を示した図である。上述した実施
例では緩衝材7は支持脚材6の下に配置されているが、
緩衝材の配置位置はこれに限らない。例えば図14に示
すように、支持脚材6の下から緩衝材7を外し、支持フ
レーム5と床板本体20の間に緩衝材7を設置すること
もできる。或いは図15に示すように、緩衝材7を支持
フレーム5の上に設置し、該緩衝材7上に根太鋼8を支
持し、該根太鋼8上に床板本体20を支持するようにし
てもよい。これらの場合には、緩衝材7にかかる荷重が
床板本体20(或いは床板本体20と根太鋼8)分しか
無いので減衰時間を短縮でき効果的である。
【0078】また図14及び図15では、床装置の支持
フレーム5等に上述した実施例で説明したような接続用
載置部5bが形成されておらず、従って互いに接続した
床装置間では一方の床板本体20が他方の床部材2に載
置されるような構造をとらない。(勿論このような接続
用載置部が無い構成は、緩衝材7が支持脚材6の下に設
置される場合にも採用可能である。)これにより床部材
の構造が簡単になり、床装置の製作がより簡単になる。
【0079】図16は別のタイプの引き寄せ装置を示し
た側面図、図17は図16におけるIII 矢視図、図18
は図17に示す引き寄せ装置を採用する場合において支
持脚材の設置位置を変更したタイプを示した図である。
上述した実施例では引き寄せ装置35のバー材30はア
ングル材31a、31b等を介して支持フレーム5A、
5B等に支持されていたが、別の例として図16及び図
17に示すように、支持フレーム5A、5Bに直角に設
けられていた支持フレーム5の代わりに、底部が支持フ
レーム5A、5Bの底部よりも下方に延びた形の支持フ
レーム5’を設けておき、この支持フレーム5’にバー
材30を支持させるようにしてもよい。具体的には、角
パイプ状の支持フレーム5’の両端は支持フレーム5
A、5Bの横内側に隣接しており、支持フレーム5’の
両端には厚手の板状の蓋5h、5hが設けられている。
バー材30はこれら蓋5h、5hを貫通し、従って支持
フレーム5’の中を貫通した形で支持されている。な
お、ナット30bは支持フレーム5A側の蓋5hの外側
に配置されている。また別の位置の支持フレーム5’
(例えば図16の紙面左側で示す支持フレーム5’)の
うち支持フレーム5A側の蓋5hには上述した実施例で
説明したアングル材33の係合穴33aに相当する係合
穴5iが設けられており、バー材30の先端の係合部材
30cはこの係合穴5iを介して別の床装置1の支持フ
レーム5’における蓋5hに係合自在となっている。こ
のような構成にすると、バー材30の引張により床部材
2に作用する押付力は支持フレーム5’によりその長手
方向で受けることになる。従って上述した例のようなL
字型板状のアングル材に比べてはるかに大きな押付力に
耐え得るようになっており、大きな押付力で引き寄せが
必要な大重量の床装置に対して好都合である。なお、図
17に示すように、支持脚材6は効果的に荷重を支持す
るため支持フレーム5’と整合した位置に設置すること
が好ましい。従ってこの場合にはバー材30の設置位置
を支持フレーム5’の中央から横にずらして支持脚材6
との干渉を避けている。また別の例として図18に示す
ように、バー材30の設置位置は支持フレーム5’の中
央にし、支持脚材6を支持フレーム5’の位置より横側
に少しずらしてもよい。
【0080】図19及び図20は引き寄せボルト等によ
り床装置を締結した状態で別の例を示した側面図であ
る。上述した金物9、10のように、くさび型の切欠き
9b等を利用して位置決めを行うと、切欠き9bや係合
金物10のような溝と突起の間でのクリアランスによ
り、床装置1全体が横方向(図1の紙面上下方向)に僅
かにずれてしまうこともある(例えばプラス・マイナス
2mm程度のずれ)。通常はこの程度ずれても問題ない
が、床板本体20上に引かれた競技用のライン等が、例
えば設置方向奥・手前(図1の紙面左右方向)に接続さ
れる床板本体20、20間で僅かでもずれると問題にな
ることもある(各種競技の公式戦などで)。そこで、新
設の床装置1を横側(図1紙面上側)にある既設の床装
置1に対して位置決め締結する際に、既設の床装置1に
対する新設の床装置1の横方向(図1の紙面上下方向)
の位置を微調整し、上述したずれが生じないようにする
工夫が必要となる。上述した実施例では図10に示すよ
うに、新設の床装置1は横側にある既設の床装置1に対
して引き寄せボルト13等を介してぴったりと位置決め
締結されており微調整はできない。しかし図19に示す
例では、位置決め金物9とブラケット12との間に適宜
なスペーサ14を設置しており、このスペーサ14によ
って位置決め金物9とブラケット12との間の間隔を調
整し、新設の床装置1の横方向の位置を微調整できるよ
うになっている。また別の例として図20では、位置決
め金物9とブラケット12とが、床装置1、1の位置決
め締結後にも余裕をもって離れるように配置されてお
り、これらの間には両端に逆方向のねじが切られた引き
寄せボルト15が設けられている。引き寄せボルト15
の一端と位置決め金物9はナット15a、15aにより
固定自在になっており、引き寄せボルト15の他端とブ
ラケット12はナット15b、15bにより固定自在に
なっている。つまりこれら引き寄せボルト15とナット
15a、15bの位置を調整することにより位置決め金
物9とブラケット12との間の間隔を調整して一方のナ
ットをロックナットとして固定し、新設の床装置1の横
方向の位置を微調整できるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による床装置の一例である複数の床装置
を原床に設置している様子を示した平面図である。
【図2】床装置の支持フレーム等を示した平面図であ
る。
【図3】互いに接続しようとしている床装置の接続箇所
付近を示した側断面図である。
【図4】図3におけるI矢視図である。
【図5】互いに接続された床装置の接続箇所付近を示し
た側断面図である。
【図6】図5におけるII矢視図である。
【図7】互いに係合しようとしている位置決め金物及び
係合金物を示した斜視図である。
【図8】床装置の引き寄せ装置を示した側面図である。
【図9】引き寄せ装置の斜視図である。
【図10】引き寄せボルトにより床装置を締結した状態
を示す側断面図である。
【図11】別のタイプの係合金物等を示した斜視図であ
る。
【図12】別のタイプの係合金物及び位置決め金物等を
示した側断面図である。
【図13】別のタイプの引き寄せ装置を示した側面図で
ある。
【図14】緩衝材の配置を変更した別のタイプの床装置
を示した図である。
【図15】緩衝材の配置を変更した別のタイプの床装置
を示した図である。
【図16】別のタイプの引き寄せ装置を示した側面図で
ある。
【図17】図16におけるIII 矢視図である。
【図18】図17に示す引き寄せ装置を採用する場合に
おいて支持脚材の設置位置を変更したタイプを示した図
である。
【図19】引き寄せボルト等により床装置を締結した状
態で別の例を示した側面図である。
【図20】引き寄せボルト等により床装置を締結した状
態で別の例を示した側面図である。
【符号の説明】 1 床装置 2 床部材 2A 第1の側部(側部) 2B 第2の側部(側部) 5 支持フレーム 5a 床板本体載置部(載置部) 5b 接続用載置部 6 支持部材(支持脚材) 7 支持部材(緩衝材) 9 位置決め部材、当接押下部材(位置決め金物) 9X 位置決め部材、当接押入部材(位置決め金物) 9b、9x センタリング凹部(切欠き) 10、10X、10Y センタリング突起部材、当接
押入部材(係合金物) 10a、10x、10y 傾斜当接部 10Z センタリング突起部材、当接押下部材(係合金
物) 16 当接押下部材(押下部材) 17 当接押入部材(押入部材) 20 床板本体 20a、20b 接続端面(端面) 25 上層床 30 バー材 30b バー材引張手段(ナット) 30c 既設床装置係合手段(係合部材) 31a バー材引張手段(アングル材) 34 バー材引張手段(テコレバー) 34a 作用端 35 押付締結手段(引き寄せ装置) 50 原床

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床板本体を有する床部材と、該床部材を
    原床上に支持自在な支持部材とを備えた床装置であっ
    て、 複数の前記床装置を水平方向に互いに接続することによ
    り、これら複数の床装置の複数の前記床板本体で、連続
    一体となった上層床を形成するように使用する床装置に
    おいて、 前記床部材の第1の側部に複数の位置決め部材を、該第
    1の側部に沿って所定の設置間隔で設け、 前記各位置決め部材にセンタリング凹部を設け、 前記床部材の前記第1の側部と背向する第2の側部に複
    数のセンタリング突起部材を、該第2の側部に沿って前
    記所定の設置間隔で設けて構成した、 ことを特徴とする床装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の位置決め部材と前記複数のセ
    ンタリング突起部材とは位相がずれた形で配置されてい
    る、 ことを特徴とする請求項1記載の床装置。
  3. 【請求項3】 前記各センタリング凹部はくさび型の溝
    である、 ことを特徴とする請求項1記載の床装置。
  4. 【請求項4】 前記センタリング突起部材は、前記セン
    タリング凹部と係合自在な板状部材である、 ことを特徴とする請求項3記載の床装置。
  5. 【請求項5】 前記センタリング突起部材は先端に向か
    って幅が狭くなった部材である、 ことを特徴とする請求項1記載の床装置。
  6. 【請求項6】 前記床部材は前記床板本体を支持する支
    持フレームを有し、 前記支持フレームは、前記床板本体を載置した床板本体
    載置部を有し、 前記床板本体載置部には、前記第1又は第2の側部にお
    いて、該側部に沿った形で前記床板本体が載置されてい
    ない接続用載置部が形成されている、 ことを特徴とする請求項1記載の床装置。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2の側部のうち前記接続
    用載置部を形成した側の側部に当接押下部材を設けると
    共に、他方の側部に当接押入部材を設けた、 ことを特徴とする請求項6記載の床装置。
  8. 【請求項8】 前記当接押入部材には傾斜当接部が、該
    当接押入部材の押入方向に斜め上方を向いた形で設けら
    れている、 ことを特徴とする請求項7記載の床装置。
  9. 【請求項9】 前記当接押下部材と前記当接押入部材の
    うち、一方は前記位置決め部材を兼用し、他方は前記セ
    ンタリング突起部材を兼用している、 ことを特徴とする請求項7記載の床装置。
  10. 【請求項10】 前記センタリング突起部材を兼用して
    いる前記当接押入部材は、鉛直方向に屈曲した棒状部材
    である、 ことを特徴とする請求項9記載の床装置。
  11. 【請求項11】 前記床板本体の前記第1及び第2の側
    部における縁端には、互いに平行な形で上下方向に傾斜
    した接続端面が形成されており、 前記接続端面のうち前記接続用載置部が形成された側の
    接続端面は下向きに形成されている、 ことを特徴とする請求項6記載の床装置。
  12. 【請求項12】 前記床部材には、新設の前記床装置を
    既設の床装置に対して押付締結するための押付締結手段
    が設けられている、 ことを特徴とする請求項1記載の床装置。
  13. 【請求項13】 前記押付締結手段は、前記床部材に、
    前記第1の側部と前記第2の側部の間に懸け渡された形
    で設けられたバー材を有し、 前記バー材のうち、一端側に既設床装置係合手段を設
    け、前記バー材の他端側と前記床部材との間に該バー材
    を引張自在なバー材引張手段を設けた、 ことを特徴とする請求項12記載の床装置。
  14. 【請求項14】 前記バー材引張手段は前記バー材に螺
    嵌されたナットを有する、 ことを特徴とする請求項13記載の床装置。
  15. 【請求項15】 前記バー材引張手段は前記バー材に対
    して作用端を接続した形で設けられたテコレバーを有す
    る、 ことを特徴とする請求項13記載の床装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011077971A1 (ja) * 2009-12-25 2011-06-30 三菱重工業株式会社 空気調和機

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WO2011077971A1 (ja) * 2009-12-25 2011-06-30 三菱重工業株式会社 空気調和機
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