JP2000072741A - ハロゲン化合物の製造方法 - Google Patents

ハロゲン化合物の製造方法

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JP2000072741A JP10259275A JP25927598A JP2000072741A JP 2000072741 A JP2000072741 A JP 2000072741A JP 10259275 A JP10259275 A JP 10259275A JP 25927598 A JP25927598 A JP 25927598A JP 2000072741 A JP2000072741 A JP 2000072741A
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Takayuki Suzuki
隆行 鈴木
Katsunori Kato
勝徳 加藤
Toshiki Shimizu
敏樹 清水
Yasuyuki Sato
康之 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ハロゲン化反応において分解を伴わず取り扱い
が容易で、しかも環境影響の少ない有機溶媒を用いたヒ
ドロキシ化合物のハロゲン化方法を提供する。 【解決手段】分子構造中に一般式(1)で表される基を
少なくとも1個以上有する化合物とハロゲン化剤とを、
一般式(2)で表される有機溶媒中で反応させることを
特徴とする、分子構造中に一般式(3)で表される基を
少なくとも1個以上有するハロゲン化合物の製造方法で
ある。 一般式(1) −SOCRCROH (式中、R、R、R及びRは互いに独立に水素
原子又は1価の置換基を表す。) 一般式(2) ROCOOR (式中、R及びRは互いに独立にアルキル基を表
す。) 一般式(3) −SOCRCRX (式中、R、R、R及びRは互いに独立に水素
原子又は1価の置換基を表し、Xはハロゲン原子を表
す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハロゲン化合物の
製造方法に関し、詳しくは、安定で環境影響の少ない有
機溶媒を用い、ヒドロキシ化合物をハロゲン化する方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】これまでに開示されているヒドロキシ化
合物のハロゲン化方法としては、塩化チオニル等のハロ
ゲン化剤中で直接ハロゲン化する方法(特開昭53−5
7257号)がある。但し、この方法では、過剰のハロ
ゲン化剤分解時に大量の酸性ガスが発生するために、そ
の処理に大きな環境負荷がかかるという問題点があっ
た。そこでハロゲン化剤の使用料を減少させるために有
機溶媒を用いる方法が検討された。特開昭50−513
16号、同61−128240号、同53−41221
号には、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド又はク
ロロホルムなどの有機溶媒中でハロゲン化剤と反応させ
る方法が開示されている。しかしこれらの方法では、有
機溶媒がハロゲン化の際に分解する、好ましくない着色
を引き起こす、反応が十分に進行せず収率が低い、有機
溶媒自体が環境影響の大きい化合物である等の問題点が
残っており、その改良が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
の一つはハロゲン化反応において分解を伴わず取り扱い
が容易で、しかも環境影響の少ない有機溶媒を用いたヒ
ドロキシ化合物のハロゲン化方法を提供することにあ
る。本発明の別の目的は、副生成物の発生もなく、高収
率で低コスト及び反応後の処理を容易にした製造方法を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる目
的を達成すべく鋭意研究を行った結果、ヒドロキシ化合
物をハロゲン化する際に炭酸ジエステル化合物を溶媒に
用いることにより、優れた結果が得られ、前記課題を解
決しうることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】即ち、本発明は 1.分子構造中に一般式(1)で表される基を少なくと
も1個以上有する化合物とハロゲン化剤とを、一般式
(2)で表される有機溶媒中で反応させることを特徴と
する、分子構造中に一般式(3)で表される基を少なく
とも1個以上有するハロゲン化合物の製造方法、
【0006】一般式(1) −SOCRCR
OH (式中、R、R、R及びRは互いに独立に水素
原子又は1価の置換基を表す。) 一般式(2) ROCOOR (式中、R及びRは互いに独立にアルキル基を表
す。) 一般式(3) −SOCRCRX (式中、R、R、R及びRは互いに独立に水素
原子又は1価の置換基を表し、Xはハロゲン原子を表
す。)
【0007】2.一般式(1)及び(3)中のR、R
、R及びRが水素原子である前記1に記載のハロ
ゲン化合物の製造方法、
【0008】3.一般式(4)で表される化合物とハロ
ゲン化剤とを、一般式(2)で表される有機溶媒中で反
応させることを特徴とする、一般式(5)で表されるハ
ロゲン化合物の製造方法、 一般式(4) L(−SOCHCHOH)n (式中、Lはn価の基を表し、nは2〜4の整数を表
す。) 一般式(5) L(−SOCHCHX)n (式中、Xはハロゲン原子を表す。Lはn価の基を表
し、nは2〜4の整数を表す。)
【0009】4.有機溶媒が炭酸ジメチル又は炭酸ジエ
チルである前記1、2又は3に記載のハロゲン化合物の
製造方法、
【0010】5.ハロゲン化剤が塩化チオニル又は塩化
ホスホリルである前記1、2、3又は4に記載のハロゲ
ン化合物の製造方法、の各々によって達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に詳細に説明す
る。
【0012】本発明は分子構造中に前記一般式(1)で
表される基を少なくとも1個以上有する化合物をハロゲ
ン化することが特徴であるが、一般式(1)で表される
基を含有する母体となるべき分子構造としては、例え
ば、脂肪族化合物、芳香族化合物又は複素環化合物から
構成される残基又はこれらの化合物とヘテロ原子との組
み合わせてによって構成される種々の残基等、任意のも
のを挙げることができる。
【0013】一般式(1)の式中、R、R、R
びRは互いに独立に水素原子又は1価の置換基を表す
が、1価の置換基としてはアルキル基、アラルキル基、
アルコキシ基、アリール基、ヘテロ環基、アリールカル
ボニル基、アシル基、アルキルアミノ基、アリールアミ
ノ基、アシルアミノ基、アリールオキシ基等であり、そ
れらの基は更に置換されていても良い。
【0014】一般式(3)の式中、Xはハロゲン原子を
表すが、好ましくは塩素原子又は臭素原子である。
【0015】一般式(2)で表されるR、Rは互い
に独立したアルキル基を表すが、好ましくは炭素数1〜
4のアルキル基である。特に好ましくはメチル基又はエ
チル基である。
【0016】一般式(4)及び(5)で表されるLはn
価の基を表すが、例えばアルキレン基、アリーレン基又
はこれらの基と、−O−、−N(R)−、−CO−、
−SO−、−SO−、−SO−、−SO
(R)−、−COO−、−CON(R)−、−N
(R)CON(R)−、−N(R)CO−で表
される結合を1つ或いは複数組み合わせることにより形
成されるn価の基である。Rは水素原子、又は1〜1
5個の炭素原子を有するアルキル基又はアラルキル基を
表す。又−N(R)−、−SON(R)−、−C
ON(R)−、−N(R)CO−を2つ以上含む
場合、それらのR同士が結合して環を形成しても良
い。更にLは置換基を有しても良く、置換基としてはヒ
ドロキシ基、アルコキシ基、カルバモイル基、スルファ
モイル基、アルキル基、アリール基等が挙げられる。一
般式(5)で表される化合物の具体例を以下に例示する
が、これらに限定されるものではない。
【0017】
【化1】
【0018】
【化2】
【0019】
【化3】
【0020】
【化4】
【0021】
【化5】
【0022】使用されるハロゲン化剤としては、例えば
塩化チオニル、塩化ホスホリル、塩素、塩化スルフリ
ル、三塩化リン、五塩化リン、臭化チオニル、臭素等を
挙げることができ、好ましくは塩化チオニル、塩化ホス
ホリルである。使用されるハロゲン化剤の使用量として
は、式(1)の化合物の一般式(1)で表わされるヒド
ロキシ基1モルに対して0.7〜2モル当量であり、
0.8〜1.2モル当量が好ましい。
【0023】この反応は塩基の存在下で行われてもよ
い。使用される塩基としてはトリメチルアミン、トリエ
チルアミン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエ
チルアニリン、ピリジン等のアミン類、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム等の無機塩基が
挙げられる。使用される塩基の使用量は一般式(1)で
表わされるヒドロキシ基1モルに対して0.001〜
1.5モル当量であり、0.1〜1.1モル当量が好ま
しい。
【0024】使用される有機溶媒の使用量は、ヒドロキ
シ化合物1gに対して、0.5〜100ミリリットルの
範囲になる量であり、特に1〜20ミリリットルの範囲
になる量が好ましい。
【0025】反応温度は、使用する有機溶媒の沸点まで
の温度であればよいが、10〜100℃の範囲が好まし
い。
【0026】反応後の処理は、通常の洗浄操作、分離操
作を組み合わせて行うことができ、例えば反応液に有機
溶媒を添加し、水洗などにより酸又は塩基を除いた後
に、溶媒抽出、減圧濃縮により組成物が得られる。更に
精製が必要な場合には、目的化合物の性質に合わせて、
再結晶、カラムクロマトグラフィー等の精製処理を行う
ことができる。
【0027】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0028】実施例1 1,3−ビス(β−クロロエチルスルホニル)−2−プ
ロパノールの合成(例示化合物5−16) 1,3−ビス(β−ヒドロキシエチルスルホニル)−2
−プロパノール276gを炭酸ジメチル360mlに加
え、10℃以下に冷却した後、塩化チオニル262gを
10℃以下に保ちながら加えた。更にピリジン23.7
gを10℃以下に保ちながら加えた。60℃まで昇温
し、同温で4時間攪拌した。冷却後、抽出、水洗、濃縮
後、メタノールで再結晶することにより1,3−ビス
(β−クロロエチルスルホニル)−2−プロパノール2
66.2g(収率85%)を得た。化学構造はNMR及
びMassスペクトルにより確認した。
【0029】実施例2 1,3−ビス(β−クロロエチルスルホニル)ベンゼン
の合成(例示化合物5−20) 1,3−ビス(β−ヒドロキシエチルスルホニル)ベン
ゼン29.4gを炭酸ジメチル60mlに加え、10℃
以下に冷却した後、塩化ホスホリル33.7gを10℃
以下に保ちながら加えた。更にピリジン2.4gを10
℃以下に保ちながら加え、実施例1と同様に反応させ、
得られた固体を再結晶することにより1,3−ビス(β
−クロロエチルスルホニル)ベンゼン27.2g(収率
82%)を得た。化学構造はNMR及びMassスペク
トルにより確認した。
【0030】実施例3 エチレンビス(β−クロロエチルスルホニル)アセトア
ミドの合成(例示化合物5−10) エチレンビス(β−ヒドロキシエチルスルホニル)アセ
トアミド36.0gを炭酸ジエチル110mlに加え、
10℃以下に冷却した後、塩化チオニル26.2gを1
0℃以下に保ちながら加えた。更にピリジン2.4gを
10℃以下に保ちながら加え、実施例1と同様に反応さ
せ、得られた固体を再結晶することによりエチレンビス
(β−クロロエチルスルホニル)アセトアミド31.8
g(収率80%)を得た。化学構造はNMR及びMas
sスペクトルにより確認した。
【0031】実施例4 ビス(β−クロロエチルスルホニル)メタンの合成(例
示化合物5−1) ビス(β−ヒドロキシエチルスルホニル)メタン23.
2gを炭酸ジメチル90mlに加え、10℃以下に冷却
した後、臭化チオニル45.7gを10℃以下に保ちな
がら加えた。更にピリジン2.4gを10℃以下に保ち
ながら加え、実施例1と同様に反応させ、得られた固体
を再結晶することによりビス(β−ブロモエチルスルホ
ニル)メタン26.9g(収率75%)を得た。化学構
造はNMR及びMassスペクトルにより確認した。
【0032】実施例5 1,1,1−トリス(β−クロロエチルスルホニルメチ
ル)プロパンの合成(例示化合物5−28) 1,1,1−トリス(β−ヒドロキシエチルスルホニル
メチル)プロパン41.1gを炭酸ジメチル200ml
に加え、10℃以下に冷却した後、塩化チオニル39.
3gを10℃以下に保ちながら加えた。更にピリジン
3.5gを10℃以下に保ちながら加え、実施例1と同
様に反応させ、得られた固体を再結晶することにより
1,1,1−トリス(β−クロロエチルスルホニルメチ
ル)プロパン35.9g(収率77%)を得た。化学構
造はNMR及びMassスペクトルにより確認した。
【0033】実施例6 テトラキス(β−クロロエチルスルホニルメチル)メタ
ンの合成(例示化合物5−40) テトラキス(β−ヒドロキシエチルスルホニルメチル)
メタン50.4gを炭酸ジメチル150mlに加え、1
0℃以下に冷却した後、塩化チオニル52.3gを10
℃以下に保ちながら加えた。更にピリジン4.7gを1
0℃以下に保ちながら加え、実施例1と同様に反応さ
せ、得られた固体を再結晶することによりテトラキス
(β−クロロエチルスルホニルメチル)メタン49.2
g(収率85%)を得た。化学構造はNMR及びMas
sスペクトルにより確認した。
【0034】実施例7 N,N′−ビス(β−クロロエチルスルホニルアセチ
ル)ピペラジンの合成(例示化合物5−23) N,N′−ビス(β−ヒドロキシエチルスルホニルアセ
チル)ピペラジン38.6gを炭酸ジメチル120ml
に加え、10℃以下に冷却した後、塩化チオニル26.
2gを10℃以下に保ちながら加えた。更にピリジン
2.4gを10℃以下を保ちながら加え、実施例1と同
様に反応させ、得られた固体を再結晶することにより
N,N′−ビス(β−クロロエチルスルホニルアセチ
ル)ピペラジン32.6g(収率77%)を得た。化学
構造はNMR及びMassスペクトルにより確認した。
【0035】比較例1 1,3−ビス(β−クロロエチルスルホニル)−2−プ
ロパノールの合成(例示化合物5−16) 1,3−ビス(β−ヒドロキシエチルスルホニル)−2
−プロパノール27.6gに塩化チオニル52.3gを
加え10℃以下に冷却した。次に、ピリジン2.4gを
10℃以下に保ちながら加えたが、酸性ガスが多量に発
生した。30℃で1時間攪拌後、50℃まで昇温した。
50℃で4時間攪拌した後、反応液にメタノールを加え
て過剰の塩化チオニルを処理したが、激しい発熱と酸性
ガスの発生があった。析出した結晶を再結晶し、1,3
−ビス(β−クロロエチルスルホニル)−2−プロパノ
ール18.8g(収率60%)を得た。化学構造はNM
R及びMassスペクトルにより確認した。
【0036】比較例2 1,3−ビス(β−クロロエチルスルホニル)−2−プ
ロパノールの合成(例示化合物5−16) 1,3−ビス(β−ヒドロキシエチルスルホニル)−2
−プロパノール27.6gにアセトニトリル80mlに
加え、10℃以下に冷却した後、塩化チオニル26.2
gを10℃以下に保ちながら加えた。更にピリジン2.
4gを10℃以下に保ちながら加えた。60℃まで昇温
し、同温で4時間攪拌した。この際、茶褐色の着色を生
じた。冷却後、抽出、水洗、濃縮後、再結晶することに
より1,3−ビス(β−クロロエチルスルホニル)−2
−プロパノール16.3g(収率52%)を得た。化学
構造はNMR及びMassスペクトルにより確認した。
【0037】
【発明の効果】本発明はヒドロキシ化合物のハロゲン化
反応において安定で、更に環境影響が少ない有機溶媒を
用いるものであり、しかもそれによって副生成物の発生
もなく、高収率で目的物が得られ、又反応後の処理を容
易にする効果を奏する。したがって本発明の方法は、ヒ
ドロキシ化合物のハロゲン化反応において極めて有用で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07C 317/14 C07C 317/14 317/24 317/24 317/28 317/28 317/44 317/44 C07D 251/04 C07D 251/04 295/10 295/10 A 295/18 295/18 A Z 295/22 295/22 Z (72)発明者 清水 敏樹 静岡県磐田郡浅羽町大野6909−9 株式会 社コニカケミカル静岡事業所内 (72)発明者 佐藤 康之 静岡県磐田郡浅羽町大野6909−9 株式会 社コニカケミカル静岡事業所内 Fターム(参考) 4H006 AA02 AC30 BB17 BE51 BE54 TA02 TB33 TB54

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分子構造中に一般式(1)で表される基を
    少なくとも1個以上有する化合物とハロゲン化剤とを、
    一般式(2)で表される有機溶媒中で反応させることを
    特徴とする、分子構造中に一般式(3)で表される基を
    少なくとも1個以上有するハロゲン化合物の製造方法。 一般式(1) −SOCRCROH (式中、R、R、R及びRは互いに独立に水素
    原子又は1価の置換基を表す。) 一般式(2) ROCOOR (式中、R及びRは互いに独立にアルキル基を表
    す。) 一般式(3) −SOCRCRX (式中、R、R、R及びRは互いに独立に水素
    原子又は1価の置換基を表し、Xはハロゲン原子を表
    す。)
  2. 【請求項2】一般式(1)及び(3)中のR、R
    及びRが水素原子である請求項1に記載のハロゲ
    ン化合物の製造方法。
  3. 【請求項3】一般式(4)で表される化合物とハロゲン
    化剤とを、一般式(2)で表される有機溶媒中で反応さ
    せることを特徴とする、一般式(5)で表されるハロゲ
    ン化合物の製造方法。 一般式(4) L(−SOCHCHOH)n (式中、Lはn価の基を表し、nは2〜4の整数を表
    す。) 一般式(5) L(−SOCHCHX)n (式中、Xはハロゲン原子を表す。Lはn価の基を表
    し、nは2〜4の整数を表す。)
  4. 【請求項4】有機溶媒が炭酸ジメチル又は炭酸ジエチル
    である請求項1、2又は3に記載のハロゲン化合物の製
    造方法。
  5. 【請求項5】ハロゲン化剤が塩化チオニル又は塩化ホス
    ホリルである請求項1、2、3又は4に記載のハロゲン
    化合物の製造方法。
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